フィッシングリポートタイトル 13KB

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天気:晴れ時々雨 水温:25.5℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ)

 2018年7月25日に発生した台風12号は、左曲がりで本州の東側から接近、28日に静岡県の南を通過し、三重県に上陸。そして西日本を西へ横断するという異例の経路をたどった。しかも九州を抜けてから、ぐるりと一回転。かつてないコースを進んだ台風12号の影響を強く受けたので、朝から被害確認で職場に出勤した。幸い大きな被害はなかったが、随所に傷跡が残り、週明けは事後対応に苦労しそうだった。

スズキ&サーフドライバー 7KB 仕事が一段落して、昼前から釣行。泥濁りではあったが、予想に反して水位は低く流れは弱かった。サイレントアサシン129Fからスタートし、ZBLシステムミノー139Fも使って広範囲にチェックする。魚がいれば直ぐに反応するハズだが、それらしきアタリはない。エンゼルキッス140で暫く様子を伺った。

 水が濁っているとは言え、強い日差しが災いして魚が沈んでいる可能性もある。サーチする水深を下げるため、サーフドライバーを試した。するとこの選択がビンゴ。僅か3投目でヒットした。サイズは小さいが"狙って掛けた"感のあるスズキを慎重に引き寄せる。岸際で激しくエラ洗いをした魚を慎重にオーシャングリップで掴み取った。サイズは58cmと小振りだったが、嬉しい一匹だった。

スズキ 10KB 時折、激しい雨が一時的に降ったりする。カッパの着脱を鬱陶しく感じながら、更なる追加を期待して竿を振る。一時間程経過したが、ワンチャンスもないため、場所を移動。足場が狭い上に、目の前にストラクチャーがある難易度が高いポイントで竿を振る。ここで使うのは往年のK-TEN BKF9 EGカスタム。塗装の痛みが進んではいるが、泳ぎには関係ない。K-TENK-TEN 。"腐っても鯛"なのである。

 流れの筋を読みながらキャストすること5回。狙いどおりにガツンときた。"やはりこのルアーは釣れる"という強い確信を得ながら、53cmキャッチ。リリース直後のキャストで、ルアーを引っ手繰るような力強いバイトが2回あったがフッキンクミス。同サイズの魚が群れているようなので数釣が楽しめるかと思いきや、このアタリのあとはパタリと反応が止まった。大潮の干潮で水位が大きく変わり、魚達が一気に移動してしまった様子。

 ビーチウォーカー90Sサイレントアサシン99FアイルマグネットDBテリフDC12タイプTなどを試したが反応がない。ベイトの群れが押し寄せて来ている最初のポイントに移動した。水面がザワザワする程のベイトがいるのだが、ボイルは起きない。ザ・ファースト90フーター80FラパラCD9フェイクベイツNL-1エアーオグル70を試すがノーバイトでギブアップした。

天気:晴れ 水温:24.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 連日の異常高温で体力と気力が削ぎ落とされる中で3連休に入った。しかし、休日出勤があったりと連休の恩恵を受けられずにいる。前日は最高気温が35℃を越えたため、今回は日中の高温を避け早朝からの釣行とした。朝露が滴っている草木を掻き分けて釣り場に到着。まだ周囲が暗い中、レスポンダー129Fを投げ始めた。満潮に向って水位が徐々に上昇している。この上げ潮に乗ってベイトが川を遡ってくる事を期待したが、水面に魚達の姿は見られない。

 ルアーをBマッチ・ジェットコモモZBLシステムミノー139Fなどに変えてキャストを繰り返したが反応はない。開始1時間程経過した頃、対岸下流域でボラ等のライズが見られた。これらの魚が上って来ればワンチャンスありそう。その時を待ちながら黙々と竿を振る。暫く、エアーオグル85S+サイレントアサシン129Fを使って広範囲に探ったが反応はない。

 満潮潮止まりからの下げ狙いで場所を移動してみた。こちらは、K-TENザ・ファーストの9cmを使うと50cm前後のクラスが釣れる場所。魚がいれば数分で釣れるので、最初から慎重に竿を振る。少しして目の前にあるストラクチャーにルアーを引っ掛けた。軽くフックが掛かっている程度のハズなので、直ぐに外れるかと思いきや事態は徐々に悪化。ついにはスナップが外れてルアーをロスト。

