フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2010年4月


天気:雨後晴れ 水温:15.8〜18.0℃ pH:不明
釣果:5匹(スズキ、キビレ、ヘラブナ)

 雨の後、西風が強まる中での釣行。濁りに強い旧タイドミノースリムを投げまくったが反応はない。魚がいれば数投で答えが出るハズだが・・・。続いて投入したのがエンゼルキッスハニートラップ95S。濁り具合は丁度良い感じなのだが、期待を裏切られ徐々に気持ちが萎んでゆく。ザブラバイブプラム80ゾンク120を投げるが、ワンチャンスもなくこの場から退散した。

 天候が回復するにつれ、爆風が吹き荒れるようになり水面が波立つ。濁った水が流れ込む場所に陣取り、レッドフィン・ジョイントを静かに泳がせているとガツッとヒット。右に左にと泳ぎ回るのでスレ掛かりと判断。慎重に魚を引き寄せると45cm近い巨ベラだった。周囲には魚が集まってきているようなので、フラットラップFLR10に交換し暫くキャストを繰り返していると、鋭いアタリが竿を持つ手に伝わった。すかさず巻きアワセをしてフックセット完了。銀色に輝く平べったい魚が水中に見えたので、「またしても巨ベラか!?」と思いきや、今度は37cmのキビレだった。

 河川改修により地形が大きく変わり、塩分濃度が高い水域の範囲が拡大している事に早くから気が付いてはいる。しかし、このエリアで、この時期に、このサイズのキビレが釣れた事に驚いてしまう。今からこれだと、今年は昨年以上にキビレの釣果が上がるのではないだろうか。手早く写真を1枚取った後に、キャストを再開。フラットラップFLR10を投げていると再びヒット。「これでキビレを2枚ゲットだぁ」と喜びながら魚を寄せると、40cmUPの巨ベラだった。これには本当にガッカリ。

スズキ 3KB リトリーブしている最中は、いつも周囲をキョロキョロと見渡し、水位の変化や魚の動きに注意を払っているのだが、運良くボイルを目撃。弾け飛んだベイトが小さ目だったので、ルアーをフラットラップFLR8にチェンジ。魚がいるであろうピンポイントにルアーを打ち込み、トウィッチをすると即座にヒット。水面で激しくエラ洗いをするスズキをなだめながら徐々に引き寄せた。サイズはジャスト60cm。周囲にはまだ同サイズの魚がいるハズ。2匹目を狙ってキャストを繰り返した。

 フラットラップFLR8に反応がないので、ZBLシステムミノー11Fタイダルに交換。フルキャストで、これまで探っていなかった範囲にルアーを打ち込む。僅か数投目で狙いどおりにヒット。タイダルを咥えたスズキは先程と同サイズだった。更なる追加を求めてキャストをすると再びバイトしかし、フッキングには至らない。魚の反応が鈍くってきたので、ルアーをアレコレと交換し様子を伺う。プラム80シャロートプスワンダースリムレッドフィン・ジョイントレッドフィンラビット90X-120SWシャローテールダンサーグース125Fなど、持参したルアーを総動員。しかし、ワンチャンスもなく納竿となった。


天気:晴れ 水温:15.8℃ pH:不明
釣果:0匹

 南風がバンバン吹く中、満潮を迎えている釣り場に立つ。フラットラップFLR8フラットラップFLR10でチェックを入れるが反応はない。プラム80の"ジャカジャカ巻き"を繰り返してながら少しずつ移動していると、所々で群れている1cm程のベイトを発見。昨年に比べるとサイズは小さく、群れも小さい様子。今年はいつまで経っても水温が低いままなので、孵化が遅かったり、生育が遅いのではないだろうか・・・。エリア一帯を一通り打ち終わったがワンチャンスもなかったため、次の場所へと移動した。

 フラットラップFLR10を投げていると、ルアーの下に魚影を確認。気配があった所にルアーを通すと激しくチェイス。魚の正体はナマズ君。しかし、バイトには至らず途中で姿を消した。再度、同じ所にフラットラップFLR10を放り投げ、軽くトウィッチをしながらリトリーブすると、ナマズが水面に躍り出た。確実にルアーを咥えたかと思いきや、スッポ抜け。その後、ZBLシステムミノー11Fタイダル飛豚73プロップシャローテールダンサーを投げまくったが無反応。最後の切り札でジッターバグを投入したが、全く反応がない。

