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トップ>FishingReport>2023年11月
天気:曇り後雨 水温:16.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 "ぎじたまダービー"の翌日。大会結果の整理・報告だけでなく、片づけも完了していないので有給休暇を取得してやっつける。一息ついて、一服したらもう夕方。大潮周りで、夕マヅメに満潮を迎えるタイミングなので出撃した。大会開催中は悔しいかな、僅か30分しか竿を振れなかったので気合を入れて釣り場に立った。

 しかし、岸際に魚っ気が全くなく、ボラも跳ねない。満潮からの下げになり、流れが出始めていたので、静かに入水してキャストを開始した。トップバッターはドカポップ。アップクロスでキャストし流れに合わせてリトリーブする。上流側は反応がないので、クロスからダウンクロスにキャスト方向を変えて、少しずつ下流へと釣り下った。下れる所まで釣り下ってUターン。ルアーをテツミノーに交換し、アップクロスで探ってゆく。

 魚は何処にいるのかとキョロキョロ見ているると、上流側の水面がザワついているのを目撃。そのザワつきが徐々に自分の方へ移動してきた。無数のベイトが一斉に下って来たのかと思いきや、その正体は雨だった。天気予報で雨が降るなんて、全く言ってなかったように思うのだが、結構な雨脚。スマホで雨雲レーダーを確認すると、スポット的に雨が降っている様子。どうやら局地的に低気圧が発生したようで、時間と共に西から東へと雨雲が移動してゆく。多少の雨ならウェーディングジャケットを来ているので我慢は出来るが、心が折れてしまってギブアップ。僅か1時間少々で納竿した。毎年、ダービー開催後は、力が抜けて暫らく腑抜け状態になるのだが、今年もやはりそんな感じになってきた。

天気:晴れ後曇り 水温:不明 pH:不明
釣果:0~12匹(スズキ、ヒラメ、オオニベ、ワラサほか)

 今日は、今年で22年目の開催となる"ぎじたまダービー"の当日。週始めの週間天気予報によると、木曜日までは小春日和が続き汗ばむほどの気温に。金曜日以降は、大陸からの寒気が押し寄せこの冬一番の冷え込みになると聞いていた。しかし、大会当日は晴れ後曇り。風が弱く、気温低下もさほどなく、天候に恵まれた釣り大会日和となった。

ダービー事務局 9KB 早めのお昼御飯を食べて、実家にある大会関係の機材と、釣具店やメーカーから預かった協賛品が詰まったダンボール箱を車に積み込む。新型コロナ対策で規模縮小をしていた過去3年間の大会に比べ、会場に持ち込む機材数は増大。それでも自分の愛車と嫁さんの車2台でギリギリ運べる物量だと踏んでいたのだが、結果的に載り切らなかった。急遽、双子のパパさんにヘルプを入れ、午後1時に車3台でメイン会場でる太田川河口のはまぼう公園へと向った。

協賛メーカー 7KB 今回は、年に1回の当大会で使用するためだけに購入したヤマハ発電機や2灯式の現場作業用照明を持ち込んだ。また、寒空の下でも快適に過ごすために、厚手の寝袋に加え簡易パイプベットや電気毛布も追加。更に、大会のために新たに高出力電熱ヒーターも購入。もちろん、横幕を付けたテントや机、パイプイス、LED照明も備えている。もし地震災害があればこのまま、皆さんのお役に立てそうな位の装備をコツコツと自前で買い揃えて現在に至る。

 事務局の立ち上げには、ボランティアで集まってくれた参加者有志が大活躍。予定より早く事務局が立ち上がったので、午後2時半頃から受付スタートとした。受付時に最近の釣果を尋ねるが、どなたも余り釣れていない様子。例年になく気温の寒暖差が大きかったり、海水温や海流ルートが違い、魚の移動に釣り人の行動がマッチしていないのかも知れない。それでも、大会当日がどんなに厳しい気象条件下でも、必ず魚を釣る人がいる。過去20年以上にわたるデータを見ると、参加者人数が多くても少なくても、大体3割り程度の釣り人が成績を残すから凄い。特に例年、上位ランクに名を連ねる人は、本当に釣りが上手な人なのだろう。

