フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2018年11月

天気:晴れ 水温:16.5℃ pH:不明
釣果:0〜7匹(スズキ、ヒラメほか)

ぎじたまマーケット 11KB 今日は、今年で17年目を迎え、平成最後となる"ぎじたまダービー"の当日となった。業務多忙で釣行回数が大幅に減り、釣り場に行く気力も徐々に減ってきているが、当大会を待ち望んでいる方々がいるため今年も開催を決定。8月下旬から準備を進めてきたが、例年、事務局スタッフとして頼りにしている釣り友2人の内、一人は福井のカニ食いツアーを計画したという暴挙。もう一人は、数ヶ月間も連絡が取れないままで、事務局1人体制での運営を覚悟していた。

発電機 8KB この一方で、今年は大会装備を充実した。17年も経ってから今更って感じがするが、発電機(ヤマハEF16HiS)を自前で購入。このインバーター式発電機は、定格出力1.6kVAと高出力でありながら、乾燥重量20kgなので一人で持ち運びが可能。エンジン音は静かで、低負荷なら10時間を超える長時間運転ができるという優れものである(大会当日は12時間稼動した)。

LED作業照明 10KB そして、屋外を明るく照らすLED照明(轄kV EARTH MAN ダブル30W WLT-30LWA)も導入した。24,00lm×2灯タイプの防水型で、高さや角度、点灯させる照明を選べるスイッチ付き。私がイメージしていた物にピッタリの照明器具だ。また、これまでテント内には蛍光灯を設置していたが、新たにLEDの超薄型照明も導入。これら3つの装備は、年間たったの一晩しか稼動しない過剰投資以外のなにものでもないが、災害時にはきっとその力を発揮するだろう。

ダービー受付 9KB 参加登録者は前年よりも増えて70人超え。連絡が取れなかった相棒Sも事務局をしながらの参戦とあいまった。心配していた雨や強風は吹かず、天気にも恵まれた。朝イチでレタス出荷の仕事を済ませ、午前9時に自宅を出発。実家で荷物を車に積み込み、11時過ぎに早めの昼食をとる。応援で駆けつけてくれた双子のパパやT.Mさんの車に、積みきれなかった荷物を乗せてもらい、午後1時に大会会場に到着した。当日のボランティアスタッフの皆さんとテント設営などを進め、"ぎじたまマーケット"の売り場も作り、予定どおり大会をスタートすることが出来た。

ファーストフィッシュ 8KB 午後5時に発電機をスタートさせ、テント内外に設置したLEDライトを点灯。明るく照らされた事務局テントとのぼりが暗がりの中で浮かび上がり、大会のムードが一層高まった。ファーストフィッシュが中々持ち込まれないのでヤキモキしたが、午後6時半近くになって、愛知県の石森さんが3本まとめて持って来た。彼は前年もファーストフィッシュ賞をゲットした釣り人。釣り場を熟知しているハズの地元民は一体何処で何をしているのやら。

モクズガニ 8KB その後、70cmUPが2本続けて持ち込まれたり、今季河川内でのレギュラーサイズと思われる50〜60cmクラスがポツポツと検量のために持ち込まれた。午後11時半近くになって今大会の優勝魚となった85cmを釣ってきたのが、袋井市在住の松本さん。様子を聞くと、午後10時頃に釣れたらしい。後から判った事だが、どうやらこの時間帯に時合があったようで、釣り場は別だが、各地でスズキやヒラメがまとまってキャッチされていた。

優勝賞品 11KB 魚をいつ検量するかは、何処で釣っているか、周囲の釣り人との関係もあるだろうが、早ければ早い方が良いだろう。サイズが同じであれば、検量への持ち込み時間が早い方が上位となる。また、魚が死んで硬直するとサイズが小さくなると言われるが、僅か0.5cmの違いで順位に何番も差がつくからだ。

ダービー協賛メーカー 11KB この時期は、サイズが大きいのはサーフや河口域、コンスタントに数が出るのは河川内という傾向がある。今年も河川内の方が魚は釣れていた。真夜中まで持ち込まれてくる魚は川の中で釣れたのがほとんど。秋になっても気温が高い日が続き、水温が下がらないため河川内に停留しているスズキが未だ海に下らない様子。入賞するには、川の中で釣りをする人の方が有利な展開となっていた。

