フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2023年5月


天気:晴れ後曇り 水温:22.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 前日、魚っ気が全くなかった河川はやめ、午後3時から別の河川へと足を運んだ。ターゲットに選んだ魚はコチ。スタートはガマカツ・ツインフックを装着したラパラCD7。根掛かりに注意しながら、ボトムを小突きながら少しずつ移動する。1時間程、キャスト&リトリーブを繰り返したが反応はない。気分転換のために、トップウォーターゲームに切り替える。タイミングが合えば、クロダイやキビレ、スズキが釣れるかも。使うのはスーパースプークJrにソックリなパクリルアー。貼り付けられている目玉や使っている8カンが違うくらいで、ほぼ同じ物。浮き姿勢やアクションも違いを見つけるのが難しいくらいの高レベル。ラトル音を響かせながら、丁寧に探ったが反応はなかった。

 スライドベイト90ラビット109を使い広範囲に探ってみる。適度な濁りが入っており、釣れそうな感じなのだが肝心なベイトの群れが全く見られない。何処かでボイルが起きないかと、注意を払っていたが、それらしき音は聞こえず、ボラも跳ねない。午後6時半まで竿を振ったがワンチャンスもなく納竿となった。これで2連敗。魚達は何処に行ってしまったのだろう。


天気:晴れ 水温:23.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 午前中は森町で開催されたオープンガーデン「ぷぶふの日」に参加し、緑豊かな森町の山の中をドライブした。途中、道路際の斜面で天然記念物のニホンカモシカを目撃したりして、いつもとは違った休日を楽しむ。もちろん、名産品のスイートコーン「甘々娘」もしっかりと買って帰宅。一服する間もなく、午後4時前に出撃した。ヤブ漕ぎをして、泥深い沼を渡りポイントに到着。最初に投げたのは、トリプルインパクト・ジョイントリップレスの小さい方。その構造上、飛距離が伸びず、投げていてストレスがあるので直ぐに選手交代。飛距離が伸びるイナセ9OMを試したが不発。キャスト&リトリーブを繰り返しながら周囲を見渡すが魚っ気が全くない。このところ釣果が出ているスライドベイト90も試したが釣れる感じではない。

 ルアーをアエラコブラに変え、シャローエリアでクロダイやキビレを狙ってみた。時期的には、そろそろトップに反応しそうなのだが気配はない。水面をヌラヌラと泳く大きなアオダイショウの動きを注視しながら、クロスウェイク111SSRでトップに出ない魚を探してみたがこれも不発。クロスウェイク111SSRとはアクションが全く違うナンバーセブンを投入し様子を伺ったが、これにも反応がない。完全に魚を見失ってしまった感がある。普段は岸際に集まっているボラっ子達の群れも見られず、粘っても釣れそうにないので午後5時過ぎにギブアップした。


天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 大潮干潮狙いで釣行。前日の釣行で、シンキングペンシルへの反応が良い事を掴んだ。今日はしっかりと時合のタイミングに合わせシンキングペンシルを投入するよう前夜から作戦を練った。釣り場に立つと既に南風が強く、水面が波立っている。トップバッターはエスタ70S。美しいS字を描きながら泳ぐ様子は、ホレボレする。このルアーは、ヘタにトウィッチやジャークなどのアシクョンは加えず、ゆっくりと単純なストレートリトリーブが良い。

 開始5分もしない内に、目の前でボイルが始まった。狙いどおりの状況に心が踊ったが、エスタ70Sには反応がない。続いて、リップが折れたヨーヅリLミノーの腹に板オモリを貼り付けてリップレス・ヘビーシンキングミノーに改造したスペシャルルアーを投入。セッパリ型でヒラヒラと泳ぎ、エスタ70Sとは違うアクションを試したが、これにも反応しなかった。この間も、ボイルするので、バスパーJrを投入。ボイルする場所を見極め、重点的に探ったが空振りに終わった。

