フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2021年7月


天気:曇り後晴れ 水温:27.0℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ)

今日の潮は小潮。潮位の変化が少なく、難しいが日中の暑さを避けるため朝から釣行した。潮位のタイミングは下げ一杯。タックルを準備している最中、何処からか捕食音が2回聞こえてきた。水面を覗き込むとベイトまの群れが泳ぎ回っており、プレデター達がこれに襲い掛かっている様子。シャローエリアをバブルクランクでチェックしたが反応ナシ。上流からベイト群が下ってくるのに気がつき、レスポンダー129Fとジグザグベイトで流心付近をチェックしたが、これにも反応はない。

 続いて、プライアル・ヘタルバイブを大遠投し、ボトム付近を徹底的にチェック。キビレやマゴチがヒットするのを期待したが、この作戦も不発に終わった。カクーンを使った連続ジャークやハニートラップ95Sのスローリトリーブを試したがコツリともアタリはなくテンションが下がってきた。持参したルアーをアレコレと試したが、いずれのルアーにも反応はない。開始4時間が経過した段階で暑さにやられギブアップ寸前。一旦、竿を置き車中に戻ってエアコンをガンガン効かせて1時間弱、休憩した。

 水位が上昇したワンド内にベイトが集まり、プレデター達がこれを襲っているのに気づき、やる気モードをスイッチON。サイレントアサシン99Fから始め、スーパスプークJrTDポッパーフェイクベイツローリングベイト66ミニファットラップを相次いで投入し、反応を伺った。今日は、日差しが強まるとベイトが沈み、曇ると何処からかベイトが湧いてくる感じ。南風が強く吹き始め、水面が少し波立つと、釣り場の雰囲気が変わってきた。

 フリルドスイマーラパラCD75エリートの後、レンジバイブ70ESを投入。リフト&フォールを繰り返していると、足元でガツンとヒット。このような事を想定し、ドラグは緩めにセットしてあったので、ビックリアワセで魚をバラす事もなく無事に本命魚をキャッチ。50cmのフッコサイズだったが粘って釣ったので嬉しさは格別だった。更なる追加を求めてを投げまくったが反応ナシ。サスケブレードに交換し、キャスト&リトリーブを繰り返していると、またしても足元近くでヒットした。先に釣った魚よりも明らかに大きかったが、残念ながらファイト中にフックオフとなった。

その後、ZBLバイブ25gを試したが不発。真っ茶色の流れ出しにベイトが溜まっていたので、試しにビーチウォーカー110Sを放り投げジャーキングすると、僅か2投目でガツンとヒット。激しくエラ洗いをするスズキをいなして、60cmをキャッチした。3匹目を期待し、カクーンラパラCD9アイルマグネットDBなどのルアーを投げまくったが反応はない。雷が聞こえ始め、雲行きが急に怪しくなったため納竿とした。


天気:曇り後晴れ 水温:29.5℃、26.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 久しぶりに浜名湖でクロダイ、キビレのポッピングに挑戦。以前は、釣友達と毎週末は必ず通うほどポッパーゲームにはまっていたのだが、自宅から高速道路を使わず1時間を超える道のりは辛くなった。行きは良いのだが、帰路は眠くなって仕方がない。それでも魚がウハウハ釣れれば頑張るのだが、たまに行って魚が釣れるほど、釣りは簡単ではない事を身に染みて分かっている。様子が全く分からないので、夕マヅメ狙いではなく周囲の状況が確認しやすい早朝から出撃した。

 タイミング的には中潮・干潮のハズだが、水位は予想したよりも高く、少々面食らった。しかも水温は30℃近くもあり、水は緑色に濁っている。「選んだ場所と時期が悪かったか・・・」との考えが一瞬頭に浮かんだが、今更って感じ。過去の実績ナンバーワンであるスキッターポップSP5を使ってポッピングを始めた。狙っていた場所は、水位が高くて入れずガッカリ。岸際からのキャストで届く範囲を探るしかない。移動を繰り返し、魚を探してとにかく広範囲を探る。

 自信を持ってキャストしていたスキッターポップSP5に全く反応がなく、浜名湖育ちのポップライダーを少しずつ移動しながら投げまくる。しかし、これにも反応がないためポッピーを投入。どこかに魚がいるハズなので偏光サングラス越しに水中をチェックする。すると25cm前後のクロダイが3〜4匹連なって、岸際を行ったり来たりしているのを発見。ポッパーには全く反応しなかったので、ビートルナッツSを通り道に投入。トウィッチングして誘ったがダメ。月虫SR(浮)でカキ殻の山をコツコツと叩きながらリトリーブしたが、これも全く相手にされなかった。

