フィッシングリポートタイトル 13KB

擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>2006年7月


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:0匹

 前夜、蚊の猛攻を受け、刺された場所は腕と肩だけで20ヶ所以上。何度も痒み止め薬を塗ったが、痒みが納まらない。あの釣り場の蚊は服の上からでも平気に刺してくるヤツなので、同じ格好をして釣りに行ったのでは再び餌食になるだけ。そこで、近隣の釣具店で6,000円程する防蚊、吸湿速乾、放熱効果があり日焼け防止のおまけつきの長袖ジップシャツを購入した。勿論、手には、もう何年も前から愛用している蚊よけと日焼け防止効果があるステンレスメッシュの手甲グローブを装着。夕マヅメのプライムタイムに万全の体勢で戦いに挑んだ。

 予定していた釣り場へ向う途中、気になった場所があったので途中下車して竿を振る。静かに釣りをしたかったのだが、直ぐ近くで子供たちが賑やかに遊び始めた。嫌な予感がしていたのだが、やはりザブザブと水の中にも入り始めたのでギブアップ。当初目的の釣り場まで車を走らせた。

 確実に魚を釣っておこうと竿を振った場所は、水が汚く淀んでおりコツリともアタリはなかった。次の場所では、日頃は川底に沈み見ることができない岩々が露出するほどの大減水。T.Dポッパーソルトバージョンのポップ音に感動しながら引き倒したが、ここでも無反応。最後の望みを掛けて、用水が流れ込む水門へと移動した。口を開けて待ち受けているであろうナマズをイメージしながら、ルアーを送り込んだが反応がない。流心に潜んでいるであろう魚を仕留めようとシュガーディープショートビルのトウィッチを繰り返したが、全く相手にされずギブアップ。今宵は見事にボウズとなったが、防蚊対策がバッチリ効いて全く蚊に刺されなかったのは収穫だった。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:0匹

 午後4時前からのスタート。堰堤では国土交通省から委託された業者が、枯れ草を集めて燃やしている。丁度、風向きが悪く私の立ち位置へ猛烈な煙が押し寄せてくるので、攻めたいポイントに手が出せず周辺のエリアを探ったがコツリともバイトを得られず退散。2ヶ所目は予想以上に水位が低く、見事なチャラ瀬となっている。ダメもとでジャイアントドッグXからスタートしてアスリートシュガーミノーを流すが、案の定反応はなかった。

 夕マヅメのプライムタイム狙いの前に、コンビニへ立ち寄りダイエットコークをガブ飲み。ちょっと物足りなくてアイスも食べて水分補給をする。通いなれた3ヶ所目のエリアでは、川底にロングAを引っ掛けて回収のために30分を浪費。同じ所で竿を振っていると、再び同じ過ちを繰り返しそうだったので即座に次のエリアへ移動した。

 チョロチョロと水が流れ出す水門下へシャローラビットSR500を落とし込むと、狙いどおりのビックバイト。重厚な捕食音はランカーサイズのナマズであることが伺われたが、残念ながらフッキングには至らなかった。先程、たらふく飲んだコーラのおかげで汗がダラダラ流れ出す。汗だくになりながらキャストを続けていると、何度も耳元で蚊が唸り始めた。日没後、気がつけば私の腕や肩には無数の蚊が列をなして止まっていた。露出した皮膚には、虫除けスプレーを掛けてあったのだが敵はシャツの上からお構いなしに口針を刺す。端から見ていればきっと私の周囲には蚊柱が立っていたに違いない。刺された場所が一斉に痒くなり始め、とても我慢ができずに釣り場から脱出し車へと逃げ込み納竿となった。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:2〜3匹(キビレ、ニゴイ、ナマズ)

 午後7時からの釣行。濁り水が激しく流れるチャラ瀬で竿を振り始めて間もなく、相棒Iが登場した。彼は既に一通りポイントを釣り巡り、帰る途中で私を発見し顔を出してくれたようだ。様子を聞くと「チヌとニゴイを釣った」とのこと。彼の言うチヌは多分、キビレのこと。彼はこのエリアで釣りを始めて何年か経つが、初めて釣ったらしい。因みにヒットルアーはビーフリーズシュガーミノー。やはり釣れるルアーは必然的に絞られ、私とほとんど同じ様なラインナップになっているようだ。若干の情報交換をして彼と別れ、30分程の間で2ヶ所のポイントを周ったがノーバイト。先行者が竿を振った後にルアーを通しても釣れる確率は低いため、車に乗り込み大きくエリアを変更した。

