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2013/5/26 静岡県西部地区の浜名湖及び流入河川
天気:晴れ 水温:25.5〜26.5℃ pH:不明
釣果:0匹
前日の釣行帰りに釣具店へ立ち寄り、嫁さんが使うウェーダー(ダイワ・ソルトウェーダーSW-4500R)を購入した。店頭から電話を掛けて、足のサイズを聞いたりしていたので、本人は素敵なクツをプレゼントしてくれるものと勝手に思い込んでいたらしい。帰宅した際、玄関先でにこやかに出迎えてくれた嫁さんに大きな箱を渡す。箱を開けてウェーダーを見た彼女は、自分の想像と大きくかけ離れた物を見つめ、口を開けたまま一瞬固まっていた(笑)。
彼女が生まれて初めて竿を握ったのが、今年2月に訪れたオーストラリア。豪州トップレベルの名人級ガイドの世話になって、釣り人憧れのバラマンディだけでなく、豪州遠征20回を数える私が過去に見たこともないほど巨大なジャングルパーチや立派な体格のスーティーグランターを簡単に釣ってしまった。彼女はそれがどんなに凄い事かを多分実感していないと思われ、今後の事も考えてウェーディング・ゲームにチャレンジしてもらうことにした。
来年、浜名湖花博10周年記念のイベントが盛大に開催される予定の浜名湖ガーデンパークで季節の花々を楽しんだ後、奥浜名湖まで足を伸ばす。途中、浜名湖SAとコンビニでお買い物。トイレもしっかり済ませてから、ウェーダーを履き準備万端整えてポイントに入った。歩き方もおぼつかず、竿の振り方やリール操作も怪しげだったが、とりあえず昨年活躍したスキッターポップを投げさせ、クロダイとキビレを狙ってもらう。
周囲はベイトだらけ。日頃足を運ぶ釣り場とは比べ物にならない程の小魚がザワザワしている。水質も良好で流れもあり、絶対に釣れると信じていたが丸っきり反応がない。スキッターポップ、ポッピー、RAポップのほか、ワンダーまで投入したがワンチャンスもない。少しずつ移動しながらキャストをしていると、目の前を悠々と座布団サイズのアカエイが泳ぎ去った。見てはいけない物を見てしまった感じがしたので、場所を移動して魚を探す。しかし、そこでも本命の姿は確認できなかった。
放置された嫁さんは、結構な時間を費やし黙々とキャストに励んでいた。キャストの際の音を聞くと、一丁前の音を立てている。飛距離はまだまだムラがあったが、飛ぶ時は申し分ない程の距離が出るようになったので安心していたら、突然、ライントラブルを起こして中断。絡まったラインを解いてやったら、今度はルアーを沖に浮かぶストラクチャーに引っ掛けロスト。
開始時に「引っ掛かるから、アソコに向って投げちゃダメだよ。」と教えてあったにもかかわらず、見事にそこに引っ掛けていたりする。「なんでアソコに投げたの?」と聞くと、「だって一番釣れそうなんだもん。」との御返事。確かにそのとおり!! 大正解。きっとアソコには魚がいます。でもルアーを引っ掛けてはいけません。失ったのは、お気に入りルアーだったので、さすがに気持ちも萎えてこの場から撤収。
2人で竿を振って丸ボウズなのは納得が行かない。夕マヅメ狙いで浜名湖への流入河川に立ち寄り、暫く竿を振ってみた。ここでもボラっ子やアユらしい魚の群れがウジャウジャいたのだが、ルアーへの反応はない。フラットラップ8、デプスレス、バッテン、エスタ70S、スキッターポップ、ポッピーを投げまくったが、ワンチャンスもないままタイムアウトとなった。腰が痛いにもかかわらず丸一日付き合ってくれた嫁さんに感謝しつつ、初ウェーディングの感想を聞きながら帰路についた。
2013/5/25 静岡県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:22.0℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ、雷魚)
