フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2019年9月

天気:曇り時々雨 水温:24.0℃ pH:不明
釣果:1匹(マゴチ)

 夕マヅメ、干潮からの上げのタイミングで釣行。台風17号が日本海を進んだ影響で雨風が残っている。先ずは、葦前のシャローエリアでポッパーゲームをやってみる。大きなコイ達がウロウロと泳いでいるのを横目で見ながら、ストークで広範囲にポッピンク。反応がないのでスキッターポップを試すと、たまに何やらルアーにアタックする魚がいる。しかし、サイズが小さいのかバックリと食ってこない。

 トップでの反応がイマイチなので、攻め方を変えて少し狙う水深を下げることにした。ハードコアミノー70Fを引いた後、ビートルナッツFを投入。暫らく様子を伺ったが反応がないので、エスフォー5に交換。水面近くを泳がせるためスロリトリーブを繰り返す。岸際近くでベイトが動いたことに気づき、すかさずエスフォー5を投げこむとゴンゴ。いちなりルアーを引っ手繰られた。

 エラ洗いをしないのでスズキではない。クロダイやキビレのような直線的で力強い引きではなさそう。一体、この魚は何だろう・・・と慎重に引き寄せる。小さなルアーなのでフックも小さい。絶対にバラしたくなかったので、普段よりも時間を掛けて丁寧に対応した。ネットで掬ったのは60cmのマゴチ。まさか川の中でマゴチが釣れるとは思ってもいなかったので、少々驚いた。海のうねりが川に入り、塩分濃度が上昇しているに違いない。

 更なる追加を期待してキャストを重ねたが反応なし。クロダイ、キビレ狙いでシャローラビットで根掛かりを回避しながら川底を丹念に探ったが不発。ブルースコードC90で流心に潜むスズキを探ったがここにもルアーに反応する魚はいなかった。気が付けばマゴチを釣ってから1時間半が経過。粘っても釣れる気がしなかったので納竿とした。


天気:晴れ 水温:23.5℃ pH:不明
釣果:1匹(キビレ)

 午前中は釣具店を巡ってぎじたまダービーの開催告知をした後、浜名湖クラフトフェアに。県内各地から手工芸(ハンドクラフト)をやっている作家の方々が大勢集まる国内最大級のイベント。時間を掛けてじっくりと作品を見て回った。このイベントは釣具屋でルアーをアレコレ見るのと同じくらい楽しいので、ここ数年続けて足を運んでいる。

 帰宅してゆっくりくつろいだ後、夕マヅメ狙いで出撃した。トップバッターはRexxtストーク。水面をポッピングしていると、何やらパシッとアタックした。ルアーを回収して同じ場所を通すとビンゴ。ルアーが水中に沈んだのを見てフックングすると、ルアーと共に魚がふっ飛んできた。フックをパックリと咥えていたのは14cmのキビレだった。

 サイズアップを期待してポッピングしていると、再びバイト。やはり魚は小さいようでフッキングには至らない。少し移動して、シャローテールダンサーを投入。クネクネとしたアクションと控えめなラトル音で魚を誘ってみる。やはりバイトらしきアタリはあるのだが、魚が小さいのだろう。フッキングせず、悔しい思いを何度かした。

ドーマン 11KB 満潮に向って水位が上昇する中、海が荒れているため時折うねりが入ってくる。この上げ潮で魚が入ってくることを期待して、もう少し粘ってみる。試したルアーはクレイジークレイドル。川底のストラクチャーにいる甲殻類を狙うであろうクロダイやキビレ狙いだ。

 以前、このルアーを使って河川に入り込んだキビレを何匹か釣った事もあるので、今でも効果があると思うのだがワンバイトすらなく選手交代。エスフォー7月虫66SR(浮)など、クロダイやキビレに効きそうなルアーをアレコレと試したが不発。風が出てきて水面にいたベイト達が姿を消してしまったので納竿とした。

 今宵の晩御飯は、年に1回のお楽しみである浜名湖産のドーマンガニ。1匹、5千円以上もする高級なカニなのだが、濃厚な味は一度食べたら忘れられない。釣果には恵まれなかったが、今日は満足度が高い一日だった。


天気:晴れ 水温:29.0℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ、クロダイ、コチ)

 9月半ばだというのに、日中の気温は35℃を超えたらしい。やはり温暖化が進み、日本の四季はなくなり雨季と乾季の2つになってきているのではないか。以前は、30℃を超える日はとても珍しかったように思うが、今年は連日、30℃オーバー。日中はエアコンが効いている部屋から一歩も外に出たくない。そんな状況なのだが、昨日、嫁さんが良型のクロダイを釣ったので、「今日は私の番だぁ」と言い残して、気温が下がる夕方から出撃した。