 目の前には確実に本命魚がいる。ルアーボックスから取り出したのは、前日、反応が良かったスライドベイト90のチョコレート色を投入。キャストを始めて数投目でガツンときた。やはりこのルアーは他と違うようだ。とても地味なカラーは、全く自分好みではないのだが、釣れてしまうから認めるしかない。ファイトしまくるスズキを丁寧に対処してキャッチ。開始15分で釣り上げた魚のサイズは今シーズン最大の74cmだった。

 スライドベイト90は良く釣れるのが分かったため、他のルアーも試してみる。釣れたルアーをずっと投げ続ける方法もアリだが、釣れている時にルアーをアレコレ試すのが釣りの幅を広げられるのでお勧め。ラビット90SPマスク・リップレスを投入した後に、竿先に結んだX-10(バッテン)がアタリだった。このルアーは、前日にも魚を掛けており、やはり釣れるルアーの部類に入る。フッキングはしっかり決まったと思っていたが、ファイト中にフックオフ。サイズはソコソコ良かったので残念だった。

 お昼にオニギリを食べながら小休憩し、ポイントを休ませる。水位はぐっと下がって、水中に沈んでいる障害物が出てきたりして、以後の釣りにとても参加になった。午後の部はヨイチ80からスタート。続いて、クロストリガースイッチヒッターDHを投入。明らかに風が強まり爆風状態になってきた。クロスウェイク111Fエスタ70SX-10(バッテン)を投入したが、ワンチャンスもない。水位が急激に上がり始め、よろける位の横風が引き始めたので、事故やトラブルが起きる前に納竿とした。


天気:曇り後晴れ 水温:18.0℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ)

 今日は大潮。潮の動きや水位を見計らいながら、じっくり釣りをする予定で朝から出撃した。釣り場に到着して周囲を見渡す。水位は高く、流れが弱い。しかも泥濁り。ベイトの姿も見えないので、全く釣れる気がしない。時間の経過と共に、果たして魚が動くかどうか・・・。Xクロスから始め、アイルマグネットDBフラッタースティックスイッチヒッターDH-Sサイレントアサシン129Fを適当に投げていると、少しずつ流れが出始め、ベイトの姿を水面で見られるようになってきた。

スズキ&スライドベイト90 7KB 開始1時間半が経過、岸際で突然ボイルが起き、5cm程のボラっ子が逃げ惑っている。すかさず、ラパラCD3ミニファットラップラパラを投入したが無反応。クロストリガーラパラCD75エリートなども試したが、コツリともアタリはなかった。西風が強く吹き始め、流れが出て来た頃から流心にあるストラクチャー周りでボイルが散発。スイッチヒッターDH-Sスライドベイト60ヘビーワンローリングベイト88レンジバイブ55TGを投入すれども、本命魚達はお気に召さない様子。

 この場に見切りを付け、車に乗って次の場所へ移動する。背丈以上に伸びた草を掻き分け、膝近くまで潜る泥沼を抜けて汗だくになりながら辿り着いたポイントはパラダイスだった。クロストリガーからキャストをスタートすると、程なく目の前でボイルが始まった。バブルクランクコンバットポッパーの後、スライドベイト90を投入したら、いきなりバイトした。反応したカラーは、茶色っぽくていかにも釣れそうもないバチカラーだったので驚き。フッキングには至らず、同じコースを引いてみると狙いどおりにヒットした。1匹目だったので、慎重にやり取りして無事にキャッチ。サイズは予想より大きな65cmだった。

スズキ&X-10 8KB ボイルが散発するので、2匹目を狙ってキャストをする。スライドベイト90クルーズSペンヨイチ80ZBLシステムミノー9Fタイダルを適当に交換しながら反応を探っていると、ヨイチ80に爆裂ヒット。この魚は派手なエラ洗いをしてルアーを吹き飛ばして、水中に姿を消した。続いて、スライドベイト90にもヒット。しかしこれもフッキングが甘かったようでバラしてしまった。立て続けに2匹逃して、ガックリしたが、魚はまだ目の前に集まっている様子。南風が強まり、水面が波立ってくると、雰囲気が更に良くなってきた。バイトラッシュP.Pワンダー80ローリングベイト77を試した後、スライドベイト90を投入すると再びヒット。しかし、この魚もバラして悶絶する。気持を切り替え、X-10(バッテン)を試しに投入したら、即座に食ってきた。水面で大暴れして走り回ったこの魚は70cm。ベイトを貪欲に食べている銀ピカの魚だった。

