フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2020年11月

天気:晴れ 水温:16.5℃ pH:不明
釣果:5匹(スズキ)

 今日は大潮周り。水位が下がる日中は、普段見られない川底の地形やストラクチャーを確認するため釣り場を歩き回った。平らな地形かと思っていた場所が思いのほか凸凹していたり、意外な所にクイが並んでいたりと大変参考になった。そして一旦帰宅して、夕方からの釣行に挑んだ。静かにウェーディングを開始したが、岸際にベイトがいないことに気が付く。水温が徐々に下がる中、魚達は何処かに移動してしまったのかもしれない。

 竿を振り始めたのは、大潮・満潮からの下げのタイミング。どんなルアーを使うか迷ったが、先発はブーツ120。重心移動機構など入ってないのに、軽いキャストで飛距離が伸びるルアーなので、以前からお気に入り。アップクロスでルアーを投げ、流れに合わせてリトリーブを繰り返す。時折、強めにジャークして捕食音を演出したりしたが無反応。続いて、シードライブを投げまくったが、こちらにも反応はない。

 全く魚っ気がなかったので場所を移動。外灯とマンメイドストラクチャーが作り出す明暗部狙いに切り替えた。水中を覗き込んでいると、クロダイらしき魚が悠々と目の前を泳いでいる。すかさず竿先にぶら下がっていたシードライブを投げ込むが完全無視。魚体に当たるぐらいルアーを寄せたが逃げもせず。ボックスの中に忍ばせてあるフェイクベイツS50を送り込んだが、これにも反応せず姿を消してしまった。

 流れが強くなってきた頃、水面でライズが始まった。明暗部の境でセイゴらしき魚がパシュパシュと音を立てて何かを食べている。ブルースコード90Cからワンダー60に交換し、ポイントにルアーを流し込むと直ぐに反応があった。カラーを数種類試したが、反応が良かったのはピンク系。魚のモジリが見える所や、ピチャピチャと音がする方にルアーを投げると即座にバイト。25cm前後のセイゴを5匹続けてキャッチした。大潮周りの時合はとても短く、突然、魚の気配が消えうせ、ルアーに全く反応しなくなった。持参したルアーをアレコレと試したがワンチャンスもない。気温も低下してきたため、午後7時に納竿とした。


天気:晴れ 水温:17.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 今日は大潮で満月。月明かりが眩しいくらい天気が良いと釣れる気がしないのだが、今回はいかに・・・竿を振ってみないと答えは分からないので夕マヅメから出撃した。タイミングは満潮からの下げに入ったところ。水位が高いことを見越して、今回は普段使わないシードライブを持って来た。このルアーは、飛距離が出ないので使う場所がとても限られている残念なルアー。今宵はアップクロスで投げて明暗部を漂わせ、ストラクチャーにも絡めて潜んでいるスズキを引きずり出そうと考えた。

 事前にイメージしていた通りの感じでルアーは操作できるのだが、一番肝心な魚が反応しない。何度となく繰り返したがギブアップ。続いて、グースZBLシステムミノー139Fハニートラップ95Sカルトラフラッタースティックを投入。ストラクチャーに沿って潜んでいるであろう魚を狙い打ちした。しかし、全く反応はない。この場を諦め、移動してシャローエリアを探ることにした。

 葦際を歩きながら流れを確認しつつ、魚がいそうな所を探ってゆく。メインに使うルアーはエスフォー11。アップクロスで投げて流れに合わせてリトリーブ。下流でターンさせてゆっくりとルアーを回収する。絶対何処かに魚は潜んでいるハズなので、神経を集中してキャスト&リトリーブを繰り返したが不発。やはり月明かりが眩し過ぎるのか。粘っても釣れる気がしなかったので午後8時過ぎに納竿とした。

 帰宅後は怪我をした指のメンテナンス。怪我をした時には、キズ跡を残さずに治せるジョンソン&ジョンソンキズパワーパットを愛用している。絆創膏を剥がす際に再生した皮膚を剥がしてしまうのではないかと、これを剥がす時には毎回ドキドキする。キズを確認するが、ダービー大会でフックが刺さって怪我をしてから1週間が経ったが未だ治らず。釣りに行くたびに指先を酷使しているので治りが悪いのは自分のせい。きっと安静にしていれば治りは早いのだろうが、結構な深さで肉をえぐられたので再生までに時間も掛かっている感じだ。


