フィッシングリポートタイトル 13KB

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天気:曇り後一時雨 水温:不明 pH:不明
釣果:0〜3匹(スズキ、オオニベほか)

大会事務局 9KB 今年で18回を数える"ぎじたまダービー"がいよいよ開幕。8月から準備をコツコツと進め、ようやくこの日を迎えた。天気は曇り、風はなく、11月下旬とは思えない暖かさで絶好の大会日和となった。昼12時過ぎ、私と嫁さんの車と双子のパパの車 3台に事務局テントや机、イス、協賛品等を積み込み、実家を出発。午後1時少し前、大会の事務局テントを設営する「はまぼう公園」の駐車場に滑り込んだ。そこには既に、準備を手伝ってくれる方々の姿が見えた。例年よりも集まってくれたボランティアさんの数が多く、予定よりも早めに事務局が立ち上がった。

 前週に開催されたサーフの大会では295名が参加。"ぎじたまダービー"とは比べ物にならないほどの参加者数に驚くと共に、対象魚であるヒラメのウェインが僅かに13名、13匹という結果を知り、何故、今シーズンはそんなに釣れないものかと首を傾げてしまった。今年は当初、冷夏じゃないかと心配されていたが、一転して猛暑となり、いつまで経っても気温が下がらず。結局、秋らしい秋にならないまま11月下旬となった。気温が高ければ、当然水温も高く、"秋冬の釣り"になっていないのだろう。

受付 11KB 一方、大会事務局しては、一晩中、テントの中で待機しているので暖かい事は大歓迎。昔はテントの中でストーブを囲み、皆で寒さに震えていた事を考えればとても楽チンなのだ。例年、メインスタッフとして動いてくれる相棒Iが五十肩で腕が上がらず、私は以前痛めた腰に爆弾を抱えているような状態。大会初年から18年も経つと、事務局スタッフ一同、心身ともに衰えが見え隠れし、流石に徹夜仕事は辛くなってきている。

ぎじたまマーケット 10KB 今大会、サーフの釣果が芳しくないと言う事は、川の中での釣りが出来る人が優位であろうと予想。優勝魚のサイズは70cm代後半ぐらいか・・・果たして結果はどうなるか、ワクワクしながら大会がスタートした。大会恒例となっているぎじたまマーケット。開催を初めて数年経つが、出店数は我が家の1件のみ。参加者の皆さんは釣りをするのがメインで買い物をするためにココに来ていない。1匹釣れるかどうかの貴重な時間に物を売っている場合ではないので、出店数が増えないのは承知のところ。しかし、私にとって、ここでの売り上げは生命線なのである・・・。

 大会参加者からエントリーフィーをお金で貰っていないので、「開催費用はどうしているの?」と時折聞かれるが、費用は全て私の自腹。ささやかなマーケットでの売り上げが、運営費の一部補填になっており、まさしく主催者が身銭を切って開催、手作り感満載の大会なのである。ルアーを買って頂いた皆さん、御協力ありがとうございました。

ファーストフィッシュ 7KB 検量の様子については、午後6時前、最初の1本(写真)が検量場所に持ち込まれた。しかし、肝心のメジャーが写真に写っていない。とても残念だったが、検量対象とならず、幻のファーストフィッシュとなった。これによりファーストフィッシュとなったのは、それから少し経った午後6時10分に持ち込まれた魚。いきなり、上位入賞に食い込むであろうと予想された74cmが登場した。

オオニベ121cm 7KB 午後6時台に検量したシーバスは3本。それからやや時間が経って9時台に2本、午前0時までに合計9本が持ち込まれた。圧巻だったのは、午後11時45分に検量所に持ち込まれた幻の巨大魚オオニベ。サイズは大会記録を更新する121cmだった。釣り上げるまで30分程かかったとのことだったが、よくまぁこの巨大な魚を砂浜から持ち出し、車に乗せて検量所まで運べたと感心するばかり。因みにオオニベについては、翌朝5時過ぎにも103cmが持ち込まれ、事務局のテンションはいつになく上がった。

 真夜中に突然、雨が降り始めた。雨雲レーダーを見ると、局地的な雨雲が県西部エリアに湧き出てゆっくり移動する様子が見て取れた。この雨のおかげで、掲げてあるのぼり旗を濡らさないようにしたり、発電機や延長コード、照明器具が濡れてトラブルを起こさないよう確認したりと慌しく対応した。雨の中でも、濡れながら竿を振っている参加者がおり、魚を釣るための執念には恐れ入るばかり。

オオニベ&シーバス 9KB 午前1時過ぎに2本持ち込まれたが、それから午前3時半過ぎまでパタリと動きが止まった。私は「もう寝るしかない」とストーブ近くに陣取り、持参したシュラフに潜り混んで仮眠をする。振り返れば、今大会中は、ほとんど寝ていた感じ。竿を振ったのは、合計3回、1時間半程度。空き時間では潮周りが悪く釣れそうもない雰囲気で、潮が動き釣れそうになってくると、検量のために魚が持ち込まれスタッフから呼び戻される状況だった。