 フィンバックミノー・ライトモデルを試しに放り込むと、これにも反応があったがフッキングには至らず。スライドベイト90にも反応があったが、ファイト中にすっぽ抜けた。干潮から潮が切り替わり、水位が少しずつ上昇する中、ボイルの数が減ってきた。X-10(バッテン)を投げ入れ、竿先を立ててスローに引いてみると、ルアーが吹き飛ばされる程の爆裂ヒット。思わず仰け反ってしまう位の激しいヒットだったがフッキングには至らなかった。結局、これが最後となり、周囲は沈黙。途中、足先が2度もつって熱中症の症状が出てきたため、納竿とした。


天気:晴れ後曇り一時雨 水温:19.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 この土日はずっと雨模様だったので、釣りはパス。今日はやっと日差しが出てきたので昼過ぎから釣行した。釣り場は北西の冷たい風が吹き、雨の影響で濁りが強い状況。期待していた強い流れはなく、苦戦しそうな予感が漂っていた。スタートはサイレントアサシン129F。10分程、引きまくったが反応がなく、アイルマグネットDBに交換する。濁った時はこのルアーの効果は絶大だがコツリともアタリはない。少しして、私のルアーでは届かない場所でボイルの散発が見られた。ベイトを食っているのは50〜60cmのフッコクラスの様子。

 飛距離を伸ばしつつルアーサイズを下げるため、シンキングペンシル各種を試す。クルーズSペンから始め。スライドベイト90スライドベイト60HDリップスライド60を順次投入してみたが、これらにも反応はない。少しずつ水位が上昇し、散発していたポイルはいつのまにか終わってしまった。西から雨雲が迫ってくるのが見え、スマホで雨雲レーダーを確認すると、間もなくまとまった雨が降りそうな感じ。雨が降る前に1匹釣りたかったので、懸命にキャストを繰り返す。

 ローリングベイト77の早引き、ヨイチ80を使ったスローリトリーブ、アイルマグネット120ダイエットのジャークで誘ったが、これらもダメ。そうこうしている間に雨が降り出したので、準備しておいたカッパを着用。天候の変わり目は魚の活性が上がるので、心してキャストを繰り返す。ナンバーセブンDC9バレットサイレントアサシン1209Fハニートラップ95Sローリングベイト88、最後は、奥義カクーンSPのジャークまで繰り出したがワンチャンスもない。確実に本命魚はこのエリアにいたハズだが、食わせることが出来ずギブアップした。


天気:晴れ 水温:21.0℃ pH:不明
釣果:3匹(ナマズ、ヘラブナ)

 今日も大潮。昨日より開始時間を1時間遅らせスタートした。今日は、開始段階から強い南風が吹き水面が波立っている。トップバッターはPDGナンバーセブン。キャストを始めると、いきなり目の前でボイルが起きた。襲われたベイトのサイズは小さく、ナンバーセブンからローリングベイト55に交換。反応がないのでザラパピーエスフォー5コンバットポッパーを相次いで投入・・・しかし、いずれのルアーにも反応しない。少ししてボイルが沈静化したので魚が移動したと思い、諦めて下流へと移動しようとしたら、再び同じ場所でボイルが連発した。

 ベイトを襲っている本命魚のサイズは50〜60cmのレギュラーサイズ。スライドベイト90ワンダー80バブルクランクも試してみたが、これにも反応しない。暫らくアレコレとルアーを選んでは投入してみたが、コツリともアタリはない。その内にボイルが沈静化してしまい、周囲に魚っ気がなくなったので次の場所へと移動した。そこは、モロに南風を正面に受けるポイント。スライドベイト90を投げた後、ナンバーセブンに交換しストレートリトリーブをしていると、コツンとアタリがあった。軽く竿を煽ってみると、タイミング良くフッキングした。しかし、明らかにスズキとは違う引き。前日釣ったナマズとも違う。キピレやクロダイのように鋭い突込みがあるわけでもなく・・・正体は40cmUPのヘラブナのスレ掛かりだった。