 ガレ場エリアをスキッターポップで丁寧に探ったが、こちらも魚っ気がない。完璧なお手上げ状態なので、再び最初に竿を振った釣り場へと戻る事にした。いつの間にか南風はおさまり、水面が穏やかになっている。兎に角、魚を見つけようと飛豚73プロップを投げまくったが、気配すら感じる事が出来ない。手を休め釣り場全体をじっくり眺めたが、見事なまでに沈黙。ガックリとうなだれながら釣り場を後にした。


天気:晴れ 水温:15.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 冷たい風が吹く中、夕マヅメからのスタート。釣り場の先行者はシラサギやカワウ達だった。静かに足音をしのばせて水際に近づいていったのだが、随分離れているにも拘らず私の動きに気がつき飛び去っていった。鳥類は私達が思うよりも遥かに視力が良いと聞く。もし、そうでなければ、空なんて自由に飛べないハズだ。彼らに悟られないように気配を消せれば、水中にいる魚達にも気づかれないかもしれない・・・。そんな事を考えながらキャストを始めた。

 今年は4月後半になったにもかかわらず、水温は15.5℃しかない。冷たい雨がまとまって降る事が多く、中々水温が上がらないのだ。、北国ではサクラが咲く中、積雪があったりと、いつもの春とは随分違っている。フラットラップFLR8で周囲を探ったが、全体的に魚っ気が少なく釣れる気がしない。フィード105に交換し、フラットラップFLR8では届かなかった範囲をフォローするが、コツリともアタリはない。

 少しずつ移動しながら、ワンダースリムシャロートプスを使って様子を探ったが、こちらも不発に終わる。狙いを定めていたプライムタイムにも、ベイトの群れは現れず、胸がドキドキするような捕食音も聞こえてこない。ローリングベイトの"ジャカジャカ巻き"で勝負に出たが、魚にかすりもせず見事に撃沈。魚は一体何処にいるのか。いつになったら私の愛竿が曲がることやら・・・。


天気:晴れ 水温:15.0〜15.8℃ pH:不明
釣果:0匹

 前日、釣果に全く恵まれなかったので今日は場所を変えることにした。愛車を走らせ釣り場に向うと、駐車スペースには見覚えのある車が1台・・・アルフ君が既に竿を振っていた。様子を尋ねると、まだ始めたばかりとのこと。彼とは十分距離を取って竿を振らせてもらうことにした。スタートはサルディナ127Fから。このルアーは飛距離が出せてシャローエリアを広範囲に探れるので重宝するのである。

 期待を込めてサルディナ127Fを引き倒したがコツリともアタリはない。続いて取り出したのはシャロートプス。もちろん、このルアーも名前どおり心置きなくシャローエリアを引きまくれ、このエリアでも実績は高いのだが不発。「何処かにベイトはいないか?」とキョロキョロ周囲をチェックしながら竿を振るのだが、それっぽい気配は皆無だった。このエリア、以前は凄く良かったのだが、昨年あたりから水深と流れが大きく変わってしまった。それからというもの、まともに魚が釣れた記憶もない。やはり小魚が溜まるようなポイントや、フィッシュイーターが潜む深場がなくなってしまったのはとても痛いのだ。1時間程でアルフ君がギブアップ。私も諦め気分でローリングベイトレンジバイブフィード105フラットラップFLR10を投げまくったが、やはりアタリはなく、この場から退散した。

 下流のエリアをチェックしたが魚っ気がないため直ぐに終了。大きく場所を移動し、別の河川へと移動することにした。新たなフィールドでのスタートはフラットラップFLR8から。流れのある場所を重点的に攻めたが無反応。続いて、X-80SWビーフリーズLB-Sを試した後にTDポッパーを打ちまくる。どうにも魚っ気がないため、直ぐに移動。移動先でも魚っ気がなく途方にくれる。一体、魚は何処に行ってしまったのか・・・。車の機動力を活用し、ラン&ガンを続けたが竿が曲がることはない。アスリートS9シャローテールダンサーザグフラッシュ、挙句の果てにジッターバグまで取り出したが、ワンチャンスもないまま納竿となった。


