(5)藤を守る会 藤の玄孫(やしゃご)
相互の幹・締め合い解放作業と
玄孫(やしゃご)枝きり活動紹介-(平成15年)2003.6.15〜8.24
平成15.8.24・・・ 平成15年6月15日、藤の本体を再生するため、四方から絡まっている藤の幹のうち、細い幹のものを切断し、天井の空気の流通をよくする作業をしました。盛夏中は毎日、朝・夕に散水しました。四方から伸びた藤の枝葉、絡まりあって空が見えないくらい、錯綜していました。この混み合いを矯正するのが今年の狙いです。根蒸れ防止対策も施しました。平成15年は開花期は竹鼻祭りにピッタリ合いましたが、沢山の花房を落とさずにいましたので、例年と同じく、矢張り50cmぐらいまでしか伸びませんでした。これは、反省点です。

1.撮影・平成15年8月24日 枝切り作業後、幹本体周辺が明るく、陽が差し込むようになりました。

2.枝切り作業前(平成15年6月)鬱蒼と生茂り、根元は薄暗いほど、枝が密に込み過ぎていました。

3.枝が密に込み過ぎている状態。棚の上。

4.切断直後から、切断面が離れ始めました。いかにきつく巻きついていたかがわかります。

5.切断直後から、切断面が離れて来た状態。ものの数分。

6.幹を切る前に下草刈りもしました。

7.幹にのこぎりが食いついたりもしました。

8. 6月15日、今年は、藤の本体を再生するため、四方から絡まっている藤の幹のうち、細い幹のものを切断し、
天井の空気の流通をよくする作業をしました。

9.切るのは出来るだけ幹の根元で切りました。

10.全体を見渡してバランスを考えます。

11.皆さん早朝から駆けつけていただけました。

12.どの幹を切るのか慎重に検討しました。中には腐ったり、シロアリの入った幹の藤もありました。

13.幹を切る前にどの幹を切るのか検討してから切りました。

14.8月24日後から植えられた「玄孫」藤が3本〜4本巻きついて、
互いに生存競争を競っていたかが分かります。
15.巻きついていた幹を切った一週間後。

16.四方から伸びた藤の枝葉、絡まりあって空が見えないくらい、錯綜していました。
この混み合いを矯正するのが今年の狙いです。

17.幹切り作業に当たった「フジを守る会」のメンバー(左下・堀 与一会長)

18.平成15年8月24日 まだ遠くから見ると、結構枝が生い茂って、込み合っています。
19. 大谷派別院・門柱

20.別院正門と後ろ別院 もんを入ってすぐ左に、三尺藤があります。