
トップ>FishingReport>2016年5月
天気:曇り後雨 水温:23.0℃ pH:不明
釣果:0匹
夕マヅメ狙いの釣行。スタートはサイレントアサシン99Fを選んだ。キャスト開始間もなく、近くでボイル2連発。本命魚がいることは判ったので、後は反応するルアーを見つけるだけ。サイレントアサシン99Fには反応しないので、次に選んだのがリトルジャックのひれながこいき。ポッパータイプのスウィッシャーだが、あまり小細工せず一定の速度を保ってストレートリトリーブをする方がスズキには効く。ボイルがあった周囲を重点的に引いたが不発。
続いて、プロップダーターを使い、テロテロテロ〜と水面をゆっくり引いてみた。しかし、このルアーにもスズキは反応しない。本日の魚はプロップには反応しないようなので、攻め方を変えて、コンバットポッパーを投入。アップテンポの連続トウィッチで首振りをさせて誘ってみた。残念ながらこの作戦も不発に終わり、次は何を使おうか考えていたところで再びボイル2連発。私の使うルアーは、完全に見切られていたようで唖然とする。サスケ95SFとデッドフロート8も追加投入してみたが、こちらもお手上げ。
上流から下ってくるベイトの群れが少しずつ増えてきた。これに伴い、散発的でありながらも広い範囲でボイルが始まった。ラパラCDジョイント、シャッドラップSSR5も試したがコツリともアタリはない。少しして雨がパラパと降ってきた。これで活性が上がることを期待したが、たまにボイルが起きる程度で状況は変わらない。ルアーをデプスレス75Fに交換し、何も考えずにキャストリトリーブを繰り返しているとピックアップ寸前のルアーにスズキが反応した。竿先が届くほどの至近距離、私の目の前でルアーをスズキが咥え込んだ。
タイミング良く、フックアップ出来たと思ったが、魚はルアーを振り払って水の中に姿を消した。思わず頭を抱えながらその場にしゃがみこんだ。アイル・マグネットミノー、バブルクランク、アイプロップ、ペラッコ・・・周囲が暗くなってしまうと、表層にいるベイト達が沈み、スズキ達の反応が薄くなる。時間もないので、アレコレと考えながらルアーを選ぶ。ローリングベイト、ZBLシステムミノー9F、フラットラップ8を矢継ぎ早に投入したが、ワンチャンスもなかった。最後に淡い望みを掛けてフラットラップ8を投げ倒したがコツリともアタリはなく、ギブアップした。
2016/5/22 静岡県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:21.5℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ)
昨日は、夕マヅメ、大潮満潮からの下げ狙いでズッコケたので、今日は真昼間の干潮狙いで釣行した。干潮に向かって徐々に水位が下がる状況の中、濁り水の中に潜んでいるであろう本命魚を探すため、スタートはコンバットポッパーから。上流に向けてフルキャストし、流れに合わせてテンポ良く首振りとポッピングをしながら探りを入れる。活性が高い魚がいれば、ドバンッと出るハズだが、ルアーを追う魚の姿はない。
続いて、ZBLシステムミノー11Fタイダルを投入。ルアーを交換し5投目でガツンと力強いバイトがあったがフッキングには至らなかった。アタリがあったのは、濁り水と綺麗な水がクッキリと二分されている潮目。魚がいることは判ったので、暫くジックリと狙ってみる。反応があったピンポイントにルアーを何度も流して様子を伺ったが、残念ながら反応はない。続いて、フラットラップ8、デッドフロート8など実績のあるルアーをいくつか投入したが、竿が曲がることはなかった。
この場に見切りをつけて下流域に移動。エリアの中で最も速い流れのあるピンポイントにフラットラップ8を投げ込むと、いきなりのバイト・・・しかし、フッキングミス。ルアーを素早く回収し、再び同じコースにルアーを送り込むと狙い通りにガツンときた。流心でルアーを咥え激しくエラ洗いを繰り返すスズキを徐々に引き寄せ、オーシャングリップOG2507でガッチリと掴む。サイズは66cm。真昼間にこのサイズがコンスタントに釣れるととても嬉しいのだが、大潮周りなので状況が刻々と変わり活性は長続きしないハズ。急いでデジカメで写真を撮り、次の魚を狙う。