天気:晴れ 水温:15.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 強い寒気が流れ込んだ影響で県内は一気に冷え込んだ。前日は御殿場や伊豆の山間部で降雪があり3〜6cmも積もるほど。4月に入ってからの雪なんて滅多にあるわけでもなく、ここに来てだいぶ水温が上がってきたのに、一気に急降下した。今年は3月末の寒波により、収穫間近の一番茶が大打撃を受けていた。凍霜害により茶色くなった茶園も、やっと回復の兆しが見えてきた時に再びこの寒さ。お茶に限らず、農作物への影響はとても大きいに違いない。

 今日は、季節はずれかもと思いつつフリースを1枚着込んで正解だった。釣り場に立って水温を測ってみると15℃しかない。しかも西風が強く吹き、水面が波立っており寒いのである。スタートはウエイトアップしたカクーンから。予想はしていたが、全く反応はないので、直ぐにフラットラップFLR10に交換。重心移動システムなんて入っていないルアーなので、キャスティングはさぞや苦労するかと思いきや、考えている以上に良く飛ぶ。

 フラットラップFLR10で1匹を手堅く釣るつもりが、コツリともアタリはない。メガバスフラッタベイトをブン投げて、ヨタヨタ泳がせたり、フォーリングを入れたりと誘いを入れたが、これまた不発。最後の望みを掛けてシャローテールダンサーを引きまくったが、完全お手上げ状態。寒空の下、1時間半程キャストを繰り返してワンチャンスもなく、体が冷え込んできたためギブアップした。例年、春は対象魚種が多く、楽しい釣りが出来るのだが、どうやら今年は厳しそうだ。


天気:晴れ 水温:18.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 2日連続釣行。先ずは水深の浅いエリアをシャローテールダンサーでチェックする。周辺にはルアーに反応する魚がいないようなので、久しぶりにボックスへ突っ込んできたシャロートプスを取り出し、シャローテールダンサーで届かなかったエリアを探った。因みにこのルアーは、2003年12月に倒産したザウルスのヤツ。当時、倒産のニュースを聞いた私は、近隣の釣具店を駆け巡りシャロートプスを一気に買い集めた。そんな行動をするぐらい、このルアーは良く釣れて、気に入っていたのだが、近年は釣りをする場所が変わってきたので出番が減っていた。部屋の隅に積んであるダンボール箱を開くと、新品未開封のシャロートプスがザクザクと出てくるので我ながら呆れるばかり。

 会社が倒産すれば同然のごとく店頭から商品が消えるのだが、暫くしてザウルス製品の版権を引き取ったザウルストレインがその後このルアーを復刻した。しかし・・・何だかちょっと違う。どうやら完全復刻ではなかったようだ。シャロートプスを買う時は、是非ともオリジナルモデルを手にすることをお勧めしたい。

 開始から30分程経過。お気に入りのルアーを使っても全く反応がなかったので、前日好調だったフラットラップFLR10を取り出した。キャストを始めると、何処からともなくナマズが現れてヌラヌラとルアーをチェイス。ナマズは何度もちょっかいを出してルアーに襲い掛かる素振りを見せるが、バックリとは食ってこない。「食え、食え、食えぇ〜」と声に出しながらリトリーブを続けたが、ナマズは私に気づいたのか目の前で姿を消した。

 すかさずルアーを回収し、周囲を攻めまくったが沈黙。完全にルアーを見切られてしまったようだ。ZBLシステムミノーF11タイダルローリングベイト飛豚73プロップを投入し、様子を伺うが釣り場は沈黙。シャロートプスグース・・・更にワンダースリムまで投げたがワンチャンスもない。余りにも悔しいので、最後に取り出したのが禁じ手のジッターバグJT。使い始めて直ぐに、ナマズのバイトが連発した。「今まで使ったルアーは、何だったのか!?」と思わずにはいられない。どうしてこのルアーは、こうまでナマズを惹きつけるの判らないのだか、一定のスピードでポコポコ引くだけで魚が飛び出す。しかし、派手なバイトがあってもフッキングには至らず頭を抱えるばかり。その後は、パタリと反応がなくなり、ギブアップした。


天気:晴れ 水温:18.0℃ pH:不明
釣果:4匹(ナマズ)

 菜の花が咲き、ウグイスが鳴く中、車を走らせる。満潮からの下げ始めなので釣り場が限られるのだが、「竿を振れば、何かしら反応するだろう」と自ら気持ちを高めつつ釣り場に向った。スタートはウエイトアップチューニングをしたカクーンから。ボラをイメージして鼻先を水面に出しながらヨロヨロと泳ぐように調整したのだが、我ながらイイ感じに仕上がったと自画自賛。周辺を一通り流したところで、ラパラの新商品フラットラップFLR10を投入した。

