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トップ>FishingReport>2024年3月


天気:晴れ 水温:17.5℃ pH:不明
釣果:1~2匹(スズキ)

 今日は、昼過ぎからの釣行。トップバッターはスライドベイト90。ザックリとザックリと探ってみたが、横風が強くラインが煽られてルアーが水面を滑ってしまう。気象データを確認すると風速は6m/s。時間の経過と共に更に強まる様子。エリア10マリブ78に反応がない。魚がいそうだけど・・・と思っていた矢先、目の前でボイルが始まった。50~60cmのフッコが群れているボラっ子に襲い掛かっている。ワンダー60に交換し、風の動きを読みながらルアーを投げ込むとビンゴ。1投目で55cmをキャッチした。

 ワンダー60だと風の影響を受けやすいので、ワンダー80に交換。しかし、ボイルは続いているのだが、全くルアーに反応しない。再びワンダー60に戻すといきなりヒット。サイズアップして63cmをキャッチした。本命魚達はかなりシビアにルアーを見ている様子。ボイルしているポイントをルアーが通るようキャストを繰り返していると、魚に見切られコツリともアタリが全くなくなる。試しにカラーを変えてみると、再びガツンときた。

 この魚は、ヒットした瞬間から大物と分かる相手だった。小さく華奢なフックを使っているので、バラさないよう慎重に魚とやり取りをする。ドキドキしながらも無事に岸へと引きずり上げてキャッチ。サイズは70cmだった。ここで、近くで竿を振っていたアルフ君が合流。立ち位置やキャストする方向、狙うポイントをレクチャーし、この場を彼に譲る。少しして、彼は58cmをキャッチ。因みに、ヒットルアーはカウンターウエイク80F。彼は、ワンダー60でなくとも魚は釣れることを実証してくれた。

 普段、単独釣行がメインなので、釣れる時、釣れない時、それぞれのシチュエーションで検証出来ていない。「このルアーじゃないと本当に釣れないのか?」「もっと釣れるアプローチがあるのでは?」「釣れない理由は何なのか?」・・・色々と釣り場で考える点はあるのだが、同行者がいると検証しやすく勉強になる。知識と経験を積んで確実にステップアップするには、釣り友がいた方が良いのだろう。

 時間の経過と共にボイルの回数が減ってくる。これは、ベイトの群れが移動してしまうのが理由だろう。本命魚も一緒に移動してしまうのか、その場に居付いて次にベイトの群れが訪れるのを待っているのかは判断できないが、確実にルアーへの反応がなくなる。魚を求めて上流へと移動しながらキャストを繰り返すことにした。暫くして、セイゴクラスがベイトを会い掛けている場所を発見。

 ボイルが散発する場所を狙って、クロストリガーラパラCD3CD5ユラメキミニファットラップラパラローリングベイト55ポップR(P50)を投入すれども反応しない。過去の実績から、かなりの自信をもってこれらのルアーを投入したのだが、コツリともアタリがない。完全にルアーを見切られている状況を打破できず、ジリジリと時間か流れる。最後はサスケ75Fワンダー80を投げ、時間切れでギブアップした。


天気:晴れ 水温:13.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 前日まで天気が大荒れ、大雨が降り"春の嵐"となった。このところ魚が釣れていないので、今日こそはと意気込んで釣り場に立った。中潮・満潮からの下げのタイミングであるが、予想よりも水位は低く、流れは緩やかでガッカリ。ここ数年の間に河川工事が進み、まとまった雨が降ってもその影響は直ぐになくなる。以前とは川の表情が大きく変わってきているのだ。

 朝から既に西風が強く5m/sある。モロに向かい風でキャストがままならないが、今日は、時間と共にさらに強まる気象予報だ。スタートはカゲロウ124F。このルアーでザックリと探った後、ZBLシステムミノー139Fの投入。これら2つのルアーでは、沖の潮目まで届いていないのでスタッガリングスイマー125S-ARCを打ち込む。これで結果が出れば楽勝だったが、全く生命感が伝わってこない。