 期待していたボイルは皆無。最初のポイントまで戻り、バイトラッシュP.Pをアクションさせていると流心付近でボイルが始まった。バイトラッシュP.Pに反応がなく、ボラコノをアップクロスで投げ、流れに合わせてフラフラと引いてみたがこれもダメ。中古販売店で買ったスーパースプークJrのコピー品を試すが不発。ローリングベイト66に交換し、ファストリトリーブを繰り返していると、ピックアップ寸前のところで爆裂ヒット。ラインがいきなり引きずり出され、目の前にあった水中に沈むストラクチャーに入り込んだ瞬間にライン切れ。一瞬の出来事で、なすすべもなく魚を逃した上に、ローリングベイト66もロスト。ルアーが魚の口から外れるのを祈るばかり。

 リーダーを結びなおし、フィンバックミノー75Sライトモデルを投入。早引きしているとワンバイト。スローに引くより、早引きに反応するようだが、フックアップ出来ずガッカリ。流心付近でボイルが散発するので、ローリングベイト88SSS蝦夷ミノーZBLシステムミノー9Fタイダルなど思いつくままに投入。ワンチャンスもなく、いつの間にかボイルがなくなったので、強い流れのある場所へと移動した。

 お昼ごはんでオニギリを手早く食べた後、DC9バレットを投げまくったが不発。再び場所を移動しながら魚を探す。午前中、ローリングベイト66を失った場所で、ローリングベイト55のキャスト&リトリーブを繰り返しているとチャンス到来。フッキングが決まり暴れる魚を強引に引き寄せる。フックアップした魚は本命のスズキではなく、ナマズ(56cm)だった。手早くリリースしてキャストを再開していると、岸際でベイトが追われているのを目撃。ルアーをナンバーセブンに交換し、岸と平行に引いてくると狙いどおりにビンゴ。一瞬、水面に出た魚体は茶色・・・またしてもナマズだった。

 瞬殺で同サイズのナマズを釣り上げ写真を撮ってリリース。キャストを再開すると、またしてもヒット。引き具合からして相手はナマズだったが、途中でフックオフとなった。その後は、パタリと魚っ気がなくなった。丁度、潮が切り替わり水位が急激に上がってきたため納竿とした。


天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:1匹(ナマズ)

 前日のパターンを期待して大潮・干潮狙いで釣行。スタートは蝦夷ミノーから。開始数投目、ルアーをピックアップ直前にナマズが追い掛けて来た。しかし、バイトせずに直前で反転して姿を消した。昨日まで、ナマズの姿は見なかったので状況が変わった様子。巨鯉が目の前をうろつき小魚のライズもあるが、ボイルはまだ始まらない。ワンダー80を引きまくった後、スーパースプークボイオを投入。広範囲にドッグウォークをさせているとバコッと捕食音が鳴った。

 捕食音の主は50〜60cmのフッコクラスだろうか。ボイルした周辺をスーパースプークボイオで丁寧に探ったが反応ナシ。続いて、ワンダー60を試す。昨シーズンはこのルアーに良く反応したのだが、今シーズンはまるっきりダメな感じ。カラーを変えて様子を伺ったがコツリともアタリはない。南風が徐々に強まる中、レイジー90ZBLシステムミノー9Fタイダルを試したが、これにも反応はない。前日と比べボイル数が明らかに少なく、捕食音からしてスズキのサイズも小さそう。

 どうしたものかと考えている時、釣り友のアルフ君が登場。散発ながらボイルしていたポイントは彼に任せて、私は少し離れた場所をチェックする。こちらサイドはボイルは全くなく、ベイトも少ない。魚が回ってくるのを期待してZBLシステムミノー50S極小ポップRローリングベイト55コトカスワンダー80を投入。途中休憩を挟んでフラッシュミノー80SPを試すとガツンときた。しかし、何か違う〜エラ洗いはせず、水中でグルグル、グネグネ回っている感じ。岸に引き寄せた魚はナマズ(55cm)だった。

