
擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>2006年6月
天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:1匹(ナマズ)
前日、セイゴの姿を見たので今宵こそ釣り上げようと再び同じ釣り場へ足を運んだ。足元近くを釣り歩く提灯釣りでは、SPS102SS-Tiとステラ3000の組み合わせは極めて使いにくかったので、今宵はトラウトプラッギングスピンGS-832Hとアンタレスver2に持ち替えてきた。セイゴのポイントへ真っ先に入ったのだが全く魚っ気がなく、あてが大きく外れてしまった。魚がいれば即座に反応する場所なので、何もなければ粘っても釣れない事が明白。直ぐに次のポイントへ移動したが、ドロドロの水が淀んでおりパス。汗をタラタラ流しながらトボトボと歩き、第3候補地へ移動しキャストを開始したが、ここでも淡い期待は簡単に砕け散った。
ラストチョイスで昨晩、ナマズを釣った場所へ移動し、ルアーを垂らして提灯釣りをする。モーグルジャークベイトとゾンクにバイトがあったがフッキンクミス。魚はいるようなのでアレコレとルアーを交換しアタリ針を探しているとビーフリーズに激しくバイトした。大暴れする魚を慎重に引き寄せライトで照らすと、昨晩釣ったものより一回り大きなナマズ(60cm)。2匹目を期待し竿を振り続けたが、場が荒れてしまったようで反応がなくなったので納竿した。
天気:晴れ 水温:25.5℃ pH:不明
釣果:1匹(ナマズ)
今日は昼飯にホテル・オークラのランチ&スウィーツバイキングで、貧乏人根性丸出しをして死ぬほど食った。おかげで夕方遅くになっても一向に腹が空かず、晩飯を食わずにタックル一式を車に詰め込み釣り場へ向った。今回は、前日に相棒Iからスズキを釣ったとの連絡が入り、ガイド役を頼んでいるのだ。予定より早くに到着したので、過去に美味しい思いをした事があるチャラ瀬でレッドフィン、アスリート、シュガーミノーなど真剣勝負のルアーを次々に繰り出し魚の反応を伺った。小1時間程、竿を振り続けたが無反応。近くのポイントへ移動し、そこにも魚がいない事を確認した頃、仕事帰りの相棒Iが登場した。
彼の車の後を追いかけると、怪しげな場所へ連れて行かれた。事前に話しを聞いていたとは言え、いざポイントを示されると「普段はこんな所で釣ってるの?」ってな感じの場所。日頃は10ftの竿でルアーを大遠投しリトリーブを繰り返しているのに、ここでの釣りは足元近くにルアーを落とし込み、チョンチョンとルアーを動かす提灯釣りがメイン。SPS102SS-Tiを持ってきた事を少々後悔しながらも、彼の指示に従ってルアーを動かし誘いを掛ける。
魚がいれば1投目で釣れると聞いていたが、全く反応はない。私をその場に置いて次のポイントへ様子を見に行った相棒Iから電話が入った。聞けば、「ビーフリーズでセイゴクラスをバラした後、ナマズを1匹釣った。」とのこと。「ガイド役がゲストを差し置いて釣っちゃダメじゃんか」と思いつつ、彼が待つ釣り場へ足早に向う。彼が示すポイントへビクセンを投げると、アクションをさせる前にセイゴが水面に躍り出た。しかし、コイツはルアーにバイトせず水面に出ただけ。すかさず同じ場所へ投げ込むと、今度は絶妙なタイミングでバイト。サイズは40cm程度だったが、悲しいかなフッキングミスした。