前回の釣行で"あたり一面ボイルだらけ"という何とも凄い状況を経験したため、今回はこれを期待して準備万端整えてスタート。トップバッターはドッグX。流れの中を早いリトリーブで首を振らせて広範囲に探るが、ルアーを追いかける姿は見えない。少しずつ移動しながらモアブ、フラットラップ8を使って魚を探す。予定では「このタイミングでベイトの群れが動き出してボイル連発・・・」のハズが、ベイトは岸際にいれどもボイルは皆無。全く釣れる気がしない。
ルアーをローリングベイトに交換し、攻める場所を変えてみる。通常のリトリーブスピードから"ジャカジャカ巻き"まで試したが、これにも反応がなくお手上げ状態。魚探代わりにしているアジサシも飛んでこず、「一体、魚達は何処に行ってしまったのやら?」と頭の中に疑問符ばかりが浮かぶ。根掛かりがしやすいエリアではGドッグX SW、コンバットポッパーで様子を伺ったが、これらにも反応はない。
気がつけば2時間が経過。半ば諦め気分でフラットラップ8のキャスト&リトリーブを繰り返していると、突然何の前触れもなくガツンときた。直後に水面が割れてスズキがエラ洗い。絶対に逃してはならじと、いつも以上に慎重に魚とやり取りをして無事にキャッチ。フラットラップ8をパックリと咥えていたのは、70cmにほんの少し届かなかった体格の良い魚だった。この魚は"狙って釣った"というよりも、"釣れちゃった"という感じ。とても贅沢な話だが、心の満足度はちょっと低かった。
2匹目を狙ってフラットラップ8を投げ続けていると2回続けて鋭いアタリがあった。どうもスズキっぽいアタリではなく、キビレのような感じ。時期的にはキビレが釣れても不思議ではないので、シャローランニングファットラップSFR5を追加投入して周囲を丹念に探る。魚がいれば絶対に食ってくると確信していたのだが、期待は見事に空振りしギブアップ。
10分程の休憩を挟んで気分を切り替え、久しぶりにボックスの中に突っ込んできたシャローシャッドラップSSR-Sを投入。ビュンと投げて早めのリトリーブを繰り返していると、目の前で雷魚様がポッコリと顔を出し息継ぎをした。すかさずそこへルアーを投げ入れるとビンゴ。猛烈なパワーで粘り強くファイトをしたこの魚は74cm。私の子供の頃は80cm〜90cmの巨大な雷魚が結構いたが、今ではとても希少な魚となっている。出来るだけ魚に負担を掛けないように、手早くルアーを外してリリース。ヒットしたルアーを手に取りマジマジと眺めると、腹部の両サイドにブッスリと穴が開いていた。
バルサ製の脆さが露呈してしまったが、鋭い歯を持つ雷魚に対しラパラを投入した私が悪い。同じ過ちを繰り返さないよう、ルアーをデプスレスに交換しキャストを再開した。少しずつ移動しながら探っているとコツンとバイト。すかさずハンドルを回してフックセット完了。水面に飛び出したのは40cmのスズキだった。70cm程の雷魚を釣った後で見る40cmは本当にギャップが大きい。写真を撮るまでもなくリリースして次の魚を探す。
アスリートF9、バッテン、スーサンなど、ルアーをアレコレ交換。じっくり様子を探っているとZBLシステムミノー9Fタイダルに明確なバイトがあった。多分、40cmクラスのスズキだと思うがフッキングには至らなかった。ベイトの群れがウロウロし始めたので近くに寄ってきた小魚を捕まえてみると、やはりボラの子供。パッと見では体長は2〜3cmだが、実際にサイズを測ってみると透明な尾っぽまで入れて4cmあった。
ベイトはいれども、期待していたボイルは起きなかったため、車に乗り込んで場所を大きく移動。ワンチャンスに掛けてZBLシステムミノー11Fタイダルを投げまくったが、魚達には完全に無視されて撃沈。次回、再び魚の活性が上がることを祈りつつ納竿とした。
2013/5/21 静岡県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:21.8℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ)
