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トップ>FishingReport>2023年9月


天気:雨後晴れ 水温:26.5℃ pH:不明
釣果:3匹(クロダイ、ヒラスズキ)

 前日と同じ河川へ釣行。昨日は夜釣りだったが、今回は朝からお昼までの釣行。大潮で水位が高く、イマイチの感が漂うが、サスケ75Fからスタートし、サイレントアサシン99Fクロストリガーを投入したが、全く魚っ気がないため30分でここを切り上げ、上流へと移動した。上流は川幅が狭く、ゴロタ石やコンクリートブロックが川底に沈んでいる。ナマズ狙いで3本フックのレッドフィンをトロトロと流していると、背後から魚がチェイス。その魚は、ナマズではなくバスだった。

 続いて、スプラッシュテールを試したが反応なし。新型サンダースティックをアップクロスで投げ込み、流れに合わせて引いてくると再びチェイスあり。今回はバスなのかキビレなのか判断できなかったが、明らかにナマズではなかった。少しずつ下流へと釣り下り、クレージークレイドルを使って、川底をノックしているとヒット。魚が小さかったので、勢いよく引き寄せ抜き上げた瞬間にポロリ。魚は小さなバスだった。その後は、ウイグルワートバスハンターⅡなど懐かしいルアーを投入したが反応なし。スキッターポップSP9ポッピングダックを投げまくって、この場を切り上げた。

 干潮に向かって水位が下がるのを見越して下流へと移動。トップウォーターゲームに切り替えた。スキッターポップSP9を投げると狙い通りにヒット。35cmのクロダイをキャッチした。更なる追加を求めてルアーを投げまくる。スーパースプーク・ボイオにチェイスはあるものの、バイトまでは持ち込めない。ポップR(P50)に変えたら、バイトの連発。魚が小さいようでバックリと食ってこないのが気になる。チャラ瀬の下、少し水深がある場所でポッピングをしているとカパッと捕食音がしてルアーが水中に引き込まれた。そのまま巻き合わせしてフッキング。ポップR(P50)を咥えたのは20cmのヒラスズキの赤ちゃん。

 食いっ気がある魚が集まっている場所を見つけたので、ルアー各種を投げまくる。反応があったのは、チヌペンFWラファエル。しかし、このルアーでは魚が釣れず、ポップR(P50)に交換した2投目で、またしてもヒラセイゴをキャッチした。時間の経過と共に水位が下がり、魚も移動してしまった。水深がある下流へと大きく移動し、サイズアップを狙って、ストラクチャー狙いをする。TKLM80ラビット109ヨイチ80を使ってキッチリ攻めてみたが、竿が曲がることはなかった。


天気:晴れ後曇り 水温:27.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 今日は大潮。夕方の満潮からの下げ狙いで釣り場に立った。トップバッターは、昨年浜松に開店したばかりのルアー専門店MAKOで購入したTKLM80を投入。今回はコイツで釣ってやろうと意気込んでいたが、空振りに終わった。続いて、ラビット90SPアスリートSP9を投入。きっと魚は、狙っているストラクチャー周辺にいるハズだが反応はない。暫くキャストを続けていると、川の真ん中で、メッキらしき魚がベイトに襲い掛かっている様子を目撃した。

 すかさずルアーをクロストリガーに交換。ボイルしていたのは、フルキャストでギリギリ届く位の場所。周囲を何度も狙ってみたものの、時すでに遅しって感じでコツリともアタリはない。ワンダー80に交換し探ってみたが、魚からの反応はなかった。

 周囲が暗くなり、照明が作り出す明暗がハッキリしてきた。ルアーをクロストリガーに戻し、明暗の堺を引いているとバイト。フッキングが決まり、暴れる魚をいなして引き寄せてきたが途中でフックオフ。逃したのは、フッコ級の魚だった。続いて、ワンダー60にセイゴのチェイスがあったが、バイトには至らず。サスケ75Fローリングベイト66も不発。時折、セイゴが水面をピチャピチャやるので、小さなポップR(P50)を試す。セイゴなんて簡単に釣れるハズ・・・のつもりが大苦戦。

 東の空には、満月がポカリと浮かび上がった。中秋の名月を眺め、祭りばやしを聞きながらキャストを繰り返す。スライドベイト90にバイトがあったがフッキングミス。TKLM80アスリートSP9を投げまくってギブアップした。


