トップ>FishingReport>2025年1月(お休み)~3月
天気:晴れ後曇り 水温:14.5℃ pH:不明
釣果:0匹
前日の釣行で多数のボイルを見ていたので、今朝も同じ場所へと出撃した。釣り場に到着すると目の前を鵜が泳ぎ小魚を食い漁っていた。これはちょっと厳しいか・・・と思いつつキャストを始める。TKLP90から始めアイマ・コスケ35F、リズ50、ZBLシステムミノー50S、ラファエルと試すが不発。暫くして岸際近くでボラっ子に何度も襲い掛かっているフッコの姿を確認した。ティニーポップR、パンチライン60、ローリングベイト55等を投入したが完全に無視された。
干潮に向かい水位が下がる中、ワンチャンスに賭けてキャストを重ねていると急に西風が強まってきた。スマホで気象予報を確認すると、これから8~9m/sの強風が吹き荒れるらしい。本日のメインポイントは前日に比べ明らかにベイトが少なく、たまにボイルが起きるくらい。本命魚はいるようなので、気合を入れてキャストをする。マッチボウ100F、ヨレヨレ、マリブ78に反応なく、ボトムを探るためラパラCD7を試したがこれにも反応はない。体がよろける位の爆風になり、涙と鼻水が流れ止まらなくなったのでギブアップした。
天気:雨後曇り 水温:14.5℃ pH:不明
釣果:5匹(スズキ、ナマズ、コイ)
朝まで降った雨が止んでからの出撃。ポイントに到着すると、目の前で良型のスズキがマイクロベイトに襲い掛かり、派手にガバガバやっている。こんな時は、魚が反応するルアーを一早く見つけることが大切。アイマ・ポッキー100から初め、飛豚73プロップ、コンバットポッパー、ラパラCD7、ワンダー60、ワスプスラローム50S、クロストリガーを次々と投入するがコツリともアタリはない。キャスト&リトリーブを繰り返している最中もボイルしているので、明らかにスズキ達はルアーを見切っている様子。
ガンシップやローリングベイト55まで投入したが完全に無視され、虚無感に襲われるが本命魚が目の前にいるのは分かっている。時間の経過と共にボイルの数が減り、周囲が静かになってきた頃、ガツンときた。何度もエラ洗いを繰り返したスズキは55cm。ヒットルアーはラファエル。ベイトを食い漁っている魚はアグレッシブ。フックが小さいので慎重にやり取りしてキャッチ出来た。これを最後にボイルはなくなったが淡い期待を抱いて、レンジバイブ55ES、ユラメキ等を使い様子を伺った。
ヨレヨレを使い広範囲に探っていると岸際近くでバイトがあった。ルアーを回収し、反応があった場所へ再びルアーを通すとヒット。魚はエラ洗いをせずグネグネと抗う様子が手元に伝わって来たので、お相手はナマズだと確信。一気に引き寄せてキャッチ。デブデブに腹が膨らんだナマズは65cmだった。その後は、反応が途絶えたがコモモ85SFカウンターを試すと、コツコツとバイトがあった。ルアーをスローに引いてくると、後ろからナマズが追尾しルアーにじゃれつく様子を確認。残念ながらルアーをバックリとは喰ってこなかった。
水位がぐっと下がったので下流へと移動。行った先ではタイミング良く、スズキがマイクロベイトを食うためにガバガバやっていた。コモモ85SFカウンターに反応はなく、ZBLシステムミノー9Fタイダルを投入したらビンゴ。予想以上に大きなスズキがヒット。力強いファイトをいなしてキャッチ。サイズは73cmだった。この魚とファイト中にもボイルは起きている。写真を撮って直ぐにリリースしてキャストを再開。9Fタイダルに反応がなく、マリブ78に交換。即座に反応があったが、本命魚ではなく巨コイのスレ掛かり。この魚には相当手こずり、体感的には10分近くもやり取りをしていただろう。90cmもあるコイの尾鰭に掛ったので、それはもう大変だった。
