『資金調達』について 

 模擬株式会社設立にかかわって、まず、組織作りをした。販売を行うために、どんな仕事が必要かを考えたり、家の人に聞いてきたりした。社長、副社長は決まっていたのだが、製造部長、宣伝部長,ポスター課や予約販売課など12個の係が決まった。組織作りによって、子どもたちは自分の役割を自覚し、目標に向かってすべきことを具体的に考えながら取り組もうという意欲をもつことがでた。
 会社名は、「木田和菓子ハッピー会社」に決まった。自分たちの和菓子を食べて、みんなが幸せな気持ちになってくれたらいいなという願いを込めて名付けられた。
 次に、販売個数と値段を決めた。昨年度、数が多かったので売るのが大変だったという話を子どもたちは6年生から聞いていたので、慎重に検討していった。
 「白うさぎ」は300円で150個、粉雪は200円で250個にした。値段は、安藤さんと相談し下げれるだけ下げれるようにお願いした。また、個数は最初どちらも150個ずつだったのだが、予約を取っていくと当日販売が少なくなってしまうことが判明した。個数の引き上げについても、社長自ら安藤さんに交渉しに行った。保護者の方や先生方から出資を募り、出資金を集めていった。




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