再スタート2投目でバイトがあったが、フッキングミス。まだ、そこに魚が留まっていてくれる事を期待してキャストをすると、再びチャンス到来。今度はフッキングも決まった。他にも魚がいそうだったので、場を荒らさないように気をつけながら少々強引に魚を引き寄せる。先程の魚よりパワフルなので「70cmUPは確定」と思っていたが、足元に横たわった魚は少し尺が足りない68cmだった。
リリース後、キャスト&リトリーブを繰り返していると、またしてもチャンス到来。しかし、これまたフッキングミスで思わず頭を抱えた。ベイトを食い漁っている魚は、とてもアグレッシブなのでアタリが手元にガツンとくる。こちらのテンションはガンガンに高まっているのだが、このバラシで相手側は逆に沈静化。フラットラップ8には反応がなくなったので、ZBLシステムミノー11Fタイダル、サスケ95SFなどを投入してみた。
確かに魚は他にもいたハズなのだが、コツリともバイトがなくなってしまったので、ウェーディングしたまま自宅から持って来たお握りを頬張って昼食。その後も一服する間を惜しんで竿を振る。潮が切り替わり、水位が少しずつ上昇してきたタイミングで再び魚の活性が高まることを期待してキャストを続ける。プロップダーター、アイプロップを試しながら少しずつ上流へと移動。濁り水が流れ込んでいるポイントでルアーをローリングベイトに交換し投げてみると、久々のバイトがあった。このアタリも残念ながらフッキングには持ち込めず、更なるチャンスを求めてキャストを重ねたが、不発に終わりギブアップした。
2016/5/21 静岡県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:21.0℃ pH:不明
釣果:0匹
今回は、夕マヅメ、大潮の下げ狙いで釣行。メインポイントに行く前に、1か所立ち寄って暫く周囲の様子を眺める。魚の動きがあれば、直ぐにタックルを準備して竿を振るつもりだったが、流れは弱く、ベイトの群れも不在。耳を澄ましていても捕食音は聞こえてこないので見切りを付けた。車を走らせ、考えていたメインポイントに到着。少しずつ潮位が下がり始めるタイミングで、ZBLシステムミノー9Fタイダルをキャストする。上流からは、濁った水と共にゴミが流れ始め鬱陶しさを感じたが、潮の動き出しが勝負なので暫くはグッと我慢。本命魚からの力強いアタリを期待してリトリーブに集中する。
15分程キャストを続けたが反応がないので、未だ魚を釣った事がないラビット90に交換。立ち位置を基点に扇状に刻みながらキャストを繰り返した。実績がなく、使っていても自信が持てないルアーは、長く使っていられない。少ししてブルースコードC90に交換して広範囲に探りを入れた。徐々に流れが速くなってきたので、流れにルアーを任せながらストラクチャー付近へ送り込む。ヒットする可能性があるのは、このストラクチャー周辺か明暗部の境、そして目の前にある掛け上がりのところ。リトリーブコースを考えながら、これらに絡むようルアーを誘導しワンチャンスに掛けたがコツリともアタリはない。
本命魚のスズキはどうやら不在のようなので、ウグイ狙いに切り替えてみた。取り出したのはバンジーメタルキャストスプーン。ボックスの中にこんなルアーを1個入れておけば、何かの時に助けられるのだが、キャストを繰り返しても今回は残念ながら不発に終わった。東の空にオレンジ色の満月が昇る・・・最後に淡い期待を込めて再びラビット90を投げてみたが頭に描いたようなドラマは起きずギブアップ。夕マヅメ狙いは不発に終わったので、明日は真昼間の釣行にしよう。
天気:晴れ 水温:22.0℃ pH:不明
釣果:0匹
前日に続き、同じ場所へ30分程早めに釣行した。当然、潮位は違い、前日よりも水位は高い。濁り水とクリアな水との境目(潮目)がクッキリと出ており、狙うべきポイントは明白な状態だった。フラットラップ8からキャストを始めると、潮目の所でボイルが始まった。毎回、同じ場所でボイルするので、スズキは川底に沈むストラクチャーに身を潜め、頭上を通りかかるベイト群を待ち受けていると思われた。魚がいる場所がピンポイントて判っているため、後は反応するルアーを見つければよい。
フラットラップ8には反応がなく、TKLM9/11、デッドフロート8を試すが無反応。その間もボイルが散発するので、本命魚はルアーを完全に見切っている状況にある。久しぶりにローリングベイトのジャカジャカ巻きを試したり、フィードポッパーでポッピングをすれども結果は同じ。根掛り覚悟の湾ベイトを投入したが淡い期待は裏切られ、ZBLシステムミノー9Fタイダルも不発に終わった。
