フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2015年3月


天気:曇り時々雨 水温:14.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 日中は袋井の「猫カフェみるく」に行ってネコ達と戯れた。嫁さんと違いネコに対する思い入れなどはなく、テンションはさほど上がらないのだが、ネコ達の行動を見ているのは面白い。コチラから近づいて行くと鬱陶しがられ、無関心を装っているとアチラから近寄って遊んで欲しいと寄ってくる。丁度、お食事タイムにお邪魔したので、ネコ達へのエサやり体験も出来たが、好き嫌いがあるようでガツガツ食べるネコから、匂いを嗅いであまり食べたがらないネコもいる。一方、動きのある物への反応はすこぶる良く、許されるならルアーを各種持ち込み、どのルアーへの反応が良いのか試してみたい気持ちが湧いた。

 ネコの動きのイメージを魚に重ねながら夕マヅメから釣り場に立つ。雨後だが、風はなく水面は穏やか。スタートは昨晩活躍したワンダースリム90から。ランカーサイズのスズキが掛かっても大丈夫なように、ぐにゃぐにゃに曲がったフックは交換。ドラグの設定も、硬すぎず緩すぎず適度に調整して一発勝負に望む。暫くの間、流れを意識しながら周囲を探ったが不発。続いて、DC77バレットZBLシステムミノー11Fタイダルを使って、シンキングペンシルには反応しなかった魚に対してアプローチしてみる。

 ボラがたまに跳ねるので、本命魚がエリア内に入っていても良いように思うのだが、期待しているような反応はない。捜索範囲を広げるべくブルースコードのフルキャストをしていると、アタリが2回あった。しかし、相手は本命魚ではなく、ボラだった様子。続いて、フラッタースティックも試したがこちらも不発。最後にワンダースリム90に戻してワンチャンスを期待したが竿が曲がることなく納竿となった。



天気:晴れ 水温:14.0℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 夕マヅメ狙いでゴソゴソと釣りの準備をしている時、別部屋にいる嫁さんが妙に静かなことに気が付いた。一体何をしているのか・・・と部屋を覗いてみると、お習字の真っ最中。彼女は書道の展示会に出品させてもらえるほどのお手前らしいが、この時に書いていた言葉に目が釘付け。「河童の川流れ」・・・ことわざの意味は別として、これから旦那さんが川へ釣りに行くのに普通そのフレーズを書くか!? 知らない間に、私に多額の保険金が掛けられていないか、これからは気をつけなければ。

 西風が吹く中、干潮を迎える河川下流域でキャストを開始。ストラクチャー周りや明暗の境を中心にワンダーを引いてみる。予想していたよりも水位が低く、いかにも釣れそうにない。川底の深い泥に足を何度も取られながら、少しずつ移動して魚を探したが不発。足場がしっかりしている対岸に移動して暫くフラッタースティックワンダースリム90を試したがこちらも不発に終わった。

スズキ78cm 10KB 粘っても無理っぽかったため、車に乗り込んで次の場所へと移動。流れを確認しながらワンダースリム90を投げていると、開始15分が経過したところで前触れもなくガツッときた。巨鯉でも引っ掛けたかと思うぐらいのパワフルな引き。続いて、水中で首を激しく振っているのが手元に伝わってきたので、本命魚であることを確信した。

 引き具合からすると、久しぶりの大物の予感。魚とのやり取りは、慎重にならざるを得ない。少しドラグを緩めに設定してあったので、魚が突っ走る時にはラインがスムーズに引き出される。苦労しながらポンピングで引き寄せると、またしても魚は突っ走る。魚のサイズが確認出来ていない状況で、暫くの間、ドキドキの時間を過ごした。数分後に上がったスズキは堂々とした78cm。やり取りに時間が掛かったのは、ルアーが下顎の外側に掛かっていたからだろう。外したルアーを確認すると、2つのフックがグニャグニャに変形していた。

更なる追加を期待して、ワンダースリム90を投げまくるが反応なし。途中、カラーを変えたり、ニョロニョロを試したりもしたがコツリともアタリはない。正直なところ、もう暫く竿を振っていたかったがタイムアウト。約束の時間に帰宅しないと、"川で流されたかも~"と嫁に思われるので時間厳守で納竿とした。