オオニベ 6KB 夜中の2時頃から明け方までは、放射冷却で物凄く冷え込んだ。日中が暖かだったため、余計に寒さが身にしみたが、ストーブの前で凍えながら魚の持込を待つのは本当に辛かった。やはりこの時間帯の寒さ対策を十分行わないと、とても事務局仕事をこなすことは難しい。因みに、今大会におけるスタッフの釣果は、事務局仕事の合間をぬって竿を出していた相棒Sが、ちゃっかりと50cmUPを2本キャッチ。私は明け方までに1回30分程度のキャストを数回やれたが、モクズガニを1匹キャッチしたのみだった。

じャンケン大会 11KB 午前6時半頃になると、次々と魚が事務局テントへ持ち込まれた。大塚さんとその同行者は、某河川内で爆釣。1人で7本の魚を検量し大漁賞をゲット。大会の対象魚であるスズキとヒラメのほか、サゴシ、コチ、オオニベ、ワラサが持ち込まれた。最終的には、23名42匹のシーバス3名3匹のヒラメを釣り上げ、釣れた魚の数と優勝魚のサイズは、他の大会に比べても恥ずかしくない結果となった。入賞者への賞品授与の後は、恒例の大ジャンケン大会を行って閉会。今年も無事に開催できたのは、参加者皆さんの協力あってのことだとしみじみと感じた。

ダービー入賞者 9KB

ダービー入賞者 8KB

ダービー入賞者 8KB

ダービー入賞者 8KB

ダービー入賞者 8KB

ダービー入賞者 9KB




トロフィー 5KB
松本さん(袋井市) が71名の頂点に!!
今年の総合優勝はシーバス(85cm)
ヒットルアーはメガバス・カゲロウ124F
新品ルアーと釣り関係グッズの推定総額14万6千円を総取り!!
ぎじたまダービー優勝者 85cm  8KB
参加者のうち、23名42匹のシーバス3名3匹のヒラメを検量に持ち込み。
2位以下の入賞者、ジャンケン大会には81万円相当の釣具店・メーカー協賛品を提供。
大会詳細はこちら


今大会では全39社(順不同敬称略)の釣具関係メーカー等から協賛・協力がありました。ありがとうございました。

メーカー等

メガバスデュオザップバスデイジャパンジャンプライズ山鹿釣具
ジャクソンロンジンエイテックライラクススミスヒルクライムコアマン
タックルハウス谷山商事JAZZヤリエアピアヤマリアエクストリーム
ロデオクラフト巣山技研リトルプレゼンツエバーグリーンインターナショナル


釣具店等

ヤマウチ磐田店、ヤマウチ釣具浜松店、あけぼの釣具村櫛フィッシング沖
タックルベリーイシグロ、日新釣具、かめや釣具袋井店・掛川店、福屋





天気:晴れ 水温:17.5℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 日中は風がなく、暖かで穏やかな一日となった。11月中旬にこの陽気は、釣り人にはありがたい天気だが、釣果は厳しい事が予想されるような日。それでもいつもと同様、夕マヅメ狙いで出撃した。スタートはリップルポッパーから。水面を引き波を立てながらクネクネと泳がせてみる。何の前触れもなく、ズボッと水中に引き込まれる事を夢見ていたが、そんな事は全く起きずにルアーを交換。日没直後の薄明かりの中、上流からベイトの群れが下ってきた。このタイミングで本命魚の活性が高まるハズなので、時合を逃さないよう気合を入れて望む。

 飛豚73プロップK-TEN BKF9旧タイドミノースリムなどを試していると、遠く離れた流心でボイルが始まった。手持ちのルアーで届きそうなのは・・・と考えながらボックスの中を覗き込む。目に止まったのはSSM120。フルキャストで上流側に投げ込み、流れに合わせてゆっくりとリトリーブしながらボイルがあった場所へルアーを送り込む。2〜3回通して魚が出なければ、このルアーで釣れる望みは薄い。レスポンダー129Fに交換しキャストしてみたが、少しのところで魚が潜んでいる流れの筋まで届いていない感じ。何度かキャストを繰り返したが、ノーバイトだったので流心狙いはギブアップ。

 時間の経過とともに水位が下がり、流れも変わってくる。ベイトの群れはストラクチャー周りの明暗部でスクールしている様子。ハニートラップ95Sで丹念に探った後、サイレントアサシン129Fを投入。ルアーをキャストする方向を少しずつ変えながら、面的に探っているとガツンときた。何度もエラ洗いを繰り返し、ルアーを吹き飛ばそうとする本命魚を慎重に引き寄せてオーシャングリップで掴む。サイズは65cmだった。

