フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2021年8月


天気:晴れ 水温:25.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 今年2月に買ったばかりの高輝LEDのヘッドライト がまかつラグゼLEHL-185が、殆ど使わない内に壊れてしまった。夜中にライトが勝手に点灯して室内を明るく照らしていることに気づき、スイッチを押してライトを消そうと思ったのだが消せない。しかも、レンズ内部に細かな水滴が見られた。結局、電池を取り出して消したのだが、再び電池を組み込むと点灯したままの状態になってしまう。「内部が乾燥すれば直るかとも・・」と淡い期待を抱いて、ネジ留めしてあるパネルを開いて2日間乾燥させたが、今度は電池を入れてもライトが点灯しなくなった。

 常にフィッシングベストの胸部に取り付けていたのがダメだったようで、いつの間にか内部に水が入り基盤回路に不具合が出てしまった様子。当製品は中国製の防滴仕様(IPX4)。これまで愛用していたパナソニックBF-267BF-270のような防水ではないため、使い方を変えるべきだった。「安物買いの銭失い」とは良く言ったもので、再び同じ物を昨日購入。まだ夜が明ける前の釣り場で早速使う。

ガイドトラブル 8KB スタートはスーパースプークJr。少しずつ周囲が明るくなってくると、上流からボラっ子達の群れが下ってくるのが見える。これに合わせて、ドッグウォークをさせて周囲を探った。続いて、TKF130を投げまくっていると、ワンド内で大きなボイルがあった。すかさずTDソルトペンシル11 LD-Fに交換し、ピョコピョコと水面で動かしていると、狙いどおりに2連続バイト。しかし、残念ながらフッキングしなかった。

 続いて、バブルクランクスキッターポップSP9を使い様子を伺う。50cm前後のフッコが横っ飛びしてガバガバやるのは、見ていてワクワク・ドキドキするのだが、私の操作するルアーには全く反応しない。完全に太陽が登り、釣り場に強い日差しが差し込むと、水面にいたベイト群は何処かに消え去り、ボイルもなくなってしまった。ルアーをプライアル・メタルバイブに交換し、ボトム付近を探ってみる。

 何度かキャストをした後、トラブル発生。キャストの際に、ももったラインが2番ガイドに絡み付いたようで、ガイドを根元から引っこ抜いた挙句にライン切れ。プライアル・メタルバイブは遥か彼方に飛んで行った。不幸中の幸いでガイドは紛失せず、折れてもいなかったが。この状態で釣りを続けるのはトラブルを更に大きくしそうだったので、納竿とした。長年使ってきた'04ステラ3000にガタが来ていて、ライン絡みが連発している。いよいよ根本的に解決しなければ。


天気:晴れ 水温:25.0℃ pH:不明
釣果:2匹(マゴチ、スッポン)

 東の空にオリオン座が煌く下、釣り場に到着した。いつもより早めにスタートをしたが、案の定、魚は反応しない。これまでの経験上、この釣り場は明るくなってからでないと魚が釣れない事は分かってはいるものの、早くに目が覚めてしまったので出撃。先日の釣行で腰を痛めてしまったので、気を使いながらの釣りになった。

 トップバッターは、扇型のリップが付いたTKF130。続いて、ZBLシステムミノー139FアイルマグネットDBと投入したが、釣れる気はしない。暫らくして、徐々に空が明るくなり、シラサギ達が営巣場所から飛び立ち移動する姿を眺めながらキャストをする。ボラっ子の群れが下って来るのを確認し、やる気モードに入った。

 サスケブレードをブン投げていると、潮通しの良い岸際のポイントでボイルがあった。ルアーをラパラCD9に交換し、ボイルがあった周辺をチェック。直ぐに結果が出るかと思いきや反応がない。続いて、ビーフリーズSを投入。リフト&フォールで誘ってみたが空振りに終わった。その後もエリア内で単発だがボイルが起きる。10cm前後のベイトを追い掛けているのは、50cm前後のフッコ。必ず反応するルアーがあることを信じて、持参したルアーを次々と試してみた。

