TOP > ブローバイオイル還元システム


やっぱりっつーか、なんつーかー、溜まっちゃいますね。
溜まっちゃったら出すしかないでしょう。普通。

と、言うことで、キャッチタンクに溜まったオイルを、自動でエンジンへ戻る様にしてあげましょう。


■加工

キャッチタンクのレベルゲージ下部ジョイントを交換して、キャッチタンクに溜まったオイルをエンジンに戻すようにします。

★タンク側加工(オイル排出)
クスコキャッチタンクに付いている、レベルゲージ下側 “Lジョイント” を “Tジョイント” に交換します。
排出に使用するホースは外径φ6mmのホースです。(バーキンの油圧計に使われていた物)


画像左が、元々キャッチタンク下側に付いていたレベルゲージ用の“Lジョイント”です。
それを画像右の“Tジョイント”に交換します。


こんな感じです。(レベルゲージ下側のTジョイント)
ここから溜まったオイルが排出されます。
レベルゲージは、万が一排出ホースが詰まってオイルが溜まってしまった時の為に、その機能を残しました。

★エンジン側加工(オイル戻し)
キャッチタンクから出たオイルを自然にエンジンへ戻す為、キャッチタンク底よりも低い場所(エンジン側)に、オイル戻し口を、設けなくてはいけません。

適当なところがないかエンジンを探したところ、有りました。有りました。
場所は “機械式燃料ポンプ跡” です。

私のセブンは、電磁式ポンプを使用しているので、ここはメクラ蓋が取り付けてあります。
そのメクラ蓋に、ネジ穴(PT1/8)を空け、ジョイントを取り付けてオイル戻し口にしようと閃きました。


メクラ板を外し穴の中を覗くと、直ぐ上にブローバイ・オイルセパレーターの穴が...


機械式燃ポンのメクラ蓋にPT1/8ネジ(下穴φ8.2)を追加工します。(赤矢印)
右隣にあるのは、自作したガスケットです。


ホース取り出し口をメクラ蓋に付け、エンジンに取り付けました。
キャッチタンクに溜まったオイルが、ここに戻ります。

★キャッチタンクステー設計変更
よりスムーズにオイルを排出させるため、キャッチタンクを40mm程上に取付直します。
その為、
オイルキャッチタンクで製作したステーを再加工します。


ロウ付けを一度剥がし、40mm上げる為のパネルを3.0mm厚のステンレスから製作し、ロウ付けしなおしました。

■完成

キャッチタンクステーをリベットで車体へ固定し、タンクを載せます。
キャッチタンク取付高さが上がったため、耐圧ホース(水道用)の長さが足りなくなってしまったので、長く作り直しました。


殆ど変わり映えしないですね。


キャッチタンク下部から来たホースは、この様にエンジン側(燃ポンメクラ蓋)へ導かれています。

■試運転

当初、戻し側から逆流してこないだろうか?と心配しましたが、その様なことは無い様です。

また、逆流が有ったとしても、その先はキャッチタンクですので、気にすることはないですね。
燃ポンメクラ蓋(戻し口)の直ぐ側に、オイルセパレーターの大きな出口があるので、ブローバイは、そちらへ多く排出されると考えます。

サーキット走行などで、高回転を多用する場合、オイル排出量よりも、キャッチタンクへ流れ込むオイル量の方が勝ってしまう場合等は、タンクにオイルが溜まってしまうかも知れません。
タンクに出口が無いよりはマシってな感じかな?

走った限りでは一般道では先ず大丈夫な様です。

とにもかくにも、“オイルが溜まった” → “キャッチタンク取り外し” → "オイル排出” の手間が省けるのが、とても良いです。


■すぺしゃるさんくす

ジョイントなど配管部品を惜しげもなく恵んでくれた、Mさん(愛知軟弱隊バーキン乗り)には心から感謝致します。

この場を借りて、お礼を申します。
ありがとうございました。


って、こんなに貰ったんだけど...使ったの2つだけよ。
ど〜すんのよ。

TOP > ブローバイオイル還元システム