 2匹目を期待してキャスト&リトリーブを繰り返したが、反応がないため場所を移動。気になっていた対岸へと移動した。サイレントアサシン129Fから始め、ストリームデーモン140ZBLシステムミノー139Fを繰り返し流してみたが無反応。期待していたほどはベイトがいないため、小一時間でこの場を切り上げ、元の場所へと戻った。1時間も経つと水位は低下し、ポイントの状況も変わっている。アイルマグネット3Gリップレスミノー125Fを投げまくってワンチャンスに期待したがコツリともアタリはなく、タイムアップとなった。


天気:晴れ 水温:18.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 夕マヅメ狙いで釣行。いつもとは河岸を変えて竿を振り始めた。この場所はコンクリートの護岸なので楽チンなのだが、潮位によって水面までの距離があるためネットを準備しておく。トップバッターはブーツ120。このルアーは、重心移動機能などは装備されていないのだが自重と個性的なフォルムで良く飛ぶ。水面直下をヨロヨロ泳がせたり、強くジャークして音と水泡を巻き込みながら水中にダイブさせるダータープラグとして使えるのが特徴だ。ベイトが上ずっている時に効果的なルアーだが、今日はこのルアーではないようだ。

 夕マヅメ時に満潮を迎えるタイミングなので、勝負は下げ始めの時。開始から少ししてベイトの群れが下ってきた。狙い通りに流心でボイルが始まったが、私の場所からではルアーが届かない。ストリームデーモン140ZBLシステムミノー139Fをブン投げたが反応はない。続いて、アイルマグネット3Gリップレスミノー125FZBLシステムミノー11Fタイダルレスポンダー129Fも投入。実績のあるルアーに反応しないのでサイズダウンして様子を探ることにした。投入したのは飛豚73プロップヨレヨレフーター。そして、ローリングベイト77のジャカジャカ巻きも試してみた。

 日没後、周囲が暗くなると水面にいたベイト達が何処かに消えうせ、散発していたボイルも沈静化してしまった。本命魚はまだ残っている可能性も高いので、攻め方を少し変えてみた。使ったのは、ツルミノーのシンキング。しっかりと沈めて、川底付近を丁寧に探ってみる。このルアーは豪州遠征のバラマンディ狙いで過去に買い集めた物。活性が落ちて川底にへばりついているバラマンディの鼻先にルアーを通す時に使うのだ。根掛かり覚悟の上で、川底をリップでコツコツと叩きながらリトリーブを繰り返したが効果なし。

 続いてワンダースリム90を使い、スローに流してみたが反応はない。本来なら下げ潮に入って流速が高まり、水位がぐっと下がってくるハズなのだが、何故か水位は高いまま止まっている。気が付けば全く魚っ気が感じられなくなり、手詰まり感が高まった。最後にストリームデーモン140を流して納竿。今回は、魚の活性が高まる夕マヅメ時の僅かな時間を逃すとゲームが成り立たない事を強く感じた。


天気:晴れ 水温:18.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 日中は市内の産業祭や農業祭をハシゴしてちょつと疲れていたのだが、夕マヅメ狙いで釣行した。スタートは初投入のエスフラット。このエリアは鯉や鮒も結構いるので、スズキのエサとなっているハズ。長さは14.5cmだが、自重が55gある。いつも使っているウエダプラッギングスペシャルCPS-892FX-Tiで投げるには、さすがに辛かった。予想はしていたので、竿を折ってしまう前にルアーを交換。ヨレヨレを気持ち良くブン投げてストレスを発散する。

 以前はヨレヨレがなくてはならないほど大活躍していたが、最近はめっきり登場する場面が少なくなった。時が経っても魚を引き寄せる力は変わらないハズだが、足を運ぶ釣り場が違うとその力を引き出せないパターンなのか。暫らくキャストを繰り返したが反応がないので、ツルミノーに交換。重心移動装置など入っていないが自重があり、形も良いので特に不満もなく良く飛んでゆく。川の流れに合わせてリトリーブしながら、時折、ジャークを入れたりして魚を誘ってみる。

 今回は私が苦手とする、満潮に向って水位が上昇する潮周りでの釣り。苦戦するのは分かってはいたが、全く釣れる気がしない。ZBLシステムミノー139Fサイレントアサシン129Fを相次いで投入したが不発。上流へと移動し、葦前のシャローエリアで飛豚73プロップを引けども魚の影すらない。30分程、キャストを繰り返したが、ベイトが全くいないので再び元の場所まで戻ってキャストを再開する。

