フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2022年7月


天気:晴れ 水温:27.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 今日は大潮。潮位を考えて出撃したが、思っていたよりも水位が高く、行きたい場所へ行けない。取りあえず水辺に降り立ち、周囲にルアーを投げてみる。トップバッターはマンズベビー1マイナス。表層系のクランクベイトで水深は1フィート。水面近くをブリブリとお尻を振りながら泳ぎまくる。きっとこのエリアで効果があるハズと考えて持参したが、ルアーを追う魚の姿はなかった。続いて、ドッグXを使い同じエリアをチェックしたが、やはり反応はない。ここには魚がいないのかもしれない。

 少し下流へと移動し、ディープホールがあるポイントに立つ。流れのヨレを確認しながらフィンバックミノーローリングベイト88SSSラパラCD7を使ってみたがノーバイト。魚は一体何処にいるのやら。時間が経つにつれ水位が下がってきたので、メインフィールドに移動した。竹薮前でエスタ70Sを使い、表層近くをS字アクションでザックリと探る。続いて、TDポッパーのポッピング。周囲をキョロキョロ見ながらルアーを投げ続けたが、今日は魚っ気が乏しい。水温が上がり過ぎているのか?

 下流へと移動しながら、スーパースプークJrGドッグXを投げまくる。絶対にトップウォータールアーに反応する魚がいるハズだと頑張ったのだが、ルアーを追う魚の陰すら見られない。気がつけば時刻は正午を回り、腹も減っていた。岸際に座り、持参したおにぎりを食べて一息つく。普段なら水際にベイトの群れが見られるのだが、今日は魚っ気が薄い。干潮かで潮が切り替わり少しずつ水位が上がるタイミングで雰囲気が変わるのを期待するしかない。

 ルアーをフィンバックミノーライトに交換し、水深の浅いエリアで使う。ガマカツのツインフックに交換してあるので、根掛かりはマズないと考えていたらいきなり引っ掛けた。距離はあったが、少しウェーディングして水の中に入っていけば回収できる水深。しかし、場を荒らしたくなかったので竿を数回振って外す・・・とその時、まさかのライン切れ。えっ!? 思った時には既に遅かった。引っ掛かっているだろう場所へ歩みを進め、水中を覗き込むが濁っていて見えない。ルアーから切れたラインが長く伸びていれば見つけられる可能性もあるのだがラインも発見できなかった。フィンバックミノーライトはまだ買ったばかりで、前回の釣行でキビレを1匹釣っただけで元が取れてない。しかも、お高いツインフックに交換してあったのでWショックなのだ。

 ルアー回収に時間を割いたのだが、結局見つけられずにギブアップ。心が殆ど折れてしまっていたが、せめて1匹は釣りたいと頑張ってみた。実績のあるスーパースプークJrをストラマチャー周りで使ったが不発。続いて、ポッピーでポッピングしまくったが全く反応ナシ。徐々に水位が上がる中、ラパラCD7ラビット109ZBLシステムミノー11Fタイダルを投入すれどもノーバイト。水位が限界まで上がったので午後4時前にギブアップした。


天気:晴れ 水温:22.0℃ pH:不明
釣果:4匹(キビレ、スズキ)

 今シーズン使っていた道は、背丈を超える雑草で覆われてしまい通行不可。途中で断念し釣り場までの距離は遠くなるが、竹薮の中を歩いて新たなルートを開拓。水際まで無事に降りられ一安心した。メインのポイントへ行くまでは、GドッグXを使いシャローエリアを移動しながらチェックしたがここでは反応ナシ。続いて、竹薮前でTDポッパーを試して1バイト。更に下流へ移動しながらフィンバックミノーライトを投げる。愛用するローリングベイトは引き抵抗を感じないのだが、このルアーはボディを左右に振るので適度な引き抵抗がある。竿先の調整と巻きスピードで泳がす水深を調整しながら魚を探したがアタリはなかった。

ZBLポッパー&セイゴ 7KB 本日のメインポイントまで辿り着いたので、持参したポッパーに交換する。ポップンダックを投入すると直ぐに反応があり、キビレらしき魚がルアーを追尾して咥えた。フッキング出来たと思ったがファイト開始と同時にスッポ抜けた。スキッターポップSP9TDポッパーポッピーには反応がなく、竿が曲がったのはアイマエアラコブラ。本日1匹目、28cmのキビレをキャッチした。小さくても1匹は1匹。その日がボウズにならないためにも、大切な1匹なのである。