水位が徐々に低下し、ボイルがなくなったのでギブアップ。車に乗り込み次のポイントに移動。先週、3匹釣った足場の高い釣り場をチェックしに行った。ここならベイトが集まっているに違いない・・・そんな思い込みは、釣り場に立って直ぐに間違いだったと気づく。その場所は、水深が浅く、流れもなく、ベイトも不在。極小Wプロップルアーのペラッコを試したが、ルアーを追いかける影はない。ユラメキを試した後、レンジバイブ80ES、ブルースコードC90で遠方を探ったが反応がなかったためギブアップした。
2016/5/14 静岡県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:21.5℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)
今週始め、箒を持って掃除中、腰に電撃を受けたような痛みが走り、そのまま週末まで腰痛が続いていた。ギックリ腰のような症状になったのは初めてだったので、暫くは腰をいたわりながら生活。今回は、腰に湿布とコルセットを付けて、夕マヅメからの釣行となった。
アプローチポイントから暫く歩き、釣り場に到着。本日のトップバッターとして竿先にぶら下がるのは、フラットラップ8。日頃はベイトっぽいクロームカラー(CH)を使っているが、今回は濁りが強いため、背中が黄色いクラウンカラー(CLN)をチョイス。周囲を見渡してから、ベイトの群れがいる所にキャストすること3回。着水後、リトリーブを始めた直後にルアーをひったくられて、本命魚のエラ洗い。開始早々の魚だったので、慎重に引き寄せて岸に引きずり上げた。サイズはマズマズの65cm。スズキは、タイミングさえ合っていれば簡単に釣れる魚なのだが、活性が高い魚が目の前にいても釣れない時は何をやっても釣れないので、とても不思議なのだ。
2匹目を狙ってキャストを再開したが、後が続かない。1匹目が簡単に釣れたので、「同サイズが群れているのではないか?」と考えたが、コツリともアタリはない。徐々に下ってくるベイト群の数が増えたので、アイプロップやフラットラップ、DC9バレットを投入したが、全く反応はない。デプスレスとサラナ80Fを使い、少しずつ下流へ移動しながら本命魚を探したがカラ振りに終わり、再び元の場所へ戻ってきた。
すると目の前でボイルが起こり、5cm前後のベイトが弾け飛んだ。やはりスズキは潜んでいたのである。すかさず本日の功労者であるフラットラップ8を放り込んだが完全に無視。サイズダウンしてフラットラップ6を試したが、こちらにも反応はない。スキッターポップ、レイド6、エスフォー7など矢継ぎ早に投入したがワンチャンスもなかった。30分程、周囲を丁寧に探ったが、その後はボイルはなく、目にしたのは、今年生まれたばかりのミシシッピーアカミミガメの子供。日没と共にベイトの群れは何処かに消えうせてしまったので納竿とした。
2016/5/8 静岡県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:0匹
前日に続いて同じ釣り場へ向う。今回は、足場が高い場所でのランディングを確実にするためのタモと休憩するための折り畳みイス、そして朝食を入れたクーラーボックスを持参。今日も「ボイル狙い撃ちパターン」を突き通すつもりで準備万端整えて出撃した。装備は完璧だったのだが、釣り場に到着してガッカリ。ベイトは周囲にウジャウジャいても、肝心なボイルが起きない。満潮からの下げで流れが強まれば本命魚の活性が高まるのではないかと予想し、時合を待つのだが水面は沈黙したまま。
朝から日差しが強いのが影響していると思うのだが、ベイトの群れも沈みがち。そこで、釣具店で見つけた中古のジャッカル アイプロップ75SSを試してみる。期待を込めて周囲を隈なく引きまくったが不発。フラットラップ8、サスケSF95、ボラトス(改)リップレスなどを投入すれども反応はない。ベイトは沢山いるので、折り畳みイスに座って朝飯を食べながらボイルが起きるのを暫く待ってみた。
一服して、キャスト再開。相変わらずボイルは起きず、周囲は沈黙している。昨日のあの賑やかさは何処へ行ったのか・・・。レイド6のトウィッチングを試したり、スーサン(改)ウエイトアップ、DC9バレットなどを投入したが、ワンチャンスもないまま時間が経過。いつしか、ベイト達が消えうせ、全く魚っ気もなくなってしまったので納竿とした。やはり釣りには、同じ日はないのである。
2016/5/7 静岡県西部地区の某河川
