フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2022年3月


天気:晴れ 水温:13.5℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ)

 低気圧の通過にともなって、前夜までまとまった雨が降った。今日は一転して天候が回復する予報だが、5〜6m/sの強い西風が吹き荒れるらしい。釣り場に到着して車から降りると、もういきなり爆風状態。タックルを整え、ポイントに立ってはみたものの、猛烈な横風で体が時折持っていかれそうになる。水面は波立ち、茶色く濁った水が流れているが、岸際にはチラチラとボラっ子(ハク)の群れが見えた。

吐き出されたボラっ子(ハク) 13KB このところ、出番の多い多いビーチウォーカー110Sをキャストすること数回。足元近くでガツンときた。久しぶりの強い引きに、テンションが上がる。少し緩めに設定してあった'18ステラ4000MHGのドラグが鳴り、何度かラインを出されたが無事にキャッチ。岸に上げてからも暴れ、たらふく食ったベイトを吐き散らしたスズキは63cmだった。素早く写真を取って、魚体にさらわないようにして即座にリリース。周囲に散らばった3cm程のボラっ子を数えると、30匹もあった。

 流れのスジにベイトが集まっており、スズキはこれを効率よく捕食している様子。ボフッと捕食音が聞こえたり、水面近くでギラリと反転する。本命魚はまだいるので追加を期待してを投げる。しかし、ベイトサイズとルアーのサイズは明らかに違い、完全に見切られている様子。テリージャークビーチウォーカー90Sデプスレス75Fサイレントアサシン99Fフラットラップ8ローリングベイト88など、手当たり次第に投入して反応を伺ったが見向きもされない。マイクロベイトパターンの攻略は本当に難しいのである。

スズキ&ジギングシャッドラップ 9KB アイルマグネットDBを試すと直後にバイトがあった。やはりこのルアーは他とは魚を惹きつける力が違うようだが、2度目はなかった。続いて実績のあるK-TEN BKS9を試すと、コレにもヒット。しかし、掛かりどころが悪かったようで直ぐにフックオフした。ショアラインシャイナーZバーティスR-Fは相変わらず不発。何気なくボックスの中に入れてあった、ラパラジギングラップ(アイスジグ)を投入。数投してみたがイマイチ感があったので、ついでにジギングシャッドラップを試した。このチョイスが大当たり。ツンツンと竿先をシャクっているといきなりガツンときた。暴れる本命魚を徐々に引き寄せてキャッチ。針先がチョコンと口の横に刺さっているだけの危ない状態だった。サイズは先程の魚を僅かに上回った65cm。ベイトをたらふく食べて腹がパンパンになっていた。

 少しして、声を掛けておいた嫁さんが、ルアーがぎっしり詰まったルアーボックスと今川焼きのおやつを持って車で駆けつけてくれた。本人は花粉症の症状が酷くなるのを恐れ、竿は振らずに即帰っていった。嫁さんの差し入れに感謝しながら、ルアーをアレコレと選びながら更なる追加を期待してキャストを重ねる。時間が経つにつれ、潮が動き流れのスジが変わると、近くに溜まっていたベイトの姿が見えなくなってきた。

 明らかに本命魚がいるであろう場所は、遠く離れた流心の方で遠投が求められる。しかも横風がどんどん強まり、ベイトサイズを意識したルアーは全く使えない。飛距離重視でビーチウォーカー110SZBLバイブ20gZBLシステムミノー139Fサイレントアサシン129SショアラインシャイナーSL14-Fサイレントアサシン140Sなどを投入する。しかし、これらのルアーはやはりサイズが大き過ぎである感は否めない。嫁さんにルアーボックスまで持って来てもらったが、結局追加は出来ないまま納竿となった。