天気:晴れ 水温:17.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 中潮、満潮からの下げ狙いで出撃した。水温は18℃を下回り、徐々に魚っ気かなくなってくる頃だ。今日は無風なので釣りをするには良いコンディションだが、果たして魚はいるのか・・・。Xクロスを竿先にぶら下げ、少しずつ移動してはキャストの繰り返し。何処かに魚がいるかもしれないと丹念にチェックしたが反応はない。続いて、食わせのフラットラップ8を試す。ラパラの様なミノーに反応する魚がいれば、とても楽しい釣りが出来そうなのだがコレにも反応ナシ。

 流心を狙ってストリームデーモン140をブン投げ、流れに合わせてリトリーブする。数日前にいた魚は何処にいったのやら。アガケ120クロスウェイク111SSRボラコノZBLシステムミノー139Fを次々と投入し様子を伺ったが、何のドラマも起きず時間切れ。もう少し粘りたい気持ちもあったが、指先の怪我の状態も気になっていたので午後8時過ぎにギブアップした。


天気:晴れ 水温:18.0℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 ぎじたまダービーが無事終わった昨日、午後から少し雨が降った。今日になると西風が強まったが、天候は回復したので夕方から出撃した。先ずは、アシ前のシャローエリアでアガケ120エスフォー11を使い魚を探す。水温は一雨あっても18℃をキープしていたので、まだ本命魚は河川の中に残っているハズ。少しずつ移動しながらキャストを重ねてチャンスを伺った。

 狙っていたシャローエリアではルアーに反応する魚がいなかったので、ルアーをハニートラップ95Sカルトラに交換。水深がある少し上流へと移動し、キャストを開始した。ぎじたまダービーの最中、フックが右手人差し指に刺さり負傷したので、キャストやラインコントロールが上手くできない。ザックリと肉が裂けている指先を絆創膏で保護しているのだが、キャストを重ねていると血が滲んでくる。キャスト時にラインをホールドする人差し指を怪我しているのでキャストは毎回安定しない。

 へなちょこキャストで流れがヨレている場所へルアーを投げ入れ、リトリーブを始めると狙い通りにガツンときた。ヒット直後はスルスルと寄ってきたので小さい魚だと油断したが、途中から激しいファイトを繰り返しキャッチするまでは結構手こずった。岸に引きずり上げたスズキのサイズを測ると72cm。大会優勝魚よりも大きな魚をポロリと釣ってしまった。更なる追加を狙ってキャストを重ねるが反応はない。いつも思うのだが、数釣りが出来る人と、私の様に単発で終わってしまう釣り人との違いって何だろうか。釣り大会で数釣りをする人は、率直にやっぱり凄いと思う。

 その後、フラッタースティックZBLシステムミノー139Fストリームデーモン140XクロスSSRなど、アレコレ試して魚を探したが、再び竿が曲がることはなかった。ジンジン、ズキズキして血が滲む指先を見ながら、早く怪我を治さなければと思うばかり。


天気:晴れ 水温:18.0℃ pH:不明
釣果:0〜8匹(スズキほか)

 今年で19回を数える"ぎじたまダービー"がいよいよ開幕した。今年は新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し、開催中止を考えていた。しかし、これまで参加した方々からメッセージを頂いたりして、開催に向けて舵をきったのが9月後半。最小限の運営方法で、もし何かあった時には関係者の皆さんに極力迷惑を掛けない方法をアレコレと考えた。そして、辿り着いたのが原点回帰・・・ぎじたまダービー黎明期の頃を思い出しながら、対象魚はシーバスのみ、参加者を1/3程度に限定、釣具店やメーカーの協賛を受けず、大会事務局となるテントの設営やフリーマーケットもナシ、検量時間も短縮し大幅に運営方法を見直した。