天気:雨後曇り 水温:16.0℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ)
早朝からの釣行。予定していたポイントには先行者の姿があった。挨拶がてら様子を聞いたが、魚は釣れていないらしい。前日からの雨による濁りは入っているのだが、雨量は少なかったようで思いのほか流れが弱かった。車を駐車スペースに置き、少し歩いたところで竿を振る。ここ数年、水害対策で河川の拡張工事が行われており、釣り場の様子がどんどん変わってしまうのだが魚は何処かにいるハズ。川の流れとベイトの有無を確認しながらキャストを始めた。
開始間もなく、立ち位置から2mも離れていない場所で、スズキがベイトに襲い掛かり水面で反転した。魚が跳ね上げた飛沫が、ズボンまで飛んで来るほど近い距離。足元は急深になっており、岸際はゴミ溜まりのようになっている。岸沿いに上がって来たベイトの群れに、スズキが反応したようだ。それまで、飛距離が確保できる蝦夷ミノーやスライドスイムミノー、サーフドライバーを使って流心付近を探っていたのだが、即座にルアーを交換。ラパラCDジョイント7を落とし込み、クネクネ・ユラユラさせて足元に潜んでいるであろう本命魚に誘いを掛ける。
ラパラCDジョイント7に反応がないので、ボックスの中に入っていたポーのクランクベイト RC-1を試す。ウッドのクランクで障害物回避性能に優れるため、「いつか、何処かで、出番があるだろう」と以前からボックスの中に常駐させていたが、やっとその日がやってきた。ウエダのプラッギングスペシャルで投げるようなルアーではないが、根掛かりしにくく、足元まで引けるので20年以上も前のルアーに期待を込める。何度か試したが反応がないためギブアップ。ルアーを交換し、再び流心狙いを始めたら、足元近くでボイルが立て続けにおきた。明らかにルアーを見切られていたようで、悔しい限り。周囲を見渡すと離れた所でも、岸際でボイルしている。一旦車に戻りタックルを交換してから、そちらに移動することにした。
ブラッギングスペシャルからルナミスに持ち替え、道なき道をヤブ漕ぎをしてボイルしているポイントへ向う。そこには無数のベイトが溜まっており、それを狙ってスズキが盛んに捕食していた。選んだルアーは、バブルクランク。キャストして水面をトロトロと引いていると、狙い通りにドカンと出た。しかし、フッキングミス。本命魚はルアーをしっかりと咥えたハズだったが、直ぐに口から吐き出した。その後、バブルクランクには全く反応しなくなったが、依然として周囲ではボイルが続く。
こんな場合、ケアンズのガイド テリーだったら何を使うのだろう・・・と考えた時、ビートルナッツが思い浮かんだ。足場が高いので使うのはフローティングではなく、シンキングモデルの方。ボックスの奥底に入っていたビートルナッツSを掘り出し、キャスト後、トウィッングをしながらリトリーブすると一発で食ってきた。フックが小さいので、慎重にやり取りして引き寄せる。足場が高いがタモはないので、ラインを持って魚を引き抜いた。ルアーを咥えていたスズキのサイズは56cm。写真に収めて直ぐにリリース。次の魚を狙う。
5cm程のベイトに狂っているスズキは、ルアーを直ぐに見切ってしまうようで反応はない。レイド6に交換し、トウィッチをしていると水面近くでヒット。魚が反転するのが見えたため、すかさず巻きアワセをしてフッキング。周囲ではボイルが続いていたため、少々強引に一気に引き寄せて魚を抜き上げた。サイズは先程と同じ56cm。更なる追加を求めて、直ぐにキャストを再開する。ヒットポイントは竿先が届くくらいの近くなのでショートキャストをして足元までトウィッチングをするだけ。数分後には再びヒット。サイズが小さかったので竿の弾力を使って引き抜いた。メジャーをあてると46cm。
水位の低下と共にベイト群は、上流へと徐々に移動。これによりボイルする位置も移動していく。ヤブを掻き分け移動し、キャストを繰り返したがバックスペースが確保できず思うようなキャストが出来ない。レイド6のほか、Dコンタクト、プロップダーター、ポップR、スキッターポップなどを試したがノーバイト。いつの間にかベイトはいなくなり、ボイルが沈静化して時合し終了。何を投げても反応がないため、対岸に移動し様子を見た後に納竿した。
2016/5/5 静岡県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:20.0℃ pH:不明
