
トップ>FishingReport>2014年2月
2014/2/28 静岡県西部地区の河川
天気:晴れ後曇り 水温:13.0〜14.0℃ pH:不明
釣果:0匹
満潮からの下げに切り替わるタイミングと夕マヅメがマッチするタイミングでの釣行。前日の雨の影響で濁りが強いが、一雨毎に魚達が動き出す春に近づくハズなので何となく嬉しい。スタートはデプスレスF。小型ルアーの割りにアクションは大き目なので、濁っているような場所に効きそうなヤツ。活性が高い魚がいれば一発で食いそうな気がするが、周囲を広範囲に探ったが反応はない。
続いて、デプスレスFで届かなかったエリアをヨレヨレを使って探査する。干潮に向かって少しずつ水位が下がり、流れが強まって来ているので、狙っているストラクチャー周りにルアーを流し込んで様子を伺う。暫くすると周囲にはウナギの幼魚"シラスウナギ"をすくうオッチャン達が集まりだした。彼らが岸際に並んで漁を始めていると水の中に入りにくいが、先に入っていれば文句も言われない。それでも移動する時には、静かにゆっくりと歩いて引き波を立てないように気を配る。同一エリアに目的が違う人達がいると、とかく衝突が起きやすいが、お互いが配慮すれば無用なトラブルは避けられるハズだ。
ヨレヨレに反応がないので、少し上の層を引くためワンダーを試したがこちらも無反応。続いて、ラパラCD9の早引きに反応する魚がいないかチェックしたが、こちらもカラ振りに終わってギブアップ。静かに水から上がり、近くで漁をしているオッチャンに今年の状況を聞く。昨年は1kgあたり100万円を遥かに超える高値が付いていたが、今年は既に40万まで落ち込んでいるらしい。お隣の国の中国や台湾、九州方面の豊漁で相場が崩れているようだが、愛知・三重・静岡では昨年の半分程度の漁獲しかないそうだ。値が安い上に、量が獲れないのでは辛いだろう。
最近はカーバイトランプを製造販売をする業者がなくなっているらしい。子供の頃、このランプ特有のアセチレンガスの臭いを何度も嗅いでいたように思うが何故だろう。「ランプが壊れると修理もままならず困ってしまう」なんて話を聞きながら、不確かで曖昧な遠い記憶を探ってみる・・・。 暫くオッチャンの動きを横で見ていたが、網を上げる何回かに1回は透明でニョロニョロと動く"シラスウナギ"が入っている。"シラスウナギ"が川の中に沢山上って来るようになれば、本命のスズキも上がってくるハズ。この河川の水温は高めなので、そのタイミングはそう遠くないハズだ。今日は粘っていても無理っぽかったので、早めに切り上げ次の場所へと移動した。
車を30分程走らせて到着した場所では、南東の風が強く吹いていた。川の流れと風向きが反対なので、私の嫌いなパターン。取りあえずワンダーから始め、ラビット90、TKLMワークス、DC9バレット等を次々と投入したが、ワンチャンスもなかったので1時間程で納竿とした。
2014/2/23 静岡県西部地区の河川
天気:晴れ 水温:12.0℃ pH:不明
釣果:0匹
午前中は浜松駅近くのアクト周辺で開催された"ふじのくに農芸品フェア2013"を訪れた。いつもお世話になっている農家の人達も数多く出店したため、各ブースで足を止めては、挨拶をしながら試食や試飲をして新鮮な農産物をたっぷり買い込む。知らない人が多いかもしれないが、気候に恵まれている浜松は何でも栽培出来て、全国シェアがトップクラスの農産物が沢山ある。もちろん日本国内だけでなく、海外に持って行っても自慢できる農産物ばかり。品質の高さは芸術品とも言っていい位で、食材の宝庫なのだ。
物欲と食欲を満たした後は、やっぱり釣り。前日に比べ、風は穏やかで日差しも強いのでイソイソと出撃した。今回は淡水エリアでの魚の動きをチェック。水温が高ければナマズが動いている頃なので、暖かい水が流れ込むポイントを意識してウェーディングを開始。
スタートはX-80SWから。軽くトウィッチをしながら、様子を伺う。周囲では大きなコイが背鰭や尾鰭をヒラヒラさせながらウロウロしているが、ルアーを追いかけてくるような魚影は確認できない。続いて投入したルアーは飛豚73プロップ。ガバッと出ることを期待しながら、表層をノタノタと泳がせたが不発。そして、このエリアでは実績があるZBLシステムミノー11Fタイダルを引く。うっかり巨鯉に引っ掛けたりすると大変なので、十分気をつけながらルアーを操る。
深い泥に足を取られながらも、少しずつ移動して魚を探していたが、泥の中から足を抜く際にバランスを崩してペタンと尻餅をついた。最初は尻餅をついた事に笑えてヘラヘラしていたが、直ぐにヤバイ事に気が付いた。泥の中にお尻がはまり込んで、どうもがいても立てないのだ。仕方がないので片腕を泥の中に突っ込んだ後、前かがみに体勢を立て直し勢いをつけて立ち上がる。大切なリールが泥だらけになる事は防げたが、尻や背中、胸の辺りまでたっぷりと泥をかぶった。
