フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2022年5月


天気:晴れ 水温:21.5℃ pH:不明
釣果:1〜3匹(スズキ)

 駐車場所から藪漕ぎをして水辺に降り立つ。ファーストステージは、流れはあるが水深が浅いエリア。プロップダーター80を投げまくり様子を探っていると、対岸のブッシュにルアーを引っ掛けて面倒なことになった。ウェーディングで途中までは行けたのだが、最後の岸際2m位が深くなっており渡れない。右往左往しながら水深が浅い場所を探し、どうにか渡ったのだが、その後も大変。足場が狭く、とても滑るので川の中に落ちないよう苦労してルアーが引っ掛かっている場所まで歩みを進めた。無事にルアーは回収できたが、帰路も当然のことながら大変・・・無事に戻れた時にはグッタリしてしまった。

スズキ&ワンダー60 8KB プロップダーター80に反応がなかったので、スパンクウォーカー90Fを試す。水面がドカンと割れて本命魚のスズキがエラ洗いをするのを期待していたが、そんなドラマは起きなかった。腰上まで水に浸かりながら川底ズブズブの沼地を移動してセカンドステージに。ここではトリプルインパクトTP0013を投げまくった。岸際にベイトの群れが見られ、タイミングさえ合えば何度もボイルする光景が見られる場所なのだが、それらしき気配はない。20分程、アレコレとルアーを試したが反応がないので次のステージへと進んだ。

 釣り場に到着すると、日陰部でボイルしていた。食われているベイトのサイズが小さかったのでワンダー60をチョイス。ダウンクロスでルアーを投げ込み、ゆっくりとリトリーブしてみると、開始5分も経たない内に竿が曲がった。ファイトしている最中も、他の場所でボイルしているので、この1匹に時間を掛けるのはもったいない。少々強引に魚を引き寄せてキャッチ。本命魚スズキのサイズは65cmだった。

スズキ&アルフ君 7KB リリース後もボイルが続く。ワンダー60に反応がなくなったのでルアーを交換。サーフェスワンダー60マニック95ユラメキフラットラップを相次いで投入したが完全に本命魚から無視された。再びワンダー60を取り出しキャストをすると1投目でヒット。ルアーをガッチリと咥えていたのは、先程と同サイズの65cmだった。ベイトを食い漁っているこれくらいのサイズの魚が、一番アグレッシブなファイトをするのでとても楽しい。

 アチコチで起きるボイルは、1時間程続きパタッと止まった。これで今日の時合は終わりかと思っていると、南風が強くなってきたタイミングで再びボイルが始まった。トップウォータールアーを試してみようと思いつき、ボックスの中に隠し持っていたザラパピーを投入。ダウンキャストでポイントの先まで投げ、ドックウォークをさせながらリトリーブしてくると、ワンダー60で釣れたポイントでパコーンと出た。見事な捕食音が鳴り響いたが、フッキングには至らず思わず声が出る。再びトップに出るのを期待してキャストを繰り返したが、完全に見切られてしまった。近くでボイルはあるものの、ルアーへのアタックはない。

スズキ&DC7バレット 12KB ポップR50プロッブダーター80ラパラ・カウントダウンジョイント7レンジバイブ45ESを投入したが、これらにも反応はない。そうこうしていると、メールで連絡をしていた釣友アルフ君が遅ればせながら現場に到着した。状況を伝え、彼に釣り場を譲って私は少し横に移動。ボイル数は時間の経過と共に徐々に減ってきてはいたが、2人でルアーを投げまくった。少しして、私がワンダー60でバラした後、アルフ君がハニートラップ70S51cmをキャッチ。これを最後に、魚っ気が周囲からなくなり、水面は沈黙した。このところ釣果に恵まれていない様子の彼に、今回はなんとか1匹釣ってもらいたかった。その想いが叶えられて、狙った魚を釣った本人と同様にとても嬉しかった。

 その後は、上流へと移動し、日陰部や流心を狙ってルアーを投げまくる。DC7バレットの早引きをしているとガツンと来た。サイズは小さかったので、そのまま一気に巻き取り岸に引きずり上げる。サイズは33cmだった。その後は、浅瀬でプロップダーター110DC7バレットを投げたがワンチャンスもなくギブアップ。マイクロベイトを食い漁っているスズキの攻略は難しいが、今回はとても楽しい時間を過ごせた。