今日はお休みをもらって午前中限定の釣行。前夜から準備を完璧に整え出動したが、狙っていたポイントは流れが全くなく、ベイトも不在だったので竿を振ることもせずにパス。次の場所へと車を走らせた。スタートはデッドフロート8から。このルアーの面白いところは、リトリーブスピードを変えると泳ぎがガラリと変わること。リトリーブの際に緩急織り交ぜてリールのハンドルを巻くだけで、泳ぎに変化を付ける事が出来るのはありがたい。リトリーブスピードを変えずに泳ぎを変えるには、ラインアイの所にセットされているスプリットリングを外せばよい。ルアーを2個持っていれば、片方はリング付き、もう片方はリングなしにすれば若干だが泳ぎが異なっている。その日、その日で魚が反応する泳ぎが違ったりするので試す価値はある。
周囲をザックリと探ったが反応がないため、イナセ9OMのフルキャストでより広範囲を探る。水位が徐々に低下する中、少しするとベイトの群れが遡上してきた。きっとこのベイト群の後には本命のスズキが追尾しているに違いない。反応がないイナセ9OMから、シンキングシャッド、フィード105、マリアのスライス等をアレコレと試したがいずれも不発。このポイントで竿を振って1時間半が経過し、「もう駄目かなぁ〜」と思い始めた頃にバコッと突然のボイルがあった。
ボイルした所は、流入する濁り水との境、マッディライン沿い。狙っていた場所でのボイルに期待が膨らむ。すかさず竿先にぶら下がっていたバッテンを放り込んだが、魚はこれを完全に無視。ボラスト、スキッターポップ、デッドフロート6、デッドフロート8を相次いで投入したが、これらにもアタリはない。何か反応するルアーがないがボックスの中を探している最中、目の前で再びボイルしている。腹が減っているスズキが目の前にいるハズなので、気持ちばかりが焦る。
Aプロップ、ハニートラップ70S、ブルースコード90Cで様子を伺うが、これらにも反応はない。小魚に襲い掛かっているスズキのサイズは60cm前後。何か反応するルアーはないか・・・アンダー20、ローリングベイトを投入したがお手上げ。ベイトの群れが見えなくなった頃、ついにはボイルもなくなった。魚には全くカスリもせず、キャスト&リトリーブを繰り返しただけに終わりテンションも急落。この場を後にする。
続いて、余り期待せずに入った場所で、いきなり目の前でボイルの連発が始まった。本命魚に見向きもされないビジョン95をボックスの中に突っ込み、スキッターポップ、ラパラCD、デッドフロート6を相次いで試すがアタリはない。この間、いたる所でボイル連発。ボラっ子が弾け飛び、スズキが水面上に飛び上がり身を翻している。試しに前回の釣行で調子が良かったデッドフロート8を投入すると、たちどころにヒット。思わず、「やっと食ったぁ〜」と声が出る。慎重にやり取りをしてキャッチした魚は50cm。サイズ云々ではなく、ボイル攻略の道が薄っすらと見えたのが嬉しかった。
更なる追加を求めてキャストを繰り返していると、再びヒット。しかし、針掛かりが悪かったようで直ぐにフックオフ。徐々にボイルの回数が減ってきたため、テンポ良くルアーを交換し様子を伺う。デプスレス、ボラスト、ハニートラップ70S等を投入すれどもカラ振り。フラットラップ8に交換し、トウィッチ&ポーズを繰り返していると、ほんの竿先、ピックアップ目前の所でヒット。すかさずラインを送り出し、間合いをとってから魚とやり取りをして目出度く60cmキャッチした。この魚が最後となって、今回はタイムアウト。ボイル対策はまだまだ未完成だが、暫くはデッドフロート8とフラットラップ8の出番が増えそうだ。
2013/5/19 静岡県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:19.0℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ)
今日もウエダのCPS-892FX-Tiを握り締めて釣り場に立つ。水位は予想していたよりも低く、流れは極めて弱いのでちょっとガッカリ。潮のタイミングや魚の時合に合わせて釣行出来る訳もなく、自分の都合が良い時に釣り場に来るので釣果は安定しない。明らかにタイミングがずれている時はどう対処するか・・・スタート段階からアレコレと考えながら竿を振り始めた。トレイントプスを試した後にサスケ120、K-TEN BKF9、BKS9を試すがコツリともアタリはない。たまに稚鮎らしき魚がライズするのだが、追われている様子はない。粘っていても難しそうだったので次の場所へと移動する。
