フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2019年5月

天気:曇り 水温:21.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 前夜、前線が通過しまとまった雨が降ったので好機到来。午後から嫁さん同行で出撃した。釣り場に到着すると爆風。自宅を出た時は、それほど強い風が吹くとは思ってもいなかったのだが、風速は8m前後ありそう。しかも、モロに向かい風。キャストが定まらない嫁さんにとっては、修行レベルの気象条件だ。しかも期待していた程の流れはなく、濁った水がゆったりと流れているのみ。釣れるタイミングは午前中だったに違いない。

 状況は芳しくないが、折角、釣りに来たので竿を振る。定番のK-TEN BKF9から始め、K-TEN BKSP9ZBLシステムミノー139Fへとルアーを交換してゆく。本命魚がいれば10分もしない内にガツンナとくるハズだが、それらしき反応はなく、強風に翻弄されながらのキャストが続いた。反応がないので、探る水深を下げる。アイルマグネットDBに続き、サーフドライバーを投入。これで反応がないので、ビーチウォーカー110Sザブラバイブ80ESも投入。

 満潮に向け水位が徐々に上昇してきており、流れが弱まって来ている。同行した嫁さんに1本釣らせて上げたかったので、アレコレとアドバイスをしながらキャストを重ねたがコツリともアタリはない。今回の釣行は、明らかに時合を外してしまった感じ。それでもワンチャンスに掛けて竿を振る。2人で3時間半、懸命にキャスト&リトリーブを繰り返したがノーバイトで納竿となった。


天気:晴れ後曇り 水温:24.0℃ pH:不明
釣果:3匹(ナマズ、ボラっ子)

 夕マヅメ、モルモ80をキャストしながら下流のポイントへ移動する。このルアーの弱点は、リップの取り付け方法。購入して間もない頃、ルアーを巻き上げてみたらリップがなくなった。ド・シャローをゴリゴリと巻いていたのが原因なのかもしれないが、あまりにも簡単にリップが取れてしまうのは費用対効果を考えてもいただけない。2個目はリップをなくさないように気をつけながら、川床の起伏を想像しつつ探りを入れる。メインポイントへの移動中に魚が出ればラッキーだと考えていたが不発。ポイントに到着した時にルアーを交換した。

ナマズ 12KB] 狙いは岸際のシャローエリア。頭上には木々が茂り、シラサギの巣がある。上から水面に虫などが落ちてくるので、ベイトやエビ類が集まりやすい場所だ。使うルアーは、コンバットポッパー。一般的なポッパーのようにポッピングして使うのではなく、高速トウィッチで水面を賑やかに走らせて使うのが効果的。岸と平行に数投してみたが出ないので、次に投入するのがローリングベイト。このルアーも高速引きをするのが効果的。開始間もなくガツンと本命魚が出た。しかし、水面でエラ洗いをされてフックオフ。サイズは目測で50cm前後か。かつて、近隣の河川で大ブームとなった通称"ジャカジャカ巻き"は今でも通用する。

 少しずつ移動しながらローリングベイトをキャストを続けていると、ガツンとルアーをひったくられた。しかし、引き方がグネグネしており、ルアーを咥えたのは明らかにナマズっぽい。徐々に間合いを縮めて、岸にズリ上げる。激しく頭を振ったナマズ(67cm)の口からは、ドボドボとベイトが吐き出された。周囲に散らばったベイトの数はざっと数えて50匹。溶けかかった小魚から、食べられて間もない小魚まであった。

リップ折れ飛豚 7KB 更なる追加を求めて移動する。河川の合流点で足を止め、少し粘ってみることにした。ローリングベイトには反応がないため、ペニーサック99モッカ。上流側に投げ込みルアーを流し、合流点の複雑なヨレの中を泳がす。活性の高い魚がいれば確実に出そうな場所なのだが反応はない。取りあえず、ボトムをレンジバイブで探ってチェックし魚がいないのを確認して次の場所へと移動した。

ルアーを飛豚73プロップに交換し、水面直下をヨタヨタと引いてみるとガボンと出た。対峙する魚は、期待していたスズキではなく、グネグネと泳ぎ回るナマズ。強い引きを楽しみながら無事にランディング。岸際で激しく暴れるナマズ(65cm)が少し落ち着いてからフックを外しに掛かったが、飛豚73プロップのリップが折れてなくなっていることに気がついた。これで飛豚のリップ折れトラブルは、何個目になるのだろうか。我が家には、リップが無残に折れた飛豚が何個もあるハズ。メーカーはリップの取り付け方を工夫し強度を出しているようだが、度々折れるのでそもそも使っている樹脂の強度が弱いように思う。その後、本命魚に狙いを絞り、最初にバラしたポイントで竿を出してみたが不発。粘れば魚が回遊してきそうだったが、腹が減ったので納竿とした。