大会事務局 9KB もともと、オープンエリアの屋外での釣り大会なので、大会に参加して感染するという機会は少ないハズ。しかし、念のため、「静岡県イベント開催における感染予防方針(令和2年10月2日版)」及び内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室長の通知「11月までの催物の開催制限等について(令和2年9月11日)」に準じ、手指消毒用アルコールの設置、受付時などの非接触型体温計による体温測定、マスク着用と感染確認アプリCOCOAの推奨、体調不良者の参加禁止を呼び掛けるなど、出来る範囲での対応を行っての開催とした。

受付 9KB 例年は、協賛の依頼から始まり、参加者名簿の整理、協賛品の受け取りと配分、30個を越すダンボール箱の確保、近隣釣具店への挨拶周り、大会会場へ荷物の搬入など、膨大な労力を掛けているので大会を開催当日は既に疲れ切っているのだが、今大会は簡素化したため、事前・当日の準備も順調で体調も万全でスタートした。

 初日は大会運営ボランティアさん達の支援を受けて、予定よりも早めに事務局が立ち上がった。今年は参加者の皆さんに魚が釣れたら専用掲示板に書き込んでもらう方法をとった。ファーストフィッシュの報告は午後6時過ぎ。これで"大会参加者全員がノーフィッシュ"という悪夢のような恐ろしい状況にならずに済んで一安心。受付を午後7時まで行い、事務局は撤収した。

検温場所 9KB 大会初期の頃は参加者が少なく自分自身も竿を振る時間が確保でき、3年連続 準優勝という記録も残していた。しかし、近年は参加者増加に伴い、釣り場を目の前にしながら竿を振る時間を確保できないという憂き目にあっていた。今回は気兼ねなく竿を振ろうと、釣り場へと車を走らせた。

シーバス検量 10KB 竿先にぶら下げたのは、このエリアにバッチリはまっている感じがしているエスフォー11。シャローエリアを少しずつ移動しながらキャストしていると、開始30分も経たない内にバコーンと出た。絶対にバラしたくなかったので慎重に対処し、岸に引きずり上げる。ヘッドライトに浮かび上がった魚のサイズは目測で70cmクラス。フックを外そうとペンチを持つ右手を魚に近づけた時に突然、魚が暴れてフックが人差し指にブスリ。フックが指に刺さった状態で魚が跳ね回った。カエシの付いたフックはザックリと私の指の肉を裂いて外れ、指先からはドバドバと血が流れ出る。

シーバス検量 9KB 幸いフックが抜けたので良かったが、もしフックが抜けずにいたら確実に病院行きのパターンだったに違いない。魚の処理をしつつ傷口を押さえ止血をして、車へ乗り込む。魚を釣った直後でもありアドレナリンが出ているからか、痛みは弱かったが出血が止まらない。暫らくの間、指先を高い位置にホールドし安静にしていた。

表彰 10KB 血が止まった感じがしたので、傷口に絆創膏を貼る。このまま一旦帰宅するか、もう少し竿を振るか迷ったが、まだ魚はいそうな感じ。ジンジンと脈打つように強く痛み始めた傷をかばいながらキャストを再開した。エスフォー11に反応がないため、飛豚73プロップクロスウェイク111SSRなどを投入。小一時間竿を振ったが、出血は止まらず、指先の具合が芳しくないため帰宅。

 専用掲示板では釣果報告が相次ぎ、気が気じゃなかったが、さすがの私もギブアップ。他の参加者はどうしてるのだろうかと思いつつ、傷の手当をしてから布団に潜り込む。大会中、帰宅して寝るなんて過去にはなかったことだ。

優勝カップ 10KB 午前6時、大会検量場所へ行き事務局を立ち上げる。午前6時半にはボランティアスタッフも集まってくれ、検量体制も整った。私が釣った魚を検量したのは、釣り上げてから10時間が経過。魚は死後硬直でカチカチに硬くなっていた。検量したところ70cmに僅かに届かない微妙なサイズ。釣った直後のフレッシュな魚体を測定していれば、もっと大きかったのかもしれない。参加者の魚が持ち込まれたのは午前7時過ぎ。一人で何本も釣り上げ、爆釣劇を味わった参加者もいた。ストリンガーのフックが足りなくなって、釣りをするのをやめたというツワモノも。ヒラメやタチウオも上がったようだが、今大会は対象外。