 スキッターポップSP9蝦夷ミノー11デプスレス75Sレッドフィン9・・・続いて投入したフラップスラップSW柊にガツッときた。しかし、針掛かりした後の様子がいつもの引きと明らかに違う。魚はさほど大きくなさそうだったが、相手が分からなかったので慎重にやり取りしてキャッチ。釣り上げた魚は55cmのマゴチだった。釣れたのが、ベイトを追い掛け回していたフッコではなかったので、ちょっと驚きだった。

 水位が少しずつ上昇する中、エリア内ではフッコが捕食音を立ててベイトに襲い掛かっている。デプスレス75SフリルドスイマーコクーンSPアイルマグネットF9を試すが完全に見切られているようで全く反応はない。暫らくすると、明らかに今までとは違う大きな捕食音が周囲に響き渡るようになった。姿は見えないが70cmクラスのスズキだろう。潮が上がってくるのに合わせて、エリア内にサイズの大きな群れが入って来た様子。使うルアーサイズを大きくし、レッドフィン13レスポンダー129Fビーチウォーカー110Sアガケ120等を投入したがコツリともアタリはない。

スッポンの子供 9KB 午前9時半を回ると猛烈に暑くなってきた。最高気温は、前日まで2日間続けて35℃を超えたが、今日も確実に35℃以上になりそう。風は全くなく、太陽に照らされている背中が焼けるように暑くなってきた。このままでは熱中症になりそうだったので、一旦、車中に戻り、エアコンをガンガンに掛けて暫らく休憩。

 満潮からの下げに変わったタイミングで再び釣り場に立つ。この時、生まれて間もないスッポンの子供を草むらの中で発見。ミドリガメやクサガメの子供は度々目撃するのだが、スッポンの子供は珍しい。大人のスッポンと同様、口が尖っており、甲羅が柔らかいのが特徴だ。良く観察した後、水辺まで運んで逃がしてやった。

 休憩後は、タイドミノー90Sからスタートし、デプスレス75FエスタSエスフォー11マグクリスタルミノー等を投入する。1時間に3回位の割合で、大きなボイルが起きるので、エリア内で良型のスズキが回遊している感じ。水深が極端に浅いような場所でもベイトが追い掛けられたりもするので、フェイキードックDSビートルナッツSバブルクランクも試す。ベイトもいるし、ボイルも起きるのだが、私のルアーには全く反応がない。水面を良く見ていると、10cm程度のボラっ子達が群れを作ってウロウロしており、その多くは背中に黄白っぽいカビが生えていた。攻略方法をアレコレ考えながら竿を振ったが、本命魚を釣る事が出来ないまま納竿となった。


天気:曇り後雨 水温:22.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 大潮・満潮からの下げで釣行スタート。先行者がいたので、予定した場所には入れず直ぐに別の場所へとハンドルを切った。川面には濃い霧が掛かっている。流れは極めて緩やかで、魚っ気がなかったが表層メインで探ってみた。トップバッターはクロスウェイク111F SSR。少し潜らせると水中に潜むクイ等の餌食になるので、注意深くスローリトリーブする。この場所は最初の数投で魚がいるか、いないかがハッキリするポイント。少しずつ移動しながらキャストを繰り返し、探りを入れる。

 クロスウェイク111F SSRに反応がなかったので、スーパースプークJrジグザグベイトを使い今来たコースを戻りながらチェックしてゆく。行きはダメでも帰りでドカンと出ることもあるので、気を抜かずにキャスト&リトリーブを繰り返した。きっちり1時間、キャストを重ねたがルアーを追う魚の気配すら感じられず、この場所を見切った。魚が釣れないのは私だけではないようで、先行者が順次帰ってゆく。

 タイミング良く先行者が帰り、空いたポイントに滑り込む。先に竿を出していた釣り人がどんな攻め方をしていたか不明だが、セオリーどおりに上のタナから順に探ってみることにした。ジグザグベイトのS字表層スイムから始め、続いてコモモを投入する。今時のルアーに比べると、私の使う旧型コモモは飛距離が伸びずストレスを感じることもあるが、釣果はむしろ上のランク。このルアーを使って、魚の反応がない時は「そこに魚はいない」と言い切れるくらい、信頼度が高いのである。