天気:晴れ 水温:24.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 前日は、5月だと言うのに各地で30℃超を記録。今日もクソ暑かったので日中の外出は避け、夕マヅメ狙いで出撃した。握っている竿は、G・LoomisGL2 マグナムライトスピン6'。はなからライトタックルでボイルするセイゴ・フッコ狙いだ。トップバッターはセイゴ釣りに欠かせないユラメキ。小粒ながら飛距離が出るので魚を探すには良いルアー。今日は風がなく、流れも弱く、水面にいるベイトも少なめ。果たして、ボイルが期待通り始まるか怪しい感じだ。

 ユラメキに反応がないので、続いてペラッコを投入。ペラが小さいので、本当にちゃんと回っているか心配。しかし、良く見ると、チロチロと可愛らしく回って魚を誘っている。岸際を平行に何度も引いてみたが無反応。攻め方を変えて、スミスシラスジグを取り出し、流心付近も探ってみる。暫らくキャストを重ねたが、こちらにも反応がない。どうしたものかと考えていたところ、岸際でボイルが3連発。ボラっ子が弾け飛んでいたが、捕食魚はさほど大きくはなさそう。ルアーをZBLシステムミノー50Sに交換し、ボイルがあった周辺を丁寧に探り始めた。

 すると、突然の電話。ナンバーを見ると、普段は掛かってくる事のない取引銀行からの電話だった。なにかトラブルがあったのかと心配して出てみると、可愛らしい女性の声で資産運用の御案内。「あぁ〜も〜、このタイミングで」って感じで、内容を聞き流して手短に電話を切る。キャストを再開したら、いきなりルアーの軌道が反れて葦に引っ掛けた。集中力が切れたのがモロわかり。ルアー回収でポイントは潰れ、ベイトと本命魚は何処かに消えうせてしまった。

 今夕は、小さなボイルが所々で散発する程度。魚が散っているようで、狙いを定めにくい状況だ。少しずつ、移動しながらキャストを重ねていると、川底に沈む分厚い布らしき物にZBLシステムミノー50Sを引っ掛けた。手を水中に突っ込んで、ギリギリ届くかどうかの位置。面倒だったので、ペンチを使ってルアーを強く引っ張って無事に回収・・・かと思いきや、手元に戻ってきたルアーのリップがなくなっていた。お気に入りのルアーを、自ら壊してしまい意気消沈。これにて納竿とした。


天気:晴れ 水温:21.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 夕マヅメのワンチャンス狙いで釣行。ポイントは、前日に大雨が降った影響で濁りが強い。岸際にベイトが溜まっているのでチャンスはありそう。トップバッターはフラットラップ10。とても扱いやすいルアーで大のお気に入りなのだが、今回は期待した活躍はない。ルアーをサイズアップしてZBLシステムミノー139Fを投入。この釣り場での実績はピカイチなのだが、こちらにも反応はない。活性が高い魚がいれば10分も経たない内に結果が出るのだが、今日は難しいかも・・・。

 干潮からの上げで水位が徐々に高まっている。このお陰で、河川の流れが弱まっているのがマイナス要因。もっと速い流れが欲しいのだけど、時間と共に更に流れがゆっくりになっていく。に反応がないので、さらにサイズアップしてナバロン150Fを投入。アップクロスで投げ、流れに乗せてドリフト。ターンする場所を色々と変えてみたが、これにも反応なし。

 岸際に群れているベイト達は怯える事もなく、悠々と泳いでいるので捕食魚達が周囲にはいない様子。サイレントアサシン129FハードコアTTリップレスミ95Fを相次いで投入。リトリーブ中に変な感触があったので、リールのハンドルをグリグリッと巻いてみると、ルアーが何かに引っ掛かっている。竿を立ててラインを引っ張ると、ルアーが釣り糸に引っ掛かっていた。どうやらウナギ狙いの置き針に引っ掛けた模様。硬い物に引っ掛かった場合は比較的外しやすいが、相手が柔らかいモノだと大変なのだ。ルアーを回収するのに四苦八苦。苦戦している最中に、うっかりタックルをドボンと濁り水の中に落としてしまい大慌て。

 タックルを水中から引き上げ、やっとの思いでルアーを回収した時にはヘトヘト。巻き取ったPEラインは途中で絡まっており、直すのに時間が掛りそう。泥水にたっぷり浸かったステラC3000の状態も心配。すっかり戦意喪失してギブアップ宣言。この怒りは、何処にぶつけましょうか?


