フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2017年7月


天気:曇り時々晴れ 水温:29.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 今日は潮位を考えて、午後からののんびり釣行。川の中をザブザブと歩いてポイントに向う。シラサギ達が群れをなして水辺に集まっているので、ベイトは岸際のシャローに沢山いる様子。ルアーを投げる場所は決まっているので、静かにたたずみキャストを開始した。スタートはプロッブダーター110から。上流に投げ、川の流れに合わせてテロテロ〜と引いてくる。いつもスズキがボイルをするのは、岸際近くのストラクチャー周り。魚が付いている場所は判っているので、慎重にルアーを通す。

 一発で魚が出れば、このチョイスは文句なしの大正解。しかし、釣りはそんなに甘くない。何度かプロッブダーター110を流したが、反応がないのでポッピーを使ってポッピング。浜名湖や周辺の流入河川でクロダイやキビレを懸命に追い求めていた時には、スキッターポップと共に相当投げまくったルアー。自信を持って投入したルアーだったがこれも不発に終わり、次に投入するルアーを手に取る。竿先にぶら下げたのは、プエブロのモニター商品 フーター80F。7/15の釣行以降、釣行の度に投入しているのだが、こちらの期待に中々応えてくれないのが辛い。暫く投げ続けたがワンチャンスもないので、攻めるエリアを変えることにした。

 ローリングベイトの"ジャカジャカ巻き"をしながら、下流へと移動してゆく。昼間の釣りは、夜の釣りよりもリトリーブスピードを上げて、アップテンポで探ってゆくのがミソ。下れる所まで下ってUターン。今度は、ドッグX SS飛豚73プロップで沈んでいる捨石と古いクイ周りに付いている魚を狙う。過去には、このクイ周りでスズキやナマズが良く釣れたのだが、最近は全く釣れていない感じ。根掛りしやすいため攻める人は少なく、魚は十分ストックされていると思うのだが、ルアーに反応する魚はいなかった。

釣り場 6KB デッドフロート8ワンダーを使い、広範囲に表層を探ったがこれらも不発。最初のポイントに戻り、ベイトの群れが下って来るのを待つ。太陽が西に傾くにつれ、ベイトの群れが動き出すのだが、今日は明らかにその数が少ない。期待していたボイルは一度も起こらず、最後にレンジバイブ70ESを引きまくって終了。

 このままでは、納得できなかったため、帰宅する途中でもう一河川で竿を出してみる事にした。丁度、干潮を過ぎて水位が徐々に上がってくるタイミング。潮の流れに乗って、岸際伝いに海から河川内へと遡る小魚がいる。この小魚をイメージして、レンジバイブ45ESワンダーを投入してみた。セイゴやキビレ、ウグイが反応することを期待してキャストを繰り返したが、コツリともアタリはない。どうも今回は、竿を振るタイミングと場所がミスマッチだった様子。これ以上、粘っても空しいキャストを繰り返すだけに終わりそうだったのでギブアップ。

 今回の釣行でふと気が付いたのだが、今シーズンはコアジサシ達の姿を全く見ていない。例年なら、私が竿を振るエリアに鋭い鳴き声を交わしながら数羽で飛来。ベイトの群れを上空から見つけて、水中にダイブする光景を数多く見ている。どこにベイトが集まっているのか、この光景を見て魚探代わりに情報を得ていたのに、今年はそれが出来ない。もしかしたら、近隣の営巣地が開発されて、巣作りをしていないのではないか。ちょっと心配になってきた。


天気:晴れ 水温:25.0℃〜28.5℃ pH:不明
釣果:4匹(スズキ、フナ)

 今日は大潮、満潮からの下げのタイミングを狙って早朝からの釣行。ツバメの大群が水面近くを飛び交い、虫を捕食している様子を見ながらキャストを開始した。スタートはデッドフロート8から。表層をテロテロ〜と引き、様子をうかがったが反応はない。続いてフーター80Fを投入。水面直下を引くように竿を立て気味にしてリトリーブする。暫くして40〜50cmのボラが跳び始め、対岸では大きな捕食音と共にベイトが弾け跳んだ。どうやら私が竿を振る場所よりも、対岸の方がベイトやスズキが集まっている感じ。即座に釣具を車に積み込んで移動した。