 普段は滅多に使わないレンジバイブ70ESを取り出し、向かい風に向かってブン投げる。時間の経過と共に風が強まり、リアルタイムの天気予報では、2時間が経過した頃には平均風速が6m/sを超えていた。時折、体が後ろによろける程の爆風が吹くこともあり、フラッタースティックレイジースライドベイトヘビーワン1oz等を投げてはみたものの、明らかに風に負けて飛距離が伸びない。この場で粘っても釣果は望めそうになかったので、トラブルが起きる前に退散する。

 車に乗り込み、背中側に堰堤が位置する釣り場へと移動。水位が高く、メインポイントまで辿り着けるか不穏ではあったがチャレンジしてみた。泥深い沼のエリアをどうにか渡り終えた場所は、予想どおり風の影響はなく十分キャストが出来る状況だった。手早く結果を出したかったので、フィンバックミノーを使って付近一帯を少しずつ移動しながらキャストをしまくる。

 風裏にベイトが集まっている事を期待しはていたのだが見事にハズレ。ベイトの姿は見られず、ボイルも起きない。ベイトはむしろ、風が強く当たる対岸に集まっていたのかも。しかし、再び爆風下で釣りをする気力が湧かなかったので、最後にアストレイア99Fシャローを投げまくって昼前に納竿とした。


天気:曇り後雨 水温:9.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 大潮・満潮からの下げ狙いで朝から釣行。雨後だがササ濁りで良さげなタイミングなハズだが、急に寒の戻りがあって水温は10℃を切ってしまった。今年の春は異常なくらい暖かだったので、このギャップは影響が大きい。トップバッターは流心狙いでサイレントアサシン149F。反応がないのでアイルマグネットDBビーチウォーカー110Sジグザグベイト80Sを投入。どれかでコツリとでもアタリがあれば、気分が盛り上がるのだが、空しいキャストが続いた。

 近くにやって来たおっちゃんと挨拶がてら話をしながら竿を振る。この人は、夜な夜なシラスウナギをすくっているらしい。今年の価格は高騰し、白いダイヤとも言われてる。しかし、一晩中やっても数匹しか捕れず、割に合わないとのこと。丼ぶり一杯分で200万円との話も聞くが、そもそも、そんな量は捕れないらしい。何はともあれ、釣り人とのトラブルは起こさず、売り上げに基づいた税務申告は確実にして欲しいものだ。

 魚信が全くないので、ZBLバイブでボトム付近を探ってみた。フルキャスト後、素早くラインを巻取りルアーがボトムに着底したのを確認後、リフト&フォールで広範囲を探った。普段やりなれない釣りのスタイルなので、長続きはせずルアーを交換。湾ベイトスタッガリングスイマー125S-ARCアイルマグネット120ダイエットをブン投げて気分転換し、最後にローリングベイト88の早巻きで勝負に出たが、雨が降ってきたのでギブアップした。


天気:晴れ後曇り一時雨 水温:12.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 朝食を済ませてからの、ゆっくりスタート。釣り場に立つと既に強い西風が吹いていた。平均風速は6m/sだが、釣り場での最大風速はもっと強いハズ。水面は波立っていたが、いきなり目の前でガバッと捕食シーンを目撃してしまった。こんなシチュエーションで強いのはローリングベイト。横風に負けず、なびくラインに引っ張られて水面を転がるなんて事が起きないルアー。ベイトのサイズは小さいが、強風に負けないようにとRB66をチョイス。ボイルが起きた場所を中心に絨毯爆撃を展開。通常のリーリング速度に反応がないので、リアクションバイトを期待してジャカジャカ巻きを繰り返した。

 一発で仕留めようと思い、ローリングベイト66を投入したが空振り。目の前に本命魚が確実にいるので、どうしても釣りたい。強風の下、ちょっと無理してアスリートF9を試したがこちらにも反応はなかった。ベイトサイズは3cm程。ラファエルに交換し、表層をゆっくり引いてみると一発でヒット。しかし、ファイト中にすっぽ抜けてしまった。少しして、風が急に穏やかになったのでスモールルアーを本格投入。ボイルが射程距離内の3か所で起きる中、ZBLシステムミノー50SフェイクベイツS50ユラメキペラッコラパラCD3ポップR(P50)を投入。いずれのルアーも、魚達には完璧に見切られて悶絶した。

