
擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>2007年2月
天気:曇り 水温:11.5℃ pH:不明
釣果:0匹
豪州遠征後の初釣行。真夏のオーストラリアでのアップテンポな釣りから真冬の夜釣りへ、体のリズムを切り替えるのは中々大変。しかし、時期的には産卵後のスズキが戻ってきているハズなので夕マヅメからスタートした。メジャーなポイントへ足を運ぶと、先行者が6人もいて驚く。さぞや釣れているかと思いきや、誰も釣れていない様子。このところの釣果も芳しくないようだ。
前日から今朝まで降り続いた雨により増水している。濁りもあるので、スズキがいれば一発で食ってくるハズなのだがコツリともアタリはない。風もなく、魚っ気は皆無。ボラすら跳ねない状況に愕然とする。豪州では頻繁に竿が曲がるような釣りを楽しんできたので、2時間近く竿を振って1回もチャンスがないような釣りは我慢できない体になっている。粘っても辛い思いをするだけなのでギブアップ。帰りがけに1ヶ所立ち寄り、30分ほど竿を振ってみたがこちらも無反応。潔く納竿した。
2007/2/9〜16 オーストラリア・ケアンズ近郊の河川
天気:晴れ、小雨 水温:24.8〜28.0℃ pH:不明
釣果:192匹(バラマンディ、スーティーグランター、ジャングルパーチ、マングローブジャック、クイーンフィッシュ、サメ)
6日間の釣行で、バラマンディ80匹(MAX70cm)を含む豪州魚192匹をキャッチ。青い目をしたバラマンデイも再び捕獲。連日30℃以上の猛暑での釣行記はこちら。
天気:晴れ 水温:7.0〜11.5℃ pH:不明
釣果:0匹
今宵は爆風を避けることができる釣り場で竿を振る。ワンダースリム、アイマ・ジーンのリップ折りチューンで魚の反応を伺うが無反応。早い動きに反応する魚がいるかもしれないのでローリングベイトをチョイス。この選択が大失敗で、数投目に「キャスト直後の根掛かり」という憂き目にあった。日頃、ルアーロストは余りしない方なのだが、2夜連続で1軍ルアーを失い意気消沈。赤く怪しげな満月が上がってきたので、ルアーを真っ赤なワンダーに交換。流れにルアーを漂わせながら、魚が潜んでいそうな流れのヨレに誘導するとゴツッとバイト。貴重なチャンスだったのだがフッキングミス。寒さで足先がジンジンしていたので、足踏みをしながらリトリーブをしていた時の出来事。決して油断してはいけないのである。
後が続かないので車に乗り込み次の場所へと移動。何故か吹き荒れていた爆風がパタッと止み、辺りは急に穏やかになってきた。こんな時はバチ抜けが見られるハズ。キャスト&リトリーブを繰り返しながら、時折ライトで水中を照らしてみると予想どおりバチ抜けが始まった。前夜釣行したエリアのゴカイ類と同じ緑色をしたヤツがメインだが、サイズはやや小振りな個体が多い様子。メディアで紹介されるバチ抜けシーズンのお勧めルアーカラーは赤系が多いが、わりと緑色のルアーがないのが気になっている。青色や緑色は売れないカラーでメーカーも作りたがらないし釣具店も置かない傾向にあるようだが、このエリアでは試しに使ってみたい気がする。
次から次へとゴカイ類が流れて来るのだが、魚っ気は全くない。これだけバチ抜けしていれば水面は賑やかになるハズだがライズは見られず沈黙。粘っていても無理っぽかったため、次なる場所へと移動した。泥質で水の動きが鈍いエリアではドヨドヨと気持ち悪いくらいにバチ抜けしているのだが、魚っ気は皆無。試しに水温を計ってみると、7℃しかない。低温と強風で一気に水温が低下した事が原因なのか、ルアーに反応しそうな魚は沈黙している様子なのでギブアップした。
天気:晴れ 水温:9.5〜12.5℃ pH:不明
釣果:1匹(カキ)
夕マヅメからのスタート。さすが土曜日だけに周囲には釣り人が多い。しかし、予定していた場所が丁度空いていたので、挨拶をしてから入らしてもらう。ぐるっと周囲を見渡したが魚っ気はない。様子を聞くと周囲では全く釣れていないようだ。先ずは定番のワンダースリムで広範囲に探ろうと考えキャストを開始。すると僅か2投目で根掛かりでロスト。これにはさすがの私も面食らった。開始早々からテンションがメッキリ下がってしまった。
ワンダーを結び、気を取り直してキャストを再開。すると何投もしない内に再び根掛かり。今度は絶対にロストはしないという覚悟で粘っていたら無事回収できた。ルアーのフックにはずっしりと重たい巨大なカキがぶら下がってきた(涙)。魚っ気が全くないので周囲の釣り人は次々に帰ってゆくが、私は東の空にポッカリと浮かんだ赤い不気味な満月を見つめながら黙々とキャストを続ける。2時間程、アレコレとルアーを交換して探りを入れたがワンチャンスもなくギブアップ。
車に乗り込み次の場所へ移動。水温を計ってみると、グッと低下しており10℃を切っている。しかし、水中をライトで照らしていると10〜20cmの緑色をしたゴカイ類がウネウネと泳いでいるのを発見。こんな水温が低くてもバチ抜けをして事が判り、ある意味勉強にはなったのだが魚の方は全く反応がない。バチ抜けしていても魚っ気がないので早々と退散した。
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