フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2020年4月

天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:2匹(スズキ)

 このところ、日中は強い南風が吹く。川の流れと逆になるので、好きではないのだが、狙っているピンポイントにルアーを打ち込むには、この風を使うのが賢い方法。特にライトウェイトのルアーを使う場合はありがたい。スタートはビーフリーズ65S。キャスト後、少し沈め、トウィッチをトン、トンと2回入れてポーズ。ルアーは、一発で食ってきそうなポイントにバッチリ入っているのだが、反応はない。開始間もなく、狙い通りのボイルタイムが始まった。

 ビーフリーズ65Sに続いて、アスリートS7ビートルナッツSを投入。反応がないので、直ぐにルアーを交換し、ボイルが続いている間に当り針を探す。シャッドラップSSR5フラッシュミノーFZBLシステムミノー11FタイダルK-TEN BKF9。ベイトの群れの中を通していたK-TEN BKF9に引っ掛かってきたボラっ子のサイズは4cm。まだまだ小さいのである。この小魚を捕食しているスズキを釣るのは至難の業。

スズキ72cm  12KB 最終兵器のラパラCD5を早々と出したが、本命魚には完全無視され途方にくれる。攻め方を変えて、飛豚プロップ73でベイトの群れを散らしながらリトリーブしてみたが、この作戦も失敗。かつて管理釣り場シマゴンの淡水スズキに威力を発揮したマールアミーゴ50をまで投入。昔を思い出しながら、ストレートリトリーブをしたり、リフト&フォールをしたりアレコレやってみたがボイルしているスズキ達には見向きもされない。

 これまで、この釣り場での実績が乏しいDコンタクトを竿先にぶら下げ、狙う場所を見極めてキャスト。何の工夫もせず、ただ巻きをしたらいきなり食ってきた。しかも良型。今まで、何度も繰り返し各種ルアーを打ち込んでいた場所で突然こんなサイズが来るとは思ってもおらず、胸の鼓動が高まるばかり。慎重にやり取りをして無事にキャッチ。サイズは堂々の72cm。フックをソルト系太軸フックに交換しておいて良かったわ。

 更なる追加を求めてキャストを重ねたが反応なし。本日、最初に投入したビーフリーズ65Sを試すと待望のヒット。ストラクチャー付近に打ち込み、カウントダウンしてから軽くトウィッチをしたら食ってきた。残念ながらサイズはダウンして55cm。それでも大満足。ラパラCD5に反応しない魚を捕るためのバックアップルアーが、今回の釣行で2つも増えた。その後もアレコレとルアーを投入し、魚の反応を見たがワンチャンスもなく時間だけが過ぎてゆく。南風が一層強く吹き荒れ、まともなキャストが出来なくなったので納竿とした。


天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 南からの強い風が吹く中、釣り場に立つ。川は白っぽく濁りイマイチな感じ。しかし、ここ何回かの釣行で魚の活性が上がるタイミングはバッチリ判っている。時合を逃さないよう、準備万端整えて出撃した。トップバッターとしてTDミノーDSPを投入。数ある6cmサイズ級のミノーの中でも一昔前には「良く釣れる」という評判だったルアー。しかし、何の反応もなく、DDパニッシュ65に交換。キャストを繰り返していると、狙い通りのボイル・タイムが到来。真昼間に、こんなガバガバとボイルをしている事をいったいどれ位の人が知っているのだろう・・・そんな事を考えながらキャストを繰り返す。

 DDパニッシュ65に反応がないので、当り針を探すべく、アレコレとルアーを投入する。ラパラCD5ハクパターン攻略のキモであることは判っているので、投入するルアーはこれ以外のモノ。横風が強く、水面が波立つような状況の中で、狙っているピンポイントにキャスト出来るルアー。勿論、キャスト性能だけでなく、釣れるのが大前提だが。ラファエルラパラCDエリート75アスリートS5.5デプスレス75S。どれも反応がないので、仕方なくラパラCD5を投入。