 到着したのは、先日の釣行でバス狙いでミッドワートを使いススズキを仕留めた場所。バス、ナマズ、スズキのどれが釣れるか判らないホットスポットなのだが、持参した実績のあるルアーをアレコレ投入しても無反応。今宵は水位が高く、流れのヨレも見られないので釣れる気もしない。「粘っていれば釣れるだろう」とキャストを続けたが、コツリともアタリはなく退散。次の場所へ向けてハンドルを切った。

 出来るだけ足音を立てずにポイントへ近づき、ハスキージャークをピッチングで送り込む。魚がいれば一発で食ってくる場所なので注意深くトウィッチを始めると、狙いどおりにルアーへ襲い掛かった。暴れさせるとポイントが荒れてしまうので、一気にゴボウ抜きで魚を引っこ抜く。足元でバタバタ暴れる魚は、55cmの色黒ナマズだった。2匹目を狙って同じポイントへルアーを送り込んだが無反応。作戦を変えて、流心狙いでのトウィッチを繰り返していると「カツンッ」と鋭いアタリがあった。明らかにナマズとは違うアタリだったので、相手はスズキかキビレだろう。正体を確かめるべくキャストを重ねたが、2度目のチャンスは訪れなかった。

 カエルの鳴き声を聞きながら、近くのポイントまで夜道をトボトボと歩く。ここでも足音を忍ばせて岸際に立ち、ジャイアントドッグXTC60を試してみる。全く反応がないので、水中に沈むゴロタ石周辺を攻めるためシャローラビットSR500を取り出した。これを愛用する理由は、なんと言ってもその障害物回避性能の高さ。このルアーの原型モデルとなったクラップシューターを遥かに凌ぐ釣果は、どんな所でも臆せずルアーを引ける事にある。使い始めて直ぐに答えは出て、50cmのナマズをキャッチした。

 その後、スズキが諦めきれずチャラ瀬のポイントまで戻り、ワンチャンスに掛けたが期待をあっさり裏切られた。帰り間際に水門のある流れ込みへTC60を放り込むと「ガバババッ!」とビックバイト。足場から水面までは3m以上ある。抜き上げられるか心配だったが魚の動きを見ながらタイミングを合わせて引き上げた。しかし、魚が大きくて抜き上げられない。失敗を繰り返しつつもチャレンジを繰り返し、4度目にやっとキャッチ。ドデカイ頭のナマズは堂々の60cmだった。


 天気:雨 水温:不明 pH:不明
 釣果:1匹(スズキ)

 雨が降っている中、午後2時過ぎからカッパを着込んでキャストを開始。前夜、スズキを釣ったポイントの周辺で、あの手この手を使って1本出そうと頑張ったがワンチャンスもないまま2時間近くが経過。このままじゃマズイなと思っていたところ、小バスがアスリートF9にアタックし反転して逃げていった。魚がいつもより沈んでいるようなので、普段よりもゆっくり、間合いを取りながらトウィッチしたが反応はない。これ以上、粘っているとズッコケそうだったので、この場を後にした。

 2ヶ所目は泥濁りで15分も経たずにギブアップ。次に選らんだ場所は、激しく濁流が渦巻くチャラ瀬。こんな所でもタイミングさえ良ければスズキが入ってきている可能性がある。ビーフリーズを試しに投げると、期待どおりに1投目で食ってきた。足場が雨で濡れて滑って思うように移動できない状態で、流れにのったスズキを引き寄せるのは困難を極める。「この魚は獲れないかもしれない・・・」と不安な気持ちを抱きつつ、徐々に魚を引き寄せた。最後はリーダー部を手に巻き付けて、流れの中から魚(60cm)を引き上げて無事キャッチ。フッキング状態を確認すると、後部フックの1本が口の横の柔らかい部分に刺さっているだけだった。

 2匹目を期待しキャストを繰り返していると、5分後に再びヒット。しかし、コイツは直ぐにフックオフ。次のチャンスを待ち構えながらキャスト&リトリーブを重ねたが、これで打ち止めだった。その後、車の機動力を活かして3ヶ所周ったがいずれもノーバイト。再度、スズキを釣ったチャラ瀬に戻り、キャストを始めたが魚の反応はない。夕闇が迫り、ヤブ蚊の猛攻撃にあったので退散となった。


