フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2020年7月

天気:大雨時々晴れ 水温:23.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 朝4時に起きたのだが大雨。大雨警報が出ていたので、朝食を摂ってそのまま寝床に戻る。今年は梅雨明けが大幅に遅れており、しかも雨が降る時は猛烈に降る。昔の日本のシトシトと雨が降るような梅雨は、いつの間にかなくなってしまったようだ。ほんの少し寝るつもりだったが、気が付いたのは午前9時。完全に出遅れてしまった感があったが、手早くタックル一式を車に積み込んで出動した。

 カッパを着て釣りを始めたのだが、急に天候が回復して晴れ間が出たり、また強い雨が降ってきたりと、天気が落ち着かない。途中、猛烈な雷雨になり避難もした。これに加え、一昨日、ステラ3000に新たに巻いたデュエルのラインでトラブルが多発。キャストする度に、ラインが絡まりグシャグシャ。ラインをほどきながら、スプールを見て原因が判った。新品ラインが逆八の字に巻き取られており、キャストの際に下のラインが引きずられて一緒に放出されているようだった。

 永らく04ステラ3000を使っているが、こんなにライントラブルが発生したのは初めての経験。投げては、絡まったラインを解いてルアーを回収。キャストの度にこの繰り返しをするハメになり、温厚な私でも流石に怒れてきた。今回のライン交換では、以前使っていたラインより細くした事もあるが、長年の使用でベールの変形やガタ付きがあるのかも知れない。旧タイドミノースリムSRエンゼルキッス120K2F122などを試したが、まともにキャスト&リトリーブが出来なかったので、早々と納竿した。


天気:雨後曇り 水温:24.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 朝暗い内に出撃しようと思っていたのだが、起きたら激しい雨が降っていた。この雨の中、釣りに行くのは忍びなかったので、ゆっくりと朝食を摂って雨が止むのを待った。1時間毎の天気や雨雲レーダーによる雨雲の動きを確認し、雨が上がるのを確認してから出発した。

 釣り場に到着して、川の様子を確認する。時間帯は中潮の満潮に向けて水位が上昇する途中であり、流れは緩やかで濁りがある。予想していたよりも水位は低く、周囲にベイトの姿は見えなかった。今日は、ラパラCD7からスタート。反応がないのでラパラCD75エリートに交換し、より広いエリアをチェックした。前夜、ツインパワーC3000HGのラインを巻き変えたのだが、今まで使っていたPEラインと糸の性質が違うようで、結構な頻度でライントラブルが起きている。初めて巻いたヨーヅリのラインは、スプールに馴染むまで少し時間が掛りそうだ。

 反応がないので、アレコレとルアーを交換し様子を伺う。リップレスミノーのX-10ローリングベイト66クロスウェイクF SSRコモモアイルマグネット10.5サイレントアサシン99Fなどを試したが反応はない。釣り人が周辺にチラホラ見えるのだが、誰も釣れていないようで、次々と人が入れ替わる。

 私の筋書きでは、「満潮からの下げのタイミングで上流に降った雨が河川に流れ込み、流量・流速がアップしてスズキの活性が上がって入れ食い」。しかし、そのようは気配は全くなく、余りの魚っ気のなさに愕然とするばかり。K-TEN BKSPデプスレス75SZBLシステムミノー139FDC9バレットフラットラップ10を使って最後のチェック。やはり反応がないため、この場から撤退。対岸に渡り、ローリングベイト88の早引きで様子を見たがコツリともアタリはなかったのでギブアップした。


天気:曇り一時小雨 水温:23.5℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 朝焼けを見ながら車を走らせ釣り場に到着。タックルを準備をしている最中、何やら視線を感じたので振り返える。そこには、痩せたキツネが私をじっと見ていた。私と目が合うと、長い尾っぽを振りながら、軽やかな足取りで農道を走り去った。タヌキやイタチは時々見かけるが、長年、釣りをしてもキツネを見たのは始めてだ。珍しいものを見たので、これを吉兆ととらえキャストを始めた。

 いつもとはパターンを変え、サーチベイトとして使ったのがシンキングペンシルのレイジー。立ち位置を基点に扇状にキャストをしていると、ルアーの後ろに魚の影が見えた。ピックアップ寸前にUターンしてしまいバイトには至らなかったが、何かしらルアーに反応する魚がいることが確認できた。