釣果:0匹
朝から釣りに行きたかったのだが、午前中は残念ながら休日出勤。昼食後、午後イチからのスタートとなった。強い西風が吹く中でのトップバッターは、スカジットデザインズのハイドジャーク。スカジットデザインズと言えば、昨年夏に会社が潰れてしまったのだが、株式会社ビッグホーン スカジットデザインズ事業部として新たなスタートを切り、ブランド名としてスカジットデザインズが残った。浜名湖などで活躍したポッピーも継続して製造販売されるようなのでありがたい。
この時期のベイトサイズは小さいので、大きなルアーには反応しにくい。「飛距離を確保できる小型のミノー」という視点で、ハイドジャークを選んだのだが、余りの風の強さにギブアップ。ほんの数投で、ルアーをレンジバイブ80ESに交換した。このエリアでレンジバイブ80ESを使って魚を釣った記憶がないので、気持ちが続かない。時々、体がよろめくような強い向かい風も吹いたのでギブアップ。風を背に受ける場所へと移動することにした。
車で数分走った所にある釣り場へと到着。ウェーディングの準備を整え、静かに入水しポイントまで川の中を歩く。タイミングが良ければ、ベイト群を食い荒らすスズキのボイルが見られるが今回はどうだろうか・・・。丁度、干潮を過ぎて潮が上がってくる時間帯。下流域からドロ濁りの水が押し寄せて来ていた。ベイトはいるようだが、ボイルは見られないので水面下をメインに探ることにした。
ラパラCDジョイント7を強風に乗せてキャストし、トロトロと引いているとガツッとヒット。即座に巻きアワセをしてフッキング。本命魚は水面から頭を出して激しくエラ洗いをし、ルアーを吹き飛ばして水中に消えた。魚のサイズは目測で50cm前後。食いっぷりが良かったので、他にも魚がいるハズ。ルアーをデッドフロート8ほかアレコレと変えながら暫く周囲を探った。次に魚が反応したのはエスフォー7。鋭いバイトだったがフッキングには至らずカラ振りとなった。
濁っている水ときれいな水との境でルアーに反応があるので、下流から押し寄せてくる濁り水の動きを見ながらキャストをする位置を少しずつ変える。潮位が上がるのに伴って、周囲の濁り具合が酷くなってきた。チラチラ見えていたベイト達は消え去り、魚の反応は全くなくなったので終了。車で少し走り本日3か所目となる場所を入水したが、明らかに芳しくなかったため、30分程で切り上げた。
2016/5/4 静岡県西部地区の某河川
天気:雨後晴れ 水温:18.8℃ pH:不明
釣果:0匹
昨夜から引き続き大雨警報が発令されていたが、既に小振りになっていたので朝食を食べて一息ついてから出動した。釣り場に着くと南西方向から強い風が吹きつけ、上流から大量のゴミが流れてくる。いかにも苦戦しそうなシチュエーションに竿を振るかどうするか迷ったが、折角足を運んだのでワンチャンスに掛けることにした。スタートはZBLシステムミノー139F。遠投しやすいルアーなのだが、横風でラインが引っ張られ思うように飛距離が伸びない。投げ込む場所を度々変えながらキャストを繰り返したが、反応がないためルアーを交換する。
次に竿先にぶら下げたのは、ZBLシステムミノー139Fよりも下の層を探れるゾンク120を選んだ。横風にも比較的強いので暫く使っていたが、リトリーブの度にゴミを拾ってしまうのでギブアップ。次なるルアーはレンジバイブ80ES。ボトム付近を丁寧に探りたかったのだが、魚を釣る前にゴミ回収機へと変わってしまうため早々とルアーを交換した。
1時間程経つと、濁り水の中に時々ベイトが見られるようになって来た。群れになって上流へと向うボラっ子達。これらが出てくると本命魚が釣れるチャンスがやってくる。このエリアでは実績のあるザ・ファーストを投入し、暫く様子を伺ったがアタリはない。続いて、ハニートラップ95Sを流れに乗せて引いてみたが無反応。来た時よりも風が強まり"強風"から"暴風"に変わりつつある中、旧ザウルスのニューシートプスをチョイス。ブン投げて一発勝負に出たが、こちらの思い描くようなストーリー展開にはならない。
上流から流れてくるゴミが少しずつ減ってきているように思えたが、相変わらずキャストの度にルアーにくっついたゴミを取り除く作業が必要。魚の反応が多少でもあれば苦にはならないのだろうが、ワンチャンスもないままゴミだけ釣れるという状況に心が折れてきた。最後にビーチウォーカー90SとK2F112を試してギブアップした。
2016/5/3 静岡県西部地区の某河川