優勝賞品 13KB 午前8時に検量終了、直ちに集計し結果発表した。特別賞は大漁賞のみとしたが、1人で8匹も釣った高梨さん(袋井市)が受賞。そして、優勝は大会主催者の私。大会スタートしてから19年目にしてやっと優勝できた。恒例のジャンケン大会はナシ。新型コロナ感染リスクを避けるため、集合写真もナシ。片付けと周囲の掃除も済ませて午前9時半に撤収した。様々な制約の中、今大会に参加いただいた皆さん、ありがとうございました。楽しめたでしょうか?お疲れ様でした。

第19回 2020ぎじたまシーバスダービー
“原点回帰”
19年目にして主催者が優勝!!
トロフィー 5KB
大会詳細はコチラ
優勝魚は69.5cm
2020大会 優勝 9KB
参加者30名のうち、6名26匹のシーバスを検量に持ち込み。
優勝者は新品ルアーと釣り関係グッズの推定総額7万4千円を総取り!!




天気:晴れ 水温:19.5℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 大潮、満潮時からのスタート。今宵は最初からセイゴ狙いをメインにして、タックルは11ツインパワーC3000HGシマノ・ルナミスの組み合わせ。ライトが点灯され、明暗部が出来た頃を見計らってフェイクベイツS50を投げ始めた。直ぐに結果が出るかと思いきや、そんな簡単ではなかった。川の流れが止まってしまい、全く釣れる気がしない。下げ潮が効いて流れが出るまで、ユラメキ、月虫(浮)などを投入して、魚が動き出すまで待つ。

 開始1時間が経過した頃、急に流れが出始めて、上流からゴミが流れるようになってきた。これをきっかけに、水面でライズする魚が出てきた。蝦夷ミノーを投げてみるとバイト連発。魚が小さいようでフッキングしないのがとても悔しい。何度目かのバイトでようやくフッキングが決まり、ゼイゴ(20cm)をキャッチ。この魚は、何かを沢山食べていたようでお腹がポッコリと膨れていた。

 セイゴの数釣りを楽しもうと思っていたのだが、バイトはあれどもフッキングせず、暫らくして反応がパタリと止まってしまった。そこで、この場から退散。下流のシャローエリアで表層系のルアーで一発狙いに切り替えた。XクロスSSRから始め、コモモシャロートプスアガケ120を投げまくっていると、ライントラブルでお気に入りのアガケ120をふっ飛ばしてしまった。先般、修理した04ステラ3000と同様、ここ暫らくライントラブルが相次いでいたので、ライン巻取り時は常に注意していた。しかしこの時は、スプール内にピョン吉が出来ていたことに気づかず、フルキャストした際にライン同士が擦れてブレイクしたようだった。長いラインが付いたままルアーをロストするという惨めなミスにテンションがダダ落ち。リーダーシステムを組み直す気力も湧かなかったので、即座に納竿を決定。午後8時で切り上げた。


天気:晴れ 水温:18.5℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ)

 昨夜の釣行では、捕食音が時々聞こえていたので、とても気になっていた。この大潮が過ぎると魚が移動してしまう可能性が高いので、今の内に釣っておきたいと今日も出撃。タイミング的には大潮、満潮からのスタート。竿先にぶら下げたのはソルティージャック。魚は反応するが、構造的な特性からかフッキングが悪く、20cmを超えるサイズなので収納性も劣るという曲者。おまけに飛距離も出ないため、使うシチュエーションが限られ徐々に使わなくなり、釣り場に持参するルアーボックスからいつの間にか消えて使わなくなってしまった存在だ。

 ゆったりとしたフォームで上流側に投げ込み、流れにあわせてゆっくりとリトリーブする。この場所は、さほど飛距離を出さなくて良いポイントなので周囲に本命魚がいれば確実に食ってくるハズ。そんな期待をしながら暫らくの間、キャスト&リトリーブを繰り返したが反応はない。ルアーをハニートラップ95Sカルトラに交換し、探りを入れたが、こちらにも反応はない。

 ライトが作り出す明暗部をブルースコードC90で探っていると、セイゴらしきライズが始まった。大潮のため時合は短そうなので、セイゴがいる内に釣っておこうと、お守り代わりにいつも持っているZBLシステムミノー50Sを投げ入れると狙い通りにヒット。20〜25cmのセイゴを2匹釣り上げた。更なる追加を期待してキャストをしたが、急に魚っ気がなくなったので場所を移動。

