
擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>2006年4月
天気:晴れ 水温:17.8℃ pH:不明
釣果:0匹
ゴールデンウィークがスタートしているので、何処に行っても釣り人が多い。のんびりしていると、竿を振る場所がなくなってしまうかもしれないので、晩飯を早めに食べて釣り場に向った。ポイントに立ち、10分程竿を振ったが魚っ気を感じられない。時合はもっと後なので、暫く竿を置きルアーとタックルチェックを兼ねて休憩する。
1時間程経った後にキャストを再開。予定ではベイトが動き回るハズなのだが、いつまで待っても魚っ気が出てこない。少し風が吹き波っ気が出てくればチャンスもあるだろうが、水面は滑らかなまま。リトリーブをしている最中にキョロキョロ周囲を見渡しても、魚が起こす波紋はない。潮が変わって暫く経った時、久しぶりに使ったアムニス1に生物感。本命のスズキなのか、それ以外の魚なのかは判らないまま時間が流れ納竿。これでスズキの釣果は6連勝でストップした。
2006/4/29 県西部地区の某河川
天気:曇り 水温:16.0℃ pH:不明
釣果:0〜1匹(スズキ)
晩飯を食べてからの釣行。釣り場に到着したが時合はまだ先の感じ。キャストをしてみたが魚っ気が感じられず、暫く休憩し潮変わりを待つことにした。そろそろ頃合いかと思いキャストを開始するとT.Mさんが登場。彼も時合を心得ているようで丁度良い時間に釣り場へやってきた。実績のあるルアーを次々と試し反応を伺う。ボディの2ヶ所が折れているヨレヨレ(愛称:オレオレ)に交換し、流れを感じながらスローに引いてくるとコツリとバイト。
フッキングには至らなかったのでタイダルに交換し、キャストをすると先程よりも明確なバイトがあった。魚がいる場所が絞り込めたので神経を集中しピンポイントへキャスト。5分もしない内に力強いアタックがルアーにあった。ヒット直後に水面が割れ、激しくファイト。出来るだけ場を荒らさないようにしたかったが、その後何度も水面で暴れて抵抗。徐々に間合いを詰めて一気に岸へ引きずり上げる。魚は70cm後半はありそうなゴツイ顔つきをしていたが、メジャーをあてがうと68cmだった。
次の魚を求めてキャストを続けたが思いは叶わず、T.Mさんは場所を移動。私はその場に残ってキャストを続け、タイダルで2バイトとったが魚の顔を見る事はできなかった。真夜中過ぎ、T.Mさんと合流。彼は何度かコイらしい魚を引っ掛けたようだが、本命をキャッチするまでには至らなかった模様。30分程、竿を振ったが全く反応がなかったので納竿となった。
2006/4/28 県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:17.0℃ pH:不明
釣果:0〜1匹(スズキ)
このところ4連勝。おかげさまで、釣行すれば1〜2匹スズキを手にする事が出来る。一晩中やって1匹しか釣れないような状況なので、決して釣果に恵まれているわけではないが魚の顔を見られるのは嬉しい事だ。今宵も1匹を確実に釣ろうと釣り場に足を運ぶ。先ずはバス釣りで使われるラッキー13を試した。密かにヘドンのルアーをスズキ釣りも使おうとアレコレ試している最中であり、飛距離を確保できて表層を攻められるルアーを物色中。ラッキー13の飛距離はマズマズなのだが釣れる気はしなかったので、暫く投げてボックスの奥底にしまった。
間もなくT.Mさんが登場しキャストを開始。始めは魚っ気がなかったのだが、徐々に周囲でベイトが動き出した。狙っているポイントでもベイトが追い掛けられ始めたので、これはチャンスと2人ともキャストに熱がこもる。しかし、次々とルアーを撃ち込んだがノーバイト。私達は余りにも一生懸命になるあまり、ボイル直撃を繰り返していたので魚にプレッシャーを掛けてしまったようだ。