ポイント 7KB 対岸に到着すると、まだボイルをしていた。しかも直ぐ目の前で。ベイトの群れが下ってくると、定位置でガバッと出ている。竿先にぶら下がっているフーター80Fをボイルする周辺に送り込んで反応を見たが不発。飛豚73プロップに交換し、リトリーブするとドカンと出た。ベイトを追い掛けているスズキはとてもアグレッシブで元気が良い。水面に何度も躍り出てルアーを振り払おうとしたが、ガッチリと針掛りしていたので落ち着いて対処できた。足元に引き寄せたスズキは55cm。サイズには少し不満があるものの、楽しませてくれた。

 先日の釣行では、デプスレス75Fに負け、今回は飛豚73プロップに負け・・・フーター80Fが活躍する場はどんなシチュエーションなのだろうか。そんな事を考えながら次の魚を狙う。ボイルは散発するので、引き続き飛豚73プロップを投げまくったが反応がない。徐々に下ってくるベイト群が少なくなり、ボイルが沈静化する中、スキッタープロップシャローランニング・ファットラップSFR5フラットラップ8デッドフロート8コンバットポッパーなど、実績のあるルアーを次々と投入。しかし、ワンチャンスもなかった。太陽が昇り、日差しが強くなると周囲はピタリと沈黙した。ボイルしていたのは1時間ぐらいか。プロップダーター110K-TEN BKF9ウェイクマジック、最後にフーター80Fを投げまくって納竿とした。

スズキ&ローリングベイト 8KB 一旦帰宅して、昼過ぎから河川を変えて大潮の干潮狙いで釣行。フーター80Fから始め、フェイクベイツNL-1ストリームデーモン140グース125Sビーチウォーカーなどアレコレと試したが不発。釣れる気がしなかったので1時間程でこの場から退散した。

 車に乗り込み、次の河川へと移動する。大潮・干潮からの上げのタイミング。水位が急激に上がる事が考えられ、どれだけの時間竿が振れるか判らないが、ワンチャンスに掛けて狙ってみることにした。スタートはスーパースプークJr。ボディの中に入っている大玉のラトルを響かせながら、ドッグウォークをさせてみる。魚が付いている場所は判っているので、その周辺を丁寧に攻めたが出なかった。フーター80Fもダメ、リトルジャックのスウィッシャー ヒレナガコイキもダメ。デプスレス75Fにも反応はない。

巨大フナ 8KB さて、どうしようか・・・ボックスの中を見た時、目にとまったのがローリングベイト77。かつては、このルアーを使った"ジャカジャカ巻き"が高釣果をもたらしてくれた。上流に向けてブン投げ高速で巻き上げると、岸際近くで何かが土煙を残して反転していった。同じコースを"ジャカジャカ巻き"で通すと、狙い通りにガツンときた。ヒットしたのが岸際近くだったので、お遊びせずに一気に引き寄せ岸に上げた。足元でバタバタと跳ね回ったスズキは52cm。やはり魚は、いるべき所にいたのであった。

 更なる追加を求めて、ローリングベイト77を投げまくったが無反応。過去にはレンジバイブ70ESの"ジャカジャカ巻き"でも良く釣った事を思い出し、試してみるとビンゴ。ローリングベイト77では反応しなかった魚が躍り出た。しかし、サイズは残念ながらダウン。47cmしかなかったが、嬉しい一匹だった。急激に水位が上がる中、帰路の安全を考えると、竿を振っていられる残り時間は僅か。バンバン投げてグルグル巻いていると、再びヒット。しかし、エラ洗いはせず引きも弱い。ボロ布でも引っ掛けたかと思いきや、寄って来たのは腹がパンパンに膨れた金色の巨大フナ。サイズを測ると35cm。堂々とした尺上のフナだった。まだまだ魚を釣りたかったが、水位上昇で帰路が心配になったので断念。久しぶりに複数の魚を釣ったので、気持ち良く自宅へ帰る事が出来た。


天気:晴れ 水温:26.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 今回は日没を迎える時間帯からの釣行。7/19に梅雨が明け、連日の猛暑でグッタリな感じ。国内各地で猛暑日を記録する日が続いている。日中は竿を振る気力が湧かないので、職場に立ち寄り一仕事してから出撃となった。スタートはフーター80Fから。ストラクチャーが作り出す、流れのヨレに加え、浅瀬ではベイトがしきりにライズしている。流れの強さもイイ感じなので、絶対に本命魚である"川鱸"が潜んでいるハズなのだが、反応はない。

