フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2022年6月

天気:曇り後雨 水温:28.5℃ pH:不明
釣果:1〜3匹(キビレ、クロダイ)

 朝8時半から、近所で発見された不発弾の処理で、周囲一帯は一時避難&交通止め。天竜川に掛かる国道橋を2本ともストップさせるなんて驚いた。幸い我が家は規制エリア圏外だったので影響はなかったが、「未だ戦争は終わっていなかったんだ」と肌身に実感。爆弾処理は自衛隊や警察、市役所の皆さんにお任せして、予定どおり釣りに出掛ける。

 今回の釣行は職場の上司が同行。釣りはやった事があるが、ルアー釣りは経験が浅く教えて欲しいとのオーダー。待ち合わせ場所で合流し、先ずは持参頂いたタックルをチェック。竿は使えそうだったが、リールに巻いてあるナイロンラインが随分と古そう。リールも暫らくメンテナンスをしていない感じを受けた。釣り場でのトラブル対応が面倒なので、普段、私が使っているタックル一式を使ってもらうことにした。

クロダイ&ポッピー 10KB いきなりポイントで釣りを始めるのではなく、水辺でキャストがどれくらいの腕前かを確認。テンプラキャストや目の前にルアーを叩きつけるようなミスキャストはあるが、直ぐに調整出来そうだったので、実釣をスタートした。本日の狙いはクロダイやキビレ。ポッパーゲームは、ポッピングが上手出来ないと、全く釣りにならないのだが、何とかなりそう。ポッピングのコツを伝授して、見よう見まねで始めてもらった。

 最初に反応があったのは私の操るポッピー。ルアーを追尾する様子が見え、スポッと小さな音がするようなキスバイトがあった。ルアーを回収し、同じコースを再びポッピングしたが反応ナシ。スキッターポップに交換し、ポッピングをすると、いきなり3連発の爆裂バイトがあった。しかし、いずれもフッキングには至らず、思わず声が出る。この様子を見ていた上司も気合が入り、キャストを繰り返すが、魚は反応しない。やはり初心者にはポッピングはちょっと難しいようだったのでスーパースプークJrに交換。飛距離も十分、アクションも付けやすいルアーなので、テンポ良くキャスト&ドッグウォークをしてもらう。少しして、狙いどおりにスーパースプークJrにヒット。しかし、フッキングしなかった。

キビレ&ポップR 10KB 遠くで雷が鳴っていたので気にしていたが、急に周囲が暗くなり雨が降ってきた。事前に天気予報をチェックしてあったのだが、まさか雨が降るとは思いもよらず、カッパは持参していない。激しく雨が降る中、上司はギブアップしない。何とか1匹釣ってもらうまで頑張ろうと腹をくくった。天気の変化をきっかけに食いが立つ事が多いので、濡れるのを我慢してキャストを繰り返す。竿が曲がったのは、私の方。接待する側が、最初に釣ってしまった。私の操るポッピングダックに出たのは31cmのキビレ。胸鰭や尾鰭のフチが綺麗な黄色をしている個体だった。

 やはり雨で活性が上がってきたようで、上司のスキッターポップにも爆裂バイト。続いて、私のポッピーにも爆裂バイト・・・そして、またしてもフッキングしてしまったのは接待側の私の方。38cmのクロダイを釣ってしまった。活性が上がっている内に、どうしても上司に釣って欲しい・・・そんな願いが伝わったのか、やっとスキッターポップでクロダイ(33cm)をキャッチ。ルアーで釣った初めてのクロダイとのこと。釣った本人はもとより、ガイドした私も喜び度MAXの魚だった。

 気持がグッと楽になったので、これまで反応があったポイントを極小のポップR(P50)を使ってチェックする。すると間もなく、キビレ(32cm)が躍り出た。他にも魚はエリア内にいるハズなので2人でルアーを投げまくる。ポップR(P50)で届かない場所には、ポッピングダックを投入。するとドカンと出た。捕食音は立派だったが、フッキングはしなかった。これが最後となり、お昼で納竿となった。

天気:曇り 水温:24.0℃ pH:不明
釣果:1匹(キビレ)

 今回は、中潮の干潮時を狙って朝からの釣行。先ずはシャローエリアで状況を確認する。バイトラッシュPPで表層を探った後、ボラコノで水面直下をフラフラ泳がせてみた。魚がいれば何かしら水面に動きが見られるハズだが、全くそれらしき変化はない。直ぐにこの場を見切って次のエリアへと移動する。2つめのエリアは竹薮の前。GドッグXで広範囲に探った後、ローリングベイト77を引きまくって様子を探ったが、ここにもルアーに反応する魚はいなかった。

 3か所目は水中に障害物が沈むテクニカルなエリア。根掛かりを避けるため、先ずはポッパーを使うことにした。取り出したのはスカジットポッピー。スローテンポながらもポップ音はしっかり出して、ポッピングしていると直ぐに爆裂バイト。大きな捕食音だったので、良型を想像したのだが、キャッチしたのは30cmのキビレだった。少しずつ移動しながらポッピングしていると再びバイト。しかし、これはフッキングしなかった。