天気:くもり 水温:22.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 日の出前、風が少し冷たく感じる早朝からスタート。少しの間、水面を眺めてみたが魚っ気はない。ショアラインシャイナーR50-SSRから始め、アイルマグネットDBブルースコードC90でザックリと探る。上流方面を見ると、時折、ヘッドライトらしき明かりが付くので、誰かが竿を振っているのだろう。このエリアは、暗い内は釣れず、シラサギが巣から飛び立つ時間帯になってからベイトが動き出し、本命魚がルアーに反応するようになる特徴がある。

 午前5時過ぎになってベイトが動き出し、シラサギがギャーギャー泣きわめきながら飛び去る。このタイミングで、本命魚からの反応がないと今日は釣れない潮回り。ZBLバイブ28gイナセ9OMフラッタースティックヨイチ80を投入し、勝負をしたがかすりもしない。早めに見切りを付けて次の場所へと急ぐ。

 愛車で1時間半程掛けて、浜名湖の流入河川へ到着。堰堤に立ち、偏光サングラスを通して水中を見ると良型のキビレが群れているのが見えた。こちらから見えるという事は、向こうからも見られている可能性が高いので水際から少し距離を置いてキャストを始める。スタートはトップウォーターゲーム。ストークを使い、少しゆっくり目のポッピングで様子を伺う。暫く投げ続けていると、チェイスはあったがバイトまでは至らず。RAポップスーパースプーク・ボイオポッピースキッターポップSP5を投入したが不発。モーグルポップ75にチェイスがあったが、これまたバイトには持ち込めなかった。

 途中から合流した地元民である友人の息子さんが、3Dポッパーで2バイト得たがフッキングには至らず。目の前にキビレやクロダイが見えているのだが、バックリ食ってこない状況にストレスが溜まる。最後は、チヌペンFWを投げまくって午前10時にギブアップした。


天気:曇り一時雨 水温:24.5~25.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 今日は小潮、干潮を向かえる早朝から釣行した。先行者がいたので挨拶をしながら様子を聞くと、バイブレーションで1回反応があったらしい。彼から距離を取り、邪魔にならない所でサーフェスワンダー120Fを投げる。少しして、流心で大きな捕食音を伴うボイルがあった。残念ながらルアーが届く範囲ではないのだが、注視しているとボイルが連発でおきている。本命魚のサイズは70cm以上ありそう。鉄板バイブを取り出し、ブン投げるが飛距離が足りない。とても悔しいのだが、手が出せず30分程でボイルは沈静化してしまった。少しずつ移動しながら様子を伺ったが、射程距離内に私の操るルアーに反応する魚はいなかった。

 ベイトは多分、上流へと移動しているに違いない。車に乗り込み、上流へと移動する。ベイトが集まる場所はイメージしているのだが、そこへ行くルートは背丈よりも高い雑草が生い茂り入っていけない。仕方なく竿を出せる小さなスペースからルアーを投げてみたが、魚の気配はなくギブアップした。

 納竿して帰宅するには時間が早過ぎたので、ここから1時間半掛けて浜名湖の流入河川へと車を走らせた。釣り場に到着すると、ハゼや手長エビを狙う釣り人で賑わっていた。車を隅に駐車し、そこからトボトボと結構な距離を歩いて人気のない場所へ移動。以前、この場所に来た時、キビレがいるのを確認してあるのでポッパーゲームをやってみる。ポッピングダックから始め、モーグルポップ75を投げているとボラの群れがスクールしてきた。群れの中をよく見ると、前回と同様にキビレが混じっている。スキッターポップSP5に交換し、ポッピングをしているとバシュッとヒット。ルアーが水中に消えたのを確認し、鋭くフッキングしたのだがスッポ抜けた。

 少しずつ移動しながら魚を探していると、上流からポッパーを引いている釣り人がやって来た。様子を聞けば60cmUPのスズキと小さなクロダイを釣ったとのこと。彼はバスデイバックファイヤー65をこよなく愛しているらしい。お気に入りはメッキ系のカラーとのこと。このルアーは、浜名湖生まれのクロダイ用。釣れるルアーらしいが、何故か私にはシックリこないので使っていない。自宅のボックスの中に眠っているハズなので、これをきっかけに探し出して使ってみるとするか・・・。