 続いてアイマ・ジーン130K2R112SPを相次いで投入。アップクロスで投げ、流れに任せて下流に行ったところでターンさせてルアーを回収。釣れそうな感じなのだが、全く反応はない。暫くして花火大会が始まった。花火を見ながら竿を振るのも、どこか乙なもの。離れた2つの場所で打ち上がるので、音と光がズレているのが残念だ。暫く"川鱸"狙いで竿を振ったが全く反応がないので、ウグイ狙いに切り替えてワンダーに交換。すると直ぐにヒットした。強い流れの中で魚を掛けたので、ウグイでも良く引く。慎重に引き寄せてきたが、岸際近く寄せてきたところでフックオフ。

 ウグイなら数釣りが出来るかも・・・と思った時には既に時合は終わっていたようで、その後、釣り場は沈黙。やはりこのエリアは、シャローにいるベイトがライズし、コウモリがヒラヒラと舞い始める頃が良いようだ。粘っても釣れる気が全くしなかったので午後8時過ぎに撤退した。


天気:晴れ 水温:28.3℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 夕マヅメ狙いの釣行。西風が強いので、風を背に受ける場所に立ち水面を眺める。ベイトが上ずってくる時間帯なのだが、水面が波立っており様子が判らない。連日の猛暑続きの影響で、シャローエリアの水温は28℃を超えていた。先ずはドッグX SSで様子を伺う。早いテンポでチャッ、チャッ、チャッと周囲を流した後、少しテンポを落としてドッグウォークをさせる。狙い通りにバコンッと出ればとても楽しいのだが、今はそれほど活性が高くないようだ。

 ルアーをフーター80Fに交換し、狙う水深を下げてみた。前日の釣行で、このルアーは流れが強い場所では使いづらいことが判ったので、リトリーブスピードをアレコレと変えながら、泳ぎ方を確認する。泳ぎは、基本的にはウォブンロール。メーカーによるとどんなリトリーブスピードにも対応するとのことだが、釣れるかどうかは別次元の話。暫くキャストを続けたが、魚の反応はないのでルアーを交換する。

 次に取り出したのは、デプスレス75F。ピュッと投げてクリクリッとリトリーブをしたら、いきなりカツンときた。ルアー交換直後、一投目の出来事。散々、フーター80Fを通した場所だっただけに、これには少々驚いた。素早くハンドルを回して巻き合わせ。直後に水面から魚が飛び出した。狙っているスズキには間違いないのだが、水面近くでファイトするシルエットは小さい。オーシャングリップOG2507で掴み取った魚は35cmのセイゴクラスだった。

 2匹目を期待して周囲を隈なく探ったが、反応はない。信頼のおけるZBLシステムミノー11FタイダルDC9バレットも投入したが、こちらにも反応はなかった。いつもならベイト群のスクールに合わせてボイルが起きるのだが、今日はそれらしき気配すらなかった。最後にスキッターポップフラッタースティックを投げまくって納竿した。果たしてモニターをやっているフーター80Fで釣れるのはいつになるのだろうか・・・。


天気:晴れ 水温:24.0℃ pH:不明
釣果:28匹(手長エビ、ドンコ)

 嫁さんのリクエストに答えて、昼過ぎから手長エビ釣りに出撃した。エサは、昨夕、仕事帰りに掘ってきたミミズ。2〜3mmに切ったミミズを小さな針に付ければ良いので、数匹捕まえれば十分。使う竿は何でも良く、竹棒でも全く問題がない。これで夜の食卓が賑やかになるので良い事ずくめ。装備にお金が掛からない老若男女が楽しめるお手軽な釣りなのだ。

手長エビ 6KB 釣り場に到着すると、丁度、私達とは入れ替わりで帰る人達がいたので、その場所に入らせてもらう。周辺エリアの中に一体どれくらいの数の手長エビがいるかは判らないのだが、先行者が釣りをした後でも仕掛けを投入すると手長エビが釣れ始めた。この釣りは私よりも嫁さんの方が上手で、エビが集まっている場所を探してアチコチに移動。確かなアタリがあっても、針掛りしない手強いエビを相手に奮闘した。

 食いが渋くなってきたら、エサを取り替えるのがポイント。面倒臭がってこれを怠ると、釣果が伸びないのである。何かしら反応があった場所では、少し粘って様子を伺ったり、時間をおいて再び竿を出すと効果的。因みに本日の釣果は、夕方までやって2人で手長エビ26匹とドンコを2匹。勿論、ドンコは釣り上げて即座にリリース。もう少し数を釣りたかったのだが、今日は潮位が合わなかった感じ。