巨コイとのファイトでベイトの群れは散り、ポイントは荒れてしまったが少し間を置くと再びボイルが始まった。マリブ78に反応はなく、ワンダー60に交換した直後にヒット。巨コイとのやり取りで疲れてしまい、ヒットした魚とのやり取りが雑になったが無事にキャッチ。小さなルアーを咥えていたのは65cmの本命魚だった。干潮・潮止まりを経て水位が上昇してくるとベイト達は何処かに消え去り、スズキのボイルはパタリと止まって納竿。
午前中の釣りで十分楽しめたのだが、夕マヅメからは友人の息子さんの案内で浜松市街地を流れる都市型河川へ出撃した。今回は、退職記念で購入した軽量・折りたたみ自転車アウトランクを持参。街中は車を置く場所に困るため公園駐車場に愛車を止めさせてもらい、タックル一式を装備して釣り場まで走る。実績のあるポイントを案内してもらいながら、様子を伺ったが何処も不発。下げ潮になり、河川の流れが出てきた方が魚の反応が良くなるのは何処も一緒。そのタイミングを待ち構えていると、満潮からの下げでバチ抜けが始まった。
岸際で1匹目を見つけた後は、出て来る出て来る・・・ウネウネと周囲を泳ぎまわり、ライトで水面を照らすと集まってくる。このエリアのゴカイ類は巨大で、20cmはレギュラーサイズ。一般的なゴカイは10cm位なのだろうが、40cmを越すような大型の個体も登場した。手ですくい上げると、容易に皮が破れ中から精子や卵が吹き出してとても気持ちが悪い。気付けは街灯の明かりが水面を照らす流心付近からジュボジュボと控えめな捕食音が聞こえる。ゴカイを食べているのがコイなのか、ボラなのかスズキなのか判断出来なかったが、まるで魚っ気がなかったこれまでとは雰囲気が一転した。
期待を込めて持参したルアーをアレコレ試したが不発。この場を切り上げて最近実績があるという場所へ移動したが不発。その後も自転車でラン&ガンしながらアチコチを回ったがワンバイトも得られない。結局、晩飯も食わずに午後10時まで頑張ったがノーフィッシュで終わった。行き慣れない場所での釣りはとても難しく感じたが、普段とは違う釣りで楽しかった。
天気:晴れ 水温:17.5~18.5℃ pH:不明
釣果:1匹(マゴチ)
朝食をしっかり食べてから出撃。昨日から黄砂が飛んで来ているようで、釣り場に向かう途中の景色は全体的に霞が掛かっている。季節柄、花粉の飛散量も多く、いつも涙ぐんでいる感じがする。釣り場に立つと、予想していたよりも水位が高かった。残念ながら本命ポイントには入れず、手前のポイントに立ち竿を振る。トップバッターはZBLシステンミノー9F。水中を見ていると目の前を悠々とナマズと巨鯉が泳いでいる。こんな日は本命であるスズキは釣れにくいので、半ば諦めムード。
ZBLシステムミノー9Fに反応はなく、ランブルビート80SSS、ヨレヨレ、飛豚73プロップを投げてみたがこれらにも反応はない。時折、ボラが跳ねるが期待していたボイルは起きず、水位が下がらないので1時間ほどキャストを繰り返しギブアップ。別の河川へと移動した。
強い西風が吹く2か所目ではK-TEN BKF9のリップ1/2カットチューンを試す。全体的に水深が浅いポイントでノーマルのままだと扱いにくい。ボトムを時折叩きながらリトリーブをしているとガツンとアタリがあった。フッキングには至らなかったが、ルアーに反応する魚が付近にいる様子なのでじっくり探ってみた。ルアーをWフック装着のラパラCD7に交換すると直ぐにヒット。魚とのやり取りの間、激しく頭を振っているようなのでマゴチであることを確信。慎重に引き寄せてキャッチしたのは、少し小振りなマゴチ48cmだった。
時間の経過と共に西風が強くなった。強風注意報が発表されており、スマホで天気情報を確認すると風速は9m/sを越えていた。水面は波立ちルアーは真っすぐ飛ばず、花粉の影響で涙が流れっぱなし。ラパラCD7を投げまくったが、その後は1バイトあっただけで竿は曲がらず。午前11時半前に納竿した。なお、本日、静岡で桜の開花宣言があった。平年より2日遅く、昨年より4日早いと言う。さて、今春シーズンはどんな釣りが出来るかな。