天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 朝食を食べてからのゆっくり釣行。西風が強く吹き、水位は低い。前日降った雨の影響で泥濁り状態。トップバッターはメガバスラップスティックから。単なるリトリーブでは、どうしようもない駄目ルアーなのだが、強く連続ジャークすると、イイ感じになる。活性が高い魚が周囲にいれば、皆集まってきそうだがその気配はない。ラパラCD7を試した後、ローリングベイト77で広範囲をチェック。反応がないので次の場所へと移動する。

 潮通しの良い堰堤カドに陣取り、ローリングベイト77の早巻きを試すが反応ナシ。風速は6m/sとのことだが、風当たりが強くいこのポイントでは体がよろけるほどの強い風が吹く。アイルマグネット120ダイエットでチェックした後、ラビット109サーフドライバーも投入したがワンチャンスもなく再び移動することにした。車を走らせながら川の様子をチラチラ見ていると、対岸でボイルしているのを目撃した。急いで車を走らせウェーディングの準備をする。

 駐車スペースからヤブ漕ぎをし、川の中を歩いてポイントに到着。最初に選んだのはプロップダーター110。「いつでも、どこでも使えて、良く釣れるルアー」とは真逆の、とても扱いが難しいルアーなのだが、食いっ気がある魚がいるので試してみた。キャスト2投目、超スローリトリーブで水面をヨタヨタと泳がせ、強めのジャークを入れた後にポーズした時にガバッと出た。水中にルアーが引き込まれたのを確認してフッキング。ファイトする魚を、少々強引に引き寄せてキャッチ。サイズは60cmだった。

 プロップダーター110で釣れたのは嬉しかったが、ホントこのルアーは使いづらい。2枚付いている変形ペラが同じ方向に捻ってあるのでストレートリトリーブには向かない。お尻のペラが跳ね上がっているモデルとストレートのモデルが存在するが、どちらもダメ(涙)。その昔、使ってダメ出しをして放置してあったのを、久しぶりに使ってまたもやダメ出しをする状況になった。シマノトリプルインパンクトの様にリップにオモリが付いていれば泳ぎが安定するかも・・・究極の改善策は、後ろのペラを潔く切断する事だろう。

 ベイトの群れが回ってくると、突然ボイルが始まる。時間と共にボイルが激しくなり、目の前でガバガバやり始めた。プロップダーター110には反応がないので、飛豚73プロップラップスティックスキッターポップを投入。しかし、魚達に完全に見切られてカスリもしない。スウィングウォブラー85Sデプスレス75Sも駄目、ベイトサイズにルアーを合わせユラメキラパラF7F5CD5CD3を投入したが、これらも完全に無視された。

 ベイトに襲い掛かっているのは、50〜60cmクラスのスズキたち。小さなルアーに反応しなかったので、スパンクウォーカー90Fクロスウェイクも試したがノーバイト。切り札のローリングベイト77を投入し、"ジャカジャカ巻き"もやったが、ノーバイト。時計は、正午を回り気温が30℃を超えるような天気となった。普段なら、ボイルは短時間で終わるのだが、今日は違った。1時間以上、周囲でガバガバやるのだが、悔しいかなルアーには反応しない。水位が急上昇し、入水ポイントまで戻れなくなる恐れが出て来た。帰路が心配になったので涙を堪えて納竿とした。


天気:晴れ 水温:22.0℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ、ナマズ)

 天気は晴れ、南風が強く吹き、まだ5月なのに気温は28℃もある。今回は、釣り場までの新ルートを開拓するため、竹薮の中をウェーダーに穴を開けないよう注意しながら歩く。運よく、考えていた岸辺にドンピシャで出られた。この新ルート開拓で、釣り場までショートカット出来るのだ。ココはシャローエリアなので、使えるルアーは限られる。スタートは旧トリプルインパクトTP0013から。チャラ瀬の下にある少し水深がある場所がヒットポイント。流れのスジを見極めながらルアーを誘導する。

 食い気のある魚がいれば一発で出るようなポイントなのだが反応はない。続いて、ペニーサック99モカスパンクウォーカー90Fを試したが不発。デプスレス75Fでボトムを小突きながら探ったが、これにも反応はなかった。この場に見切りをつけて、キャストしながら下流へと南下する。タイミングが合えば、ボイルが連発する一級ポイントに到着したのだがベイトの姿が見られない。デプスレス75Fカクーン(改)アイボーンローリングベイト77などアレコレと投入したがアタリはなかった。