 サイズは小さかったが、狙っている魚が見えたので、気持ちが上ずってきた。やはり今日はポッパーで釣りたかったので、持参したポッパー各種を次々と投入してみた。ZBLポッパー3DポッパーK0ポッパーストークエアラコブラ・・・やはりどのルアーにも反応はない。こんな時は、基本に戻り、過去の釣行で最も釣果が上がっているスキッターポップSP5に戻す。懸命にポッピングしていると何の前触れもなく、突然、バコッという音とともに大きな波紋が水面に広がった。明らかに目の前をウロウロしていた小さな魚ではなく、大きなクロダイかキビレなのだろうが、残念なことにフッキングには至らなかった。

 ルアーに反応する魚がいる事が分かったので、周囲を集中爆撃。スキッターポップSP5からフェイキードックDSポッピーへと変えてみたが、2度目のチャンスは訪れなかった。気がつけは少し離れた場所でクロダイ数匹が、尾っぽを水面上に出してヒラヒラとテーリングをしている。彼らは、カキ殻の山に頭を突っ込んで何か食べている様子。当然、狙ってはみたものの完全に無視されてギブアップ。4時間、竿を振り続けて1回チャンスがあっただけだった。

 こりまま帰るのは嫌だったので、1時間半程、車を走らせてホームグラウンドに到着。先ずはストラクチャーエリアでGドッグX(改)飛豚73プロップを使ってトップウォーターゲームをやってみる。魚がいれば直ぐに反応がある場所だが、全く気配がないため30分程で移動した。続いて足を運んだ場所は、先行者が竿を振っていた。様子をみると顔見知りのブラジル人。御挨拶をして様子を聞き、横で竿を振らせてもらう。

 スタートはプライアル・メタルバイブから。ブン投げてからの早巻きでリアクションバイトを誘ってみる。暫らくルアーを投げまくったが反応ナシ。この方法は先行したブラジル人が多分、相当やりこんだハズなので作戦変更。アイルマグネットF9を使ってジャーク&ポースを試す。南東の風が強まり始め、水面が波立ってきた。目の前に潮目があるので、粘っていればチャンスがあるハズ。一足先に帰るブラジル人を横目に、ワンチャンスを期待して浜名湖用に持って来ていたフラップスラップ柊SWX80SWサラナ95Fも投入した。

 なんのアタリもないまま1時間半が経過した頃、レンジバイブ70ESに突然ヒット。サイズは目測で50cmUPだったが、派手なエラ洗いで惜しくもルアーを吹き飛ばされて魚を逃した。なお、今回はボトムに着底させてからシャクリ上げることを繰り返していたが、シャクッた後のフリーフォールの際にヒットした。今まで全く反応がなかったが、このシャクリで反応したので周囲一帯をレンジバイブ70ESで集中爆撃。明確なバイトが2回あったがいずれもフッキングしなかった。

 その後、ローリングベイト77の早引きやプライアル・メタルバイブを投げまくったがコツリともアタリはない。暑さがピークに達した午後2時にギブアップ。天気予報では午後から曇りとのことだったが、実際はカンカン照りの猛烈に暑い日となった。結局、今回は1匹もキャッチ出来ずに納竿となった。


天気:晴れ 水温:30.5℃ pH:不明
釣果:0匹

  今日は夕マヅメ、大潮満潮前後を狙っての釣行。前日のエリアは、芳しくなかったので今日は水系を変えてみた。久しぶりに訪れた釣り場は、ポイントまでの小道が雑草で覆われ、ワイドボディの愛車では入っていけず、少し離れた所に車を停めることになった。釣りをしている最中は車から離れている時間が長いため、防犯上からは、視野に入る場所に駐車しておきたいのだが致し方ない。大潮の満潮を迎えるので水位が高いのは承知していたが、予想していたよりも遥かに水位が高く、いつもの立ち位置の場所までウェーディングは難しいような状況だった。