いつしか魚っ気はなくなり、諦めムードが漂う。T.Mさんは車に乗り込んで移動。私はそのまま残ってキャストを続ける。小1時間程経った頃、タイダルにコツッとバイト。しかし空振りに終わった。真夜中、T.Mさんとアルフ君が竿を振る場所に移動。様子を聞くが芳しくないとの事。2人は納竿したが、私は折角来たのでもう少し竿を振ることにした。アルフ君が車に乗り込みベッドライトが点灯したのをチラリと見た瞬間、ヨレヨレにガツッとバイト。ヒットした瞬間に小さいと判ったが、貴重な1匹なので慎重に引き寄せる。キャッチしたのは40cm。追加を期待しキャストを重ねたが2度目のチャンスは訪れず納竿となった。
2006/4/27 県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:15.0℃ pH:不明
釣果:0〜2匹(スズキ)
TVニュースで知ったのだが、今日は富士山で雪が降って積もったとのこと。このところ朝夕の気温が低く、お茶の収穫時期が少し遅れ気味だし、水温の上がり方も鈍い様子。魚のサイズもイマイチでパッとしない状況の中、このままシーズンオフになるのか、これから盛り上がってくるのか判断が難しいところだ。ともあれ、晩飯を食べてからスズキ狙いで今宵も釣行した。
釣り場に立って5分も経たない内にタイダルで63cmをキャッチ。釣れる時なんて案外こんなもんで、スズキは簡単に釣れてしまう。今宵は釣りまくってやるぞと気合いを入れたが後が続かない。持参したルアーをアレコレ試したが反応がないので、最も実績の高いルアーであるコモモをセットしキャスト&リトリーブを繰り返す。1匹釣ってから1時間半が経過した時にゴツッとヒット。明らかに先程の魚より大きく激しく抵抗したが、針掛かりの位置が悪かったのかファイト中にフックオフ。残念ながら魚を手にすることは出来なかった。
ポイントを少し休ませようと10分程休憩を取る。ルアーをブーツに交換しキャストを再開すると直ぐに結果が出た。明確な魚信が手元に伝わったので良型かと思いきや、引き寄せて来る時の抵抗は弱い。あっという間に足元まで寄って来た魚は40cmだった。サイズダウンはしたが、今宵はこのエリアに魚が入っている様なのでじっくり腰を据えて狙い撃つ。その後、タイダルに1バイトあったがフッキングミス。粘りに粘ったが追加出来なかったので釣り場を移動する事にした。
アルフ君が竿を振る釣り場に到着。状況を聞くと30分程前に1匹バラしたとのこと。ロッドを新調してから随分経つが、未だスズキを手にしていない。しかし彼は着実に魚へ近づいている様子。ポイントの攻め方をアレコレとレクチャーしながら彼の近くで30分程、竿を振らせてもらい私は納竿。彼は居残りで真夜中過ぎまで頑張るそうだ。
2006/4/24 県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:16.5℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)
夕マヅメ狙いでの釣行。西からの爆風が吹き荒れる中、キャストを開始した。水面は荒れて波立っているが、流れと水位は丁度良く、いかにも釣れそうな気配が漂う。今回はロデオから始めて、コモモ、ヨレヨレ、ラスタリップレスとローテーションさせたがノーバイト。寵愛するタイダルを取り出し、キャストを開始すると数分も経たない内に答えが出た。バックリとルアーを咥えていたスズキは小振りな43cm。サイズに不満はあるものの、1匹は1匹。手早くリリースして、更なるサイズアップを狙ってキャストを再開した。
直ぐにガツッとアタリが手元に伝わってきたが、残念ながら魚ではなく根掛かり。このルアーは何としてでも回収したかったので、延々45分も掛けて無事に回収。当然、釣り場を荒らしてしまったので、次の場所へと移動した。2ヶ所目はモロに風を正面に受けるポイント。ここでは不運にも開始早々にタイダルを根掛かり。つい先程、45分も掛けて回収したルアーが再び引っ掛かるなんて、よほど神様は、このルアーを私から引き離したいようだ。歴戦の勇者であり、数々の思い出深いキズを持つルアーなので、諦めずに回収を試みて1時間が経過。これ以上、やっても見込みはなかったので、泣く泣くラインを切った。今宵はルアーをロストしたショックが大きく、早々と納竿した。