 コモモを使って丁寧にエリア全体を探ったがコツリともアタリはない。少しずつ水位が下がり、流れが出て来た頃合でルアーを交換。コモモで探る事が出来なかった遠方をサイレントアサシン129Fでチェックする。丁度この頃、別の場所で竿を振っていた釣友が顔を出した。情報交換をしつつ、一緒に竿を振る。私と違い釣行時間を自由に取れない彼には、1匹釣って貰いたかったので特等席を用意して竿を振ってもらった。

 予定では開始1時間以内に1〜2匹釣るつもりだったが、コツリともアタリはない。アイルマグネットDBプライアル・メタルバイブサーフドライバーをブン投げてボトム付近を探ったが、これらにも反応はない。上流へ移動した釣友を見送った後、私は一旦、車中に戻りエアコンをガンガンに効かせて15分程休憩。気持ちをリフレッシュしたところでキャストを再開。往年のレッドフィンをフルキャストし、ヨタヨタと泳がせたらガツンときた。しかし、残念ながらフッキングには至らず、すぐさまルアーを回収してキャストしたが無反応。ルアーをラパラCD9に交換し、フォローを入れたが不発に終わった。

 戻ってきた釣友にポイントを譲り、キャストをしてもらうと間もなくヒット。しかし、彼もまたフッキングには至らなかった。エリア内に魚はいるにはいるが、活性がとても低い様子。何とかして1匹は釣りたいと、持参したルアーをアレコレ試す。フラップスラップSW柊ラパラCD11アスリートS9アイルマグネット120Fダイエット・・・。急に周囲が暗くなり、雷鳴と共に土砂降りとなった。これ以上、粘っても危険なので今回はノーフィッシュのままギブアップした。


天気:晴れ一時大雨 水温:23.0℃ pH:不明
釣果:9匹(スズキ)

 中潮・満潮からの下げでの釣行。先行者達の車の位置を確認しながら、私は最下流へ入る。トップバッターはシーウォッチャーS。その昔、「オーストラリアのバラマンディを釣りに行くなら、シーウォッチャーを絶対に持ってけ」と言われていたルアーだ。ハンドメイド・ウッドルアーなので、どうしてもアタリ・ハズレのバラつきはあるが、イイヤツはズバ抜けている。もうとっくに製造されてないので、ロストするのは悲しい。

スズキ&クロスウェイク111SSR 8KB 当時、1個3,000円もする高額ルアー。実釣場面でロストを恐れて、キャストや攻める場所を控えめにしているのは言語道断。釣果を出すには、もっと大胆に使わないと実績が残せない。豪州遠征で習得したジャーキングを多用し、周囲を隈なく探ってみる。しかし、コツリともアタリがない。やっぱり釣りは、自分が描いたストーリーのようには進まない。

スズキ&ビーフリーズS 8KB 今シーズン実績を上げているアイルマグネット120Fダイエットに変えてキャストを始めると、突然の土砂降りになった。天候が変わったタイミングは、釣りにおいてプラスに働くことが多い。ゴアテックス製のカッパとウェーダーの組み合わせは、雨なんてへっちゃら。普通の人なら車中に逃げ込むくらいの猛烈な雨だが、ワンチャンスに賭けてキャストを繰り返しているとガツンときた。

 水面を割ってガバガバと激しく暴れた55cmをキャッチした後、立て続けに55cm〜65cmを2匹追加。潮目の付近に活性が高い魚が集まっている様子。他に釣れるルアーはないか・・・と、クロスウェイク111F SSRに変えてみたら、これにも即座に爆裂バイト。水面をスローリトリーブで泳がせてくると本命魚が反応し、55cm〜65cmを3匹追加した。ベイトを追い掛け回している60cm前後の魚は、今の時期に元気の良いファイトを繰り広げてくれるので、魚を掛けてからとても楽しい。