車を走らせ、濁り水が入っている釣り場へ。マッディライン沿いにスキッターポップ、フラットラップ10、スーサン、ブルースコードを通してみる。流れが弱く、「ここもダメか・・・」と諦めかけた頃、突然ボイルが起きてベイトが弾け飛んだ。竿先にぶら下がっていたブルースコードを咄嗟に投げ込みリトリーブを始めるといきなりガツン。水面で暴れたスズキは55cm。ミスキャストをせず、丁度イイ感じのところにルアーを通せたのが結果に繋がり、イメージどおりキャッチした1匹となった。
やや冷たさを感じる北風から南東の風に変わり、潮も切り替わって徐々に水位が上がってきた。2羽のアジサシが周囲を飛び回り、たまに上空からダイブするのでベイトの群れが入っている様子。デッドフロート8をタラタラと引いていると、またしてもガツンときた。この時期のアタリは明確でとても判りやすい。ベイトを捕食しているスズキはルアーを引っ手繰るようにして捕食するので、アタリがはっきりと手元に伝わってくる。おまけにガバガバとエラ洗いをするのでとてもエキサイティングなゲームを楽しめるのだ。
デッドフロート8をパックリと咥えていたのは、先程の魚より一回り大きくなった62cm。更なる追加を目指してデッドフロート8を投げまくったが反応はない。目先を変えて、デッドフロート6に交換したらいきなりのヒット。しかし、お相手は本命のスズキではなく、中国大陸系の巨大魚ソウギョ。しかも背鰭にフッキングしてしまい、とんでもないことになってしまった。サイズはメーターオーバーありそうなヤツ。CPS-892FX-Tiはギュ〜ンと曲がり、ステラ3000はうなってラインを送り出す。いつまで経っても魚は寄ってこず、左右に大きく移動。川底の泥を巻き上げるため、ポイントはグチャグチャになった。「もう勘弁して〜」と言ったところで、フックオフ。
その後はワンチャンスもないまま時間が経過。エスフォー7、イナセ9OM、ハニートラップ95Sなどアレコレと投入したがカスリもせず、ベイトもいつの間にかいなくなってしまったので納竿とした。
2013/5/12 静岡県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:21.0℃ pH:不明
釣果:0〜3匹(スズキ)
ベットからガバッと飛び起きて、朝食も摂らず釣具一式を慌しく車に詰め込んで釣り場に走る。釣り場に到着すると、既に2人組みの常連さんが竿を振っていた。様子を聞くと、ほんの少し前に72cmを上げたばかりだという。魚はまだいるようなので、釣り場は狭いが横に入らせてもらい竿を振る。私がキャストを初めて直ぐに2匹目が上がった。サイズを聞くと60cmでヒットルアーは、K-TEN BKS9。周囲では2cm前後のベイトの群れがスクールしており、大きめなルアーには反応しないようで9cm前後がイイらしい。
サイレントアサシン99Fをリトリーブしていると、隣でキャストを再開した常連さんがいきなりのヒット。僅か2投目で竿が曲がった。スズキのサイズは60cm、ヒットルアーはやはりBKS9。こちらのルアーには、コツリともアタリはないので面食らった。反応がないルアーを使っていても釣れる確率は低い。ボックスの中をガサガサやってK-TEN BKS9を取り出し試してみたが反応なし。悩みながらリトリーブをしていると、またしても隣の常連さんがヒット。魚は同サイズだったが、近くまで引き寄せてた時にエラ洗いをされてフックオフ。
一方、私のルアーにはコツリともアタリはない。焦りながら、BKSP9、ザ・ファースト、ショアラインシャイナーR40などを試すが不発。お隣さんのハンドルを回す手の動きを参考にしながら、リトリーブスピードを変えてみるがやはり反応はない。1時間半ほどの間で3匹を釣り上げ、この内の2匹をキープし納竿した常連さんの後を引継ぎ、じっくりと攻めてみる。立ち位置をかえて、常連さんが魚を掛けていた辺りにザ・ファーストを投げ入れると56cmが躍り出た。どうやらスズキはピンポイントに集まっており、そこにルアーを通せたかどうかで大きく釣果が違っていたようだ。
