フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2022年9月


天気:曇り後晴れ 水温:22.0℃ pH:不明

釣果:1匹(スズキ)

 勢力は弱かったにも関わらず、静岡県内に猛烈な雨を降らせた台風15号。記録的な大雨の影響で、アチコチに床上浸水や土砂崩れ、橋の崩落などの水害があった。前日はとても釣りが出来るような状況ではなく、一日経っての釣行となった。堤防を越えて周囲に流れ込んだ泥水の傷跡が随所に残る中、釣り場に立つ。水位はさほど高くはないが、泥水がゆっくりと流れるような状況の中、水面には小魚の動きが見えた。ベイトが見られればワンチャンスがありそう。

 トップバッターは旧タイドミノースリムSR。古いルアーだが、重量があり、しかもバランスが良くため、私の古臭いタックルでも気持ちよく飛んでゆく。大振りな泳ぎは、濁りの中でのアピールは十分効果がある。最初の10投に集中したが、残念ながらアタリはなかった。周囲をザックリと探った後、選手交代。以前の釣行で拾ったラムタラを初投入。アップクロスで投げ込み、流れに合わせてルアーを流してみたが無反応。続けて、アイルマグネットDBフィンバクックミノーローリングベイト77アイルマグネット120Fダイエットを試したがコツリともアタリはない。1時間半ほど竿を振ったが反応がないので朝食タイム。持参したオニギリをパクパクっと食べながら、下げ潮により水流が強まるのを待つ。

 15分程、休憩を取りながら水面を眺めていると、明らかに川の流れが強まったのが確認できた。すかさず、キャストを再開。アイルマグネット120Fダイエットを投げると直ぐにヒットした。待望のヒットなのだが、スズキ特有のエラ荒いは全くせず、一気に走り出したかと思うとピタッと止まったりして変な感じ。もしかして、巨ゴイのスレ掛かりか・・・と疑いつつ慎重に魚とやり取りをする。少しして、足元まで引き寄せた魚は狙っていたスズキ。明らかに70cmアップの魚なのだが、イマイチ、精彩を欠く魚だった。良く見ると片目のフチが赤く染まり眼球が腫れ上がっていた。レ掛かりではない事を確認しながらキャッチ。サイズを測ると75cmあった。目の具合が気持ち悪いので、写真を素早く撮ってリリースした。

 更なる期待を込めてキャストを重ねる。実績のあるビーチウォーカー110Sに続き、サイレントアサシン140S同140FショアラインシャイナーSL14FZBLシステムミノー139Fを投入したが反応ナシ。徐々に水面にいたベイト達の姿が消え、魚っ気が乏しくなったのでこの場から退散。次の場所へと移動した。

 2か所目は流れ込みガある小場所。期待していたほど、用水からの流れ込みはなく目の前に濁り水が溜まっているだけの感じ。取りあえず、ポップR(P50)でポッピングをしてみたが反応はない。続いてラパラCD7を投入。水深が浅いので、根掛かりしないよう慎重にリトリーブする。時折、ボトムを擦りながら早めのリトリーブを繰り返していると近くに人の気配があった。これに気を取られた瞬間にバイト。ギュインとラインが引きずり出された。おおっと思った時にはフックオフ。魚種は確認できなかったが、良型に間違いない。

 バイトのきっかけになったのは、エサ釣りのオッチャン。釣り場に先客がいたのを確認して帰っていった様子。このポイントに魚がいる事は確認できたので、少し粘ってキャストを繰り返してみる。ラパラCD7には反応がなくなったので、フィンバックミノーLTボラスト等を投入。少しずつ投げる場所を変えながら、魚の反応を探ったがコツリともアタリはなく、ギブアップした。


天気:曇り時々晴れ 水温:25.5℃ pH:不明

釣果:4匹(スズキ、ウグイ)

 3連休最終日は敬老の日。今日も朝から釣行した。潮周りは小潮で、潮位の変動は少なく、良い潮周りではないが、食いっ気のある魚がいれば釣れる時間が長く続く。トップバッターはプロップダーダー。水面をヨタヨタさせながらストレートリトリーブでザックリと探る。反応がなかったので、時折、軽いジャークを入れてイレギュラーな動きを演出したが、これにも反応はなかった。次に取り出したのが、ダイソーポッパー。ラトル音の違いで2種類あるが、今回は大人しい音がする軽い方をチョイス。ポッピングを始めると、何投もしない内にヒットした。一瞬で釣り上げた魚はセイゴ(20cm)。

