雄勝復興輪太鼓誕生

支えてもらえると感謝の気持ちが生まれる。
その感謝の気持ちをなんかの形で返せないか。
地域を元気にすることはできないか。
雄勝に伝わる雄勝太鼓を全校生徒で行うことを考えた。



51人分全員分の古タイヤにビニールテープを貼る。
バチは百円ショップの麺棒。
土台は、用務員さんの手作り。



子供達は、はまっていった。
太鼓のみが唯一自分たちのもの。




夏休みはすべて学校で勉強。
太鼓の練習。
手に豆を作って練習。



学生ボランティアも本気。


地域の人に披露したときは涙を流して聞いてくれた。

地域の人と共に魅力的な学校を作っていこうと考え動いた。

子供達の夢や希望を奪いたくない。
しかし、周りの状況は厳しいものだった。



毎日が大変な分、修学旅行を大切にした。
思い出は、残したかった。



東京駅で雄勝太鼓の演奏ができないかと考えた。
最終的には、京都まで行った。
5泊6日の修学旅行。



活動はどんどんと広がり、最後はドイツで演奏するまでに発展した。


詳細は著書を参考に・・・

たくましく生きよ!〜輝け!復興輪太鼓石巻・雄勝中の挑戦〜(ワニプラス)
佐藤淳一