天気:晴れ 水温:17.5℃ pH:不明
釣果:1匹(マゴチ)
昨日の釣行では魚を見失ったようなので、今回は別の河川へと車を走らせた。夕方の干潮狙いで少し早めにポイントに入り、往年の名品シャロートプスを使って魚を探す。このルアーは良く飛ぶし、3本も針が付いているのに根掛かりしにくく、良く釣れる逸品。同名ルアーで新旧2種類あるが、お勧めは既に入手が困難となっている旧型の方。川底に様々なゴミ等が沈んでいるシャローエリアでスローリトリーブをするのが効果的。使い方としては、リトリーブ中に何かにコツンと当たったら、リールハンドルを止めてルアーを浮かせるのがキモだ。
キャストしては数歩横に移動し再びキャスト。開始5分で狙いどおりに竿が曲がった。ヒット後に激しく頭を振る様子が手元に伝わったので、相手はマゴチと予想。サイズは小さいようだが、バラしたくなかったので慎重に引き寄せて無事にキャッチ。シャロートプスに反応した魚は、45cmのマゴチだった。更なる追加を期待して、下流へどんどん歩きながらキャストを繰り返す。マゴチ狙いの場合は、1か所で粘るのではなく、広範囲に探る事が大切なのである。
行けるところまで行って、ルアーを交換してUターンする。サーフェスワンダー120、アイボーン118シャローをフルキャストしながら魚を探す。岸際でチラチラと見えるのは2cm程のボラっ子(ハク)。これを狙って岸近くまでマゴチやスズキが寄って来ているハズだが反応はない。干潮の潮止まりになり、釣れる気配が全くなくなったので納竿とした。
天気:晴れ 水温:12.5℃ pH:不明
釣果:0匹
前日の釣行で良型を釣ったので、潮のタイミングを見計らって今日も出撃した。前日よりも岸際にカメの姿が増え、私が近づく前に一斉に水中へと姿を隠す。ポイントに到着して最初に投げたのがレッドフィンC08 4インチ(10cm)。元来、このルアーは3本フック使用なのだが、いつも中央フックを外し両側のフックをサイズアップして使っている。大き目なフックでガッチり魚の口に針を掛けたいというよりは、3本フックのまま使って、うっかりナマズがヒットすると大変な事になってしまうので予防対策でもある。
水面をヨタヨタと泳がせながら広範囲に探りを入れたが反応ナシ。強めのジャークの後にスローリトリーブ&ポーズで誘ってみたがこれも不発。前日、ベイトに襲い掛かっていた本命魚が何処かにいるハズなので、丁寧にチェックしたのだが反応はなかった。続いて、ランブルビート80SSSで川底を探った後、ローリングベイトRB88SSSの早引きを試す。RB88SSSにナマズが掛ったのだが、針掛かりの位置が悪かったようで、ファイト途中にフックオフ。
風速7~8m/sの強い西風が吹き、水面が波立つ中、何処かに潜んでいるであろうナナマル・クラスの本命魚を探す。コモモ85SFカウンターからヨイチ80に変えたタイミングでヒット。スズキのアタリだと確信したのだが、痛恨のフッキングミス。西風が更に強まり、打ちつける波で岸際が強く濁ってしまい、ベイトの姿も確認できない。風を背中に受けるポジション取りをして、RB88SSSとレッドフィンC08を投げまくってノーバイト。魚の顔を見られないままギブアップした。
天気:晴れ 水温:11.5℃ pH:不明
釣果:2匹(ススギ、コイ)
中潮周りの干潮へ向かって水位が下がる中の釣行。これまで姿が確認できなかったミシシッピアカミミガメ達が、眠りから覚めてゾロゾロと岸際に姿を見せていた。水温を測ると前回の釣行時よりも下がっており、12℃を切っていた。天気は良いので時間の経過と共に水温は上がってくるハズ。ベイトのライズも見られるため、期待を込めてキャストを始めた。トップバッターはマリブ78から。風速は8m/s程度吹いているが、マリブ78ならこの程度の横風でも翻弄さることもなく使える。