後が続かないので、初めに案内されたポイントへ戻る。ビーフリーズを彼の言うとおりの場所に送り込みアクションさせているとバコッとバイト。確実にフッキングが決まったハズだがファイト中にフックオフ。気を取り直し、同じピンポイントへルアーを送り込み、チョンチョンと提灯釣りをしていると再びバイト。激しく水面で暴れる魚を半ば強引に引き寄せ、ライトで照らすとナマズ(50cm)だった。ボウズは免れたが後が続かなかったので一旦終了。彼と別れた後、通いなれた釣り場へ移動し、1時間程キャストを続けたがコツリともアタリを取れず納竿となった。
天気:曇りのち雨 水温:23.0℃ pH:不明
釣果:1匹(タニシ)
久しぶりに連絡を取った相棒Iから「某河川で釣れているよ」との情報を貰い、午前9時過ぎに釣行した。彼がイチ押しする往年のレッドフィンの泳ぎに感動しつつもバイトがないので中国製リップレスミノーを投入すると、即座にナマズがバイトした。最近の中国製ルアーは馬鹿に出来ない物が出回っているので、アタリ針を見つけると嬉しくなってしまう。残念ながらフッキングには至らなかったが、レッドフィンに出なかった魚が反応したので満足してしまった。
その後が続かないので釣り場を転々と移動し、延々歩き周って魚の反応を伺ったが、いずれの場所でも空しいキャストを繰り返すだけ。散々歩き回っても魚のアタリをとれずモチベーションがメチャ低下したので、車に乗り込み通い慣れた釣り場へ大きく移動した。シャロー系ミノーで探りを入れたがコツリともアタリがないため、アスリートSを試す。底をとりながらスローに引いて来るとフックに何か引っ掛かってきた。手に取ると小さなタニシ。前回はカメで今回はタニシ。私の釣り運もついにここまで落ちたか・・・。
アスリートSで反応がなければ諦めるしかない。次の場所へ移動し魚を探したが、ボラすら跳ねずこの場も断念。何としてでも魚を見つけようと、ラン&ガンを繰り返し広範囲に探りを入れたがコツリともアタリはない。気がつけば周囲は薄暗くヘッドライトを点灯しないとルアー交換が出来ないような時間帯になっていた。最後の一勝負のつもりで、根掛かり覚悟でストラクチャー攻めをしたが無反応。時計を見ると午後9時過ぎ。気がつけば丸12時間釣りをしていた事になるが、釣れたのはタニシ1個だけ。どうやら完全に魚を見失ってしまったようだ。
2006/6/23 県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:22.5〜25.0℃ pH:不明
釣果:0〜1匹(巨大ミドリガメ)
朝8時半からの釣行。雨の影響でまとまった水が出たため、前回訪れた時とは大きく地形が変わり、足元近くに掛け上がりが出来ていた。間近で魚が食ってくる可能性もあるため、きっちりと丁寧に最後までリトリーブをする。「キビレがいればここで必ず食ってくるだろうな」などとイメージを膨らませてキャストを重ねたが、30分もしない内にそれは単なる妄想だと気がついた。
ローリングベイトを竿先にぶら下げて、少しずつ移動しながらキャストを重ねる。モソモソっと違和感を感じた後、突然ガツンと鋭い衝撃が手元に伝わり魚が一気に走り出した。ステラ3000のドラグが唸りラインが出て行く。柔らかいソルティープラッガーSPS102SS-Tiでは魚を止めようにも止まらないため、ザバザバと水を掻き分けて魚の後を追う。頃合いを見てポンピングをしながら徐々に魚を引き寄せるが、メーター級の大物のようで全然寄ってこない。正体を何とか確認したいと強引に勝負へ出た時、残念ながらフックが外れた。