 スイングウォーブラーを試した後、スーパースプークJrを投入。すぐさま魚が反応し、チェイス&バイトしたのだがキッキングには至らない。ワンダー60をフォローで入れてみたが、コツリともアタリはない。ポッピングダックをあらためて投入したが、こちらにも反応はない。河川の合流ポイントに移り、ベイトサイズに合わせてワンダー60からキャスト開始。シンキングシャットを試した後、手持ちのルアーをアレコレと投入したが、ワンチャンスもなかった。その後は、GドッグXエスフォー7ローリングベイト77DC9バレットを投げまくってギブアップした。

天気:晴れ 水温:25.0℃ pH:不明
釣果:2匹(キビレ、クロダイ)

 今日も昼過ぎからの釣行。藪こぎをして岸辺に降り立ちウェーディングを開始。トップバッターはトーピードをWペラに改造したWスイッシャー。シャローエリアを引きまくって様子を伺ったが反応ナシ。直ぐにこの場に見切りをつけて下流へと移動する。水中にクイなどの障害物が沢山潜んでいる一級ポイントでトップウォーターゲームを楽しむ事にした。

 使うのはスーパースプークJr。カラン、コロンと大きな音を響かせながらドッグウォークをさせているといきなりドカンと出た。派手な出方だったのでスズキかと思いきや、一度もエラ洗いはせずに横へと走る。1匹目だったので丁寧に対処してキャッチ。スーパースプークJrを咥えたのは、キビレ(38cm)だった。

 1匹目を見つけられれば、その後の展開が楽になる。周囲を丹念にチェックしていると再びバッグバイト。しかし、ルアーを水中に引き込まない。慌てずそのままドッグウォークさせていると、しつこくチェイスしてきて再びバイト。しかし、これもカラ振り。同じコースにルアーを通すようキャストし、ドッグウォークさせるとまたしてもバイト。今度はフッキングしたかと思ったが、直ぐにフックオフした。

 少しずつ移動しながらスーパースプークJrを投げていると、なんと4連発バイト。こんなに魚が高活性の時は滅多にない。遅れて登場した釣り友アルフ君に状況を伝えながらその場を譲り、自分は更に移動しながら魚を探す。時間が経つにつれて、南風が強くなり水面が波立ってきた。ポッパーだと扱い使い辛い状況だろうが、重量のあるペンシルベイトには関係ない。遠投してテンポよくドッグウォークを続ける。

スーパースプークJr&クロダイ 9KB 間もなく、またしてもヒット。しかし、これまでの出方とはちょっと違って、ジュボッっと大人しい感じの捕食音。力強いファイトを楽しみながら引き寄せてくると、キビレではなく縞がクッキリ出たクロダイ(36cm)だった。

 魚を探して移動しながらキャストを繰り返す。河川の合流ポイントでは、スズキ狙いに切り替えてワンダー60からスタート。ササ濁り状態なので、絶対に魚はいるハズなのだがボイルは起きない。サーフェスワンダーDC9バレットシンキングシャッドラパラ・フラットラップ8など、周囲にいるであろうベイトをイメージしてアレコレとルアーを投入したがノーバイトだった。

 スズキ狙いは諦めて、再びキビレ・クロダイのトップウォーターゲームに戻る。ポッパーを投げまくってもバイトがないアルフ君の様子を見ていて気がついた。彼のポッピングは移動距離が長く、テンプが早い。もう少しゆっくり気味で、移動距離を短くするようにアドバイスする。すると間もなく爆裂バイト。残念ながらフックアップには至らなかったが、ポッピングのやり方をすこし修正しただけで、魚が反応するのは面白い。因みに彼が使うルアーは、ちょっと懐かしいアングラーズリパブリックシェイプラボ TTポッパー65。地味な存在で、もう製造されていないが優秀なポッパーなのだ。その後は、メガバスポッピングダックを投げまくって終了。このルアー、私好みのポップ音を奏でるので、結構気に入った。今シーズンは使い込んでみようと思う。

天気:曇り後雨 水温:22.0℃ pH:不明
釣果:3匹(キビレ、ナマズ、スズキ)

 今回は、釣り場までの移動中におにぎりをパクつきながら、お昼からの釣行。トップバッターは新型トリプルインパクト。旧型はサイズ展開が幅広く、同じサイズでもフックの本数が違っていたりと、状況によってアレコレと選ぶ楽しみがあったが、新型は1サイズのみ。ある意味、釣れるルアーをぎっと絞り込んだのかも知れない。これまでのところ、大した釣果は得られていないが流れがあるシャローエリアでも使えそう。魚がいれば必ず反応するであろう、瀬の落ち込みをメインに流してみた。

 流れのスジを見ながら、キャストする位置を変えて様子を伺った。しかし、魚の姿は一度も見なかったので、この場に見切りをつけて次の場所へとサッサと移動する。新型トリプルインパクトを投げた後、シンキングシャッドを投入したが、これにも反応はない。続いて、水中に沈むストラクチャーの上を狙ってみようと、ポッピングダックをフルキャスト。ポップ音をハッキリと出し、余り早引きにならないよう加減しながらポッピングを始めると、1投目から魚がチェイスあり。もう少しで食いそうだったが、ルアーの後方で反転し水面に波紋を残して去った。