スズキ 9KB 雨雲が東の空に去り、西の空には大きな虹が浮かび上がった。日差しが強まると、釣りにはマイナスに繋がる。水面をスクールしていたベイト達は何処かに消えうせ、これと同時にスズキもいなくなってしまった。開始1時間少々で6匹キャッチ。もう十分過ぎるほど釣ったのだが、やっぱり欲が出てくる。表層付近をアガケ120で探ってみたが反応がないため、攻める水深を下げる。強い日差しを避けて川底近くに潜んでいるハズ。ローリングベイト88ハニートラップ95S旧タイドミノースリムSRルドラ130SPアイルマグネットDBビーチウォーカー110SK2S122サイレントアサシン129Sなどを相次いで投入。しかし、反応はない。

オリンパス双眼鏡 7KB 気分転換で、およそ35年ぶりに買い換えた双眼鏡を使ってバードゥォッチングをしながら、持参したおやつのカリントウを食べる。糖分補給をすると元気が湧いてくる。10分ほど小休止してポイントを休ませていると、10cm前後のボラっ子達が水面を泳ぎだした。

 ベイトサイズに近いビーフリーズSを竿先にぶらさげ、表層をトウッチしながら探ったが反応はない。ここで作戦変更。ルアーをボトムまで沈め、ザリガニが跳ねるように2回しゃくりあげてス〜と沈めるアクションを試してみた。ルアーのカラーは、アメリカザリガニっぽい赤黒いヤツ。トントン・ス〜、トントン・ス〜と繰り返すと、いきなりガツンときた。ガバガバと暴れまくった魚は55cm。これまで釣った個体よりも体色が少し黒っぽかった。

スズキ&ラパラCD75エリート 8KB 更なる追加を目指してトントン・ス〜を繰り返したが空振り。ルアーをラパラCD75エリートに交換し、軽くトウィッチングしながら潮目を引いてみると直ぐに結果が出た。ルアーをガッチリと咥えたのは55cmのレギュラーサイズ。ラパラ・フラットラップが発売された時は、使ってみて、飛距離・アクション・釣果の三拍子が揃ったルアーで感動した。ラパラCD75エリートは確かに良いルアーなのだが、もうちょっと何かが足りない感じがする。

スズキ&レッドフィン 10KB まだ魚はいそうなので、次々とルアーを交換してアタリ針を探す。フラップスラップの早引き、ラパラCD9、のストップ&ゴー、バブルクランクの表層ストレートリトリーブ、クロスウェイク111F SSRの超スローリトリーブを試したが反応はない。続いて選んだのは、往年のレッドフィン。このチョイスはビンゴだった。これまで散々、アレコレとルアー各種を投げまくったポイントで、僅か2投目に65cmが躍り出た。現代のルアーに比べ飛距離はどうしようもないくらいショボイいが、やはり古くから使われているルアーの魚を惹きつける威力は凄いのである。

 この魚を抜き上げようとした時、腰にピキッと鋭い痛みが一瞬走った。これは明らかにギックリ腰の予兆サイン。以前の様に、酷くならないよう腰をいたわりながら魚をリリース。これ以上、腰に負担を掛けるのは明らかに危険。腰痛で動けなくなったらヤバイと思い、ストップフィッシング。今回は合計9匹を釣り上げ、前回と同様に満足できる釣果だった。


天気:雨 水温:23.5℃ pH:不明
釣果:7匹(スズキ)

 前日の釣行は消化不良って感じだったので、今日も早朝から出撃した。しかし、日本列島を横切っている停滞前線のおかげで大雨・・・。大雨警報まで出てしまった。余りにも風雨が強いので1時間程、車中で待機する。風雨が落ち着いてきた頃合で準備を整えキャストを開始した。ラパラCD9を投げ始めると、近くの流れ込みポイントでガバッと捕食音。本命魚がいるようなので周囲を丹念に撃ったが無反応。ベイトが水面をスクールしているのが確認できたため、表層系ルアーをメインに使ってみた。

スズキ 8KB 旧型トリプルインパクトTP0012フリルドスイマーカクーンSPを試したが反応はない。少し攻める水深を下げ、コモモアイルマグネットDBを投入すれども、ちょっと違う感じ。キャストしている最中でも流れ込みの所でボイルが起きる。フラットラップ11を試しに放り投げジャーク&ストップをしてみると、いきなり川底から60cm程のスズキが姿を現しルアーを吸い込んで反転した。魚の反転によりフッキングは確実に決まっていたかと思ったが残念ながらフックオフ。