ナマズ&ローリングベイト88 8KB ボラコノを竿先にぶら下げ、河川敷をアチコチを歩き回る。今日は小潮で水位変化が乏しく、ベイトの姿も見つけられない。夕方5時近くになったので、入水ポイントまで戻りながらキャストを繰り返す。ジグザグベイトを使い広範囲に探っていると、下流の方で魚が動いた気配があった。DC9バレットに交換し、早めのリトリーブをするとビンゴ。強い南風で波立つ水面を割ってスズキがヘッドシェイクをした。元気良く暴れまくる本命魚を徐々に引き寄せてキャッチ。サイズは60cmだった。

 帰宅間際に魚の活性が上がったようなので、時間延長する。DC9バレットからローリングベイト88に交換しキャスト&リトリーブを繰り返す。リトリーブスピードは、かなり早めの"ジャカジャカ巻き"。暫らくして、ピックアップ直前のルアーにヒット。向こうアワセでフッキング出来ているので、素早くドラグを緩めラインを一旦送り出しで魚とやり取りを開始する。エラ洗いをしないので、もしやと思ったがやはりお相手はナマズだった。サイズは60cm。更なる追加を求めてキャストを重ねたが、バイトはなく、午後6時半に納竿した。


天気:雨 水温:18.5〜19.5℃ pH:不明
釣果:3匹(巨鯉、スズキ)

 雨が降る中、午後2時過ぎからの釣行。長年愛用していたシマノの高性能なカッパが経年劣化で内側の白いフィルムがパラパラと落ちるようになり、防水機能も著しく低下。アチコチと釣具屋巡りをして入手したダイワのカッパ(レインマックス 2021年モデルDR33020)を着込む。購入するに当たっては、各社製品をアレコレと比較し、袖口から雨水が浸入しない作りになっており、ポケットが使いやすいモノを選んだ。

 竿先にラパラCD7をぶら下げ、入水ポイントから下流へとキャストをしながら釣り下る。「1km歩いて1匹キャッチ」を目安に、行ける所までズンズンと進む。「あわよくば、半分ほど行った所でガツンとヒットして1匹キャッチ」などと妄想していたが、現実はそんなに甘くない。ノーバイトのまま当エリアを歩ききり、一旦岸に上がって上流へと移動する。続いて、川の真ん中までウェーディングし、対岸の水深がある所から馬の瀬付近に掛けてラビット109アイボーンを引きまくった。

スズキ&ボラコノ 6KB 少しして、いきなり竿が曲がり。リールからラインが引きずり出された。明らかに本命のスズキやマゴチの引きではない。遥か向こうの方で尾鰭が見え、アイボーンがスレ掛かりしている事が確定した。いつまで経っても弱まらない魚の持久力に気持が萎えながらも対抗する。徐々に間合いを詰めて岸にズリ上げた。サイズは70cm。パンパンに腹が膨れた、立派なコイだった。その後、20分程竿を振り続けたが、ワンチャンスもなくギブアップ。次の場所へ移動することにした。

 車を走らせ別の河川へと移動。時刻は午後4時、丁度干潮を迎えるタイミングとなった。ウェーディングしながら、チラチラと見えるベイトサイズに合わせ、ワンダー60を投げてみるが無反応。続いて、ローリングベイト77の早巻きでリアクションバイトを期待したが、これにも反応はなかった。1時間、キッチリ竿を振ってノーバイトだったので、もうギブアップ。入水ポイントまで川の中を歩いていると、ベイトがざわついている場所を発見した。

スズキ&スパンクウォーカー 8KB 超シャローエリアなので使えるルアーが限られる。ボックスの中から選んだのがボラコノ。少し上流へキャストし、ゆっくり引いてくると水面が爆発。水深が浅いため、魚は水面近くを暴れまくり、エラ洗いを何度も繰り返して抗う。慎重に引き寄せてキャッチ。サイズは55cmしかなかったが、美しい魚体の極太スズキだった。この魚とファイトしている最中、近くでベイトが弾けるボイルが起きていたので、他にも魚がいるのは分かっていた。

 直ぐにリリースしてキャストを再開する。ボラコノをゆっくりリトリーブすると、背後から背鰭を水面上に出して追い掛けて来る魚体を目撃。直後にバイトしたがフッキングには至らなかった。ルアーをスパンクウォーカー90Fに交換し、同じコースを流すと再びチェイス。しかし、目前でUターンして姿を消した。姿は見えずとも食い気のある本命魚は周囲にいるハズなので、ルアーを通すコースを少しずつ変えていると、まもなく爆裂ヒット。ルアーを咥えた直後からエラ洗いを始め暴れまくる。ガッチリとフッキングしていたので、焦る事もなく無事にキャッチ。体長を測ると63cm。サイズアップして大満足。その後は、水位が上昇し始め周囲が沈黙。魚達が何処かに消えうせたので納竿とした。


