
トップ>FishingReport>2013年12月
天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:0匹
前日よりも西風は弱いものの、水面は波立っている。日差しがあって暖かい内にウグイを釣って、暗くなってからはセイゴ狙い・・・そんなザックリとしたプランを頭に描いてキャストを始めた。使うルアーは実績のあるZBLシステムミノー50Sとワンダー。食いっ気がある魚がいれば、必ずどちらかのルアーに反応するハズ。中潮の干潮に向って水位が低下する中、キャストを重ねるがワンチャンスもない。
最も期待していた夕マヅメ時にピタリと流れが止まってしまい、釣れる気配は全くない。潮の動き出すタイミングに望みを掛け、寒さに耐えながら暫くキャストを続けてみる。潮が切り替わり、川の流れが上流に向い始めたので、ZBLゾエア49Sを投入。前日は爆風の中、全く使い物にならなかったので、今回改めて飛距離と泳ぎを確認してみる。メバル狙いのライトタックルだったら、ソコソコ飛距離は出るのだろうが、今使っているルナミスS809LSTに12LBのPEラインの組み合わせでは、期待を上回るような距離は出ない。泳ぎはとても大人しく、どこまで魚にアピール出来るのか不安でもあるが、時折、トウィッチを入れると小エビのように跳ねるので、トウィッチ&ステイで使えそうだ。
周囲が暗くなり、街灯に明かりが灯ってからがセイゴの時間。耳を澄ませ、周囲の音を注意深く聞きながらキャストを重ねる。セイゴがいれば、何処かでピチャピチャやり始めるので、これが聞こえたらルアーを放り込めばよい。ZBLゾエア49Sなら一発で食いそうなので、その時を今か今かと待っていたのだが、ポイントは沈黙したまま。暫く様子を伺いながらキャストを続けたが、コツリともアタリはないのでこの場から退散。
車に乗り込み、確実に魚がいるであろう港湾へと移動した。幸いにも予定していたポイントに先行者はおらず、遠慮なく竿を振れたがそこには魚もいなかった。ほんの数分竿を振って次の場所へと移動。水面をライトが強く照らし、魚が集まりやすいポイントには、3人も竿を振っており入る余地もない。少し離れた場所で様子を見ていると、セイゴらしき魚が度々ライズしている。対岸からでもルアーを投げられる場所だが、トラブルを避けるため、そこはグッと堪えて次の機会に回す事にした。
2013/12/22 静岡県西部地区の河川
天気:晴れ 水温:8.5℃ pH:不明
釣果:1匹(ウグイ)
夕暮れ時、西よりの爆風が吹き荒れる中、釣り場に立つ。少しでも風を避けるため、堤防を背にしてキャストを開始した。水面は波立ち、岸に打ちつけている。いつもは、セイゴが何かを捕食する際に発するピチャピチャという音を頼りに竿を振るのだが、今日は何も聞こえない。諦め気分でZBLシステムミノー50Sをキャストしていると、思いのほか強いアタリが竿を持つ手に伝わってきた。すかさず、ハンドルを素早く回してフックセット完了。元気良くファイトする魚は、前回の釣行で釣ったセイゴ達より明らかに大きい。
引き寄せてくる途中でバラさないように、十分気をつけながら徐々に間合いを詰めてゆく。周囲のほのかな明かりで銀色に輝く魚は、フッコクラス。確実にキャッチして写真に納めたかったので、ランディングネットを使って静かにすくう。ヘッドライトで照らし出した魚を見てガッカリ・・・。フッコだと思っていた魚は、残念ながらウグイだった。どうりでランディングした際に、生臭かった訳だ。
凍えるような状況の中で、魚を手にしたのだから贅沢は言えない。更なる追加を期待してキャストを重ねるが反応はない。先日、買ったばかりのZBLゾエア49Sを試すが、ウエイトが3gしかなく、風に煽られてまともに飛ばない。数投してボックスの中に戻し、ZBLシステムミノー50Sとワンダーの色を変えながら暫く様子を伺った。予定ではセイゴを2〜3匹テンポ良く釣るつもりだったが、コツリともアタリはなく、1時間半程でギブアップした。