 しかし、今日の風の中で、ラパラCD5をコントロールするのは至難の業。少しの間、キャストをしてみたが選手交代。取り出したのが、ローリングベイト66。過去の実績から、ローリングベイトは77サイズが一番釣れると思っているのだが、ベイトサイズを考えると、ワンサイズ小さい方が良さそう。キャストをした後、即座に早引きを始めリアクションバイトを狙う。この作戦がバッチリ効いて、少しして本命魚66cmをキャッチ。

 更なる追加を期待してキャスト&リトリーブを繰り返したが反応なし。徐々にベイト群が移動したのか姿を消し、周囲で度々起こっていたボイルもなくなった。南風が更に強まり、小型ルアーをキャストするのはとても難しくなってきたので納竿とした。


天気:晴れ 水温:14.0℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ)

 早朝からの釣行。朝は釣れないことが判ってはいるものの、普段どおり早く目が覚めてしまうので出撃した。アスリートF9から始め、ボラコノマグクリスタルミノーラパラCDエリート75ラパラCD5など、アレコレ投げてみるが全く釣れる気配はない。無風状態でベイトは不在。水面は静まり返っている。余りにも魚っ気がないので、持参したサンドウィッチを食べたり、ベランダで栽培しているイチゴのアブラムシ対策用にテントウムシを捕ったりして、ちょっとのんびりしながら過ごす。

 ワンチャンスもないまま、気が付けば5時間以上が経過。普通ならとっくにギブアップして帰宅しているだろう。しかし、「絶対にベイトが動き出し、ボイルが始まる」という確信を持っていたので、その時が訪れるのをじっと待っていた。そして、ついにその時が到来。何の前触れもなく、目の前でボイルが起きた。しかも、2連発。ベイトが弾け飛んだ。すかさず、竿先にぶら下げていたラパラCD5をキャスト。反応がないのでレッドヘッドから金黒へと色を変えてみると、即座にバイト。しかし、フッキングには至らなかった。

 反応があったポイントに繰り返しラパラCD5を投入するが、ボイルすれどもルアーに食ってこない。風が吹き出し、水面が波立ち始めたので、ラファエルをキャストし水面を漂わせるように泳がせると狙い通りのヒット。ここで、まさかのフック折れで魚を逃してしまった。針掛り重視で、トラウト用の細軸フックを装着していたのが失敗。ストラクチャーに入られるのを恐れて少々強引に引き寄せたのも原因だろう。手元に伝わった感触からすると、サイズはかなり良かったに違いない。

 今朝、無風だったのが信じられないくらいの強風になってきた。ラパラCD5ラファエルでは、狙った場所にルアーを撃ち込めず苦戦。小型のルアーで何か使えるモノはないかとボックス内をじっと見つめる。摘んだルアーがアスリートS5.5管理釣り場シマゴンのイワナ狙いで使っていたヤツ。フックはもちろん太軸ソルト系に交換済みで万全を期す。キャストを開始して間もなくヒット。45cmのフッコをキャッチ。ラファエルのフックを折った魚はこんなヤツではなかったハズ。暫らくキャストをしていると再びチャンス到来。今度の魚はデカかった。丁寧にやり取りをしてキャッチした魚は、堂々の70cm。やはりこれ位のサイズの魚がいたのである。因みにルアーは丸のみだった。

 天気情報サイトで確認すると現在の風速は7〜8m/sらしいが、実際はそんなもんじゃない。立っていると体が前に押し出される位の爆風になってきた。このような状況下で、さすがにボイルはなくなったが、本命魚はまだ潜んでいるハズ。信頼のデプスレス75Fに交換し、周囲を探っているとガツンときた。サイズは小さそうなので一気に引き寄せる。キャッチした魚は50cm。今日はこの魚で打ち止めとなった。


天気:晴れ 水温:11.5℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ、ヘラブナ)

 前日からちょっと冷え込み、水温は12℃を下回っている。前回までの釣行で、ハクパターンの攻略方法が見えたので、ボイルが起きるタイミングさえ合えば釣果は間違いなし。ワクワクしながらキャストを始めた。トップバッターはラパラの新商品、ラパラCDエリート75。日本のハンドメイドを手本にして作ったかのような上品な作りに、釣具店の店頭で思わず衝動買い。しかも各色まとめて大人買いをしてしまったヤツだ。魚を釣るよりも先に、私の方が釣られてしまった感が漂うが、思わず買いたくなってしまうような出来の良さ。ラパラ社自慢の新商品なのだろうから、釣果は既に保障されたようなもの。「後は釣るだけ」って感じでキャストリトリーブを繰り返す。