 スタートはシンキングシャッド。魚は広範囲に散らばっているハズなので、早めのテンポでキャスト&リトリーブを繰り返し、様子を伺った。エサ釣りをすれば、小さなクロダイやキビレ、セイゴなどが良く釣れる場所なので、平べったい体高のあるルアーを選んだのだが反応はない。続いて、アシの中に潜り込んでいるベイトを待ち構えているであろう捕食魚を狙って、スキッターポップSP5を岸と平行に引いてみた。活性が高い魚がいれば一発で出るような場所なのだが、ルアーを追尾する気配もない。

 流れが緩やかでベイトの群れは見られず、釣れそうもないので上流へと移動する。ここはガマが岸際に群生しており、この時期はフランクフルトの様な形の立派な穂を付け、風に揺らいでいる。このエリアは潮が引けば川底が露出するような場所なのだが、今日は満水でベイト達がガマの茂みの中に入り込んでいる様子。スキッターポップSP5を岸と平行に投げ、ガマとの境を丁寧に探ったが反応ナシ。水位が下がってベイトが出てこないと勝負にならない感じ。

 続いて、コストパフォーマンスがとても高いシンキングペンシルのタダビッキーをブン投げ、流心に潜んでいるかもしれない魚を探る。このエリアは本命のスズキ以外にウグイやニゴイがいるので、何らかの反応があることを期待したがコツリともアタリはない。流れは弱く、魚っ気も感じられないので10分程で作戦変更。アシ、ガマの生えるワンド内を広範囲に探ることにした。デッドフロート8のスローリトリーブで表層をチェックした後、エスタSのS字スイムで魚を誘ってみた。綺麗なS字を描きながら泳ぐルアーを注意深く目視しながら魚の姿を探したが、それらしき影は見られなかった。

 月虫SR(浮)でボトムを叩きながら、クロダイやキビレを狙ってみたが、これにも反応ナシ。日没で小魚が少し浮いてきたようなので、飛豚73フロップを引いてみたが不発に終わった。再び流心狙いでブルースコードC90を投げまくったが空振りに終わる。残された時間は、最初の場所へ戻り、ラパラCD75エリートのトウィッチングで掛け上がりに潜んでいるであろう魚にアプローチ。タイムリミットまでキッチリとルアーを投げまくったがワンバイトもなく納竿となった。


天気:晴れ 水温:28.0℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 4連休の2日目となる今日は大潮。満潮からの下げのタイミングで釣行した。予想していたよりも水位は高かったので、スタートはジッターバグで岸際を中心に探ってみる。本命魚のスズキだけでなく、岸際にはナマスや雷魚も潜んでいる可能性が高いため、リトリーブスピードを変えながら丁寧にチェックした。

 ジッターバグの岸際攻めは反応がなかったので、レスポンダー129Fを使って流心をチェックする。以前は、このルアーが朝イチのパイロットルアーとして大活躍したのだが、最近はなんとなく出番が減っている。たまに投げると飛距離が伸びてキャストするだけでも気持ちが良い。朝イチの肩慣らしにはもってこいなのである。ビュンビュン投げていると、先程までジッターバグを投げていた場所の水面が、ザワザワと賑やかになってきた。

 ベイトの群れがスクールしており、時折、何かが群れに襲い掛かっている様子。ルアーをバブルクランクに交換し、ベイトの泳ぐスピードに合わせてリトリーブしていると狙いどおり、僅か数投でガバッと出た。ルアーを咥えて直ぐにエラ洗いをする。サイズが小さかったので、一気に巻き寄せてキャッチ。38cmの背中が盛り上がったフッコだった。更なる追加を期待してバブルクランクを引いたが無反応。

 少しして釣友が登場。港の方で釣りをしてから、コチラに来たとのこと。様子を聞いたりしながら、暫らく竿を振ったが、アタリは全くない。粘っても難しそうだったので、場所を移動。水中にストラクチャーが潜むエリアへと移動した。ここでのメインルアーはスーパースプークJr。少しずつ移動しながらキャストを重ね、広範囲に魚を探した。上流へ行ける所まで歩いてUターン。帰路はバブルクランクを引きまくる。ベイトの気配がなく、流れが緩やか。ルアーを追う魚の姿はなく、釣友にもアタリがないため午前8時に切り上げた。


天気:晴れ 水温:26.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 昨日、東海地方は関東から1日遅れて梅雨明けした。今日の気温は日中、30℃を超える予想なので、釣りは気温が上がる前の朝が勝負。釣れなかったら粘らず、とっとと帰る予定で竿を振り始めた。水面を見ていると、上流からベイトの群れが次々と下ってくる。このタイミングでスズキの活性が上がると考え、気合を入れて往年の旧型コモモを投げた。活性が高い魚がいれば、開始数分で結果が出るハズだ。

