
トップ>FishingReport>2021年1月(釣行お休み)〜2月
2021/3/29 静岡県西部地区の河川
天気:晴れ 水温:14.0℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)
前夜は大雨警報が発令されるほどの大雨が降った。今年の春は週末の度に南岸低気圧が通過するため、雨になるパターンが続いている。しかも今日は大潮。絶好のタイミングのハズなので朝から出撃した。釣り場に到着すると、久しぶりの大増水。ここ数年、河川改修が進んだため恐怖を感じるほどの大増水はなくなったのだが、それでも昨夜の雨は相当降った様子。泥濁りに向ってエスフォー7を投げてみたが、泳ぎをコントロールできない。荒れた場で力を発揮するアイルマグネットDBを投入すれども、水量が多く、流れが強すぎて釣りにならない。一旦、釣り場から引き上げ、時間をおいてから釣行することにした。
4時間程してから再び釣り場に立った。水位は低下し、流れも落ち着いてきているが、さすがに泥濁り状態。岸際は泥水をかぶった後が残っており、滑りやすいので注意しながら足を進める。アイルマグネットDBから始め、エンゼルキッス120F、K2S122などを試したが反応がない。この場を見切って、次の場所へと移動した。徐々に強まる南風をモロに受けながら、潮どおしの良いワンドの角でキャストを開始。トップバッターは長年愛用している旧型コモモ。開始数投で狙いどおりにガツンと来た。
泥濁りの中から、白い魚体を翻して派手なエラ洗いを繰り返す。足場が高いので、魚の動きは良く見えるのだが、寄せてからが一苦労。苦戦しながらも無事にキャッチしたスズキは68cm。オデコに大きな薄気味悪い灰色のヒルをぶら下げた個体だった。簡単に、しかも狙ったとおりに1本釣ったので、即座にリリースして追加を期待する。コモモには反応がないため、使えそうなルアーを相次いで投入する。
アガケ120F、ストリームデーモン140、エンゼルキッス120、エアオグル85S+を次々と投入したが反応はない。風が爆風へと変わり、吹きさらしのポイントでルアーをキャストするのが難しくなったので、上流部へ移動する。ストラクチャー下流側の水が寄れている場所を集中的に狙ってみる。サイレントアサシン129F、アイル3Gリップレス125F、ZBLシステムミノー11F、ZBLシステムミノー139Fなどを試したが反応はない。いかにも魚が潜んでいそうな感じがしたのだが、ワンチャンスもなく撤退。
1本釣ったポイントに戻りキャストを始めたが、南風が西風に変わり、風速も更にアップしてまともなキャストが出来なくなってきた。ZBLシステムミノー11F、ZBLシステムミノー139Fに続き、XクロスSSR、マグクリスタルミノー105、ショアラインシャイナーR50を投入。魚がいれば必ず反応しそうな感じがしていたが、ワンタッチもない。ベイトの群れが岸際を遡上していたが、ボイルもないのでスズキを釣り上げるのは難しそう。午後2時過ぎに納竿とした。
2021/3/28 静岡県西部地区の河川
天気:曇り 水温:15.0℃ pH:不明
釣果:0匹
ソメイヨシノが満開。桜並木を通って釣り場へと向った。今日は大潮、満潮からの下げ狙い。予定していたポイントには先行者がいたので、次の場所へ入る。濁りはなく、流れはソコソコあるという感じ。デプスレス75SSを暫らく投げてみるが釣れる気がしない。周囲にチラホラと見えていた釣り人は、釣れないのでいつの間にか帰っていく。魚っ気がない場所で竿を振っていても釣れる確率は低いので、見切りをつけて釣り場を移動した。
2か所目は先行者が叩いた後だが、ベイト群が遡上してくればチャンスはあるハズ。デプスレス75SSを投げてそのタイミングを待っていると、水面にボラっ子達の姿が見え始めた。フリルドスイマーの水面スローリトリーブを試した後、アスリートF9のジャーク&ポーズをしていると岸際でボイルが始まった。しかし、ボイルは単発で、後が続かない。普段よりもベイトの数が少なく、ベイトが弾け飛ぶようなボイルは見ることが出来なかった。
シャローエリアでバブルクランクを丁寧に引いてみたが反応なし。流心付近をグラバーHi89Sで探るも、こちらも不発。この一帯の何処かに本命魚はいるハズなので、魚を探してウロウロと歩いてみることにした。全体的にベイトの姿は乏しく、見えるのは悠々と泳ぐ巨鯉ばかり。ハニートラップ95カルトラ、ローリングベイト66などを使って、早いテンポで探っていったが、コツリともアタリはない。午前9時にギブアップ。