 釣り場に到着し、最初に釣竿の先にぶら下げたのは、ボロボロのスキッターポップ。歴戦のルアーで、割れたり、穴が開いたりしている部分は紫外線を当てて硬化させる特殊な接着剤(BONDIC)で補修済み。気持ち良くフルキャストしてポッピングを始めたとたんに、ガボッと水中にルアーが引き込まれた。慎重にやりとりして徐々に魚との間合いを詰める。寄ってきた魚は狙っていたクロダイだった。サイズは昨日、嫁さんが釣ったのと同じ35cm。1投目、開始5分もしない内に本日の目標を達成してしまった。魚って、釣れる時は、本当に簡単に釣れるから不思議だ。

スズキ&月虫 5KB 満潮に向って水位がどんどん上がっている。タイミングを逃すと魚が何処かに散ってしまいそうなので、直ぐにキャストを再開。周囲を丁寧に探ったがスキッターポップに反応はなかった。次に何を使おうかとボックスの中を覗き込んだ際、目にとまったのが月虫66(浮)。キャストしてボトムを感じながらゆっくりとリトリーブしているとゴツンとアタリ。竿を持つ手に魚が首を振る感じが伝わってきた。サイズは小さそうだったが、魚の姿を見るまでは慎重に引き寄せる。寄ってきた魚は、予想していなかったコチ(25cm)だった。満潮を迎え水位がマックス。しかも海が荒れているため、時折うねりが川の中に入ってくる。普段より塩分濃度が濃くなっているハズなので、コチが川を遡って来ていたのだろう。

 更なる追加を求め、一段と明るさを増した満月の下で竿を振る。少しずつ移動しながら月虫66(浮)をキャスト&リトリーブしているとついに本命魚が出た。アタリを感じた直後に水面が割れて、スズキがエラ洗い。力強いファイトをする魚に対し、無理せず寄せる。キャッチした魚のサイズは65cm

 魚種3目を達成し、気を良くしたのも束の間。月虫66(浮)を川底に引っ掛けてしまった。水位が高いうえに、時折、うねりが入ってくるのでウェーダーの胸元ギリギリまで水が来る。幸い川の流れが穏やかなので、つま先立ちしながら根掛りした場所の近くまで立ち込むことが出来た。ルアー回収器を駆使して、やっとの思いでルアーを回収。もう少し魚を釣りたかったが、時間切れで納竿となった。 

天気:晴れ 水温:23.0℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ、クロダイ)

 今年の夏の暑さと言ったら物凄い。7月に曇雨天が続き、冷夏になるかと思いきや、連日の高温続き。9月になっても気温は下がらず30℃越えも当たり前って感じ。釣りに行く気力もそがれていたが、このままでは引きこもりになりそうだったので嫁さんと夕マヅメ、大潮満潮からの下げ狙いで出撃した。今回はメインの釣り場は後回しにして、明るい内にアチコチ回ることにした。

 1か所目は水門から流れ出る水が合流するポイント。スズキ狙いと言うよりは、ナマズがメインの所。魚がいれば一発で食ってくるので、嫁さんに場所を譲って先に竿を振ってもらう。彼女には、ピンポイントにビートルナッツSを送り込んでもらいトウィッチで魚を誘ってもらう。数投しても反応がないので、私がペニーサック99モッカで周囲を丁寧に探ってみた。15分程、2人でキャストを重ねたがワンチャンスもないので次の場所へと移動する。

 イヌを散歩させている人が、魚が釣れるポイントを教えてくれたので試しに竿を出してみる。雑草がはびこる河川敷に、人が入った跡があるのでその形跡を辿って水際まで出る。水位が高く、流れが弱いので本命魚は無理っぽかったが、ナマズなら釣れそう。ストリームデーモン140からスタートし、モルモ80ごっつぁんミノー89Fなどを試したが、このポイントにもルアーに反応する魚はいなかった。

クロダイ 6KB 3か所目は本日メインとなるポイント。満潮からの下げに潮が切り替わり、照明が点灯し明暗部が出来た頃にウェーデングを開始。エクストリームシャロー139FXARから始め、反応がないのでブルースコードC90に交換。流れのある流心狙いで遠投してルアーをスローリトリーブすると食ってきた。狙いどおりであったが、魚のサイズは小さい。キャッチした魚は25cmのセイゴだった。

 2匹目を狙って、嫁さんと共にキャストを重ねたが全く反応がない。そこで上流にあるシャローエリアに移動。数は少ないのだがベイトはいるようなので、水位の変化に合わせ少しずつ移動しながらキャストを重ねる。暫らくして竿が曲がったのは、嫁さんの方。「何か掛かった〜」との声が少し離れた場所から聞こえてきた。水面でエラ洗いをしないので本命魚のスズキではなさそう。

 鯉なのか、ナマズなのか、、、と見守っていると、魚が浮いてきた。予想していた魚とは違った形。急いでネットを使ってすくい上げる。魚の正体は体高があって太っているクロダイ。サイズは35cmあり、このエリアで釣れる手の平サイズのチンタとは違う立派な魚だった。因みに彼女が使っていたルアーはレスポンダー129F。いつもの事ながら、またしても嫁さんにやられたって感じ。更なる追加を期待したのだが、アタリはなく、ベイトの姿も消えうせてしまったので納竿となった。


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