次のチャンスを期待しながらキャストを続ける。ローリングベイトに2回アタリがあったがフッキングへ持ち込めず、悔しい思いをしていた所にT.Mさんが登場した。彼に状況を手短に伝え、私は次の場所へ移動するため車に乗り込んだ。次のポイントには先行者がいたが距離が離れていたので、挨拶を失礼してポイントに入りキャストを開始した。既にルアーを散々通されているだろうから、アレコレと攻め方を変えて反応を伺う。ヨレヨレをスローに引いていると怪しげな感覚が手元に伝わった。ビニール袋を引っ掛けたようにも思うのだが微妙に重く、流れに逆らって動いている。首を傾げながら引き寄せてくると両手を動かしてバタついている巨大ミドリガメが釣れてきた。カメはシュウシュウと唸りながら私に脅しを掛ける。噛み付かれるのが嫌なので、とっととリリースした。
その後、先行者がnoppoさんだと判りご挨拶。彼が去った後も暫く竿を振っていると、アイマ・ジーンに巨鯉がスレ掛かり。ルアーをロストしたくなかったので、竿を煽ってフックを外し無事にルアーを回収した。T.Mさん、noppoさんに再び合流し、雑談をした後、一旦納竿。緑ガメ1匹では納得できなかったので、夕マヅメ狙いで再挑戦することにした。
晩飯をゆっくり食べ体調を調えてからの釣行。日中、竿を振ったエリアは粘っても難しそうだったので、ベイトの多いエリアをチョイスした。暫く竿を振っているとT.Mさんが登場。午後9時を過ぎると辺り一面に霧が立ち込め始めた。岸際にベイトが無数にいて、雰囲気は良いのだが一度も捕食音は聞こえてこない。彼と雑談をしながら竿を振り続けたがノーバイト。持参したルアーを使い尽くし、次の一手が思い付かなかったので納竿とした。
天気:晴れのち曇り 水温:24.0℃ pH:不明
釣果:1匹(ナマズ)
丁度、満潮を向える夕マヅメからのスタート。周囲にベイトはいるのだがルアーへの反応はなく、ポイントを絞り切れないままキャストを重ねる。岸際にはベイトの群れが集まっているが、捕食音は全く聞こえてこない。粘っていればチャンスがあるかもと、アレコレ交換しながら反応を見る。持参したミノー類を一通り使ったが、コツリともアタリはなく手詰まり状態。そこで手にしたのがワンダースリム。スローリトリーブで広範囲に探っていると、ウェーデイングポイント近くでヒットした。エラ洗いをしないので、不思議に思っていると寄ってきたのは50cmのナマズだった(笑)。
気を取り直してキャストを再開。先日キビレを釣ったシングルフック装着のスプーンを取り出し、ワンダースリムより少し深い層を探る。シングルフックなので引っ掛からないだろうと、調子にのってスローリトリーブを繰り返していると見事に根掛かり。どうやらロープかビール袋のような動く物に引っ掛けた。何とか回収しようと努力したのだが、思いは叶わずラインブレイク。その後、1時間程、持参したルアーを頻繁に交換しながら探りを入れたが無反応。今宵はナマズ1匹で降参となった。
天気:雨のち曇り 水温:20.5℃ pH:不明
釣果:0〜2匹(スズキ、雷魚)
小雨が降っているのでカッパを羽織っての釣行。岸際を駆け抜ける小動物がいたので、目で追うとイタチだった。昨日はタヌキを目撃し、良い釣りをしたので「今日も結果が出せるかも!」とイタチを見ただけで吉兆と考え、ワクワクしながらキャストを開始した。釣り人はいかなる時もポジティブ思考であるべし。「きっと釣れないよぉ」なんてネガティブな考えを持っていると、魚なんて寄ってきませんから。
開始30分、ローリングベイトをフルキャストして早めのリトリーブをしていると、ガツッと力強い衝撃が手元に伝わってきた。すかさず巻き合せをしてフッキング。魚は一気に横へ走り、激しくファイトする。ドラグを使って急な突込みに耐えつつ、無理をせず徐々に間合いを詰めて無事キャッチ。サイズは堂々の74cmだった。イタチ様の効果てき面だ。
2匹目を狙ってキャストを続ける。周囲にはあまりベイトがいないので期待は薄く、少しずつ立ち位置を変えながら反応を伺う。すると、ぽわぁ〜と雷魚が目の前に浮かんできた。鼻先にマイティーペッパーを送り込み、軽くアクションをくわえるとパックリと食ってきた。つぶらな目をした雷魚は50cm程度・・・まるでイタチの最後っ屁って感じ。魚が小さかったので一気にランディングした。
