
トップ>FishingReport>2016年3月
2016/3/20 静岡県西部地区の某河川
天気:曇り後晴れ 水温:12.5℃ pH:不明
釣果:1匹(ボラ)
折角の休日だと言うのに、体内時計がしっかりと働いていて普段と変わらない時間に目が覚めてしまう。これはストレス度がとても多い現在の職場が原因なのだろうが、釣りを趣味とする自分にとって、早起きはプラスに働く。取り急ぎ、釣具一式を車に積み込んで釣り場へと走る。釣り場には、既にT.Mさんが竿を振っていた。前日の雨の影響で目の前には厄介なゴミが漂っており、釣りにくい状況。濁りはあるが、流れが思ったほど出ておらず、魚っ気が乏しいらしい。
ギブアップする彼と交代で、私が竿を振らせてもらうことにしたが、魚っ気が全くなく釣れる気がしない。このポイントでは私の定番ルアーとなっているザ・ファースト、エンゼルキッスを使い様子を伺ったが反応はない。「早々に切り上げようか・・・」と考えていた時、捕食音らしき音が近くで聞こえた。濁り水の中をじっと見ていると岸際をベイトの群れが上がって来たのが見える。その数は徐々に増えてきており、捕食音も散発ながら聞こえる回数が増えてきた。
エリア内にベイトの群れが入って来て居つきのフッコが反応している様子。早速、プロップダーター80を取り出して様子を伺ったが不発。続いて、Aプロップのストレートリトリーブ、コンバットポッパーの早引きを試したが、こちらにも反応はない。ベイトサイズに合わせる気持ちでDコンタクトも投入したが不発に終わった。徐々に南西の風が強く吹き始め、キャストコントロールが難しくなって来た。小型サイズながらどっしりと重いビットブイを投入し、広範囲に探ったがこちらにも反応はない。
ワンダー60を使うとボラっ子がスレ掛りで釣れた。食われているベイトのサイズは3cm程。このサイズを好んで食べているフッコを釣るのは至難のワザ。もう少しベイトのサイズが大きくなってもらわないと、本命魚を釣るのは難しいのである。最後にラファエルを使い表層を探ったが、ボラっ子を捕食しているフッコには完全無視されギブアップとなった。
2016/3/19 静岡県西部地区の某河川
天気:大雨後晴れ 水温:13.0℃ pH:不明
釣果:3匹(ナマズ)
明け方まで降り続いていた雨が小振りになったので出撃した。釣り場に到着し、河川の様子を見ると大アマゾン川のようにドロ濁りで荒れている。流れてくるゴミも多く釣りがしにくいような状況だったが、取りあえず竿を出してみる。この場所で実績のある往年のエンゼルキッスから始め、サスケ裂波、旧タイドミノースリムとルアーを投入していると、急に雨脚が強まったので緊急避難した。スマホを使い雨雲レーダーで降雨状況を確認すると、真っ赤な帯が丁度頭上付近に掛かっている状況だった。どうやら、猛烈な雨をもたらしている前線が通過している真っ最中で、コレが通り過ぎないと釣りになりそうもない。雨宿りをしながら雨脚が弱まるのをじっと待った。
暫くして雨が小振りになったので釣りを再開。しかし、来た時よりも上流から流れてくるゴミの量が増え、釣りにならない。ZBLシステムミノー139Fを投げまくったが、ワンチャンスもない。岸際のレイダウン付近で捕食音らしき音が1回聞こえたが、狙えるような場所ではなかったので断念。流れるゴミがなくなるのを待っていても時間の無駄になるのが明らかだったため、この場を後にした。
このまま帰宅するのは悔しいので、ナマズ釣りをすることにした。8.9ftの竿は狭い水路で使うには長すぎて扱いづらいが、ナマズ達がドヨドヨ泳いでいるのが見えるため我慢して使う。ルアーをポトンと落とせばガバッと出るかと思いきや、予想外に反応がない。ラパラCD9を試したが不発。続いてシャッドラップ8を投入。すると直ぐにナマズが反応してバックリとルアーを咥えた。何度もグネグネと身をよじらせながら上がって来たナマズは60cm。デジカメで急いで撮影し、次の魚を狙う。