天気:曇り 水温:12.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 3連休の最終日、今日も冷たく強い西風が吹くらしい。寒さ対策をして釣行した。昨日に比べ明らかに水質が悪く、周囲一体に赤黒い水が漂っている。上流にある事業所や工場が何かを流したのではないかと考えたいくらい違和感のある水だった。トップバッターはタイドミノースリム140。私が好んで使う古いタイドミノースリムSRは名前に反して太っちょなのだが、こちらは元祖スリムタイプで長く愛されている優等生ルアー。横風にも比較的強く、少しずつキャストをする方向を変えて周囲を隈なくチェックした。

 満潮からの下げに入り、赤黒い水が徐々に下流へと流され、水質が明らかに改善された。先日、ナマズをゲットしたアイルマグネットDBを使い、ワイドな泳ぎに反応する魚がいないかチェックしてみたが反応ナシ。続いて、プライアル・メタルバイブに交換し、チェックエリアを拡大する。20〜30cmのボラが時折跳ねるので生命感が全くないわけではないが、ルアーにはコツリとも当たらない。菓子パンとバナナを食べながら、次の展開を考える。

 時間の経過と共に冷たい風が強く吹き始め、指先がキンキンに冷えてきた。前日、寒さで震えたのでそれなりの準備はしてきたが、やはり吹きっさらしの釣り場は寒い。ぐっと堪えてキャストを続ける。ビーチウォーカー90Sレンジバイブ90ESなどを試したがこれらもダメ。下流でエサ釣りをしているオッチャンに様子を聞いていると、目の前で魚信があり竿が曲がった。強い引きなのでジッと後ろで見守っていると無事にキャッチ。魚は30cm弱のキビレだった。聞けば本日、2匹目とのこと。食いは渋いらしいが、ルアーに反応しないだけで魚は確実にいる。

 魚の姿を見て発奮。毛糸の帽子を目深に被ってルアーをアレコレと投入する。カルトラ95Sが竿先にぶら下がっていたが、キヒレの実績があるラパラCD5レンジバイブ70ESを相次いで投入。ボトムを意識して、根係り覚悟でスローな釣りをしてみた。しかし、健闘空しくノーバイト、寒さに心が萎えて今日もボウズでギブアップした。


天気:晴れ 水温:10.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 天気予報だと今日も強い西風が吹くらしい。朝から4m/sの風が吹き、直ぐに6m/sに上がる予報。6m/sと聞くと大した事なさそうなのだが、釣り場では横殴りの風になってくる。風速は10分間の平均で出されており、瞬間最大風速は、1.5倍〜3倍なので、ルアーが横風を受けてまともなキャストが出来なくなりそうだ。強い風が吹く理由は低気圧が通過したためだが、北の冷たい空気を引き込んでいる。釣り場に立ったら余りにも寒いので、持っていたカッパを着込み、ネオプレーンの手袋を着用した。

 トップバッターはビーチウォーカー110S。自重がある固定重心なので、強い風の中でも良く飛ぶのだが、ザックリと周囲を探って選手交代。ボックスの中でゴミまみれになっていた、普段は使わない湾ベイトを取り出す。出番が少ない理由は、港湾と違って水深の浅い河川では根掛かりしやすいため。水面は波立っているので、少し沈めて使いたいのだが、ボトムを擦ると高い確率でロストするだろう。表層引きから始め、少しずつ探りを入れる水深を下げながら周囲を引きまくる。シーズン初期の釣行なので、何処にどんな障害物があるのか把握していない。リスクが少し高かったが、投げ続けた。

 波間にベイトがチラチラと見え始めたので、根掛かり覚悟で勝負してみたが反応がないので選手交代。風が強い時に実績を上げたことがあるアイルマグネット120ダイエットをチョイスしてワンチャンスに賭けたが不発。風に強いとされるK2S122をブン投げたが、横風がどんどん強まる状況の中、ボックスの中に戻した。このところ出番は多いが、まだ戦果を上げていないショアラインシャイナーZバーティスR-Fも投入してみたが、心が折れてしまい、2時間半程でギブアップした。


天気:晴れ 水温:12.5℃ pH:不明
釣果:2匹(ナマズ)