 葦前に広がるシャローエリアに移動し、ソルティージャックアガケ120クロスウェイク111SSRエスフォー11を投げまくる。風はなく、水面は穏やかな状態。夜空を見上げてリトリーブをしていると、頭上から北の空に向って火球が尾を引いて流れていった。流れ星に願いを掛けたが果たして、願いが叶うのだろうか。そんな事を考えながらフラッタースティックエスフォー11を投げまくって、見事にノーバイト。どっと疲れが出てきたので午後8時半に納竿とした。


天気:晴れ 水温:19.0℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ)

 中潮の満潮からの下げ狙い、夕マヅメ時からウェーディングを始めた。トップバッターはストリームデーモン140。キャストを開始した頃は、川の流れが逆流していたが、徐々に海に向って流れ出しストラクチャー周りや馬の瀬付近には、流れのヨレが出てきた。アップクロス気味でキャストをし、流れにあわせてストリームデーモン140を流す。暫らくキャストを続けたが反応がないので上流へと移動し、ライト点灯で作られた明暗部の境でボラコノを泳がせてみる。数は少ないが水面にベイトがいるようなのでチャンスはあるハズ。明暗部狙いで暫らくの間、粘ってみることにした。

 お気に入りのZBLシステムミノー139Fで少し深い所を探った後、コモモで狙う水深を変える。このどちらかのルアーに反応する魚がいれば、今宵は楽しい釣りが出来ると期待していたが反応なし。水面を眺めながらリトリーブをしていると、ベイトが動いているのを時折確認できるので諦めずに続ける。ルアーをコモモからブルースコートC90に交換すると、直ぐにヒット。魚が小さいようなので一気に巻き上げてキャッチ。背中に色濃い黒点がある30cmのセイゴが竿先にぶら下がった。

スズキ&アガケ120 8KB スズキの幼魚は薄黒い斑点模様があり大きくなると消えてなくなるが、この魚の斑点は他のセイゴに比べて色濃い印象を受けた。もしかしたら、以前よりもタイリクスズキとの混合種が増えてきているのかもしれない。

 まだ魚はいる様子。キャストを重ねて10分程経った頃に再びヒット。サイズは25cmしかなかったが、小気味良く竿先を引き込み、私を楽しませてくれた。レイジーラビット90バブルクランクでセイゴを狙ってみたが反応なし。午後7時を回り、いつの間にか魚っ気がなくなったので下流のシャローエリアへと移動した。使うルアーはアガケ120。キャストを始めて直ぐに水面が割れて、スズキがエラ洗いをした。水深が浅く魚が潜ってファイトしないので、水面付近で激しくファイトする。徐々に岸際へ引き寄せキャッチした魚は66cmだった。

 キャストを繰り返していると、時折、少し離れた所から捕食音が聞こえてくる。まとまった群れがこのエリアに入っている様子なので、更なる追加を求めてアガケ120ストリームデーモン140エスフォー11を投げまくる。しかし、期待に反して私の竿は曲がることはなく、午後8時半に納竿となった。もう少し粘れば釣れたかも・・・そんな思いを横切らせながら帰路についた。


天気:晴れ 水温:16.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 今日は、若潮の満潮、潮止まりからのスタート。これから徐々に水位が下がる予定。新しい釣り場を探すため、少し寄り道ドライブをしながら河川敷を走る。駐車できて竿を振れる場所は限られているが、近年の護岸工事などで今まで入れなかった所まで行けるようになったのは嬉しい。タヌキや野良猫の足跡を辿りながら数箇所チェックして、本命ポイントに到着。本日のトップバッターは葦前のシャローエリアに的を絞って持参したピットブル。上流側に遠投し、流れに合わせてゆっくりとリトリーブする。

 思い描いていたのは、ピットブルのボディがフラ付いた時にガバッと出るイメージ。しかし、全く反応がない。時間が経つにつれ、下げ潮が効いてきて流れが出たのでルアーをシャロートプスに交換。ボトムは泥質で所々に凸凹があったり、ゴミが沈んでいたりと変化がある。そんな所にルアーに反応する魚が潜んでいるハズなので丁寧に探ってみた。クロスウェイク111SSRに交換し、流心近くを探っていると、40〜50cmクラスのボラが飛び跳ね始めた。