 ラパラCD7に交換し、魚の姿が見えた場所を中心にキャスト&リトリーブを繰り返すと狙いどおりにヒット。魚は小さそうだが結構元気良くファイトをする。朝イチの1匹目だったのでバラさないように注意してキャッチ。魚は、このエリアではとても珍しいヒラスズキの幼魚(33cm)だった。キツネ目撃に続いてヒラフッコを釣り上げ、次の珍しいモノとの出会いに期待が膨らむ。

 中潮の満潮に向って水位が上昇する中、河川の流れはとても緩く、ベイトも見えないので釣れる気がしない。ヒラフッコを釣った後は、コツリともアタリはなく、空しい時間だけが過ぎてゆく。モルモ80フラッシュミノーFエゾミノー65ローリングベイト77などを投入し、魚の反応を見たがノーチェイス、ノーバイト。持参したおにぎりの朝食を手早く済ませキャストを再開。小雨がパラ付いたのをきっかけにして攻め方を変える。

 ボラコノエアオグル85S+ショアラインシャイナーR40SアイルマグネットDBを試したがこれらも不発。ツインパワーC3000HGに何故か急にライントラブルが増えてきたので、3度目の珍しいモノとの出会いなくして納竿。


天気:曇り 水温:24.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 中潮満潮からの下げ時で釣行。流れは緩く、水面にベイトは見えない。フーター80Fからスタートし、周囲をチェックしたがイマイチな感じがしたので、車に乗り込み移動する。川の流れを確認してからキャストを開始。最初に選んだのはラパラCD75エリート。暫らく、丁寧に探ったが反応がないのでブルースコードC90に交換。ラパラCD75エリートで探れなかった場所をチェックした。魚は何処かにいるハズだが、それらしき気配はない。

 南風が徐々に強まり、水位が急激に低下。そして、反転流が目の前に出て来た。釣れるとしたらこのタイミング。デプスレス75Sを使い、集中しながらバイトを待つ。突然、自分の横、3m程度のところの岸際で魚がガバガバやりだした。少しずつこちらに近づいてくるので、じっと見ていると正体判明。背骨が歪んで真っ直ぐ泳げない巨鯉が、水面近くを大きくうねりながら岸際を泳いでいた。魚を見たのはこの1匹。水面を泳ぐベイトは一切ナシ。何故か今日は、シラサギや鵜の姿も見えない。ラパラCD9フラットラップ8ビーチウォーカー110Sを投げまくって納竿とした。


天気:曇り後晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:2匹(スズキ)

 今年の梅雨は長引きそうで、しかも1回に降る量は災害級。兎に角、雨が物凄く降る年だ。今日は、中潮・満潮からの下げで朝から釣行。風はなく、流れは緩やかで泥濁り。対岸には既に2人組が竿を振っている。気付くかどうか不明だが、軽く手を挙げ挨拶をする。スタートはK-TEN BKS9から。毎回、高い頻度でK-TENの9cm(F、SP、S)が登場するが、今シーズンの釣果はイマイチの感がある。ざっくりとキャストリトリーブをした後にフィード105に交換。

 水面にベイトがチラホラ見えるが、ルアーには反応がない。流心は対岸近くを流れており、「釣れるとしたら先行者だろう・・・」なんて考えていたら、対岸でパタパタっ2匹上がった。こちらにも本命魚が回ってくる事を期待しキャストを重ねる。レイジーデプスレス75Sの後、ハニートラップ70Sを流心に向けてフルキャスト。ゆっくりリトリーブしていたらガツンときた。サイズは小さめだが元気が良い。水面でガバガバと暴れる魚を多少強引に引き寄せキャッチ。サイズは50cmだった。

スズキ 5KB 2匹目を期待してキャストを重ねる。に反応がないので、ローリングベイト77ヨレヨレマリブ78蝦夷ミノーアイルマグネット10.5ショアラインシャイナーR50サイレントアサシン99F同80Sエアオグル70Sマグクリスタルミノーなど手当たり次第に試したが、いずれも反応がなかった。