タックルを片付けている際、テントウムシを発見。我が家のベランダで栽培しているイチゴのアブラムシ対策のため、数匹捕まえて帰る。今年は暖冬で春が早かったので、虫達の動きも早い。もう少し水温が上がり、ベイトサイズがアップしてくれば楽しい釣りが出来るに違いない。
2021/3/22 静岡県西部地区の河川
天気:晴れ 水温:14.0℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ、ボラっ子)
前日、南岸低気圧が通過し、まとまった雨が降った。今日はタイミングを見計らって昼過ぎからの釣行。全体的に泥濁りかと思いきや、濁り水とさほど濁っていない水が帯状に流れていた。狙うのは勿論、この帯の境あたり。低気圧が通過したため、西風が強く、気象データによる風速は7.2m/s。立っていると時折、体が持っていかれるくらいの爆風なので、実際の風速はもっと早いに違いない。最初に手にしたルアーは、ド定番のK-TEN BKS9でカラーは言わずもがなのRH。風が強いのでフローティングではなく、シンキングモデルを使ったが、爆風の中、まともに飛ばすことも出来ず選手交代。
二番手は、以前の釣行でボディ中央部を割ってしまったK2F122。紫外線を使って固める接着剤ボンデックを使って修復したルアーだ。キャストを開始して間もなく、狙いどおりにガツンときた。流心で激しくファイトを繰り返し、こちらに寄って来てからは何度も派手なエラ洗いをする。久しぶりの本命魚なので、慎重に対処して無事にキャッチ。サイズは58cmと少し振りだったが十分楽しませてくれた。心配していたルアーの補修部は、残念ながら接着剤が剥げ落ちてクラックが広がり、ボディが真っ二つに割れる寸前だった。高いルアーだがこれ以上の使用は無理と判断し選手交代となった。
かつてこのエリアで一時代を築いたエンゼルキッス120を試したが、爆風の中ではまともに飛ばすことが出来ず直ぐに交換。ナバロン120F、アイルマグネットDB、ZBLシステムミノー139F、ジグザグベイト80Sなどを投入したがコツリともアタリはない。このポイントに1匹しかいないなんて事はありえないので、丁寧にキャストリトリーブを繰り返したが反応がないのでギブアップ。移動することにした。2か所目は、余りの強風に立っていられず直ぐに撤退。多少風が弱い3か所目でも30分が限界。結局、1本釣ったポイントに戻ることにした。
猛烈な西風が吹き荒れる中、キャストを繰り返す。アイルマグネットミノー・ダイエット120、ビーチウォーカー110S、レアリスジャーク110SP、アイルマグネットF105、サーフドライバー等を投入。岸際には遡上するベイトの群れが見えるのでチャンスはあるハズ。余りの強風に心が折れそうになりながらもキャストを重ねた。
ZBLシステムミノー139Fを使っているとベイトがスレ掛った。ボラの幼魚でサイズは3.5cm。もう少し大きくなってくれると、私の使うルアーにも反応するようになるのだが・・・。10〜12cmのルアーには全く反応しないようなので、飛距離には目をつぶって、ルアーをサイズダウンする。実績のあるK-TEN BKF9、ザ・ファースト90F、サイレントアサシン99Fを相次いで投入したがワンチャンスもなかったので納竿とした。
天気:晴れ 水温:10.0℃ pH:不明
釣果:0匹
今日は中潮満潮の下げのタイミングで釣行。自宅を出る際には無風だったが、釣り場では少し強めの風が出てきていた。風速は5.4m/s、北西からの冷たい風だ。水温はこのところ下がってきており、10℃しかない。先ずはミニファットラップで近回りを丁寧に探る。立ち位置付近の水面や水中を凝視してベイトを探すが、その姿は全く見えない。反応がないのでアスリートF9に交換。アップクロスで投げ、流れに合わせてルアーを流しながら、トウィッチを入れたりジャーク&ポーズで誘ったみたがこれも不発。
