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天気:晴れ 水温:23.5℃ pH:不明
釣果:1匹(ナマズ)

 つい先頃の豪州遠征で、バラマンディなどオーストラリアの東海岸を代表する淡水域から汽水域の猛魚達を相手に楽しんできた記憶が鮮明に脳ミソと心に焼きついている。日本に戻ってきて、「一日中、竿を振り続けて1チャンスのみ」みたいな、"魚が釣れない釣り"は正直言ってやりたくないのだが、早く現実(!?)に戻る必要もある。今日は、夕マヅメをこれから迎えようとしているポイントに立ち、日本のフィッシュイーター達に戦いを挑むことにした。

 水位は高く満水状態。何故か水が泥濁りで、いかにも「今日は釣れませんよぉ〜」って感じの臭いがプンプン漂う。スタートはラビット90から。このルアーはオーストラリアにも持ち込んだが、さして活躍する場面もなくボックスの肥やしになっていた感じ。フルキャストした後、比較的早いテンポでリトリーブして魚の反応を探った後、今度は一気にスピードを落として超スローに引いてみる。このルアーの面白いところは、幅広いリトリーブスピードに対応するローリングアンションのフローティングミノーであること。早いか遅いか両極端な使い方をやってみて、どちらかで魚が反応すればシメたもの。

頭の中で本日の筋書きを組み立ててみたが、世の中、筋書きどおりにはいかない。続いて試すのはデプスレス75F。このルアーは、予想どおり豪州遠征で大活躍。しっかり飛ぶので、キャストコントロールしやすく、魚も良く釣れる優等生。釣れるかどうか判らないようなルアーを投げ続けるのは精神的に辛いので、自信を持って投げられるルアーが手元にあるとホント心強い。ラビット90で反応がなかったエリアをデプスレス75Fで丁寧に探ってみたが、コツリともアタリはなく気持ち的にはギブアップ目前。ベビーシャッド75SPブルースコード90Cなどを連続追加投入しつつ様子を伺ったが、やはりワンチャンスもないのでギブアップ。

 車に乗って次の場所へと移動。チャラ瀬に上がってくるやる気のある魚を狙うためトリプルインパクトを試す。5分もしない内に水面が割れてルアーが引っ手繰られた。魚の出方が、良かったので本命のスズキかも思ったが、竿を持つ手にグネグネと動き回っている感じが伝わってきた。相手は、姿を見るまでもなくナマズと判明。少々、ガッカリしつつも帰国後の1匹目なので、バラさないように慎重に引き寄せキャッチた色黒ナマズのサイズは50cmほど。更なる追加を求めてレッドフィンを投入すると、1バイトあったがフッキンクミス。2度目のチャンスは訪れず、時間切れとなった。


天気:曇り時々晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:84匹(4日間釣行、バラマンディほか17種)

 2013年9月19日〜24日、ケアンズ近郊で4日間、激渋の中で奮闘。18種、84匹(うちバラは11匹)をキャッチしました。今回は水中撮影にも挑戦。動画配信は後日予定です。お楽しみに。
ロゴ 2KBに続々動画を配信中


天気:曇り時々晴れ 水温:28.5℃ pH:不明
釣果:4匹(スズキ、ナマズ、コイ)

 午前3時頃から暫くの間、猛烈な雨が降った。明け方には雨は上がっていたので、釣り場へと車を走らせた。1か所目は水位が高く、ゴミが大量に上流域から流れて来る。とても釣りは出来そうもないので、次の河川へと車を走らせた。2か所目はチャラ瀬が広がる場所。初代ペニーサックを流した後、エンゼルキッス120で様子を伺うが不発。続いて、ZBLシステムミノー11Fタイダルグースを相次いで投入したが、やはり魚の反応はない。

 チャラ瀬は粘っても無理な場所なので、次の場所へと移動。水門周りを攻めて見ることにした。竿先にぶら下げたのは、ちょっと懐かしいシーバスハンターV。購入してから年数が経ち久しぶりに使うのだが、いまだカタログ落ちしていないようだ。コストパフォーマンスが高く、多くの釣り人に使われているからだろう。