 魚は何処かにいるハズに違いないが、私の釣り方ではダメなのか、単純に時合が来ていないだけなのか。これ以上、粘る気力が湧かず場所を移動することにした。2か所目は実績がある場所で、いつも誰かが竿を振っているポイント。タイミング良く空いていたので様子をみる。先ずはサイレントアサシン80Sから。続いて、ラパラCD9を試す。メジャーなポイントは魚がスレている可能性もあるので、他の釣り人が使わないようなルアーを使うのも釣果UPの秘訣。

 ラパラCD9に反応がなかったので、オーストラリア遠征用にフックを交換してあるアイルマグネット10.5を取り出しフルキャスト。ブリブリと泳がせていると、僅か数投目で食ってきた。魚は小さそうだったので、お遊びナシで一気に引き寄せてキャッチ。サイズは53cmだった。更に追加を期待しキャストを重ねたが、急激に晴れ上がり日差しが強まった。水面にチラホラ見えていたベイトは沈み、魚っ気がなくなった。ローリングベイト77ビーチウォーカー90Sを投入して反応を見たがワンチャンスもなく納竿した。


天気:曇り後雨 水温:20.5℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ)

 早朝、小雨が振る中、ほっとしながらカッパ姿で釣り場に立つ。実は到着時、タックルを準備している最中にランディングネットがないことに気が付いた。記憶を辿ってくと昨晩の釣行の際、釣り場に置いたまま帰ってしまった事に気が付いた。慌てて車を走らせ、昨夜、竿を振っていた場所に行くと・・・雨に濡れたネットが草むらの中に鎮座していた。一晩中、雨が降り続き夜釣りをする人がいなかったのが幸い。また、早朝から竿を振る人もいなかったようでWラッキーだった。ランディングネットは、魚を痛めるのでリリース前提の釣りでは極力使いたくないのだが、足場が高い所での釣りには必要不可欠なアイテムなのだ。

 置き忘れたランディングネットの回収で20分以上のタイムロス。天気予報によると、少しして相当強い雨が降るらしいので少しの時間も無駄にしたくはない。フィード105から始め、アクルマグネット10.5ビーチウォーカー110SDC9バレットを次々に投入していると、雨脚が強まり釣りをしていられないくらい降ってきた。30分程、雨宿りをしながら持参した朝食を食べる。雨が小降りになったところで釣りを再開。何となく、雰囲気が変わったので期待していると、サイレントアサシン99Fにドカンと出た。開始僅か5分、手にしたスズキは60cm。まだまだ魚はいる感じがするので、手早くリリースして次の1匹を狙う。

スズキ&サイレントアサシン99F 9KB 再び竿が曲がったのは15分後。またしても真っ黒な雨雲が近づいてきて、雨脚が強まってきた時にヒット。先に釣った魚より、明らかに大きいことがファイト中に判るほど激しく抵抗する。慎重に魚とやり取りをしてキャッチしたのが、堂々とした70cmサイレントアサシン99Fを丸呑みしていた。更なる追加を求めてキャストを始めたが、周囲が霞むほどの激しい雨が降ってきたため、愛車に逃げ込んで雨が止むのをひたすら待った。

 因みに今着ているのはシマノのゴアテックス製カッパ。お値段はグッと高いのだが、雨降りの日はとても快適に過ごせる。兎に角、このカッパは体が濡れず、不快なムレも少ない。今年のような強い雨が沢山降る梅雨には、とても重宝している。高価なリールや釣竿の最高機種を買い求めるより、ワンランク下げて浮いたお金で、高性能なカッパを購入する方が賢いと思っている。リールや釣竿の価格差と性能差は、とても判りにくいのだが、カッパの性能の違いは明らかに実感できるので、出来ることならカッパにお金を掛けよう。

 車中でテレビを見ながら、時折、国土交通省のX-RAINレーダーで雨雲の動きを確認する。雨が上がったのは1時間後。釣り場に経つと、水位は上昇しており、大量のゴミが流れてきていた。どうやら上流部で相当な雨が降った模様。本来なら、中潮の干潮時間にあたるので水位はぐっと下がっているハズなのだが、目の前を流れる川は暴れているかのよう。流れが穏やかな所を探して、ピンポイントでルアーを投げ入れる。フラットラップ10ショアラインシャイナーR40Sデプスレス75Sなどを使ってテンポよくチェックしたが不発。粘っても無理っぽかったので撤退した。