 残念ながら魚の顔を見ずにアルフ君は終了。私は潮が切り替わって魚の活性が上がるのを期待し、川原でのんびりとオニギリを食べて時合を待つ。少しずつ水位が上昇する中、キャストを再開。ZBLシステムミノー9Fタイダルで2回も巨鯉を掛けたが、早い段階でフックを外してトラブルを未然に防ぐ。ただでさえ釣れていないのに、巨鯉が泳ぎ回ってポイントが潰れたり、ライン切れでルアー を失いたくない。

 南風で水面が波立つ中、スライドベイト90を投げまくったがワンチャンスもない。ベイトの姿は確認できず、午後になるとボイルも皆無。これ以上、粘っても無理っぽかったので、ルアーをローリングベイト88SSSに交換し、上流へと移動しながらキャストを重ねる。淡い期待をしていた上流エリアもベイトは少なく、釣れる気がしない。結局、本命魚を顔は拝めず午後2時過ぎに納竿。毎年、ゴールデンウィーク中は、ガクッと魚の活性が落ちる時がある。これは、田植の濁り水混じった農薬成分が大量に河川へと流れ込み、魚の活性を下げているのかも知れない。


天気:晴れ 水温:19.5℃ pH:不明
釣果:0〜3匹(スズキ)

 ゴールデンウィーク後半2日目は嫁さんが同行。前日のパターンが続いていれば、彼女にも釣れるだろうと考えて誘ってみた。基本、嫁さんは「魚が釣れなきゃイヤ」な人なので、「必ず釣れる」という高い確率水準でないと、同行いただけないのである。もしかしたら、嫁さんは「スズキなんて簡単に釣れちゃう〜」なんて思っているのかも知れないが、毎回ちゃんとしたお膳立てがあっての事なのだ。

 準備を整え、ポイントに向う。途中、泥沼地帯を通るのだが、嫁さんが見事に沼にはまり苦しんでいた。笑えて仕方がないのだが、ここで大笑いをしてしまうと機嫌を損ねてしまうので、爆笑したいのをグッと堪えながら、腕を掴んで引き寄せ彼女を救出した。因みに泥沼にはまった時、膝まで潜ったら相当危険な状況。もし、そこで前のめりになって手をついたり、ペタンとお尻をついてしまったら最悪。一人では脱出困難だろう。冗談抜きで危険なので、よほど気を付けなければならない。

嫁さん巨鯉格闘中 4KB 泥まみれになりながらポイントに到着。期待しているボイルは始まっていなかったが、肩慣らしを兼ねて2人揃ってキャストを開始した。ファーストヒットは嫁さん。毎度、私よりデカイ魚を釣ったりするので、「またやられたぁ〜」と声を発してしまったが、ファイトの様子を見ているとちょっと違う。魚は一度も跳ねず、リールのドラグを鳴り響かせながらラインを引きずり出している。パワフルに走り回る様子は、明らかに巨鯉のスレ掛かり。暫らく、彼女には魚の引きを楽しんでもらい、私は本命魚狙いに意識を集中する。

 コンバットポッパーから始め、バイトラッシュP.Pサム山岡コトカスアスリートF9シコトウィッチャーを矢継ぎ早に投入。フィッシングプレッシャーが少ない内に勝負する。一方、嫁さんの方は、走り回る巨鯉に翻弄され散々、場を荒らしたあげく魚の姿を拝めないままフックオフ。そんな事をしている横で、私のスライドベイト90に爆裂ヒット。目標の70cmに僅か1cm足りない69cmを釣り上げた。尾を閉じて測定すれば70cmUP確定の良型だった。何としてでも彼女に釣ってもらいたかったので、ボイルが始まった場所へと移動してもらいワンダー80を試してもらった。私は気づかなかったのだが、少しして彼女のルアーに本命魚がヒット。しかし、魚は首を振ってルアーを外して逃げたらしい・・・貴重な1匹を逃してしまった。