 天気:晴れ 水温:25.5℃ pH:不明
 釣果:2匹(スズキ、ナマズ)

 今宵も夕マヅメからの釣行。ナマズを軽く1本を釣っておきたかった1ヶ所目で見事に返り討ちにされ、即座に次の場所へ移動。しかし、ここでも竿は曲がる事がなかった。車に飛び乗り、望みを掛けた3ヶ所目でも沈黙。そのまま下流域に下りながらキャストを繰り返しているとポップライダーにズボッと出た。本日の1匹目なので慎重にやり取りをして魚を引き寄せる。足場は高いが、トラウトプラッギングスピンGS-832Hの弾力を利用しカツオの1本釣りの様に一息で水面から引っこ抜く。足元で暴れるナマズが落着いてからフックを外してサイズを計ると53cm。頭デッカチの色黒なヤツだった。

 2匹目を期待し、少しずつ移動しながらキャストを重ねるが無反応。これだけ丁寧に撃っても魚が出ない時は、水質に問題がある事が多い。トボトボと歩いて車に戻り、別の河川に移動する事にした。釣り場に着いた直後の3投目、懐かしの廃盤ルアーT.Dシャッドショートビルに30cmUPのバスがヒット。しかし、引き寄せてくる最中にジャンプされてフックオフ。小さい魚だとナメていたら、この始末。「1匹は1匹。大きくても小さくても慎重に対処する癖をつけておかないと、デカイ魚を掛けた時に泣きを見るぞ」と自分に言い聞かせる。

 T.Dシャッドショートビルよりもバスに対しては効果的なミッドワートを取り出し、魚を釣り落とした周辺を丁寧にスローリトリーブで探る。流心部にルアーが差し掛かった時、一瞬フワッと引き抵抗がなくなった。次の瞬間、ガツッと力強い衝撃が手元に伝わり、竿が一気に絞り込まれる。アンタレスver2からラインを引きずり出し、派手に暴れる魚は明らかに50cmUPのランカークラス。「慎重に、慎重に」と言葉を口に出しながら、魚とやり取りをして徐々に間合いを詰める。岸に近づいて来たので、ヘッドライトで魚を照らすとミッドワートを咥えていたのはバスではなくスズキ(51cm)。嬉しいような嬉しくないような微妙な気分を味わいながら、デジカメで撮影してリリース。その後、30分程キャストを繰り返したが、後が続かず納竿となった。


 天気:曇り後雨 水温:不明 pH:不明
 釣果:4匹(バス、ナマズ)

 午後6時半、小雨がパラつく中の釣行。釣り場に到着し準備しているところへ、この釣り場を紹介してくれた相棒Iが顔を出した。彼は既に別の場所で竿を振ってきたようで、近隣一帯の釣り場をラン&ガンしている模様。手短に情報交換をした後、彼は別の釣り場へ車を走らせ去って行った。準備が整った私は、慎重にポイントへ近づきマスクミノーを送り込む。バコッと1投目でヒットするのを期待していたが空振りに終わる。その後、少し濁った農業用水が流れ込むエリアを中心に、ロングAアスリートビーフリーズを使い探りを入れたが、こちらも反応がなく次の場所へ移動した。

 前回、この場所では狙いどおりにスズキを釣り上げたので、キャスト&リトリーブに気合いが入る。水深が浅いので根掛からないように注意しながら時折軽いトウィッチを入れて魚を誘う。しかし、コツリとも反応がない。どうやら竿先から’釣りたい光線’がビンビン出ていたようだ。粘っても無理そうだったので、とっとと退散。次に入った場所は要所要所を一通り打ち切ったが魚っ気がなかったので、ジャイアントドッグXを流しながらそのまま下流へ釣り下る。開始10分、流心でズボッとバイト。すぐさまルアーを回収し、周囲を探っていると再びバイト。ルアーは一瞬水中に消し込んだがフッキングしておらず再び浮いてきたため、引き続きアクションをさせながらリトリーブを続ける。魚がルアーを追尾しており水面が何度も盛り上がるが、違和感があるのかバイトには至らず何時の間にか姿を消した。