天気:晴れ 水温:22.0℃ pH:不明
釣果:4匹(スズキ、ウグイ、ボラっ子)

 今日も大潮・満潮からの下げで夕マヅメ狙い。前日と違うのはズバリ、タックル。ロッドをシマノルナミスS809LSTから、G・LoomisGL2 マグナムライトスピン6' に変更。岸際でガバガバやっているセイゴやフッコ狙いに絞っての釣行だ。使うルアーもマイクロベイトに合わせたサイズを持って来た。最初に竿先にぶら下げたルアーはビートルナッツS。豪州遠征でお世話になっていたガイドのテリーが、ちょくちょく使っていたミノー。先ずは少しボリュームのあるルアーから試して、反応がなければ徐々にサイズを下げてみる作戦。

ウグイ 10KB 開始早々から葦際でボイルが始まった。ブリブリとお尻を振って泳ぐビートルナッツSには反応がなく、直ぐにルアーを交換。アイ・プロップのストレートリトリーブで反応を伺うが、魚の関心を上げるのはこの手のルアーでもないようだ。続いて、デッドフロート8。ついにはラパラCD3まで取り出して、ボイルしている場所へ送り込む。GL2 マグナムライトスピンは1/32OZから1/4OZ対応だが、実際はもっと許容幅が広く、メバル狙いの極小ルアーからシーバス狙いの12cmクラスのルアーまでOK。不意な大物がヒットしても、粘り強いロッドなので、ランディングまで持ち込める。

スズキ 7KB 浜名湖で過去に爆釣したDコンタクトでは沈み込みが早過ぎてダメ。昨日反応しなかったZBL50Sを試しに投入したら直ぐにヒット。直後に激しくファイトしたのだが、ある瞬間からフニャ〜となって足元までスルスルと寄ってきた。スズキとは違う引きに、もしや・・・と思ったら的中。ルアーを咥えたのは45cmのウグイだった。ボイルをさせている犯人が全てウグイである訳もなく、本命魚を狙って竿を振る。

 すると間もなく、ガツンとヒット。先程のファイトとは大違い。目の前で水面から体を大胆に露出させて派手なエラ洗いを繰り返す本命魚がきた。ボイルをしているピンポイントにタイミング良くルアーを打ち込んだのが効いた様子。慎重にランディングして無事にキャッチ。サイズは53cm。数字的にはイマイチなのだが、久しぶりにエラ洗いを目の前で見ることができ、満足度の高い1匹となった。ボイルしている時間は1時間から1時間半程か。大潮なのでもっと時合は短いかもしれない。手早くリリースして次の魚を狙う。

 葦際ギリギリにZBL50Sをキャストし、トウィッチしていると間もなくヒット。残念ながらヒットした魚は、エラ洗いはせず、ファイト途中で体力消耗。「もう、あなたの好きにして」って諦めちゃった感が竿を持つ手に伝わってきた。パックリと咥えていたのは予想通りのウグイ(45cm)だった。その後、セイゴを2匹バラしてタイムアウト。次回この釣り場に来る時は、G・Loomisとマイクロルアーを忘れないようにしよう。


天気:曇り 水温:21.0℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ、ボラっ子)

 5月ってこんなにも釣れなかったか・・・そんな疑問が沸き起こるくらいに、このところ連敗続き。朝マヅメや夕マヅメではなく、深夜釣行で釣りまくっている人がいるようだが、今の私にそんなガッツはない。以前は魚を追い求めて、ガツガツと釣りをしていたのだが、ここ数年は「ほどほどに」って感じにとどまっている。年齢を重ねたことを実感すること暫し。今日は大潮。夕マヅメで満水になる潮位で、強い東風が吹き荒れている。こんな時は釣れる絶対ハズ。前回の釣行で不発だった釣り場に凝りもせず足を運んだ。

 釣り場は思っていた以上に水位が高い。安全面と魚へのプレッシャーを考えて、普段は膝下位までしか水の中に入らない私には、ちょっとマイナス要因。水位が高いと、ベイトは葦の中に潜り込みとても釣り難くなってしまう。減水してベイトが葦の中から出てくるタイミングで、捕食魚達の活性が一気に上がるハズだが、それまで私が我慢できるかどうかが問題。思っていたほど使い勝手が良くないと感じ始めているシマノクーからスタート。リトリーブを繰り返しながら、「何か違うんだよなぁ」と思わず口に出してしまう。