風が一層強まる中、ローリングベイト77をブン投げて早巻きでリアクションバイトを狙ってみた。これにも反応する魚はいない様子。次にジグザグベイト80Sで表層近くをゆっくり探ったが、ルアーを追尾する影すらなかった。開始1時間半が経過した頃、30〜40cmのボラが周囲でジャンプを始めた。水面下でスズキがボラを追い掛け回している可能性もあり、気持ちが盛り上がったが、竿はいっこうに曲がらなかった。
上流へと移動し、ストラクチャー下流側にできるヨレを狙ってみる。ヨレヨレから始め、アイルマグネットF9、レンジバイブ70ESなどで様子を伺ったがコツリともアタリはない。今日は肝心なベイトの群れを全く確認することが出来ず、ボイルは1回も見ていない。1時間もしない内にの場を切り上げ、本日一か所目のポイントに戻ったが、全く魚っ気が感じられず納竿とした。
天気:晴れ 水温:10.5℃ pH:不明
釣果:0匹
大潮満潮からの下げ狙いで朝から釣行。既に強い西風が吹いており、気象データによると風速は7.5m/s。しかし、現場では多分10mを越す風が吹き荒れている。水面は波立ち、岸際はダバダバに荒れている中、極小ルアーのミニファットラップを投げ近回りを探査。反応がないので竿先ぐらいにある掛け上がりをベビーシャッドF、アスリートF9で丹念にチェックした。1時間程経つと、波間にベイトの群れが見え始めた。フリルドスイマー75Fを使い更に範囲を広げ、食いっ気がある本命魚を探した。
なんの反応もないまま時間だけが過ぎてゆく。川の流れが強まると、岸際に沿って上流へとベイトの群れが泳ぎだした。これをきっかけに40cm位のフッコ級スズキがガボッとやり始めた。水中を偏光サングラスで覗いていると、水面に出ないまでも水中でベイトに襲い掛かり反転する魚の姿も見えたりする。まさに時合の到来。ルアーサイズをベイトの大きさに合わせ、反応するルアーを探す。
ビートルナッツS、ペラッコ、ハードコアSH60SP、シャッドラップSR5、レンジバイブ70ESなど、吹き荒れる爆風に翻弄されながらキャストを繰り返したがコツリともアタリはなく、完全に私の操るルアーは見切られていた。しかも、釣り場に立っていると体が持っていかれる位の強風になったのでギブアップ。11時過ぎに一旦釣り場から引き上げた。
車中で昼食後、仮眠して午後1時半過ぎに再スタートした。オシッコをする際、飛沫が顔に掛るほどの爆風。水位は下がり切り、シャローエリアは川底が露出している。レンジバイブ70ESからスタートし、グラバーHi89S、ハニートラップ95カルトラなどを投入したがワンチャンスもない。フッコの姿は何処かに消えうせ、全くのお手上げとなったので2時間程で納竿とした。
2021/3/13 静岡県西部地区の河川
天気:雨後晴れ後、大雨 水温:13.0℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)
まとまった雨が降ったが急激に天候が回復したので午前8時過ぎから釣行した。濁り、水量ともさほどではなく、少し期待が裏切られた感じがする。グラバーHi89Sから始め、ジグザグベイト80を使い広範囲に魚を探す。15分程キャストを繰り返したが反応がないので、下流へと移動。徐々に強まる北風に負けないようZBLシステムミノー139Fをチョイス。低い弾道でアップキャスト。流れに合わせながらスローにリトリーブをする。食いっ気がある魚がいれば直ぐに反応するハズだが、それらしきアタリはない。
30分程経った頃から、体が押される程の爆風になってきた。魚の反応もないため再び場所を移動。ベイトの群れがいる所を探しながらキャストをする。複雑な流れをするワンド入り口の角に陣取り、ZBLシステムミノー139Fから始め、ジグザグベイト80、ラパラCD75エリートを試すが不発。ベイトもいないので、更に移動する。爆風の中、ローリングベイトRB77、ハニートラップ95カルトラ、ショアラインシャイナーR50、アイルマグネットF105などを相次いで投入。風は吹き荒れてはいるが、決して悪い条件ではないので挫けずに頑張る。
K2F122に交換しキャストをしていると、いきなり横風を受けてルアーの弾道がそれ、マンメイドストラクチャーに激しく撃ちつけてしまった。急いでルアーを回収し、損傷具合を確認すると胴周りを一周する程のクラックが入っていた。ワイヤースルー構造なので真っ二つに分かれる事はないのだろうが、使い物にならないので選手交代。ZBLシステムミノー11F、ナバロン120F、ビーチウォーカー110S、サーフドライバーなど実績のあるルアーを次々と投入したがこれらにも反応はなかった。