 ボラのスクールを追い掛けながら、飛豚73プロップポッピングダックチヌペンFWサスケ75FZBL50S等を投げて様子を伺う。偏光のTALEXレンズサングラスを通して水中を見ると、キビレやクロダイが悠々と泳ぐ姿を確認できるので何とかしてルアーを食わせたいのだが完全に無視されている。結局、魚は釣り上げられず午前11時にギブアップした。


天気:晴れ 水温:28.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 今日は、夕マヅメ狙いでホームグラウンドの河川へ釣行。トップバッターはツインフックを装着し、フローティングになったアスリートSP9を投げる。これまでの実績から魚が居付いているであろうピンポイントにルアーを通すが反応はない。ルアーをサーフェスワンダー120Fに交換し、アスリートSP9では届かなかったエリアを丹念に探る。ボラっ子が少しいるようだが、ボイルは起きない。全体的に魚っ気が薄いような印象を受けた。

 午後6時に街灯が点灯。周囲がすっかく暗くなり、明暗部がクッキリ分かれるようになってから狙い目。カゲロウ124Fを上流にキャストし、流れに合わせてゆっくりとリトリーブする。このカゲロウ124Fはやはり何かおかしい。キャストの際に飛行姿勢が乱れ、途中で失速したりして飛ばない。手に取って左右に振ってみると、内部の重心移動システムの動きが悪い。このシステムは、新開発の重心瞬間移動システムLBOⅡとのことだが、明らかに不具合がある。こんな事なら、固定された重りと移動する鉄球が1個ゴロンと入っていた方が、よほど良いのではないのだろうか。

 暗くなればベイトの群れが下って来て、ライトの周りでザワザワするのを期待していたのだが、それらしき気配は全くない。捕食音も聞こえず、釣れる気がしないので30分程で切り上げた。車に戻り道具を片付け、ウェーダーを脱いでさあ帰宅・・・というところでスマホがない事に気づいた。確か・・・いつも通りにウェーディングジャケットの左胸ポケットに入れたハズ。陸に上がった直後に写真を撮ったのは記憶にあるため、雑草が茂る堰堤の斜面か車までの道中で落としたに違いない。

 同行者がいれば私のスマホに電話をしてもらい、着信音で何処に落ちているか確認できそうだが、単独釣行のためそれが出来ない。しかも、スマホがマナーモードになっている可能性もあり、嫌な汗が噴き出した。車とウェーディングのアプローチポイントの間を、真っ暗い中、ヘッドライトで照らしながら雑草を掻き分けつつ探し回る。必ず何処かに落ちているハズ。スマホ・バッテリーの残量はどうだったか?通りすがり人がいれば、お願いして電話を掛けてもらおうか?アレコレ考えながら探し回ったが見つからない。

 明朝、出勤前にこの場に足を運んで探そうか・・・?流れる汗をぬぐいながら色々考えを頭の中で巡らせていると、微かに聞き覚えのあるメール着信音が聞こえた。音がした方を見てスマホを探すが見当たらない。運良く、再びメールの着信音。「まさか、ここに?」大型バッカンの中に折りたたんで入れてあるウェーダーを取り出し、ひっくり返すとウェーダーの中からコロンとスマホが出てきた。どんな経過でウェーダーの中にスマホが入ったのか、理解し難かったが無事にこの手に戻ってきた。たまたまメールの着信音が聞こえる位置に自分がいたが、これが堰堤の草むらの中にいた時なら絶対に聞こえなかった。つくづくマナーモードにしていなくて良かったと思いつつ、帰路に就いた。


天気:晴れ 水温:29.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 「夜、街灯で照らされている場所で魚がガバガバしている」という情報をもらい、夕方から浜名湖に注ぎ込む河川へ向かった。このところ、夜、散歩をしているとボイルする光景を目にするらしい。地元民が言うのだから間違いない情報。釣り場に近い駐車スペースに愛車を置き、ポイントまで歩く途中で岸際に漂うランカー級の死体を発見。釣り上げてから放すまでに時間を掛け過ぎ、リリース・ミスで死んでしまった魚ではないか。何処からか流れ着いたのだろうが、いきなり大型スズキの死体を目撃してテンションが上がる。