続いて試したルアーはオモリを貼ってウエイトアップさせたスーサン。シャッドラップ8よりもこちらの方が反応が良く、岸際近くで何度もナマズがアタックしてくる。45cmをキャッチした後、数分後には55cmを追加。まだまだ行けそうだったが、雲が晴れ日差しが急激に強まり魚達が沈んでしまった。丁度、昼過ぎを迎えてお腹が減ってきたので、本日の釣行はこれにて終了とした。
2016/3/13 静岡県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:13.0℃ pH:不明
釣果:0匹
南風が吹き、菜の花が咲くこの時期は、あの釣り場に魚が溜まっているハズ・・・。例年踏襲の行動パターンで、水深の浅いエリアが広がる釣り場へと車を走らせた。上流部には1人ウェーディングをしている釣り人を目撃したが、直ぐに見えなくなり貸切状態。バレットDC9で周囲を探りながら、少しずつ移動する。エリア内に鯉はいるようだが、ルアーに反応する魚はいないらしく、予定していた場所まで釣り下ってUターン。蝦夷ミノーを投げながら再び川を遡って小一時間程でギブアップした。
2か所目は期待していなかったのだが、丁度良さげな濁りが入っていたので竿を出してみた。少しして近くで捕食音が聞こえてきた。どうやら40〜50cmクラスのフッコが小さなベイトの群れを待ち構えて食っている様子。捕食音は徐々に近づいてきており、回数も増えてきた。ベイトの群れが岸伝いに上ってきており、岸際のレイダウンやストラクチャー周りでベイト群が留まった時にガボッとフッコが出る。
毎回決まった場所でボイルするので、そこにルアーを通せば良い。しかし・・・どんなルアーでも反応する訳ではないのでコレが難しい。食われているベイトのサイズは3cm程度。ルアーをこのサイズまで落とすべきかどうか迷ったが、私が選んだのはプロップダーター80。ボイルする魚には、時としてスイッシャーが効くのである。昔だったら、ヘドンのトーピードを出す事になるのだろうが、今ではルアーを色々と選べるので有り難い。
プロップダーター80を使い始めて直ぐにガボッと出た。トップに出ることを期待しながら使ったのだが、銀色の魚体が目の前に姿を見せながら反転するのを見るとビックリする。残念ながらフッキングには至らなかったが、魚はまだその場所に居ついているハズ。ルアーを回収し同じコースを流してみると、狙いどおりに再び出た。しかし、今回もルアーを咥えるまでにはならなかった。フッコは、きっと違和感を感じているのだろう。
その後も同じコースを通して、チェイスがあったが反応は低下。完全に見切られてしまった。それにしても、昨日までバチ抜けシーズンを意識した釣りをしていたのだが、とっくにトップウォーターに魚が出る時期に切り替わっていることに気が付いた。季節の移り変わりは早いのである。
別の場所でボイルが散発するので、ルアーをベイトサイズに近づけ狙ってみることにした。ZBLシステムミノー50Sやユラメキには反応しなかったが、Dコンタクトのトウィッチングには2回チェイスがあった。暫くしてベイトの姿が消え、ボイルもなくなった。時合が終了した感じだったので納竿。釣りをする楽しさからするとトップにドバンッと出る方が上だろう。次回は、プロップ系のルアーを幾つか追加して持ってきて、試してみようと思う。また1つ楽しみが増えてしまった。
帰宅途中、工事の様子が気になっていた場所に立ち寄ってみた。アチコチの河川で様々な工事が行われているが、これによる河川内の変化がどうなるかとても興味深い。構造物が変わったり、河川幅や水深が変わると魚が居つく場所も変わり、攻め方も変わってくる。以前良く釣れた場所が全くダメになったり、全く釣れない場所が一転して釣れるようになったり・・・やはり、自らが釣り場に足を運んで竿を振り、実感するのがるのが一番良いだろう。