天気:晴れ 水温:16.0℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ、ボラっ子)

 今回は潮位を考え、時合のタイミングを予想して朝から釣行した。駐車スペースに到着し、タックルを準備していると河川の方から捕食音が聞こえてきた。手早く支度を済ませて釣り場に立ち、川の流れを見ながらキャストを開始。トップバッターは、濁り水の中でも存在感を出せるクロスウェイク111F-SSR。ダウンキャストをして岸際を引いてくると、狙いどおりにガツンときた。ベイトをたらふく食べて元気ハツラツの個体。開始15分でキャッチしたスズキは60cmだった。

スーパースプークJr&ボラっ子 8KB 1匹目があっさりと釣れたので、今日は爆釣かと思いきや、その後は大苦戦。ストラクチャーが沈む場所でシャローラビットを引いたり、ボラコノ80Fをフラフラと泳がせたり。反応がないのでベイトを探して移動しながら、ラビット109ワンダースリム70ジグザグベイトを試すが空振り。水中にクイが沈む場所で、スーパースプークJrを賑やかに引いてみたが、これにも反応はない。スレ掛かりで釣れたボラっ子は、丸々と太り捕食魚達が喜びそうなヤツだった。

 この場に見切りをつけて車に乗り込み、魚を探して移動を繰り返す。過去に実績のある場所を、ワンダー80アスリートS9アイボーンDC9バレットで手早くチェック。何処にいっても魚っ気が乏しい感じ。水温が一気に下がったようなので、その影響かもしれない。粘っても無理っぽかったので早めに切り上げた。


天気:晴れ 水温:18.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 前夜、長い時間、大雨が降った。釣り場に向う途中にある水田地帯では、畦に生えてる草が水面上に出て、そこに境があることがかろうじて分かる程度。周囲一帯が水に浸かっていた。干潮時を狙って出撃したのだが、増水&濁流状態。流れの弱い場所を探し、ナマズを狙うつもりでトリプルインパクトTP0013を投げる。ベイトがいるのでチャンスはあるハズ。暫らくキャストを重ねたが反応がないのでルアーを交換。久しぶりにボックスの中に忍ばせてきた懐かしのTDバイブを取り出し、ジャラジャラと周囲を引きまくる。

 予定ではガツッと大きなナマズが食うハズだったが、ガツッと根掛かり。ロストしたくなかったので、なんとかして回収しようと四苦八苦。徐々に水位も下がり始めたのが幸いして、無事に回収できた。20分程、タイムロスががあったのだが、この間に水位低下と共にベイトの居場所が変わって突如ボイルが始まった。ベイトに襲い掛かっているのは、ナマズではなく50〜60cmのスズキ。ボラっ子の大群が帯状になり岸に沿って上流へと向う途中、川底から水面に躍り出るくらいの勢いでスズキが食い漁っている。

 TDバイブには反応がなく、過去に実績のあるルアーを次々に投入。ラパラCD5CD7フラットラップ5ラパラF5シュガリーシャッド、ワンダー60ローリングベイト77・・・全く見向きもされず、ルアーが通った直ぐ後や横で、ボイルしたりする。時折、60cmクラスの雷魚も顔を出したりするのだが、これまた私のルアーには反応しない。西風が強まり、小型軽量ルアーは扱いづらくなったので仕方なくサイズアップする。

 DC9バレットZBLシステムミノー11Fタイダルエスフォークロスウェイク111F-SSRローリングベイト88SSS同88・・・とれもこれも相手にされないまま1時間程が経過。水位がぐっと下がり、体がよろめくほどの爆風が吹くようになると、ボイルがピタリと止まった。これにて時合は終了。目の前で本命魚がガバガバやっているのに、ワンバイトも得られず納竿となった。


天気:晴れ 水温:21.0℃ pH:不明
釣果:1匹(マゴチ)

 前日の釣行は、ノーフィッシュの上にルアーを2個もロストした。さすがに同じ場所へ行く気にもなれず、今日は大きく場所を変えて竿を振ることにした。竿先にぶら下げたのはラパラCD7。フックはガマカツ・ツインフックに交換済み。ラパラCDはもともと、思うほどは根掛かりしにくいのだが、ツインフックのお陰でボトム攻略も安心してやれるようになった。今回は夕マヅメの干潮狙い。時合は短いので、ワンチャンスに掛ける。