いわゆるドブ臭い泥なので、直ぐに足場の良い所まで移動し、冷たい水を手ですくって泥を洗い流す。泥が徐々に落とされるにつれて、釣りをする意欲が急速に萎んでしまった。結局、1時間少々竿を振っただけでギブアップ。またしてもノーフィッシュで帰途についた。
2014/2/22 静岡県西部地区の河川
天気:晴れ 水温:9.5℃ pH:不明
釣果:0匹
先週末はまたしても"南岸低気圧"が通過。関東甲信地方だけでなく、静岡県東部地区も記録的な大雪にみまわれ大変なことになった。雪国の人からすれば、「何を騒いでいるのか?」と呆れていたかもしれないが、日頃から雪対策を十分していない人達にとっては大問題。各地で積雪による被害が発生し、今もその対応に追われている状態が続いている。楽しみにしていた週末の釣行も出来ず、ワラワラと押し寄せる仕事を必死にさばいて一週間が経った。
やっと待ちに待った週末になって、いそいそと夕方から釣行した。釣り場に到着すると、予想以上に水位が低くてビックリ。根掛かりをさせないようにラビット90を使って表層を探るが無反応。少し狙う水深を下げるため、パンチラインスリムを試してみるが、こちらにも反応はない。続いて、根掛かり覚悟でレンジバイブ70ESでボトム付近を探ったが竿を持つ手に生命感は伝わってこなかった。
日没ごろになって、水面で時々魚がライズするようになった。セイゴなのか、ウグイなのか不明だが、水面を流れる何かを食っている様子。こんな時は極小ルアーの出番。ボックスの中からゾエア49Sを取り出し、投げてみる。使っているスナップのサイズが大きいので、ルアー本来の動きが出せていないのかもしれないが、コツリともアタリはない。次にZBLシステムミノー50Sを試す。ストレートリトリーブで様子を伺った後、トウィッチングで誘ってみたが、こちらも不発。どうやらルアーには反応しない魚だったようだ。
水温を測ると10℃を切っており、前回の釣行時に比べて一段と冷え込んでいる。このような状況の中で、「本命の魚が何処にいるのか」「どのタイミングで活性が高まるのか」が判っていないと、長時間キャストを繰り返すのは辛い。懸命にTKLM9/14シンキングワークスを投げ倒したが、ワンチャンスもなかったのでついにはギブアップ。帰りがけに立ち寄った釣り場では、僅かな望みを掛けてデプスレスSとラビット90を使ってザックリと探ったが、魚っ気が全くなく30分程でお手上げ。気持ちが盛り上がらなかったので、普段よりも早めに切り上げた。
2014/2/11 静岡県西部地区の河川
天気:晴れ 水温:11.0℃ pH:不明
釣果:0匹
先週末は関東方面を中心に45年ぶりと言われる大雪が降った。日本列島の南岸を低気圧("南岸低気圧")が移動し、コレに向かって北の冷たい空気が一気に流れ込んだのが原因らしい。「県西部の平野部でも雪が降る」と天気予報は言っていたがカラぶり。久しぶりに降る雪を楽しみにしていたが、雨模様となったため釣りにはいけずガッカリしていた。
建国記念日の今日は、打って変わって晴天・無風の良い天気。南岸低気圧通過の影響でぐっと下がった水温は、この天気で上向いたハズなので夕マヅメから釣行した。先行者がいたので挨拶をすると、前の週にバイブレーションで謎のハードファイターを掛けてラインブレイクした人だった。相変わらずバイブレーションをブンブン投げているが、魚の反応は全くないらしい。
この時期にしては珍しく、全く風が吹いておらず水面はベタなぎ状態。パンチライン80を投げて広範囲を探った後に、レンジバイブ70ESを使ってリフトアップ&ダウンで魚を誘う。どちらかの釣り方で反応があればラッキーだと考えていたが、コツリともアタリはない。
続いて、サイレントアサシン99Fを引いた後、フラッタースティックを投入。これまで探っていないエリアをチェックする。日没後に、ボラの群れが下ってきたのでラビット90をアップクロスで投げ、流れに乗せて引いてみた。狙っているのは、点在するカキ殻の山や航路沿いの掛け上がりに潜むスズキ。ルアーを引っ掛けないように、ロッドを立てて慎重にリトリーブを繰り返す。
ボラの群れの動きを見ながらキャスト&リトリーブを繰り返すのだが、期待しているボイルや何かに追われる動きはなく、水面は穏やかなまま。暫くキャストを繰り返したがアタリがないため、この場を見切って次の場所へと移動した。
車で数分の所にある釣り場は、水位が下がり過ぎて見るからに厳しそう。試しにウェーディングを始めたが、岸際は水位が低いので前に出るしかない。しかし、川底の泥が深く、身動きが取れなくなるような事態が度々発生。足元が比較的固い場所を探りながら、立ち位置を決めキャストを開始した。この場所で実績のあるワンダーから始め、シコトウィッチャー、ラビット90、ニョロニョロを流れに乗せて、ストラクチャー周辺に送り込むが無反応。ワンチャンスもないままギブアップした。
