フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2016年10月


天気:曇り 水温:17.5℃ pH:不明
釣果:4匹(スズキ、ウグイ)

 久しぶりに車を少し走らせて大潮・満潮からの下げ&夕マヅメ狙いで釣行した。最近、30分以上のドライブは、途中で無性に眠くなってしまうので要注意。ガムを噛みながら、居眠りしないように注意して運転する。釣り場に到着すると駐車スペースで準備をしている釣り人がいた。挨拶をして、このところの様子を聞くと、前日は周辺でボイルが長く続き、楽しい釣りが出来たらしい。スタートからテンションが上がる話が聞けたので、気分は上々。素早く準備を整えて、彼がウェーディングする場所から十分離れた下流で竿を振り始めた。

 スタートは、WスウィッシャーのAプロップから。岸際のシャローエリアをスローに引きながら隈なく探ったが、魚の反応はないのであっさりと方針変更。ZBLシステムミノー50Sでセイゴの様子を伺う。セイゴがいれば確実に食ってくるハズだが、コツリともアタリはない。大潮の満潮時で水位が高く、流れが弱いため魚の動きが悪いと思われた。もう暫く粘っていれば潮が動き、魚が回ってくるのだろうが、待っている時間がもったいない。

ウグイ 14KB 探る範囲を広げるため、ハニートラップ70Sを試す。上流から下流へと徐々にキャストで狙う場所を変えてみたがアタリはない。ルアー交換のため、ボックスの中を覗き込んで目に留まったのがペラッコ。小型ルアーでしかもWプロップでありながら、そこそこの飛距離があるので試してみた。直ぐにセイゴらしきアタリが数回あり、魚が潜んでいるピンポイントを絞り込んだ。ピンポイントにルアーを通すこと数回。セイゴ(15cm)がルアーをパックリと咥えた。

 開始後30分程経過した頃、潮が大きく動き流れが出てきた。ZBLシステムミノー11Fをストラクチャー付近に送り込むとガツンとヒット。水面が割れて水飛沫が飛んだ際、ルアーの吹き飛ばされた。姿こそ見られなかったが、相手は確実に本命のスズキ。ルアーを直ぐに回収し、反応があったポイントへ同じようにルアーを送り込んだが反応はない。そこで、実績のあるコモモDC9バレットブルースコード90Cを矢継ぎ早に投入したが、二度目のチャンスは訪れなかった。

 下流へと移動すると水面にライズする魚を発見。上流より魚っ気があるので、塗装がハゲてボロボロになってきたレイド6を試す。直ぐにバイトがあったので、反応があった所を狙うとウグイ(20cm)が出た。写真を撮ってリリースした後、キャストを開始するとバイト連発。しかしフッキングが決まらない。やっとの思いで同じサイズのウグイを1匹追加。ルアーをサイズダウンしてフェイクベイツS50を投入。あっさりと30cmのウグイをキャッチした。ここで本日はタイムアウト。ナイロンウェーダーでは肌寒かったため、次回からはネオプレーンのウェーダーに変えるとしよう。


天気:曇り 水温:21.0℃ pH:不明
釣果:5匹(スズキ、モクズガニ)

 今回も夕マヅメからの釣行。周囲が暗くなり、照明が川面を照らすようになると時合が到来する。河川の釣りなので、満潮からの下げのタイミングが良いのだが、今日は干潮間近になってしまった。スタートは緑と黄色のとても目立つ色をしたワンダーから。開始5分でバイトがあったが、フッキングはしなかった。アタリの具合から、ルアーに反応した魚のサイズは飛び切り小さいセイゴクラスと思われた。バイトがあった周囲を再び探ったが反応がないため、シンキング・Wプロップのペラッコに交換。ペラが回転しているかどうかも判らないようなルアーだが、これまでの釣行でセイゴが反応するのは確認済みのため投入した。

 予想どおり開始早々にバイトしたが、やはり魚のサイズが小さいためかフッキングしない。何度かキャスト&リトリーブを繰り返す中で、コツコツとバイトがあるのだがパックリとは食いつかない。使い続けても無理っぽかったため、ピンク色のワンダーに交換。変えたとたんにパックリと食ってきた。釣れた魚は僅か12cmのセイゴ。このサイズの魚が明暗部の境でウロウロしており、ルアーにジャレついてくるようだ。「ペラッコワンダーを野池で使えば、小バスやブルーギルが飽きるほど釣れるんじゃないか・・・!?」と良からぬ想像をしながらキャストを重ねた。

モクズガニ 11KB 少しして、潮止まり。すると、魚っ気もパタリとなくなってしまった。水面をパチャパチャやっていたセイゴ達は、何処かに消えうせてしまった。このタイミングで場所の移動を決定。対岸の方が流れが残っているようなので、ぐるっと回って今まで竿を振っていた場所の反対側を目指す。泥深い所を歩いていると、水位が下がって川底が露出されたところで、ハサミを振りかざして私を威嚇するモクズガニを発見。網で掬い取って暫く観察した。

 対岸に移動しキャストを開始する前に、周囲の様子を伺う。こちら側の方が水深があり、僅かだが流れもある。ワンダーを投げて明暗部を通すと、ルアーの後ろに黒い影が付いてきた。同じコースを再びトレースするとやはり魚が反応するのだが、途中でUターンしてしまう。カラーを変えてみることを思いつき、ピンク色のからゴーストアユに交換してみたが食ってこない。

 試しにワンダーからZBLシステムミノー50Sに交換し、チョロチョロと引いているとセイゴ(12cm)が飛びついた。このパターンで数が伸ばせるかと思いきや、パタリとアタリはなくなったので掟破りのバエンを投入してみる。開始直ぐに同サイズのセイゴをキャッチ。素早くリリースしてキャストを再開してからも度々バイトはある。いずれもフッキングには至らず欲求不満になりそうになった時に、パックリとセイゴがバエンを咥えた。サイズはやはり同じくらい。これ以上のサイズアップは無理っぽかったので今宵は納竿とした。