スズキ&ビーチウォーカー110S 8KB 流心狙いでアイルマグネットF120スリムエスフォー11アイルマグネットF105を投げてみたが反応はない。続いて、目の前に出来た潮目狙いでナバロン120FラパラCD11を投入し様子を伺ったが、これらにも反応はなかった。シャローエリアで、は散発的にボイルが起きる。追われているベイトは10cm前後のボラっ子達。体の一部にカビが生えているような個体もあった。スズキの活性が上がって来ている様なので期待に胸を膨らませたが、ここで再び激しい雨が降ってきた。多少の雨なら釣りを続行する覚悟だったが、猛烈な風雨となり車中へと逃げ込んだ。

スズキ&アイルマグネットDB 8KB 雨雲レーダーの動きを度々気にしながら、テレビを見て時間調節をする。結局、小一時間、車中で足止めをくらった。開始早々、K-TEN BKF140にバイトあり。反応があったところに幾度となくルアーを送り込んだが2度目のチャンスはない。続いて、サイレントアサシン120Fを試した後、ベイトサイズに合わせてラパラCD9を投入したら、いきなり63cmのスズキをキャッチした。本命魚の食いっぷりが良かったので、同じ場所へルアーを撃ち込むと僅か数投目でまたしてもヒット。少し小さくなったが、52cmを釣り上げた。

スズキ&ラパラCD9 10KB ラパラCD最大のネックは飛距離。近回りに魚がいれば、他のルアーを遥かに凌ぐ釣果をもたらすが、流れが変わり流心が遠ざかると苦戦する。そこでビーチウォーカー110Sをチョイス。ラパラCD9では届かない範囲を探り始めたら直ぐに答えが出た。流心で激しいファイトを繰り返した魚は頭が大きな72cm。リリース後も流心狙いでキャスト繰り返し、7分後には60cmを追加。まだ本命魚はいる雰囲気なので、バンバン投げてグリグリとリールを巻いていると、今度はサイズアップして78cmが躍り出た。「近距離はラパラCD9、中・遠距離はビーチウォーカー110S」という攻略パターンの公式が出来上がった。

 これらの他にアタリ針を探そうと持参したルアーをアレコレと投入してみる。エアオグル85+ハードコアリップレス120Fビーチウォーカー90S・・・ラパラCD11に交換しキャストをすると、いきなりヒット。ちょっと油断していたのか対応できずにフックオフした。いつしか雨が上がり、セミ達が力強く鳴き始めた。日差しが出てくるとベイトが沈むので、アイルマグネットDBを丸呑みした魚は52cm。更にキャストを続けていると同サイズがルアーを咥えたがフックオフ。

 最初に本命魚を連発したラパラCD9に戻すと、足元でガバッとヒット。魚が小さかったので、無駄なファイトはさせずにゴボウ抜きしてキャッチした。サイズは53cm。今日は、久しぶりに本数をまとめられて上機嫌。更なる追加を求めてキャストを重ねる。スローリトリーブをしていたTKLM9に爆裂ヒットがあったがフッキングミス。これを最後にアタリが遠のき、ギブアップした。本日の釣果は7匹。雨の中、頑張ったかいがあった。


天気:雨 水温:24.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 雨の中、早朝から釣り場に立った。九州・中国地方では、線上降水帯により災害が出るほどの大雨になっていた。前日から降り続いた雨により、今日は小潮なのに普段の大潮・満潮時よりも水位は高い。しかも川の流れは強く、泥濁りになっている。水位が高過ぎていつも足場にしている場所まで辿り着けず、不本意ながら手前の岸際で釣りをする事にした。

 準備する際、ウェーダーを履こうか長靴にしようか少し迷ったが、身軽な長靴にした。しかし、この選択が後に仇となる・・・。流れの弱いワンド内でコモモからスタート。続いて、フリルドスイマーで表層付近を探る。続いて投入したのが飛豚73プロップ。表層をゆっくり引いたり、少しダイブさせたり不規則なアクションで魚を探す。何処からか大きな捕食音が聞こえて来たので、悪天候ながらも気合が入った。