スズキ77cm 7KB ファーストフィッシュは午後3時20分。まだ受付を済ませていない人が結構な人数いる中での釣果。きっと、たまたま釣れたのではなく、ファーストフィッシュ賞を狙って釣った1匹なのだろう。大会事務局としては、サイズに関係なく、早い時間に釣れたこの1匹にホッとする。1匹目の魚が中々釣れない大会なんて、主催者としては胃が痛くなる程とても辛いのだ。今大会は出だし好調の様子。午後5時半までに7件の釣果報告(仮エントリー)があった。受付時に「全く釣れていない」なんて言ってたのは何だったのか。釣り人はウソつきなのである(笑)。

ヒラメ61cm 7KB 午後6時、受付が一段落したため、電気ポットで湯を沸かして作ったカップ豚汁をすすりながら、持参したおにぎりをパクつく。午後7時で受付終了。事前エントリーは52人だったが、キャンセルがあり、当日竿を振る参加者は48人。極めて限られたスタッフ人数で全て手作業・手作りのローテク運営による当大会では、コントロール出来る丁度よさげな参加者数となった。参加人数が少ないと地元釣具店への貢献度合いや経済効果は低いが、釣り場でのフィッシングプレッシャーは少なく、参加者が「大会を楽しむ」ことは出来るに違いない。

 午後7時、検量を締め切る直前、魚を持って会場に滑り込んできたのが本田さん。魚はまだ生きており、今釣れたばかりだと言う。上位入賞に絡む魚なので、当大会で規定している「口閉じ、尾開き」の状態で全長をキッチリ計測。サイズは77cmだった。こんな大きな魚を目の前にして、私自身も竿を振りたかったが、機材の管理と手土産持参で事務局テントに顔を出してくれる面々と話をしていたら、段々とその気が失せてしまった。

検量の様子 10KB 簡易パイプベットに寝袋と電気毛布の組み合わせは、寒空の下でも快適。結局、全く竿を振らないまま朝5時過ぎまでテントの中で寝てしまった。自分自身、参加費を払っているので、竿を振ってワンチャンスに賭けようと、大会事務局前のポイントで午前6時過ぎからの30分間だけキャストをしてみた。朝マヅメでベイトは水面にいるのだが、コレを食いに来ている捕食魚の気配は皆無。ジプシーペンクロスウェイク111SSR-Fスライドベイトヘビーワンをブン投げて終了した。

スズキ 9KB 午前7時過ぎから、参加者が集まり始め検量所が賑わう。大きなクーラーBOXに入れられた魚が検量台に載せられた時は、周囲の皆さんが食い入るように魚を見て、釣った人からアレコレと話を聞いている。迫力があったのはヒラスズキ。良型のヒラメやワラサ、オオニベも持ち込まれ、限られた時間内でそれらの魚を釣り上げた人を賞賛する。その一方で、自分自身がまだまだ大会に出場して魚を釣りたい気持ちもあるので、事務局仕事とのジレンマがマックスになる時間帯であった。

 今回の大会は、14名が対象魚のスズキを合計26匹も釣り上げ、優勝者は77cmを釣った初参加の山川さん(愛知県豊川市)。過去のデータから当大会の定説になっている「魚が釣れるのは参加者の3割」のとおりであった。注目すべきは、3位になった高柳さん。彼はファーストフィッシュ賞と、7匹釣って大漁賞もゲットした。しかも驚くべき事に彼は2年連続なのだ。未だ優勝、ファーストフィッシュ賞、大漁賞の3冠に輝いた人はいないが、若手の登場は今後への期待が膨らむばかりだ。因みに今回の協賛品の中で、私がイイなぁ~と思ったのが、メガネの天竜堂さんから提供頂いたTALEXの偏光レンズ付きサングラス。買えば結構お値段が高い商品だよね。

ワラサ&ヒラスズキ 8KB 釣りのローカル大会開催で長続きさせる秘訣は、趣味の延長として考え事務局が無理をしないこと。参加者が100人を超えるような場合は、事務局1~2人体制を変える必要がある。300人を超える場合は、スタッフを大幅に増員し役割分担を明確にした上で相当キッチリ仕切らないと、事務仕事と雑務だけでなくトラブル対応で振り回され事務局がダウンしてしまう。大会を開催することが営利目的の仕事でもない限り、辛い思いをしてまでボランティアで釣りの大会を主催する必要はないだろう。疲労困憊しちゃうと、「来年また開催しよう」なんて思いもしない。参加者も開催する側も、無理なく楽しめる大会が、結果的に長続きするように思う。