天気:曇り後雨 水温:22.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 夕マヅメのゴールデンタイムで釣行。中潮満潮からの下げのタイミングで、水位は高く濁りは強い。残念ながら流れは予想していたよりも緩くガッカリ感がある。スタートはX-10。リップレスミノースタイルだが体高があるため、ロッドワークでヒラを打たせる事が出来るルアー。比較的、流れが弱い場所で以前は良く使っていたが、最近再び気になってボックスの中に入れている。

 周囲を丁寧に撃ったが反応がなく、続いてフーター80Fに交換。メーカーから新商品モニターとして提供を受けたが、期間中に結果が出せず悔いが残っているルアーだ。難しいことを考えずに、投げて巻いて・・・ヒラ打ちした時にドカン。ってイメージしているのだが、こちらの勝手な想像通りに物事は進まない。

 定番ルアーのK-TEN BKF9に交換し、暫らく探ったが反応ナシ。どうやらエリア内に魚が入っていない感じ。エアオグル70SLMを投げ、ヒラヒラと泳がせたり、ボトム付近を探ったりしたがこれにも反応がない。攻め方を変えるつもりで、普段は使わないフィード105を投げる。開始間もなく、いきなりガツンと竿を持つ手に衝撃が伝わり、ラインがリールから一気に引き出された。本命魚のスズキだったら超ランカー級に間違いないのだろうが、相手は多分、巨鯉。延々と走られ止める事が出来なかったが、途中でフックオフした。

 開始1時間が経過した頃、真っ黒な雲が押し寄せてきた。アイルマグネットDBZBLシステムミノー139Fを投げまくっていたが、猛烈な雨が振ってきたのでギブアップ。タックル一式を片付け車の中に入った時には、フロントガラスに打ち付ける雨で前が見えなくなるぐらいだった。


天気:曇り後晴れ 水温:22.0℃ pH:不明
釣果:4匹(スズキ)

 前日に続いて、今回も早朝からの釣り。先行者がいなかったので当初の予定ポイントに入れた。水位は高く、流れは弱い。全く釣れる感じはしないのだが、活性が上がるタイミングかあるハズ。今日はじっくりと竿を振る覚悟で望む。トップバッターはZBLシステムミノー139Fから。これで反応があれば、後が楽なのだがかすりもしない。続いて、K2F122F、そしてビーチウォーカー110SショアラインシャイナーR50を投入し、様子を伺う。

 徐々に夜が明け、シラサギ達がねぐらから巣立って餌場へと飛んでゆく。日が昇るにつれ、クマゼミが鳴き始める。キャストを開始した頃には確認できなかった川の水色を見ると、濁りは前日よりも酷くなっていた。見るからに釣れそうもない程の濁り具合なのだが、上流で雨が降っていなければ濁りは時間と共に解消されるだろう。濁りの時に威力を発揮するエンゼルキッス120アイルマグネットDBを投入すれども反応はない。

カニを食うカマキリ 6KB 気持ち的には釣れそうもないので帰りたくなっているのだが、「状況が変わるかも知れないのでもう少し頑張ろう」と自分に言い聞かせる。気分転換で釣り場から離れ、周囲を散策しているとびっくりするような光景を目撃した。なんと葉っぱの上でカマキリがカニを捕まえてバリバリと食っているではないか。こんなの見るのは初めて。慌ててカメラを取り出し写真を撮った。そして、ベランダで栽培しているイチゴの害虫対策でアマガエルを捕まえる。数匹いれば、夜飛んでくる蛾の類を食べてくれるだろう。

スズキ&ビーチウォーカー110S 9KB 朝食で持ってきたおにぎりを食べて気合を入れなおし、キャストを再開する。使うルアーはサイズダウンし、ストラクチャー周りを重点的に探ってみた。X-80SWアイルマグネットF9ハニートラップ70SビーフリーズS・・・トウィッチングやジャーキング、リフト&フォールなどアレコレとアクションを変えて誘ってみたがいずれも不発に終わった。