天気:雨後晴れ 水温:13.4℃ pH:不明
釣果:0匹
前日、久しぶりに本命の引きを楽しんだので、同じ時間帯に釣り場へ足を運んだ。先行者に様子を伺うと、「3回アタリがあったけど食わなかった」と言う。周囲を眺めていると、30cm程のボラが度々跳ねている。「彼のルアーには、スズキではなくボラが当たっているのではないか?」と推測しながらキャストを始めた。スタートはエスタ70から。美しいS字スラロームを見ながら、「下からガバッと出ないかなぁ」などと夢想してはみるものの、魚の気配すらない。
潮時表によると、今日は大潮で満潮が前日よりも45分ほど後ろにズレる予定。昨日、ヒットした時間を手帳で確認しながら、時合が来るまでルアーをアレコレと交換しながら焦らずキャストを重ねる。TKLM9/14シンキングワークス、X10、フラットラップ10を試していると、隣で竿を振っていた釣り人にヒット。竿がギュ〜と曲がり、ラインが勢い良く出されている。明らかにスズキとは引き方が違い、なんだか鯉っぽい。多分、午前中まで雨が降っていたので、巨鯉が汽水域まで下って来ていたのではないか。
暫くファイトの様子を見守っていると、突っ走られてラインブレイク。カキ殻の餌食になったに違いない。話を聞けば、バイブレーションでボトム付近を探っていたらしい。魚の正体を知りたかったので、ラインブレイクは本当に残念だった。
日没頃から西風が強まってきた。無風状態よりも風はあった方が釣れる気がするのだが、この時期の強い風は心が折れそうになる。ローリングベイト88、タダビッキー、シコトウィッチャーなど、横風が吹く中でも距離が確保できるルアーをチョイスしながら、時合をひたすら待つ。
満潮からの下げになり、目の前の流れが大きく変わってきた。このタイミングで食ってくる事を予想してヨレヨレを投入。スローリトリーブをしながら、時折、ヒラヒラとフォールさせたりして魚を誘う。思惑では、想定していた時間通りに魚の食いが上がって、「ヨレヨレにガツン!!」というストーリーだったが、魚の気配は全くない。この場所でもう少し粘れば魚の顔が見られるかもしれないが、明日の仕事のことを考えて今宵は納竿とした。
2014/2/1 静岡県西部地区の河川
天気:晴れ後曇り 水温:12.5℃ pH:不明
釣果:0匹
夕マヅメからの釣行。先行者の方に挨拶をしながら様子を聞くが、芳しくない模様。時合は多分、もう少し後なので肩の力を抜いて、タラタラとキャストリ&トリーブを始めた。このポイントは魚を捜し求めて歩くような場所ではなく、完全な待ち伏せ型のポイント。先月の釣行で、ベイトに付いて移動してくるスズキが捕食体勢を取る場所を探り出したので、あとは魚が回ってくるのを待つだけだ。
この時期、時合はとても短く、釣果はそのタイミングで、魚が反応するルアーを鼻先に流せているかに掛かっている。周囲の様子をキョロキョロと伺いながら、辛抱強く時合を待っていると、水位が急激に上がると共にボラ達が跳ね始めた。エスフォー7から始め、デプスレス、サイレントアサシン99F、ハニートラップ95S、ビーチウォーカー90Sを投入。反応がないので、安定した飛距離を稼げるフラットラップ10に交換し、暫くの間、トウィッチングで様子を伺う。
本命の魚が狙っているポイントに入ってくれば確実に口を使うハズ・・・そんな強い気持ちを持ち続けるのは、とても大変。ルアーローテーションをしながら、気分を変えつつキャストを繰り替えする。エスタ70のS字スラロームを試した後、久しぶりにヨレヨレを投入。ストレートリトリーブに反応がないので、リトリーブの途中でフォーリングを入れたらいきなりヒットした。
水面上でのエラ洗いはしないが、水中で首を激しく振っているのが手元に伝わってくる。久々の魚なので慎重にやり取りをしていると、突然、ルアーがスポッと抜けた。急いでルアーを回収しフックを確認すると、腹のフックが1本折れていた。これには本当にガッカリ。錆びたフックを使っているつもりはなかったのだが、きれいにポッキリと折れていた。
気を取り直し、キャストを再開。フォーリングに反応したので、リトリーブよりもフォーリングの方を強く意識してキャストを繰り返す。すると間もなく、痛恨の根掛かり。ヒットしたポイントはカキ殻がある場所なので、十分気を付けてはいたがあっけなくルアーをロストした。予備のヨレヨレは残念ながら持ってきておらず、ブルースコードC90を代用したがワンチャンスもない。
少しして、満潮から下げへと潮が大きく切り替わり、目の前に大量のゴミが流れるようになってきた。キャストの度にゴミを釣るので、我慢出来なくなってギブアップ。本命の魚には、いつになったらお目にかかれることやら。
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