ボランティアスタッフ 7KB 毎年、この大会の時にしか合わないような緩~い繋がりで、事務局の立ち上げや撤収を手伝ったくれた参加の方々には感謝するばかり。また、今大会も大きなトラブルもなく、無事に開催できた事は参加者全員が協力してくれたお陰だ。当大会がきっかけになり、秋冬シーズンの釣りが盛り上がる事を期待したい。閉会式にも述べたのだが、大会の優勝杯に名前プレートを貼れるスペースは残り5枚。とすると後、5年か・・・。5年後も私が使うタックルやルアーは大きく変わっていないと思うが、自分を取り巻く環境や、世界の情勢は大きく変わっているに違いない。

 <<追記>>
 12月2日、真夜中の23:56、枕元に置いてあったスマホがけたたましく鳴り響いた。飛び起きて確認すると、「津波注意報」の発令。緊急エリアメールだった。フィリピンミンダナオ島周辺での地震(マグニチュード7.7)により、千葉県から沖縄県までの広い範囲で津波が発生する恐れありとの事。波の高さは1mを予測。もし、海岸線でこの情報を知らずに釣りをしている人がいたらマズイと思い、即座にぎじたまダービーで当日活用していた掲示板に情報提供した。

 ウェーディングしていて突然1m高の波が襲ってきたら、とても対処できるハズもない。「津波注意報」は、翌朝9時に解除され、静岡県沿岸は10cm程度の潮位変化にとどまった様だが、遠方での津波は到達するまでに時間が掛かり、何度も繰り返し波が押し寄せるようなので危険極まりない。この「津波注意報」が、ぎじたまダービー当日に発令されなくて本当に良かったと思う。今回の津波は地震に起因しているため、少なくとも1週間から1ヶ月位の間は、要注意なのだろう。皆さん、御注意あれ。

2023年大会の優勝者は
山川さん(愛知県豊川市)、優勝魚は77cm
derby2023_1
参加者48名(エントリー52名)
14名26匹のシーバスを、3人がヒラメを3枚キャッチ。
優勝者は新品ルアーと釣り関係グッズの推定総額12万4千円を総取り!!
2位以下の方々には釣具店、メーカーからの
協賛品 推定総額55万2千円を提供
結果詳細
大会実況中継掲示板

釣具店店頭ポスター
協賛メーカー・釣具店ほか
感謝・感激!!
大会開催への御理解・御協力ありがとうございました
31社 協賛(敬称略)

シマノベルモントコアマンジャクソンコーモランプロダクトエクストリーム
スミスブルーブルーライラクスタックルベリーJAZZザップゴーセン
マルキューデュオピックアップ山鹿釣具タックルハウスラパラ・ジャパン
ピーズファクトリーボナンザ

上州屋、ヤマウチ磐田店、ヤマウチ釣具浜松店、かめや釣具袋井店
かめや釣具掛川店メガネハウス天竜堂村櫛フィッシング沖あけぼの釣具
イシグロ、セントラルスポーツ


天気:晴れ 水温:13.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 午前中は森町で開催された「もりもり2万人祭り&農業際」に足を運んだ。ここでは、生産数量が少なく希少な和栗ジャムと名物スイートコーン「甘々娘」を使ったコーンポタージュ、渋皮が簡単に剥ける栗「ぽろたん」、蜂蜜をゲット。魅力的な産物が沢山あるので、アレコレと総額1万円以上も購入。さほど大きくない会場だが、グルグルと歩き回って結構疲れてしまった。午後は、くつろぎながら過去の釣りログを読み、2週間前と同じ潮周りである事を確認。潮位を考えて夕マヅメからの釣行とした。

 午後4時半過ぎ、釣り場に立つ。東の空には木星が光り輝いている。西風が強く水面が波立っているので、トップバッターはウッド製のメケメケから。アップクロスにキャストし、時折、ジャーキングを織り交ぜながらリトリーブする。前日と同様、ボラは跳ねず、岸際にベイトの姿もない。水温低下と共に、パタッと生物感がなくなってしまった釣り場に戸惑いながら、少しずつ移動して魚を探す。

 下流まで下ってUターン。ルアーをドカポップに交換し上流へと釣り歩く。日没後は強風を伴って急激に冷え込んできたが、前日の反省を踏まえインナーにダウンジャケットを追加。ネオプレーンと厚手ウールの靴下2枚履きで足先の冷えもサポート。十分に着込んできたので防寒対策はバッチリ。しかし・・・魚がいない。ドカポップからエスフォー11に交換し、葦際も引いてみる。一週間前に心を躍らせてくれた70cmUPの魚達は何処へ行ってしまったのか? 既に海へ下ってしまったのか?