フィンバックミノーライト&キビレ 9KB 続いて魚が反応したのはZBLポッパー。浜名湖のクロダイ釣りで人気があるのだが、どうもこのポッパーは苦手。浮力が弱く、汽水や淡水域で使うと中々浮いてこない。連続的なポッピングが出来ず、広範囲をテンポよく探ることが出来ない。水中にストラクチャーが沈んでいるような場所では、うっかりするとトップウォータールアーなのに根掛かってしまう。一方、トップに出切らない魚には、水中をイレギュラーに動くルアーに反応するようだ。ZBLポッパーを咥えたのは黒点がハッキリ出ているセイゴ(25cm)。水面に出たのではなく、ルアーが水中に潜っている時に食ってきた。

ZNLシステムミノー11Fタイダル&キビレ 10KB 時間が経つにつれ南風が吹き始めた。ポッパーは扱いにくくなり、スーパースプークJrを暫らく試していたが反応がない。フィンバックミノーライトに交換し、早巻きを試したらピックアップ目前で猛烈なヒット。余りにも竿先との距離が近すぎ、咄嗟にドラグを少し緩めて対応する。少しの間、ファイトを楽しんでキビレ(30cm)をキャッチした。更なる追加を期待してを引きまくったがノーバイト。

 水位が少し上昇し、南風が更に強まり波立ってきた。ルアーをZBLシステムミノー11Fタイダルに交換し、早目のリーリングで周囲をチェックしていると再びチャンス到来。1サイズ大きい刺さりの良いガマカツ・ツインフックを装着してあるので、掛けた魚は逃さない。危なげなくキャッチした魚は33cmのキビレ。今回の釣行は、これで終了とした。


天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:37匹(手長エビ)

 嫁さんが「手長エビを釣って食べたい。」と繰り返し呟くので、ルアー釣りをしたいのをグッと堪え、手長エビ釣りのセット一式を持って、朝食を食べた後にのんびりと出撃した。今回のエサは100円ショップで購入した燻製イカ。前夜、嫁さんが小さく刻んでくれた。手長エビのエサには、ミミズが一番釣れることは分かっている。しかし、1パック500円も出して、エサとして数匹しか使わないのはもったいない。冷蔵庫に入れておけば翌週も使えると言われるが、冷蔵庫内で脱走でもしたら大変なことになってしまう。燻製イカなら残った物を食べちゃえば良いのだ。

手長エビ 15KB 遅い出撃にも関わらず、運よく一等席を確保できた。早速、準備を整えて始めたのだが、全く釣れない。周囲で同じように釣りをしていたジイさんから、このところ連日のように1人、100匹ぐらい釣っていたと聞き、このポイントの手長エビはほぼ釣り切ったのではないかと思うぐらい反応がない。下流の方で釣っていた兄ちゃん達は、コンスタントに釣れているらしく既に釣果は80匹を超えたらしい。どうやら、いる所にはいる様子。干潮から潮が切り替わって、上げ潮になり手長エビが岸際に寄って来るまでじっと我慢する。

 手長エビを食べたい一心で嫁さんは、飽きもせず釣りをしている。随分経ってから、潮位が上がりやっとポツポツと釣れ始めた。時を同じくしてシャローにエビの姿が見られるようになってきたので、持参したエビ用のタモを使って掬い取る。見えているエビは簡単に捕獲でき、釣りをするよりも遥かに簡単。偏光サングラスで水中を覗くと、深い所から次々とエビが上がって来るのが見えた。何となくズルイ感じもするのだが、テンポ良くタモを使ってエビをキャッチ。

 午後3時、下流で釣っていた兄ちゃん達は、釣果がついに100匹を達成。一方、スロースターターだった私達は、2人で頑張って37匹という結果に終わった。帰路、マックスバリュでレモンを買い、数時間、泥を吐かせた手長エビを日本酒で絞めてから素揚げ。塩をふって、レモンを絞って出来上がり。今宵は、晩御飯のテーブルがとても賑やかになった。