 コモモに反応がなかったので、ZBLシステムミノー11Fを投入。立ち位置を基点に扇状にキャストをして、反応がなければ少し移動し再び扇状にキャスト。これを繰り返し、上流へと探査範囲を広げていった。行ける所まで行ってからUターン。帰路はブルースコードC90で様子を伺った。アップクロスに投げ、リトリーブスピードはゆっくり気味。周囲のベイト群と同調ながら広範囲に探ってみた。一応服してノーバイト。どうやら今日は難しそう。

 更に広範囲を探るため、飛び道具・・・プライアルのメタルバイブを投入してみた。最初はフル遠投の通常リトリーブから。続いて、早巻き。これで反応がなかったので、キッチリとボトムをとってリフト&フォールで魚を探す。因みにガマカツのツインフックに交換してあるので、ボトム付近を丁寧に引いても期待どおり根掛からない。ボトムにいるキビレやコチが食ってくれるかもと淡い期待を抱いていたが、空振りに終わった。

 開始1時間が経過。水位は低く流れは緩やかで、徐々にベイトの姿が見えなくなってきた。持参したオニギリをパクつきながら釣り場全体を眺めると、見えるのはコイがドヨドヨと泳ぐ姿と巨大なミドリガメのみ。この場で粘っても無理っぽかったので、車に乗り込んで次のポイントに走った。

 ここで使うルアーは、川底にあるストラクチャーに根掛からないようにトップウォータールアーがメイン。スーパースプークJrをフルキャストでブン投げ、テンポ良くドッグウォークさせながら魚を探す。キャストしたら数歩上流側へと歩き、少しずつ刻みながら周囲一帯を撃ちまくった。予定では、10mも移動しない内に反応が見られるハズだったが、延々とキャストを繰り返しても魚の影すら見えない。途中でUターンして、ルアーをTDポッパーに交換。しっかりとポップ音をさせるポッピングで魚を誘ったが不発。午前9時には日差しが強く照らしむ、とても暑くなってきたのでギブアップした。


天気:晴れ 水温:27.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 昨日の釣行では、水面に浮いていただけのルアーに本命魚が出た。2匹目のドジョウを期待して今回も大潮・満潮からの下げ狙いで朝から釣行した。釣り場に到着すると、水面で魚がもじる様子が見え、30〜40cmのボラがジャンプを繰り返していた。無風で、流れは弱いのだが、ベイト達が動いているのでチャンスはありそう。トップバッターはピーズファクトリーエスタS。表層付近を美しいS字を絵描きながら、ゆったりと泳がせてみる。良く飛ぶルアーで表層を広く探れるので、水深の浅い河川では重宝するのだが反応はなし。

 続いて、スーパースプークJrコモモジグザグベイト80Sプライアルメタルバイブを相次いで投入。10〜15cmのボラの子が見えるのでチャンスが来るのを忍耐強く待つ。しかし、1時間もキッチリと竿を振ってノーバイト。気分転換にバブルクランクで岸際のシャローエリアを流してみたが、ルアーを追う魚影すら見えず心が折れそうになった。

 川の流れを見ながら持参したオニギリを頬張る。活性の高い魚がいれば開始10分もしない内に反応があるハズ。1時間竿を振ってコツリともアタリがない場合は、明らかに時と場所がズレている。じっと我慢して活性が上がるその時を待つか、さっさと見切って別の場所へ移動するか判断を迫られる。ベイトはエリア内にいるので、食後に一服してから、もう少しココで粘ってみることにした。

 休憩後に取り出したのがアイルマグネット120ダイエット。一昔前のルアーだが、飛行姿勢が良く十分な飛距離が確保でき、しかも頑丈で良く釣れるルアーだ。ブンブン投げて、グリグリ巻いて、それでも反応がなければジャークして・・・。やはり今日はスズキが反応してくれない。フラットラップ11蝦夷ミノー11を試した後、攻め方を変えて湾ベイトサスケブレードも投入してボトム付近を探ってみた。これにも反応はなく、最後の勝負で信頼あるラパラCD9ZBLシステムミノー11Fタイダルを投げまくったが完敗した。