 キャストを開始して間もなく、水面がドカンと割れて60cmのナマズが飛び出した。2匹目を狙って、本流へ投げて足元へルアーを引いてくると、またしてもガツン。しかし、今度はナマズ特有のグネン、グネンと捻るようなファイトではなく、力強くラインを引きずり出して本流へ戻ろうとする。もしや・・・と思った時に水面が割れてエラ洗いをした。

 久しぶりの本命魚との対決だったので、心臓はバクバク状態。絶対に逃してはならないと、普段よりも時間を掛けて引き寄せ、オーシャングリップでガッチリと確保。ファイトが激しかった割りにサイズは小さく53cm。それでもスリルを十分楽しめたので、とても楽しかった。

 更なる追加を夢見てキャストを続ける。スキャッターラップCD7を泳がせていると、後ろから50cm程度の黒い影が追ってきたが、途中でUターン。何かがお気に召さなかった様子。その後、ベビーシャッド75SPC.CプレデターDコンタクトX80などを投入したがいずれも不発。この場から撤退した。

 車を走らせ次の河川へと移動。開始間もなく、60cm程のナマズがクレージークレイドルを咥えた。赤いザリガニが周囲にウロウロしているので、まだチャンスはありそう。暫く粘っていると、いきなりルアーを持っていかれ、一気に魚が突っ走った。15分以上、魚とやり取りをしてやっと足元まで寄って来たのは65cmのコイ。猛烈なファイトが長く続いたのは、背鰭にルアーがスレ掛かりをしていたから。この1匹でどっと疲れて納竿とした。


天気:曇り時々雨 水温:26.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 珍しく早起きして釣り場に立つ。このエリアは夜釣りがメインなので、今朝は貸切かと思いきや、釣り場には先行者いてちょっとビックリ。久しぶりに足を運んだ場所なので、御挨拶をしながら今朝の様子やら、川底のカキ殻の様子を聞く。今回の狙いは、クロダイとキビレ。前夜、Wフックにしてカキ殻エリア対応仕様としてきたC.Cプレデターからスタート。クリクリッとリトリーブして沈めた後、一帯に広がるカキ殻の頭をコツコツと軽く叩くように超スローリトリーブで探る。実際のところリトリーブと言うよりは、カキ殻のツラをゆっくり流しているような感じだろうか。

 満潮に向け川の流れは逆流しており、こちらが考える以上にラインとルアーが強く引っ張られて、思わぬところでルアーが根掛かりする。こんな時は慌てずラインテンションを抜いて、ルアーを浮かせたり、強く引っ張ったラインを弾いてルアーを動かし、根掛かりから回収する。引っ掛かったルアーを外す動作を何度も繰り返しつつ、バイトのタイミングを伺う。暫くやって反応がないため、クレージークレイドルに変えて試したがこちらも不発。

 自宅から持ってきたトーストとバナナを食べてのんびりしていると、潮が切り替わり一気に流れが下げに切り替わった。ポッピーを使い広範囲に探るが、水面に躍り出るような元気な魚は不在。再びC.Cプレデターに戻し、ゆっくりリトリーブをしていると、ガツッとカキ殻にルアーがはまってしまった。ルアーを引っ張る角度を変えるため左右に移動して様子をみたが、根掛かりは解消されない。暫くアレコレ試していると、ラインが急にスパッと切れてしまった。

 どうやらメインラインであるPEラインがカキ殻に擦れて切れてしまった様子。ロストしたのは、発売初期に設定されたちょっと珍しいグリーン色のウォーターメロンカラー。自分好みの色ではなかったが、いざロストするととっても寂しい気がするのは何故だろうか。結局、ワンチャンスもないまま、空しいキャスト&リトリーブが続いたので、頃合を見て納竿とした。


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