ザ・ファーストに反応がなくなったので、大柄な旧タイドミノースリムに交換しキャストをすると、なんと1投目でヒット。しかし、派手なエラ洗いをしてルアーを吹き飛ばして逃げていった。他にも魚がいるハズなので、ヒットした場所を中心に何度もルアーを通したがチャンスはこない。再び、K-TEN BKS9に戻してポイントに投げ込むと、これまた1投目にヒット。やはりルアーローテーションが大切なのが良く判る。
つい先程、魚をバラした後なので、やり取りは慎重になる。流心から魚を出し、流れが緩やかな場所まで誘導する。「ここまで来ればキャッチは確実」と思った時に派手なエラ洗いした。魚にはまだまだ体力が残っていた様子。不意を突かれた感じになり、ラインテンションが緩んでフックオフ。サイズは60cm前後ってところ。最後まで気を抜かずに対処していれば、確実に獲れた魚だったのでとても残念だった。
この頃、やっとメールで呼び出していた嫁さんが登場した。途中、道に迷ってウロウロしていたらしい。彼女はまるっきりのド初心者であるため、竿の持ち方から、リール操作、ルアーの投げ方をアドバイスしながら釣りを始めた。強まる日差しにより魚達が沈んだ感じになってきたので、試しにサーフドライバー110Sに交換。フルキャストで流心を探っていると、水面が割れて70cmクラスのスズキがエラ洗い。そして、またしてもフックオフ・・・。
丁度、このシーンを見ていた嫁さんも俄然やる気になった。へなちょこキャストが徐々にさまになってきたので安心して自分の釣りに集中すると、またしてもサーフドライバー110Sに出た。「さすがにこの魚はバラせない」と普段よりも100倍慎重になりつつ、徐々に引き寄せて無事にキャッチ。63cmあったこの魚は、顔が丸みを帯びて女の子っぽい雰囲気を漂わせていた。
ノーバイトのまま一足先に納竿した嫁さんの後にT.Mさんが合流。様子を聞くと、別の場所でハニートラップ95Sを使って70cmクラスを掛けたがバラしたとのこと。アレコレと雑談をしている最中、彼のルアーに数回アタリがあったようだがフッキングには至らなかった。周囲では時々ボイルが見られているのだが、捕食している場所はいずれもストラクチャー周りで、ルアー大量ロストの覚悟と、よほどの腕前がなければ攻められないような場所ばかり。2人してアレコレとルアーを投入したが竿は曲がらず納竿となった。
天気:晴れ 水温:16.0℃ pH:不明
釣果:0匹
本日は時間制限ありの夕マヅメ釣行。スタートは倒産してしまったザウルスのトレイントプスから。「ジョイントミノーは飛ばない」と思い込んでいる人には是非使ってもらいたいルアー。泳ぎもクネクネと柔らかく、とても好感が持ているのだが、未だ結果が出ない理由は・・・!? 良く釣れるルアーは、使えば直ぐに答えが出るのだが、このルアーにはそこまでの力はない感じ。使っていれば、いつかはナマズが釣れそうな泳ぎをしているので、少しの間、本命のスズキではなくナマズを狙ってみる。
ナマズがいれば一発で食ってきそうな、濁りがありベイトが集まっているポイントで暫く粘ってみたが不発。Aプロップ、デプスレスで表層付近にいる2cm前後のボラっ子達の群れの中を突っ切ったりしてワンチャンスに掛けたが、それらしき動きは全くなかった。時間が経過する内に、ベイトの群れが次々と下流方面に移動してきた。これに合わせて、最後の望みを掛けて釣り場を移動。到着したポイントでは、丁度良い感じの流れが出ているがベイトが追われているような気配はない。ZBLシステムミノー11Fタイダル、ショアラインシャイナーR40、ザ・ファースト、プラム80で勝負に出たが、全く釣れる気がしないので、午後6時過ぎに納竿とした。
天気:晴れ 水温:18.0℃ pH:不明
釣果:1匹(ナマズ)