スズキ 13KB 期待に反して魚からの反応はない。ボイルどころか、ベイトは不在で周囲は沈黙している。中潮の満潮に向って水位が上昇している最中なので流れも弱い。ラパラCDエリート75が釣れないルアーなのではなく、食いっ気がある魚がいないのだ。満潮からの下げに入ってからが本番だと心に言い聞かせ、それまでは周囲をキョロキョロ見ながら、ルアーをアレコレと交換し静かに様子を伺う。

 1時間半程、竿を振ったが全く魚っ気がないので釣り場を移動。潮通しの良いワンドのカドに立ち、暫らくキャストを繰り返したがこちらも無反応。ここでも1時間半程粘ってみたが、明らかに魚がいない感じがする。結局、最初の場所にトンボ返りする。潮が切り替わり、徐々に川の流れが強くなってきた。アスリートF9デプスレス75Fボラコノ等を投入し時合を待つ。

スズキ 10KB 南風が強まる中、キャストミスでストラクチャーにぶつけ、リップがもげてしまったラパラCD5の虹鱒色から、お気に入りのド派手なトロピカルカラーに交換。ベイトの姿が見え始めてきたので、期待しながらキャスト&リトリーブを繰り返しているとチャンス到来。ツインパワーC3000HGのドラグが滑ってラインが引きずり出される音が周囲に鳴り響く。慎重に魚を寄せて無事にキャッチ。サイズは思っていたよりも小さな56cmだった。

 近くで竿を振っていた若い釣り人が、「釣れないので帰ります。ボイルしているのは見えるけど。」と丁寧な挨拶をして帰っていった。確かにその通り。大量のボラっ子(ハク)が押し寄せて来ると、スズキの捕食行動は、とても大胆に、かつセレクティブになるようだ。しかし、その気難しいスズキが釣れるルアーは確実にある。ここ数回の釣行で、導き出した1つの答えはラパラCD5だ。

巨ベラ45cm 9KB 周囲に釣り人がいなくなって間もなく、再びチャンス到来。小さくコツッと手元にアタリが伝わった瞬間、竿をピシッと鋭く立てると、直後に水面が割れてエラ洗い。サイズは先に釣った魚より明らかに大きい。ブッシュの中に潜られないよう、丁寧に誘導して無事にキャッチ。ラパラCD5に反応した魚のサイズは65cm。因みに色は、レッドヘッド。どうやらルアーの色は関係なさそうだ。

 水位が極端に下がってきたので場所を移動。キャストを始めると直ぐにヒット。しかし、エラ洗いはせず、ノラリクラリと泳ぐばかり。引き寄せてビックリ。45cmの巨ベラがスッポリとラパラCD5を咥えていた。その後、再びチャンスがあったが、エラ洗いでルアーを吹き飛ばされてキャッチミス。続いて、川底に当り針を引っ掛け、悪戦苦闘して回収。ポイントを荒らしてしまったのでギブアップした。


天気:雨時々曇り 水温:14.5℃ pH:不明
釣果:5匹(スズキ)

 前日の釣行で、難攻不落、恐怖のハクパターンを攻略する糸口を見つけた感じ。昔から、ハクパターンにはトップウォーターか極小ルアー、もしくは間逆のビックサイズルアーの投入が有効だと思っているのだが、今の時期の攻略方法は、ラパラCD5を使った管理釣り場バリのノーアンション・ストレートリトリーブではないか。これを実証するため、散在したルアーボックスやダンボールの中に入って休眠状態にあったラパラCD5をガサガサと掻き集め、フックをソルト系太軸フックに交換。準備万端整えて出撃した。

スズキ 6KB 釣り場に到着し、いきなり極小ルアーから始めるのも芸がない感じ。トップバッターは昨日、その実力を示したアイルマグネットDBから。数投目でガツンと明確なアタリがあったがフッキングには至らなかった。このルアーで反応する魚がいるのなら、あえて極小ルアーなんて投入する必要はない。暫らくの間、キャストを繰り返したが二度目のチャンスは訪れない。それどころか、ルアーを何度も通しているところでボイルが始まった。完全に私が使っているアイルマグネットDBは見切られている。