 対岸に入った釣り人の動きをチラチラと見ながらルアーをアレコレと交換しつつ時合が来るのを待つ。ブーツ120やら、アイルマグネット3Gリップレスミノー125Fをブン投げていると、対岸の釣り人が魚を掛けた。遠く離れているのでどんなルアーを使っているのか、魚のサイズも判らなかったが悔しいことしきり。気合を入れなおし、ZBLシステムミノー11Fタイダルハニートップ95Sワンダースリム90ストリームデーモン140など、タイプの異なるルアーをアレコレと投入したがワンチャンスもなくタイムオーバー。明らかに時合外しているようなので、この潮周りはダメなのだろう。


天気:晴れ 水温:20.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 今日は季節の節目とされている立冬。しかし、無風で暖か、10月中下旬の陽気となっている。今年も暖冬の予想があるが、この時期にこの暖かさからすると本当に冬は来るのだろうかと思ってしまう。前日と同じ時間帯、メインポイントで入水をするが水温は2.5℃も高くなって20℃もある。満潮からの下げのタイミングでベイトの群れが上流から下ってくる。ベイトのサイズは結構大きいので最初にチョイスしたルアーはタングステンの重心移動システムを内蔵したベイスカッド128F。豪州遠征でバラマンディ狙いでジャーキングをしまくったルアーだが、これまであまりスズキ釣りには使っていなかった。いつの間にか店頭から姿を消してしまったが、既に生産中止だったようだ。

 上流に向ってフルキャスト。流れに合わせてゆっくりとリトリーブ。ストラクチャー付近でUターンさせて回収・・・。腹を空かせた本命魚がいれば一発で食ってきそうな感じがするのだが、キャストを繰り返しても反応はない。続いて、投入したのがK2R112SP。イマイチどう使って良いのか戸惑うルアーなのだが、釣れる時はただ投げて巻くだけ。トウィッチやジャークはやらず、淡々とキャスト&リトリーブを続けたがワンチャンスもない。手前の葦際でベイトが動いているので、飛豚プロップ73を引いてみたが不発。沖の流心狙いでブルースコード90Cを使い更に広範囲に探った。

 今日は珍しく釣り人の姿も何人か見えるので様子を確認しながらキャストをしていると、対岸に入った人が開始早々に1匹釣り上げた。「今日は向こう側にいるのかぁ・・・」と呟きながら、こちらに魚が回ってくることを期待しつつキャストを続ける。ZBLシステムミノー139Fハニートラップ95Sストリームデーモン140を使ってもノーバイト。今日はボイルなしで、バチ抜けもない。気が付けばベイトの姿もなくなり、魚っ気が全くなくなったのでギブアップした。


天気:雨後曇り 水温:17.5℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ)

 潮位の関係で前日よりも30分程遅らせて釣り場に立った。無風状態で11月上旬だと言うのに今日は10月中旬の陽気だった。静かに入水しながら周囲を見ると、水面がチラチラと動いている。「何だろう・・・」と良く見ると、バチ抜けしていた。大きさは4〜5cm。動きがトリッキーでクルクルと回ったりするゴカイ類。このエリアで夕マヅメ時にバチ抜けしているのを見たのは初めての経験だ。この状況なら、ウグイやスズキの活性が相当高まっているハズだと気合を入れてキャストを開始した。

 重心移動など内蔵していない割りに、とても良く飛ぶフラットラップ10を使い広範囲に探る。ベイトのサイズに合わせてこのルアーをチョイスしたのだが反応がない。「水位が高いので本命魚は上流にいるのではないか」と推測して、葦が群生するシャローエリアへと移動した。ここでもトリッキーなバチが抜けており、水面近くでクルクルと回っている。葦前ではベイトがザワザワと動いているため、飛豚73プロップを取り出した。キャスト開始して数投目、バコッと捕食音がしてルアーが水中に引き込まれた。やはり活性の高い本命魚はいたのである。水深が浅い場所なので、魚は水面近くでガバガバと暴れる。サイズはさほど大きくなかったが、元気が良いので慎重に引き寄せてネットイン。サイズは56cmだった。

 手早くリリースして次なる魚を狙う。葦前のシャローにはベイトが集まっているため、これらをかき分けるように飛豚73プロップと通していると再びヒット。しかし、この魚はフッキングミスして手にすることは出来なかった。その後は、ワンチャンスもなかったので頃合を見て最初のポイントへ戻った。水位は下がり雰囲気は変わっていたが、バチ抜けはまだ続いており、セイゴやウグイらしき魚が時折水面でこれらを捕食していた。