 広範囲にチェックするためスタッガリングスイマー125Sを投げまくって、このエリアに魚がいないことを再確認。来週は"ぎじたまダービー"の開催。一旦、暖かくなった後に、グッと気温が下がるらしいので、魚とコンタクトするのは、かなり難しくなりそうだ。

天気:晴れ 水温:12.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 来週末に迫った"第22回2023ぎじたまシーバス&ヒラメダービー"の下見を兼ねて、晩飯を食べてから釣行した。やはり心配なのは天気。このところ、暖冬で小春日和が続いたかと思うと、ドンと一気に気温が低下し厳冬に。こんなパターンが1週間毎に繰り返される様子。丁度、来週末は寒気が押し寄せてくるタイミングらしい。因みに今宵の水温は12.5℃。先週は19℃もあったので、この落差は大きい。大会本番の寒さを想定して下半身を重点的に着込んできたが、はたしてどうか。

 釣り場に立つと、魚っ気はゼロ。西風が吹き始め、ボラは跳ねていない。ネオプレーンの手袋から出ている指先が冷たい。腰に巻いた腰痛対策のコルセットが防寒対策になっているが、ライトダウンのインナージャケットを1枚追加すれば良かったのにと反省した。先ずは、前回釣行での功労者であるテツミノーを投げる。魚っ気が感じられないので、リトリーブしながら夜空を眺める。東の地平線からゆっくりとオリオン座が上がり、頭上にはスバルが輝く。気温は7℃。フリース生地のネックウォーマーに顔を埋めながら、カシオペア座を目印に北極星を探す。

 キャストを繰り返しながら下流方面へ釣り下り、切りの良いところで上流へ向ってUターン。ルアーをサーフェスワンダー120に交換し、アップキャストで様子を伺うが全く釣れる気がしない。開始2時間が経過したがボラのジャンプは一度も目にすることはなく、小魚のライズもない。スマホで天気情報を確認すると風速は5m/sらしいが、この釣り場ではもっと強い風が吹いている。水面の波立ちが強まり、グッと冷え込んできたため午後9時半過ぎにギブアップ。ぎじたまダービー本番では、更なる防寒対策が必要であることを痛感して帰路についた。

天気:曇り一時雨 水温:19.0℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 午前中は、森町の中山間部で開催されたオープンハウス「ぷぶふの日」とアクティ森でのクラフトフェアに足を運んだ。午後はゆっくり過ごして、夕マヅメから出撃。「前日の雨の影響できっとイイ思いが出来るに違いない」と心躍らせながら釣り場へと向った。今回は、ちょっと懐かしいハンドメイド系のルアーがアレコレ詰まっているボックスから拾い出したルアーをメインに使ってみる。スタートはミラクルワークスのウッド製メケメケから。時折、ジャークを入れながらリトリーブを繰り返したが反応ナシ。根掛かりロストが怖くてビビリながら使うのは心の負担が大きいので、少しして交換する。

スズキ&テツミノー 6KB 強い東風が吹く状況下、川は満潮からの下げで流れが強まり風向きとは逆に流れ水面は波立つ。水位は高く、魚っ気はないのだが水面直下をサーチするため忠兵衛テツミノーを投入。開始30分程経過した時に、竿先近くで爆裂バイト。目の前でルアーを吸い込んだ魚は70cmUP。大きな口を広げて激しく頭を振り、ルアーを吹き飛ばして逃げていった。

 ドキドキした心臓が収まった頃、再びテツミノーにバイトがあったがフッキングには至らず。ブーツ120に交換し、スロートリトーブを繰り返しているとこれにもバイトがあった。小さな魚がアタックしているのではなく、大きな魚が吸い込んだルアーを一瞬で吐き出している水中のイメージが頭に浮かぶ。70cmUPの魚が目の前をうろついているのを確信し、再びテツミノーに戻す。このルアー交換がビンゴ!! 水面が炸裂してデカイ魚がエラ洗いを繰り返した。ギュンギュンと曲がるソルティープラッガーSPS102SS-Tiで魚をコントロールしながら徐々に引き寄せ、岸に引きずり上げた。サイズは堂々の73cm

 更なる追加を求めてテツミノーを投げ倒したが反応ナシ。メケメケに交換し、ジャーキングを織り交ぜながらのリトリーブでワンチャンスに掛けたが不発。雨が降ってきたので午後7時半に納竿した。