 車に乗り込み次のポイントへ移動。ここではトップウォーター縛りの釣りを展開する。TDソルトペンシルLD-Fから始め、ポップMAX飛豚73プロップTDポッパーを使い、少しずつ移動しながら魚を探す。ボラは跳ねるのだが、ルアーを追尾するような魚の気配はなく、1時間少々でお手上げ状態。このまま帰宅するのはシャクなので、再び朝の釣り場に戻ってみた。タックルの準備をしていると散歩中のおっちゃんが声を掛けてきて、クロダイやカレイが釣れただの、エイが掛かって大変だったと、アレコレ話をしてくれた。彼はいつの話なのか、場所は何処なのかも告げることもなく一方的にペラペラと話し、ヨロヨロと歩き去る。その姿を見て、自分の老後を想像してしまった。

 徐々に強まってきた風に翻弄されながら、最初に投げるルアーを考える。今回、永らく自宅のストックボックスに眠っていたタイドミノー90Sを持ってきたのを思い出し、これを手にとって竿先にぶら下げた。何処かに必ず本命魚は潜んでいるハズなので、広範囲にチェックする。水位が下がり流れも弱いが、強風で水面は波立ち釣り人のプレッシャーは誤魔化せそう。キャストを繰り返したが反応がないので、ローリングベイト77に交換。通常リトリーブから始め、ジャカジャカ巻き、続いてリフト&フォールまで試したがコツリともアタリはなかった。最後にメタルバイブを大遠投。高速リトリーブで反射食いを期待したが、ワンタッチもなく、ギブアップした。


天気:晴れ 水温:24.5℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 大潮・満潮からの下げ狙いで朝から釣行。先ずは、ド派手なオレンジ色をしたラパラフラットラップ10を試す。周囲を一通り撃ち終わった後、レスポンダー129Fに交換。暫らくこのルアーで表層を探っていたが反応がない。キャスト後、スマホが鳴ったのでルアーを回収せずそのまま浮かべて届いたLINEメッセージを読んでいると、ガバッと捕食音がした。音がしたのは、私のルアーが浮いていた所。そして弛んでいたラインがピーンと張り、竿先がクイッと引き込まれた。慌ててスマホを胸ポケットに押し込み、リールのハンドルを巻く。

 向こうアワセでフッキング動作も何もなく、水面近くで暴れる魚を一気に引き寄せた。バックリとルアーを咥えていたのは45cmのフッコ。"狙って釣った"訳ではなく、明らかに"釣れちゃった"という1匹。ほっとけメソッドとか言う呼び方もあるが、意図せずヒットしてしまった感じ。とりあえずボウズは免れ、チョット嬉しかった。因みに、この魚は、釣り上げてからもバタバタと激しく暴れ、口からは溶けたザリガニを吐き散らした。川底にいるザリガニをたらふく食べているにも関わらず、浮いているルアーにも食らいつく育ち盛りの食欲旺盛なヤツだった。

吐き出したザリガニ 8KB 他にもトップに反応する魚がいるかも知れないので、スーパースプークJrを投げまくる。ドカンと出れば楽しいのだが、残念ながらそんなに甘くなかった。続いて、食べごろサイズのサイレントアサシン99Fで、周囲を丹念に探ったがこれも不発。ちょっと攻め方を変えてカクーンSPのスロージャークで様子を伺ったが、カスリもしなかった。徐々に南風が強まる中、旧型コモモを使う。長い間、使い続けたこのルアーが急に飛行姿勢が乱れるようになった。ルアーを回収して、左右に振ってみると重心移動の錘が動いていないことが発覚。いつもBOXの中に鎮座していた当たり針のピンクヘッド色は、残念ながら本日で引退となった。

 気がつけば、1匹目を釣ってから2時間以上が経過。立ち位置から遠く離れた所に潮目が出来ているため、飛距離が稼げるルアーを使う。アイルマグネット120FダイエットアイルマグネットDBハニートラップ70SZBLバイブ80SSレンジバイブ80ESUZUチンパンエアオグル85+などを投入したが無反応。試しに普段は出番が少ないサイレントアサシン140Sルドラ130SPも投げてみたがコツリともアタリはなかった。

 キャストを繰り返している最中、対岸にキツネがヒョコヒョコ歩くのを目撃した。アチラさんも、私に気づいたようで、じっとコチラを注視している様子。タヌキやイタチを目撃するのは度々あるが、キツネはとても珍しい。カメラで撮影しようと体を動かしたら、尻尾を振りながらササッと走り去ってしまった。キツネの祟りとは思わないが、魚っ気は全くなくコツリともアタリがなかったので、今回は早めに切り上げた。


