フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2018年5月

天気:曇り 水温:19.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 干潮からの上げ潮時。ウグイスの鳴き声を聞きながら、キャストを始める。トップバッターは、今シーズンのサーチベイトとして定着した感があるレスポンダー129F。キャストするコースを少しずつ変えて、周囲を隈なく探ったが反応なし。水面に魚っ気もなかったので、攻める水深を下げてゆく。サイレントアサシン129Fを投入した後、前回の釣行から導入したZBLミノー135Fブーンを試す。

 このルアー、キャスト&リトリーブを暫く続けていると、飛行姿勢が乱れる事が増えてきた。ルアーを回収して、振ってみると重心移動がちゃんと機能していない。途中で引っ掛かっているのか、尾部まで行って戻らないのか・・・。オモリの動きは、ルアーボックスの中に何本も入っている他のZBLシリーズとは明らかに違う。内部に水が入ってしまった可能性が高いが、買って間もなくこんな状態になるとは何だか腹立たしい。

 ルアーをエンゼルキッス140に変えて探った後、ZBLミノー139Fを試す。これで結果が出れば良かったがワンバイトもなかったので、この場から退散。次の場所へと移動した。ここでは、実績のあるK-TEN BKF9 EGカスタムを投入。ガツンと来る事を期待してキャストを続けたが不発。DC9バレットサイレントアサシン99Fハウンド125Fオルカビーチウォーカー110Sサーフドライバーレンジバイブ80ESなどを投入すれども結果は出ず、納竿とした。


天気:雨後曇り 水温:17.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 中潮満潮からの下げ狙いで朝から釣行。田植前の代かき水が流れ込んで泥濁り状態。流れが強ければ勝算があるのだが、果たしてどうか・・・。トップバッターは飛距離が出て表層を広く探れるレスポンダー129F。ざっくりと探って反応がなかったので、サイレントアサシン129Fに交換し、攻める水深を下げてみる。これで反応があれば、今日は楽勝なのだが、そうはならなかった。続いて、サイレントアサシン140Fを投入。フルキャストして更に探るエリアを広げてみたが反応はなかった。

 開始30分程経過したところで、ストラクチャー周りでボイル。本命魚はいるようだが、サイズは小さそう。ベイトも小さいのでルアーサイズを一気に落として様子を伺うことにする。K-TEN BKF9K-TEN BKS9モルモ80デプスレス75Fなどを相次いで投入したが不発。ベイトの群れがストラクチャーに近づいた時だけ、ゴボッと出るようで、スズキのサイズは50cm前後と思われた。私のルアーには全く反応しないので、ストラクチャーに居つく魚を狙うのは止めて流心狙いに変える。

 サイレントアサシン140STKLM12ZBLシステムミノー139Fレスポンダー129Fを試したが、全く反応がないので一旦この場を離れて次の場所へと移動した。2か所目は先程の場所よりも更に流れは弱く、濁った水が淀んでいる感じ。釣れる気はしないのだが、DC9バレットK-TEN BKF9K-TEN BKS9ストロングアサシンマリンギャング120Fなどを投入した。1時間キッチリと竿を振ったが、ワンチャンスもなかったので退散決定。再び元の場所に戻って竿を振る。

 水位は下がって流速は早まっていたのだが、上流からは泡だった茶色い水が流れて来る。水面にベイトの姿は確認できず、どうにも状況は芳しくない。本来、綺麗な水だったら泡立つ事はない。泡立っている事自体、何か変な物が水の中に混ざっている証拠なので長居は無用。ZBLシステムミノー11Fタイダルナバロン120Fサーフドライバーをブン投げて納竿とした。

 このまま帰宅するのも物足りなかったので、釣具に立ち寄ることにした。すると店内には、85cmもあるヒラスズキ1本と大きなヒラメが2枚などの魚が、どど-んと横たわっていた。この魚を釣った御本人さんとお話が出来たが、サーフの爆発力は凄い。今や遠州灘は、全国的なメジャーフィールドになってしまったが、一方で「釣れる魚の数よりも釣り人の方が多い」とも言われている。魚が釣れる確率は低いのだが、やはり釣れる人には釣れるのである。私がやっている釣りのスタイルが、どうにもチンまりとしていて、せせこましく感じてしまった。(写真はかめや釣具袋井店Webサイトから)