ヒラセイゴ 6KB ルアーをプロップダーターに交換し、葦前をヨタヨタと引いていると突然ボイルが始まった。潮が動き始め水位が下がり流れが出てきたところで、ベイト達が動き出したタイミング。ボイルした周辺に素早くプロップダーターを送り込んだが反応はない。エアラコブラに交換し、ポッピングしてみたが完全に無視。西表島のトップウォーターゲームで活躍した極小のポップRに交換し、葦際を丁寧にチェックしたがこれにも出ない。

 襲われているベイトは4cm程のボラっ子。ウェーディングしている私の背後、岸際でもガバガバとボイルが始まった。ベイトを追い掛けているのは、50cm前後のフッコ級か。ルアーをフェイクベイツS50に望みを掛ける。ルアー交換、僅か3投目でヒット。魚は小さいが、引きはかなり強い。小さなフックが装着されているので、暴れられるとフックオフしそう。ヒヤヒヤしながら慎重にランディング。普段目にするセイゴとは雰囲気が違い、背中が張り出し、目が大きく、尾の付け根が太め。どうやらヒラセイゴっぽかった。

 ボイルした際に体を水面上に見せていた魚はもっと大きいハズ。岸際近くでベイトを追い掛けガバガハやっている魚を釣るにはどうすれば良いのか?????  ZBL50Sユラメキワンダー60ラパラCD5等を試すがコツリともアタリはない。どうやら完全に見切られている様子。唯一反応したフェイクベイツS50を繰り返し投げたが再び竿が曲がることはなかった。時間の経過と共に水位がぐっと下がり、ボイルもいつしかなくなってしまった。水面にザワザワしていたベイトの群れは何処かに消え去り辺りは沈黙。最後にZBLシステムミノー11Fタイダルを投げまくって納竿とした。


天気:晴れ 水温:20.5〜21.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 今日は若潮の満潮からのスタート。トップバッターはペニーサック99モカ。このルアー、近隣の中小河川で使うには手頃なサイズで扱い安い感じ。欲しくて買った訳ではなく、偶然拾ったので惜しげもなく使い倒す。気が付いたら片目がなくなっていたは少しショック。暫らくキャストを続けたが、反応がないためルアーを交換。より広範囲を探れるZBLシステムミノー139FZBLバイブ25gを相次いで投入した。前日、まとまった雨が降ったが水位は低く、流れも穏やか。釣れる気配がなく、30分程でこの場を見切った。

 車でひとっ走りして別の河川に到着。再びペニーサック99モカからのスタート。ザックリとこのルアーでチェックした後、極小ポップRで葦際を探ってみた。水位は高く、流れはない。ベイトの姿は見られずいつもと様子が違う。モルモ80を岸と平行して引いてみたが不発。続いて、ブルースコードC90で流心を狙ったがここにも魚はいない。

 夕暮れ時、チラホラと釣り人の姿が見え始めてきた。やはりこの時間帯がキモになるようだが、今日はボイルは起きず、ベイトの群れも見えない。雨の日に何か魚の活性が下がるような化学物質が流れたか、冷たい雨の影響で急に水温が下がったのか・・・水温を測ると20.5℃、前回の釣行よりも水温がぐっと下がっているのは確かなこと。今日、ネオプレーンのウェーダーからナイロンウェーダーに変えたのは失敗だったようで、竿を振っている最中、肌寒さを感じるくらいだ。

 周囲は暗くなりライトが常夜灯が点灯したが、やはりベイトの姿は見えない。いつもなら数え切れないほどの小魚が集まったベイトの帯が下ってくるのだが、今日はやはり何かが違う。レスポンダー129Fを大遠投。何処かに魚はいるハズなので、少しずつ移動しながらキャストを繰り返す・・・。ワンチャンスもないままでは、悲しすぎるのでライトの明暗部に陣取って様子を伺う。マグクリスタルミノーを使い、バラマンディを狙うかのようなジャーキングを試したが不発。DC9バレットで広範囲を探ったがこれも不発。周囲の釣り人も釣れている様子はなく、一足先に納竿した。


天気:晴れ 水温:23.0℃ pH:不明
釣果:2匹(ボラっ子)