セイゴ&スキッターポップ 5KB 更なる追加を期待してダイソーポッパーを投げたが反応がないので、ポップR(P50)を試すと、いきなりヒットした。しかし、これはフッキングミス。反応があった場所を重点的にポッピングすると、間もなくセイゴ(25cm)が飛び出した。今日はセイゴの活性が高い様子。ならば、セイゴ釣りにスポットを当てて、マジメに狙ってみた。ボラストチヌペンTラバチヌペンユラメキローリングベイト77マイティーペッパーを投入。これらの中で魚が反応したのはユラメキだったが、魚を引き寄せる時にフックオフ。

ウグイ&ラパラCD3 4KB ルアーをスキッターポップSP5に交換し、ポッピングをすると直ぐにセイゴ(25cm)が躍り出た。もっと釣れるルアーはないかと、ルアーボックスの中から小さめなルアーを選ぶ。ラパラCD3に反応があったので投げ続けていると、今度はヒレが薄っすらと赤く色づいているウグイ(25cm)が食ってきた。ウグイの顔を見るのは、随分久しぶりの感じ。本当は、このサイズのウグイをガボッと一飲みにする位のスズキを釣りたいのだが、今日はちょっと難しそうだった。

 少しずつ場所を移動しながらキャストを重ねる。TDポッパーダイソーポッパー飛豚73プロップスーパースプークJrを試したがワンチャンスもない。やはり、今日は小さなルアーの方が魚の反応が良い様子。ZBLシステムミノー50SトトHSポップR(P50)ラパラCD3ミニファットラップラトルスポットなどを投入。この中で唯一反応があったのは、ラパラCD3だった。その後は、日差しが急激に強まり、魚の気配がパタリとなくなったので、いつもより早い午前9時半に納竿とした。


天気:雨時々曇り 水温:24.5℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 大型で非常に強い台風14号は勢力を保ったまま九州へ上陸。その雨雲は日本列島を覆い、各地に強い雨をもたらせた。天気予報を度々確認していると、静岡県は雨の止む時間帯がある様子。雨雲レーダーを見ながら、タイミングを見計らって朝から出撃した。旧タイドミノースリムSRZBLシステムミノー139FアイルマグネットDBアイルマグネット120Fダイエットなど実績のあるルアーを次々に投入して様子を伺った。リトリーブ中は周囲をキョロキョロ見ているのだが、今日は全く魚っ気がなく、釣れる気がしない。1時間も経たない内に、この場に見切りを付け次の場所へと移動した。

 2か所目はトップウォーターがメインになる場所。チヌペンチヌペンTラバの違いを比較しながら、先ずはざっくりとチェック。続いて、GドッグXでより広範囲に、スピーディーに探る。1時間程、ルアーを投げまくったが一度もルアーを追尾する影すら見られず、テンションが下がる。表層への反応がないようなら、少しルアーを沈めて様子を伺おうと、飛豚73プロップを投入。竿先の位置とリトリーブスピードを調整しつつ、普段より少し沈むような感じでルアーを引きまくった。

 反応が全くないので、ポッパーのエアラコブラを試す。風速が2〜3m/sで、水面が多少波立ってはいるものの、ポッパーゲームではお構いなし。テンポ良くポッピングをやりまくったが、ワンバイトも得られなかった。喉が乾いたのでエアラコブラを水面に浮かべたまま、水分補給をしているとシュボッと音がした。なんと、足元近くに放置していたルアーに魚がヒットしたのだ。すかさず竿を煽ってフッキングすると、魚が水面から手元へと飛んできた。エアラコブラに反応したのは、背中の黒斑が色濃く残る20cmのセイゴだった。

 更なる追加を期待してルアーを投げまくったが無反応。ポップンダックエスフォー9アガケ120Fなどを試しに投入したが、期待したようなドラマは全く起きない。小降りになっていた雨が突然激しくなってきたのでギブアップとなった。


天気:晴れ 水温:26.0℃ pH:不明
釣果:1匹(キビレ)

 久しぶりに磐田駅前軽トラ市が開催されたので、朝イチから会場へ足を運んだ。お目当ては、季節の果物と名物の超ロングふ菓子、そして釣り場で食べる菓子パン。菓子パンは、磐田農業高校の学生さん達や市内の授産施設の方々が作った美味しいパンなどをゲット出来た。新型コロナの対策もあり、出店は例年の半分ぐらいの規模か。それに対して、お客さんの数が多いので、食べ物は直ぐに売切れてしまう。