 キャストをしながら移動を繰り返すラン&ガンで魚を探す。開始30分が経過した頃、いきなりガツンと来た。水中で激しく頭を振っている様子が手に伝わってくる。まさしく、この引きは狙っていたマゴチのファイト。慎重に引き寄せて岸に引きずり上げた。サイズは50cm。丁度、1km歩いて1匹キャッチって感じか。

更なる追加を期待して、下流へと移動しながらルアーを投げまくる。先程、ヒットしたのはベイトが集まっている場所だった。同じような場所を捜し求めるのだが、全体的に魚っ気が薄く、釣れる感じがしない。「農業用水が流れ込むエリアなら魚がいるかも」と期待したが、そこも不発。そこで作戦変更。ラパラCDを使ったボトム狙いから、ラビット109を使ったルアーブンブン投げの流心狙いとした。スズキがエリア内に入っていれば、確実に食ってきそうな感じなのだが、世の中そんなに甘くない。ルアーを流すコースを考えながら丁寧にリトリーブを繰り返したがワンチャンスもない。釣果はマゴチ1匹のままで、午後6時半に納竿とした。


天気:晴れ 水温:21.5℃ pH:不明
釣果:1匹(ボラっ子)

 前日釣行していた釣友アルフ君から、「午後半日やって、ボイルは全くなく、ノーバイトで終了」との情報をもらっていた。「まさか、そんな事はないよなー」なんて気持で出撃したが、結果的に彼の言うとおりだった。午後1時過ぎから、静かに入水し、シャローエリアをポジドラスパンクウォーカー90Fでチェックしながら下流へと釣り下る。いつもなら、岸際などにベイトの群れがいるのだが、今日は明らかにベイトが少ない。15分程、時間を費やしてゲットしたのは、スレで掛かったボラっ子1匹のみ。

 大きく移動して本日のメイン会場へと歩みを進め、周囲の様子を伺ったが、やはりここも魚っ気がない。取りあえず、ワンダースリム70から始めて表層を探り、続いてラビット109を投入。暫らくの時間、竿を振り続けたがコツリともアタリはなく、ローリングベイト77にタッチ交代した。ガマカツ・ツインフックを装着してあるので、ボトムを擦っても根掛かりは少なく、結構大胆に攻めてみた。前回の釣行で、本命魚がいたところには、何やらゴミらしき物が溜まっておりルアーが当たるのだが引っ掛かりはしなかった。、

 根掛かり覚悟で大胆に攻めても魚の反応はなく、ワンダー60に交換してキャストをしながら少しずつ上流へと移動。ベイトの群れがいる場所を探しながらウロウロするが、やはり今日は魚っ気が全体的に乏しい。干潮に向って水位が少しずつ下がる中、流れのヨレの部分をチェックする。ベイトは小さいので、ユラメキを試してみたが不発。続けてナイトレイド70Fを投入してみたが、これにも反応ナシ。

 ボラコノに交換し、ダウンクロスでキャストをしてスローに引いてみたら、カツッとバイトらしきアタリがあった。ルアーを回収し、同じコースを泳がせてみたが期待したようなドラマは起きない。私のお気に入りルアーであるデプスレス75Fを投入し投げること数回。川底に沈むストラクチャーに引っ掛かってしまった。ギリギリの深さまでウェーディングして近づき、もう少し進められれば何とかなりそうってところで悲しいかなラインブレイク。メインラインの何処かに擦れて弱くなっていた部分があったようだ。

 お気に入りの、しかももう廃盤になっているルアーをロストするのは本当に辛い。気持ちが凹んだまま、ラインシステムを組み直し、ジャクソンピンテールチューン6を結びつける。根掛かりに注意しながら、少しだけ沈めて高速リトリーブをすること数回。またしても根掛かりした。まさかの連続根掛かりで、もうガッカリ。何とかして回収したかったがラインブレイクしてロストした。

 せめて1匹釣りたいが、根掛かりしてルアーを失うのは真っ平御免。夕マヅメのワンチャンスに願いを掛けて、メガバスポッピングダックを投げまくる。このルアー、フックがぶら下がるアイがスイベルになっており、クルクルと回るのである。ナマズやライギョ、トラウトの様に、ヒット後に体をグルグル回すような魚には効果を発揮するシステム。「スズキやクロダイ狙いには、いらないかもなぁ」と思いつつ、ガボッと出るのを期待した。残念ながら、今日はお魚達がお休みのよう。一度もボイルは見ることもなく、ポッピングダックにはカスリもせずに納竿となった。


