2006年3月12日・2 日曜日
毎年恒例の3月・逆川掃除のご報告

2006.3.12 日曜日 午前9時から 逆川掃除を行いました。小雨パラつく生憎の天気でしたが、逆川掃除を始めて以来最高の 150名の方々が参加していただけました。

今回は、竹鼻中学校のグランド下の暗渠から上の一宮-大垣線に架っている「平和橋」から川上150メートルの「中央橋」地点までの掃除をしました。この地区は今まで ひろりん村としても蓮見橋より上流は掃除したことが無く、2006.2.2に下見の上、管理者の羽島用水の方とご相談して、掃除地区を決めさせていただきました。ここの地区もゴミの量が予想できず、しかも、今回は川の縁に歩行可能な土手がありませんのでゴミは一旦、舟に乗せ、指定の場所に運びました。川の中からの陸揚げは、丸高建設のクレーン車を稼動していただきましたので大変スムースにしごとが進みました。また、羽島用水の方々がクレーン釣下げ用大型ゴミ回収袋を用意していただけたため、舟から直接堤防上に引き上げ引き上げるのに効率よく出来ました。ゴミの分別は陸揚げしてから行いました。手作業が多くなりましたが、中島中学・竹鼻中学合わせて60名の生徒さんたちにより、ことのほかスムースに作業が速く終わりました。 今回は、今までの川掃除に比べて、図らずも多くの方がたのご協力を得る事が出来ました。

予想通り、初めての場所からはビニール袋はほとんど出ませんでしたが自転車3台、ビニール生活用品、金属等、大量に出ました。山田組の新型ゴミ収集バケット車に一杯(約4立米=4トンぐらいか?)ゴミが引き上げられました。

参加されましたグループの内、中島・竹鼻両中学校が校長先生を始め60名余名。竹鼻小学校も5名親子で参加していただけました。このほか。腰まであるゴム長靴を日興テキスタイルより寄贈され、円空彫刻でおなじみの山田勝美さんは木造船を操船し、川底のゴミを引っ掛ける熊手をさらに6本増やしていただけました。

このほかに参加していただいた方々をご紹介します。
@岐阜県地域振興局環境課4名にボランティア協会の方・16名
A羽島市役所関係・生活環境課の方々・計 12名
B羽島用水 水土里ネットの方 8名+舟一艘+クレーン釣下げ用大型ゴミ回収袋+ゴミ袋
C農林水産省・東海農政局の方 12名
D羽島市・丸高建設  12名+クレーン車+舟一艘
Eゴミ回収--山田組の方 4名+新型ゴミ回収バケット車
F昭和町公民館でのひろりん村炊事応援スタッフ 8名
G市民参加の方 6名ほど
H中島中学校 37名
I竹鼻中学校 23名
Jひろりんスタッフ 12名
(参加団体名・人数などに誤記がありましたら、ひろりん村までお知らせ下さい)

だんだん逆川もきれいになって来て居ます。「水の輪・人の輪」が次第に広がって来ていることを実感しています。
有難うございました。

掃除の模様を写真でご紹介します。


羽島市・丸高建設 クレーン車は今回の川掃除では大活躍しました。

小雨降る逆川

逆川管理の羽島用水の水土里ネツトの幟

羽島用水が用意さりれたクレーン釣下げ用大型ゴミ回収袋・大活躍
(羽島用水の岩田課長)

羽島用水が用意さりれたクレーン釣下げ用大型ゴミ回収袋とボート

羽島市・丸高建設 が用意されたゴミ分別用のゴミ集積シート

中島中学校の校長先生と竹鼻中学の先生

ひろりん村・田中さんの逆川掃除の作業説明。

作業説明を聞く中学生のみなさん

羽島用水の代表・岩田課長の挨拶。逆川は羽島用水の管轄です。

説明も終り、「いざ出陣!!」

竹鼻中学校東門。竹中のグランド下は逆川の暗渠になっています。

一宮-大垣線に勢揃いした中島・竹鼻両中学生の皆さん。

竹中のグランド下の逆川の暗渠入り口・ゴミが引っかかっています。

川掃除にスタート。熊手で引っ掛けたゴミを舟の中へ。

みるみる内にゴミが舟に溜まって行きます。土手が高いため、いきなりゴミを陸揚げ出来ないのです

羽島用水のもう一本の幟旗。ひろりん村は水土里ネットに協賛しています。

テレビ報道陣も取材に来ておられました。

自転車がゴミに絡まって出てきました。こうなると重くて引き上げられません。

用水の落ち口は深くて危険です。

アッチでもコツチでもゴミは大量に出てきます。

陣頭指揮をする羽島用水の岩田課長。

今回は雨の中の作業でした。(昨年は雪の降る寒い日でした)