 「ペンシルに出なければポッパーでしょ」って感じでポップライダーを取り出す。このルアー、お高い価格設定の割りにはパッケージに使用上の注意事項や、製造販売元の連絡先などの必要事項が明記されておらず消費者をナメているような商品。釣具店オリジナルルアーとしてひっそり販売しているなら良いかもしれないが、販路を拡大するなら改善が必要ではないか・・・(平成18年9月現在で表示改善済み)。何はともあれ釣り人的には魚が釣れれば取り敢えずOK。このルアーには魚が良く反応するので使う機会が増えてきた。「ボコッボコッ」と捕食音に似た音を闇夜に響かせながらリトリーブを繰り返す。すると即座にバイトが連発。毎回良い感じで魚が出るのだが、フッキングには至らない。少しずつ移動しながらルアーを引きまくって、やっと55cmと45cmのナマズをキャッチした。

 反応がなくなったので車に乗り込み釣り場を移動。到着した場所は前夜、今シーズン初バスを釣った用水路。先ずはハスキージャークを取り出し、対岸ギリギリにキャスト。トウィッチングを繰り返していると直ぐに小バス(20cm)がヒットした。続いてアスリートF9に交換した1投目、トウィッチをしている最中に強烈バイト。手元に伝わったのは、バスだったら明らかに40cmUPと思わせる衝撃。しかし、痛恨のフッキングミス。思わずガックリと首をうな垂れる。新品のスコーピオンフックを装着していても、バレる時はやはりバレる。

 ポップライダーで広範囲に探っているとバシュッとヒット。その瞬間、見事にルアーが弾き飛ばされた。魚はいるので今度はミッドワートを試す。すると即座にバイト。巻き合せを入れた後、少々強引に引き寄せてくると途中でバスにジャンプされてフックオフ。バスを取り逃がした周囲をしつこく攻め立てたが後が続かず、更に用水の奥へ突き進む。ミッドワートで狭い水路のアシ際を流しているとゴツッとヒット。アシの中に入られないよう、一気に魚を引き上げると45cmのナマズだった。まだまだ魚はルアーに反応しそうだったが、雨脚が強くなってきたので、これにて納竿。まとまった雨が降れば更に魚の反応が良くなるだろう。今後が楽しみだ。


 天気:曇り後晴れ 水温:27.5℃ pH:不明
 釣果:4匹(スズキ、バス、ナマズ)

 日中はいまだ梅雨明け宣言はないのに、佐久間で38.4℃まで気温が上昇して今年の全国最高気温をマーク。浜松でも36.2℃を記録した。太平洋高気圧が張り出しているところに、フェーン現象が加わったため全国で猛暑となった。こんな時に外で釣竿を振る気には到底なれず、日中はエアコンの効いた部屋でウダウダと過ごして夕マヅメからの釣行となった。

 1ヶ所目に訪れた所は以前から気になっていた場所。干潮で水位が下がっている時の状況を見ておこうと足を運んでみた。足元近くに深場があり、キャストして丁度届くところに瀬が出来ている。水位が上がればスズキ釣りに絶好なポイントになるだろうと思いつつ試しに竿を振る。30分程様子を伺ったが反応がないため、流れ込みのあるポイントへ車で移動。持参したルアーをアレコレ交換しながら広範囲に探りを入れたが、ここでも無反応だったため素早く次の場所へ移動した。

 期待していた3ヶ所目は見事に裏切られ、とぼとぼ歩いて次のポイントへ移動。ここもダメかと思っていたところ、ビーフリーズの軽いトウィッチングに「ガツッ」とヒットした。直後に水面が割れ、スズキが派手なエラ洗いを繰り返す。
先日の釣行では、この後に一気に走られフックを伸ばされて泣きを見たが、今回は慎重に対処して岸際まで魚を引き寄せた。サイズを計ると67cm。先日バラシた魚を目測で70cm弱と推測していたが、これが当たっていたようだ。

 2匹目を期待して暫く竿を振り続けたが後が続かず、車に乗り込み再び移動する。釣れなければ次の釣り場へとドンドン移動を重ねるラン&ガンが釣果をアップする秘訣。1ヶ所15〜30分と決めて、アチコチ移動すれば魚に出会う機会も多くなるハズだ。訪れたポイントは良い感じで、農業用水から水が流れ込んでいたが魚っ気は不在。カエルの鳴き声を聞きながら、とぼとぼ歩いて次の釣り場へ移動。ポップライダーで賑やかなポップ音を醸し出しながら広範囲に探っていると50cmのナマズが飛び出した。