天気:雨後曇り 水温:13.5℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ、カメ、ナマズ、巨鯉)
朝7時半から、カッパを着込んで釣り場に立つ。コアユらしき魚がピチャピチャと岸際近くを跳ねており、これはチャンスだとキャストを開始した。タイダル、コモモと使ったが反応がなかったのでヨレヨレにチェンジ。大遠投してリトリーブを始めると、ゴミを引っ掛けたようなモワ〜とした感覚が伝わってきた。竿を立ててグイッと竿を煽りゴミを振り払おうとしたら、いきなり水面が割れてスズキがエラ洗い。サイズは目測で50cmぐらいと小さかったが、これにはガッカリ。ゴミとスズキを間違えるなんて、まだまだ修行が足りない。
魚はいる事が判ったので、ヒットしたエリアを中心に探りを入れる。しかし後が続かないためタイダルに交換し、少しずつ移動しながらキャストを重ねた。開始2時間、冷たい雨が徐々に激しくなり、体が冷え込んできた頃に待望のヒット。タイダルをガッチリと咥えていたのは43cmだった。2匹目を狙って、すぐさまキャストを再開。丁寧なリトリーブを繰り返したが、魚からの返事はなく午前11時前に一旦納竿した。
自宅に戻り昼食を摂って、再び釣り場に足を運んだ。そこで竿を振っていたはアルフ君。聞けば80cmUPの雷魚を釣ったとのこと。シーバスロッドを新調しても相変わらず、ナマズや雷魚しか釣れてないとハニカミながら近況報告をしていただいた。しかし、そもそも、ナマズや雷魚が釣れるような場所で竿を振る事に原因があるわけで、スズキが竿を曲げるまでの道のりは長そうだ。
準備が整いキャストを始めるとT.Mさんも登場。3人並んでキャストを始めた。午後の部で最初に使ったのは、お昼に買ってきたばかりのシードライブ。泳ぎは期待していた通りなのだが、「遠投が出来ず、釣行での出番は極めて低くなりそうだ」というのが第一印象。竿先にルアーをぶら下げて、カッパのファスナーを開閉している際、水面にあったシードライブにナマズが突然バイトした時はさすがに驚いたが、その後は1バイトすらなく、ボックスの奥底へ姿を消した。
T.MさんがTKLMで大きなミシシッピーアカミミガメをキャッチした後、私の操るバース130Fに巨鯉が引っ掛かった。運良く直ぐにフックが外れたが、ラインをブッチ切ってルアーを持ってかれたりしたら目も当てられない。延々ノーバイトが続く中、アルフ君がブルースコードでナマズをキャッチ。夕方になって参戦したSolid.Kさんが怪しげなスピナーで巨鯉をスレ掛かりでキャッチ。その後は誰の竿も曲がらず納竿となった。
天気:雨後曇り 水温:14.5℃ pH:不明
釣果:0〜1匹(スズキ)
本日1ヶ所目に考えていた釣り場に到着すると、noppoさんが準備をしていた。彼に会うのは昨年のぎじたまシーバスダービー以来の事だろうか。その時のお礼を兼ねて御挨拶をし、先に竿を振っているT.Mさんに電話を入れて様子を聞く。開始後それほど時間が経っていないようだが、このポイントは何人もが竿を振るような場所ではないため、そのまま車に乗り込み次の場所へ向った。
水位は高く、時合はまだ先のようだがウェーディングしてチャンスを伺う。水面に魚っ気は全く感じられず空しいキャストが続く。集中力が切れた頃にアルフ君が登場した。彼はロッドを新調したが未だナマズしか釣っておらず、「まだロッドに魂がこもっていません」と嘆く。高いお金を出してシーバスロッドを買っても、このままではナマズロッドに成り下がりそうだが、今宵は粘っていれば釣れる可能性が高いので一緒に竿を振ることを勧める。しかし、彼は体調不良で1時間もしない内にリタイヤ。心身ともに充実すれば、きっと念願のスズキをニューロッドでキャッチ出来る事だろう。