 それまでは、静かだった水面が急に賑やかになっていたと思っていた矢先、沖の流れの中でガボッと捕食音があった。やはり本命魚がいるのである。ボラはスズキに追われて逃げていたのかも。クロスウェイク111SRを何度も流すが無反応。ピットブルXクロスSSRも不発。エスフォー11ブルースコードC90ラビット90コモモアガケ120など、相次いで投入したがコツリともアタリはない。

 いつしか、ボラは跳ねなくなり、緊張感にかけるキャスト&リトリーブを繰り返すことになった。午後7時半過ぎ、夜空を仰ぎ見ながらリトリーブしていると、一筋の流れ星(火球)が時間を掛けて落ちて行った。急いで願い事を唱えキャストを続けたが、天に私の願いは届かずノーバイトで納竿となった。


天気:晴れ 水温:16.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 強い西風が吹く中、午後からの釣行。竿先にぶら下げるのは、久しぶりに水へ漬けるオリジナル・シャロートプス。このルアーが販売されたのは、コモモ系のシャローを引けるリップレスミノーが各社から相次いで販売された頃だったか・・・。シャロートプスは、リップがあってもシャローで引け、リップがあることで根掛りも回避しやすい事を示した、今はなきザウルスの物作りに対する意地を見た感じだった。このルアーで楽しい思いを随分したのだが、製造元が変わり形状も変わってしまったので、今となってはオリジナルモデルは希少な存在。潜るレンジは最近のシャローを引けるルアーよりも少し深く潜ってしまい、ロストするのが怖くて使うのを控え、結果的にいつの間にか使わなくなってしまった逸品だ。

 釣行開始、僅か5分でヒット。「さすがオリジナル・シャロートプス!!」と思いきや、直ぐにフックオフ。ヒットした際、激しく首を振った感じが竿を持つ手に伝わってきたので、ルアーに反応した魚は岸際近くの浅瀬に潜んでいたコチだったのかもしれない。セカンドチャンスを期待して周囲を探ったが不発。ルアーをクロスウェイク111SRに変え、沖にある馬の瀬を中心に狙ってみた。しかし、この狙いもハズレ。一旦、水から上がり上流に向ってトボトボ歩いていると、自転車に乗った人懐っこそうな爺さんが登場。御挨拶をしながら話をすると、連日、近隣でハゼ釣りを楽しんでいる様子。携帯電話の写真を見せてくれながら「釣れるハゼの大きさは20cm位。昨年に比べ、明らかに魚の数が少なく、マダカもあまり釣れていない」とのこと。

 ハゼはスズキのベイトフィッシュ。エサが少なければ、エリアの中にいる捕食魚の個体数も少ないのかもしれない。ルアーに反応する魚を探すため、ルアーをアレコレと交換しながら、少しずつ移動してワンチャンスに賭ける。オリジナル・シャロートプスコモモエスフォー11ブルースコードC90ストリームデーモン140等を投入すれどもドラマは起きず、いつもより早めの午後7時に退散した。


天気:晴れ 水温:18.5℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 今宵は、修理から戻ってきた04ステラ3000ウエダCPS-892FX-Tiのタックルを用意し出撃。既に部品供給されなくなったステラには別のリール部品を組み込む修理となった。こんな事を繰り返していると、いつかは中身が別物・・・まるでテセウスの船のようになってしまうのではないか。そんな事を考えながらリールの感触を確かめつつキャスト&リトリーブを開始した。強い西風で波立つ水面の直下を、エスフォー11XクロスSSRで探る。反応がないのでアガケ120にチェンジ。このルアーはXクロスSSRよりも浅いレンジを泳ぐようで、波立つシチュエーションでは使いにくいことが良く判った。