天気:晴れ 水温:15.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 昼前の干潮を狙っての釣行。予想以上に水位が低く、始める前から「こりゃダメだぁ~」って感じ。周囲で泳ぎ回る巨鯉達を横目に、マズはプラスチック版のハンマーを使って水面付近をノタノタとリトリーブ。ナマズがガボッと出ることを期待していたが、それらしき気配はない。今日は気温が急激に上がり、初夏を思わせるような陽気となっている。きっと日差しが強すぎて、シャローには出て来ないのだろう。

 少し水深があるエリアへと移動し、TKLM120を投げまくる。私の周囲でこのルアーを使う人は少ない印象を持っているが、過去の釣果からすると人気ルアーであるTKLM90よりも上回っている。ナマズやスズキ狙いで自信を持って使えるルアーなのだ。スローリトリーブや少し早めのリトリーブを試したりもしたが反応なし。中国製ラトル入りのリップレスミノーに交換し、音で誘ってみたがこちらも不発だった。

 続いてラビット90を投入。ファストリトリーブで魚の反応を見ているとガツッとヒット。直後に一気に魚が突っ走り、リールからラインが勢い良く引き出された。狙っているナマズやスズキではなく、明らかに巨鯉のスレ掛かり。相手はかなりの大物らしく、全く寄って来ない。ラインが切れる前にフックが外れることを祈りながら対処していると、めでたくフックオフ。巨鯉が泳ぎ回ったおかげでポイントは荒れてしまったので納竿とした。


天気:晴れ 水温:15.0℃ pH:不明
釣果:0匹(バチ抜け真っ只中)

 夕マヅメ、大潮の満潮に向って河川が上流へと逆に流れている状況でウェーディングを開始した。強めに吹いている東風が気になるので、重量があるシンキングペンシルのフラッタースティックからスタートした。この時期は、産卵から戻ってきた良型のスズキがエサを求めて河口域をウロウロしている。運よく釣れれば、ランカーサイズが期待できるハズ。そんな事を考えながらリトリーブを繰り替えす。

 3月下旬に入り大分暖かくなってきたものの、水に浸かって竿を振るのはまだ寒い。今回、腕には先日購入した手首に巻くカイロ"巻きポカ"を装着済み。指先の保温効果がどれくらいあるのか試してみる。専用カイロを入れるホルダーは結構しっかりと作られている。しかし、その分手首に巻くとボリュームがあって、腕時計と干渉してしまうのがちょっと残念。カイロの装着位置を腕の方にズリ上げるか、腕時計をベルクロのリストバンド・タイプの物にするかどちらかの対応をする必要がありそうだ。持続時間は6時間。夜通し竿を振り続ける釣りでは予備のカイロが必携だろう。

 少しずつ移動しながら魚を探すが反応はない。パンチラインスリム90ブルースコードも投入したが不発。続いてラビット90を試しているとキャストの際にバチッとライン切れ。このルアー、チョクチョク出番はあるのだが、購入後未だに魚を一匹も釣っていない不遇なヤツ。遠くに飛んでいった様子もなく、近くに着水しているハズなので、暫く周囲を探しているとゴミ溜まりの近くにプカリと浮いていた。「フローティングのルアーで良かった~」と製作者に感謝。

 潮止まりを過ぎ、河川の流れが出てきた頃、水面にうごめく物を発見。ライトで照らすとゴカイ類がウネウネと泳いでいた。周囲では一気にバチ抜けが始まったようで、マッディエリアでウェーディングしている私の周りに、無数に蠢いていることに気が付いた。ゴカイ類のサイズは5~10cm程度。手ですくうとドロリと溶けてしまほど、柔らかい体をしている。バチ抜けが始まれば、何処かで口を開けて、労せずしてエサにありついているスズキがいるに違いない。スーサンワンダーも追加投入して魚を探す。

 徐々に川の流れが早まり、ゴカイ類が次々と流されて行く。ルアーを明暗部やストラクチャー周りに送り込んだりしながら様子を伺ったが不発。粘っても無理っぽかったため、午後9時には納竿とした。因みに、今回試しに使った"巻きポカ"のおかげだろうが、指先の冷えを気にすることなく竿が振れたのは良かった。



「Fishing Report」の目次に戻る。 
トップページに戻る。 
私へのメッセージは こちら へどうぞ。

   
Copyright (C) tamatebako