開始2時間が経過。「よくまぁ、飽きずに夜な夜な竿を振るなぁ」と我ながら感心している時に、ガツッとタイダルにヒット。しかし、フッキングには至らなかった。あまりに力強いアタリだったので、急いでルアーを回収するとフックには巨大な鯉の鱗が刺さっていた。私の周囲にはスズキではなく巨鯉がウロウロしているようで、その後もコモモにゴツッ、ブルンッとアタリがある。鯉が泳いでいるようでは本命には辿り着けそうにないのだが、じっと我慢して時合を待つ。
T.Mさんやnoppoさんは、魚を求めて放浪の旅に出掛けたようだが、今宵は何処へ行ってもアチコチで釣り人が竿を振っている様子。私は人ごみの中で竿を振るのは苦手なので、腰を据えてひたすら竿を振る。すると久しぶりにSolid.Kさんが登場し一緒に竿を振る。彼からは東京湾のボートシーバスを誘われたのだが、日程が合わずに断念。東京湾と言わず浜名湖でも良いので、是非一度、ボートシーバスを体験したいものだ。
真夜中近く、Solid.Kさんと並んで竿を振っていると、タイダルにブルルンとバイト。しかし、水中で首を振りルアーを振り払って逃げていった感じ。この感覚は明らかに鯉ではなく大本命君。これと同時にSolid.KさんのTKLMにもバイト。いよいよ待ちに待った時合の到来。指先に神経を集中し、次のチャンスを心待ちに丁寧に探るが反応はない。4時間半粘った挙げ句、待望のワンチャンスを逃してしまった。そこで気分転換に少し場所を移動。持参したルアーを一通り使い果し、最後に手にしたのがキテレツ系のブーツ。このルアーは余り私の好みではないのだが、僅か数回のキャストでゴツッとヒット。しっかりフッキングが決まり元気の良い50cmをキャッチした。すかさず2匹目を狙ってキャストを重ねたが不発。時計を見ると午前1時半を過ぎており、今宵はこれにて納竿とした。
天気:雨後曇り 水温:13.5℃ pH:不明
釣果:0匹
釣り場の駐車スペースに車を滑り込ませると、T.Mさんの愛車が既に止まっている。雨を避けながら準備をしていると、大きな車が入ってきた。車から下りてきたのは、昨年の「ぎじたまダービー」で優勝したワッチョさん。彼から優勝ルアーとなったシーケンシャルミノーの使い方と取扱い注意事項を伝授いただき、本日最初に使うルアーとしてスナップにセットした。因みにダービー終了後、巷ではこのルアーのプチ・ブームが起こり、時を同じくして釣り具店では特売企画を開催するなど、売り上げにも多少貢献したようだ。
先行していたT.Mさんの横に入らせていただき様子を聞くが、魚っ気は全くない模様。ワッチョさんは竿を振らずに、釣り友がいる別の場所へと移動。小一時間程、私とT.Mさんはキャストを重ねたが反応はなく、T.Mさんも場所を移動した。一人残った私は黙々とキャストを続ける。シーケンシャルミノーには反応がなかったので、コモモに続いてタイダルも投入。しかしこれも不発に終わり、ヨレヨレをドリフトさせ魚の反応を伺ってみる。
今宵はこのチョイスが大失敗。たちまち、ガツッと根掛かりしてルアーをロストした。気を取り直し、ジーンを結び直してキャストを再開。しかし、1投目で再び根掛かり。先程引っ掛かった場所とは違うストラクチャーのようだが、こちらも回収出来そうにない。大雨の影響で様々なゴミが流れ着き、底に溜まっているのだろう。何とか外そうと15分ほどジタバタあがいたが、その思いは天に通じなかった。
同じ立ち位置で竿を振っていれば、根掛かりの餌食になることは目に見えていたので、少し移動して歴戦のタイダルをキャスト。今度はミスキャストで絶対手が届かないような場所にルアーを引っ掛け、泣く泣くラインを切るハメに。僅か30分程の間に、3つもルアーを失い戦意喪失・意気消沈。このまま竿を振っていると、次々とルアーをロストしそうだったので、今宵はギブアップした。
2006/4/13 県西部地区の某河川
天気:雨後曇り 水温:13.5℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)