スズキ&ストリームデーモン140 6KB ペニーサック初代をブン投げて探りを入れたが無反応。続いて、ワンダースリム90を試したが、ウグイすら食ってこない。本命魚はいるハズなので何か面白いルアーはないかと、ボックスの中を見た時に目にとまったのがブーツ120。アップクロスでキャストし流れに合わせてルアーを明暗部の境に送り込み、リトリーブをしながら強めのジャークをいれたらいきなりのビッグバイト。やはり魚はいたのである。サイズが良さそうなので丁寧に対処して無事にキャッチ。ルアーをバックリと咥えていたのは75cmだった。

 狙いがドンピシャで当たった時はとても気分が良い。更なる追加を期待してキャストを重ねたが反応なし。ここでストリームデーモン140を投入。「魚が出ればラッキー」ぐらいにしか考えていなかったのだが、数投目には水面に水柱が立つほどのビッグバイトがあった。フッキングもバッチリと決まり、余裕を持って魚を誘導する。足元に横たわった本命魚は、先程の魚よりサイズダウンした66cm。やはり2番目に釣れる魚はサイズが小さくなるのである。

 残念ながら、本日はこの2匹を釣った時点でタイムアップ。釣り場の雰囲気としてはまだまだイケそうなので、明日も来ようと心に決めて帰路についた。

天気:晴れ 水温:19.5℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 前日と同様、夕マヅメ狙いで釣行。減水中なのだが、まだ水位は高い。潮が下がるのに合わせベイト達が下流へと移動するのが見える。スタートはプラスチックハンマー。水面に波紋を刻みながらヨタヨタと泳がせて反応を見る。暫らく周囲を探ってはみたがルアーを追尾する影もない。続いてBマッチジェットをブン投げ、プラスチックハンマーでは届かなかったエリアも含めてザックリと探ってみた。このルアーは塗装が弱く、出動回数が少ないにもかかわらず、横っ腹から塗料が剥げ落ちてしまった。ちょっと残念な感じが色濃く漂うルアーだ。ストレートリトリーブから始め、トウッチを入れたり、強めのジャークを入れたりしたが反応はない。

 ZBLシステムミノー139Fに望みを掛けてアップキャストしてからルアーを流す。下流へ流れた後のターンした際に食ってくる場合が多いので、このタイミングを少しずつずらしながら面的にチェックをする。徐々に水面にいるベイトがザワザワと動き出したので期待も高まる。反応がないので攻め方を変える事にした。取り出したのがエアオグル85S+。ベイトがザワザワしている所に放り込み、リトリーブを開始するとビンゴ。狙い通りに、こうも簡単にヒットするのかという驚きを抱きつつ魚を引き寄せる。キャッチした本命魚は52cm。サイズは小さいがベイトを追い掛けて食っている魚なのでとても元気良くファイトした。

 2匹目を期待してキャストを重ねる。対岸の方で大きな捕食音が聞こえたが、ここからではとても届かない。下流の方でもボイルが見られたのだが、単発で終わった。周囲にスズキがいるのは判るのだが私のルアーには反応しない。ストリームデーモン140コモモマグクリスタルミノーハニートラップ95SZBLシステムミノー11Fも不発。ブルースコードC90で広範囲に探ったがこれもダメ。最後にワンチャンス狙いでストリームデーモン140を再び投げまくったが前日のようなドラマは起きず納竿タイムとなった。


天気:曇り一時雨 水温:18.5℃ pH:不明
釣果:5匹(スズキ)

 日中は"ぎじたまダービー"の協賛やポスター掲示のお願いで、浜松方面の釣具店を駆け回った。とどめはコストコ。やはり、休日のコストコなんて行ってはいけないのである。あまりの人の多さに辟易してしまい、直ぐに自宅に帰りたくなってしまった。グッタリしつつも、夕マヅメ狙いで前日と同じポイントに出撃する。スタートはワンダー。開始間もなく、コツリとアタリがあったがフッキングには至らない。ワンダースリム70に交換し、同じピンポイントにルアーを通すとまたしても小さなアタリ。セイゴなのか、ウグイなのか正体がわからないまま時間が過ぎる。