 続いて投入したのが、昼間、中古ルアーを探しに出掛けたお店で見つけたエスフォー・マークU128を試す。良くも悪くもなく印象が薄く、何となく物足りなくてオリジナルのエスフォー11に戻してしまった。少しずつ下流に移動しながらキャストを重ねたが、ワンバイトもなく時間だけが過ぎてゆく。一旦、河川から上がり堤防をトボトボと歩いて上流へと入りなおした。明暗部をエスフォー11で探ったが不発。攻める水深を少し下げるためにコモモに交換。キャストしてリトリーブを始めるといきなりガツンとルアーを引っ手繰られた。

 さすがコモモ。一時代を築き、同様の派生ルアーを生み出した実力は今も健在。掛けた魚は足元でオートリリースとなったが、流心で元気良くファイトしたスズキは65cm程度。ルアー交換後の1投目で出たので驚いた。更なる追加を期待して、コモモに続いて投入したクロスウェイク111SRに1バイトあったがフッキングには持ち込めなかった。この後は、アタリすらなく、午後8時にギブアップした。


天気:晴れ 水温:19.5℃ pH:不明
釣果:1匹(キビレ)

 西風が吹く中、夕マヅメ時にウェーディング開始。先日の釣行は、全く風がなく水面が真っ平らで月明かりが眩しいくらいの状況だったが、今回は水面が風で波立っている。こんな時の方が魚はルアーに反応しやすいので、期待を込めてキャストを開始した。スタートはZクロー。このルアーはS字形アクションの元祖とも言われるジョインテッドクローの原型となったルアーだ。ペンシルベイトでありながら、リトリーブすると水中でフラフラと泳ぐ。ルアーのボリューム感もあいまって、上流から流れてくるフナやボラを演出できそうな事を思い立ち、暫らく開けていなかったルアーボックスから取り出してきた。

 フルキャストでややアップクロスに。沖にある馬の瀬を狙って、ルアーを流す。ドカンと出るのを期待して何度か繰り返していると、立ち位置から数m横、葦際でボイルが2回起きた。魚は流心にいるかと思いきや、私の直ぐそばにいたのである。ルアーをエスフォー11に交換して、葦と平行にルアーを引いていると狙い通りにズボッと出た。しかし、魚はエラ洗いをしない。直線的な鋭い突っ込みをするファイトは明らかにスズキではない。慎重に引き寄せ、ヘッドライトで照らすとキビレ(35cm)だった。

 他にも魚がいるようなので2匹目を狙うが不発。クロスウェイク111SRを試したがこれにも反応ない。狙いをキビレに絞るため、実績がある月虫SR(浮)月虫(浮)を使い、少しずつ下流へ移動しながら岸際に広がるシャローエリアを丁寧に探った。岸際にベイトがいるので、きっとチャンスがあるだろうと思っていたが1バイトもない。狙いを変更し、Uターンして流心付近を再度チャックする。アガケ120エスタエスフォー11は不発。明暗部にラビット90を送り込んでも反応はない。午後8時前にギブアップした。


天気:晴れ 水温:20.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 大潮周り、夕マヅメのタイミングで釣り場に立った。水温は満潮に向って上昇中。しかも風は全くなく、水面はとても穏やかな状態。釣れそうにない雰囲気が色濃く漂っているが、ルアーを投げてみなければ釣れるかどうか分からない。トップバッターは久しぶりにボックスの中に入れてきたシンキングリップレス・ミノーのエスタから。個性的なボディシェイプと可愛らしい顔つきが私の好み。ワイドなS字を書いて泳がせながら魚の様子を伺う。

 岸際の葦周りにベイトが寄っている様子。エスフォー11に交換し、岸と平行にルアーを引いてみるがこれにも反応なし。上流で餌釣りをしている家族連れの人達はセイゴやフナ、カメ等を次々に釣り上げて大賑わい。「餌には負けるわぁ」と思わず独り言が漏れてしまう。コモモと、クロスウェイク111SSRを使い沖にある馬の瀬付近をチェックしていいると、まさにその場所でボイルした。しかし、私のルアーには反応がなく空しいキャストが続く。

 本命魚がいるようなので、流れが切り替わるまでぐっと我慢を続ける。アガケ120を投げたり、エスフォーネオボラコノを投入したが無反応。腹が空き我慢が出来なくなったので、時合を待たずに納竿となった。


「Fishing Report」の目次に戻る。
トップページに戻る。
私へのメッセージは こちら へどうぞ。

   
Copyright (C) tamatebako