夕方から雨が降り始めたが無風状態。一昨日、まとまって降った雨の影響も薄らぎ、丁度良い濁り具合になっているだろうと考え釣り場に向った。1ヶ所目に考えていた釣り場は、水位が高く、ゴミが次々に流れてくる。キャストの度にフックへゴミが引っ掛かってくるので鬱陶しくて仕方がないのだが、魚はいるハズなので時間を掛けて丁寧に探る。久しぶりにボックスへ入れてきたシーケンシャルミノーからスタートし、実績のあるタイダル、ワンダー、ブーツへとローテーション。
ノーバイトのまま、いつの間にか1時間半が経過。「そろそろ帰ろうか」と思いつつヨレヨレに交換し大遠投。すると一発で魚が食ってきた。サイズは小さそうだったので、グイグイ引き寄せる。足元に横たわった魚は、一瞬ウグイと見間違えたほどスリムなスズキ(45cm)だった。2匹目を狙って暫くキャストを繰り返したが無反応。そこでコモモに交換すると2投目で食ってきた。しかし、水中で激しく首を振られフックオフ。1匹目よりサイズが大きそうだったので、これにはガッカリ。
後が続かないので、車を走らせ次の場所へ移動。しかし、ここは先行者がいたのでパス。再び車を走らせ、根掛かり覚悟の一発勝負に向った。流れの具合は丁度良いのだが魚っ気がない。少しずつ移動しながらキャストを繰り返すが、攻めるコースが悪いと水中に潜むカキ殻の餌食になるデンジャラス・ゾーン。何度かルアーロストの危機にあいながらも、その都度無事にルアーを回収したが、これ以上続けていると、いつかは悲しい思いをしそうだったので見切りを付けて納竿した。
天気:雨 水温:13.5℃ pH:不明
釣果:0〜1匹(スズキ)
MORIZO帝国を見ながら晩飯をのんびり食べて出撃。「今宵は雨が降っているので、釣り人はいないだろう」と高を括っていたが、釣り場にT.Mさんがいた。挨拶をしながら近づくと、足元近くから良型の魚が逃げ去る。「うおおぉ〜!?」と驚いていると、ホンの少し前に彼がTKLMで釣った魚(70cm)とのこと。「MORIZO帝国を見て笑っている場合じゃなかった」と深く反省し、横に入らせてもらいキャストを開始した。
開始10分、雑談をしながらキャストをしていると、T.Mさんの操るタイダルにヒット。ドラグが鳴り、竿が弓なりに曲がったが、直ぐにストラクチャーに化けてしまった。魚はいるようだったが、難攻不落のピンポイントにベッタリ付いているようで、ルアーロスト覚悟でキャストをしないと魚を掛ける事が出来ない。正にハイリスク・ハイリターンのピンポイントだ。彼は半ばルアーの回収を諦めていたが、幸運にも取り戻す事ができた。
別の場所に移動した彼のポジションを引継ぎ、ストラクチャー狙いのキャストを開始。しかし、数投もしない内に根掛かり。ルアーは400円でお釣がくる中国製ルアーだが、失うのもシャクなので粘りに粘って回収した。勿論これでポイントは潰れ、魚達は何処かに消え失せる。徐々に雨脚が強まる中、この場を諦めて車に乗り込み次の場所へ移動し勝負を掛けた。
一足先に納竿したT.Mさんに負けじとキャストを重ねたが、期待した2ヶ所目は水位が下がり過ぎて根掛かりの連発。危うく歴戦の勇者であるタイダルを失いそうになったので、この場から退散する事にした。3ヶ所目は流れのヨレがイイ感じだったのだが、30分程、キャストを丹念に繰り返してもノーバイト。次の場所に望みを掛けて移動したが、魚っ気が全くなくギブアップ。これで2夜連続ノーバイトでお手上げとなった。
天気:晴れ 水温:13.5℃ pH:不明
釣果:0〜1匹(ボラ)
前日は爆風が吹き荒れたが、今宵は無風状態。先行しているT.Mさんに電話を入れて様子を聞くが全く魚っ気がない様子。彼が既に攻めきった場所で30分程竿を振ったが反応がなかったので、車に乗り込み即座に場所を移動した。流れが緩慢で風も吹かないような時は、過去に何度も苦戦を強いられている。根掛かり覚悟でストラクチャー周りにルアーを送り込み、反応を伺うがコツリともアタリはない。
魚を探して移動を続けていたT.Mさんから、「ボラをスレ掛かりで釣って終了」とのメールが入った。1バイトも取れずに終了するのは辛いので、諦めずにキャストを重ねたが時間の浪費以外の何物でもなかつた。このまま続けていると翌日からの仕事に差し支えそうだったのでギブアップした。
2006/4/8 県西部地区の某河川