 某河川の河口域では、先日90cmクラスのスズキも釣れていたらしい。大型魚の釣果を見聞きし、帰宅するのは止めて再び竿を振る気になった。釣り場に着いてからは、本気度満点でK-TEN BKF9から始め、ZBLミノー135Fブーンを投入。発売されてから数年経ってから初めて導入したこのルアーは、後部に移動したオモリが前方へ移動しにくいようだ。キャスト後は竿を煽ってやらなければならず、河川でアップクロスに投げる釣りには向いていない。しかし、飛距離は出るので、名前どおりブンブン投げまくる。一発出ればこのルアーに対する悪い印象も消えるだろうと思ったが、反応はない。続いて、実績のあるルアーをアレコレと投入したがワンチャンスもなくギブアップした。


天気:晴れ 水温:15.0℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ)

 前日の釣行を踏まえ、今回もモーニングバイトを期待して朝から釣行。晴天で無風の条件下、先ずは釣り場に立って川の様子を確認する。前日と明らかに違うのは水位。思っていた以上に水位が低く、流れは弱い。これから満潮に向って、時間を掛けて水位が上昇してゆくところだった。これまでの経験から、河川での釣行は流速が高まる満潮からの下げのタイミングの方が良い。しかし、釣れる時は上げ・下げ関係なく釣れる事もあるので、先ずは竿を出して様子をみて判断。ダメだったら、潮が切り替わるまで待つか、早めに撤退して出直しをするかになるだろう。

スズキ&K-TEN BKF9 10KB トップバッターとして竿先にぶら下げたのは、前日の功労者であるレスポンダー129F。流心に向けてビュ〜ンと遠投して、トロトロと表層を引いてくるといきなり水柱が立った。開始1投目で56cmをキャッチ。今シーズン、このレスポンダーサイレントアサシン、そしてZBLシステムミノー139Fは、飛び抜けた実績を叩き出している。いずれも価格が高いルアーなので、ロストしないよう注意して使おうと心に決める。

 一匹目が簡単に釣れたので、今日も爆釣かと思いきや全く違った。流心付近にあるストラクチャー周りで50〜60cmのスズキがベイトを追い掛けボイルしているのが数回見られたが、水位が上昇するにつれ、流れがぐっと弱まりポイントは沈黙した。ZBLシステムミノー139FBマッチ・ジェットマグブル飛豚73プロップローリングベイトなど、アレコレと投入したが反応なし。開始2時間でこの場に見切りを付け、対岸へ移動した。

 竹薮の中をくぐりながら釣り場に到着。ここは足場が高いので、長めのタモが必要な場所。背後には竹がひしめいており、キャストの際に必要なバックスペースが殆どない。しかも目の前には、流れてきた木々やゴミが絡み合ったスクラクチャーもある。キャストから魚を掛けて取り込むまで、相応の技術が求められるテクニカルポイントなのである。まっ平らで何もないサーフで重いルアーをブンブン飛ばすのとは正反対の釣り・・・。子供の頃から、ドブ川のような場所で雷魚やナマズ釣り、そして野池のバス釣りを長くやったためか、ややこしい釣りの方が自分に合っているようだ。

スズキ&K-TEN BKF9 9KB 川面を見ていると体長3cm前後のベイトの群れがストラクチャー近くに差し掛かると、潜んでいたスズキがバコーンと水面に出る。ボイルする場所はいつも同じなので、狙うべき場所は明確。ここで使うルアーは・・・ザ・ファースト90FK-TEN BKF9の2つ。小型だが正確なキャストが出来て、良く釣れるルアーの代表格だ。この2つは"永遠の一軍ルアー"として、位置づけてあるのだが、今回はザ・ファースト90Fを先攻。ポイントの上流側にキャストして流し、ピンポイントで巻取りを早めてターンさせる。何回かキャスト&リトリーブを繰り返したが不発。続いて、K-TEN BKF9に変えてキャストすること数回。狙い通りにガツンときた。ここからは力勝負。ストラクチャーに潜り込まれないよう注意しながら、足元まで誘導してタモですくい上げる。サイズは46cm。サイズは小さいがスリル感たっぷりの一匹だった。

 写真を撮ってリリース。直後の1投目で再びヒット。先に釣った魚よりも元気良くファイトするので、ヒヤヒヤしながら無事にキャッチ。サイズは56cm。魚が前日まで釣っていた70cm前後のサイズだったら、キャッチするまでに相当苦戦していたに違いない。

