毎年恒例の3月 第2 日曜日・ 2005.3.13
逆川掃除のご報告

2005.3.13 日曜日 午前9時から 逆川掃除を行いました。雪もちらつく寒い日でしたが、逆川掃除を始めて以来最高の 115名の方がたが参加していただけました。

今回は、八劍神社東隣の竹鼻お不動さんに架っている「不動橋」から川下250メートルの地点から掃除をしました。この地区は今まで ひろりん村として、企画案には上っていましたが、ゴミの量が予想できず、懸案の地域でした。今回、図らずも多くの方がたのご協力を得る事が出来ましたので、思い切って企画しました。

予想通り、初めての場所からはビニール袋や長いニット織布、丸太、自転車数台、ビニール生活用品、ドラム缶等、ことに不動橋の辺りから大量に出ました。ゴミを上げる場所がなく、掃除を始めた川下に「荷揚げ場所」を設定しましたが、足場が悪く、皆さん泥まみれになって、荷上げ作業を行われました。

お蔭様で、車に一杯(約4立米=4トンぐらいか?)ゴミが引き上げられました。

参加されましたグループの内、中島中学校が校長先生を始め30名余、竹鼻中学校からも3名、竹鼻小学校も15名親子で参加していただけました。生徒達は川の中で胸まであるゴム長を履いて、経験したことも無い川底のゴミ上げをしました。狭くてツルツルすべる土手では、拾い上げられたゴミを土嚢袋に女子生徒や子ども達と一緒に参加されたお父さんお母さん達も泥まみれになって詰める経験をされました。大変な量でしたので、用意した土嚢袋250枚の内残りは15枚程でした。

今年も、羽島用水の方がたが大勢参加され、ボートを出していただけたので、川上で集まったゴミ袋や川底に埋もれていた丸太材 約20本を円空彫りで活躍しておられる三柳の山田勝美さんの川舟と一緒になって何往復も運ぶのに活躍しました。羽島JCの方たちも今年も、たくさん参加していただけました。だんだん、逆川掃除の「輪」が広がってきて、こんなにうれしい事は在りません。

このほかに参加していただいた方々をご紹介します。
@岐阜県地域振興局環境課4名にボランティア協会の方・16名---計 20名
A羽島市役所・生活環境課2名と羽島ボランティア協会の方・8名--計 10名
B羽島用水 水土里ネットの方 8名
C東海農政局の方 10名
D羽島農協の方 2名
Eゴミ回収--山田組の方 4名
F昭和町公民館 炊事スタッフ 8名
G市民参加の方 10名ほど
(参加団体名・人数などに誤記がありましたら、ひろりん村までお知らせ下さい)

だんだん逆川もきれいになって来て居ます。大きな真鯉が群れを成して泳いでいましたことをお伝えいたします。

掃除の模様を写真でご紹介します。


9時ごろから昭和町公民館に集まりました。

ひろりん村長から挨拶。

遠くは岐阜・三田洞や垂井から駆けつけていただけました。

中島中の生徒さん

続々と自転車で駆けつけてくれる中島中の生徒さん

溝ざらえの道具を配布。

岐阜ボランティアのメンバーの人たち

一般参加の市民の皆さん
掃除の手はずを聞く中島中の生徒さん
いざ!!現場に出発

掃除の現場は逆川の不動橋川下250m

ゴミ袋の運搬に力を発揮する川舟(船頭は山田さん)

梅の花も咲いてのどかなところです

経験者から川に入ります。深さ40cmほど

右岸からも川に入ります

約45名が川の中に入りました

初めての人は勝手が分かりません

115名は壮観です
 土手ではゴミの上げられるのを待ちます
ゴミの中心はビニール袋。真っ黒になっています

どんなゴミが出てくるのか興味津々

引き上げられたゴミを袋に詰めるのは、臭くて重くて大変です

川の中のヘドロは真っ黒です

土手の上は堤防ですから、上まで上げるのはとっても重い

今年は川の中に入っていた方達が力のある人たちで大勢で凄いパワーを発揮されました

大勢の人たちに引き上げられる川底のゴミ

長くて黒いのはニットの織物です

何が引っかかるのか手探りです。時には大物も

歩くたびに川底のヘドロが舞い上がり墨汁のようです(人の周りの黒いところ)

臭くても頑張ってゴミすくいをされました

時には丸太が上がります

土手の人と川の中の人との共同作業

人の数だけ、ドンドン進みます

少年もゴミ掬いの初体験

事務局の田中さん。現場責任者です

土手からも川ざらえを経験している少年

子ども達に同行のお母さん方も御手伝い

羽島用水のメンバーは舟も用意されました

ゴミを上げるところはこの箇所しかありません

約1時間後、掃除行程の中頃にさしかかりました

不動橋から見た掃除をする人たち

この橋の付近は桜見物で市民に親しまれています

次第に川掃除の人たちが不動橋に近づいてきます

不動橋の橋脚はゴミが引っかかっていました

最後の難関の橋脚のゴミを取り除きました

橋脚のところには子ども自転車が捨てられていました。中学生が引き上げました

掃除に参加してくれた中島中の生徒さんたち。とっても皆さん頑張ってくれました

小中学生とは10時50分に上がり、集合場所で昼食です

大人たちだけで残りの掃除をしました

ゴミ袋は小舟に満載

大人の自転車も出てきました。呆然

橋のたもとはゴミの山

取っても取っても出てきます

ドラム缶も出てきました

ゴミの中心 買い物袋は一時よりは減りました

橋の下だけで40袋以上ゴミが出ました

橋の下手はすくってもすくってもゴミが出てきます

若い青年も参加

青年の言葉『ココまで川が汚されているとは知らなかった・・・』

上げる人も詰める人も やや疲れ気味

川を復活させるには多くの人たちの研究と清掃作業が必要です

風邪を押して参加した山田さん

船には丸太材がたくさん積まれました

大量のゴミを橋の下から引き上げました

ようやく目途が付いてホッとする羽島用水の方達

疲れたからだで 荷揚げをする人たち

最後の荷を運ぶ山田さんと川舟

山田組の方達もトラックに積み込むのは大変です

羽島用水の「水土里ネット」の旗

自転車は運び上げるのに大変です

どろどろに汚れた羽島用水のボート

最後に厄介な丸太を運び上げました

トラックは満杯の4立米

足元がきれいになった不動橋。少しはスッキリしたかな?

昭和町公民館でご苦労様の気持ちを トン汁とご飯で ひろりん村のスタッフが用意しました

トン汁はとっても美味しかったです

食事を用意していただいたスタッフ
の皆様ご苦労様でした

食事は100人分。大変な量です。縁の下の力持ちの方がた

「ご苦労様」の気持ちを込めて「ひろりんたわし」をお渡ししました
おしまい

参加の皆様、
ご苦労様でした