途中から相棒Sが登場したので、情報交換をしながら竿を振る。しかし、全くアタリがない状況が続き、夫々場所を移動。私は車で移動しながら、過去に実績がある釣り場をアチコチを見て周ったが、何処もかしこも魚っ気がなくギブアップ。相棒Sもチャンスには恵まれず「終了」の電話が入る。「スタート時に目撃したのがイタチじゃなくタヌキだったら、もう1〜2匹追加出来たんじゃないか!?」と思わず釣れない理由をイタチのせいにした自分がちょっと情けなかった。
2006/6/10 県西部地区の某河川
天気:晴れ時々雨のち曇り 水温:20.0〜22.0℃ pH:不明
釣果:0〜4匹(スズキ、キビレ)
前日とは打って変わり、穏やかな日になった。午前8時過ぎからキャストを開始。先ずはトリプルインパクトでシャローエリアを素早くチェックして、ローリングベイトにチェンジ。広範囲を一通り流した後、静かにウェーディングした。無数のベイトが溜まっているポイントへローリングベイトを投げ込み、リトリーブを開始すると直後にヒット。魚はとてもパワフルで、ラインを一気に引きずり出す。うっかり巨鯉でも引っ掛けたかと思いきや、遥か遠方でデカイ魚が派手なエラ洗いをした。ドキドキしながら慎重にやり取りをして、魚を岸際へ引きずり上げる。眩しいくらい銀色に輝くスズキは74cmだった。
小魚がざわついているので、素早くリリースしてキャストを再開。すると1投目に再びヒット。今度は大幅にサイズダウン。釣れた魚は45cmだった。更なる追加を期待してキャストを重ねていると、突然、小魚の群れが弾け飛び、50cm前後のスズキが宙を舞う。驚いていると、これを切っ掛けにアチコチで同様のボイルが始まった。広い範囲でスズキが何度も飛び出すようなボイルを見るのは始めてで、その光景は感動もの。移動している小魚の群れの周辺にローリングベイトを投げ込み、リトリーブを繰り返していると50cmUPのスズキが相次いでヒット。しかし、いずれもフックングミスして思わず声が出る。
ボイルで弾け飛んでいる魚は極端に小さい様子。エスフォー7に交換し探りを入れていると、ボラの子(4cm)が引っ掛かってきた。無数に泳いでいるベイトの正体はコイツ。このところ大きなルアーには反応しない理由が良く判かる。スズキが捕食しているベイトは、例年に比べかなり小さいのだ。これもきっと春先の低温が影響したのだろう。
今度は、昨秋からボックスの片隅に入れたまま放置してあった小型スプーン(ディープオン)を試すと、足元の掛け上がりでガツンと力強いバイト。すかさず巻き上げ、竿を立てるとガッチリとフッキング。水面で抵抗する魚はスズキと違って平べったい。強引に抜き上げるとキビレ(35cm)が足元で跳ね回った。
度々、アジサシが飛んできて小ボラの群れにダイブして魚を咥え飛び去っていく。下からはスズキ、上からはアジサシに狙われ、生存競争の厳しさを目の当たりにする。つくづく人間に生まれて良かったと思う。そんな事を考えながらキャストを続けていると、徐々に魚がルアーに反応しなくなってきた。そこで遠投は出来ないが、アクションの質が違うトリプルインパクト・リップレスを試すと68cmがヒット。実は、こんなルアーで釣れるとは思っていなかったので、これには少し驚いた。その後は残念ながらパタリと反応が止まり、一旦納竿とした。