 水位が上昇した頃を見計らって、最初に様子を見に訪れたポイントへ足を運んだ。狙っていた瀬の周辺に魚は潜んでいなかったので、細い水路の奥へと移動し対岸ギリギリにビーフリーズをキャスト。着水後、トウィッチを始めたとたんにヒットした。魚が小さそうだったので一気に引き寄せる。ライトで浮かび上がった魚はスズキではなくバス(33cm)だった。なんと、これが今シーズン初バス。かつては年間数百匹のバスを釣ったり、40cmUPを連発して喜んでいたが、今は見事に外道扱いだ。写真すら取らず、即座にリリース。ヒットした周辺にビーフリーズを撃ち込んでいると再び反応があった。しっかり巻き合せをしてフッキングし、一気に引き寄せてキャッチ。魚は先程より若干大きなバス(35cm)だった。その後はアタリが遠のき、夜中の11時過ぎに納竿となった。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:3匹(ナマズ)

 日中はクソ暑かったので外出はパス。夜釣りに備えてたっぷりと休養を取った。午後8時半過ぎからキャストを開始。前夜、シャローラビットSR500で取り逃がした魚を釣るため、極力足音を立てず、慎重にポイントへ近づきルアーを送り込む。ズボッという捕食音を期待していたのだが無反応。持参したルアーをアレコレ使って周辺を探ったが、魚っ気が感じられずこの場所を後にした。

 2ヶ所目では購入したばかりのポップライダーが大当たり。散々色んなルアーを引きまくった後にポップライダーを投入したら1投目にナマズ(45cm)が襲い掛かった。魚の出方が良かったので、少しずつ移動しながらポッピングを繰り返し広範囲に探りを入れる。すると何分もしない内に再び50cmのナマズがバイト。足元でルアーを食って来たので一気にゴボウ抜きをしてキャッチした。他にも魚がいそうなので素早くリリースして追加を期待しポッピングを続ける。すると3連発爆裂バイト。捕食音の割にはフッキングには至らず、思わずうめき声が出てしまう。このルアーはポップ音が良く集魚効果が高いようなので、豪州遠征でも活躍しそうだ。次回の遠征には忘れずに持って行こう。

 3ヶ所目では流れ込みにマスクミノーを送り込み、1投目で60cmのナマズをキャッチした。「この調子なら連発しそうだ」と胸をときめかせたが、その後ポイントは沈黙。先日、スズキをバラした釣り場へ移動し、リベンジを狙う。しかし、全く魚っ気がなく30分程で撤退。最後の勝負を掛けて移動した先でも、コツリとも反応がなく真夜中に納竿となった。連休初日はナマズを3匹。まとまった雨が降らないと、これ以上の釣果を望むのは難しそうだ。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:1匹(ナマズ)

 連日、早朝出勤が続いたため疲れが溜まっていたが、明日からの3連休に備え釣り場の状況をチェックしに行った。今週は地域一帯の水田で農薬散布が行われているので、場所によっては全く駄目な所もあるだろう。スタート時間が夜9時半過ぎということもあり、手早くラン&ガンで勝負する事にした。1ヶ所目は全く魚っ気がなく10分で見切りを付ける。2ヶ所目は開始早々にスカッドミノーに小さなナマズがバイトしたがフッキングミス。続いてジャイアントドッグXレッドペッパーにビックリするような爆裂バイトがあったが、これも空振りに終わった。

 3ヶ所目はコツリともアタリはなく15分で退散。再び爆裂バイトがあった2ヶ所目のポイントに戻ってきた。トップウォーターに反応がないためタイダルをスローに引く。すぐさま「カツッ」と鋭く力強いバイトがあったがフッキングミス。バイトの感じからナマズではなくキビレだったかもしれず、周囲を丹念に探ったが2度目のチャンスは訪れなかった。本日最初に訪れたポイントに戻り再び反応を伺う。時間が経てば魚が周ってきている可能性もあるため慎重にアプローチする。足元の流れ込みにシャローラビットSR500を落とし込み、提灯釣りを始めたとたんに激しいバイトがあったが痛恨のフッキングミス。結局、チャンスはこの1回しかなく途方に暮れた。

 時計を見ると、いつしか夜中の12時を周っている。ノーフィッシュでは辛いので車に乗り込み移動。車を停めてから釣り場まで足音を極力立てないようにして近づき、シーバスハンターVを送り込んだ。直後にトラウトプラッギングスピンGS-832Hの竿先がギュインと引き込まれ、アンタレスver2からラインが引きずり出された。力強い突込みに耐えて徐々に引き寄せる。足元に浮いてきたのは腹ボテの色黒いナマズ(60cm)。さすが良い子の味方シーバスハンターV。値段が安くても良く釣れる。