 午前11時、急に曇ってきて釣り場の雰囲気が変わった。ボイルが沈静化し、魚の気配が遠のいたので飛距離を確保するためワンダースリム70を投入。なんとか1匹釣りたいが反応しない。レンジバイブ55ESで探る水深を変えてみたがこれも不発。残念ながらノーフィッシュでギブアップ。自宅への帰路、気になっている釣り場へ立ち寄ったが、余りの爆風に閉口。ローリングベイト77レンジバイブ55ESを20分程、投げまくって撤退した。


天気:晴れ後曇り一時雨 水温:14.5℃ pH:不明
釣果:1匹(ナマズ)

 前日の釣行は、目の前で何度もボイルすれども魚を手にすることが出来なかった。このままでは、余りに悔しいのでリベンジする。お昼過ぎにポイントに立つと、既にボイルが散発していた。岸から近く、ルアーの射程距離の範囲内。バブルクランクで表層を探った後、ロングA(15)を使ったオーストラリア仕込みのバラジャークを繰り返したが不発。ラパラCD5フィンバックミノーレンジバイブ55ESにも反応がない。

 小一時間経過したころ、水位の低下と共に散発していたボイルはなくなった。ベイトの姿を追い求めて下流へと下る。潮回りの良い場所に陣取りマリブ78をキャストをしているとガツンと来た。待望のヒットなので慎重に対処するが、どうにもお相手はスズキっぽくない。引き寄せた魚が一瞬姿を見せたので直ぐに判明。お相手はナマズ(65cm)だった。ズルズルと岸に引き上げ、写真を撮って直ぐにリリース。

 突然、周囲が暗くなり強い南風が吹き、雨が降ってきた。天気の崩れは釣果に大きく影響するハズ。もう暫く竿を振ってみる事にした。強い横風に負けそうになりながらもK-TEN BKS9スイッチヒッターDHブルースコードC90を投げまくったが反応はない。風よけが背後にある上流へと移動し、アストレイア99Fシャローエリア10の後にローリングベイト77を投入。ワンチャンスに掛けてジャカジャカ巻きを試した、魚信はなく納竿となった。


天気:晴れ 水温:14.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 お昼からの釣行。藪の中を通り抜け釣り場に到着。既に目の前ではボイルが始まっていた。小さなベイトの群れに襲い掛かっているのは、50cm程のフッコ。先ずはクロストリガーから投入し、ストレートリトリーブやトウィッチを時折混ぜて試して様子を伺う。本命魚が射程距離内にいるのは確認出来ているので、あとは反応するルアーを見つけるだけ。クロストリガーには反応がないため、久しぶりにボックスの中に入れて来たロングA(15A)を試す。「小さなベイトを食っている魚でも、ジャーキングには反応するんじゃないか?」と思い立って投入したが、完全に無視された。

 水位の低下と共にベイトの群れが下ってくので、魚を追い求めて少しずつ下流へと移動する。シャローエリアでは岸際に巨鯉達が尾っぽを水面上に出してヒラヒラとやりながらお食事中。巨鯉にルアーを引っ掛けないよう気を配りながらキャストを重ねた。ヨイチ80トレイシー15を試したが、トレイシー15にコイがスレ掛かりして鱗を1枚ゲットしたのみ。

 上流へと移動しながらキャストを繰り返す。何気なく足元を見るとゴカイの類が蠢いているのを発見した。多分、前夜にバチ抜けがあったに違いない。本命魚達は、腹一杯、ゴカイを食べて満腹状態なのかも・・・。余りの反応のなさに、そう考えたくなった。アストレイア99Fシャローからローリングベイト77に変えて早巻きで反応をみたが不発。対岸の岸際でボイルが始まったので、この場に見切りをつけて急行する。

 現場に到着した時には既に遅し・・・という場合が多いが、今回は目の前でボイルが続いている。3cm程度のボラの子供に50cm前後のフッコが度々襲い掛かるのを目撃した。ビートルナッツSから始め、サスケSF75ローリングベイト66ラパラCD3ラパラCD5を相次いで投入。しかし、全く反応がない。ポップR(P50)も試したみたが完全無視された。いつしかベイトがこの場から消え失せ、フッコもいなくなった。結局、ノーバイトで本日も納竿。