フーター80F 20KB 時間的には夕マヅメ時で、"川鱸"を狙うには良いタイミング。嫁さんのタックルもしっかりと準備してあるので、車でひとっ走りしてウェーディングを開始した。スタートはプエブロの新商品 フーター80F。同社のモニター企画に応募したところ当選。1個2千円前後するルアーが、我が家に3個届いたので早速投入した。このルアー、サイズは80mm、重さは12gのフローティングモデル(ABS樹脂製)。フックは前後とも#4、アクションはウォブンロールベースで、大球+マグネット重心移動となっている。ルアーのボリューム感が、近隣の河川にいるボラの子供っぽくてとても素敵だ。

嫁さんキャスト 7KB フーター80Fの飛距離は、一昔前のルアーに比べ良く飛ぶのだが、近年のルアーと比べると"特に可もなく不可もなく"というところ。水深の浅い場所でもガンガン引けるので、ありがたい。残念な点は、強くて早い流れの中では、泳ぎが破綻してしまう事。流れの早い流心を狙って釣るような場所には向かず、私が普段足を運ぶ釣り場のような、流速が比較的弱く、水深が浅いエリアで活躍しそうだ。比較するルアーは、1軍ボックスの中から姿を消すことがないDC9バレットデプスレス75Fあたりになるだろう。フーター80Fについての意見交換は、別コーナー"玉手箱の談話室"にて。

 フーター80Fを暫く使ってみたが反応がないため、グース125Sを投入。流れの中を探ったが、こちらにも反応はない。続いて、アイマ・ジーンフィード105フェイクベイツNL-1等を試したがワンチャンスもなかった。嫁さんは、このエリアで実績のあるDC9バレットを投げまくったが不発。その後、コモモに変えて暫くキャストを繰り返していたが、ライン切れでルアーを吹っ飛ばしてジ・エンド。私のお気に入り、ピンクヘッドのコモモは、速い流れの中で直ぐに何処かへ消えうせてしまった。

 岸際近くでは、しきりに小魚がライズするので、いかにも釣れそうな雰囲気だったが、本命魚の気配はなかった。今回竿を振った場所は、確実に魚が付くであろう一級ポイント。後はどんなタイミングで魚が口を使うようになるのか、何回か通って確かめていきたいと思う。


天気:晴れ 水温:24.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 夕方から"川鱸"を狙って一級河川へ釣行。「高い遊漁料を払っているので、釣りに行かなきゃ」と常日頃から思っていが、今シーズの初釣行はついに7月になってしまった。大きな河川だけあって、釣れそうなポイントは無数にあるのだが、魚がいる場所を絞りにくいのが特徴。我が家から車で数分という、とても近い場所にありながら、なんとなく苦手な意識がある。今回は、様子見というスタンスで肩の力を抜いて出掛けた。

 例年足を運ぶ釣り場に到着してビックリ。雰囲気がガラッと変わり、今まで以上に釣れそうな感じになっていた。シャローエリアでは、しきりにベイトがライズしており、タイミングさえ良ければいつボイルしてもおかしくないような状況だった。スタートは、このエリアで実績のあるフェイクベイツNL-1。アップクロスで投げ、強い流れの中を流す。やる気のある本命魚がいれば、何投もしない内にガツンと来るハズ。

ストリームデーモン140 6KB いつヒットしても良いように集中してリトリーブを繰り返していたが反応はない。続いてグース125Sを投入。いつもならフローティングモデルを使うところだが、日差しがまだ強く、水質がクリアなため、魚が沈んでいる事を考えてチョイス。フェイクベイツNL-1と同様にアップクロスでルアーを投入し、流れのスジを見極めながらリトリーブをする。ガツンと出てもいいハズのポイントで無反応。続いて、アクアライズのスプーン シュールスライドソルトを試したが、こちらも反応なし。

 「ならば、試してみるか・・・」と取り出したのが、ストリームデーモン140。流れの強い場所での使い勝手を確認しておきたくて投入した。数回キャストを繰り返し、泳ぎを確認したが使い続ける気持ちが湧かなかったので、ローリングベイトに交換。キャスト後、しっかりとカウイトダウンをして川底付近を探ってみた。この方法でヒットすれば、攻略方法の1つを見つけたことになるのが、世の中そんなに甘くはなかった。

