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擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>2007年1月


 天気:晴れ 水温:12.0℃ pH:不明
 釣果:1匹(ウグイ)

 日中は温かだったので水温が上がり、魚の活性も高くなっているだろうと予想して釣り場に立つ。最初に水温を計ってガックリ。予想に反して12℃しかない。先行者の2人組に挨拶をして様子を尋ねるが無反応とのこと。確かにボラすら跳ねず、「今日は釣れませんよぉ〜」って雰囲気が辺りに漂う。取り敢えず蝦夷ミノーをフルキャストし、流れに任せながらスローリトリーブを繰り返す。20分程経った頃、コツリとアタリ。ゴミなのか魚なのか怪しかったので、再度同じ所へルアーを流し込む。すると再びコツリとバイト。魚だと判ったのだが、ルアーをパックリ食ってくる感じではなく、魚も小さい様子。ならばルアーを交換して食わせてやろうとワンダースリムを投入。しかし、反応がないのでニョロニョロレンジバイブを立て続けに投入。これらも全く相手にされずギブアップした。

 車に乗り込み、2ヶ所目の釣り場へと移動。1ヶ所で粘っていても釣れそうになかったので、少しずつ移動しながらキャストを繰り返す。目標地点に定めておいたポイントまで歩いたがカラ振りに終わりUターン。スタート地点まで戻ってきたら釣り人が竿を振っていた。様子を聞こうと挨拶をすると相手はT.Mさんだった。暫し情報交換をして次の場所へと移動。

 3ヶ所目は時期的に早いので余り期待はせず、ワンダーでザクッと探りを入れる。15分程竿を振ったところでこのエリアを見切り、岸際を歩いて次のエリアへ移動。昨年とは随分地形が変化し狙いどころがハッキリしなかったのだが、時折小魚がライズする場所へワンダーが流れるようにコントロール。すると数投目でコツッと明確なバイト。素早くロッドを立てるとジャストフッキング。良く引くのだがシャローエリアでもエラ洗いをしないので、相手はスズキではない様子。岸にズリ上げライトで照らすとデブデブに太ったウグイ(46cm)だった。途中から合流していたT.Mさんもこの魚の太さに感心。本命ではなかったが、竿が曲がるのは楽しい。2匹目を狙いキャストを続けたがチャンスは訪れず納竿となった。


 天気:晴れ 水温:11.3℃ pH:不明
 釣果:1匹(ウグイ)

 夕マヅメ狙いからのスタート。強風を避けられる場所に陣取り、流れの様子を注意深く観察しながらキャストを重ねる。周囲を隈なくワンダースリムニョロニョロで探った後、レンジバイブに交換して少しずつ移動しながらキャスト&リトリーブを繰り返した。延々歩いても反応がなく、虚無感が心の中に広がってきたので途中でUターン。帰路は蝦夷ミノーのスローリトリーブで反応を伺う。

 なんのアタリもないまま、気が付けばスタートした地点を通り過ぎる。今宵も撃沈かと思いハンドルの回転を緩めた時にコツッとアタリ。すかさず、ぐるりとハンドルを回転させてフックセット完了。引きが弱いので明らかに魚は小さいのだが、「この際フッコでもいいや!」って感じで久しぶりの魚の感触を味わいながら引き寄せた。足元で跳ねる魚をライトで照らしてガッカリ。正体は銀色に輝くスレンダーボディのウグイ(40cm)だった。手早くリリースした後、次なる魚を求めてキャストを再開したが2回目のチャンスは訪れずギブアップとなった。


 天気:晴れ 水温:14.0℃ pH:不明
 釣果:0匹

 連日連夜の釣行で疲れが溜まっているのだが、日中は穏やかだったので水温が上がっているだろうと予想。今宵も竿を持って出撃した。釣り場に到着した時は風がなかったのだが、準備を整えキャストを始めたら強い西風が吹いてきた。風に乗りブッ飛んで行った悟空をスローに引き始めると、水面が割れていきなりバイト。一瞬ルアーを持っていかれたのだがフッキングには至らず、思わず「うわぁぁぁ〜」と声が出る。開始早々トップに出るとは思いもよらなかった。