天気:晴れ 水温:9.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 前回の釣行後、腰を痛めたようでヤバい感じ。念のため、ロキソニンを飲んで腰には腰痛対策ベルトをガッチリと巻いて出撃した。釣り場に到着すると冷たい西風が吹いていた。平均風速は6~8m/sだが、時折、体がよろける位の強風が吹く。水面が波立ち、ベイトの姿は確認できないがカワウの大群が上流に陣取り、しきりに水中に潜っている。カワウがいると言うことは、魚はいるのだろうが魚達はカワウに追い掛けられて、ルアーを追うような状況にないってこと。今回も苦戦を強いられるのは明白だった。

 雪を被った富士山がいつもよりも大きく見え、風がなければとても気持ちが良いのだろうが、余りの爆風で自然に涙が流れ出てしまう。ビートルナッツSから始め、レンジバイブ55ESシンキングシャッドHWローリングベイト66を次々と投入すれども反応ナシ。全く釣れる気配もない中、K-TEN BKS9マリブ78も試したが不発。最後は、ローリングベイト66を投げまくって、お昼にギブアップした。


天気:曇り 水温:11.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 今回は、朝ゆっくりしてから開始し、お昼までの釣行。藪の中を通ってウェーディングポイントまで歩き、川の中へアプローチ。泥が深い沼地を経由して釣り場に到着した。前回よれも水温は上がっているが、流れは弱く水は白く濁っている。水面や岸際にベイトの姿は確認できず釣れる感じではない。トップバッターはサスケSF75。ゆっくりとリトリーブしながら様子を伺うが反応ナシ。スライドベイト90に交換し、探査エリアを広げる。

 目の前を60cm程のコイがうろつくような状況なので、ツインフックを付けたジグザグベイト80Sで巨コイのスレ掛かりを避けながらキャストを繰り返す。すると、突然目の前でボイルが2連発。上流からベイトの群れが下ってきたタイミングだった。本命魚がいないのではなく、私が操るルアーに反応しないだけ。竿先にぶら下げていたサイレントアサシン99Fではルアーサイズが大き過ぎるようなので、即座に交換。レンジバイブ45ESを投入したが反応しない。ラパラCD3ラパラCD5シュガリーシャッドローリングベイト55ブルースコードC90アストレイア99Fシャローを立て続けに投入したが完全に無視された。

 下流へと移動し、潮回りの良い場所に陣取ってキャストを重ねる。クロストリガーサイレントアサシン99Fハニートラップ95Sでじっくりとストラクチャー周りをチェックしたが、ここでも反応ナシ。魚はいるハズだが、答えを導き出すことが出来ない。気が付けば水位がグングンと上昇してきた。今日は、想定よりも水位上昇のタイミングが早いようなので、帰路の安全を確保するため早めに切り上げた。


天気:晴れ 水温:9.0℃ pH:不明
釣果:5匹(スズキ、ボラっ子)

 本日も爆風の中、前日と同じ時間帯で釣り場に向かう。釣り場に到着すると岸際に休憩していたカワウの大群が一斉に飛び立った。カワウ達が場を荒らした後だろうから釣果を期待するのは難しそう。ベイトの姿は見られず、水温を測ると前日よりも更に下がって10℃を切ってしまった。トップバッターはB太60SR。早巻きでテンポ良くキャスト&リトリーブを繰り返したが不発。続いて、B太80SRを試したがこれにも反応はない。

 期待したボイルも全く起きず、コレ全てカワウのせいにして大きく移動する。今の時期、小型のシンキングペンシルが有効である事は、これまでの経験で把握している。しかし、横風バンバン吹き荒れる状況では、なびくPEラインにルアーが引きずられて水面を転がってしまう。そこで前夜思いついたのが、重量があり、小さなリップが付いているマリブ78久しぶりにボックスの中に入れてきたこのルアーを試しに投入した。すると間もなく、60cmをキャッチ。ボイルは見られないが、本命魚は潜んでいるようで、キャストを再開して直ぐに63cmを釣り上げた。この魚は3cmのボラっ子を大量に吐き出した。

 僅か10分程の間で2匹をキャッチして、狙い通りの展開になった事で大満足。風が少し収まった時、試しにワンダー80を投入してみた。すると、このルアーにもガツンとヒット。先程までの魚に比べ引きが弱かったので、一気に引き寄せてキャッチ。やはりサイズは小さくなって58cmだった。その後、バッテン(X-10)に強い当たりがあったがフッキングミス。これを最後にアタリは遠のいた。