天気:晴れ 水温:25.0℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 3連休最終日、お昼からの釣行。以前から気になっていた釣り場に足を運ぶ。川底を削ったため、水位が下がってくると、流れの落ち込みが出来る場所。タイミングが合えば、きっとそこは魚が溜まっているハズ。駐車スペースに車を停め、ポイントまでのルートを確認してブッシュをかき分けて水辺まで降りる。使うルアーはスキッターポップSP9。遠投が可能で、スピーディーに広範囲を探れるので重宝するルアーだ。流れの筋を読みながら、捕食魚が潜んでいそうなピンポイントにルアーを送り込む。魚はスレていないハズなので、いれば一発で食ってくるハズだが反応はない。30分程、アレコレ試したが魚の影すら見えなかったので、この場を見切って次の場所へと移動した。

 2か所目は農業用水の流れ込み。ローリングベイト77の早引きで周囲をザックリとサーチする。反応がなかったので、続いてラパラCD7の投入。西風がどんどん強まっている感じなので、手早く釣果を上げたい気持ちがルアーの選択から滲み出る。濁った水との境を意識しながら、キャスト&ファストリトリーブを繰り返していると、狙い通りにガツッときた。やはり今の時期は、早巻きに魚が反応しやすいようだ。元気良くファイトしたのはフッコ(43cm)。サイズに不満はあるものの、狙って釣った感があって楽しかった。

 更なる追加を期待したが反応はない。風が更に強まり水面には白波が立ってきた。気象データをスマホで確認すると観測地点の風速は5m/sらしい。しかし、釣り場ではもっと強い風が吹き荒れている。風向きの影響か、波が少し弱く見える上流へと移動し釣りを続ける。スキッターポップSP5飛豚73プロップスウィングウォブラープロップダータースーパースプークJrなどアレコレと投入。ワンチャンスを期待したがドラマは起きなかった。フッコを釣った場所へ戻り、爆風の中、クロスウェイク111F-SSRラパラCD7ローリングベイト77などを投入。ベイトが時折、チラチラと見えるのでチャンスはあるハズだが、ルアーにワンタッチもないのでギブアップした。


天気:大雨後晴れ 水温:22.5℃ pH:不明
釣果:1〜4匹(スズキ、キビレ、手長エビ)

 大雨警報が発令されていたが、昨日からの雨は早朝で止んだ。天気予報によると急激に天候が回復するようなので、手長エビを釣りたいと言う嫁さんと出撃した。釣り場に到着すると前日からの大雨の影響で水位が高く、手長エビ釣りは相当難しそう。水位が下がるまで、2人でルアー釣りをする。トップバッターはZBLシステムミノー139F。ザックリと周囲を探った後、濁った時に実績のあるルアーを次々に投入してみる。アイルマグネットDBアイマ裂波120サーフドライバービーチウォーカー110Sザ・ファーストK-TEN BKF・・・。

キビレ 7KB 気がつけば開始2時間が経過し、気持ちがダレて来た頃、サイレントアサシン140Fにガツンときた。潮通しが良い場所で、流れのヨレが出来ている場所でのヒット。やはりココに魚は潜んでいた。因みにヒットルアーは以前、引っ掛かった際に強引に回収してリップが根元近くから折れたキズ物。それを紫外線で固まる接着剤BONDICを使って、あらためてリップを成形したヤツだ。適当にリップの形を作ったが、オリジナルよりも濁った時に効きそうな自分好みの泳ぎに変わっている。キャッチした魚は56cm。小振りだったが、嫁さんの前で魚を釣ったのを見せられ一安心。

 時間の経過と共に、水位が徐々に下がってきた。ローリングベイト88に1バイトがあっただけで、後が続かなかったので早めのお昼を食べ、手長エビ釣りに切り替えた。流れがあるので、エサのミミズが底ベッタリに付くよう浮き下を広めに取って、ハリ近くにスプリットシンカーを噛ませた。少しして玉ウキがツツーと動いたので、手竿を上げると僅か10cmのキビレが釣れた。ルアーを引いていると、たまに10cm程の魚が追尾して来るのを見るが、正体はこんな魚なのかも。

嫁さん手長エビ釣り 8KB 嫁さんの手長エビ釣りのサポートでバタバタしていると、釣り友のアルフ君が登場した。魚が潜んでいるであろう場所を伝え狙い方を伝授して、彼に釣り場を譲る。すると30分もしない内に、彼は64cmのスズキ をキャッチした。まさか、そんなに早く結果を出すとは思いもよらず、手竿を持ちながら驚いた。因みにヒットルアーは、今日買ってきたばかりのフィンバックミノーとのこと。彼はこの1匹をキープして、即座に帰宅。その後を引き継ぐように、私はルアー竿を握り締めてキャストを開始した。