天気:晴れ 水温:22.0℃ pH:不明
釣果:5匹(スズキ)

 夕マヅメ、大潮・満潮からの下げのタイミングを狙ってセイゴ釣りに出掛けた。足を運んだのは、秋に魚を見失ってしまった時に訪れる釣り場。ここは、ストラクチャーと照明が作り出す明暗部を狙えば高い確率でセイゴが釣れるのである。これまで経験したことがないほど水位が高く少々面食らったが、下げ潮が効いて水位がぐっと下がることを期待してウェーディングを開始。泥で足が埋まらない足場の硬い所を探してを確認して立つ。スタートは、とても目立つ配色であるグリーンヘッド・チャートのワンダーから。

セイゴ 4KB キャストを始めて間もなく、東の地平線から赤く光る満月が上り始めた。デジカメを胸ポケツトから取り出し満月を撮影していると、竿先にぶら下げていたルアーに魚がヒット。慌てて竿を立てると、セイゴがピチャピチャと暴れながら竿先にぶら下がった。「釣った」と言うよりは、典型的な「釣れちゃった」パターンだが、サイズは関係なく1匹は1匹。8月下旬以来、随分久しぶりに釣った魚となり嬉しかった。

 2匹目を期待してキャストを開始。明暗部をメインポイントとして狙い、ワンダーを流すとコツン、コツンとルアーに反応がある。ルアーをバックリと食わない理由が、魚のサイズが小さいのか、アクションが合っていないのか、カラーが合わないのか判らないので、アレコレと試してみた。ストレートリトリーブ中にポーズを少し入れてやると、パックンチョ。15cm程のセイゴをキャッチした。今日は、ポーズを入れた時にフワッと沈むアクションが効くようだ。その後もアレコレとアクションを試しながら魚の反応を伺っていたが、パタリとアタリがなくなった。

セイゴ 4KB ルアーを極小Wスウィッシャーのペラッコに交換。ピロピロとスローに引いていると、度々、ルアーに当るがフックアップしない。やっとの思いでフッキングさせたのが20cmのセイゴだった。水中の様子は確認できないのだが、多分、セイゴ達がワラワラとルアーの後を追っ掛けてアタックしているに違いない。続いて、ユラメキラファエルを試してみたが、バイトはあってもフッキングしない状態が続く。フェイクベイツS50に交換して1匹追加した。

 フェイクベイツS50では後が続かない。「セイゴが沢山いるなら、あのルアーも試してみよう・・・」と思いつき、ボックスの片隅から取り出したのが小林重工の天然皮革で作られたバエン。随分使っていなかったので皮が乾いてカリカリになっていたが、水に浸すと軟らかさが直ぐに戻った。キャストしてリトリーブすると、これまたバイトの連発。しかし、フッキングしないのである。悔しいので、ペラッコに再び交換するとセイゴ(15cm)が躍り出た。この1匹を釣って、タイムアウト。サイズは小さかったが、久しぶりに魚の感触を味わえて楽しかった。


天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:0匹

 9/24から10/3までの10日間、視察研修(総勢42名)の引率者としてオランダに行って来た。オランダと言えば、世界一の生産量を誇るチューリップと、のどかな農村風景を思い描かせる風車が有名な国。しかしチューリップの生産は近年減少し、用水管理と粉引きをしていた木造の風車は、今や巨大な風力発電の風車へと移り変わってきている。この国は、海抜ゼロメートル以下の土地が国土の26%を占め、北海に流れ込むライン川やその支流、運河が張り巡らされている。さぞや多くの釣り人が竿を振っているだろうと楽しみにしていたのだが、期間中、釣り人を見たのは僅かに1人のみ。現地の釣具店に足を運ぶ時間もなく、残念だった。

 視察研修の10日間は、もちろん土日の休みはナシ。毎日起きる大小様々なハプニングへの対応と、時差ぼけ(日本よりも7時間遅い)の影響で疲れが中々抜けず、この土日は自宅でグッタリ。3連休の最終日、夕方になってやっと釣りに出掛ける気持ちになった。とは言え、銀色に輝く"川鱸"がいるであろう河川は、私がオランダに行っている間に禁漁期間に入ってしまい竿を出すことが出来ない。あまり遠出もしたくなかったので、近所のドブ川へナマズ釣りに行くことにした。

オランダ風力発電 5KB 自宅の玄関先でフィッシングベストを着て、腰にはルアーボックスを装着。スパイク付きの長靴を履いて、陸っぱりのフル装備でベイトタックルを握り締め釣り場まで歩く。家から歩いて釣り場に行ける幸せを噛み締めながら釣り場に立った。前日の午前中にまとまった雨が降ったのだが、既に水位は低くて水も澄んでおり、とてもナマズが釣れるような状況ではないことが丸判りだった。大きなコイがドヨドヨと泳ぐ中、ジッターバグを引くが反応はない。やや水深がある場所でバスハンターUを試したが、こちらにも反応はなかった。

 Wフックにしてあるジッターバグを竿先にぶら下げ、どぶ川の堰堤を下流方向へと歩きながら時折キャストをしてみる。藻の切れ間やゴミの影、流れの合流点など、小さなピンポイントを丁寧に探ってみたが、ルアーを追いかける魚影は一度も見る事が出来なかった。結局、1時間程、竿を振ったがワンバイトも得られずギブアップ。スパイクをカツカツ鳴らしながらアスファルトの歩道を歩いて帰宅した。




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