天気:大雨後曇り一時晴れ 水温:22.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 朝、嫁さんを病院に送り届けた後、速攻で準備を整えて出撃した。タイムミリミットは、病院へ嫁さんを迎えに行くお昼までの2時間。早朝まで降った雨の影響で河川には濁りが入っている。西風が強く吹いているため、水面は波立っている。こんな状況なら、必ず魚の活性が上がっているハズ。先日来の釣行でチャンスはあってもフッキングミスが続いたドカポップのフックを交換。食い込み重視で、普段使っているウエダプラッギングスペシャルCPS-892FX-TiからソルティープラッガーSPS102SS-Tiに持ち替え、万全の体制を整えてウェーディングを開始した。

 暫らくドカポップを投げまくったが反応ナシ。久しぶりに持参したフィードシャロー128Fのキャストフィールや泳ぎを確認した後、新品フックを装着してあるブーツ120に交換。風速7m/sの横風が吹く中、長尺で柔らかな竿によるキャストに苦戦しながら魚を探す。絶対に何処かに活性の高い魚がいるハズ。限られた時間の中で結果を出すため、移動を繰り返しながらルアーもアレコレと投入。ブーツ120からクロスウェイク111SSR-Fスタッガリングスイマー125Sエスフォー11と回してみたがワンチャンスもない。周囲で15~20cmのボラが跳ねているので粘りたかったが、残念ながら時間切れで納竿となった。

 昼に嫁さんの送迎を終え、夕マヅメ狙いで再び釣り場に立った。全く実績のないエスクリムシャロー139Fを最初に投入。強風下でキャストコントロールに苦戦しながら流れの中を探る。岸際でベイトが跳ねるので注視していると、竿先程の近距離でベイトが弾け飛ぶド派手なボイルが起きた。即座にルアーを投入したが反応はない。ドカポップに交換し、周囲をチェックしたがこれもダメ。20~30cmのボラ達が跳ねまくる中、焦りつつルアーを交換。ブーツ120を試したがこれも撃沈。

 暗闇の中、河川合流点の下流、流心で流れの帯が見える。本命魚はこの中にいるハズ。ボックスの奥に控えていたストリームデーモン140を取り出し、アップキャストをしてから流れに合わせてリトリーブする。イメージでは流れの帯の中でドカンと出るハズだが不発。フィードシャロー128Fサーフェスワンダー120Fも空振り。キャストを重ねていると葦際で大きな捕食音が聞こえた。魚がいるのは流心ではなく、岸際だったか・・・。大きな波紋が残る葦際を中心に、シャローエリアで使えるルアーを次々に投入。

 本命魚が手の届く範囲にいるのだが、私の操るルアーには反応しない。天気予報では徐々に風が収まるはずだったが、むしろ時間の経過と共に強まってきた。風に負けないスライドベイトヘビーワン1ozを投入すると、予想はしていたが1投目で根掛かり。運良く回収できたが、水深が浅い場所でこのルアーを使うのは無理があった。集中力も切れてしまったので、早めの納竿となった。

天気:晴れ後曇り 水温:21.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 連続釣行3日目となる本日は、夕マヅメ狙いの釣行。遠雷が聞こえたので、雨雲レーダーを見ると南の海上に雷雲がある模様。雨雲は釣り場周辺に掛かっていない。カッパがなくても大丈夫そうだが、風は東から吹き、いかにも天候が崩れそうな感じ。水面はやや波立ってはいたが、先ずはトップウォーターから試す。取り出したのがジプシーペン。このルアーは波っ気があっても十分使えるルアー。テンポ良く水面をピョコピョコさせてリトリーブしていると狙いどおりにドカンと出た。しかし、これはミスバイト。そのままアクションを続け、追い食いを期待したが後が続かない。

 ドカポップアイルマグネットSBピットブルを使い、広範囲にチェックしたが無反応。何処かに本命魚が潜んでいるハズなので、使い方で捕食音を奏でる芸達者なドカポップをメインに使う。小一時間経った時、水面が炸裂。大きな音と共にルアーが空中に吹き飛ばされた。こんな派手な出方は滅多になく、フッキングテクニックも何もあったものではない。当然ながら針り掛かりはしていない。ルアーを回収せず、少しの間、水面にルアーを漂わせてみる。残念ながら期待したようなドラマは起きず、周囲は沈黙したままだった。