 釣り人が多い時期だが、運良く狙っていたポイントに入ることができ、暗くなるまでルアーを適当に投げながら時間を潰した。午後6時、周囲が暗くなり街灯が点灯したが、情報のような魚がガバガバするような雰囲気はない。サイレントアサシン99Fサーフェスワンダー120Fラビット109など飛距離が出るルアーを選んで暫く様子を伺う。徐々に下げ潮が効き始め、川の流れが強まると上流からベイトが降りて来た。そしてボイルの始まり。ボイルする場所は遠く、極限られた狭いポイント。そこは、フルキャストでギリギリ届く位の位置。ハニートラップ95カルトラをブン投げているとカツンとバイトがあったがフッキングには至らなかった。

 ベイトに襲い掛かっているスズキのサイズは大きく、70~80cm位はありそう。ベイトは20~30cmのボラっぽい。明暗部の堺で派手な捕食音を立ててガバガバやっている。スイッチヒッターDH-SブルースコードC90クロスウェイク111SSR-Fに反応なく、試しに投入したTKLM8バッテン(X-10)も不発。期待していたカゲロウ124Fラビット109もダメ。ローリングベイト77サイレントアサシン99Fも完全に無視されている。

 そもそも、本命魚がいる流れのスジに、ルアーが届いていないのが問題。ランカー級のスズキがガバガバやっているポイントへ、大型ルアーを上流から流し込めば釣れそうなのだが、私の上流側に釣り人が入ってしまいその作戦は試せない。派手なボイルと大きな波紋を前にして、ついキャストに力が入ってしまうが、ヘンに力んでもルアーは飛ばない。力み過ぎず、ルアーの重さと竿の弾力性を活かしたキャストを心掛けたが、もう少し飛距離を伸ばしたい。結局、ボイルが始まり、沈静化するまで2時間以上、フルキャストを続けたが魚の顔を拝む事は出来なかった。


天気:曇り 水温:26.5℃ pH:不明
釣果:1匹(ボラ)

 今回は、気分を変えて午後から浜名湖に流れ込む河川へ釣行。橋の下のピンポイントに入って、モーグルポップ75月虫SRで様子を伺ったが、魚の気配がない。橋を渡りながら、川を覗き込むと、キビレが群れているのを発見。岸から十分、ルアーが届く範囲でスクールしているので、急いで対岸へと渡り、実績のあるスキッターポップを投げる。魚は確実にいるのだが、ルアーには見向きもしない。どうやら、相当、ルアーに対してスレている様子。頑張ってはみたものの、ルアーを追尾する気配すらなくギブアップ。

 ワンダー60を投げながら少し上流へと移動。2回、ルアーを追尾するキビレを目撃したが、バイトまでは持ち込めない。やはりこの場所の魚はスレているようで、特別に用心深い気がする。30cm前後のボラの群れが、目の前を行ったり来たりしているのだが、よく見ると群れの中にキビレが混じっている。この魚をどうにか釣ってやろうと、持参したアレコレとルアーを試した。ラファエルにバイトはあるがフッキングには至らず、クロストリガーを試したらボラ(33cm)がヒットした。

 日頃釣りをしているホームグラウンドに比べ、明らかに魚っ気は多くソワソワしてしまう。ルアーに反応する魚を求めて、周囲を歩き回っていると、座布団クラスのアカエイが川の中を上流に向かって泳ぐ姿を目撃。ウェーディングの際に、こんなのを踏みつけたりしたら確実に救急車で病院へ搬送されるに違いない。うっかり、アカエイをルアーで引っ掛けたりしないよう注意しながら、ルアーを投げまくった。

 サスケ75Sレンジバイブ55ESには反応なく、ZBLシステムミノー50Sワンダー60ラファエルにはショートバイトがあった。今回は釣れなかったが、キビレの姿を沢山確認できたので、作戦を立て直して再び訪れるとしよう。


天気:曇り後晴れ 水温:23.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 今回は長潮の干潮狙いで朝から釣行。トップバッターはアピアエルドール115F。初めて使った時に、使い辛かったので暫くお蔵入りをしていたのだが、久しぶりにボックスの中に入れてきたルアーだ。何度かキャストを繰り返したが、飛行姿勢にバラ付きが出やすいことと、泳ぎ出しが悪いことがどうしても気になり、サーフェスワンダー120Fに交換。「投げるルアーが違うと、こうもキャストフィーリングが違うのか!!」と実感する程、明確な違いがあった。