下流のワンド角に戻ると、そこではボイルが散発していた。いつの間にかベイトの群れが差して来たようで岸際近くでバシャッ、ガボッとやっている。本命魚のスズキのサイズは50cm程度。3cm程度のマイクロベイトを食っているので、釣るのはとても難しいのを承知でチャレンジする。極小のポップRで水面をポッピングした後、シャッドラップSR5を投入。ジャーク&ポーズを繰り返し様子を伺うがワンタッチもない。
続いて、ラパラCD5、ラファエル、Dコンタクト、ローリングベイトRB55を投入。ボイルがアチコチで始まり、ベイトが黒い帯状に集まったり逃げ回ったりと賑やかなのだが、私が操るルアーには見向きもしない。ボイルする場所は決まっているので、そこにルアーを通せば良いのだが何を使っても魚は口を使ってくれない。もうこうなったら、マッチザベイトなんて考えていてもダメ。10.5cmあるマグクリスタルミノーを取り出し、豪州バラマンディ・フィッシングで習得したジャーク&ポーズを始めた。すると僅か数投目、それまで全く反応しなかった50cm級のフッコが、目の前でルアーを吸い込んで反転。確実にフッキングできたかと思ったが、直ぐにフックアウトした。
ミノーのジャーク&ポーズで反応することが分かったが、後が続かない。マグクリスタルミノーを投げまくったが不発。続いて、アスリートF9、ビーフリーズS、デプスレス75SSもダメ。その間もボイルは起きているので、バブルクランクを使ったりしたが本命魚の反応はない。気が付けば、西から真っ黒い雲が近づいてきていた。雨雲レーダーで確認すると間もなく、強い雨を伴った寒冷前線が通過しそう。風向きが急に変わり、南風の突風が吹き荒れるようになったため車中へ非難。すると、直ぐに猛烈な雨が降って来た。
丁度、お昼時だったので持参したおにぎりと菓子パンを食べて休憩する。猛烈な雨が車の屋根を叩き、強風で車体が揺れ身の危険を感じる程だった。車外に出るのは危険なため、じっと耐え忍ぶ。天候回復まで1時間半。前線が通過し、周囲が明るくなってきた。風向きが南風から西風に変わったので再スタートする。水位は少し上がり、新たな濁りがエリア内に入ってきていた。タックルをウエダから軽量タックルのシマノ・ルナミスに持ち替え、気持ちを切り替える。月虫SR(浮)からスタートし、マグクリスタルミノー、アイルマグネットF9を試していると、ベイトの群れが上流に向って泳ぎだした。ここでミニファットラップを試すことにした。そのチョイスがビンゴ。僅か2投目でヒット。小さなフックなので、バラさないよう慎重に魚とやり取りをして引き寄せる。無事にキャッチしたのは55cmのフッコ。
さらなる追加を求めて、ミニファットラップを投げまくったが不発。レンジバイブ45ES、レンジバイブ55ESを投入し、早巻きとリフト&フォールで誘う。魚は目の前にいるのは確実であるため、後は反応するルアーやアクションを見つければ良いハズ。ワンチャンスに掛けてルアーを引きまくったが、ワンタッチもなく、午後4時に納竿とした。
2021/3/7 静岡県西部地区の河川
天気:雲り 水温:14.0℃ pH:不明
釣果:0匹
朝からの釣行。トップバッターはグラバーHi 89S。キャストし始めて直ぐに周囲でボイルが始まった。食われているベイトは3〜4cmのボラっ子(ハク)。水面でベイトの群れが岸際を移動すると50cm前後のスズキがガボッと出る。グラバーHi 89Sの早巻きやトウィッチを試したが無反応。続いて、月虫SR(浮)で掛け上がりのある足元付近を丹念に探る。周囲には確実にフッコ級のスズキが数匹いるのだが、反応しない。続いて、ベイトサイズに合わせるため、ZBLシステムミノー50S、レンジバイブ45ESを投入。様々なリトリーブ方法を試したがこれにも反応はない。
シャローエリアでバブルクランクを引きまくった後、最終兵器であるラパラCD5を投入。少しずつ水位が上がる状況の中、1時間程、キャストを繰り返したがコツリともアタリはない。時間が経つにつれベイトが減ってきたので、竿を振る場所を上流に移す。ここでは、デプスレス75Sの早巻きでさぐったが不発。突然、ラインフラブルが多発するようになり、ルアーをグラバーHi 89Sに交換してキャストを始めたら、スプール内部でモモっていた部分でラインが切れ。数十メートルのラインをつけたまま、ルアーが飛んで行き川底に沈んでしまった。