 先日の釣行でフラットラップFLR8を使ったところ、非常に泳ぎが良かったので馴染みの店で一回り大きいサイズを発注。このルアーは今日が初投入となった。目の前で"8の字"を書いて泳ぎを確認した後、フルキャストして飛行姿勢と飛び具合を確認する。フラットラップFLR8と同様、とても安定した姿勢で飛び、固定重心のバルサミノーでありながら予想以上に飛距離が伸びて満足度は高い。比較的早いスピードでリトリーブしてくるとガツンとバイト。僅か1投目で腹パンパンのナマズ(65cm)をキャッチした。新商品が"釣れるルアー"か"釣れないルアー"かという疑問は、往々にして直ぐに答えが出るものである。このルアーは間違いなく"釣れるルアー"だろう。

 夕暮れが迫る中、少しずつ移動しながら魚を探す。ワンダースリムライジングミノーフラットラップFLR8を試すが反応はない。フラットラップFLR10に戻すと、コツコツとアタリがあった。反応があった場所に再びルアーを通すと、これまたヒット。ステラのドラグをチリチリ鳴らしてファイトした魚は63cmのナマズだった。水面で小魚が動き、ボラ達もライズし始めたので時合の到来と考え、一投、一投に集中していると、またしてもコツコツとアタリがあった。どうやらナマズがルアーを追尾して、ちょっかいを出している様子。リトリーブスピードを変え、軽くトウィッチを入れると狙いどおりにヒット。バックリとルアーを咥えたのは、またしてもナマズ(65cm)だった。

 更なる追加を求めて移動しながらキャストを繰り返していると、なんの前触れもなく突然水面炸裂。50cm程のスズキが目の前でエラ洗いを2連発して、フラットラップFLR10を吹き飛ばした。フックをバーブレスにしてあったのが魚を逃した原因の1つかもしれないが、久しぶりのスズキを逃したのは痛かった。このサイズなら他にもいるだろうと、周囲をくまなくチェックしたがこの場は不発に終わった。フラットラップFLR10の調子が良いので、嬉しくてキャストをしまくる。本日4匹目となる63cmのナマズを追加した後、ZBLシステムミノーF11タイダルステッキー1フラッタースティックフラットラップFLR8を投げ倒したが不発。いつしか魚っ気は全くなくなり、釣れる気がしなくなったので納竿した。


天気:晴れ 水温:14.5℃ pH:不明
釣果:1匹(ナマズ)

 年度末、突然、職場が引越しをするハメになった。やはり親方が変わると、様々な影響が出る・・・年度末の多忙な日々を引越し作業に奪われ、よもや転勤はないものと油断をしていたら、4/1日付けでまさかの人事異動が発令。3/31午後、バタバタと後任者への引継ぎを済ませ、一息つく間もなく新たな勤務地に赴いた。傍から見るほど自分はストレスに強くはなく、夜中に突然目が覚めたり、胃が痛くなったりと気が休まらない日が続く・・・。

 気持ちが釣りに向かないのは、危険信号が点灯しているサインなので、自ら心を奮い立たせ、タックルを車に積み込んで気分転換を兼ねて釣り場へと向った。数は釣れなくても、確実に1匹は釣りたかったのでターゲットはナマズ君をチョイス。とうの昔にダメ出しをしたマーゲイSWからスタートし、クレイジークレイドルで障害物の周囲を探る。続いて、流れのある場所でビーフリーズLB-ESを投入。沈ませてからトウィッチをすると、狙いどおりナマズ君が躍り出た。サイズは60cmとマズマズなところ。腹が膨らんでおりコンディションは良い様子。周囲には1〜2cmのベイトの群れが集まっており、これをたらふく食っていたのだろう。

 更なる追加を期待して、場所を移動しながらルアーをアレコレと試す。スティッキー1ミッドワートフラットラップビーフリーズLB-ESを動員したが、ワンチャンスもないまま時間だけが過ぎてゆく。午後7時、冷たい北西の風が強まってきたので納竿とした。


「Fishing Report」の目次に戻る。 
トップページに戻る。 
私へのメッセージは こちら へどうぞ。

   
Copyright (C) tamatebako