2016/3/12 静岡県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:14.0℃ pH:不明
釣果:0匹
全国から5,000人の踊り手が集まる浜松がんこ祭が浜松の中心街で賑やかに開催される中、嫁さんが出品した書道の展覧会を観覧。続いて、デパートでショッピングをした後に帰宅し、準備が整った段階で出撃。周囲がすっかり暗くなった頃、釣り場に到着した。タイミング的には満潮に向う上げ潮で、海からどっと潮が押し寄せて来ている状況。水面には色んなゴミが漂っているため、これらを拾わないように気を使いながら、キャスト&リトリーブを繰り替えす。
バチ抜けを意識してワンダースリム90を暫く投げ続けたが反応はない。少しして潮が切り替わり、川の流れは一気に海へと向った。満潮でバチ抜けが始まり、下げ潮に乗って"よさこい踊り"をするように激しく踊るゴカイ類が水面に浮いてくるハズなのだが、その姿は見られない。リトリーブ中、耳を澄ませながら水面近くで捕食をする魚の気配を探ったが、それらしき音もなかった。
今宵は無風で穏やか、周囲には釣り人が一人もいない状況で気持ち良く竿を振れたのだが、ルアーに反応する肝心な魚は不在で狙いを大きくハズした感がる。持参したルアーを幾つか試してみたが、コツリともアタリはなく徐々に気持ちが萎んでゆく。2時間程、キャストを黙々と続けたが、ワンチャンスもなかったためギブアップした。
2016/3/5 静岡県西部地区の某河川
天気:曇り時々雨 水温:12.3℃ pH:不明
釣果:0匹
昨年の12月中旬から年が変わった2月まで、釣行日数ゼロ。かつてこんなことがあっただろうか・・・!? お袋が背骨の手術をして暫く聖隷浜松病院へ入院していたり、仕事面でもストレスが続いて不眠症状が出ていた。四六時中、釣りの事しか考えていなかった人間が、休みの日でも「釣りに行こう」という気持ちが起きないほど、心身ともに疲れてヤバイ状態になっていた。
こんな時には無理して何かをしてはいけないらしく、自然に心が釣りに行きたくなるのを待つ方が良いらしい。少し暖かくなって竿を振るのが辛くなくなってから行こうと考えていたら、3月になってしまった。今日は風が弱く暖かで、魚が釣れるかどうかは判らないが、竿を振り始めるには絶好の天気。夕マヅメ狙いで釣具一式を車に積み込んで出発した。
釣り場に到着するとウグイスが「ホーホケキョ〜」と上手に鳴いていた。鳴き始めはヘタクソなのだが、この鳴き声からすると随分日にちが経っている感じ。水温は16℃もあり、釣り場周辺は自分が思っているよりも季節の進みが早く、すっかり春になっていた。潮のタイミングは下げ。ワンダースリム70を上流に向って投げ、流れに合わせてリトリーブを繰り返すと10分もしない内にバイトがあった。
魚は本命のスズキではなさそうで、なんとなくウグイっぽい。アタリがあった周囲を暫く探ったが反応はないのでワンダー80に交換。流心を流していると再びバイトがあった。今度こそはフッキングを・・・と思ったが、残念ながら針掛りはしなかった。魚の顔をどうしても拝見したかったので、ユラメキ、ニョロニョロ、ワンダースリム90を立て続けに投入して様子を伺う。
少しずつ移動しながらビットブイ、フラッタースティック、ニョロニョロを試したがワンチャンスもなく納竿となった。帰路、寄り道をして水門のある場所へ行ってみた。丁度、今は水門の避難タワー化を兼ねた耐震補強工事がされている最中だった。周囲には釣り人がいたが釣れている気配はない。暫くの間、釣り場から離れていたので、魚を釣る感覚を取り戻すため潮位のタイミングと場所を選びながらアチコチを回る必要がありそうだ。
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