フィッシングリポートタイトル 13KB

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天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:2匹(ナマズ)

 前夜から明け方に掛けて台風27号の影響でまとまった雨が降った。主要河川は増水しており危険なので日中は釣りに行きたいのをグッと我慢。夕方から、歩いて数分の所にある街中を流れる河川に行くことにした。ベイトトタックル1本を握り締め、自宅からのんびり歩いて訪れたのは、毎晩食後の散歩で気になっていた小さな河川。日頃は水量が少ないドブ川状態だが、雨後はナマズが集まってきそうな雰囲気が漂っていたので竿を振ってみる。

 1か所目は、流れてくるゴミが多すぎて釣りにならず数投で撤退。続いて、水門があるポイントに移動。コンクリートの堰堤を降りる際に足元がズルッと滑り、尻を打ちつけた。このとき咄嗟に右手をついたのだが、強い衝撃が右肩に伝わり肩を痛めるアクシデントがあった。普段はスパイクのついた長靴を履いているので滅多なことはないのだが、近所ということでトレッキングシューズで釣行。釣りを舐めていると、痛い思いをする事を再確認した。

 水門の直下、流れ込みを確認するとナマズの姿があった。先ずはスーパースプークJrを試す。ナマズの頭の上にルアーを落とすほどアホではないので、水門の流入斜面を転がしてポチャン。白い泡が立っている中で、ピクン、ピクンと動かす。数回、これを試したがナマズは完全に無視。そこで取り出したのは、豪州バラマンディガイド テリーの友人がリペイントしたド派手なロングA。これを流れ込みに放り込むと、一発で食ってきた。

 ナマズのサイズはかなり立派だったが、ファイヤーライン20lbを巻いたアンタレスver2で一気に引き寄せ、往年のシマノの赤い竿バンタムスコーピオンBSR-1654Fで豪快にゴボウ抜き。ロングAをバックリ咥えていたナマズは堂々の65cm。ドブ側には不釣合いなランカーサイズだった。小さなポイントなので、ナマズはこの一匹しか付いていない様子。更なる魚を求めて次のポイントへ移動する。車で走れば3分も掛からず直ぐに釣りが出来るのだろうが、「運動不足解消」の一言が頭の片隅に浮かんでしまったため、15分掛けてトボトボと歩いた。

 静かにポイントに近づき、じっと息を凝らし魚の気配を感じ取る。流れ込みのある場所に魚が集まっているようなので、ロングAを落とし込むとまたしても一投目で食ってきた。足場高く2メートル以上あるが、タイミングを図って抜き上げる。60cm程のナマズが水面上に上がったが、あとちょっとのところで、フックが外れてドブ川にボッチャン。魚はまだいる感じがするので、ルアーをトリプルインパクトに交換し、水面を賑やかに引いてみる。時折、水面に大きな波紋が出来るので、その周辺を丁寧に探るが不発。どうやら波紋の正体はコイらしい。雨後なので、ナマズがガバガバ釣れることを夢見ていたが、それぞれのポンイトで単発どまり。今日はいつも気になっていたドブ川に、ナマズがいることが確認できたのでヨシとしよう。


天気:雨 水温:17.5℃ pH:不明
釣果:5匹(スズキ、ウグイ)

 夕マヅメ、雨が降る中でカッパを着込んで釣り場に立った。大潮の満潮を迎え、水位はマックス。東からの強い風が吹いているので、普段ウェーディングするポイントはやめて対岸サイドから入水する。水温はナイロンウェーダーではちょっと厳しくなってきた17.5℃。そろそろネオプレーンのウェーダーを出したくなる時期だ。

 水位が下がり、完全に暗くならないと、このエリアの魚は反応しない。それまでは余り力を入れずタラタラとキャストを重ねながら、周囲の変化に気を配る。ワンダーから始め、Dコンタクト、続いてユラメキを使い出した頃にベイトが動き出した。水位は少しずつ低下し、流れが出てきてイイ感じとなってきた。風に乗せてフルキャストをすると、全長48mm、重量6.3gしかないスモールルアーでも気持ち良く飛んでゆく。キャストを繰り返していると流心でガツッとヒット。魚は小さいので、途中でバラさないように慎重に対処しながら引き寄せる。ルアーをパックリと咥えていたのは20cmのセイゴ。

 魚達は流心に潜んでいるようなので、フルキャストを繰り替えする。25cmのウグイを追加した後、ルアーをワンダーに交換。2回バイトがあったが、フッキングに至らないので再びユラメキに戻す。少しずつ移動しながらキャストを繰り返していると、再びウグイ(30cm)をキャッチした。キャスト回数に比べ、魚の反応がイマイチなので、攻める水深を変えることにした。ボックスから取り出したのは、腹のフックを取り去り、変わりにガン玉を噛ませたミニファットラップ・ラパラ。キャスト後、しっかりと沈ませリトリーブをしてみる。まもなく、狙いどおりヒット。しかし、引き寄せてくる途中でフックオフ。

 この魚をバラしてから暫くポイントが沈黙した。そこで再び表層系のルアーに戻す。するといきなり鋭いバイト。ルアーはラファエル。ひったくるような強いアタリだったので、良型が潜んでいる感じ。反応があったポイントにラファエルを繰り返し送り込むが不発。ユラメキに交換し直ぐにセイゴをキャッチ。先程、反応したのはこのクラスではないハズ。リリース後、キャストを再開するとまたしても、力強いバイトがあった・・・確実に良型がいる。そう確信して取り出したのが、55mmのアスリート・ピンテールチューン6