 1投目のビックチャンスを逃した後は延々と沈黙。時折、ボラが「ドバァ〜ン、ドバァ〜ン」と派手なジャンプをするが、スズキ達の捕食音は何処からも聞こえない。少しずつ移動しながらレンジバイブをブンブン投げるが無反応。開始2時間が経過し、テンションがめっきり下がった所でガッチリと根掛かり。歴戦の釣行でボロボロになっていたレンジバイブは帰らぬルアーとなり白旗降参。バチ抜けは何処にも見当たらず、これで4夜連続ボウズ確定。


 天気:曇り 水温:13.5℃ pH:不明
 釣果:0匹

 西風が強く吹く中、先ずはザブラバイブのフルキャストでスタート。ウナギの稚魚”浜っ子”をすくうオッチャン達の晧晧と灯るライトを見ながら黙々と竿を振る。周囲をぐるっと探ったが無反応。少しずつ移動しながらキャストを繰り返し、広範囲に魚を探すことにした。開始20分、流れのヨレがある場所へ移動してきたところで突然のビックボイル。捕食音の大きさから、スズキのサイズはかなり期待できそう。竿先にブラ下がっているザブラバイブを、波紋が残るポイントへ撃ち込み素早くリトリーブを開始。1投目は無反応、2投目、3投目も無反応・・・。リトリーブスピードを変えたり、着水後にカウントダウンさせたりするがアタリはない。

 ルアーをニョロニョロに交換し様子を伺っていると、直ぐ近くで再びビックボイル。まだ周囲には魚がウロついているようなので心臓をバクバクさせながら指先の神経を研ぎ澄ましリトリーブ。数投して反応がないので、スキッターポップワンダーローリングベイトロングAエゾミノーと短いテンポでルアーをローテーション。私のルアーには全く反応はないのだが、この間にもボイルが起きる。スズキの華やかな宴は30分でパタリと終了。魚っ気がすっかりなくなったので場所を移動する。

 ワンダースリムに交換し、少しずつ移動しながら魚を探す。時折、ライトで水中を照らしバチ抜けしていないかチェックをするが、その姿を見つける事は出来ない。集中力が切れて諦め気分に浸っていた時にコツリとバイト。明らかに生物感があったのだがフッキングには至らずガックリと首をうな垂れる。2度目のチャンスを期待して周囲を隈なく探ったが、期待していたドラマは起きず納竿となった。


 天気:雨 水温:14.0℃ pH:不明
 釣果:0匹

 晩飯を食べてから釣り場に急ぐ。小雨が降っており、釣り場は貸し切り状態。時折、泳ぎの下手クソな小学生が腹打ち飛び込みをした時のような「ドバァ〜ン」という音をたてて大きなボラがジャンプする。ニョロニョロから始め、ヨレヨレワンダーとローテーションしたが無反応。バイブの早引きに反応するかもしれないと考え、レンジバイブをブンブン投げまくるがこちらにはアタリはない。先日、82cmを仕留めた時は小魚がザワついていたが、今宵はその姿を確認する事が出来ない。2時間半ほど集中してキャストを続けたがワンチャンスもなかったためギブアップした。


 天気:くもり後一時雨 水温:11.0〜14.5℃ pH:不明
 釣果:0匹

 前夜1本逃したのが悔しかったので今宵も釣行。潮が30分〜1時間ほどズレるので、魚の活性が高まる時間帯を想定しながらキャストを繰り返す。ボラの派手なジャンプがアチコチで始まり、次はスズキ達のボイル合戦だと待ち構えていたが、何時まで待ってもそれっぽい音が聞こえてこない。ワンダースリムをはじめ、対ボイル用に準備してきた数々のルアーもカラ振り。小雨がパラつき始め、ボラのジャンプもいつしか止んで周囲は沈黙。釣れない雰囲気がヒタヒタと漂いテンションは低下してギブアップとなった。

 岸際を歩きながら水中をライトで照らすと、20cm近い緑色のゴカイ類が1匹泳いでいるのを発見。いわゆるバチ抜けってヤツだが、この個体だけで他には見当たらない。こんな状態では魚の活性も上がらないだろう。ウロウロ歩き回ったがバチ抜けは見られず場所を移動。車でひとっ走りして到着した2ヶ所目では、ニョロニョロを引きまくったがコツリともアタリはない。水温を計ってみると、こちらはぐっと下がって11℃しかない。粘っても難しそうだったので納竿となった。


 天気:くもり 水温:14.0℃ pH:不明
 釣果:1匹(スズキ)