 磐田駅前軽トラ市をぐるっと一回りした後、その足で釣り場へと向った。大潮の干潮狙いで、ウェーディングゲームをする。前日、かなり派手なバイトがあってもフッキングしなかった魚が、まだそこには残っているハズ。スタートからダイソーポッパーを投げまくったが、何故か反応がない。無風状態で、日差しが強過ぎるのだろうか。試しにポップンダックを投入したが、これにも反応はなかった。

 軽トラ市で購入した菓子パンをかじりながら、魚を探す。トップには全く反応しないので、方針変更。エスフォー7のスローリトリーブで探ってみたがダメ。ルアーをサイズアップしエスフォー9も試したが結果は同じ。続いて、ツインフックを装着したローリングベイト77を引きまくったがこれにも反応はなかった。

 干潮からの上げに潮が切り替わり、徐々に水位が高くなってきた。少し雰囲気が変わってきたので、再びポッパーゲームを展開してみた。汎用性が高く優れもののTDポッパーで広範囲を探ったが、ルアーを追う魚は確認できず心がくじけそうになった。ボックスの中を覗き込んだ時に目に止まったのが月虫SR(浮)。スローリトリーブで根掛かりさせないようボトム付近を探っていると、ガツッと力強いアタリがあった。フックアップも成功。魚は小さいようだったが、逃したくなかったので慎重にやり取りして、岸まで誘導して引き上げた。月虫SR(浮)を咥えたのは28cmのキビレ。サイズに不満はあるものの、貴重な一匹だった。

 水位が上がり、終了時間が迫ってきた。長居をすると瀬が渡れなくなるので要注意。時間との勝負で、最後の望みを掛けとっておきのポイントに移動した。投入したのはチヌペンFW。開始早々から2連続バイトがあった。針には触っていなかったようなので、まだチャンスはあるハズ。チヌペンFWに反応がなくなったので、スウィングウォブラーバブルクランクサミー65などを投入しフォローしてみたが反応はなかった。もう少し粘ってみれば、キャッチ出来そうだったが、水位の上昇スピードが早くなってきたので潔く納竿とした。


天気:晴れ 水温:24.5℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ、クロダイ)

 大潮・満潮からの下げのタイミングで朝から釣行した。前夜は雨が降ったが、朝には回復。降った量は少なく、釣り師の気持ち的にはもっと降って欲しかった。今回のトップバッターは、アイルマグネット120Fダイエット。流れのスジを確認しながらキャストを繰り返し魚の反応を探った。10分程、投げまくったがアタリはないのでZBLシステムミノー139Fを投入。この2つのルアーで魚が釣れると後の展開が楽なのだが、自然を相手にする釣りではこちらの思うようには進まない。

 北風が心地よく感じられ、秋の気配が濃くなってきている。空を見上げると、浮かんでいる雲も秋っぽい。これからの時期は水温が少し下がって、魚の活性が高まるのでウィークエンドフィッシャーマンにとって魚を手にする機会が増えるハズ。最初の30分間は特に集中してキャスト&リトリーブを繰り返した。反応がないので感じるままにルアーをチョイスする。スイッチヒッターS-LVローリングベイト88フィンバックミノーを試してノーバイト。持参した朝飯を食べて次の場所へ移動した。

 2か所目は水中にストラクチャーが潜む場所。この夏、威力を思い知った安くて釣れるダイソーポッパーから開始。丁寧にポッピングをしたが無反応。ルアーをGドッグXに変えて、早めのドッグウォークで広範囲に魚を探した。少しずつ歩きながら様子を伺ったが反応がないため、ポップンダック飛豚73プロップを投げながら戻る。予定では2匹位、トップで釣るつもりだったが肩透かしを食らった感じ。

 時間と共に水位が徐々に下がってきた。これに共にって水面でベイトが動くようになった。姿が見えるベイトはさほど大きくはない。ここで取り出したのが、その昔、フローターを使った野池のバス釣りで活躍したサミー65。チョコチョコと首を降らせながら引いてくると、パシュッと音がしてルアーが水中に消えた。巻きアワセをしてフッキング完了。サミー65を咥えたのは20cmのセイゴだった。

 その後は一度も竿が曲がらず、3か所目に移動した。この場所は河川の中をウェーディングしないと辿り着けない、ちょっと面倒な場所。それだけに釣り人は極めて限られ、魚に出会えるチャンスも多い。スウィングウォブラーに反応がなく、エアラコブラに交換しポッピングを開始した1投目から2連続バイト。しかし、フッキングには至らなかったのでポップR(P50)をフォローで投入。しかし、ポイントは沈黙したので諦めて、再びエアラコブラに戻してラン&ガンで魚を探す。