 後が続かず、次の場所へ車を走らせた。5ヶ所目になるこの場所は、いかにも良い感じなのだが不思議と魚っ気がない。10分程、キャストを続けたが反応がないため、次の場所へ移動した。ここでは持参したルアーをアレコレ試すがノーバイト。対岸に良さそうな場所を見つけたので、即座に移動した。釣り場に立ちポイントの様子を伺う。水の流れは良い感じで、いかにも魚が集まっていそうな流れ込みもあるのだが魚っ気がない。15分程、試し釣りをしたが案の定反応はなかった。今宵は7ヶ所周って、釣れたのはナマズ1匹のみ。釣り場によって魚の「いる」「いない」が明確に分かれていた。明日からの釣行に備え頭の中を整理し直し、攻め方を検討する必要がありそうだ。


 天気:曇り時々雨 水温:不明 pH:不明
 釣果:1匹(ナマズ)

 昼間、地域一帯の水田で農薬散布がされていたのを承知で釣行した。流れ込みのある1ヶ所目のポイントは魚っ気が皆無。同じく流れ込みがある2ヶ所目もノーバイト。3ヶ所目に勝負を掛けたが、ここでも魚の反応はなかった。昔に比べ遥かに魚毒性が低い薬剤が使われ魚が死んで浮くような事はないのだが、薬剤を含んだ用水が河川に流れ込むことにより、魚の活性が一時的とはいえ極端に落ちるのは明らかだ。

 諦め気分で4ヶ所目のポイントに立つ。クラップシューターを足元の流れ込みに落とすと、即座にバコッという捕食音とともにバイト。しかし、フッキングミス。ルアーに反応する魚がいるのは判ったので周囲を隈なく探っていると、何度も繰り返しバイトしてくる。魚の正体は多分ナマズ。シャローラビットSR500に交換し、キャストを重ねていると40cmのナマズが躍り出た。その後も、ビックリするような大きな捕食音とともにSR500が水中に引き込まれたがフッキングミス。この近辺は活性の高い魚がいるが、先に周った釣り場とは用水の水系が違っている。きっと、このエリアの水田はまだ農薬散布がされていないのだろう。

 集中的にキャスト&リトリーブを行ったので魚の反応がパタリと止まってしまった。他に行くべき場所が思い浮かばなかったので、今宵は少し早めに納竿。帰宅途中、某コンビニのマンゴーパフェを堪能しながら次回の釣行で使うルアーを思い描く。如何にフッキング率を高めるかが今後の課題だろう。


 天気:晴れ 水温:24.5℃ pH:不明
 釣果:3匹(キビレ、ナマズ)

 夕マヅメからの釣行。期待していた1ヶ所目は全くアタリがなく、直ぐに次の釣り場へ移動。価格が安いけど良く泳ぐ、庶民の強い味方シーバスハンターVをリトリーブしていると、ガツッと明確なアタリ。流心で反応があったので多分スズキだろう。暫く周辺部へキャストを繰り返したが反応なし。続いて水路の流れ込みに狙いを定め、アスリートF9を撃ち込むと即座にヒット。魚が小さかったので一気に引き寄せるとキビレ(33cm)だった。

 まだ魚がいそうだったのでキャストを続けていると、今度は流心部でヒット。直後に水面が割れて70cm弱のスズキがエラ洗いをする。足場が高いので水際に下りられる場所を探しながら魚とのやり取りをするが、今度は魚が一気に走り始めた。アンタレスver2のドラグを緩めに設定してあったので、一気にラインが引きずり出され反射的にスプールを親指で押さえる。豪州のバラマンディ釣りでこんな事をすれば親指が火傷。魚とのやり取りで変な癖をつけると次回の豪州遠征で痛い思いをするので、直ぐに親指を放し魚を走らせたがタイミングが悪くフックオフ。ルアーを回収して良く見ると、スコーピオンフックの長いフックが伸ばされていた。