天気:晴れ 水温:19.5℃ pH:不明
釣果:0〜5匹(スズキ、ボラっ子)

 今日もお昼少し前からの釣行。河川の中を歩き、釣り場に到着すると、いきなりボイルを目撃。ガニッシュ95をブン投げて反応を見たが完全に無視され、TKLM9を試すがこれもダメ。期待を込めてボックスの中から取り出した飛豚73プロップにも反応がなかった。そうこうしてる間に、ベイトが下流へと移動してしまったようで、ボイルは沈静化。レッドフィンラビット109を投げながら、魚を探して徐々に下流へと釣り下ってみた。

スズキ&ワンダー60 8KB 一昔前なら、田植の濁りが入る今頃の時期はナマズが沢山釣れた記憶があるのだが、今ではそんな事もなくナマズに会える機会も減ってきたように思う。その代わり、キビレやクロダイ、コチが釣れるようになったので、きっと河川拡幅工事や川底の浚渫により海水が上流へ上がりやすくなってきているに違いない。濁り水の中、ベイトの姿を探しながら釣り下っていくと、ボイルが連発している場所を発見した。ボイルする場所は日陰の部分。流れにヨレもありベイトがそこに溜まっているようだった。

スズキ&ワンダー60 8KB 周囲にいるベイトのサイズに合わせワンダー60を投げるとビンゴ。いきなりヒットして驚いたが、直ぐにフックオフ。即座にルアーを回収して同じ場所へ流し込むと、連続バイトがあった。バイトはあっても残念ながらフッキングまて持ち込めなかったので、カラーを別の物に交換。するとガッツリ食ってくれて、フッキングが決まった。ベイトを食い荒らしているスズキはとても元気良く、水面で激しいエラ洗いを繰り返す。徐々に引き寄せてキャッチ。サイズは60cm

スズキ&ワンダー60 10KB 写真を撮って素早くリリースして追加を狙う。5分も経たない内にまたしてもヒット。先に釣った魚より小振りの50cmをキャッチした。フックを外す際に、1本が折れてしまったので、その場で交換する。作業中も、ポイントではスズキがベイトに襲い掛かってガバガバとやっているので、焦るのなんのって。新品フックは手元になく、他のルアーからの移植で間に合わせる。作業終了後、キャストを再開するとまたしてもヒット。魚は少し大きくなって、63cmだった。

RB77&ボラっ子 8KB ベイトが移動してしまう前に勝負をしたいので、ポイントを通過したルアーは急いで回収して次のキャストをする。間もなく、4匹目となる50cmのスズキをキャッチした。ワンダー60で釣れることは分かったので、これ以外に釣れるルアーはないものかと、小型のルアーをアレコレと試してみた。反応があったのは、ミニファットラップテトラワークス・トト48HSだった。トト48HSに掛かった魚は大きかったが、フックを伸ばされて逃してしまった。やはり華奢なフックはイカン。

 近くで釣りをしているらしい釣友アルフ君に連絡を入れ、こちらに来るよう招待したのだがいつまで経っても到着しない。どうやら道を間違えたようで、ポイントに到着した時には1時間ほどが経っていた。当然その頃にはボイルは収まりつつあり、魚の気配が薄らいでいた。それでも散発的だがボイルはあるので、彼には優先的にキャストをしてもらう。しかし、彼の竿が曲がることはなかった。

 ローリングベイト77で4.5cmのボラっ子をスレ掛かりで釣ってギブアップ。帰路に数か所ある実績のあるポイントとその攻め方を彼に伝授する。残念ながら魚はお留守だったが、タイミングさえ合えば、きっと楽しい思いが出来るだろう。本日は、レギュラーサイズの本命魚を4匹釣って大満足した釣行となった。


天気:晴れ 水温:19.5〜20.5℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ、ハゼ)

 潮回りを確認して、今日は昼前からの釣行。水位が下がると散っていたベイトが集まってくるので、これを探して捕食魚をゲットする作戦。先ずはガマカツツインフックを装着したローリングベイト77を投げまくって様子を伺う。少しずつ下流へと移動しながら1時間程、キャストを繰り返したが、ボラらしき魚が一度引っ掛かったのみ。期待していたボイルは起きず、昼12時を回ったので持参したオニギリをパクつきながら小休止をする。

 ルアーをZBLシステムミノー11Fタイダルに交換し、午後は上流へと釣り上がる。ボトムを擦りながらルアーを引いていると小型のハゼがスレ掛かりした。サイズは4cmほど。エリア内にどれ位のサイズのどんな魚種がいるのか確認できるため、スレ掛かりでキャッチした魚も重要な情報の1つだ。しかし、今日は全体的に魚っ気が乏しく、ボラっ子達のスクールを目にする場所も少ない。干潮一杯まで竿を振ったが、ノーバイトでこの場から撤退した。

