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天気:晴れ 水温:10.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 久しぶりに降ったまとまった雨の影響で、河川には濁りが入っている。春先の雨は、生き物達が目覚めるきっかけ。魚が動き出しているハズなので、いそいそと釣り場に出撃した。1か所目は昨春、細身のミノーに反応が良かった場所。スタートはアスリートF9から。アップクロスでキャストをして流れに乗せながらトウィッチを繰り返す。本命のスズキが入っていれば何かしら反応があるハズだが、コツリともアタリはない。周囲を撃ち尽くしたので、ワンダーを投入。アスリートF9で手が届かなかったエリアを更に探る。この2つは、このエリアで高い実績があり、自信を持って使えるルアーなのだが反応はない。最後の切り札でフラットラップ8を投入したが、空振りに終わってスゴスゴと退散する。

 次なる場所は、流れのあるシャローエリア。往年のレッドフィンラパラ・ハスキーを使い魚を探す。いれば確実にドカンと出る場所なので、とてもイージーなポイントでもある。何度となくルアーを流すが、魚の陰は見えない。水温を測ると10℃を若干上回る程度。もう少し水温が高まらないと、魚の動きが鈍いようだ。ならば・・・水深がある場所を転戦することにした。使うルアーは、ラパラCD5CD7スレッジ7FビーフリーズLB-Sハイドジャーク。トウィッチをした後に、少しポーズを入れて魚の反応を見る。竿を振っていて気が付いたのだが、周囲にベイトが全くいない。水量が十分あり、イイ感じの濁りが入っているので、確信を持って竿を振り出したが、徐々に気持ちが萎えてしまい次に移動する。

 最後の場所では、浜っ子(シラスウナギ)をすくう、馴染みのおっちゃん達とお話をする。ついに3年連続の不漁となり、値段が高騰しているらしい。数年前まで「どんぶり一杯70万円なんての夢物語だ」と言われたが、今年は5cm程のヤツが1匹、200〜300円。1kgで6,000匹程なので、120万から180万円になっているらしい。シラスウナギ1匹がこの値段だと、私達の口に入る段階である「うな重」になると幾らになるだろうか・・・半年以上かけて養鰻池で大事に育てられて出荷されたウナギは、4,000〜5,000円の「うな重」になってしまうのではないか。この値段では、到底、庶民の口に入らず、鰻屋さんの価格設定も難しいところ。今年は「うな重」の価格が上がる前に、食べに出掛けるのが良さそうだ。

 当然、浜っ子が採れないので、1匹の相場が200〜300円の値段になっているのだが、今宵はちょっと違った。おっちゃんが網ですくい始めると、結構良いペースでコンスタントに採れるのである。あっと言う間に数千円分になり、おっちゃんは真剣モードに突入。話し掛けて邪魔をしては申し訳ないので、その場から離れワンダースリムをキャストする。浜っ子や2〜3cmのボラっ子が網の中に入っているので、これを食べる魚が周囲にいても良いハズ。そんな魚を狙って徐々に強まる西風にめげずにキャストを続けたが、ついにワンバイトも得られずギブアップした。


天気:晴れ 水温:10.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 まだ明るい内に釣り場に出掛ける。先行者は3人。様子を尋ねると、1人が1匹釣っていた。魚は当然スズキかと思いきや、45cm前後のヒラメ。狙って釣った訳ではなく、「ルアーをリトリーブしていたら釣れてしまった」というラッキーな魚らしい。真昼間にヒラメが釣れるくらいだから、他の魚達も活性が上がっているだろう。フラッタースティックを投げ始めて直ぐ、目の前にヒラヒラと蠢くものを発見。水面に顔を近づけて見ると、薄桃色したゴカイの仲間だった。しきりにクネクネと体を動かしながら、流れに乗って移動してゆく。明るい内からバチ抜けをしていることに驚いた。まだまだ寒い日が続いているが、水中は確実に春に近づいているようだ。

 かなり期待してフラッタースティックを投げたが不発。バチ抜けしていれば魚達が動いているハズだが、それらしき気配はない。続いて、ニョロニョロワンダースリムブルースコードを投入すれども、こちらにもカスリもしない。先行者の3人は帰り、いつのまにか釣り場には私一人のみ。魚が釣れていれば、そこかしこで釣り人が竿を振っているハズだが、やはり今年は時期が遅れているようだ。多分、もう少し水温が上がらないとダメなのだろう。最後の望みを掛けてテリフDC9バレットをブン投げてみたが、ワンチャンスもなく納竿となった。