 夕マヅメ狙いの釣行。狙いどおりに減水しており、夕暮れ時に岸際へ集まるベイトをプレデター達が集まってきそうな感じ。アシ前のシャローエリアをAプロップで探る。活性の高い魚がいればゴボッと出るハズだが、それらしき気配はない。続いて、スキッターポップドッグX SSコンバットポッパーと試したが、これらにも反応はない。本命魚はまだ岸に寄ってこず、流心にいる可能性もあるため、ブルースコードC90で少しずつ移動しながら広範囲にチェックした。

 開始1時間が経過、突然岸際でボイルが始まった。すかさずコンバットポッパーを投げ込み、早いトウィッチングで首を振らせ反応を伺ったが相手にされない。デッドフロート8プロップダーターを相次いで投入したがこれも無視。レアリスジャーク110SPのジャーキングも試したが、これにも反応はなかった。この間も岸際では、ベイトのボラっ子(ハク)がガボガボと襲われている。狙っているスズキはいるので、後は反応するルアーを探すのみ。ベイトが小さいのでルアーもサイズダウン。ビートルナツツSを試した後、浜名湖のセイゴ釣りで威力を発揮するレイド6を投入。早引きのトウィッチングでリアクションバイトを期待したが空振りに終わった。

 目の前で50cm前後のスズキが体を水面上に出してベイトに襲い掛かる様子は中々の見ごたえがある。スズキは定位しており、ベイトの群れが泳ぎ流れてくるとガバッとやる。魚のいる場所は判っているので、兎に角、反応するルアーを探すことに没頭する。拾ったペニーサック99モカや、往年のレッドフィンジョイント、この河川であまり実績のないコモモまで投入。ルアーを散々通したポイントで、ボイルが連発するなどその光景に愕然とする。

 川底に引っ掛けたコモモを回収するため、お気に入りのルアー回収器(ベルモント MR-047ルアーリターンU)を使用。簡単に外れるかと思いきや、思いのほか大苦戦。ガシャガシャやっていると突然フワッと抵抗がなくなった。ラインが切れたわけでもなく、なんだろうと回収器を持ち上げると、ヘッド部分がもげていた。これで通算3個目の回収器をロスト。根掛かったルアーを5〜6個回収すれば元はとれる勘定で、とうに投資額は回収済みだが決して安い商品ではないのでショックは大きい。その後、珍しくライントラブルがあり、直している時にボイルが沈静化。今回の釣果はスレ掛りしたボラっ子2匹で終了となった。


天気:晴れ 水温:22.0℃ pH:不明
釣果:6匹(ボラっ子)

 夕マヅメ、小潮のド干潮からのスタート。予想していたよりも水位が低かったが、潮位の上昇に伴って、ベイトが岸に押し寄せてくるハズ。このタイミングで捕食魚達の活性が上がるので、その時をじっと待つ作戦。スタートはフラットラップ8のトウィッチング。稚アユをイメージしてヒラヒラと泳がせて誘う。重心移動システムなどは搭載されていないが、とても良く飛ぶのでお気に入り。少しずつ上流に向ってキャストをしながら歩き、魚がいる場所を探す。シャローエリアには思いのほか、ボラっ子達が集まっており、私が近づくと水面がザワザワと波立つほど。エアラコブラに交換し、ポッピングしているとボラっ子が引っ掛かってきた。サイズを測ってみると4cm。

ボラっ子 7KB 水位が目に見えて上がってきたので下流へと下る。葦際がザワザワしているので飛豚73プロップを投入。岸と平行にキャストしてヨタヨタと引いてくる。ルアーを追尾する気配はないが、水面でのベイト達の動きが活発になって来た。そして突然、ボイルがスタート。アチコチでガラッ、ガバッと始まった。ボラっ子達に襲い掛かっているのはセイゴだけでなく、60cm前後の魚も混じっている様子。新ドッグXエアラコブラデッドフロート8バブルクランクAプロップスキッターポップスーサンZBL11Fタイダル・・・何を使っても反応がない。針先に掛かるのはボラっ子ばかり。

 ここで思い切って、ストリームデーモン140を打ち込む。ベイトを蹴散らして反応を伺ったが、本命魚達からは全く相手にされず。ボイルは1時間程続いたが、いつしかベイト群が見当たらなくなり辺りは沈静化。今までの饗宴はいったいなんだったのか・・・。釣れる気がしなくなったので納竿とした。