キャストを重ねていると、直ぐ近くでフッコ級のボイルがあった。マリブ78には反応がなく、ゾエア・ブレードを即座に投入。反応がないのでメバコスケ、ユラメキ、ごっつあんミノー、スライドベイト90、コモモ85SFカウンターを投入。しかし、これらのルアーには反応しない。キャストを繰り返している最中でも、ボラっ子の群れに襲い掛かっているのでテンションが上がる。レンジバイブ45ES、ローリングベイトRB48、RB55、クルーズSペン、ラファエル、ゾエア、ラパラCD7を追加投入すれども、望みは叶わずワンチャンスもなかった。
午後1時、川岸に座り昼食のおにぎりを食べて一服する。20分程度ゆっくり休んだ後にャスト再開。ワスプスラローム50S、クロストリガー、クルーズSペン、グリフォンMRXを試すが反応ナシ。ベイトの姿は消え去り、水位が下がって来たので下流へ移動する。なにも遮るものがない下流部では猛烈な西風が吹き荒れていた。マリブ78を取り出しキャストを開始すると、2投連続で巨鯉がスレ掛かりして悶絶。コイが泳ぐ水深とマリブ78が通る水深がピッタリマッチするようだった。
めげずにキャストをしていると開始10分で本命魚のスズキが出た。しかも、引き具合から良いサイズが予想され、魚とのやり取りは慎重になる。暫し格闘の後に岸に引きずり上げサイスを計測すると、堂々の74cmだった。今シーズンに入ってからの初シーバスで70cmUPを釣って大満足。更なる追加を求めてキャストを重ねる。マリブ78から続いてヨイチ80、TKLM9を試し、再びマリブ78に戻したところでヒット。フックアップ直後に猛烈な勢いで走り、ドラグが滑りラインが引きずり出されリールが唸る。この段階で、ヒットしたはスズキではなく巨鯉と判断。無理をしてラインが切れてルアーを失うのは嫌なため、時間を掛けて引き寄せる。
尾鰭にルアーの針がサクッと掛かった状態で釣り上げた巨鯉のサイズは80cm、魚の胴回りは私の太腿よりも太い印象を受けた。巨鯉とのファイトで釣り場が荒れてしまったので、本日は納竿。大型のスズキが河川内に入って来ているのが確認でき、今回の釣行はとても嬉しかった。
天気:晴れ後曇り 水温:14.5℃ pH:不明
釣果:0匹
今回は、真昼間の大潮・干潮に向かう潮周りで釣行。昨年に比べ川床が浅くなったので、行きたいポイントまで苦労なく辿り着いた。トップバッターはマッチボウ100F。時折、30cm前後のボラが跳ねるので魚っ気はある感じ。キャストを重ねて広範囲を探っていると立ち位置から4~5m離れた所でボイルがあった。すかさずマッチボウ100Fを投げ込んだが反応はなく、ごっつあんミノー89F、ガンシップ36SS、クロストリガー、ラパラCD9、マリブ78、ポッピーを立て続けに投入したが本命魚からは完全無視された。
背後でガサガサと音がしたので振り替えると、茶色くて細長い小動物が2匹ジャレあっていた。久しぶりに見たイタチ。川岸に小さな足跡が沢山あったのはコイツらだったのか。頭上には悠々と舞うミサゴ、綺麗な声で鳴くウグイス・・・春になって色んな動物が動き出している。水温は15℃近くまで上昇ているので、ルアーに反応する魚がもっといても良いハズだ。時間の経過と共に水位がどんどん下がってきたので、竿を振る場所を下流へと移す。ワンダー80から始め、クロストリガー、レンジバイブ55ES、クルーズSペンを投入。流れのスジを見極めながらキャストを繰り返したがワンチャンスもなく納竿となった。
天気:晴れ 水温:12.0℃ pH:不明
釣果:0匹
前日に続き、今日も釣り場の様子確認。先ずは、昨年3月に絶好調だった釣り場に立ち寄る。流れは緩やかで、水の色は悪い。ベイトの姿は見られず全く釣れそうな気配はない。少しまとまった雨が降った方が良いのだろう。アレコレ考えながら車を走らせていると、藪の中から出て来た2頭のタヌキを目撃。タヌキの習性である「ため糞」が竹藪の中にあったので、何処かにいることは分かっていたが真昼間にその姿を拝めるとは思っていなかった。