天気:晴れ 水温:23.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 永らく履いていたスパイク底の長靴がいよいよボロボロになったので新調(税込価格 3,278円)した。これまでは、ゴムが劣化してアチコチがヒビ割れ、長靴のクセに水の中に入れない酷い状態のモノを履いていたので、可愛らしい長靴を買ってもらった子供のように嬉しさが込み上げてくる。しかし、油断は禁物。たとえスパイクピンがあっても滑る時にはズルッ滑るのである。堤防から釣り場へ降りる際、湿った土面で見事に滑って驚いた。

 今日の狙いはクロダイとキビレ。大潮の満潮からの下げで、水位がどんどん低下する状況下、まだ足元に水がヒタヒタと残っている堰堤に立ちキャストを開始した。ポップMAXでエリア内をザックリと探った後に、スーパースプークJrのラトル音を響かせながら丁寧にキャスト&リトリーブを繰り返す。水色は丁度良い感じで濁りが入っており、流れもそこそこある。確実にルアーへ反応する魚がいるハズだと、少しずつ移動しながらキャストを繰り返した。ルアーをGドッグX(改)に交換し、比較的早いテンポのドッグウォークをさせているとバシュッとアタックがあった。ルアーにタッチした感じではなかったため、直ぐにフォローキャストを入れたが反応はなかった。

 その昔、野池のフローターフィッシングで使っていたマンズ・ベビー1-バジンクランクをまず投入。続いてモルモ80チャグペッパーJrスキッターポップSP9TDポッパーバイトラッシュを試し、ワンチャンスに賭けたが全く反応がない。3時間、竿を振り続けていたが、魚の顔を見ることはなくギブアップした。

 このまま帰宅するのは、ちょっと残念なので様子を確認するため別の河川に立ち寄ってみた。タイミング的には、干潮の潮どまり前後。水深が浅いこの釣り場は、干潮時には水底に潜んでいるカキ殻地獄の餌食になってしまう。使えるのはトップウォータールアーのみ。スキッターポップGドッグX(改)を使い、テンポ良く周囲を探った。流心付近は魚っ気がなく、流れも弱い。岸際に小さなベイトはいるのだが、何かに追われるようなシーンはない。1時間程、竿を振り続けたがルアーを追尾するような魚の陰も見られず納竿となった。


天気:雨後曇り 水温:不明 pH:不明
釣果:2〜4匹(スズキ、コイ)

 甚大な被害出ている熱海の土砂崩れのニュースを見てから釣り場に出撃した。釣り場には上流側に2人が入っている様子。流れを見ると「いかにも釣れそう」って感じが漂っている。トップバッターは濁りの中で威力を発揮するエンゼルキッス120から。少しずつキャストの方向を変えて扇状にリトリーブする。反応がなかったので、続いてアイルマグネット120ダイエット。5月の釣行で活躍したルアーだ。このルアーは飛行姿勢が良く、アクションは問題ナシ。使いやすくて釣れるルアーなのだが、随分前に消えてしまったとても残念なルアー。自信を持ってチョイスしたルアーだったが、コツリともアタリはなかったので次のルアーに手を伸ばす。

嫁&スズキ 9KB 取り出したのがアイルマグネットDB。これも、このエリアでは実績があるお気に入りのルアー。濁っている時には絶大な効果を発揮する。現行モデルもカッコイイのだが、魚を引き寄せる力は、初期モデルの方だろう。使い始めて直ぐに結果が出て、先ずは65cmキャッチ。手早く写真を撮ってリリース。数投もしない内に58cmが出た。開始から30分少々で2本をキャッチした。更なる追加を求めて、アイルマグネットDBを投げまくったが反応はなく、次々と持参したルアーを投入する。

 ラパラCD11ルドラ130SPシーバック120MRFK-TEN BKF115K2F112アイルマグネットF105ZBLシステムミノー139F・・・この中で反応があったのがZBLシステムミノー139F。流れのヨレが出来ているピンポイントで食ってきたが、バラしてしまった。このルアーは、スズキが捕食しているベイトのサイズが小さい時期でも、何故か本命魚が反応するので不思議。春先から秋冬まで、フルシーズン使える良いルアーだ。