ナマズ&コンバットポッパー 10KB 反応があった所に再びルアーが通るようにキャストし、ゆっくりポツピングしてみるとビンゴ。ガバッと出て、ルアーが水中に引きずり込まれたのを確認してからフッキングをする。スズキのようにエラ洗いはせず、ナマズのように頭を振ったり、グルグルと回転したりしない。ポッピングダックに出たのは、クロダイかキビレのどちらか。フックオフしないように慎重に対処して無事にキャッチ、ルアーを咥えていた間は30cmのキビレだった。

スズキ&RB88SSS 6KB 更なる追加を求めてポッピングダックを引きまくったが反応ナシ。流れが複雑に絡み合う一級ポイントに移動し、ワンダー60ハニートラップ70SスーパースプークJrをとうにゅうすれども不発。更に場所を移動し、竹薮前で岸際をコンバットポッパーでチェックしていると、小魚が弾け飛んだのを目撃した。すかさずボイルがあった場所へコンバットポッパーを投げ込み、早めのポッピングをしてみると、これがビンゴ。捕食音が大きかったので、とても期待をしながら魚を引き寄せる。その途中でうっすら気がついてしまったが、岸際にズリ上げた魚はナマズ(65cm)だった。

 強まる雨の中、川の雰囲気はとても良くなってきた。これで帰るのは、忍びないのでもう少し粘ってみた。ローリングベイト88SSSを取り出し、"ジャカジャカ巻き"を始めると狙いどおりに数投目でヒット。この魚は直後に激しいエラ洗いをしたので、スズキであることが早々と確定した。無理をするとフックが外れそうだったので、慎重に引き寄せてキャッチ。魚の大きさは、60cmのレギュラーサイズだった。他にも本命魚がいそうだったので、"ジャカジャカ巻き"を繰り返していると再びヒット。しかし、大きく頭を振られ、一瞬にしてフックを外されて逃してしまった。サイズ的には先に釣った魚と同じ位。ルアーが届く範囲に魚がいることが分かったので、広範囲にキャストをして様子を伺った。

 時計は午後3時をまわり、雨が更に強まってきた。ボラっ子が見えた所では、ワンダー60スイングウォーブラーを試したが不発。20cm前後のボラが跳ねた場所では、ラビット109を投入してみたが反応しなかった。雨の中、頑張るにも限界を感じてきたので午後4時半過ぎに納竿した。

天気:晴れ 水温:24.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 南風が吹く中、昼過ぎから釣行した。駐車スペースに車を停め、準備を整えて藪漕ぎをする。川岸に出たところでちょっとガッカリ。予想していたよりも水位が低く、竿を振ろうとしていた場所は、水が干上がっていた。川幅は極端に狭まってはいたが、流れはあるのでチャンスはあるかもしれない。先ずは、マイクロベイト対策で持参したレッドペッパーベイビーをアップクロスで投げ、流れに合わせてルアーをピョコピョコとアクションさせる。食っ気がある魚がいれば一発で食ってくるような状況だが、ルアーを追い掛ける姿すら確認できなかった。

 粘っても無理っぽかったので、早々と見切りをつけて次の場所へと行く。腰まで水に使って沼地を渡り、下流へと移動する。前回の釣行では、日陰の部分でボイルが連発していたのだが、今日は何も起こらない。全体的に魚っ気がなく、いつもは岸際に群れているボラっ子達のスクールもない。ボイルは起きなくても、エリア内には魚が絶対潜んでいるハズ。取りあえずアレコレ試してみることにした。

 トップバッターはシンキングシャッド。流れに押されてヨロヨロと泳ぐ小鮒をイメージして探ってみたが不発。続いて、ハニートラップ70Sでボトムギリギリを狙ってみたが、これにも反応はなかった。少し上流側へ移動し、ポッピングダックで表層を攻めたが不発。レンジバイブ55ESを使いボトムをチェックし始めたら、僅か数投目に根掛かりをしてロストした。レンジバイブ55ESに装着してあったフックは、2本ともガマカツ・ツインフック。ルアーを失ったのは辛いが、高額なツインフックを同時に2本も失って、ダブルパンチなのてある。

 気を取り直してラインシステムを組み直し、飛豚73プロップで周囲を探る。少しして、この飛豚73プロップもロストしてしまった。キャストの際、ガイドにラインが絡みついてラインブレイクした様子。下流へと流れ去ってゆくルアーを暫らくの間、追い掛けたが回収は不可能で諦めた。立て続けに2個もルアーをロストするなんて滅多にないのだが、今日はどうにも歯車が噛み合っていない感じ。

 ベイトを探しながらキャストと移動を繰り返し、広範囲を探る。ワンダー60ハニートラップ70Sボラコノバブルクランクコンバットポッパーなど、表層をメインに攻めてワンチャンスに望みを掛けていたが、魚の気配は全く感じられずギブアップ。はたして、今年の梅雨シーズンは、トップで楽しめるのだろうか。


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