スズキ&スライドベイト90 9KB 時間の経過と共に徐々にボイルの数が増えた。バブルクランクスライドベイトヘビーワンの後に投入したスーパースプークボイオに爆裂バイト。しかし、これはフッキングしなかった。丁度、時を同じくして、南からの風がかなり強まり、徐々にキャストが難しくなってきた。嫁さんはキャストに苦労しており、ライントラブル続出。これに加えて、ラインコントロール出来ずに前方にあるハードストラクチャーにルアーをぶつけて目玉を失ったり、ルアーを引っ掛けたり。更には前方にキャストしたハズが、ルアーの着水点が自分の後ろになったり・・・。ついにはウェーディング中に転んだり、ルアー交換の最中にルアーを水中に落としたりとトラブル続き。

 想定されるトラブルを矢継ぎ早に起こす彼女を随時フォローしながら、ボイルしている魚を狙う。アスリートF9プロップダーターフィンバックミノー75Sライトモデルの後に、先程、1匹釣ったスライドベイト90を投入。すると間もなくヒット。やはりこのルアーは他と違うようだ。場を荒らしたくないので、嫁さんにファイトシーンを見せ付けながら、少々強引に引き寄せてキャッチ。元気良くエラ洗いを繰り返した魚のサイズは58cmだった。

 時合を迎えた真っ最中、嫁さんが待望のヒット。しかし・・・またしても巨鯉のスレ掛かり。ランカー級の巨鯉は遥か向こうまで突っ走り、ポンピングを繰り返しても寄って来ない。使っているルアーは、ガマカツ・ツインフックを装着したハニートラップ70S。「ダブルフックなのに何故、スレ掛かりをさせるの〜????」とボヤキが口から出てしまう。前回と同様、場を荒らしまくった挙句にフックオフ。今回も巨鯉の顔は拝めなかった。

スズキ&ヨイチ80 10KB ボイルが下火になったので、川原に座ってお昼御飯。オニギリを頬張りながら、強風下でのキャスティングについてアドバイスを繰り返す。キャスティングのキモは「コンパクト」。ルアーの垂らし具合やキャストフォーム、ラインを指から離す位置など、事細かに説明した。理屈は理解しているようだが、実践出来ないので強風下ではトラブルが続出する。小さなトラブルを放置すると、大きなトラブルに繋がるので要注意である事を重ねて伝えた。

 小休止の後、キャストを再開。僅か2投目で私の操るヨイチ80にヒット。さほど大きくなさそうなので、この魚も強引に引き寄せてキャッチ。サイズは60cmだった。昼食を兼ねてポイントを休ませた効果があった様子。彼女に是非釣って貰いたかったので、アレコレとアドバイスをしたが悪戦苦闘。ついにはハニートラップ70Sをライン切れでふっ飛ばし、代わりに提供した本日のヒットルアーであるヨイチ80もライン切れ。多分、トップガイドにラインが絡まった状態でフルキャストをしたか、度重なるミスキャストでメインラインが傷ついていたのが原因だろう。小さなトラブルは大きくなるのである。

 いつしかボイルが沈静化したのでギブアップ。私自身は3匹釣ったのだが、釣らせてあげたかった嫁さんはノーフィッシュ。立て続けにルアーを2個も川の中に奉納したのも痛かった。帰路は泥沼にはまらないよう十分気をつけながら、無事に難所をクリアして川から上がった。


天気:晴れ 水温:18.3℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ)

 ゴールデンウィーク後半がスタートした。毎日、強いストレスを感じながら頑張って仕事をしているので、血圧がずっと高めで、不整脈が連発している。この連休でリフレッシュしながら養生するため、釣り三昧の日々を過ごすことにした。今日は大潮。潮位を考え、ベストなタイミングで釣り場に入るよう調整して家を出た。トップバッターはストレッチワンマイナス。表層をノタノタと泳がせればドカンと出そうな気がして、今回持参した。開始早々に、目の前でボイル。すかさずルアーを投げ込み、引き波を立てながら誘ってみたが反応はない。