 更なる追加を求めてキャストを繰り返したが反応はない。DC9バレットサイレントアサシン99Fを投入した後、ルアーをサイズアップさせて、マリンギャング120Fナバロン120Fなどを試したがワンチャンスもなかった。午前9時頃から急に強い南風が吹き始め、キャストコントロールが出来なくなったため、ルアーをロストする前に納竿とした。GWウイークの最終日も魚の顔を見られて満足感を味わえた。


天気:晴れ 水温:14.5℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ)

 GWウィークは残すところ今日を含めて2日。今日も朝から出撃した。水位は満潮に向って上昇中で、しかも流れは弱い。濁りは入っているので、晴天でも釣れるチャンスはあるハズ。ダメもとで竿を振ってみることにした。トップバッターはレスポンダー129F。周囲をキョロキョロと見ながら、ベイトの動きや、川の流れを把握しながらキャストをする。開始10分でドカンと水面が炸裂。表層付近をトロトロと引いていたレスポンダー129Fに出た。トップに出るような魚は活性が高いので、ファイトもことさら力強い。開始早々の一匹目なので、バラさないよう慎重にやり取りして無事にキャッチ。サイズは67cmだった。

スズキ&サイレントアサシン 5KB 更なる追加を求めてキャストを繰り返すが、連発するほどの状況にはない様子。サイレントアサシン129Fに交換し、キャストをしていると潮が切り替わり流れが出て来た。これを切っ掛けに流心でボイルが散発。サイレントアサシン129Fを流しながら強めのジャークを入れるとビンゴ。流れの中から、一気に引き寄せる。何度もエラ洗いをした本命魚は68cmだった。続いて、レアレアフォースエンゼルキッスハニートラップ95Sを投入したが反応はない。

スズキ&ZBL139F 9KB ZBLシステムミノー139Fを試すといきなりのヒット。先程まで使っていたルアーには全く反応しなかったのに、このルアーには何故か魚が反応する。引き具合から判断すると、サイズダウンしたようなので強引に引き寄せてキャッチ。サイズは65cmだった。南風が強まる中、追加を期待して竿を振る。数回、139Fにバイトはあったが、フッキングには至らず。ストロングアサシンに交換し、暫く投げているとこれに力強いバイト。しかし、針掛かりはせずガッカリ。

 岸際水面近くでボラっ子のスクールが始まるとボイルが散発する。ひれながこいきフェイクベイツ50Sラパラ・ジョイントなど、使うルアーをアレコレと変えてみたがボイルする魚には効果なし。何とかしてもう1匹追加したかったが、魚はいれどもコツリとも当たらない状況にギブアップ。午前10時に納竿した。


天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:10匹(スズキ)

 今回は、朝イチに当番業務で1時間程職場に行ってからの釣行。トップバッターとして竿先にぶら下げたのは、ZBLシステムミノー139F。流れは弱いが、濁りが入っているのでチャンスはありそうな感じ。やや上流側の流心にルアーを打ち込み、流れに乗せてルアーをリトリーブする。「魚がいれば、結果は直ぐ出るハス・・・」そんな事を考えながら、キャストを繰り返した。ストレートリトリーブで反応しないので、ルアーを横に向かす位のイメージで強めのジャークを入れてみる。すると、いきなりのヒット。やはり魚はいたのである。サイズは小さいが、およそ1か月ぶりの本命魚なので丁寧に引き寄せて無事にキャッチ。開始5分、ZBLシステムミノー139Fをパックリと咥えていたのは57cmのフッコ級だった。

スズキ 6KB 活性の高いフッコサイズの魚が群れている可能性があるため、急いでリリースしてキャストを再開。すると程なく、再びヒット。やはり、ストレートリトリーブや、軽いトウィッチでは反応せず、強めのジャークを入れると食ってきた。サイズは一回り大きくなって60cm。開始15分で2匹目が釣れたと言うことは、釣行開始時間と時合がドンピシャだった証拠。このタイミングを逃してはならじと、すぐさまキャストを再開する。すると1投目からカツンと明確なバイト。フッキングには至らなかったので、同じコースにルアーを投げ入れると、狙いどおりに食った。僅か2投目、しかも更にサイズアップして68cmをキャッチ。