 サーフェスワンダー120Fを投げながら少しずつ下流へと移動。途中、30cm程のキビレらしき魚がルアーを追尾したが、バイトせずに反転し川底へと消えた。すかさずルアーをアスリートSP9に交換し、魚が戻っていったエリアを集中的に狙う。このルアーはツインフックに交換するとフローティングになるので根掛かりも回避しやすい。川底にゴミが溜まっているような場所でもルアーを通す事が可能。丁寧に探りを入れたが、反応はなくこの魚は諦めた。

 車に乗り込み次の場所へと移動。ここでは、アスリートSP9を使ってトウィッチングで様子を見ながら上流へと釣り上がる。目標にしていた橋まで辿り着いたところで、帰路は往年のTDバイブレーションSPに交換。このルアーもツインフックに交換するとフローティングになる事に気づき、使うタイミングを考えていた。さほど、遠投が必要とされないこのエリアならスズキ以外にもナマズや雷魚も反応しそう。リトリーブスピードを変化させながら、ガツンとヒットするのを待ち構えていたが不発に終わって納竿。


天気:晴れ後曇り一時雨 水温:22.5~24.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 本日の釣行は、台風の北上で天気が不安定な状況下。降雨の影響で水位は高く、泥濁り。しかし、流れが弱く、ドロ~ンと淀んだ状態では釣れる気がしない。取り合えず、モーグルポップ75を使い、広範囲に探ってみた。このルアーは一回毎に丁寧なポッピングをするよりも、テンポ良く早めに引いた方が面白いルアー。生産終了になって久しいが、手早く、活性が高い魚を探すにはもってこいのルアーなのだ。

 積もったばかりの柔らかな泥を被ったコンクリートの堰堤を歩きながらキャストしているとズルッと滑った。迂闊にも尻をしこたま打ち、咄嗟についた左手に激痛が走った。余りの痛さに呻いてしまったが、骨折などはせず大事には至らなかった。慣れた釣り場でも、油断しては行けないことを痛感した。左手をかばいながらポッパーにアクションを付けるのは大変。アガケ120Fに交換し、負担が少ないスローなストレートリトリーブに変更した。

 少しずつ移動しながら、流れのある場所を探す。アガケ120FからK-TEN BKS9スイッチヒッターDH-Sと変えて、アイルDBを投入した直後にバイト。素早くルアーを回収し、反応があった流れのスジに再びルアーを通すが反応なし。アイルマグネット120F鉄板バイブを追加投入したが完全に無視されたようでギブアップした。

 車に乗り込み別の河川の様子を見に行った。こちらも泥濁りでいつもより水位が高く、岸際の葦が随分沈んでいる。流れは弱いが、ボラが入っており、時折、ジャンプしている。アガケ120Fをキャストしながら、泥水に浸っている堰堤を下流へと歩く。そこで本日2回目のアクシデントが発生。堰堤の一部が崩れているのに気づかず、足を踏み出した際に川の中にドボン。フローティングベストを着用し、ウエーダーも履いていたから良かったものの、これには相当焦った。

 怪我はなかったので、そのまま釣りを続行。河川の合流点まで移動し、ジプシーペンカゲロウ124Fフィンバックミノー・ライトウエイトローリングベイト88SSS等を試したが不発に終わった。増水している時は何が起きるか分からないので、普段よりも注意しなくてはと反省しつつ帰路に就いた。


天気:晴れ 水温:26.5℃ pH:不明
釣果:2匹(キビレ、マゴチ)

 前日の釣行で夕マヅメは全くダメだったので、今日は昼間の干潮狙いで出撃した。釣り場に到着し準備をしていると、自転車をヨロヨロと運転し近づいてくるお爺ちゃん。御歳は90歳で釣り好き。毎日、近隣を散歩しているのでリアルタイムで情報を聞ける。昨日は、このすぐ上流でスズキを釣った人がいるだとか、手長エビを使ったクロダイ釣りが楽しいだの、つい立ち話が長引いてしまう。時合を逃したくないので、頃合いを見て爺さんと分かれてウェーディングを開始した。

 平均風速4m/s前後の東風が吹き水面が波立つ中、トップバッターに選んだのはサーフェスワンダー120。アップクロスでキャストをし、流れに合わせてリトリーブする。数回キャストをした頃、ルアーの後ろにコトヒキらしい魚が2匹、チェイスして来るのが見えたが、私の姿に気づいたのかUターンして姿を消した。