前日から遅霜注意報が出ていただけあって、明け方はぐっと冷え込んだ。5月の連休時分になっても遅霜が連日心配される事は、ここ何年もなかったハズ。真夏のように気温が上がったり、春先のようにぐっと気温が下がったりと、今年は気温が落ち着いていないようだ。しかも竿を振るのを躊躇ってしまうような強い南風が吹きつける。慌てて釣り場に行っても魚を釣り上げるのは難しそうだったので、午前中はのんびりと過ごして午後から出撃した。
ウェーダーを履いてポイントまで歩いたが、左足裏に違和感を感じて立ち止まる。片足を持ち上げてソールを見ると、パックリと剥がれて泥やら小石がギッチリと詰まっていた。昨日の釣行場所が干潟のような泥地帯だったので、ソール部が剥がれてしまった様子。放置しておくと、フエルトがそっくりと剥がれ落ちてしまう。そうなる前にボントで貼り付けたいのだが、この場では補修できないため気を使いながら歩くハメになった。
スタートはドリームウィルのアンダー20から。このルアーは随分久しぶりの登場。目の前に広がるシャローエリアをテロテロと引いてみる。因みに、このルアー、過去の釣果はミドリガメが1匹という成績しか残してない。従って、一軍ボックスからとうの昔に消えうせ、雑多なルアーを保管しているボックスの中に長らく眠っていた。釣果はともあれ、個性的なデザインといい、カラーリングといい、私のツボにズッポリとはまるルアー。いずれはキーホルダーにしようと企んでるが、こんな大胆なデザインをする人には機会があれば是非お会いして話を伺ってみたいと思う。
密かに期待していたアンダー20には反応がなく、ジプシーペン、ZBLシステムミノー11Fタイダル、ロングA、バッテン、アイルマグネットDBなどを相次いで投入。しかし、これらにも全く反応がないため少しずつ移動しながらAプロップ、ハニートラップ70Sなどを追加投入した。周囲をキョロキョロと見渡しながらキャスト&リトリーブを続けていると、私がいる所よりも更に上流の方でボイルが時々起きていることに気がついた。前日よりも水位が高いため、今日は魚が上に上がっている様子。
直ぐにポイントを移動し、ボイルしていたであろう場所を狙い撃ちできるポジションを確保する。水面を見ていると、この一体は2cm前後のボラの子達が数多く集結しており、複数のグループになっていた。スキッターポップで様子を伺った後、プラム80の"ジャカジャカ巻き"を試す。コツリともアタリはないのでフラットラップ8を投入。暫くキャストを続けていたが、ワンチャンスもなく、ボイルも起きなかった。どうやら私がこの場所に来たため、魚が散ってしまったようだ。相当慎重にポイントに近づき対処したつもりだったが、どこかで魚にプレッシャーを与えてしまったのだろう。
元の場所に戻り、フラットラップ8をテンポ良く投げて早めのリトリーブを繰り返していると、突然ガツッとヒット。本命のスズキかと思いきやエラ洗いはしない。独特な引き方から直ぐに相手はナマズだと判明。たとえ狙っている魚とは違っても、釣れるのは嬉しいので慎重に引き寄せてキャッチ。サイズは50cm程の色黒いヤツだった。更なる追加を期待してキャストを重ねる。強風の中でも安定した飛距離を確保できるDC9バレットを投げまくったがコツリともアタリはなかったので午後6時に納竿した。
2013/5/3 静岡県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:18.0℃ pH:不明
釣果:1〜5匹(スズキ、ナマズ、雷魚、鯉)
今日からゴールデンウィーク後半のスタート。昨日は「世界お茶まつり」の関係で、強風が吹く炎天下でお仕事。どっと疲れたので、午前中はしっかり休息して午後から出撃をした。南西からの爆風が吹き荒れる中、釣り場に立ちDC9バレットをブン投げる。水位は高く、田植作業による濁り水が流れ込み、コンディションは芳しくない。
周囲をザックリと探った後、ビーチウォーカー90Sとサイレントアサシン99Fで丁寧に攻めるが反応はない。余りの強風にルアーがまともに飛ばなくなってきたので、ついにはスプーン シェールスライドソルトを取り出した。このスプーン、我が地元 磐田市にある有限会社イジマが製造しているソルト用ルアー。肉厚で重量があるため、強い風にも負けずに狙った場所に飛んでゆくのでありがたい。リトリーブスピードを落として、ヒラヒラと腰を振る感じでアクションさせ、ガツンと来る瞬間を楽しみにしていたが、不発に終わった。