晩飯を少し早めに食べて夕マヅメから場所を変えての釣行。岸際にはベイトが無数に群がってザワザワしているのだが捕食音は聞こえてこない。今宵は近くにいる餌釣の人達も全く反応がないような状況で、延々ノーバイトが続いた。開始後3時間半が経過した頃、突然のヒット。使っていたルアーは全く実績のないF-VM。ヒットした事に驚いていると、激しく水面で暴れて首を振られた瞬間にルアーを吹き飛ばされた。サイズは推定60cm程度だったが、私より相手の方が上手だったと苦笑いするしかなかった。
離れたところで竿を振っていた相棒Sからギブアップの連絡が入る。彼はブルースコードで1本バラシたとのこと。今宵は深夜まで粘れば釣れる可能性が高かったが、日中頑張ったので私も余り遅くならないうちに納竿することにした。
2006/6/9 県西部地区の某河川
天気:雨後曇り 水温:18.5℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ)
本日はお休みを頂いて、朝飯をのんびり食べてからの釣行。前夜、激しく降った雨は小振りとなっているが、強風が吹き荒れて水面は白波が立っている。強風で底荒れしたようでルアーのフックに岩海苔のような藻が頻繁に絡み付く。これでは釣りにならないので、30分程で次の場所へ移動した。到着した釣り場は雨の影響で水位が高く、ウェーディングは無理。仕方がないので即座に次の場所へ向う。3ヶ所目は1時間程竿を振ったが、コツリともアタリはなく見切りをつけた。
4ヶ所目はシャローエリア。黒鯛・キビレ狙いでポッパーを引き倒すが魚っ気は全くなく途方に暮れる。開始から2時間以上経過したので、ウェーディングポイントへ戻ることにした。しかし、釣り場に到着すると相変わらず水位は高いまま。どうしようもないので、近くで竿を出していた餌釣りのオッチャンを暫く見ていると、手長エビを餌にして45cm程度のスズキを1匹釣り上げた。餌で釣れてもルアーでは無理っぽかったので、1ヶ所目の釣り場へ戻り暫く竿を振ってみる。相変わらず風が強くて濁りもきつく、1回もアタリはないので午後1時過ぎにギブアップした。
晩飯を食べて一服してから再チャレンジ。予定していた場所は餌釣師達に占拠されてお手上げ。次の場所へ向ってハンドルを切る。釣り場は水位が高かったが、フラットエリアなので静かにウェーディングしてキャストを開始した。30分程竿を振っていると久しぶりに相棒Sが登場。お互い少し距離をおいて黙々とキャストを重ねた。開始1時間、私の操るコモモにヒット。激しく暴れる魚を徐々に足元まで引き寄せ、魚のファイトを楽しんでいるとフックオフ。サイズは65cmUPの結構良い型だった。その後、2匹目を狙ってキャストを続け、ルアーをお気に入りのアスリートF9に交換したとたんにヒット。余りにも抵抗しなかったので、ウグイかニゴイだと思いグイグイと巻き上げてくると45cmのスズキだった。
一方、相棒SはTKLMでバラシた後、ワンダーで60cm前後のスズキを足元まで引き寄せてオートリリース。その後、私の目の前でやや小振りな44cmを釣り上げた。ヒットルアーは八百屋で売ってるズングリムックリのズッキーニのようなM社のドラム120。野池のバス釣りで使うのは良いかもしれないが、遠投が必要でルアーの消耗が激しいスズキ釣りに、この高価なルアーは向いていないと思うのは私だけだろうか・・・。その後、アタリは皆無となり、彼がドラムで釣った魚で打ち止め。2人揃って納竿となった。
蛇足だが、今回は私の寵愛するアスリートF9を餌釣りの兄チャンに盗まれるという事件があった。彼を問い詰めて道具箱の中に隠していたルアーを無事に取り返して一件落着。私が使っているルアーはマジックペンで名前をサインしてあるので、盗んだヤツがアレコレ嘘を並べ立てても一目で判ってしまうのだ(笑)。皆さんも小学校の時に教わったとおり、自分の持ち物には名前を書こう!