 ルアーをアレコレ交換しながら魚に誘いを掛ける。流れ込みの所でレッドフィンにヒット。魚が小さかったので、これも一気に引き寄せゴボウ抜きをすると途中でボトンと落とした。ライトで照らされた魚は35cm程度のキビレだった。後が続かなかったので、車に乗り込み次の場所へ移動。30分程キャストを続けたがワンチャンスもなく、この場を撤退。ゴロタ石のあるシャローエリアに移動し、カチカチと甲高い音がするTC60で広範囲を探って60cm弱のナマズをキャッチ。その後、シャローラビットSR500に数回バイトがあったがフッキングには持ち込めなかった。最後の一勝負で上流域にある流れ込みを攻めたがコツリともアタリはなく真夜中に納竿した。


 天気:曇り時々雨 水温:不明 pH:不明
 釣果:8匹(スズキ、キビレ、ナマズ)

 今宵は七夕。生憎の天気で「天の川」は見えないが、私は目の前を流れる川の方に興味がある。時折、小雨がパラつくのでカッパを羽織ってキャストを開始した。一番期待していた1ヶ所目のポイントは無反応。絶対に魚が潜んでいるハズと持参したルアーをアレコレ投入したが1バイトもなかった。次のポイントへ移動。ここでも反応がないため、相棒Iへ嘆きのメールを送信した直後にロングAにヒット。魚はスズキ。水面を割りガバガババッとエラ洗いをしてルアーを吹き飛ばし逃げていった。次のチャンスを狙ってキャストを続けたが空しいキャストが続き、この場所を後にする。

 3ヶ所目も見事空振りに終わり納竿しようかとも思ったが、「最後に1ヶ所寄ってから帰ろう」とゴロタ石があるドシャローエリアへ向った。車を駐車スペースに置き、カエルの鳴き声を聞きながら暫く歩く。忍び足でポイントに近づき、水際から少し離れた場所からキャストを開始。すると1投目でいきなりナマズ(60cm)がレッドペッパーにヒット。このナマズとのファイト中に他にも魚の動きが見えたので、手早くリリースして再びキャストを開始。数投もしない内に、地味な捕食音と伴にレッドペッパーが水中に引き込まれた。ロッドを送り込みながらアンタレスver2のハンドルをグルッと回し、一拍おいてガッチリとフッキング。水面で激しく暴れる魚を一気に引き寄せた。ヘッドライトで魚を照らすと、ナマズではなくスズキ(45cm)。どおりでサイズの割に良く引いたわけだ。

 川底に引っ掛けたゾンクを回収するため30分も浪費。魚は掛からないのに、根掛かりばかりするルアーに悪態をつきながらボックスへ放り込んだ。シャローラビットSR500でゴロタ石をノックしていると、デカイ魚がヒット。しかし、水面で暴れられてフックオフ。正体が見られず、これにはガッカリ。少しずつ移動しながらキャストを重ねていると再びヒット。すかさず水面を照らすとナマズ(50cm)。足場は高かったが、魚が小さかったのでゴボウ抜き。その後、トリプルインパクトで1バイト、レッドペッパーに交換し45cmのナマズを追加した。

キビレ&SR500 6KB 今宵はレッドペッパーSR500に好反応。レッドペッパーで広範囲に探り、魚の気配があった場所にSR500を通すパターンで55〜60cmのナマズを2本追加した。一通り釣り場を歩いたので、流れ込みのあるポイントへ移動。SR500を投げること数回。ガツッと硬いアタリが手元に響いたため、すかさず巻き合せを入れた。魚は元気良く走り回るが大きくはないので、遊ばず一気にゴボウ抜き。体長が短いのでヘラブナでも引っ掛けたかと思い、ライトで照らすとキビレ(25cm)だった。まさかシャローラビットでキビレが釣れるとは思いもよらず、これにはさすがの私も感動し、サイズは小さかったが記念撮影をした。

 2匹目を狙って即座にキャストを始めると再びバイト。キビレの引き方とは全く異なり、水面で大暴れするナマズ(65cm)を苦労しながらも無事にランディング。続いて3匹目を狙ってキャストを続けたが、この魚で打ち止め。時計を見ると、何時の間にか真夜中。雨脚が強くなってきたので納竿とした。


 天気:晴れ 水温:23.5℃ pH:不明
 釣果:7匹(スズキ、ナマズ)

 今日も夕方から釣り具を車に詰め込んで釣り場へ向う。このところ足を運ぶこのエリアの時合は、「潮の干満による水位よりも、時間帯の方が重要な要因ではないか?」という仮説を実証をするための連日釣行でもある。流れ具合や水位、ベイトの有無が明らかなキモになる場所は多いのだが、ここはイマイチ絞り切れていないため、様々な要因を1つずつ確認するという地道な努力を始めている。