天気:曇り 水温:13.5℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)
中国大陸の黄土地帯で舞い上がった黄砂が、偏西風に乗って西日本一帯に降り注いでいる。辺り全体は黄色い霞が掛かったようになり、太陽が白熱灯のように輝いている。この様子は極地で見られる幻想的な白夜のよう。しかし、この黄砂と伴に実は様々な有害化学物質も一緒に飛んできており、こんな日は出来るだけ外出を控え家に篭っていた方が良いのだが、今日も懲りずに竿を振りに出掛けた。
街中でも強い風が吹いていたので、釣り場の具合も想像はしていたが、予想を遥かに上回る爆風が吹き荒れていた。その風の強さはタックルの準備も間々ならない程の凄さ。風向きを考えポジションを確保してキャストを開始したが、時折、強風に押されて前につんのめるほど。水面は白波が立ち、大荒れ状態だ。ルアーは風に乗ってブッ飛ぶが、その後がダメ。ラインが風に引っ張られ、まともなリトリーブが出来ないような状態が続く。ルアーを引くコースをコントロール出来ないため、狙うポイントにルアーが通るように自分が少しずつ移動しながらキャスト&リトリーブを繰り返した。
お気に入りのタイダルに反応がないため、コモモにチェンジ。風の影響を極力受けないように低弾道でキャストをし、超スローに引いているとゴツッとヒットした。すかさず巻き合わせをしてフックセット完了。魚は余り大きくなさそうなので、グイグイと足元まで引き寄せた。フッキングの様子を伺うと鼻先にチョコンと1本が外掛かりしているだけ。ガバガバと暴れる魚のタイミングを見計らって、ボガグリップで掴んで無事にキャッチした。釣り上げた魚は45cm。2本目を期待してキャストを繰り返したが後が続かず、爆風もおさまる気配もなかったので1時間半程で納竿となった。
天気:晴れ 水温:15.5℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)
晩飯を食べて一服してからの釣行。いつもの年より長期間楽しめる桜並木を横目で見ながら釣り場へ向った。最初に選んだルアーはウッド製のハンマー。強風の中では飛距離がかせげず使いにくいが、今宵は風が穏やかなので久しぶりに控えのボックスから一軍ボックスへ移してきた。ルアーをブン投げて、暫く流れに任せてドリフトさせた後にターン。この瞬間に食ってくる場合が多いので待ち構えていたが無反応。次のキャストに備え、岸際と平行にのんびりルアーを回収してくる際にゴツンとヒットした。岸際のドシャローでバシャバシャ暴れる魚を引きずり上げて一瞬のうちにキャッチ。魚は50cm位。フックを外そうとしたら魚が暴れた拍子に外れてナチュラルリリースとなった。
この魚とのファイト中にも近くで魚が大きな波紋を起こして逃げていった。どうやら岸際に集まっているベイトを狙って、スズキがシャローを意識している様子。開始僅か1投目で1匹釣り上げ、今宵は爆釣間違いなし。狙いを岸際に絞り、ハンマーを丁寧に引きまくる。しかし、反応がない。続いてタイダル、アスリート、ワンダー、ニョロニョロを次々に繰り出す。しかし、2度目のチャンスが訪れないまま1時間半が経過。気が付けばシャローに集まっていたベイト達の姿が消えていた。
粘っても無理っぽかったため、車に乗り込んで次の場所へ移動。流れの強いチャラ瀬でTKRP90を引きまくったが無反応。その後、水深のあるエリアでハンマーに交換しスローリトリーブを繰り返したが、これまた不発に終わった。今宵は取り敢えず1匹釣ったのでこれにて終了。勝負を明日に持ち越すことにした。
天気:曇り後雨 水温:14.5℃ pH:不明
釣果:0〜1匹(スズキ)
潮周りは良くないがストレス発散を目的に釣行した。釣り場に到着してびっくり。水位は予想以上に低く、流れもない。経験上、このような状況下で魚を上げた事はないのだが、折角来たので竿を振る。・・・いつの間にか1時間が経過。コツリともアタリはなく集中力が切れてきた頃、雨が降ってきた。パラパラと小雨が降るだけかと思いきや、結構まとまった雨になる。
