登場人物

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   安倍 晴明(あべ はるあき)

 

 この物語の主人公。市民団体「左上位」メンバー・安倍益材の息子。様々な超能力を持つ。日本が陰陽説によって呪縛されていることに気付き、そのメカニズムの解明、政治・社会の諸問題解決のために立ち上がった。

 

   慈円田 笛美(じえんだ ふえみ)

 

 安倍晴明の彼女。父のことで悩み続ける晴明を気の毒に思い、励ます傍ら、日本の民主主義を歪める陰陽説思考を分析。晴明とともに問題解決の糸口を探っていく。

 

   蘆屋 道満(あしや どうまん)

 

 市民団体「左上位」リーダー。チンドン屋の格好をして街頭および学校、公共機関等に出没。陰陽説を信奉しており、その思考回路に基づいて政治問題を考察しようとする。マスコミに賞賛される傍らで、民衆には評判が悪い。

 

   津宵 恩奈(つよい おんな)

 

 「左上位」メンバー。当初、蘆屋道満と行動を共にするが、社会の風向きの変化を感じ、「右上位」に寝返りをする。

 

   安倍 益材(あべ ますき)

 

 「左上位」メンバー。安倍晴明の父親。左上位の勢力拡大に息子を利用しようと企む。しかし、やがて左上位の論理に疑問を感じるようになり、左上位を離脱。自ら新しい団体を創設する。

 

   刻下 大一(こっか だいいち)

 

 「右上位」リーダー。バブル崩壊に伴い、長い冬眠から目覚める。左上位のプロパガンダにより無力化した日本社会に愕然とする。競争原理などを持ち出し、国民を煽り立てようとする。

 

   ユナイテッド ステイツ

 

 米ニューズタイム誌編集長。左上位の滑稽な論理につけこみ、アメリカの価値観を絶対視させようと企む。

 

   陰 陽師(オン ミョウジ)

 

 中国屈指の歴史文化研究家。陰陽説を専門とする。陰陽説の発展と衰退から、陰陽説上の日中韓の政治的位置づけまで、様々な視点から研究を続けている。