クレーン釣下げ用大型ゴミ回収袋はどんどんゴミを収納します。便利な代物。

自転車も「エイヤッ!!」川の中での作業は大変です。川底は汚泥でヌルヌルしています。

クレーン釣下げ用大型ゴミ回収袋が満杯になると、丸高建設のクレーン車の出番。

丸高建設のクレーン車では軽々とゴミ集積場に持ち上げ、袋のお尻
のフックに引っ掛けて持ち上げると、ドッドッとゴミが出てきます。

ドッドッと出てきたゴミはありとあらゆる種類の物が出て来て、分別が大変です。

クレーン釣下げ用大型ゴミ回収袋がはちきれんばかり・・・
人力ではとても持ち上がるものではありません。

クレーン釣下げ用大型ゴミ回収袋は又舟に戻されます。

ドッドッと出てきたゴミの収納作業。中学の先生が袋詰めの御手本を示されます。

始めは臭くて汚いゴミにしり込みの竹鼻中学生。慣れてきたら大変良くゴミ収納作業をしました。

自転車は3台と子ども自転車も出てきました。

ひろりん村で用意したゴミネット。ゴルフ・ネツトを二重にした手作りです。

分別作業をする中学生。始めは臭くて、汚くて手を出しづらいのですが、
匂いに慣れてきたら一生懸命、袋詰めをした中学生の皆さん。


ゴミは小さいゴミ収納袋に入れて、運びやすいようにします。200袋以上が出来ました。

逆川では、さらにゴミ拾いが続いています。川の中の作業は合計54名の方たち
が参加しました。

こちらは、第一ゴミ集積場のゴミ分別収納作業を終わった中島中学校の生徒さんたち。
雨の中、良く頑張りました。

中島中学校の生徒さんたちによって綺麗に片付けられた第一ゴミ集積場。

今回、クレーン車やボートや12名もの社員を出していただけた丸高建設の高木会長。

ゴミ収集に大活躍の「昭和の木造舟」 緑のネットは木造舟専用。ひろりん村特製です。

ボートは丸高建設にも出していただけました。この舟も大活躍でした。

この地区の逆川は歩くところが堤防上しか無く、舟に集めて引き上げる
方式しか無いので、舟とクレーン車が必需品でした。

こちらは、ただの見物だけではなく、ゴミが上ってくるのを待っておられるところです。

ゴミが上がれば、又忙しくなります。

クレーン車で持ち上げられているゴミ袋。雨に濡れながら中学生は頑張りました。

ゴミ袋とクレーンを操作されているのは丸高建設の方々です。

頼もしいクレーン車。この車のお陰で、当初予定していた、梯子での手送り
作業が無くなり、大助かりでした。感謝。感謝。

竹中のグランド下の逆川の暗渠入り口。この橋は「平和橋」の欄干にある「逆川」の河川名板。

竹中のグランド下の逆川の暗渠入り口・ゴミは羽島用水の方々が取り除き作業をされました。

羽島用水の方々の人数が多いため、瞬く間に引っかかっていたゴミを取り除かれました。

綺麗になった暗渠入り口。

暗渠入り口にたまっていたゴミを運ぶ羽島用水の方々。

取っても取ってもゴミはまだまだ川底から出てきます。

逆川掃除に参加した竹鼻中学校の生徒の皆さんと先生方と白木義春羽島市長(左端) 二人ほど顔が隠れていて残念!!

手の足も顔も泥んこ。良く働きました!!

中島中学校 37名の逆川掃除で活躍した人達。ご苦労様でした。

荷揚げを終わった舟洗い。ご苦労様でした。

荷揚げ作業に大活躍したクレーン車。まだこれからトラックへの荷積み作業が残っています。

丸高建設の舟もクレーンで吊り上げられました。

こちらは山田組の車台が降りてくる新型バケット車。

荷積み作業も低いのでウーンと楽になりました。去年までは積み上げる時、汚泥水を
頭から被ったりしました。

荷揚げが終わって竹鼻中学校の生徒さんが受け持った第2荷揚げ場もすっきりしました。
後はヘドロでべったり・黒々しています。油も混ざっているみたいでした。

山田組のアーム付きバケット車。今期新登場。

荷物にはシートをかけて引き上げられました。

山田さんの木造舟もクレーンで引き上げられました。

皆さんの協力でスッカリ綺麗になった逆川。

ゴミ集積場のシートも綺麗にポンプを使って手際よく洗つて収納されました。(全部丸高建設手持ち)感謝。

逆川掃除に参加されたの羽島市役所関係の皆さん。

逆川掃除に参加された農林水産省・東海農政局の皆さん。川の中での作業ご苦労様でした。

昭和町公民館の二階で慰労の昼食を食べる中学生の皆さん。

昭和町公民館の一階でお昼のヒロリン豚汁を用意しました。

豚汁を食べて体を温められる掃除参加者の皆さん。

良く働いたのでおなかも空きます。

2階では『逆川掃除の歴史』を上映しました。

ご馳走様でした。

毎年、縁の下の力持ち・豚汁を用意していただく方々。

用意した豚汁もひろりん村で手作りした「お米」のご飯も美味しいのでお代わり
も出て、スタツフは大忙しでした。100名余の食事つくりは本当に大変です。

逆川掃除に参加された方々に「ひろりんタワシ」を手渡すスタッフ。

ひろりん村長・河本さんも御礼のご挨拶。ホント皆さんご苦労様でした。