 少しして、アルフ君が戻ってきた。釣り場に忘れ物でもしたかと思ったが、私達のために缶ドリンクを2本買って来てくれた。彼の心遣いに感謝しながら、キャストを重ねる。ラパラCD9フラットラップ8コモモZBLシステムミノー139Fショアラインシャイナーラビット109など、アレコレ投入したがワンバイトすらなかった。最後はZBLバイブでボトム付近をチェックしてギブアップ。放置していた嫁さんは、苦戦しつつも手長エビを4匹釣っていた。しかし、夕食の一品に加えるには、ちょっと足りなかったのでリリース。手長エビ釣りは、日と場所をあらためて再挑戦する事にした。


天気:曇り後雨 水温:22.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 前日、山間部で大雨が降り、この影響で下流部は超満水で濁りが強い。早い流れがあれば釣れる気もするのだが、トロトロと流れている程度なので今日は難しそう。取りあえず、農業用水合流点で竿を振ってみることにした。トップバッターはバイトラッシュP.P。ペンシルポッパーの特徴を活かし、早いトウィッチング動作で、キビキビと動かしながら、水面に飛沫を飛ばす。全く魚の気配を感じられず、下流へと移動する。

 ここは水深がある場所なので、サイレントアサシン99Fフラッシュブーストを試すことにした。フラッシュブーストを釣具店の店頭で見る度に、「こんなチャライ色仕掛けに私は騙されない!!」と自分に言い聞かせて、ずっと買わなかった。しかし、根掛かっているのを偶然見つけてしまい、今私の手の中にある。このチラチラと光る機構は、ホント良く出来ていますシマノさん。確かに、ルアーを見切ってUターンする魚も釣れちゃいそうな気がする。流れのヨレを狙ってキャストを繰り返し、暫らく様子を伺っていたが反応がない。

 岸際に沿ってベイトが遡上し始めたのを確認したので、岸と平行にサイレントアサシン99Fフラッシュブーストを引いてみたがやはり反応ナシ。ルアーをワンダー60に交換し、同じように岸際を引いてみるとセイゴがバイトしてきた。フッキングには至らなかったので、ミニファットラップなど小さめなルアーをチョイスして周囲をチェックする。残念ながら2度目のチャンスは訪れず、時間だけが過ぎてゆく。ここで粘っても無理っぽかったので、最初の場所へと戻り持参したルアーをアレコレと投入。活性の高い魚が回遊してくることを期待してキャストを続けた。

 開始から2時間半が経った頃、南から真っ黒い雷雲が迫ってくるのが見え、突然、大粒の雨が激しく降ってきた。慌てて車中へと緊急避難。スマホで雨雲レーダーを確認すると、釣りをしているこの辺りは猛烈な雨が降っている事を示す紫色で塗りつぶされていた。雨雲が通り過ぎるまで車中待機をしていたのだが30分経っても雨雲が停滞したまま殆ど移動しない。天候回復が期待できそうもなかったのでギブアップ。ワイパーをフルスピートで稼動しながら帰路についた。


天気:曇り後雨 水温:23.5℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 前日は豪雨と言えるほどの大雨が降った。今日は事前に天気予報を何度も確認して朝からの釣行。菓子パンをかじりながら車を走らせる。釣り場には、別方向からエサ釣りのおっちゃんがジムニーでやってきたが、僅かに私の方が早かったので予定していた釣り場を確保出来た。気がつけば見覚えのある車も近くに停車している。車の持ち主である釣り友アルフ君は、私よりもほんの少し前に到着していた様子。同じ釣り場に通う釣り人の行動は大体似てくるので、常日頃から挨拶は大切。釣り人同士でバッティングする事も多いが、譲りあったりして今のところトラブルは起きていない感じ。

 大雨の影響で本流は濁流なので、用水が流れ込む場所でじっくり粘ろうと、アレコレ作戦を考えてきた。先ずは、スキッターポップSP5で表層をチェック。ポッピングに反応がないので、バブルクランクで引き波を立てながらストレートリトリーブする。これで反応があればラッキーなのだが、ルアーを追尾するような気配もない。続いて、潮目を重点的にローリングベイト88SSSの早引きでチェック。反射食いを期待したが、これにも反応はなかった。ツインフックを装着して根掛かりが激減したラパラCD7で川底を探ったが不発。