 水面近くを泳ぎ回っているベイト群れにスズキが襲い掛かっているようで、ボイルが散発的に始まった。スズキは水面を意識しているようなので、やはり使うルアーはトップウォーターをチョイス。ザラパピーバスパーJrコンバットポッパーを相次いで投入してみる。ボイルする場所は、概ね同じでベイト群が通りかかると、ガバッとやっている。魚が潜んでいる事は分かっているため、アレコレとアンションを試してみたが本命魚からは完全に無視された。

スズキ&スライドベイト90 9KB この場に見切りを付け下流へと移動し、キャストを開始すること2投目。コンバットポッパーにドカンと出た。しかも、中々のサイズで寄って来ない。寄せてはラインを引きずり出されを繰り返し、やっとの思いでキャッチ。本命魚のサイズは目標の70cmに僅かに届かない68cm。ともあれ、ポッパーでキャッチしたので満足度が高い1匹となった。その後、周囲でボイルが散発するので、コンバットポッパーを投げまくったが反応ナシ。ザラパピーサミー65バスパーJrも試したが、これらも完全に無視された。

 南風が強く吹き始め、釣り場の雰囲気が変わってきたので、ルアーをワンダー60に交換。昨シーズンはこのルアーで連発した事もあり期待したが、カラ振りに終わった。水面が多少波立ってきたが、ボイルは続いているので、アタリ針を探すしかない。最初に試したストレッチワンマイナスを投入してみると、いきなりヒットした。ルアーが水中に引き込まれたのを確認してからアワセを入れたのだが、フッキングに失敗し、折角のチャンスを逃してしまった。

 バブルクランクに交換し、魚が潜んでいそうなピンポイントを丁寧に攻めていると狙いどおりにヒット。しかし、この魚もフッキングが上手く出来ず、ファイト間もなくの段階でフックオフした。時間が経つにつれ、ボイルが激しくなりアチコチで始まった。サーフェスワンダー60ビートルナッツSスーパースプークボイオストレッチワンマイナスローリングベイト66を試したが、ルアーを通す横で本命魚がガボガボやっている。挙句の果てにニョロニョロまで投入したが、カスリもしなかった。

スズキ&フェイクベイツS50 7KB ボックスの奥に隠れていたスライドベイト90を試したらいきなりヒット。しかし、直ぐにフックオフ。いままで数々投入したルアーとは反応が違ったので、再度、キャストするとドカンと出た。フッキングはバッチリと決まり、魚はさほど大きそうもないので一気に引き寄せてキャッチ。サイズは56cmだった。何故このルアーに反応したのか全く不明なのだが、ボイルの攻略方法が1つ増えた感じ。更なる追加を求めてキャストを再開したが、南風が爆風へと変わり水面が激しく波立ってきた。当然ながらボイルは消え、フィンバックミノー75Sライトモデルリップスライド60などに切り替えたが反応ナシ。この場を諦め、風当たりが弱くなる上流へと移動した。

 ポイントに到着し、水面を見ているとボイルが散発している。ボラっ子の群れが移動して来るとガボッと出るパターン。スズキが潜んでいる場所は直ぐに特定できたので、後は反応するルアーを見つけるのみ。スーパースプークボイオストレッチワンマイナスバブルクランクダイソーポッパーバスパーベビーポッパーワンダー60等を相次いで投入する。しかし・・・全くルアーに反応しない。ポッピングしているポッパーの横で、ガボッと本命魚がベイトに襲い掛かったりして愕然とする。心は殆ど折れ掛かり、最後の勝負として投入したのがフェイクベイツS50。ストレートリトリーブには全く反応しなかったが、岸際でトウィッチングしてみたら、突然ルアーを引っ手繰られてエラ洗いを連発。小さく華奢なフックを装着しているので、慎重に対処してキャッチ。サイズは思いのほか大きく62cm。更なる追加を狙いたかったが、水位が急上昇してきた。水位が上がると帰路で危ない目に合うので、後ろ髪を引かれる思いで納竿を決定。楽しみは明日に残しておこう。


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