こんな気象の変わり目に魚が動き出す事が多いため、めげずにキャストを続ける。しかし、持参したルアーをアレコレ試すが反応はない。再び集中力が途切れた頃、別の場所で竿を振っていたT.Mさんが登場。少しの間、雑談をして再び彼は放浪の旅に出る。一方、私はじっくり腰を据えてキャストを重ねた。
雨脚が強まる中、懸命に竿を振ったが結局1バイトすら取れずにギブアップ。これ以上粘ると翌日の仕事にも差し支えそうだったので、T.Mさんに敗北宣言メールを送る。すると・・・45cmを釣ったとの返信が即座に届いた。今宵は彼の熱意に脱帽。日を改めてリベンジすることにした。
天気:曇り 水温:不明 pH:不明
釣果:0匹
昨晩から雨は強い風を伴い激しさを増し、一日中、風雨が吹き荒れた。夜になり雨が上がって、風もおさまったので釣り具を車に積み込んで釣り場に向った。釣り場に到着してびっくり仰天。水位は高く、濁流が渦巻き、大量のゴミが流れている。こんな状況ではルアーを泳がす事すら困難に思えたので、とっとと退散し車を走らせ次の釣り場へ向った。
2ヶ所目もドロ濁りだったが、ゴミは浮いていなかったので試しに竿を出す。岸際には小魚が寄っているようなのでワンチャンスを狙って、レッドフィン、ブーツを投げまくる。小魚を狙ってスズキが岸際に潜んでいる可能性もあり、慎重にキャスト&リトリーブを繰り返したが反応はない。今宵は粘っても成果は上がりそうもなかったので、僅か1時間程度の釣行でギブアップした。
2006/4/1 県西部地区の某河川
天気:曇り 水温:12.0℃ pH:不明
釣果:0〜4匹(スズキ、ウグイ)
干満のタイミングと水位を考え、時間を調節して釣り場に向った。このエリアでは暫く魚が上がっていなかったので、他の釣り人とはバッティングすることはないと安心していたが、私が釣り場へ到着した時、釣り人がポイントへザブザブと激しい水飛沫を立てながら入水するのが見えた。先行者とは適当に距離を置いて竿を振り始めたが無反応。今宵はダメかと思っていたら、先行者が次々と魚(50〜80cm程度)を釣り上げ始めた。魚がいるのは本当にピンポイントで、そこへルアーが通らないと魚の顔は拝めない様子。「もう少し早く自宅を出発していれば、自分が釣りまくっていたかもしれない」と思うと残念無念だが、こればかりは致し方ない。
余りにも悔しいので、彼が去った直後にポイントへ入り、魚が入れ替わるのをひたすら待つことにした。途中からT.Mさんとアルフ君が合流。T.Mさんは既に50cm程度の魚をTKLMを使って1本上げたらしく、どことなく余裕が見られる。彼に負けてはならじと実績のあるタイダル、コモモ、ヨレヨレ、レッドフィン、そして青物やシイラ釣りで使うTKR130Hまで投げまくる。しかし、懸命にルアーを投げても全く反応はない。空しいキャストが延々と続き、気が付けば真夜中過ぎ。帰る前に今宵使っていなかったブーツを投げておこうと思い付いた。
キャスト&超スローリトリーブを始めた4投目に突然ガンッとルアーをひったくられた。フッキングの様子が判らなかったので、魚が暴れないよう慎重に対処する。ドラグを適度に効かせつつ、徐々に間合いを詰めて岸に引きずり上げた。銀色に輝く魚は72cm。サイズの割には体高があり、腹ボテのグラマラスなヤツだった。ギブアップして帰ろうと思っていた矢先の出来事。この魚は忍耐の末に釣った価値ある1匹となった。写真を撮ってリリースした直ぐ後に、T.Mさんが放浪の旅から戻って来た。様子を聞くとブルースコードで40cmUPウグイを仕留めたとのこと。
真夜中の1時過ぎ雨が降り始める。根掛かりしたレッドフィンを苦労して無事回収して、一足先に納竿したT.Mさんに続いて私も終了。時計を見ると午前2時近かった。こんな時間になっても新しいロッドを投入したアルフ君は帰る様子もなく、一人残って雨の中で竿を振る。彼の集中力に感心しながら帰途についた。
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