 1時間程経過した頃、満潮からの下げに入った。ベイトの群れがチラチラと見え始めたので、粘っていればチャンスはあるハズ。RAポップヨーヅリ3DポッパーバイトラッシュP.PTDポッパーなど、普段出番が少ないルアーを取り出し、動き具合をチェックしたりして時合を待つ。淡水エリアと海水エリアではルアーの浮き具合が違い、ポッピングした時の音が違う。しかも、流れのある河川で使うと別の要素が加わり、ポッパーの種類によって扱いやすくも扱いにくくもなる。どのルアーにも一長一短があり、場所を選ばずオールマイティーに使えるモノが限られる。シーズン当初では、アレコレ各種ポッパーをボックスに突っ込んでくるのだが、最後までボックスの中に残るのは2〜3個だろう。

 魚の顔を見られないまま帰宅するアルフ君と挨拶を交わし、私は引き続き竿を振る。徐々に水位が下がり、流れも強くなってきた。雨も降り始め、釣り場の雰囲気が変わったのでラビット109を試してみた。すると数投目にカツンと明確なバイト。本命魚が回遊してきたのか、そこに居ついていた個体の活性が上がったのかは判断できないが、ルアーに反応する魚を見つけられた。作戦どおり後はガッツリと食ってくるルアーを探すだけ。ラビット109を繰り返し投げてみたが、反応がないので、ラパラCD5フラットラップ8を投入。これらにも反応がなく、ZBLシステムミノー11Fタイダルをチョイスした。

 このチョイスが大正解。ルアーを投げ込んで直ぐにヒットした。その場所は、流れのヨレが出来ているピンポイント。下流から泳いできたベイトが、一旦とどまる場所だ。ルアーを咥えてエラ洗いを繰り返したスズキは60cm。ずっと待ち伏せていた努力が報われた。更なる追加を求めて、DC9バレットDC7バレットを試したがワンチャンスもないまま、午前11時前に納竿となった。


天気:曇り後晴れ 水温:23.0℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 朝まで局地的に猛烈な雨が降った。まさにゲリラ豪雨。このWebサイトを立ち上げた頃には、そんな言葉はなかったように思うが、今では頻繁に使われるようになった。雨雲レーダーで雨雲が抜けたのを確認して、釣り場へ行くと、やはり泥濁り状態で増水している。本流ではまともな釣りは出来そうもないので、農業用水が接続する小場所で竿を出す。XクロスSSRから始め、バブルクランクアイボーンローリングベイト77ラパラCD7を投げまくったが反応ナシ。

 下流へと移動し、流れのヨレがある場所でラパラCD7を投げてみると、ポイントに到着して僅かに3投目、ピックアップ目前で爆裂ヒットした。ヨレの中にベイトの姿がチラチラと見えたので、ルアーを通してみたのが大正解。増水で強くなっている流れに入られないよう強引に魚を引き寄せてゴボウ抜き。ラパラCD7に反応したのは58cmのフッコだった。どんなに濁っていても食いっ気があるヤツはきっと何処かに潜んでいるのだ。

 更なる追加を期待し、少しずつ移動しながらルアーに反応する魚を探す。ビーチウォーカー110SアイルマグネットDBアイルマグネット120ダイエットラビット109Sフラップスラップ柊SWなどを投入したが、やはり反応したのはラパラCD7。派手さがない泳ぎで、目立たないように思うのだが、何故か魚は口を使う。バイトらしきアタリがあったので、同じコースをトレースしてみるとガツンときた。濁り水の中、銀色に光る魚体が反転したのが見えたのだがフックオフ。思わず、「あぁぁぁぁ〜」と声が出た。

 なんとかもう1匹追加したい気持で、アレコレ試してみた。マグクリスタルミノーのジャーキング、ラパラCD75エリートのトウィッチングとリフトダウン・・・。どちらかで反応して欲しかったのだが、コツリともアタリはなかった。少し上流へ移動し、気分転換でトップウォーターゲームをやってみる。スーパースプークJrを投げまくった後、Gスプラッシュ80エアラコブラでポッピングを繰り返す。しかし、反応ナシ。やはり濁りがキツ過ぎたのかもしれず断念。周囲をキョロキョロ見ていると、岸際に集まるゴミ近くでボイルしたのを目撃した。

