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ケアンズ市街
名古屋空港20:10発 カンタス航空QF50便で日本を後にし、約5900km離れたケアンズには予定通りの4:15着(現地時間)。日本との時差がわずかに1時間しかないとところが嬉しい。空港ロビーで旅行代理店トレードウィンズの現地スタッフと合流し、6日間お世話になるアウトリガーホテルへ向った。空港からホテルまでは車で15分という近さ。
ケアンズは人口約10万人、こじんまりとした緑溢れる町。公園やホテルの庭、道路脇には多種様々な野鳥がエサをついばんでいる。バードウォッチングが趣味の人は、これだけで満足してしまうかも。ホテルのすぐそばでワライカワセミが大きな声で鳴いたりもする。
日本車が走り回り、観光客だけでなく、レストランや土産物店で働く日本人も多いため案外「外国へ来ている」という違和感が少ない。日本食レストランもあり、NHKのニュースがTVに流れ、ジャンプやマガジンなどのマンガや、日本の新聞が置いてある店もある。治安については日本の大都会よりも遥かに安全だと聞いた。
食事はステーキやシーフードが主体になる。折角、オーストラリアへ行ったのだから試しに食べてみたいのが、ワニやカンガルー、エミューの肉。ウハウハ言うほど美味しい物ではないけれど話題にはなる。また、マクドナルドもあるし、中華、インド、地中海料理専門レストランもあった。味は、どれもこれも首をかしげる物が多く、私の口に合わない物が多かった。是非とも醤油をこっそりと持ち込んで使いたい。
ちなみにオーストラリアは小麦の主産地とだけあってパンはとにかく旨い。スーパーで購入した袋詰めのお徳用パンも味は馬鹿に出来ない。
以前は気がつかなかったのだが、街角にはインターネットが利用できるとの看板が随分並ぶようになった。オースラリアでもインターネットの普及が甚だしいようだ。日本語対応するブラウザやメールソフトは少ないが、旅行代理店の店先にはご丁寧に「日本語対応」と明記された看板があったりする。シドニー空港では、ジュークボックス型の端末機が設置されており、$2で10分間使う事ができる。('99.11)
私たちの目的は釣りだったので、いわゆる観光地巡りやツアーには全く興味は無かったが、ホテルのロビーには目が回る程の観光パンフレットがある。急流を下るラフティング、バンジージャンプ、熱気球、熱帯雨林のジャングルを4WDで駆け巡るアウトドアツアー、グレートバリアリーフでのダイビングやクルージング、ワニやコアラがいる動物園など様々。
唯一、遊んだといえばホテルから送迎車で15分程度の所にある射撃場での実弾射撃体験。生まれて初めて銃を手にした人間がマグナム44をぶっ放すという無謀さ。22口径、38口径、ライフルも撃ったが、とにかくマグナムは凄い。火を吹く銃口、撃った時の衝撃で手は痛い。ヘッドホンをしていても耳がギンギン痛むくらいの炸裂音には心臓が縮みあがった。
釣師なら、必ず行っておきたい現地の釣り道具店。ホテルから歩いて行ける釣り道具店はケアンズ駅近くに1件と、警察署前にボロボロの中古販売店が1件。その他、市内商店街にあるアウトドアショップの片隅に1コーナーがあった。
取り扱っているルアーはカラーがトロピカルなオーストラリア製のハンドメイドミノー、インビンシブル、ボーマーロングA、ラパラが主体。日本で売っているようなバス用のルアー(トップウォーター、クランクベイト、バイブレーション、スピナーベイトなど)はまず販売していない。ヘドンなんて極・極少数しか置いてありません。お土産にはオーストラリア製のハンドメイドミノーが最適。日本にはまず無いような刺激的なカラーが沢山ある。
中古販売店には少し前までオールド・アンバサダーの類が沢山あったようだが日本人が買い占めていったらしい。店構えもボロボロだが、取り扱っている商品も随分ボロボロであった。この店にはスピニングリールの糸付きスプールがワゴンに山ほど無造作に積まれていたので、古いリールの替えスプールを探している人には涙が止まらないだろう。
友人へのお土産は色々迷うものだが、所持金が少なければスーパーに行って現地のお菓子を購入するのが良いと思う。特に人気なのが「TIMTAM」。チョコレートコーティングしてあるビスケットなのだが旨いんですよ。ちょっとガザばるけど、まとめて20個ぐらい買っても安い安い。
お金に余裕がある人は大橋巨泉氏のOKショップへどうぞ。値段は高いがしっかりとしたオーストラリアンメイドの物を売っている。怪しげな店で買うと、折角のお土産が韓国、中国製の物だったりするので注意が必要だ。('99.11)
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