 今日は朝から爆風。前夜までのまとまった雨で、良く使う駐車スペースはドロドロのズブズブ状態。うっかり入ると埋もれてしまいそうなので地面が硬そうな場所を探して駐車した。河川の様子は、濁りは強いのだが流れは弱く、本命のスズキではなくナマズが釣れそうな雰囲気があった。水面は波立ち、強い西風で岸際に波が打ち付けるぐらいだが、ボラっ子(ハク)が群れて泳いでるのが確認できた。スタートはローリングベイト88から。強風でキャストコントロールなんて無理なので、やたらに投げて巻くだけの繰り返し。暫らく投げ続けたが反応がないのでルアーを交換。

ボラっ子(ハク) 7KB ナバロン125SK2S122からアイルマグネットDBに交換した直後、ガツンときた。久しぶりに味わう強い引きだが、本命魚のファイトとは明らかに違う。引き寄せてみると、やはりナマズだった。サイズは65cm。ボラっ子をたらふく食べているようで、腹がでっぷりと膨らんでいた。更なる追加を期待してを投げまくったが反応ナシ。足場の高い場所でレンジバイブ90ESをキャストしていると、足元でバフバフと音がし始めた。水面を見ると50cm前後のナマズが岸際を遡上してくるマイクロベイトを繰り返し捕食していた。

 ラパラCD5を鼻先に送り込んで誘ってみたが反応しない。水面でルアーをチョンチョンやってナマズの動きを見ていたが完全に無視されている。しつこくやっていたら、ナマズは水中へと姿を消した。ルアーをサーフドライバーに交換し、キャストを繰り返すこと数回。足元でガツッとアタリがあり、竿が引き込まれた。'18ステラ4000MHGのドラグが鳴り、スムーズにラインが引きずり出される。魚の正体は判っているため、焦らず騒がず対処してキャッチ。3cm程のボラっ子を大量に吐き出しながら暴れた腹パンパンのナマズは65cmあった。

 時間の経過と共に水位が下がり始め、マイクロベイトの群れは何処かに消えうせ、ナマズの姿も見えなくなった。風は昼頃になって更に強さを増す。花粉も飛んでおり、涙と鼻水が流れる中、心が折れそうになりつつもキャストを繰り返す。その後は、ショアラインシャイナーZバーティスR-Fビーチウォーカー110Sアイルマグネット10.5アスリートS9K-TEEN BKS9サイレントアサシン140S同129SZBLバイブ20gなどを投入したが、竿が曲がることはなく納竿となった。


天気:晴れ 水温:14.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 今朝は風が全くなく暖かい。「春到来」という言葉がピッタリな日だったので、心も軽く出撃した。釣り場に到着すると、既に釣り人の姿が2人。ルアーではなくエサ釣りをしている。御挨拶をしてから、邪魔をしないよう十分距離をとってキャストを始めた。まずは、このところ先発ルアーとして登場する機会が多いジグザグベイトを投入。暫らくキャスト&リトリーブを繰り返したが、反応がないのでルアーをフラッタースティックに交換。フルキャストしてジグザグベイトでは探れなかった範囲をカバーする。

 反応がないので少し場所を移動して、プライアル・メダルバイブを投入。流心に向けてキャストしてからストレートリトリーブを繰り返したが反応ナシ。続いて、ボトムまで沈めてからリフト&フォールを試してみる。リトリーブしながら水中をのぞいていると、ボラっ子(ハク)の群れが遡上してくるのが見えた。前回釣行時に見たよりも、群れは大きくなっている様子。このまま水温が上がってくれば、きっと本命魚がガボガボとやり始めるハズ。そんな事を想像しながらキャストを繰り返したがコツリともアタリはない。

 ショアラインシャイナーZバーティスR-FK-TEN BKS9スイッチヒッターS-LVサイレントアサシン99Fなどをアレコレ試す。昼前になっても、一向に釣れる気配がないのでギブアップ。近くで竿を出していたエサ釣りのおっちゃんに挨拶してから愛車へと戻る。帰り支度をしてから周囲を歩いて釣り場の様子を眺めていると、私が竿を出していた所に移動し釣りを始めていたエサ釣りのおっちゃんの竿が曲がっていた。魚をタモですくったのを確認してから、様子を聞きに行く。釣れたのは35cmのクロダイ。使ったエサはザリガニで、竿を出して直ぐに釣れたらしい。ちょっと複雑な気持になりながら帰路についた。