2006/6/4 県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:23.5℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)
午後からの、のんびり釣行。釣具店で買ってきたばかりのルアーを試してみる。先ずはレンジバイブからスタート。日中なので比較的早いリトリーブで広範囲に探りを入れる。15分程、投げまくったが無反応。クルーズバイブに交換すると、コツリとバイト。反応があったポイントへ再びルアーを通すとグイグイッと竿先を持っていく明確なアタリがあった。しかし、フッキングには至らずルアーはすっぽ抜けた。その後は反応がなく、次の場所へ移動するため車に乗り込んだ。
予定していた場所は先行者がいたため、元の場所へ戻りキャストを再開。サスケをブン投げ、流れに乗せながらスローに引いてくるとコツリとバイト。しかし、これもフッキングミス。魚はいるようだが、食っ気がないのか、魚が小さいのか判らないがフッキングには至らない。小1時間ほどキャストを繰り返したが、チャンスは巡ってこないので移動する事にした。
次に訪れた場所は、もろに向かい風を受ける場所。昔は良く使っていたシャッドラップのシャロータイプを久しぶりに持ってきたので試しに投げてみる。今時のタングステン重心移動システムなんて内蔵されていないのだが、自分が記憶している以上に飛距離が伸び、改めてルアーのバランスの良さに感心。暫くキャストを続けていると、小ボラの群れが押し寄せてきた。じぃ〜と見ているとボコッ、ボコッとセイゴのボイルが始まった。すかさずシャッドラップを投げるが反応はない。持参したルアーを次々と取り出し、試してみるが完璧に無視された。
小ボラの群れを追いかけるため移動。車で先回りをして群れを迎え撃つ。予想していたとおり、ここでもセイゴクラスのボイルが時々起こった。ローリングベイトに2バイト、クルーズバイブに1バイトあったのだが、何故かフッキングには至らず悔しい思いをする。いつしか日暮れを向え辺りは暗闇に包まれ始めた。小ボラの群れは何処かに消え失せ、アブレモードに浸っていると突然にガツッとバイト。瞬時にステラ3000のハンドルを巻き上げてジャスト・フッキング。一気に引き寄せ、足元で暴れる魚をライトで照らしてメジャーをあてると66cm。即座にリリースして2匹目を狙ったがポイントは沈黙。粘っても追加は無理っぽかったので納竿となった。
2006/6/3 県西部地区の某河川
天気:曇り 水温:24.5℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ、キビレ、巨鯉)
夕マヅメ狙いの釣行。予定していた釣り場はエサのブッ込み釣師達に占領され、私が入る隙間もない。これは駄目だと即座に車のハンドルを切り、次の場所へ向った。ウェーダーを履いて静かに水の中に入り、魚を求めて少しずつ移動しながらキャストを重ねる。すると目前で突然のボイル。水面に身を乗り出して反転した魚は明らかにスズキ。目測のサイズは60cmUPだった。10分後に再び直ぐ近くでボイル。姿を見せたのは先程よりもやや小ぶりなスズキだった。
シーケンシャルリップレス、ビジョン110SW、ヨレヨレ、F-VMなどアレコレ試すが無反応。目の前には確実に狙っている魚がいるのだが、私の操るルアーには見向きもしない。そこで、このところ調子が良いローリングベイトを投げるといきなりバイト。シャローエリアなので魚の逃げ場は限られており、水面を激しく暴れまわる。フッキングの様子を確認すると、ルアーが口の中にスッポリと入っており一安心。数度のエラ洗いにも余裕を持って対処し、無事に銀ピカの65cmを足元へ引き寄せる事ができた。素早く写真を撮ってリリース。魚は他にもいるハズなのでローリングベイトを引き続き投げていると、5分後にゴツッと明確なバイト。しかし、フッキングには至らず再度同じ場所へキャスト。早めのリトリーブでルアーを引いてくるとまたバイト。
明確なバイトがあるのだがフッキングしないので、首を傾げながら周囲を探る。数回のアタックを指先に感じながらキャスト&リトリーブを繰り返すと、今度はガツッと力強い衝撃が竿に伝わった。幸運にもフッキングは決まったのだが、何となく違和感を感じながら魚を引き寄せてくる。魚を見ると、何だかヘラブナっぽい。近づいて良く見ると、腹ビレや尾ビレが黄色を帯びたキビレ(31cm)だった。何度もルアーにアタックしていた犯人はキビレ。ローリングベイトの後部フックは口の中ではなく、鼻の頭に刺さっていた。
小魚達で水面がザワついているので、3匹目を狙ってキャストを繰り返す。するとまたバイト。今度は直後に水面が割れ、60cmUPのスズキが激しいエラ洗いをした。最初のエラ洗いは堪えたが、水中で首を振られた時に残念ながらフックオフ。これを最後に魚っ気がなくなりギブアップ。丁度別の釣り場で竿を振り、55cmを1匹上げていたT.Mさんが合流したので、一緒に次の場所へ移動した。ここではT.Mさんが巨鯉(72cm)をスレ掛かりでキャッチ。広範囲にテンポ良く探りを入れていた私の方は、ワンチャンスもなく一足先に納竿した。
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