 周囲が明るくなったので、温度計で水温をチェックしようと一歩前に。右足を出した瞬間、そこにあるべき地面がなかった。あっと思った時には既に遅く、釣竿を脇に抱えたまま、前転するように川の中に落っこちた。幸い、流れがないワンド内だったので、濁流に飲み込まれ流される事はなかったが、胸近くまで水に浸かった。フィシングベストを釣行時には必ず身に付けており、足も川底についたが、深みにはまる危険性もあり慌てて岸によじ登ぼる。

 怪我もなく、釣具・スマホ・デジカメも無事。後から気づいたのだが、落水した場所は今回の大雨でそこだけ岸際が大きく削り取られていた。水位が高く、浮いていたゴミがその部分を覆い隠しており、周囲が明るいにも関わらず、その事に全く気がつかなかった。台風の際、河川等の様子を見に行った人が帰らぬ人となる事故が度々起きる。慣れ親しんだ場所でどうして・・・?と思うが、 きっと同じような状況で事故が起きるのだろう。今回は身に染みて思った。カッパをしっかり着込んでいたので、胸近くまで水没しても内部への浸水は限られていたが、当然ながら長靴の中は水浸し。ズボンの膝下が長靴の中で浸水したため徐々に上まで湿ってきた。歩くたびに長靴からガポガポ音がする。準備段階でウェーダーを履いていれば、このような事にはならなかっただろう。

 そんな状態にも関わらず、本命魚がいるようなので釣りを続行決定。濁り水の時に効くザ・ファーストをブン投げていると、岸際でボイルが2回。小さなベイトが弾け飛び、大きな波紋が水面に広がった。すかさずその近くにルアーを投げ込み、バイトの瞬間を待ち望む。活性が高い魚はいるがルアーには反応しない。水位の上昇が普段よりも早く、急激に水かさが増している。大潮の満潮時よりも水位は高く、これからも水位は上がりそう。これ以上は、危険なのでギブアップ。今回は、1時間半で納竿となった。


天気:雨後曇り時々晴れ 水温:28.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 大潮・満潮からの下げのタイミングで釣行。東南アジア方面にあった台風9号が東に向い、西日本へ上陸コースをとった。台風から遠く離れているのに、局地的に強い雨が降るので雨雲レーダーの確認は怠らない。釣り場は南からの爆風が吹き荒れ、三角波が立つ。このような状況の中、アイルマグネット120Fダイエットを投げる。風速は10m/S前後、フルキャストしても風の影響を受けるのでストレスは溜まる。開始数分後にガツッとバイトがあったがフッキングには至らなかった。

 魚はいるようなので、足元付近をデプスレス75Sで探った後、サイレントアサシン140SZBLバイブ25gで飛距離を稼いで広範囲をチェックする。直ぐに結果が出ると思いきや大苦戦。このエリアでは昔から実績のあるザ・ファーストK-TEN BKS9を試したが不発。小型ながら重量かあるバイブレーション ビットVをブン投げて様子を伺っていたが、猛烈な風が吹き始め釣りをすることすら難しくなってきた。その後、台風9号が温帯性定気圧に変わったが、風は物凄く瞬間最大風速は20m/Sを余裕で超えている。残念ながら魚の顔を見ずして納竿。開始早々のバイトをフッキング出来なかったのが悔やまれた。


天気:晴れ後曇り一時雨 水温:28.5℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 3連休の初日の釣行。現在日本の周辺には3つの台風9号、10号、11号がある。9号は東南アジア方面へ、11号は日本の東にそれ、10号が南の海上を北上している。この中で影響がありそうなのは台風10号だ。早朝から東風が吹いており、天気予報だと更に強まるらしい。今日は、大潮の満潮のタイミングで、水位は普段に比べて高い。周囲にベイトが溜まっており水面はザワついている。

 トップバッターは飛豚73プロップ。縦・横・斜めとエリア内を隈なく引くイメージでリトリーブを繰り返していると、近くでフッコ級のボイルがあった。飛豚73プロップには反応がないので、ラパラCD9に変えてボイルがあった場所へ放り込むと、僅か数投でヒット。魚が小さかったので、一気に引き寄せゴボウ抜き。サイズは36cmだった。やはりラパラCDは、フィッシュイーターにとって"エサ"なのだろう。