天気:晴れ 水温:11.5℃ pH:不明
釣果:6匹(スズキ)
先月開催した"ぎじたまダービー"の片づけが手間取り、毎週末楽しみにしている魚釣りが出来ないまま、12月、2回目の日曜日を迎えた。ダービー終了後から急激に冷え込んだので、釣りをするのは試練の場に変わっているだろうが、夕マヅメ狙いの釣行に出掛けた。今回は予想していたよりも水位が低く、毎回、入水しているポイントは干潟のように干上がり釣りにならないため、対岸へと移動しウェーディングを開始。
幸い、風は全くないのだが、水温は11.5℃しかない。しかもウェーダーの何処かに小さな穴が開いているようで、少しずつ内部が濡れて来ている事が判った。長居は出来そうもないのでテンポ良く魚を探すため、飛距離を稼げるワンダーを投入。魚の気配を探りながらキャストを重ねる。
潮が切り替わり、水位が徐々に上昇。周囲が暗くなってきた頃、セイゴらしき魚が水面をピチャピチャやりだした。このタイミングで魚を釣っておかないと展開が難しくなりそうだったので、気合を入れてキャスト。「早く一匹目を釣って安心したい」と思ってたところで、ルアーを引っ掛けた。ルアーは目の前にあり、簡単に取れそうなのだが思った以上に苦戦。そこで、背中にぶら下げているルアーリトリーバー(ルアー回収器)を使うことにした。背中に手をまわしてマグネットを外しストラップを持った時、運悪くスルッと手から抜け落ち、ルアーリトリーバーが水の中にポチャンと音を立てて落ちた。
水深は股間の高さほど。「自分の直ぐ後ろに落ちているハズなので、後から回収すれば良い。」と判断し、目の前に引っ掛かっているワンダーの回収を先にした。今思えば、この判断が失敗だった。数分後にルアーは無事回収できたので、次はルアーリトリーバーの番。後ろを振り返り、竿先にルアーをセットして川底をなぞってみたが引っ掛からない。すり足をして、沈んでいるハズの30cm程のステンレス棒を探るが、それらしき棒が足に当たる感触はない。竿先を水中に突っ込んで、更に広範囲を探したが手元にアタリは伝わってこず、完全に行方不明となった。
どうやら私が思っている以上に川底の流れは強かったようで、ルアーを回収している間に泥深い方へと流されてしまった様子。今年購入したばかりで、未だ一度もルアーを回収していなかったので全く元が取れていない状況。水位が急激に上昇する中、諦め切れないので結構な時間を費やして、周囲を探り歩いたが見つけることは出来なかった。
ルアーリトリーバーの回収は断念して釣りを再開。水面でライズしている所を狙ってZBLシステムミノー50Sを投げ入れる。狙いどおりに、数投目でカツンとヒット。30cm弱のセイゴを一気に足元まで引き寄せる。ルアーを持って魚をぶら下げると、暴れるセイゴの口に大きなダメージを与えてしまうため、ゴムネットでサクッとすくう。そして魚には一切触れないまま、水中でフックを外して素早くリリース。
セイゴが水面でパシャパシャと何かを捕食している場所は、周囲に3か所。同じ場所を繰り返し狙っていると、ルアーに反応しなくなってしまうので狙う場所を毎回変えながらキャスト。するとバイトが連発し、20〜30cmのセイゴが躍り出た。ルアーをアレコレ交換してみたが、今宵反応するルアーは、ZBLシステムミノー50Sのクリアー系カラーのみ。エビでも食べているのか、スローリトリーブよりも軽くトウィッチを入れてやった方が反応は良い。何度となくフッキンクミスを繰り返しつつも、合計6匹キャッチ。紛失したルアーリトリーバーは諦め切れなかったが、午後7時半にタイムアウトとなった。
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