 早朝は無風だったのだが、南風が突然強くなってきた。川の流れとは逆方向なので水面が激しく波立つ。一度も魚を釣ったことがないハウンド125FオルカからアイルマグネットDB、続いてアイルマグネットF10.5に変えた時に、時合が始まった。オーストラリアのヒンチンブルック島でのバラマンディ釣りを想定して極太ソルト系フックを装着しているアイルマグネットF10.5に食らいついたのは65cmのスズキ。これまで何時間も竿を振っていても反応がなかったのに、突然、ルアーを引っ手繰られとても驚いた。

スズキ&ビーチウォーカー110S 12KB 体がよろける位の爆風の中、キャストを続ける。ビーチウォーカー110Sのトウィッチに反応したのが75cmのスズキ。当エリアでは、このサイズが今の時期の最大クラスだろう。ベイトをタップリと食っているようで腹が膨らんでいた。更なる追加を求めてキャストを続ける。エアオグル85S+サイレントアサシン129Sレンジバイブ70ESなど、飛距離を確保しつつ広範囲を探る。

 本命魚の群れが移動してしまったようで、魚の反応がなくなった。しかも、まともにルアーを投げられなくなるほどの爆風になってきたのでこの場から撤退。風を避けられる場所へと車を走らせた。竿先にぶら下げたルアーはローリングベイト77。今シーズン、バツグンの釣果を出しているルアーだ。風の影響も受けにくいので、ストラクチャー狙いをしてみたが、アタリはなかった。

スズキ&ビーチウォーカー110S 9KB 続いて、投入したのがビーチウォーカー110S。固定重心のルアーで、重量もあるため横風に負けずに飛んでゆく。ローリングベイト77では探り切れなかった流心をチェックする。するといきなりのヒット。狙いが大当り。波立つ川の真ん中で、大きな頭のスズキが激しくエラ洗いをした。何度も力強く、竿を引き込む強い本命魚に主導権を取られまいと、ぐっと堪えて徐々に引き寄せてくる。足元にはフトラクチャーが潜んでいるため、無理強いは禁物。沖合いで十分ファイトさせてから引き寄せる方が安全なのだ。無事にキャッチしたのは銀ピカに輝く70cmのスズキ。海から川に上がってきたばかりのような美しい魚体だった。

 流心には、まだまだ魚がいるハズ。手早くリリースしてキャストを再開。すると僅か1投目で再びヒットした。ファイトの様子からサイズはダウンしてそうだったが、爆風の中での魚とのやり取りはスリリング。キャッチした魚は62cmだった。この魚も写真を1枚だけとって直ぐにリリース。更なる追加を求めてビーチウォーカー110Sをキャストを再開する。数投でヒットするのではないかと待ち構えていたが、空しいキャスト&リトリーブが続く。どうやら、流れの中心が対岸の方へ移動してしまったようで全く反応がなくなった。本日はこれにて終了。爆風の中で4匹釣り、とても満足感の高い釣行となった。


天気:雨一時曇り 水温:不明 pH:不明
釣果:4匹(スズキ)

 早朝からの釣行。前夜から雨が続いていたので、自宅でカッパを着込んで車に乗る。予定していた場所には、残念ながら先行者がいたので次の場所へと車を走らせた。予想していたよりも水位は低く、あれっ?って感じになったが、流れはそこそこあり、濁っている。スタートはK-TEN BKF9。ざっくりとチェックしたが反応がないので、デプスレス75Sに交換。K-TEN BKF9では届かなかった範囲を含めて丁寧に探る。釣り開始後30分、急にリールを巻くハンドルが重くなった。何だろうと思っていたところで、いきなり竿先が引き込まれた。ハンドルが重くなった時には既に魚はルアーを咥えていたに違いない。慌ててハンドルを素早く巻いてフッキング。水面で激しくエラ洗いをするスズキをいなしながら引き寄せキャッチ。サイズは63cmだった。