事務局スタッフ 9KB 明け方、大型のシーバスが持ち込まれたのをきっかけに、午前8時検量終了時刻まで次々と魚が持ち込まれた。ワンチャンスに僅かな望みを掛けて、検量所近くで竿を振っていた参加者も見事にシーバスをゲット。事務局スタッフである相棒Sもその内の一人。検量、写真撮影、表彰の準備でバタバタして猫の手も借りたい時、なんと彼は竿を振っていた。そして、狙いどおりにフィッシュオン。彼が魚を持ち込んだのは、検量終了間近の7時57分。魚の口にまだルアーがぶら下がっている状態で検量所に走りこんできた。結局、彼はこの一匹でめでたく7位入賞となった。

 今年の大会は、初の女性エントリー2名を含む72名が竿を振り、22名29匹のシーバスを検量に持ち込んだ。同じく対象魚であるヒラメは、検量対象となる40cm以上の魚が釣れなかったが、外道としてオオニベのほか、マゴチやカサゴも持ち込まれた。大会初日のサーフは波が2〜3mとやや高く、多くの釣り人が断念。魚の活性が高まる時間帯に河口内の良い場所にポジショニングできた人や、波がおさまるタイミングで竿を振れた人、そして河川内で魚の居場所が判っていた人が魚を釣ることが出来たようだ。

参加者 8KB

参加者 10KB

参加者 10KB

入賞者 10KB


トロフィー 5KB
林さん(磐田市) が72名の頂点に!!
今年の総合優勝はシーバス(78.5cm)
ぎじたまダービー優勝者 78.5cm 7KB
ヒットルアーは、新商品フィンバックミノー75Sライト。
新品ルアーと釣り関係グッズの推定総額17万6千円を総取り!!

参加者のうち、22名29匹のシーバス検量に持ち込み(70cmUPが4匹)
2位以下の入賞者、ジャンケン大会にはメーカー等の協賛品(85万5千円相当)を提供。
大会詳細はこちら


今大会では全36社(順不同敬称略)の釣具関係メーカー等から協賛・協力がありました。ありがとうございました。

メーカー等


釣具店等





天気:晴れ 水温:16.0℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 今日は風もなく、穏やかな日。夕マヅメ時、中潮・干潮からの上げのタイミングで釣行した。潮が上がってきているので流れはないが、ボラが時折跳ねている。魚の気配がするので、先ずはボラコノを投げて反応チェック。周囲が暗くなり始めた頃、水面で10〜15cm位のボラが急に激しく動き出した。多分、狙っている本命魚がウロウロしているのだろう。

 ボラコノには反応しないので、飛豚73プロップに交換。表層をモコモコと波立てて、ボラが動いている周囲を丹念にチェック。トップにドカンと出れば最高に楽しいのだが、そんなに釣りは甘くない。一気にルアーをサイズダウンしてZBLシステムミノー50Sも試したが不発だった。次はどれを使おうかと、ルアーがアレコレ詰まっているボックス内を覗き込んだ時に目にとまったのが旧型のコモモ。ずっと前に買ったピンクヘッドカラーは、私の大のお気に入りだ。

 ルアーを交換して投げること数投目にガツンときた。ポイントは竿先近く、目の前にある掛け上がり。ルアーをピックアップする直前で食ってきた。こんな時は往々にしてバラしてしまう事が多いのだが、ドラグを緩めに設定してあったため事なきを得た。時間を掛けているとバラしそうな感じだったので、一気に引き寄せてオーシャングリップで掴む。開始30分もしない内にキャッチしたのは67cmだった。

 更なる追加を求めてキャストを再開。水面でボラが動いているのでチャンスはありそう。アップクロスでキャストしてゆっくりとリトリーブ。掛け上がりのピンポイントで食ってくる事を想定しながら待ち構えていたが反応なし。ストレートリトリーブで食わないので、ストップ&ゴーを試す。5回ハンドルを回してストップ。これを繰り返していると狙いどおりに再びヒット。しかし、フッキングには至らず、思わず「うわっ」と声が出た。

 チャンスがあったのは、これが最後。コモモに反応がなくなったので、ストリームデーモン140フラットラップ10アイルマグネットDBハニートラップ95S等を投入したがコツリともアタリはなかった。気が付けば水位はグッと上がり、水面で泳いでいたボラ達は何処かに消えうせてしまった。最後に、コモモでもう一勝負・・・と頑張ったが不発に終わった。


天気:晴れ 水温:18.5℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ)