天気:晴れ 水温:16.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 大潮・満潮からの下げ狙いで朝から釣り場に立つ。風はなく、晴天、泥濁りだが流れは弱い。ベイトの群れはなく、釣れない感じがする。足場周りはなんとなく生臭さがある。多分、夜釣りでウナギ釣りをした人がいたのだろう。良く見れば釣り糸やら、ハリなどが落ちていた。スタートはこの釣り場の定番、K-TEN BKF9のレッドヘッド。発売されてから随分と年月が経って入るが、魚が釣れることには変わりない。周囲をテンポ良く撃って様子を伺ったが、反応はなかった。

 活性の高い魚がいれば開始10分も経たない内に1匹目が釣れるのだが、今日は苦戦しそう。明らかに流れが弱く、スズキが好む流速には程遠い。潮が下がり始めて、川の流れが強まるのを待つしかなさそうだ。サイレントアサシン99Fナバロン120Fブーツ120など思いつくままに投げた後、ストラクチャー周りをアイマのポッパー、エアラコブラデッドフロート8を使って探ってみる。ルアーが引っ掛かるギリギリまでラインコントロールをして、タイトに攻め込んでみたが不発。これで魚が出なければ・・・。

 2時間程、竿を振ったが反応がないので攻め方を変更。流心のボトム付近をやや大きめなルアーで探ってみる。サーフドライバー110Sゾンク120ビーチウォーカー110Sなどをローテーションしてみたが不発に終わった。ルアーを往年のエンゼルキッス120に変えてアップクロスでキャスト。流れに合わせてぐりぐりと巻く。大振りな泳ぎが効いたのか、2回連続でバイトがあったがフッキングには至らなかった。どうやら魚は、狙っている場所にいるようだが、スイッチが入らない様子。

 アイルマグネットDB旧タイドミノースリムザ・ファースト70Fなど、過去に実績のあるルアーを投入したがノーバイト。小魚が逃げ惑う様子が見えたのでルアーをサイズダウンする。信頼の置けるフラットラップ8を投げまくったがワンチャンスもなかったのでギブアップした。


天気:晴れ 水温:17.0℃ pH:不明
釣果:1匹(ボラっ子)

 今年は、かつてない大型連休。10日間も連続して休みだなんて夢のようだが、そのおかげで連休前と後にしわ寄せがあり、仕事はとても大変。自然を相手に仕事をしていると、カレンダーは関係なくお休みの日でも作物は育っている。世の中には長期休みを取り慣れてない人も多く、いったい何をして良いやら・・・そんな時に釣りが趣味だと、とても良い。道具さえ整っていれば、さほどお金は掛からず、ふらりと出掛けて時間を潰せるのだから。

巨鯉 5KB 今回も朝からの出撃。大潮満潮からの下げで魚が動くタイミングで効率よく釣果を得る作戦。釣り場に到着して状況を確認すると、流れは緩やかで濁りが強い。上流域の田植が始まっているため、代かきの水が流れ込んでいるのだろう。魚が釣れる雰囲気ではない。スタートはシマノクー。暫らくキャストをしていると、足元近くでナマズがユラユラと泳いでいた。鼻先にクーを浮かべてチョコチョコ動かすと、バフッ、バフッと何度もバイトをしてくる。しかし、本気食いではなく、何だか食べ物かどうか確かめているような感じ。その内、ルアーには反応なくなって、何処かに姿を消した。

 周囲をキョロキョロ見ながら竿を振っていると、今度は明らかにメーター級の野鯉が登場。私が近くにいるにも関わらずお食事に夢中らしい。これだけ大きくなると外敵はいないのだろう。岸際を悠然と泳ぎ、尾っぽを水面に出して水底を漁っている。こんな巨鯉を引っ掛けると、多分トラブルが発生して損失の方が大きいだろう。釣り上げたい気持ちを抑え、少し場所を移動してキャストを続ける。

ボラっ子 7KB 流心近くのストラクチャー周りで、たまにボイルが起きる。ベイト群が流れてきて、スズキがこれに反応するようだが、ルアーをロストするリスクが大き過ぎてどうしてもその場所は攻略できない。TDポッパープロップダーターペニーサック99モッカ等を試すが、明らかに攻めきれていない。ボイル狙いは諦めて場所を移動。ボトム狙いで使っていたレンジバイブ70ESを根掛かりででロスト。ナバロン120Fで3cmしかないボラっ子をスレ掛りでキャッチ。

 水深がある場所では、サーフドライバーに続けて、DDパニッシュステーシーver2スラップスラップを試す。魚はいるハズなのでどれかのルアーに反応すればと思いキャストを続けたがアタリはない。時々見かける釣り好きなブラジル人と情報交換をして納竿とした。


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