 釣り場に到着し、トリプルインパクト・リップレスを足元に垂らし、「ゆらゆら〜」と動かしてみると即座に爆裂バイト。ガバガバと水面で暴れる魚をランデイングポイントまで誘導して無事キャッチ。ルアーをバックリと咥えていたのは60cmのナマズだった。水面をじっと見つめていると、まだ魚の気配がする。慎重にルアーをピンポイントに送り込み、「ほにょほにょ〜」とジョイント部を動かすと再びバイト。今度は先程より少し小さい50cm程度のナマズがヘッドライトの光に浮かび上がった。

 その後、シュガーディープショートビルレッドペッパーシャローラビットSR500にバイトが相次いだが、フッキングミスが重なりポイントは沈黙。車に乗り込んで次のポイントへ移動した。レッドペッパーをキャストし、アップテンポでトウィッチしながらリトリーブをしてくるとズボッと足元でバイト。一旦、竿を送り込むと同時にアンタレスver2のハンドルを巻き込み、カツオの一本釣りの様に一気に魚を引き上げる。足元でバタバダと暴れる魚は50cmのナマズだった。素早くリリースして再度レッドペッパーを放り込む。すると即座にナマズ(60cm)がバイトし、開始僅か数分で良型を2匹釣り上げた。

 この2本で反応が止ったので、再び元の場所へ戻りレッドフィンを垂らす。1投目から激しいバイトがあったが空振り。次のチャンスを期待してルアーを放り込むが、ピタッと反応がなくなった。さすがに魚もスレてくるだろうと、次の場所へ移動する事にした。そっと足を忍ばせてポイントへ近づいたつもりだったが、魚が逃げ去るのが暗闇の中で見えた。静かにしていればチャンスもあるだろうとルアーをアレコレ交換しながらキャストを続ける。反応したのはロングAのショートトウィッチ。ナマズとは明らかに異なる引き具合だったので慎重に魚を引き寄せる。ライトを点灯し魚を確認するとスズキ(40cm)だった。

 2匹目を狙ってキャストを続ける。岸際に魚の気配を感じたので慎重にロングAをプレゼンテーションすると、即座にバイト。魚の暴れ方は明らかにナマズ(60cm)。場を荒らしたくなかったので、一気に引き寄せ魚を引き抜いた。狙いはナマズではなく、あくまでもスズキ。群れはまだ近くにいるハズなのでルアーを本気モードのタイダルに交換する。すると僅か数投目でガツンとヒット。直後に、激しくエラ洗いをした魚は43cmのスズキだった。やはり実績のあるルアーは答えも早く出る。更なる追加を求めてキャストを重ねたがチャンスは巡ってこず、今宵は納竿となった。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:1匹(スズキ)

 夕マヅメからの釣行。トリプルインパクトをキャストしながら少しずつ移動し魚を探す。途中、絵に描いたようにペッタンコになったモグラの死体を2つも発見。道路でタヌキが引かれている光景はよく見かけるのだが、モグラはちょっと珍しいのではないか。

 水中のストラクチャーの上を通過するようにトリプルインパクトを流すが無反応。水門がある流水ポイントでは持参したミノーをアレコレと試すが、これにもバイトはない。車に乗り込み次の場所へ移動。ビジョン95で提灯釣りを始めると2投目にナマズがバイトした。瞬時にアンタレスver2のクラッチを切り、ラインを送り出してからフッキングをしたが失敗。次なるチャンスを求めて再び提灯釣りをしたが、空しい時間が過ぎるのみ。

 ルアーをシュガーディープショートビルに交換し目先を変えて、キャスト&トウィッチを開始。2投目にカツンと明確なアタリがあり、柔らか目なトラウトプラッギングスピンGS-832Hの竿先がギュインと引き込まれた。水面で激しく暴れる魚は明らかにナマズではないが、スズキなのかバスなのかハッキリしなかったので慎重に魚を引き寄せる。ライトで照らし出すとお腹がペッコリと凹んだスズキ(45cm)だった。

 後が続かなかったので、次の場所へ移動。レッドペッパーを放り投げ早いテンポでアクションをさせていると、流心でバチャッと出た。バイトの感じはナマズっぽくなかったので多分スズキだろう。粘っていれば再びチャンスがあるハズなので暫く時間を掛けて丁寧に攻めてみた。しかし、後が続かずギブアップとなった。


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