 前日に続いて釣行。2人組の先行者に挨拶して邪魔にならないようにポジションを確保して竿を振り始める。水温を計ると何故か14℃もあり期待大。最初はボラがチラホラ跳ねる程度だったが、30分程経過した時に突如スズキの捕食音がアチコチで始まった。自分が立っている直ぐ近くで、突然小魚が水面をせわしく逃げ回ったと同時に「バフッ、ボフッ」と音がする。音の大きさからして、犯人はかなりのサイズ。持参した数少ないルアーをアレコレと交換し反応を伺うが、私のルアーには沈黙が続いた。

 「小魚を追っかけているからミノーを使う」という発想を捨て、取り出したのがワンダースリム。この作戦がドンピシャに当たり、数投目にヒット。しかし、この時は「ガツッ」とか「ゴンッ」というアタリはなく、ハンドルが重くなっただけ。違和感を感じたので竿を軽く煽ったところで魚がルアーを咥えていることが判り、すかさず巻き合わせしてフッキング。恥ずかしながら、食ってきた瞬間が全く判らなかった。魚はエラ洗いをせず、ステラ3000からラインを引きずり出して水底に激しく引き込むばかり。姿が見えるまでスズキかどうか判らずドキドキ気分を存分に味わった。魚を寄せるまでに時間が掛かっていたので、近くにいた2人組が応援に駆け付けてくれて無事にランディング。魚の鼻先にチョコンとフックが1本刺さっていただけで、ランディングと同時にポロッとフックオフ。ギリギリセーフって感じ。新春一番に釣り上げたスズキは腹が凹んだ82cmだった。

 2匹目を狙ってキャストを重ねる。相変わらず周囲ではボイルが続くがルアーには食ってこない。ボックス内を見渡しルアーを順次交換しつつ反応を伺うがコツリとも当たらない。再びワンダースリムに戻しリトリーブを始めたらコツッと軽いアタリがあり、すかさず巻き合わせを入れる。すると直後に水面が割れ、大きな頭を振ってルアーを弾き飛ばした。サイズはやはり80cmぐらいはありそうな良型であり、思わず「あぁぁ〜」と声が出た。これが最後のチャンスで、周囲のボイルは沈静化。その後、1時間弱キャストを繰り返したが魚からの反応はなく納竿となった。


 天気:くもり後雨 水温:11.5℃ pH:不明
 釣果:0匹

 今年はやっぱり暖冬傾向。北西の風が強く吹くが、それほど寒さを感じられなかったので晩飯を食べた後に釣行した。私の頭の中では、この時期の定番ルアーとなっているワンダースリムからスタート。ボラがたまに跳ねるので、チャンスがあるかもしれずキャストを重ねる。ヨレヨレタイダルへとローテーションしたが反応はなく1時間でギブアップ。移動して、主だった場所を2ヶ所ほど探ってみたがこちらも反応がない。水温は予想していたより高いので、タイミングさえ合えば竿を曲げる事も出来るかもしれない。丁度良い潮周りになってきたので、潮位を考えながら暫くチャレンジしてみようと思う。


 天気:くもり後雨 水温:8.8℃ pH:不明
 釣果:0匹

 天気予報によると、今日は曇り時々雨。正月元旦は好天に恵まれ気温が高かったので、魚が動いているだろうと予想し釣行することにした。車を釣り場まで走らせている時から、ポツポツと雨が降ってきた。新年早々、初釣りから雨に降られる事を残念に思いつつ、カッパを着るなど装備を整えてウェーディング開始。新参者のX-CROSSから始め、シートプスを投げまくるが魚の反応はない。試しに水温を計ってみると予想していた10℃を下回っていた。

 実績のあるエゾミノーシンキングシャッドをゆっくりリトリーブして反応を伺うが、魚達から相手にされずギブアップ。開始1時間で場所を移動する事にした。大潮の干潮に当たるため、水位がぐっと減る事を予定していたのだが思いの外、下がっていない。少々、無理をしながら入水し浅瀬に渡る。必ず何処かにルアーへ反応する魚はいるハズなので、少しずつ移動しながらキャストを重ねたがコツリともアタリはない。期待していた2ヶ所目も不発に終わったので、1時間で終了。2007年はツルツル丸ボウズのスタートとなった。果して今年の釣果はいかに?


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