 水中にストラクチャーが沈むエリアに入ると、大きな捕食音を伴うド派手なバイトがあった。てっきりスズキが出たと思ったのだが、エラ洗いは全くせずにトルクのあるファイトで竿を曲げた。ルアーをパックリと咥えていたのは、今シーズン最大級のクロダイ48cmだった。更なる追加を求めてポッピングをしていると、クロダイと思われるバイトが数回あった。このエリアには確実に魚がいる事は分かったので、メガバスタイプXを投入。「もし大きなクロダイがルアーに噛み付いたら、弱々しい脚部は折れるだろうなぁ」などと考えを巡らせながりリトリーブを繰り返した。結局、バイトはなく、脚部が折れることを心配したのは取り越し苦労だった。

 少しずつ移動しながらトップウォーターに反応する魚を探す。ダイソーポッパーザブラポッパーに反応はなかったが、エアラコブラには爆裂バイト。しかし、これもフックアップ出来なかった。朝から釣りをして、気が付けばお昼を過ぎていた。持参した菓子パンをかじり小休止した後に再びキャストを再開する。ポッパーでは探れなかったエリアをスーパースプークJrの遠投でチェックしたが不発。エアラコブラに戻したが、反応が全くなくなったのでフィンバックミノー75Sライトで探る。

 今日は、トップに魚が派手に出た割にはキャッチした魚の数が少ない。もう1匹は釣ろうと気合を入れダイソーポッパーを投げていると、パシュッと小さなバイトがあった。ルアーが水中に沈んだのを確認し、竿を軽く煽るとセイゴ(20cm)が飛び出した。本日の釣行はこれにて終了。久しぶりに長時間キャストをしただけあって、水から上がる時はヨロケルほど疲れていた。


天気:曇り後晴れ 水温:24.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 朝焼けの中、釣り場に向って車を走らせた。釣り場の様子は・・・潮周りが悪くて流れは弱く、水位は低くて濁りがある。ベイトは水面に確認できないため、スズキが釣れる要素が全くない。自宅を出る前からトップバッターはラパラCD11と決めていたので、まずはコレを投げてみる。暫らくキャストを繰り返したが、射程距離内に釣れる魚はいないようなので選手交代。旧型コモモを取り出し、探るエリアを広げてみた。ラパラCDコモモは、「コレさえ投げていればボウズなし」と言っていた時代もあったが、今はそんなに甘くないのだ。続いて、アイルマグネットDBZBLシステムミノー139Fを投げまくったが、コツリともアタリがないまま1時間が経過した。ルアー釣りの場合、最初の30分間が勝負。1時間過ぎれば釣れる確率はグッと下がるので、よほどの確信がない限り同じ場所で粘らずに竿を振るエリアを移すことにしている。

 2か所目は水中にストラクチャーが潜む場所。使うルアーはボーマーポップンシュリンプ。一般的なポッパーよりも胴長で、前・後フックにシリコンスカートが付いておりテナガエビを模した格好をしている。茶色くて透け感もあり、乾いた音がするラトル入り。いかにも釣れそうなのヤツなのだ。随分昔に、店頭で見つけた時に心ときめいて買ったのだが、使い勝手が悪くてお蔵入りしていた。今は使用するタックルも違い、腕前もいくらかは上達したであろうから、きっと楽しく使えるだろうと思い持参した。魚がいるであろう一級ポイントでポッピングをしてみたが、イマイチ使い勝手が良くない。飛距離、アクション、ポップ音どれも、頭の中に疑問符が付く感じ。なんとか1バイトでも取りたいと頑張ったが、堪え切れずにルアーを交換。

 続いて試したのは、メガバスタイプX。寝る時に突然このルアーを思い出し、ボックスの中に入れてきた。クロダイやキビレがいる場所で、コイツを使えばもしかしたらイレグイになるかも。そんな夢うつつを頭の中に浮かばせながらキャストを繰り返したが、ドラマは起きなかった。更に使っている内に、昔の事をフツフツと思い出してきた。

タイプX&レーベルフロッグ 7KB 当時、メガバスは発売前の雑誌広告宣伝で、釣り人をとても煽っていた。どんな形のルアーが登場するのか楽しみにしてたのに、現物を見たらとてもガッカリ。未知の力を持つらしいタイプXが、まさか目が飛び出たカエルの形になって世に出てくるとは。しかもレーベルのフロッグと形や大きさがそっくり。後部フックはヒートン直付けで気軽に交換できず、脚部は折れやすい。その形状からキャストの際には失速して飛距離が伸びない。今でもメガバスのバス系ルアーは、このルアーの登場を境に大きく変わってしまったように思う。表層をクリクリクリクリ〜と泳ぐ様子は微笑ましいのだが、やはり魚の反応はなった。