 急に横風が強くなり、遠投性に優れたZBLシステムミノー139Fですらキャスト時に大きく横に流れてしまう。ここで久しぶりにレアフォースの登場。重心移動システム内臓のシリコンを身にまとったリップレスルアー。自重も十分あるので強風下でも使えるのだ。1投目はロッドアクションを付けずにストレートリトリーブ。反応がないので、2投目はルアー着水後、少し泳がせてから強めのジャークを1回入れると、これまた狙いどおりにヒット。4匹目となる60cmをキャッチした。

スズキ 10KB 開始30分程で本命魚を4匹キャッチした事で、頭の中に「本日、爆釣」の文字が浮かび、随分と鼻息が荒くなっている。ZBLシステムミノー139Fに反応がなくなったので、強風下で使えるルアーを次々に投入。サイレントアサシン129S60cm釣った直後の1投目、今までとは違う強いアタリとファイト。水面でガバガバとエラ洗いをした魚は70cmだった。この後もサイレントアサシン129Sへのバイトが数回あったが、フッキングには至らずK2S112に交換。このルアーでも60cmを釣ったが、なんとなくシックリこなかったので、ZBLシステムミノー139Fに戻すとアタリ連発。

 本日8匹目となる70cmをキャッチしたところで、アルフ君がひょっこりと顔を出した。別の釣り場で竿を振っていたが、芳しくなかったらしい。この場で一緒に竿を振る事を提案したが、彼は遠慮して下流の様子を見に行く。程なくして、サーフドライバー72cmをキャッチ。魚の活性が落ちたのか、ルアーに反応する水深が下がってきた様子。彼が、ここで竿を振れば釣ったかもしれない一匹を写真に撮って手早くリリースする。

スズキ 7KB 水位が低下し、流れが一層弱まるとアタリは遠のいてきた。ルアーをアレコレと試し、やっとアイルマグネットDBにアタリがあった頃にアルフ君が戻ってきた。下流は風が強過ぎて釣りにならなかったらしい。小休止のため彼にこの場を譲る。ハイプ椅子に座ってゆっくりしようと思ってたところで、彼の竿が曲がった。開始してからまだ2〜3投しかしていないハズ。釣り人が変わると、たちまち魚が釣れるという 良くあるパターンか・・・。彼のヒットルアーはサスケ120S裂風。釣り上げた魚のサイズは堂々の68cm

クサガメの赤ちゃん 7KB 雑談しながらキャストをしていると、彼のサーフドライバーにヒット。しかし、痛恨のフックオフで彼は納竿。活性は随分下がったとは言え、何かのきっかけで魚はルアーに反応する。爆風の中、キャストを繰り返していると、ミスキャスト&横風でルアー軌道が大きく反れた。この悪投でルアーをストラクチャーに引っ掛けてロスト。失ったルアーは、4月の釣行で大活躍したお気に入りのサイレントアサシン129F。これには大ショック。

 全くアタリがないまま、ゆったり時間だけが過ぎてゆく。まさに爆釣とも言える至福の時間が幻だったかのよう。プカプカと流れてくる子亀を捕まえて遊んだりしていたら、夕マヅメを迎える時間帯になってしまった。風が弱くなったタイミングで試しに投入したザ・ファースト9Sに久しぶりのヒット。確実にフッキング出来ていたハズが、寄せて来る時のエラ洗いでルアーを吹き飛ばされてフックアウト。魚は他にもいるハズなので、キャストを繰り返したが強風下では、ストレスが溜まるばかり。ルアーをナバロン120Fに交換してみると、直ぐに結果が出て60cmをキャッチした。

 その後、サーディナーエンゼルキッスマグブルゾンク120Bマッチ・ジェットハニートラップ95S蝦夷ミノーなどを投入。ワンバイトも得られず、午後6時半にタイムアップとなった。本日の釣果は60〜72cmを合計10匹。後半はダレてしまった感があるが、大満足の一日となった。


天気:雨後曇り 水温:19.0℃ pH:不明
釣果:6匹(ナマズ、ボラっ子)

 今回は、雨が止む事を見越して午後から釣行。ナマズを狙った後、潮位次第でスズキを狙うという2本立てで釣り場に立つ。ナマズ釣りに使うタックルは往年の赤い竿、バンタム・スコーピオンBSR-1654Fアンタレスver2。ナマズが掛かったら、足場が高かろうと、ストラクチャーに潜られようとも魚をブチ抜けるという装備。