天気:晴れ 水温:10.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 昨日に懲りず、朝から釣り場に立った。もう既に爆風が吹き荒れている。春一番が吹いた昨日の釣行時は風速5m/sだったが、今日は昼にかけて5m/sから8m/sに風速が増す気象予報になっている。顔に当たる風はキンキンの寒風。しかも、しっかり立っているつもりだが、風に押されてよろめくぐらいの猛烈な風だ。岸際は風の影響を受けて水は濁っている。当然ながら使えるルアーは限られる。スタートはプライアル・メタルバイブ。コンパクトで鋭いキャストを心掛け、出来るだけ無駄なラインを出さないようにする。

 暫らく投げて反応がないためルアーを交換。ジグザグベイトを投げてみたが爆風に煽られ、大きく軌道がそれてしまう。着水後も風になびくラインに引っ張られて、まともに泳がすことが出来ない。数投して選手交代。ビーチウォーカー110Sを取り出した。このルアーは派生モデルが幾つか発売されたが、私が愛用するのは最初のヤツ。固定重心で飛行姿勢が安定しており、強い流れにも負けず、しっかり魚が釣れるので常に一軍ボックスの中に入っている。シンキングルアーでリップが付いている分、ラインに引きづられにくいので強風時には強い見方だ。

 岸際は波が打ち寄せ水面は白波が立ってはいたが、ボラっ子(ハク)の群れが岸際を遡上して来るのが見えた。マイクロベイトパターンも考えられたが、この爆風下で使える小さなルアーは皆無に近い。普段は出番がないジャクソンのジグミノーを取り出しブン投げてみたが、ワンチャンスもなく心が折れて納竿となった。


天気:晴れ 水温:10.5℃ pH:不明
釣果:1匹(ボラ)

 3月に入って最初の土曜。今年の冬は久しぶりに寒い日が続いたので、まだまだ水温は低いと思いつつも出撃した。釣り場に到着してみると岸際に菜の花は咲いていたが、水温を測ると10.5℃しかない。これまでの経験上、水温が15℃を超えるあたりになると、私の射程距離に本命魚が入ってくるので釣りやすくなる。まだまだ水温は低く、冷たい西風も吹いているので、期待は薄かったが竿を振り始めた。

 トップバッターはジグザグベイト。周囲を一通りリトリーブしまくって反応がないので、フラッタースティックに選手交代。時折、流心付近で20cm前後の魚が跳ねるのを見るが、何かに追われているようでもない。ストレートリトリーブを試した後、軽く竿先を煽ってアクションをさせたりしたがこれも不発だった。

ボラ 10KB ショアラインシャイナーZバーティスR-Fに交換し、少しずつ移動しながら更に探ってみた。たまに何か生命感のあるアタリがあるので注意深くリトリーブを繰り返していると、竿先がキュッと引き込まれた。即座にリールを素早く巻いて、巻き合わせをしてフックセット。明らかに型は小さそうだが、久しぶりに味わう感触にワクワクしながら魚を引き寄せた。

 釣れたのは19mのボラ。流心付近で跳ねているのは、この魚なのだろう。フックは下顎に刺さっていた。キャッチした後も跳ね回り、周囲に血を撒き散らし、あらららら〜って感じになってしまった。食べごろサイズのボラがエリア内に入っているので、もしかしたらワンチャンスあるかもしれない。ルアーをローリングベイト77に交換し投げまくったが、コツリともアタリはなくギブアップした。

 夜のニュース番組で、本日、東海地方に春一番が吹いたとのお知らせがあった。昨年よりも13日遅かったらしい。今年の春シーズンで釣れるのは、やはりもう少し遅くなりそうだ。


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