 ZBLシステムミノー139Fでバラした直後、声を掛けていた嫁さんが道具一式を持って登場した。状況を伝え、立ち位置から狙うべき場所をアドバイス。ルアーは本人に自由に選ばせて楽しんでもらうようにした。彼女がトラブルなくキャストを開始したのを確認し、私もキャストを再開する。時間が経つにつれ、魚が沈んでしまった感じがしたのでシンキングルアーを中心にチョイス。間もなく、サイレントアサシン140Sに1バイト。続いて、タイドミノー90Sで魚を掛けたが引き寄せてくる際にバラしてしまった。一方、嫁さんは、ラパラCD75エリートにバイトがあったがフッキングには至らなかった。

スズキ&K-TEN BKS9 10KB 魚の反応が明らかに薄れてきたが、ワザワザ駆けつけた嫁さんをノーフィッシュで帰す訳には行かない。一旦この場所を離れ、別の場所で竿を振ることにした。次の場所は、トップウォーターゲームが楽しめるポイント。GドッグXジッターバグポップMAXバジンクランクなどを投入し、1時間半程キャストを重ねたが丸っきり反応がなくてギブアップ。

 元の場所へ戻り、気分一新してキャストを始めた。水面にはベイトの群れが確認でき、釣れそうな気配が漂っている。開始数分後にはフラットラップ10で痛恨のバラシ。横で竿を振っていた嫁さんは、カクーンSPの連続ジャーキングという高度なテクニックで52cmキャッチした。その後、彼女はサイレントアサシン140Sで大物を掛けた。魚とのバイトルは数分間に渡り、横で見ている私もヒヤヒヤ。巻き取ったラインを何度も出され、うめき声を上げながらポンピングを繰り返し魚を引き寄せる。やっと寄って来た魚は、本名魚ではなく巨鯉。岸に引きずり上げたコイはでっぷりと太った73cmだった。

 一足先に帰宅する彼女を見送った直後、K-TEN BKS9の1投目にガツッとヒット。バラしてはならじと、懸命にやり取りをして68cmをキャッチ。その後、少しして旧型コモモ60cmを追加した。本日の釣行はこれにて終了。次々とやってくるウナギ狙いのおっちゃん達に場所を譲って納竿した。


天気:雨後曇り 水温:不明 pH:不明
釣果:0匹

 静岡県東部地区を中心に猛烈な雨が降り、熱海市では大規模な土砂崩れが発生した。こちらもまとまった雨は降ったが幸い被害はなかったので、天気が落ち着くのを待って夕方から近所のドブ川へナマズを狙いに出撃した。このドブ川、玄関を出て数分歩いて辿り着けるような場所にあるためとても便利。自宅を出る際には、釣竿片手に長靴やフィッシングベストなどフル装備。ガツガツとスパイク付き長靴の音を鳴り響かせながら釣り場へと向う。
 
 釣り場に到着後、周囲の状況を確認してからキャストを開始。トップバッターはシーバスハンターV。サイズ的に大きくもなく、小さくもなくドブ川で使うには丁度良いルアーだ。巨鯉がドヨドヨと泳ぎ回る中、流れの落ち込みや反転流のある場所をチェックして反応ナシ。続いて、スティキー1を試すが、こちらにも反応はなかった。狙いのナマズはいる確実にハズだが反応が全くない。近年、釣具店の店頭でこの場所が紹介されてからは、竿を出す釣り人が増え、急激に個体数が減り、魚もスレてしまったようだ。

 他の釣り人が狙わないであろうチャラ瀬を探ってみる。旧型トリプルインパクトTP0012(リップ折れ)、シャローラビットに続いて投入したキャタピーにやっとバイトがあった。しかし、これはフッキングせず、すぐさまフォローでもう一度同じコースを通す。すると狙いどおりにバシュッとヒット。フッキングも決まっていたハズだったがナマズが反転した際にフックオフとなった。サイズは50cm後半ぐらいか。

 魚を捜し求めて草むらを掻き分け下流へと下る。流れ込みのワキに身を隠しているナマズを発見。鼻先にキャタピーを垂らし、ルアーをチョンチョンと動かすとモソッと動いてキスバイト。しかし、本気食いとは程遠く、御挨拶程度の出方。ナマズは、明らかに違和感を感じている様子だった。結局、2時間程、ナマズを探し回ってバイトが数回のみ。以前は、もっと簡単に釣れた気がするのだが難易度が急激に上がっているようだ。またの機会に再挑戦だ。


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