車に乗り込んで次の場所へと移動。風裏になるポイントに到着すると、先行者が竿を振っていた。車をチェックすると先行者はアルフ君。御挨拶をしながら様子を聞くと、少し前にハニートラップ70Sでスズキ(60cm)を釣ったらしい。素早く準備を整え、彼の近くで竿を振らせてもらうことにした。話によると、釣れた時はベイトを追い掛けてボイルする光景が度々見られた様子。きっと周囲にはまだスズキが潜んでいるハズなので、出来るだけ静かに水に入り釣り場に立つ。スタートは先行者とは違ったアプローチをするため、プラム80の早引きを試してみた。残念ながらカスリもしなかったので、DC9バレット、Ko130S、スキッターポップなどを相次いで投入。しかし、これらも反応はなし。
アルフ君がライントラブルで一旦岸に上がっている時、私の直ぐ近くでボイル。すかさずフラットラップ8を投げ込みクリクリクリッとハンドルを回すとガツッときた。水面でガバガバと暴れたスズキは64cm。色白でスッキリとした精悍な顔つきをしている魚だった。ヒットした場所は澄んだ水と濁った水の境界線マッディライン沿い。周囲を見ていると、このラインに沿ってベイトの群れが下流へと向っていた。本命の魚がいる場所が判ったので、あとは丁寧に探るのみ。アップキャストやダウンキャスト、投げる角度をアレコレと変えて様子を伺っていると、ブニュッと生命感が竿を持つ手に伝わってきた。
掛かったのはスズキではなく巨鯉だった。延々と続くのではないかと疑ってしまうほどのパワフルな引きにタジタジ。散々ポイントを荒らしまくって足元まで寄ってきたのはデップリと太った80cmの色黒いヤツ。どっと疲れたので、写真を撮る気力もなく、背鰭に刺さっていたフックをペンチでサッと外してリリースした。
気を取り直してフラットラップ8を投げると1投目で再びヒット。またしても巨鯉に引っ掛けたかと思いきや、水面が割れて派手なエラ洗い。80cmの鯉を釣ったばかりなので引きは弱く感じられ、多少強引に引き寄せる。サイズは60cmぐらかと思いきや、寄ってきた魚影をみるとソコソコありそうな感じ。急に慎重になり、ドラグを効かせながら魚とやりとりをして、口を空けた瞬間を狙ってオーシャングリップでガッチリと掴む。サイズは68cm。70cmの大台には乗らなかったが、腹がパンパンに膨らんだ栄養状態がとても良さそうな魚だった。
アルフ君が度々ライントラブルに対処するためキャストを中断している。ラインとの相性が悪いのか、強風が悪さをしているのか判らないが、何が起きているのか気になる。せっかく魚の活性が上がっているのに竿を振らないのはもったいない。彼の動きを横目で見ながらリトリーブしているとガツッとヒット。水面は割れず、魚は突っ走るわけでもない。派手なファイトをする訳でもなく、ただ重いだけの魚。もしや・・・と思っていたらビンゴ。バッテンを咥えていたのは雷魚(66cm)だった。
夕マヅメを迎え、もう1本、本命を追加したいところ。広範囲を探るを投げまくっていると、またしてもマッディラインでヒット。魚が水面で反転した時に、チラリと見えた尾っぽは茶色かった。針掛かりの様子が不明なため、慎重に引き寄せてくる。足元に横たわった魚は68cmのナマズだった。これでめでたく4魚種を達成。
その後、更なる1匹を求めて、持参したルアーをアレコレ試したが反応はなく、アルフ君の後を追うように納竿とした。今回の釣行では、冷たく乾いた風が強く吹いているため、指先がカサカサになった。ウェーディングジャンパーを着てはいるものの、夕方には寒さを感じるほど。真夏のような天気が一気に冷え込んだりと、今年の春は気象の変動が激しい。もし薄着で釣りをしていたら震え上がったに違いない。明日以降は一枚余分に着て竿を振るとしよう。
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