 風が西風から南風へと変わり、平均風速は10m/sを超え始めた。強風下の釣りはトラブルが起きやすいので、この場はギブアップ。風が避けられるポイントに移動した。ここでもボイルはなかったが、川底には本命魚が潜んでいるハズ。フラットラップ8ワンダー80アストレイア99Fシャローを投入し様子を伺う。コツリともアタリがないのでレンジバイブ55ESに交換。早引きをしているとボラっ子が2度、引っ掛かってきた。ベイトは沈んでいる様子なのでリフト&フォールで誘ってみたが不発。クロストリガーの連続トウィッチも試したが、この作戦も不発で納竿となった。


天気:晴れ 水温:11.3℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ)

 今日は爆風の中、覚悟を決めて真昼間の釣行。「2月の春のような陽気はいったい何だったんだ!?」って感じの寒の戻り。寒さで体が震え上ががる。潮回りは小潮で、水温は低下と悪条件が揃うが、ベイトが河川内に入って来ていることは掴めている。今回も難易度マックスのハクパターン攻略という釣りに挑んだ。釣り場に到着するや、いきなり目の前でボイルが始まった。水面が波立ち、ベイトの姿は良く見えないが、3cm程度のボラっ子に違いない。

 すかさずベイトのサイズに合わせ持参してきたラパラCD3を投入。直ぐに勝負がつくかと思いきや大苦戦する。ラパラCD3に反応がないので、ラパラCD5ラパラF7を相次いで試した。しかし、コツリともアタリはなく、本命魚からは完全に見切られた。そうこうしている間に、ボイルは沈静化。ボラっ子の群れが何処かに泳ぎ去ったようで、魚の気配はパタッと消えた。

 ボイルはなくとも本命魚は何処かに潜んでいるハズ。小さなルアーでは届かなかった範囲を探るため、エリア10K-TEN BKF75F等を投げていると、再びボイルが始まった。ボイルする場所は決まっていて、射程距離内には3か所、本命魚のサイズは60cm前後ってところ。ZBLタイニーポッパーでポッピングしてみたが不発。ラパラ各サイズにも反応しない。

 レンジバイブ45ESを投げて早巻きを試すと、少ししてガツッと力強くヒットした。ベイトを食い漁っているスズキは元気が良い。水面を何度もエラ洗いをして抵抗したが程なくキャッチ。サイズは63cmだった。他にも魚はいるハズなので手早くリリースし、更なる追加を期待する。少しずつ移動しながらレンジバイブ45ESを投げまくったが反応はなくなった。

 この場に見切りをつけて、下流へと大きく移動。そこは風を遮るものが全くない、吹きっさらしの場所。体がヨロけるくらいの横風を受けながらキャストを始めた。ワンダースリム70から始め、カゲロウ124F鉄板バイブを試した後、ふと思いついてクロストリガーを投げてみた。すると僅か3投目でフッシュオン。やはり、魚はいるべき所にいるのである。フックが小さいので慎重に対処してキャッチ、サイズは60cmだった。

 更なる追加を期待してクロストリガーを投げる。本命魚が散発的にハクに襲い掛かっているが反応なし。ローリングベイト55スライドベイトヘビーワン60スライドベイト90を投入すれども、完全に無視されお手上げ状態。気持ちを切り替えるため、最初に1匹釣ったポイントまで戻る。ここではワンダー60からスタート。ハクパターンで実績を積んだルアーなのだが、今シーズンは今のところ全くダメ。

 アレコレとルアーを試しているとカワウの大群が飛来し、目の前に降りようとしている。カワウが来ると確実に魚は釣れなくなる。飛距離が出せるヨイチ80に交換して乱射。無事にカワウを追い払い釣りに集中する。反応が全くないので、そろそろ帰ろうかと気を抜いた瞬間にヒット。ファイトの力強さから、明らかに先に釣った2匹とは大きさが違うことを確信。ドラグを調整しながら丁寧にやり取りをしてキャッチ。サイズを測ってみると、口閉・尾開きの状態では70cmには届かない68cmだった。この1匹が最後となり本日の釣行は終了。爆風の中、我ながら良く頑張ったと思う。


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