 落ち込みがある水路に、ザ・ファースト90Sを送り込むといきなりのバイト。しかし、ナマズは直ぐにルアーを吐き出して水中に消え、その後は姿を見せなかった。ルアーをブーツ120に変え表層をトロトロと引いてくると、怒涛の3連発バイト。ルアーへの出方は良いのだが、結局フッキングせずに周囲は沈黙。飛豚73プロップフラットラップ8を試しが反応なし。ルアーをバブルクランクに交換したら投入したら、一発で食ってきた。

 ナマズがルアーを咥え込み、水中に引き込んだのを確認して一気に巻き合わせ。サイズはさほど大きくなかったので、強引に引き寄せてキャッチした。57cmだったこのナマズは、口から半分溶けたカエルを吐き出しながら、水底に帰っていった。ナマズをリリース後、数投目で再びバブルクランクにヒット。今度は、一回りサイズダウンした50cm。やはりナマズは1匹目の方が釣れるサイズは大きいのである。

バブルクランクチャーニング 8KB バブルクランクは、既に廃盤となってしまったルアーなのだが、表層狙いをするルアーの中では相当活躍してくれる逸品。しかし、パッケージから取り出したままで使うと、リアのヒートンが抜け落ちるので要注意。ヒットした魚を口にフックが刺さったまま逃すだけではなく、オリジナルペラも失うという憂き目にあうのだ。

 抜け落ちる理由は単純で、ルアー本体に開いている穴の径とヒートンの径が合っていないこと。瞬間接着剤で固定してもダメで、使っている内に直ぐに緩くなってしまう。私の試行錯誤の結果から、このルアーを使う皆様にはヒートン径が僅かに大きい、スミススクリューアイC-10に交換してから使うことを強くお勧めしたい。

 エリア内にはまだナマズがいるのだが、ルアーへの反応が鈍くなったので少し場所を移動。流れの強い所に潜んでいるやる気のあるヤツを狙うことにした。使うルアーはロングA(14A)。オーストラリアのバラマンデイ釣りで活躍するのだが、トップに出ないナマズを狙う時にお勧めのルアーだ。投げ始めて間もなく、60cm弱のナマズが強い流れの中でヒット。一気に引き寄せ足元に寄せたナマズからルアーを外す。写真を撮ろうとした時に、口から外れたルアーが尾に絡みついたままナマズは水の中に・・・。足元に置いていた竿を慌てて持ち、リールを巻いた時にラインが堰堤コンクリートのカドに擦れて一瞬にしてブレイク。ナマズは、オレンジ色のロングAを尾に付けたままヒラヒラと泳ぎ去ってしまった。

ボラっ子 6KB 「ええっ?マジで〜」って感じでルアーを失い、体から力が抜けてゆく。「ルアーが浮いてこないか」と暫く水面を眺めていたがギブアップ。場所を移動しながら気持ちを切り替えて、アイル・マグネットF9を結ぶ。長年の釣行で、このルアーの実力は実証済み。水路からの落ち込み直下でトウッチをしているとガツンとヒット。足場が高い所だったが、一気にナマズ(55cm)を抜き上げてキャッチした。更なる追加を求め、車の機動力を活用してラン&ガン。ポイント、ポイントで魚の反応を探る。「この場所で最後」と決めた釣り場でビーチウォーカー90Sをポイントに送り込むと狙いどおりにヒット。50cm程のナマズをキャッチしてナマズ釣りは終了。

 スズキを狙いに釣り場を移動し、釣竿をウエダプラッギングスペシャルCPS-892FX-Tiに持ち替え、ウェーディングする。狙いは葦際に集まっているボラっ子達を捕食する50〜60cmの若い個体。サイレントアサシン129Fから始め、ワンダースリム90等を使って時合を待っていると、ボラっ子達の群れがザワザワと動き出した。間もなく、周囲ではボイルの連発。葦際だけでなく、ウェーディング入水時にアプローチした岸際の場所でもガバガバやっている。

 立ち位置からクルリと反対を向き、岸際へルアーを投げ入れる。先ずは表層から・・・バブルクランクデッドフロート8ワンダー等を投入すれども反応なし。スズキ達は私のルアーを完全無視してボラっ子達に襲い掛かっている。プラッギングスペシャルには明らかにミスマッチな、極小ポップRフェイクベイスツS50ZBLシステムミノー50Sミニファットラップ等を投入したが、ワンバイトも得られない。結局、3cm程のベイトフィッシュを引っ掛けただけでタイムアウト。本命魚は目の前の手が届く所にいるのに、ルアーにはカスリもしない事実に愕然としながら納竿した。


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