慌てて残ったラインにスナップとレンジバイブ70ESを付けてブン投げる。使っていたルアーはシンキングミノー。運が良ければ水中で漂っているラインをレンジバイブ70ESが拾ってくれるハズ。数投すると狙い通りラインをキャッチ。慎重にラインを手繰り寄せて無事にグラバーHi 89Sを回収できた。今回のライン切れでスプール内に残っているラインは少なく、釣りをするのはしのびない。本命魚はいるようだが納竿とした。
帰宅後はライン交換。ライントラブルが頻発していたスーパーファイヤーライン・クリスタル(白色、1.5号、24LB、150m)から、初めて使うGOSEN 剛戦8BRAID(1号、20LB、150m)に巻き変えた。剛戦8BRAIDは白いラインマーカーが入っているピンク色のPEライン。果たしてどんなラインなのだろうか。次回の釣行が楽しみだ。
2021/3/6 静岡県西部地区の河川
天気:雲り 水温:13.0℃ pH:不明
釣果:1匹(ボラっ子)
早朝降っていた雨が止んだので釣行した。トップバッターは、このエリアでの定番ルアーであるK-TEN BKS9。本命魚がいれば必ず食ってくるであろうルアーをチョイスした。流れを意識しながら、周囲を丁寧に探るが反応はない。続いて投入したのはガマカツのTWIN SP MHを付けたジグザグベイト。Wフックなので水中に沈むストラクチャーの上を舐めるように泳がせて魚を探してみた。ストラクチャーにコンタクトした場合は、さすがにチョット心臓がドキドキする。このフックの刺さりはバツグンに良いのだが、1個200円以上。2フックのルアーは400円以上、3フックのルアーでは600円以上の経費がルアー価格に上乗せされている。根掛りしにくいだろうが、おいそれとロストする訳にはいかないのだ。
周囲を隈なく探ったが反応がなかったので下流へと移動。潮周りが良いワンド入り口の角に陣取りキャストを再開する。すると間もなく、足元の掛け上がりでフッコクラスが水面まで躍り出てマイクロベイトに襲い掛かるシーンを目撃した。水面で群れているベイトはボラっ子(ハク)。サイズは2〜3cm。周囲を観察しているとアチコチで移動してくるベイト群を川底で待ち構え、突然襲い掛かっている。水面に出ないまでも水中でギラリと反転し、マイクロベイトを食っている魚もいた。
ワンドの中に50cm前後のスズキの群れが入っているのを確認できたので、後は反応するルアーを探すのみ。シャッドラップSR5のジャーク&ポーズで一度スズキが足元まで追って来たが、水面近くで反転して逃げるのを目撃。即座にルアーを回収し、反応があった所を集中的に攻めたが不発に終わった。
ルアーの射程距離内には、確実に本命魚がいるので鼻息が荒くなる。ベイトサイズに合わせてルアーを変更。フェイクベイツS50、ZBLシステムミノー50S、ラパラCD5をメインに様子を伺ったがワンチャンスもない。反射食いを期待し、レンジバイブ55ESとローリングベイトRB66の早引きも不発。その間にも、度々、ボイルが起きてベイトが弾け飛ぶのを見て悶絶する。ルアーをサイズアップしてレンジバイブ70ES、ごっつあんミノー89Fを試したがこれらにも反応はなく、後ろ髪引かれる思いで納竿した。
本日はダブルヘッダー。夕マヅメ狙いで、午前中とは違う河川へ釣行した。減水しており川底に潜むカキ殻への根掛りを避けるため、表層をメインに魚を探す。トップバッターはポジドライブガレージのフリルドスイマー75F。表層を丹念に探っていると日没間際の薄明かりの中でボイルが始まった。食われているのは2〜3cmのボラっ子。捕食魚は40〜50cmのフッコのようだ。フリルドスイマー75Fに反応しないので、マニック95を試したがこちらにも反応はない。
ベイトサイズに合わせ、ラパラCD5、レンジバイブ55ES、ワンダー60を相次いで投入してみる。ルアーが届く範囲内に本命魚は確実にいるのだが、私が操るルアーは全く見向きもされない。日没後、完全に暗くなるとボラっ子の群れは消え去り、ボイルもなくなった。周囲の魚っ気は全くなくなり、釣れる気がしなくなったので納竿した。
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