 使うルアーのチョイスが悪いのか、今日の釣り場のコンディションが悪いのか。それとも、この両方なのか。判断できなかったので、このエリアで実績のあるルアーを次々と投入してみた。先ずは、ダイソーポッパーのポッピング。これに反応がないので、スーパースプークJrの大遠投で捜索範囲を広げる。魚の反応が皆無なので、移動を繰り返し、ポッピー飛豚73プロップエアラコブラも投入。これらにも反応がないと言う事は、ポップンシュリンプタイプXがダメなのではなく、今日のコンディションが悪いに違いない。この2つのルアーには、後日もう一度試してみようと思う。

 結局、ルアーを追う魚影すら確認できずギブアップ。車に乗り込み3か所のポイントに移動した。この場所も魚っ気が全くない。一体、ベイトは何処に行ってしまったのか。粘っても無理っぽかったので、スキッターポップアガケ120Fを使って手早く探りを入れる。予想どおり反応がないので、本日の釣行は午前9時半で終了となった。


天気:晴れ 水温:23.5℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ)

 前日は東名袋井インターが閉鎖されるほどの大雨。今日は潮周りが良くなかったが、朝から出撃した。久しぶりに足を踏み入れた釣り場は雑草がボーボーに生えていた。河川改修で川の形が変わってしまい、魚が釣れなくなったので、ここで竿を振る人がグッと減った。タイミングさえ合えば、何とかなるハズなので竿を振ってみる。トップバッターは旧型のコモモ。反応がないので、探る水深を少し下げるためにZBLシステムミノー139Fを投入した。

 水は茶色く濁ってはいるもののベイトの姿は確認できた。流心をメインに探っていると、狙いどおりにガツッと力強いヒット。いきなり大きな頭が水面に出てエラ洗いをした。そこからは魚と私の力勝負。流れに乗ってパワフルに走りつつ、エラ洗いを連発する魚を徐々に足元まで引き寄せる。足場が高く、しかも足元がえぐれているので難儀していると、悲しいかなフックオフ。偶然居合わせたジイさんが、後ろで一部始終を見ていたらしく、魚を逃した事に私以上に悔しがっていた。

 開始早々から70cmクラスを掛けたのに、足元でバラすなんて情けない。一匹目は慎重に対処して確実にキャッチしないと、後まで悪い雰囲気を引きずるのが常なのだ。2度目のチャンスを祈ってZBLシステムミノー139Fを投げまくったが反応ナシ。ヤバイ・・・時間が経てば経つほど状況は厳しくなる。ルアーをアレコレ、手早く交換して魚の反応を探る。アイルマグネット105F旧タイドミノースリムSRタイドミノースリム・ヘリテックサイレントアサシン140Sハニートラップ95Sフィンバックミノー75S・・・。

 良型を逃して1時間以上が経過。気持ちが萎えてきた頃、祈る気持ちで選んだルアーは、常に安定した釣果があるアイルマグネット120Fダイエット。水位が少しずつ上昇する中、僅か数投目にガツッときた。逃した魚と同程度の激しいファイトを繰り返す。最後のランディングには、いつも以上に気を配って無事にキャッチ。サイズは70cmだった。

スズキ&アイルマグネット120Fダイエット 10KB 更なる追加を期待して、懸命に竿を振ったがコツリともアタリはない。気分転換を兼ね、朝食用に持参したオニギリを食べて一服する。水面を見ているとベイトが動いているのに気づき、即座に釣り場に立つ。アイルマグネット120Fダイエットを投げて間もなく狙いどおりにヒット。魚のファイトは、明らかに1匹目よりも弱い。とは言え、流心に入られると水の抵抗も増すので少々強引に引き寄せる。足元まで引き寄せ、フッキングの状態も確認した上でキャッチ。普段より白っぽく見えるスズキは56cmだった。

 秋っぽい風が吹き始め、雰囲気が変わってきた。濁りの中をサイドステップのジャーキングでチェックしたが不発。ローリングベイト88の早引きも効果ナシ。ビーチウォーカー110SアイルマグネットDBもダメ。探る水深を下げるためサーフドライバーを投げていたら、キャスト時にラインがガイドリングに絡まって切れ、はるか遠くに飛んでいってしまった。

 ラインシステムを組み直し、ZBLシステムミノー139Fサイレントアサシン129S鉄板バイブをブン投げたがアタリはない。ベイトの姿は何処かに消えうせ、釣れる気がしなくなったので午前11時半前に納竿した。


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