 フルキャスト後、しっかり沈めてからトウィッチを始めたらドカン。極小ルアーを咥えて何度もエラ洗いをするので、心臓がバクバク。普段よりドラグを緩めているので、魚を寄せてくるまで随分と時間が掛かった。オーシャングリップ2507で掴んだ魚は73cm。小さなフックが口の横にチョコンと刺さっているだけだった。その後はパタリとアタリが途絶えたので納竿。今宵は、魚がいることを信じて粘ったのが良かったようだ。


天気:晴れ 水温:23.0℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ)

 夕マヅメから、セイゴ狙いの釣行。明るい内は魚が反応しないので、暫くは余分な力を抜いてキャストを繰り替えす。ハードコアミノー70Fから始め、ラファエルブルースコードパンチラインスリム90などを試す。やはり暗くならないと魚達はルアーに反応しないようなので、晩飯として用意してきたおにぎりを食べながらポイントを休ませる。

 水位が高いため、葦際も水没しているが、この中にベイトが入り込んでいる様子。水位が下がって、ベイトが本流側へ流れ出るとフィッシュイーター達が動き出す。それまで、帰宅したくなる気持ちをぐっと堪えて、キャストを重ねるしかない。街灯が灯り、少ししてワンダーにバイト。しっかりフッキング出来ていると思っていたが、引き寄せてくる間にフックオフ。魚は多分、セイゴだろう。ルアーをユラメキに交換し、キャスト&リトリーブを続けていると2バイト。魚が動き始めたようなので、本腰を入れて集中しているとルナミスS809LSTの敏感なセンシティブトップが度々パンッと強く弾かれる。

 何度かフッキングミスを繰り返した後にキャッチしたのは25cm程のセイゴ。更なる追加を求めてキャストを繰り返したが、河川の流れが変わり、急に反応が遠のいた。ここでルアーをDコンタクトに交換。キャスト後、ルアーを沈めてリフト&フォールを試してみると、沈黙していたポイントで再び反応が出始めた。同サイズのセイゴを1匹追加した後も、頻繁にアタリがある。フッキングには至らないので、ルアーをZBLシステムミノー50Sワンダーに交換。暫く試すが、こちらもアタリはあってもガッツリと食ってこない。きっと攻略方法があるのだろうが、今宵はタイムアウト、たとえセイゴ狙いでもちょっと厳しい状況。なんだか消化不良のまま帰宅となった。


天気:晴れ 水温:23.0℃ pH:不明
釣果:4〜6匹(スズキ、クロダイ、キビレ、ウグイ)

 祭囃子が聞こえる中、嫁さんと夕マヅメからの釣行。本日の先発は、釣具店店頭で何気なく手にとって購入したウェイクマジックから。シャローエリアのスズキやナマズ狙いに良さそうなので試してみる。一方、彼女には手堅く1匹狙ってもらおうとフラットラップ8を渡す。時折、20〜50cmのボラが元気良く跳ね、岸際の浅瀬にはベイトが集まっているため、チャンスはありそう。嫁さんには魚が確実に潜んでいるであろうストラクチャー周りの一級ポイントを集中的に狙ってもらい、私は少しずつ移動しながら広範囲を探った。

 ルアーをラビット90デプスレス75Fワンダーなどアレコレ交換しながら試すが不発。開始3時間が経過した段階でノーバイト。諦めムードが漂う中、最後の望みを掛けて街灯の光があたる場所に移動。過去にはこの時期、セイゴの数釣りが楽しめたので試してみた。明暗部を狙ってヤマメ色のワンダーをキャストすると数投目でバイト。同じコースにルアーを流すと30cm程のセイゴが釣れた。少し離れていた場所で竿を振っていた嫁さんを直ぐに呼んで、ヒットルアーを渡す。

チンタ 7KB こちらはボックスの中からレッドヘッドのワンダーをピックアップ。試してみると25cmのセイゴが2連発。ヤマメ色よりもレッドヘッドの方が反応が良いようなので、彼女にルアーを渡して試してもらう。すると直ぐに「何かついてるぅ〜」と言う声。初心者にありがちな、ゴリ巻きで引き寄せた魚はクロダイの幼魚チンタ。写真を撮ってキャストを再開してもらうと、まもなくセイゴとキビレをゲットした。この間、私はワンダーを使って30cmほどのウグイとユラメキでセイゴを2匹追加。

 久しぶりにバエンを試すとバイトが連発した。このルアーは、天然皮革(鹿皮らしい)を使っており、水を含むと滑らかになり艶かしい泳ぎをするのが特徴。私のように環境への悪影響を意識してゴムルアーを使わない人でも、使用に耐えうる代替品である。ハードルアーに反応しない魚でもこれに反応する魚も多く、投入直後からカッツン、カッツンと頻繁にバイト。しかし、フッキングには至らず、ついにはギブアップ。

 魚の反応があるので、飽きずにキャストを続けてくれた嫁さんに再びヒット。今度は、魚を掛けた後に少々手こずっている。サイズUPしていそうなので、竿を振る手を休めて見守っていると寄って来たのは30cmオーバーの銀色の魚。本命魚かと思いきや、メチャ生臭いウグイだった。爆釣を期待したが、その後はアタリがパタリと途絶えた。晩飯を食べずに竿を振っていたので、2人とも腹ペコ状態。時計を見ると午後10時近くになっていたので納竿とした。


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