車を暫く走らせて次の河川へと移動。ここは昨年12月、セイゴ釣りで足しげく通った場所。大潮の干潮を向かえるタイミングで川床の様子を確認しながら周辺を歩く。竿を振るだけが釣りではなく、竿を振らず周囲を歩き地形の変化を見たりするような、地味な情報収集も大切だと思う。カニを餌にクロダイ狙いの釣り師がいたので様子を聞いたが、今年はまだ釣れていないらしい。「風が吹かず暖かな日になったので来たが、まだこのエリアに魚は入っていない」とのこと。
しかし、このエリアには20~30cmのボラの群れが入っているようで、偏光サングラスを使い水中を見ていると、ボラがウヨウヨ泳いでいるのが見える。きっとこのボラを食いに良型のスズキが河川内に入っているハズだが、それらしき影は確認できなかった。上空から急降下したミサゴ(オスプレイ)が、見事にボラを鷲掴みにして舞い上がる様子を目撃。上流へ移動すると数種類のカモが泳ぎ、更に上流へ行くと、無数のウが水中に潜り小魚を食い漁っていた。魚釣りをしながらバードウォッチをするのも贅沢な趣味なのだ。
帰路、もう1か所だけ気になっている河川に立ち寄った。ウナギを捕るための違法(無許可)な筒(うげ)が沈められ、これらが川岸に並行して打ち込まれたクイと長いロープで繋がっているいる場所。これらの障害物がなくなれば、心置きなくルアーを投げられるポイントなので、撤去されるその時が来るのを楽しみにしているが果たして今年はどうか・・・。小舟に乗ってウナギを採捕していたら通報しようと思うのだが、そのチャンスは乏しい(静岡県漁業調整規則 第33条)。
今シーズン足を運ぶであろう釣り場をアチコチ歩いたが、私の好きな釣り方で本命魚が釣れ出すのはもう少し先になりそう。水温が15℃前後になれば、きっと釣りやすくなるに違いない。いつでも出撃出来るよう準備を進めておこう。
天気:晴れ 水温:10.5~13.5℃ pH:不明
釣果:0匹
2月の最終日、釣り場の様子見で車を走らせた。ここ暫く毎年、暖冬だと言っていたが、今年は寒い日が続き北日本では大雪。梅の開花は遅れ、我が家のベランダで栽培しているイチゴの生育も大幅に遅れている。河川の水温は上がっていないハズなので、私のフィッシングスタイルでは魚をキャッチするのはまだ難しそう。今回は、竿を振らずにシーズン中に足を運ぶであろうポイントをぐるりと回ることにした。
1か所目は昨年2月から魚が動いていた場所。水温を測るとやはり低くて10.5℃しかない。勿論、釣れる時は10℃以下でも何ら問題はないのだが、明らかにベイトがいない。ボラっ子(ハク)が水面で群れている様子が見られればチャンスはあろうが、そんな雰囲気はなかった。いつもこのエリアで餌釣りをしている爺さんがいたので、挨拶がてら様子を聞くと「今年は寒くて魚が釣れていない」と言う。水色は悪く、流れも弱いので次の場所へ移動。
2か所目は河川を変えて、河原を降りて水際を歩く。水温を測ると13.5℃。先程の河川より、いつも水温の上りが早いので、早春に釣れ始めるのは多分こちらの方からだろう。ベイトの姿が見られれば竿を振ろうと考えていたが、30分間うろついても魚の姿は見られずギブアップ。車を走らせ最初の河川に戻り、大潮の干潮を向かえるタイミングで様子を伺った。目に留まるのは、のんびりと泳ぐカモの姿ばかり。上流域や中洲周りもチェックしたが釣れそうもないので竿は降らずに終了。
帰路、長年お世話になったヤマウチ釣具の閉店セールが最終日だったので、挨拶をしに立ち寄った。浜松店と磐田店の2店舗同時閉店と言うのは、思い切った経営判断をしたと思う。近年、釣り人の我儘な要望に素早く対応する小回りが利く小さな釣具店が相次いで閉店している。時代の流れで致し方ないのだが、とても残念だ。