 ウナギ釣りのオッサン2人組が私の下流側に入ってきた。エサはミミズを使うらしい。暫くして、釣れたのが立派なサイズのスッポン。続いて、針に掛かったのが小さなキビレ。オッサン達は、「ウナギが釣れない」とボヤいていたが、私からすると「竿が曲がれば何でも良い」という心理状態になっていた。何とかしてアタリを取りたいとDC9バレットフィード105ワンダースリムなどを相次いで投入したがいずれも不発。午後8時に納竿した。やはり一級河川は難しいのであった。


天気:晴れ 水温:23.5℃ pH:不明
釣果:0匹
 連日暑い日が続くので、早朝からの釣行。釣り場は、流れが弱く、減水している状況。一投目に選んだのは、サイレントアサシン129F。チラホラ見える小さなベイトはボラの子供達。時折、水面でライズする小魚は、ボラではなく別の魚のようだが魚種は確認できない。15分程、キャストを続けていると、下流でボイルが起きた。いつもは岸際近くでボイルが起きるのだが、今回は川の真ん中、流心部だった。

 サイレントアサシン129Fには反応がないため、旧タイドミノースリムを投入。しかし、これにも反応がないため、飛距離を稼げるSSM120などを相次いで試す。しかし、コツリともアタリはなかった。そうこうしている間にベイトの群れが移動したのか、今度は上流側の流心部でボイル。とてもルアーが届く範囲ではないため、悔しい思いをしていると対岸でボイル。急いでタックル一式を車に積み込み、現場に急行した。

 ボイルしている近くまで静かに歩み寄り、プロップダーター110を流す。このルアーはゆっくりとストレートリトリーブするか、時折、長めの間を取ったジャークを入れると効果的。既に生産していないようだが、いつでも、何処でも、誰でも、釣れるルアーではないのが原因か・・・。今回は、ベイト群がスクールしており、ボイルが散発している状況。プロップダーター110は残念ながら飛距離が伸びないルアーなので、魚が出ないと使い続けるのが段々苦痛になってくる。ボイルしている50cm〜60cmのスズキは、このルアーを完全に見切っているので別のルアーに交換。

 次に手にしたのが、ドッグX SS(スピードスライド)。竿先を振りながらアップテンポのリトリーブで水面を走らせてみる。水面を逃げ回る小魚をイメージして周囲を探ってみたが、このルアーにも反応はない。周囲では未だにボイルしているので、スズキからは見切られている様子。直ぐに実績のある飛豚73プロップに交換したが、これにも反応はなかった。

コイ 9KB ベイトの群れが足元近くまで寄ってくると、水面近くまでスズキが浮かび上がり、私の目の前で口を広げて反転してゆく。スズキの活性は高いので、反応するルアーは確実にあるハズ。シャッドラップSSR8Sテールダンサーを相次いで投入したが、これらも無視された。タレックスの偏光レンズを通して水中を見ていると、5cm程度の小さなボラっ子のほかに7〜8cmのハヤらしきスリムなベイトの姿が確認できた。ルアーをデプスレス75Fに交換し、ワンチャンスを期待したがアタリはない。

 ボイルは30分程度で終了。本命魚は川底近くに潜んでいる可能性があったので、ラパラCD9を投入。キャスト後、しっかりとカウントダウンさせてからリトリーブする。数投目・・・ガッツリと根掛り。スズキやナマズだけでなく、巨鯉も釣った特別カラーのモデルだったので失いたくなかったのだが、回収作業中にライン切れ。これで気持ちが萎えてしまいこの場から退散した。

 早朝からの釣行、周囲でボイルする中、懸命に竿を振ってノーバイト。しかも、ルアーロストというのは納得できない。帰宅する前にもう1か所寄ってみることにした。ウェーディングしながら釣り場まで歩き、このエリアでは一級ポイントである岸際のストラクチャー付近をスキッタープロップコンバットポッパーで探る。いつもならベイトがいるハズなのだが、今日は気配すらない。ZBLシステムミノー11Fタイダルに交換し、少しずつ移動しながら魚を探したが、ワンチャンスもなかったためギブアップした。


「Fishing Report」の目次に戻る。 
トップページに戻る。 
私へのメッセージは こちら へどうぞ。

   
Copyright (C) tamatebako