 車に乗って移動。次なる河川に到着すると、強い南風が吹き荒れていた。スマホで確認した気象情報によると風速は6m/s。ゆっくり車を走らせながら川の様子をチラチラ見ていると、ボイルを発見。アクセルをグンと踏み込み駐車スペースまで走り、超特急でタックルの準備を整えてポイントへ向った。竿先にぶら下げたのは、シマノボラコノ。このルアーは人気がないようで、釣具店のワゴンセールで姿を見掛けた後、店頭から姿を消してしまった。売れない理由は、思いのほか軽量で飛距離が伸びず、泳ぎもパッとしない感じがするからなのではないか。しかし・・・他のルアーで釣れない時に、釣れちゃうルアーなのである。

スズキ&ボラコノ 12KB ポイント到着後、キャストを始めて数投目。スローリトリーブで水面付近を泳がせていると、スズキが横っ飛びでルアーに襲い掛かった。一拍おいて、手元に魚の感触を感じ取ってから、素早く巻きアワセでフッキング。水面で激しくエラ洗いを繰り返す魚をなだめながらキャッチ。サイズは55cmと少し小振りだったが元気の良さはピカイチだった。

 本命魚はまだ周囲におり、ボラっ子(ハク)の群れが下ってくると、突然ガバッ、ガバッとやり始める。ボラコノには反応がなくなり、試したデッドフロート8も撃沈。続いて、飛豚73プロップを投入したらビンゴ。サイズは先に釣った魚と同じ55cmだった。更なる追加を期待して、直ぐにリリースしてキャストを再開する。飛豚73プロップに反応しなくなり、ボイルが次々と起きる中、懸命にルアー選びをする。

 期待を込めて投入したローリングベイト77のジャカジャカ巻きは不発。スキャッターラップCD07グース90Fアイボーンクロスウェイクなど、アレコレと試してみたが魚達からは完全に見切られてしまった。そうこうしていると、水位が徐々に上がり始めベイト達が姿を消し、いつのまにか周囲は沈黙した。風向きが変わり、冷たい風が吹き始め、いかにも「時合は終了しました」って感じになったので午後4時に納竿とした。


天気:晴れ 水温:14.0〜17.5℃ pH:不明
釣果:2匹(コチ、ハゼ)

 今日は、タイドグラフを見ながら、朝食を食べてからのゆっくりスタート。釣り場に到着する予想していた以上に水位が高く、しかも流れが緩いので意外な感じがした。田植の影響も受けて全体的に濁りが強まっており、釣れる雰囲気は乏しい。取りあえずローリングベイト77からスタートし、早巻きをして活性の高い魚を探す。暫らくキャストを続けたが反応がないので、農業用水の流れ込み付近に陣取り、小型ルアーを使って探ってみた。

 その昔、管理釣り場シマゴンのマス類や野池で小バス対応の時に使っていた、シュガリーシャッドベビーミノーFスモルトマイティーペッパーなどを相次いで投入する。使っているタックルとのバランスは良くないのだが、はなから飛距離は期待しておらず本命魚が反応するルアーを探すことに重きを置いている。ガツッと強いアタリがあったのは、マジックペンで真っ黒く塗ったマイティーペッパー。濁った水の中でシルエットかハッキリしていたからかも。常に茶色く濁っている管理釣り場シマゴンで魚が良く反応するルアーやカラーは、濁った水が流れる河川でも有効なのだろう。

 待ち望んでいたヒットだったが、これから楽しいファイトが始まるかという時にフックオフ。小さなフックがアダとなったに違いない。少なくともルアーに反応する魚が1匹は付近にいることが分かったので、キャストにも熱が入ったが後が続かない。テトラワークス トト48HSラパラCD5を試したが反応ナシ。捜索範囲を広げるためローリングベイト7788グース90Fも投げてみたがコツリともアタリはなかった。期待していたボイルは起きず、時間と共に水位が下がってゆくだけ。粘っても無理っぽかったので、下流の潮通し良い場所へと移動した。

 流心が遠くにあるため、ジグミノーのサージャーをブン投げて魚を探す。最初はストレートリトリーブ。続いて、軽くトウィッチングを混ぜながらのリトリーブ。最後にリフトアップとダウンを繰り返して誘ってみたがノーバイト。この場に見切りを付け、車に乗って上流へ足を運んだが、こちらにも魚はいない感じ。丁度、お昼時になったので、別の河川へと向うことにした。