天気:晴れ 水温:9.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 爆風が吹き荒れる中、釣り場に立つ。先行者が2人いたので御挨拶をしながら様子を尋ねたが、寒いだけで魚は不在との事。やはり今年は、水温が低く魚の動きが遅れているようで、魚を手にしている人は未だ少ない。厳しい寒さで釣りに出掛ける人が少ない事もあるのだが、辛い思いをしても釣れないと足が遠のいてしまうのは誰も同じだ。だから釣り場は「いつもガラガラで貸切」って感じ。そんな状況の中、11日には某河川河口で92cmが上がったとか。きっと波をかぶりながら、クソ寒い中で竿を振っていたに違いない。この魚を釣った人は、ホント、尊敬に値する。

 先行者は30分も経たない内に納竿。この時期、多くの釣り人が、全く反応がない状況で我慢できるのが30分ぐらい。私はいつもネオプレーンの手袋と靴下を使っているのだが、やはり30分程で指先と足先がジンジンしてきてギブアップしたくなるパターン。これまで発熱素材の靴下やインナーグローブを併用したり、靴の中や手首に使い捨てカイロを忍ばせたり、温感ハンドクリームをたっぷり塗ったりしたが、いずれも効果は大した事がなかった。

 今宵は、登山専門店の店員が紹介してくれた、エキストラヘビークッションの分厚いウール靴下を試すことにした。この靴下は保温性、吸湿性に優れ、分厚いクッションが効いているので確かに履き心地が良い。しかし・・・登山と違って、余り歩き回らないので、暫くするといつもと同じくシンシンと足先から冷えてきた。足先と指先の防寒対策は、まだまだ決定打に欠けている。吹きっさらしの釣り場の寒さと同様、私の釣果も寒かった。ZBLバイブから始め、バッテンワンダースリムショアラインシャイナーR50+SSR F-Gニョロニョロを試したが、周囲には全く魚っ気が感じられず1時間半でギブアップ。釣行する時間帯と潮周りが、マッチしていないのも原因だろうが、本命を釣るにはもう少し時間が掛かりそうだ。


天気:晴れ後曇り 水温:10.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 懲りずに今日も夕マヅメからの釣行。昨日と大きく違うのは風。この時期にしては珍しく季節風が止んでいる。もちろん釣りはしやすいのだが、こんな時に釣れた記憶は乏しい。水面がのっぺりしている時よりも、若干波立っているくらいの方が潮目を確認しやすく、魚の反応も良いのではないか。スタートはDC9バレットから。周囲を隈なく打ちつくし、鉄板系バイブのSWバイブジグを使って捜索範囲をさらに広げた。

 狙っている時間帯になったのだが、全く魚っ気がない。ベイトの群れが下ってくることを期待して竿を振っているのだが、それらしき動きはなくボラすら跳ねない。バッテンワンダースリムショアラインシャイナーR50+SSR F-Gを投入すれどもカスリもしない。そろそろ、頭デッカチ・ガリガリボディの戻りスズキが釣れても良い頃なのだが、それらしき雰囲気は微塵もなく、水中をライトで照らしても水生生物の姿は皆無。もう少し季節が進まないと竿を曲げるのは難しそうだ。


天気:晴れ 水温:9.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 夕マヅメに釣行する。今年は例年以上に寒さが厳しく、釣りに出掛ける意欲すら奪われているのが実情。そこを無理して気持ちを奮い立たせて出撃した。強い西風が吹く釣り場には先行者が1人。挨拶をしながら様子を聞くと、2回バイトがあったとの事。本命の魚が反応するには早い時間なので、ルアーでボトムを叩いたか、ボラのアタリではないかと想像しながらキャストを始めた。先発はフラッタースティックから。飛距離バツグンでシンキングペンシルでありながら、ボリュームがあり、泳ぎもしっかりしているルアーなのでお気に入り。このエリアでの実績もあるので、広範囲をザックリと探った。

 全く魚っ気がない中、バッテンショアラインシャイナーR40LD-Sを投入。何かしら反応がある事を期待したがワンタッチもない。時間の経過と共に、干潮に向かって水位がどんどん低下する。潮の動きはあるのでワンチャンスを期待してワンダーフィード105を投入したが、淡い期待は実らず納竿となった。まだまだ今年の冬は長そうだ。



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