スズキ&ストリームデーモン140 8KB 上流からベイトの群れが下ってきたので、ここぞとばかりにグースを投入。とても釣れるルアーなのだが、何故かこの河川での実績は乏しい。今回も反応がなく、ハニートラップ95Sに交換。竿を立てて表層近くを、竿を寝かせてボトム付近を探ったがこちらも不発。そうこうしている間にボイルが始まった。飛豚73プロップレスポンダー129Fコモモプラクチックハンマーモルモ80を相次いで投入。しかし、ワンチャンスもないままボイルは沈静化。

 折角の時合を逃してしまったガッカリ感に包まれながらロックポップ90FピットブルブルースコードC90を投げてみる。これらのルアーも反応がなく、「万策尽きたか・・・」と思ったところでストリームデーモン140に目が留まった。フルキャストで上流側に投げ、河川の流れに合わせながらゆっくり引いていると、ルアーがターンした辺りで水面に変化があった。再度、同じコースを通すとビンゴ。水柱が立つほどのビッグバイトにビックリ。水面近くで暴れまくるスズキを引き寄せ無事にキャッチ。いきなりの75cm。いままで同じポイントに色んなルアーを通していたのに、この反応の違いに驚くばかり。

スズキ&ストリームデーモン140 8KB 少しずつ水位が低下する中、キャストを繰り返しているとまたしてもビッグバイト。水面近くにいたベイトの群れはとっくに消えているのにルアーにはドカンと出た。驚きのまま引き寄せた魚は一回り小さくなって70cm。写真を撮りキャストを再開すると、まさかの一投目で、またしてもドカンと出た。サイズが小さそうだったのでね強引に引き寄せる。メジャーで測ると65cm。やはり大型の魚から順に釣れるものだと納得した。

 よもや釣れないだろうとキャストを再開。予想に反して2投目でヒット。しかも力強いファイトは70cmクラス。ステラのドラグをチリチリチリ〜と鳴らした魚は堂々の75cmだった。僅かな時間で良型を4連発。もう十分だと思いながらも、欲は出てくる。キャストを繰り返しているとルアーが水中に引き込まれた。ヒットポイントは随分手前に移動。ルアーを回収する動作に移っており、すっかり油断していたところで出た。サイズは67cm

 短い時間で5連発もしたので満腹状態。時計を見ると丁度良い時間となったので潔く納竿。ストリームデーモン140は嵌ると凄いルアーである事を痛感。今宵は何年かぶりに楽しい釣りが出来て大満足だった。晩飯のおかずは浜名湖のドーマンガニ。蒸し上がったカニを想像しながら帰路についた。


天気:晴れ 水温:15.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 夕暮れ時からの釣行。無風状態で、減水中で丁度良い感じの水位。スタートはプラスチックハンマーから。水面をヨタヨタと引き波を立てて泳がす。泳ぎは良いのだが、このルアーは飛距離が伸びないのが不満なところ。もう少し、キャストの際にスパーンと飛んで行けば気持ちが良いのだが、残念ながらちょっと違う。気持ち的に使い続けていられず、ストムデーモン140に交換した。こんなルアーにドバンと出たらさぞや楽しかろうと夢を見ていたが、やはり魚は出ない。

スズキ65cm&ブルースコード90C 5KB たまに小魚がライズするので、チャンスはありそう。シマノのトップウォーター ロックポップ90Fをぶん投げてポッピング。このルアーは豪州遠征のために購入したのだが、前回の渡豪時には出番がなく部屋で不良在庫化していたので持って来た。使ってみると案外イイ感じ。残念ながら魚は反応しなかったが、これからも出番があるだろう。

 夕焼けの下、ワンダースリム90ピットブルフェイクベイツNL-1からブルースコードC90に交換し、トロトロとリトリーブしていると突然コツンときた。やはり本命魚は潜んでいたのである。何処からか回遊してきたのではなく、まさしくストラクチャー付近に居座っているヤツ。夕暮れ時のベイトが動くタイミングで口を使うスズキ。アタリが小さかったので30〜40cm級かと思ったら違った。水面近くでエラ洗いを繰り返した魚は60cmUP。フッキングの様子が判らなかったので慎重に引き寄せて無事にキャッチ。サイズは65cmだった。

 ブルースコードC90のカラーは、お気に入りのチャートゴールド。悲しいかなこのルアーは生産中止。現在では少し小さいC60しか販売されていない。ワンダーと使い分けが出来て、どんな場所でも自信を持って投げられるルアーなので店頭からなくなってしまったのはとても残念だ。アレコレ考えながら2匹目を求めてキャストを重ねたが反応はない。最後にZBLシステムミノー11Fタイダルをブン投げて広範囲を探ったが不発。午後7時を回ったところで納竿とした。



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