 サーフェスワンダー120では大き過ぎるようだったので、すかさずクロストリガーに交換。コトヒキが姿を消した辺りを集中的に探ったが反応はなかった。再び、サーフェスワンダー120に戻し、少しずつ移動しながらキャストを重ねていると岸近くでガツンと明確なアタリが手元に伝わった。本命のスズキではなく、クロダイかコチっぽいアタリだったので、ルアーをラパラCD9に交換。この作戦がビンゴで一発でヒット。ルアーを咥えたのはキビレ(32cm)だった。

 手早く写真を撮りリリースしてから、ラインとルアーをチェックする。ラインのキズはなかったが、ルアーにはガッツリと歯形が付いていた。更なる追加を求めて、ラパラCD9を投げまくる。昼になったので、いったん川から上がり、岸際で立ったまま菓子パンとバナナをパクついて再び入水。水門前の根掛かりが多いエリアでワンチャンス狙いでキャストをする。

 コツッとアタリがあったのでグルリッとハンドルを回して巻き合わせ。魚かと思いきや、残念ながら根掛かり。ガマカツ・ツインフックにしてあるのに、根掛かりするとは・・・。さほど岸から遠くないので、ウェーディングで回収を試みる。しかし、川底にはヘドロが溜まっている底なしの泥沼状態だった。途中までは良かったのだが、突然、泥深くなり、ヤバイと思った時には岸に戻ろうにも両足がズブズブと潜り、向きを変えるのもおぼつかない状況に。あがきながら、やっとの思いで泥沼から脱出したが、当然ながらルアーは回収出来ない。本日のアタリ針である歯形が付いたラパラCD9を失った。

 水門周辺はゴミが溜まりやすいので注意はしていたが大失敗。ローリングベイト77に交換し、上流のキビレを釣ったエリアに戻りながらキャストを重ねる。日中なのでリトリーブスピードは早め。活性の高い魚を探すため、一か所に留まらず、ラン&ガンで手数を重ねた。ルアーをカゲロウ124Fに交換し、キャストを初めて間もなく、力強くルアーが引っ手繰られた。エラ洗いをしないのでスズキではない。水中で激しく頭を振るような様子があったので、相手はコチと予想。針掛かりの様子は確認できなかったので、慎重に引き寄せ岸にズリ上げた。を咥えていたのは60cmのマゴチだった。

 干潮を迎え、水位が極端に下がったので、車に乗り込み移動。以前から気になっていたエリアをチェックしに行った。釣り場に到着し、周囲を見渡す。ベイトの気配はなく、岸近くに意味深な竹の棒が間隔を置いてポツン、ポツンと立っている。竹棒と竹棒との間には長いロープが張られ、ウナギを捕るために竹筒がぶら下がっている。そのロープは水中に沈んでおり普段は確認できない。この漁法は無許可だと違法行為のハズだが、取り締まりがされずに野放し状態なのだ。うっかりロープにルアーを引っ掛けると、確実にロストするので難易度が高い。使うルアーはアガケ120F。水中に隠れているロープの位置をイメージしながら、キャスト&リトリーブを重ねて魚を探した。30分程、竿を振ったが、魚の気配がなかったので納竿とした。


天気:晴れ後曇り 水温:29.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 中潮の満潮に向かって潮が満ちてくる夕マヅメ狙いの釣行。トップバッターは、懐かしのブルーアイランドタナカザ・スプラッシャー。ストレートリトリーブをするだけで、水面をイイ感じで踊ってくれる優れもの。活性が高い魚がドカンと出る事を期待したが不発に終わり、ルアーを交換する。水面にベイトの群れがスクールしているのが見て取れるので、表層付近をメインに暫く探りを入れる。サーフェスワンダー120カゲロウ124Fに反応がなく、ラビット109に交換。早引きで様子を伺ったが、この作戦も不発。

 ダブルフックを装備し根掛かりのリスクを減らしたローリングベイト66を投入。少しずつ移動しながら広範囲の川底をチェックしてみた。コチがいれば必ず何らかの反応がありそうだが、空振りに終わった。日没前後のプライムタイムを迎えても、ボイルは起きずベイトの群れは何ら怯えることもない泳いでいる。ジプシーペンクロスウェイク111SSR-Fクロストリガー等を思いつくまま投入すれどもワンチャンスもなかったため、早めの納竿とした。


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