 見える位置に引っ掛かっているルアーはK-TEN BKSP9。今では、手に入りにくいルアーなので、なんとかして回収しようと知恵をひねる。15分程費やした結果、無事に回収したが、既に汗だく。とっくに戦意は喪失してしまい、最後にザ・ファースト90Sを試し投げして午前8時半には納竿とした。


天気:曇り後晴れ 水温:23.0℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ)

 早朝からの休日出勤を済ませた後、釣り場へと走った。2週間前に人生初の"ぎっくり腰"を経験し、丸1週間寝て過ごした後、徐々に快方に向ってきたので久しぶりに釣りをする気になった。釣り場に到着すると、濁った川の水面には5〜10cmのベイトの群れが広がりザワザワしていた。こんな時は確実に本命魚達が捕食モードに入っているハズなので、1投目から慎重にキャストをする。

 トップバッターは表層を引けるレスポンダー129F。このルアーは、飛距離がバツグン。しかも、良く釣れるので信頼して使える。川の流れとベイトの動きを見ながらキャスト&リトリーブをしていると、狙い通りに表層でドカンと出た。サイズは小さいが元気満点。結構な勢いで走り回った後に無事キャッチ。開始5分で58cmを釣り上げた。

エアーオグル丸飲み 6KB 更なる追加を求めてキャストを重ねる。干潮からの上げで徐々に水位が上がる中、ベイトの群れも上流へと移動してゆく。レスポンダー129Fには反応がなくなり、サイレントアサシン129FテリフDCタイプTフーター80FK-TEN BKSP9などを投入し様子をみたが、これらも不発。ここで取り出したのが、昨夜、ルアーボックスの中に入れてきたエアーオグル70SLM。上流からフナっ子が流れて来るイメージで、流してみると一発で食った。先程釣った魚よりも確実にデカイ。水面でエラ洗いをする魚の口元にはルアーが見えず、すっぽりと丸飲みしている様子。

トシ&スズキ 7KB エラにフックが刺さっていると死んでしまうので、早めに魚を上げたいのだが、何度も派手なエラ洗いを繰り返して抵抗する。徐々に間合いを詰めてオーシャングリップで掴み取る。口の中を覗き込むと、幸いフックはエラに刺さっておらず出血もしていなかったが、ヤスリ状の歯でリーダーはザラザラに傷ついていた。慎重にルアーを取り出し、リリースする時になって、嫁さんが登場。普段は単独釣行ばかりなので、ブツ持ちの写真はないのだが、記念に彼女に撮ってもらった。

 釣り上げたスズキのサイズは78cm。大きな尾鰭が目立つ堂々とした個体だった。釣り場に到着して早々、目の前でグッドサイズのスズキを目にした彼女もテンションが上がる。素早くタックルを整えて、キャストを開始した。立て続けに釣れるかと思いきや、水位が上がり、日差しが強まるにつれベイトの姿が消えてしまった。ハニートラップ95SアイルマグネットDBレアフォースBマッチ・ジェットサーフドライバーなどを投入すれども不発。

スズキ&K-TEN 9KB 彼女をこの場に残して、私は少し離れた場所へ魚を探しに行く。ザ・ファースト90Sから始め、サイレントアサシン99FK-TEN BKF9を試した後に、K-TEN BKS9を投入。必ず魚はいると信じて、これらのルアーを投げ込んだ結果、サイズは小さかったが本日3匹目となる45cmをキャッチした。更なる追加を狙ってキャストを再開すると、彼女が根掛かりしている姿が見えた。暫く遠目で様子を見ていたが、どうやら簡単には回収出来ない様子。仕方がないので、この場を切り上げて彼女の元へと移動する。

 嫁さんは、足元から数m先に沈んでいるストラクチャーにレンジバイブを引っ掛けていた。事前に障害物がある事を伝えてあったにも関わらず、案の定、その場所にルアーを引っ掛けていた。足元が傾斜して滑るので十分注意しながら腰上まで水に浸かりながら、ルアー回収を試みる。未だぎっくり腰の影響が残り、無理な姿勢はツライ。四苦八苦してルアーを回収したが、汗だくになって戦意喪失。後から参戦した嫁さんには、魚を釣らせて上げられず申し訳なかったが納竿とした。


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