 午後6時を過ぎた頃、ステラ4000MHGのハンドルを握る左手の指先がビリビリし始めた。何か毒虫に指されたのかと思い指先を見るが何ともない。指先を気にしながらキャスト&リトリーブを繰り返していると、キャスト直後にリールハンドルを握った時にビリッとしやすい事に気がついた。物を触った際にビリッとする静電気なら、その1回で放電して終わるハズ。・・・それとは明らかに違う。キャスト後、目線を下に落として指先を見ると、毎回、リールハンドルを触った瞬間に火花が散る。しかも、ビリビリの度合いが徐々に強まっている感じ。

 こんな経験は初めてだったが、「これってもしや、空気が帯電しているって事では!?」 時折、遠雷が聞こえている様な状況下で、こんな現象が見られたらヤバイ。下半身が川の中にあるウェーディング釣行では、近隣への落雷による感電の確率が非常に高いハズ。トップに反応する本命魚が目の前にいて心が揺れるが、それをグッと抑えて潔く納竿を決定。竿先を低く構えて、そそくさと川から上がり愛車に戻った。

天気:晴れ 水温:20.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 11月に入ったにもかかわらず、日中は汗をかくほどの陽気でTシャツに短パンで過ごせた。水温は丁度良い頃合。前日の様子から同じ時間帯で魚が動き出すことを予想し、タイミングを調整して出撃した。トップバッターはウッド製のハンマー13cmから。上流へとキャストし、ヨタヨタとゆっくり目のリトリーブで探る。少しずつ下流へと移動しながらキャストを重ねたが不発。ルアーをドカポップに交換し、キャストを始めると僅か2投目でボフッと捕食音がしてルアーが水中に吸い込まれた。一拍おいてステラのハンドルをグルグルッと巻いて巻き合わせ。フッキングが決まったかと思いきや、スッポ抜けた。

 周辺をドカポップでチェックしたが反応はなく、プエブロピットブルアイルマグネットSBスタッガリングスイマー125Sジプシーペンを使い広範囲に魚を探した。急にボラ達が跳ねだし、魚っ気が出て来たタイミングでクロスウェイク111SSR-Fを投入。少しして引っ手繰られる様な力強いヒットがあった。サイズは良さそう・・・しかし、この魚もフックオフ。ヒットした場所は昨日、魚を釣った場所。周囲と比べても何の変化もない場所だが、きっと川底に魚が留まる何かがあるのだろう。

 折角、2度もチャンスがあったにもかかわらず魚を手に出来なった。不甲斐なさを反省しつつキャストを重ねる。クロスウェイク111SSR-Fに反応はなく、ハンマー13cmドカポップサーフェスワンダー120Fを投げまくる。気づけば時計の針が夜中の12時を指している。魚っ気は全くなくなり、釣れる気がしなくなったので納竿とした。

天気:晴れ 水温:19.0℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 日中は"ぎじたまダービー"の開催準備で釣具店へ足を運んだりして忙しく凄し、早めの夕食を食べて満潮からの下げ狙いで出撃した。スタートはブーツ120から。葦際を岸と平行に流してみる。今宵はいつになくボラ達が跳ね回り、いつもと違う雰囲気が周囲に漂う。きっと本命魚がエリア内に入って来ているに違いない。15分程、を投げてみたが反応がないので、スタッガリングスイマー125Sに交換。フルキャストを繰り返しながら下流へと少しずつ下る。

 開始1時間が経過、流心で水面に水柱が立つほどの爆裂バイト。スタッガリングスイマー125Sをヨロヨロと泳がせていた時に出た。久しぶりのヒット。あせらず、じっくりと対処しながら徐々に引き寄せてキャッチ。サイズは60cmだった。更なる追加を期待し、キャストを重ねる。30分程経過したところで、私の目の前、竿先が届くような近距離で再び突然水面が爆発しベイトが散った。急ぎスタッガリングスイマー125Sをショートキャストして周囲をチェック。ルアーには反応しないが、数分後に再び目の前で派手なボイルが起きた。

 こんな時に実績があるのが飛豚73プロップ。過去にこのルアーが大活躍した事を思い出しながら、ヨタヨタとスローなリトリーブを繰り返す。しかし、予想に反して反応がない。ボラスト105に交換し、ボラっぽい泳ぎをイメージしながらリトリーブを繰り返すが無反応。サーチするエリアを広げてチェックしたが、ワンチャンスもなく周囲は沈黙した。その後は、スタッガリングスイマー125Sクロスウェイク111F-SSRを投げまくったが、魚っ気がパタリとなくなり、真夜中に納竿となった。

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