スズキ 9KB 即座にタックルをウエダからルナミスに持ち替え、ラパラCD5を投入。リトリーブをするとカツン、カツンと鋭いアタリが2連続。ルアーを回収し、再び同じコースを通すと狙い通りにヒット。サイズが小さかったので一気に引き寄せてキャッチ。開始10分もしない内にフッコ級(45cm)を手にした。リリースして数分後、またしてもヒット。ボイルした付近にルアーを投げ込み、ストレートリトリーブを始めると、いきなりルアーをひったくられた感じ。続けざまに42cmをキャッチした後もバイトの連発。

スズキ 8KB やはりラパラCD5は、ハクパターン攻略のキモだったようだ。ボイルしている付近にルアーを通して、40cm43cmを連続キャッチ。ベイトが周囲にいなくなったので場所を移動。ストラクチャー周りでボイルしている場所を見つけてラパラCD5を投げ込む。何度目かのキャストで43cmを追加した。

 少しして、ベイトの群れがラパラCD5では届かない距離にまで離れてしまったためルアーを交換。このポイントで実績があるK-TEN BKS9をフルキャストして様子を伺う。一度だけヒットしたのだが、引き寄せる際に逃がしてしまった。これを最後に魚がいなくなり、何を投げても反応がなくなったので納竿とした。本日はフッコ級どまりの5匹だったが、ハクパターン攻略方法の検証が出来たのでとても有意義だった。


天気:晴れ 水温:13.0℃ pH:不明
釣果:9匹(スズキ)

 前日は雷を伴うまとまった雨が降り、早朝にも関わらず爆風が吹き荒れている。強い濁りがある状態で、最初に竿先にぶら下げたのは旧タイドミノースリム。スリムとは言いがたいマッチョなボディで、周囲の水を強く押しながら泳ぐ。とっくの昔に生産中止になっているが、私にとっては未だ現役で、濁っている時にはとても効果があるルアーだ。暫らくの間、広範囲に探りを入れたが反応がないため交換。入手してから1匹も釣っていないハウンド125Fオルカを試す。実績の無いルアーは、心理的に使い続けることが難しいため、早いタイミングで次のルアーに手を伸ばす。

スズキ 10KB 続いて、選んだのはアイル・3Gリップレス125F。キャストの際にガチンッと力強い音を立てるので、壊れるんじゃないかと心配するが問題はなさそう。流心狙いでキャストを開始すると、僅か数投目でガツンときた。朝イチ、目の前でド派手にエラ洗いを連発するスズキを見てドキドキしながら徐々に引き寄せてキャッチ。いかつい顔をしたルアーをガップリと食っていた魚は62cm。こんなルアーで狙ったイメージで釣れた時は、サイズの大小に関係なくとても嬉しい。

ZBLシステムミノー139F 9KB 更なる追加を求めてキャストを繰り返したが不発。爆風の中、流心を目掛けてK2F122エアオグル85S+アイルマグネットミノー120Fサイレントアサシン140Sを投げまくる。1時間程経った頃、岸際近くでボイルが始まった。ボラっ子(ハク)の群れに襲い掛かっているのは40〜60cmのフッコ達。先ずはベイトサイズに関係なく、本命魚が口を使ってくれるコモモから反応を見る。ボイルが起きる場所は決まっているので、ピンポイント狙いでルアーを通す。このルアーはとても不思議で、捕食しているベイトのサイズが小さいにも拘らずバコンと出たりする。期待を込めてキャストを繰り返したが、今回はワンチャンスもなかった。

 バブルクランクZBLシステムミノー50SフェイクベイツS50アイルマグネットミノー90Fなど、次々に投入すれども、見事なまでに見切られている感じ。ルアーが通過する真横でボイルが何度も起き、心臓の鼓動は高まるのだがルアーには全く食いつかない。本命魚は確実に手が届くような近くにいるので、何か反応するルアーがないかとボックス内をガサガサとやってみる。手に取ったのがアイルマグネットDB。アイルミノーの初代リップレスモデル。このルアーは、これまで何度かマイナーチェンジを繰り返しているが、昔のモデルが釣れない訳ではない。むしろ、私の中では、旧モデルの方がお気に入り。怖い顔つきだが普通に釣れてしまう優秀なルアーで、常にボックスの中に入っているルアーだ。