 開始早々に1匹目をキャッチ。気分を良くして更なる追加を期待してキャストを重ねる。CD9で撃ちつくした感があったため、ルアーをアレコレと交換。デプスレス75SグラバーHiハードコア・TTリップレスミノー120Fを相次いで投入。東風と日差しが強まるにつれて、ベイトの姿が少なくなってきてた。アイルマグネットF105を使い攻める層を少し下げてみたが不発。続いて、レンジバイブ70ESで広範囲に探ったが、これにも反応はない。近くに潮目があるので、ここをアイルマグネツト120ダイエットで丁寧に探ったが反応ナシ。

 強まる風の中、サーフドライバー110Sをブン投げているとライントラブル。気付かない内にスプール内にピョン吉が発生しており、キャストの際にここでライン切れ。ルアーは長いラインを引っ張りながら、遥か彼方へと飛んでいった。お気に入りの視認性が良い黄色いヤツだったのでガックリ。'04ステラ3000にガタがきており、ライントラブルが増えていたので注意していたが、やらかしてしまった。"ルアーは消耗品"だと分かってはいるものの、ロストすると心へのダメージがデカイ。ダイワSWバイブジグを結び、サーフドライバー110Sが着水した付近を探ってはみたものの、回収できる可能性は低い。暫らくやって気が済んだので、気持ちを切り替えてキャストを再開した。

 魚は明らかに沈んでいるのでレンジバイブ70ESプライアル・メタルバイブハニートラップ95Sで探ってみる。しかし、コツリともアタリはなく、攻め方を変更。ローリングベイト66の早引き、フラットラップ10のジャーキングも試したがドラマは起きない。ベイトは消えうせ、流れはなくなり、爆風になってきたのでギブアップした。


天気:曇り後晴れ 水温:26.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 早朝からの釣行。海の方では雷が光っているが、こちらには影響はなさそう。小潮の干潮に向って少しずつ水位が下がる中、上流からベイトの群れが下ってくる。レスポンダー129Fをアップクロスで投げ、ベイトの動きに合わせて引いてくる。反応が何もないのでZBLシステムミノー139Fに交換。暫らくキャストを重ねているとコツッとアタリ。本命魚の魚信なのか、ボラなどの魚が当たったのか不明だったが、確かに生命感が手元に伝わってきた。反応があった場所を中心に、キャストを重ねていると再びコツッと反応あり。しかし、フッキングには至らず、魚の正体は不明。

 朝日が上り、周囲が明るくなった頃からベイト群の数が更に増えてきた。このチャンスを逃しては絶対に釣れないと思い、ルアーをアレコレと手早く交換して反応を伺う。チンパン28gサイレントアサシン99Fレンジバイブ70ESタイドミノー90Sハードコア・TTリップレスミノー120F・・・。ベイトはいれどもルアーへの反応は全くなく、空しいキャストが続く。太陽が完全に登り切り、強い日差しが川面を照らし出すと、急にベイトの群れが消えた。無数に泳いでいたベイト達は一体何処に・・・。

 湾ベイトをブン投げて広範囲に探ったが反応ナシ。直射日光を背中にモロに受けて体温急上昇。耐え難くなって来たので途中休憩で車中に逃げ込み、エアコンをガンガンに掛けて体温を下げる。30分程休んだ後、気持ちを奮い立たせて再び釣り場に立った。ポイントの様子は、明らかに悪くなっている。流れは極めて弱く、魚っ気は皆無。風も全く吹かないため釣れる確率が極めて低い。淡い期待をこめて、サイレントアサシン140Sで下層を探る。やはり反応がないので、反射食いを期待してTN50のリフト&フォールを試す。これでもダメなので、川底を意識したズル引きも挑戦。元来、このルアーは根掛かりしにくいルアーだが、Wフックに交換してあるので大胆に攻めてみた。結果は、ノーバイト。粘っても無理っぽかったので、今回は早めに切り上げた。


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