 持参したオニギリを頬張りながら釣り場に立つ。シャローエリアが広がる場所なので、魚にプレッシャーを極力掛けないよう静かにウェーディング。ラビット109を使って魚を探す。開始30分程してマゴチ(45cm)がヒット。岸に戻るのが面倒だったため川の中でサイズを測り、写真を撮ろうとした際に魚が暴れてフィッシュグリップから脱落した。更なる追加を求めて、少しずつ移動しながらキャストを繰り返す。「マゴチ狙いは1km歩いて1匹キャッチ」を目安にしているので、「健康作りのウォーキングをしながら釣りをしているんだ」と自分に言い聞かせながら頑張ってみる。

 マゴチを釣ってから丁度、1km歩いた頃、次の魚が釣れた。針先がとても鋭いガマカツツインフックにぶっ刺さっていたのは7cmのハゼ。「釣った」と言うより、「引っ掛かって来た」と言う方が適切な表現か。この時期に捕食魚達のベイトとなりえる、こんな魚がエリア内にいる事を確認できてとても参考になった。重要なインフォメーションなのである。その後は、行ける所までズンズンと上流へ進み、ルアーをZBLシステムミノー11Fタイダルに交換しUターン。マゴチが釣れた周辺を丁寧に探ったが、再び竿が曲がることはなかった。

 対岸へと移動し、農業用水の流れ込みがあるポイントに陣取ってキャストを開始する。使うルアーはラパラCD7シャローラビット。濁りが強かったのでナマズが食ってくる事も考え、魚を掛けたら何処に誘導し、どうやってキャッチするか考えながらルアーにアクションを咥える。ここは、魚がいれば数投で結果が出るような場所。期待していたのだが見事に大ハズレ。ベイトの姿は薄く、いるのは生まれて間もないミドリガメだけだった。長い距離を歩き過ぎてグッタリしてきたので、頃合を見て納竿とした。


天気:曇り時々小雨 水温:15.0℃ pH:不明
釣果:1匹(ボラっ子)

 GW連休4日目の釣行。釣行疲れが少々溜まってきている。左肩から首に掛けての痛みが何日間もずっと続いているのだ。朝はゆっくりと過ごし、早朝から釣りをしている人達が帰る頃を見計らって出撃した。トップバッターは、ラパラスキャッターラップCD07。特徴的なリップを装備し、小魚が逃げ惑うような動きをするとのこと。少しの間、ポイント全体をザックリと探ってみたが反応ナシ。未だこのルアーで魚を釣ったことがないので、信頼度が低く投げ続ける事が出来ない。スキャッターリップラパラCDだけでなく、ミノーやジョイント、クランクベイトにも取り入れられているが、果たして効果はどうなのだろうか。

 続いて、飛豚73プロップで農業用水路から流れ出ている濁り水の中をチェックする。本命のスズキではなくナマズが釣れちゃう可能性も高いが、それはそれでヨシ。「来るもの拒まず」って感じで、魚が釣れれば何でも良かったりする。ルアーを追うような気配もなく、ルアーを交換。ガマカツ・ツインフックを装着したラパラCD7で同じ場所をチェックする。先ずは着水直後からの早引きを試し、続いてレギュラーリトリーブ。これで反応がなかったため、ボトム付近を探ってみたが不発だった。

 開始1時間が経過した頃、上流の岸際にあるストラクチャー付近で突然ボイルが始まったのが見えた。場所を移動し様子を伺うと、50〜60cmのフッコ級が流れのヨレに集まっているボラっ子達に何度も襲い掛かっている。ラパラCD7には反応がなく、ラパラCD5にサイズダウンしたがこれもダメ。ローリングベイト66の早引きをするとボラっ子(4.5cm)が引っ掛かってきた。フッコ達は、私のルアーを完全に見切っており見向きもしない。ベイトサイズに近づけるため、ミニファットラップフェイクベイツS50ZBLシステムミノー50Sジギングシャッドラップなどを投入したが、これらにも反応ナシ。

 派手な捕食音や弾けるベイトを見て悶絶しながらキャストする。持参したルアーをアレコレ選んで投入したがコツリともアタリはなく、いつしか全く魚っ気がなくなり周囲は沈黙した。今日は大潮。潮位の変化が大きく、流れの変化も大きい。時合は長続きせず、本命魚が反応するルアーを見つけられないまま納竿となった。


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