 弾け飛んだベイトはとても小さかったので、フェイクベイツS50を投入するといきなりヒット。しかし、直ぐにフックオフ。装着されているフックは小さく、無理が利かないのである。続いて、ZBLシステムミノー50SミニファットラップトトHSローリングベイト66などを矢継ぎ早に投入したが、本命魚からは見向きもされない。気温はグングン上がり、蒸し暑くなり、体がバテてきたのでお昼前に納竿した。


天気:曇り後雨 水温:27.0℃ pH:不明
釣果:1〜2匹(クロダイ)

 朝食をしっかり食べてからの出撃。中潮満潮からの下げで、水位はまだ高くストラクチャーは水中に沈んでいる。一発で引っ掛かるエリアなので、使うルアーはトップウォーターオンリー。先ずはポッピーのポッピングでスタートした。少し早めのテンポで、少しずつ移動しながら魚を探す。ベイトは不在で魚っ気がない。下流へ向って進んでいたが、余りに反応がないためUターン。

 ルアーをスーパースプークJrに変え、早めのピッチで連続ドッグウォークをしていると、後ろから黒い小魚が追尾。しかし、この魚はルアーにタッチすることもなく、岸際近くになってスッと姿を消した。周囲を丹念に探っていると、ドカンと出た。水中に沈んでいる障害物に潜られないよう、最初に強引に魚を引き寄せてから、ゆっくりとファイトする。スーパースプークJrをガッツリと咥えていたのは、尾鰭の大きなクロダイ(38cm)だった。

開始1時間、グッと我慢してやっと1匹。水位が下がってきて少し雰囲気が変わってきた感じ。ルアーをGドッグXに交換し、ドッグウォークさせながら魚を探す。ルアー後方の水面が盛り上がり、何者かがチェイス。ガバッと出たのだが、これは空振りだった。ルアーを回収して、反応があった場所を中心にキャストを重ねたが不発。ポップンダックフェイキードッグDSZBLポッパーも試したが反応はなかった。

 移動しながらスーパースプークJrを泳がせていると爆裂バイト。手ごたえがあったのでフッキングしたかと思ったがフックオフ。この時、ルアーの片目を失った。ルアーが片目になると、なんとなく釣れなくなるような気がしてならない。魚が動き出したタイミングで登場した釣り友アルフ君に状況を伝え、2人で竿を振る。彼は釣り始めて、いきなりストークを根掛かりで失った。ポッパーが引っ掛かっていたのは水の中。多分、ヒットした魚が水中に隠れている障害物の中に潜り込んだに違いない。

 開始早々に高額ルアーを失い落ち込むアルフ君を横目に、私の方は新たに投入したGドッグX SWにチェイスあり。ワクワク・ドキドキしながらキャストをしていると、アルフの竿が曲がった。直ぐにストラクチャーから引きずり出すようアドバイス。無事にキャッチした魚は38cmのクロダイだった。彼はこの1匹をキープして納竿。開始30分も経たない内に、釣果を上げて帰宅するなんてちょっとカッコイイ。一方、私は魚の反応があったエリアを中心に、ポップR50を使って粘ったが不発に終わった。

クロダイ&キドッグX 10KB 車に乗って場所を移動し、持参したオニギリを食べて一服した後、再び竿を振る。メインポイントに向う途中にあるシャローエリアではプロップダーター80を引いてワンチャンスを狙ったが不発。ポイントに到着してからは、ルアーをGドッグX SWに変え、フルキロャスト&ハイピッチドッグウォークで魚を探す。数分後、ズボッとルアーを引き込まれクロダイ(40cm)をキャッチした。

 ここは魚の気配があったので、じっくりと探る。すると再びGドッグX SWにビッグバイト。フッキングしなかったのでルアーをスーパースプークJrに交換し、同じコースを通すと再びドカンッ。しかし、これもフッキング出来なかった。この魚は、よほどお腹が空いているのか、好奇心が強いのか、スーパースプークJrを流すたびにチェイス&バイトがあり、キャストの度にハラハラ・ドキドキの連発だった。

 その後は、天候が急変し、雨が振ってきた。魚の活性が徐々に落ちているのがハッキリ分かり、ペンシルベイトに反応しなくなったため、ポッピングダックポッピーを投入。水面を叩く雨粒に負けないようポップ音を大きめにし、移動は少なめに調整しながらキャストを繰り返した。散発的にバイトはあったが、ガッツリ食ってくる感じではなく、チャンスを物にできないまま納竿となった。


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