スズキ&ラパラCD5 11KB 期待通り、使い始めて直ぐに答えが出た。ルアーをガップリと咥えたのは、先程より一回り大きくなった67cm。たまたま釣れたのか、このルアーだからそこ釣れたのかは不明だが、ルアー交換をしてまもなく釣れた時は、「狙って釣った」という感じがして達成感は高い。更なる追加を期待してを投げまくるが反応がない。その一方、立ち位置近くで派手なボイルが時々起きる。持参したルアーをアレコレ投入した結果、ヒットしたのがラパラCD5。ガバガバと激しく暴れた本命魚は50cm。やっぱりラパラは、他のルアーとはワンランク違うのである。

スズキ&ラパラCD5 11KB 水位が急激に低下する中、上流から大量のベイト群が下ってくる。その中を貫くようにZBLシステムミノー139Fを通していると、突然、川底から銀色に輝く魚が上がってきて、ガボッとルアーを吸い込んで反転。この瞬間をしっかり見ていたので、慌てることなく巻きアワセでしっかりとフックセット完了。ヒットポイントが岸際近くだったので、お遊びせず一気に引き寄せてキャッチ。サイズは65cmだった。僅か5cmのルアーに反応する魚がいる一方で、14cmもあるルアーに反応する魚がいるから面白い。"マッチ・ザ・ベイト"なんて事も良く言われるが、何が真実なのか判らないのがルアーフィッシングの魅力か。

スズキ&ラパラCD5 13KB ベイトの群れが大きく移動しているようで、ルアーが届く範囲のボイルは少しずつ沈静化。サイレントアサシン99Fフーター80Fなどで最終チェックをした後、場所を移動する事にした。次の場所でも追われているのは、ボラっ子。サイズは3〜4cm程度の小さいヤツ。そこで竿先にぶら下げたのは、ラパラCD5。キャスト を始めて10分もしない内に、狙い通りにガツンときた。エラ洗いを何度も繰り返すスズキを逃がさないよう、ラインテンションを常に掛けながら徐々に引き寄せる。キャッチしたのは、ベイトをたらふく食べて丸々と太った65cm

場所を移動してキャストを始めたら、余りにも簡単に釣れてしまった。リリース後、気を良くしてキャストを再開すると、またしてもヒット。一昔前、管理釣り場シマゴンに淡水スズキが入っていた頃、足しげく通って腕を磨いた成果が今ここに・・・って感じで竿を立て、魚をストラクチャーから引きずり出そうとした瞬間に痛恨のライン切れ。本日のアタリ針を一瞬にして失いガックリくると共に、スズキの口からルアーが外れることを祈るばかり。

ラパラCD5&ハク 13KB 幸いスペアのラパラCD5を持っていたので、急ぎラインシステムを組み直しキャストを再開する。ロストしたルアーとはカラーが違うので反応が違うかも・・・。アップクロスでキャストをし、流れに合わせてノーアンションのストレートリトリーブ。ラインはしっかりと張り、リールのハンドルは人差し指一本で回す。何か違和感を感じたら、間髪をいれずフッキングをする管理釣り場と同じ釣法だ。数分後、再びチャンスが巡ってきた。明確なアタリはなかったが、指先に違和感を感じたので竿をピシッと煽ってみると、いきなり水面が割れて本命魚がエラ洗い。素早く糸フケを取って、魚とのファイトを始める。

スズキ 11KB ベイトを追い掛け回している魚は元気満点。先に釣った魚より小振りだったがスリリングなファイトを楽しませてもらった。パックリとラパラCD5を咥えていたこの魚は55cm。そして、ここからは怒涛の入れ食いタイムが始まった。フレッシュなボラっ子を6匹も吐き出した魚は45cm。続いて、「巨鯉を引っ掛けたか?」と思うほど、縦横無尽に走り続けたのが、ランカー級の71cm45cmを釣った後だったので、一気にサイズアップしたこの魚にはキャッチするまで結構時間が掛かってしまった。