枝豆おにぎり 9KB 案外あっさり釣れたので、2匹目を狙う。キャスト再開2投目で再びヒット。今度は明確なアタリが竿を持つ手に伝わってきた。しかし、残念なガらフッキングには至らず、ガックリと肩を落とした。他にも魚がいるハズなのでキャストを続けたが反応ナシ。ルアーをアレコレ交換しながら様子を伺う。ZBLシステムミノー9Fローリングベイト77ラパラCD75エリートデプスレス75FアイルマグネットDB9アイルマグネットF9など、試してみたが無反応。どうやら魚の群れが移動してしまったようだ。

スズキ&ビーチウォーカー90S 7KB 朝食として持参した、このところお気に入りの枝豆入りのおにぎりを食べながら少し休憩。ポイントも休ませて、スズキの群れが戻ってくるのを待つ。南風が吹き始め雰囲気が変わってきたのでキャストを再開。ショアラインシャイナーR40Sを投げていると狙いどおりにヒット。サイズは小振りになって55cmだった。時間の経過と共に水位が少しずつ上昇している。南風も更に強まり、水面は波立ってきた。釣りをするには少し荒れたぐらいの方が良いので、気持ちが上がってくる。

スズキ&ショアラインシャイナーR40S 8KB サイレントアサシン99Fの後に投入したデプスレス75Sで1匹バラし、その後、久しぶりに投入したビーチウォーカー90Sがドンピシャではまった。ルアーを交換して間もなくのヒット。流れが強い流心の中に75cmが潜んでいた、サーフで使えるルアーは、河川での強い流れの中でも使えるのでお試しあれ。なおもビーチウォーカー90Sをキャストし続けていると、再び良型がルアーを吸い込んだ。相手はタフな魚で私を手こずらせた挙句、岸際のストラクチャーに潜り込みルアーを外して逃げていった。目視で70cmUP確定の良型だったので、逃したのはとても悔しかった。

 気を取り直してキャストを再開すると、ビーチウォーカー90Sにまたしても強烈なバイト。しかし、残念ながらフックアップせず。その後、K-TEN BKS9DC9バレットを投入した後、ショアラインシャイナーR40Sにガツッとヒット。サイズが良さそうなので、慎重にやり取りをして徐々に魚を引き寄せる。キャッチしたのは76cm。ベイトをたらふく食べたグッドコンディションの魚だった。その後は、目の前を無作法なボートに横切られ魚が拡散。岸から釣っている人の前を、何故そんなスピードで走り抜けるのか理解しがたい。怒鳴っても相手に声は届かなかった。

 ボートが横切った頃から、雲行きが急に怪しくなってきた。国土交通省のX-RAINレーダーで雨雲を見ると、物凄い雲がこちらに押し寄せて来ているのが判明。魚は釣れそうもないので、慌てて片づけを済ませ車に乗り込む。座席に座ったタイミングで、周囲が白くなるほどの猛烈な雨が降って来た。ギリギリのセーフって感じでびしょ濡れにならずにすんだ。


天気:曇り後雨 水温:不明 pH:不明
釣果:0匹

 大潮、満潮からの下げのタイミングで釣行。釣り場には既に2人の先行者がいた。相手が気付くか判らないが、軽く手を上げて挨拶をする。サイレントアサシン99Fから始め、K-TEN BKF9に交換。小一時間経ったころ、この釣り場の常連さん2人がやって来たので情報交換する。この釣り人のお気に入りルアーは私と同じくK-TEN。カラーは、やはりRH。お互い、随分昔からこのエリアで竿を振っているので、度重なる河川改修される以前の頃の釣り場の様子などを話しながら、古き良き時代の話で静かに盛り上がる。

 適度な濁りはあるのだが、流れが弱く、水面にベイトも見えない。マグクリスタルミノーフラットラップ8デプスレス75Fエゾミノー95など、アレコレと投入する。暫らくして先行者が50〜60cmのスズキを釣ったのが見えた。魚はいるようだが、私の射程距離内には入ってきていない感じ。明らかに私の前は流れが弱く、ベイトの姿も見えない。

 ショアラインシャイナーR40X-80SWローリングベイト77などを投入すれどもコツリともアタリはない。上流に移動し、葦際からの流れ込みをローリングベイト77でチェックすると、すぐさま反応あり。しかし、フッキングには至らず、思わず呻いてしまった。魚がいるのは判ったが、チャンスはこの1回だけ。その後は、コツリともアタリはなく、雨が降ってきたので納竿とした。


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