 夕マヅメ狙いの釣行。今回はいつもより少し早めに出発し、明るい内から魚の動きを見ることにした。もしかしたら、自分が思っているよりも早い時間からターゲットのスズキ達は捕食モードに入っているのではないかという考えが頭に浮かび、確認したかったのだ。大潮の満潮に向う潮周りで、河川での釣りは流れがなく、釣果を期待するのはちょっと難しい時間帯。しかし、釣り場に到着し水面を見るとベイトがザワついていた。

 ベイトのサイズが小さかったので、竿先にぶら下げたのはフェイクベイツS50。今回持参したウエダの竿 CPS-892FX-Ti 8'99''でキャストするにはどうかと思うような小さなルアーだが、何十メートルも大遠投するつもりでなければ、投げることは可能。ベイトが動いているポイントにルアーを通していると狙いどおりにヒットした。相手はセイゴ級なのだが、思いのほか力強いファイトをする。ランディングして魚を観察すると、ヒラスズキの子供(18cm)だった。

 更なる追加を期待してアレコレとルアーをローテーションしながらキャストを続けていると再びヒット。バンジーキャストメタルスプーンをパックリと咥えたのは、先に釣ったヒラセイゴと同寸だったが、普通のセイゴだった。その後もルアーへのバイトはあったが、フッキングには至らず悔しい思いをする。

ヒラスズキ70cm 5KB 満潮からの下げになり、流れが出て来た頃に流心近くでベイトが激しく動き出した。多分、本命魚が小魚を追い掛けているに違いない。フラットラップ8フラットラップ10ストリームデーモン140コモモハニートラップ95S等を相次いで投入。しかし、反応がないのでサイレントアサシン129Fに交換。すると1投目でガンッと来た。手元に伝わった最初の出応えは、何か硬い物にでもルアーを当てたのかと思うくらい明確な衝撃。しかし、直ぐに魚が走り、ラインを引きずり出してからのヘッドシェイク。

 ここ暫らく経験していないような連続のエラ洗いに驚きながら、ルアーを吹き飛ばされないようラインのテンションを保つ。魚を寄せては再び突っ走られる事を数回繰り返し、なんとかキャッチ。ヘッドライトに浮かび上がったのは、体高があり尾の付け根が幅広いヒラスズキだった。細長いマルスズキに比べてズングリムックリで、体長が短く感じるのだが、サイズを測ると70cmもあった。大潮で河川の中まで進入したのだろうが、海が荒れている訳でもないのにヒラスズキが釣れたのにはとても驚いた。

 さらなる1匹を求めてキャストを再開する。まだベイトは水面近くでザワ付いているので、他にもプレデターが潜んでいる感じ。サイレントアサシン129Fに反応がないので、実績のあるルアーを矢継ぎ早に投入する。ZBLシステムミノー139Fストリームデーモン140サイレントアサシン99F・・・その後、1時間程投げまくったが、ワンバイトもなく魚っ気が急になくなったので納竿とした。


天気:晴れ 水温:16.5℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 朝のウォーキングがてら立ち寄った農協直売所で、タイミングよく餅投げ会場に到着。運よく絶妙なポジション取りができ、未だかつてない程の餅を拾うことが出来て大満足。そして、我が家で栽培しているイチゴの害虫アブラムシ対策で、昼過ぎから捕りに出掛けた天敵のテントウムシも沢山ゲットできた。今日は何だか運が良さそうなので気合を入れ、夕マヅメを狙って釣りに出発。予定していたポイントには先行者がいたため出鼻を挫かれたが、次の場所へと車を走らせる。

 11月に入り水温がぐっと下がっているハズなので、今日からネオプレーンのウェーダーにチェンジ。満潮からの下げのタイミングで入水したが、水にどっぷりと浸かっても寒さは全く感じない。重くて持ち運びに苦労するのだが、今更ながらにネオプレーンの保温性は凄いと思う。トップバッターは飛豚73プロップから。表層をモリモリと引き波を立てながら、葦前のシャローエリアを引くが反応なし。続いて釣具屋の店頭で目に止まり、衝動買いしたボラコノを取り出した。

 暗くなってしまう前に数回試し投げをして、飛距離やアクションを確認する。自分的にはもう少し大き目なサイズで、全長が長い形の方が良いようにも思う。しかし、第一印象で悪くなかったので暫らく使ってみることにした。すると間もなく、何の前触れもなくガツンとルアーを引っ手繰られた。直後に水面上へ出て激しくヘッドシェイク。ここ暫らく御無沙汰していた本命魚が、狙いどおりにヒットした。慎重に引き寄せて無事にキャッチ。サイズは53cmしかなかったが、とても嬉しい1匹。

 更なる追加を求めてボラコノをキャストしたが不発。少しずつ移動しながらZBLシステムミノー11Fタイダル同139Fを投げまくったがアタリはない。50cm程度の魚なら相当な数が周囲に群れていても良さそうだが不発。最後に再びボラコノを取り出し投げまくったが、期待するようなドラマは起こらず納竿となった。


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