 70cmUPを釣り上げてポイントを荒らしてしまったので、これで打ち止めかと思いきや、ボイルはまだ続いている。ラパラCD5を投げ続けているとコツンとアタリが竿を持つ手に伝わった。すかさずフッキングをしてファイトに備えようとしたら、相手は思いのほか小さくてスルスルと寄ってくる。ひょいっと水中から抜き上げたのは41cm

 更なる追加を期待してキャストを繰り返したが、ベイトの群れが徐々に移動し、周囲に魚っ気がなくなってきた。Dコンタクトレンジバイブ55ESなど、小型のルアーをアレコレと新たに投入したがアタリはない。ベイトの姿が見えない中、これ以上粘っても無理っぽかったため納竿とした。今日は久しぶりの大漁。遠い昔に買った、オールドスタイルのラパラCD5をロストしたのは痛かったが、満足度の高い釣行だった。


天気:曇り 水温:13.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 新型コロナウイルスが国内に広がり、人との接触を極力避けて生活する自粛生活が始まった。私がやっている釣りは、早朝自宅を抜け出し、周囲に誰もいないような釣り場でポツンと独り竿を振り、時間が来たら何処にも寄らずに家路に着くというスタイル。閉塞感漂う今日この頃、休みの日は朝から釣り場に出掛け、鳥のさえずりを聞きながら竿を振る。ストレス解消にはもってこいの趣味だ。今朝の釣り場は少し冷え込み、吐く息が白くなっていた。もう少しネオプレーンの手袋を使うことにする。

 今回も全体的に浅いワンドに釣行。釣り場に到着したとたんに目の前でボイル。大きな捕食音と共にベイトが弾け飛んだ。水面に出来た波紋からすると60cm後半から70cmくらいのサイズ。いちなりの御挨拶にテンションが急上昇した。先ずは岸と平行にエスフォー7を丹念に引く。水面にモコモコと波を立てながら引くルアーにドバンッと出るのを期待したが不発。続いて、極小のポップRを使い水面のベイトを演出したが、これも不発に終わった。

 この間もボイルがアチコチで起きるので、気が気じゃない。早く反応するルアーを見つけないと、ベイト群が消えうせると共に、本命魚も何処かに消えてしまう。デプスレス75Fローリングベイト77フェイクベイツ50S月虫SR浮ブルースコードC90シャッドラップSR5SR7などを相次いで投入。中潮で満潮に向う潮のタイミングなので、徐々に水位が上がって来ている。間もなくボイルが終わってしまいそうだったので、兎に角、ルアーを投げまくった。最後に取り出したのが、マグクリスタルミノー。ジャーク&ポーズでワンチャンスに掛けたが、一度も魚に触れることなくギブアップ。今回も1時間半ほどで納竿とした。


天気:晴れ 水温:13.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 新年度、4月に入って最初の日曜日。午前6時前に釣り場へ到着した。ここは全体的に浅いワンドになっており、ベイトが集まりやすい場所。冷たい西風が吹き、ちょっと肌寒さを感じるくらいの気温だ。スタートはデプスレス75Fから。コンパクトなルアーだがしっかりと飛び、あまり潜らないため根掛かりは少なく、しかも良く釣れる三拍子揃った良いルアーだ。周囲を丁寧に引いていると、ボイルが始まった。ここでガツンとくれば筋書き通りだがそうは行かない様子。

 ベイトサイズが小さいので、シャッドラップSR5を投入。軽くトウィッチを入れた後、ポーズを長めにとってルアーを水中に漂わせてみる。豪州遠征で培ったワザを試してみるが、捕食音を立ててベイトを食っているスズキには全く効果なし。続いて、フラットラップ6デッドフロート8ビートルナッツSなどを矢継ぎ早に投入したが完全に無視された。残念ながら、今朝は職場へ行き一仕事しなければならない。釣行開始から1時間半で結果が出せなかった。本命魚はガボガボと捕食音を立てているので、後ろ髪を引かれる思いでこの場をあとにした。


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