天気:曇り 水温:22.0℃ pH:不明
釣果:0匹
立春から数え八十八夜を迎えた今日は、一昨日と同様に夕マヅメ狙いの釣行。駐車スペースから暫く歩き、一汗かいてポイントに立つ。八十八夜の頃は、春から夏への季節の節目であり、本来は安定した日が続く時期なのだが、このところ暑かったり、寒かったり、雨が定期的に降ったりしている。この時期の雨は魚の活性が上がるため大歓迎なのだが、降り過ぎは勘弁してもらいたい。夜から天気が大きく崩れるらしいので、その前に竿を振っておくことにした。
スタートはラパラのシャローテールダンサー。まさに踊るような腰振りとラトル音が、濁った水の中でも魚を引き付けるのだが魚の反応はない。続いてコンバットポッパーの早引きで、表層を意識しているプレデター達を探すがこちらにも反応はない。周囲を見渡しても今日はベイトが全く見られず、釣れる気がしない。夕暮れが迫り、水位がもっと下がれば必ずベイトは浮いてくるハズなのでワンチャンスに掛けるつもりで時合を待つ。
開始から1時間が経過。少しずつベイトの群れが下ってきたので、本腰を入れてキャスト&リトリーブを繰り替えする。ブルースコードで表層を広く探った後、アクションが全く異なるDC9バレットを投入。これでも反応がないため、ボラっ子達が群れている時に有効なスピナーテールジグの湾ベイトを投入した。今の時期のボラの子供は、3〜5cmしかなく、小さくてキラキラしているのでハクとも呼ばれる。湾ベイトは、シルエットが小さくブレードのきらめきがベイトっぽさを演出できるのでベイトが小さい時期は有効なのだ。欠点は沈降速度が早く、私が足を運ぶシャローエリアのような場所では根掛かりしやすい事だろう。
ベイトの動きにリトリーブスピードに合わせ湾ベイトを引いたが反応はない。ならば・・・先日の功労者である小さなポップRを投入。ボラっ子を蹴散らすようにポッピングしたり、群れから少し離して、水面でモジモジさせたりと変化を付けて魚を誘ってみたが全く反応はない。最後にデッドフロート8を引き倒して納竿とした。
2016/5/1 静岡県西部地区の某河川
天気:曇り 水温:20.0℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ、ボラ)
ゴールデンウィーク3日目、夕マヅメ狙いの釣行。水田の代掻き・田植作業によりキツイ濁りが入っているが、毎年のことなので気にしない。むしろ、デイタイム・フィッシングにおいては、水色がクリアな方が魚は釣りにくく、濁りが入っていた方が釣りやすいので歓迎しているくらいだ。スタートは飛豚73プロップ。少しずつ移動しながらキャストを重ね、メインポイントへと移動する。
前日釣れた時間帯に合わせメインポイントに入ったが、水位は高く、水面で泳ぐベイトの数は少ない。バグリーのスピナーマイティーミノーを引いた後、イナセOM9、フラッシュミノーなどをアレコレと投入し、ベイト達の動きを見ながら様子を伺う。
少しして、ボラっ子達の群れが下ってきたので、アイル・マグネットミノーに交換する。ベイトサイズが3〜5cmしかないので、手持ちのルアーで使える物は限られててくる。ストレートリトリーブやトウィッチングには反応がなく、ジャーキングも試してみたが反応はない。レンジバイブ70ESを試しに引いてみたら、ボラっ子が引っ掛かってきた。サイズを測ると3cmしかない。この時期のスズキは、このサイズのベイトに襲い掛かっているので釣るのが難しいのである。
ベイト群は水面で動いているため、西表島で大活躍した小さなポップR(R50 ティーニーポップR)を試してみた。すると、目の前で水面が炸裂し、ルアーを咥えたスズキが何度もエラ洗い。フックが小さいので、「直ぐにでもバレてしまうのではないか!?」とハラハラ・ドキドキしながら魚を引き寄せた。無事にキャッチした本命魚のサイズは65cm。小さなフックは、チョコンと口の横に引っ掛かっていた。
トップに出る事が判ったので、それからはボックスの中から実績のある表層系ルアーをアレコレと取り出して反応を見る。ひれながこいき、バブルクランク、ラファエル・・いずれも・期待していたのだが、ワンチャンスもないまま時間が過ぎ、徐々に周囲が暗くなってきた。ベイトは沈み全く魚っ気がなくなってしまったので、最後にシャッドラップSSRを引きまくって納竿とした。
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