フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2025年4月


天気:晴れ 水温:18.0℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ、ボラっ子)

 本日も軽量折りたたみ自転車OUTRUNKを携行し、風になびく鯉のぼりを眺めながら釣り場に向かう。予定していた1か所目は、タッチの差で他の釣り人に入られてしまった。釣具装備をチラリと見るとそんなに粘りそうな感じの釣り人ではなさそう。近隣をぐるりと自転車で走り、気になる釣り場の様子を眺めて戻って来ると、やはり先行者の姿はなかった。トップバッターはラパラCD7。魚がいれば確実に口を使う場所なのだが反応はない。先行者に釣られてしまったか、もともと魚はいないのか・・・釣り場は魚の臭いがせず、ベイトの姿も皆無なので、今日はもともと魚がいないのだろう。

 月虫SR(浮)を試した後に、ビーフリーズSグリフォンMRXを投入。ボトム付近にキビレでもいればと期待したが不発だった。この場は30分で見切りをつけて次の場所へと移動。カワセミが飛び交う場所にある人工ストラクチャーが作り出だす日陰部を狙って、エスタ70Sを投入。クネクネ・ユラユラと見事なS字カーブを描く泳ぎに魅了されながらリトリーブを繰り返したが無反応。続いて、ワンダー60に交換し投げると、僅か2投目で結果が出た。エラ洗いを繰り返し、走り回った元気ハツラツのスズキは62cm。真昼間に狙いどおり釣れたのはとても嬉しかった。

 更なる期待を込めてキャストを開始すると、直ぐにヒット。先に釣った魚より小さそうだが、ファイトは派手。フックが外れないよう、常にテンションを掛けながら魚とやり取りをしてキャッチ。サイズは54cmだった。他にも魚がいそうだったので、ワンダー60のカラーを変えたり、蝦夷ミノー65を投入したが空振り。マリブ78を試すとバイトがあったが、フッキングには至らなかった。スライドベイト90クロストリガーに反応はなく、ZBLシステムミノー9Fタイダルにボラっ子3.5cmが引っ掛かって来た。流心でボイルしたので、ルアーをZBLシステムミノー11Fタイダルに交換し、ブン投げるが反応ナシ。


 正午になったので持参したおにぎりを食べていると、川の中央部でたまにボイルする。こちら側からではルアーが届かないので、昼食後は対岸に移動し、ウェーディングで狙ってみた。ワンダー60クロストリガーレッドペッパーJrラパラF9をボイルする場所へ送り込んだが魚信はなく、午後1時半に納竿した。


天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:0匹

 今回は、10~12m/sの爆風が吹き荒れる中、退職記念で購入した軽量折りたたみ自転車OUTRUNKで釣行した。この自転車は、折りたたみや組み立てが1分も掛からず、本体中央にあるグリップを掴んで片手で持ち運べらる便利なヤツ。小径タイヤなので遠距離の移動は辛いが、駐車場所を起点としたチョイ乗りのラン&ガンには最適な自転車だ。歩くには少し距離があるが、車を停めるスペースがないポイントに行きやすくなった。

 駐車スペースに停車してから、自転車をセットして釣り竿をロッドホルダーに括り付けて出発した。1か所目は泥濁りの水を吐出させている水門。ベイトの群れは見られず、流れも緩やかなので諦め気分で竿を振ってみた。ビーフリーズSからスタートし、ラパラCD9クロスウェイクR90F-SSRに反応がなく、デプスレス75Fを試すと2バイト。濁り水の中に何かいるのだがフッキングには至らない。ラパラCD7ごっつあんミノー89ラパラF9エスフォー7ZBLシステムミノー50Sも試したが、魚を釣ることは出来なかった。

 2か所目は足場がしっかりした堰堤。クロスウェイクR90F-SSRを使い、足元のエグレや目の前に現れている潮目を重点的にチャックしたが不発。ベイトがいても良さそうなのだが、全く見られず、何処かに消え失せた感じ。粘っても無理そうなので、上流にある水門周りをチェックする。水門から流れ出る濁り水の中にラパラCD9を沈めてゆっくりとリトリーブ。捕食魚がいれば数投で結果が出せるような場所なのだが反応はない。

 西風が更に強まったので、スマホで確認すると13m/sになっていた。突っ立っているとヨロケルくらいの爆風になり、ルアーをキャストしても大きく軌道が外れてしまう。無理は禁物なので、一旦釣りを中断し早めのランチタイムにした。30分程、休憩時間を取り、風が落ち着いてから再開。風に強いマリブ78を使い、日陰部にルアーを投げ込むとバイトあり。直ぐにフォローを入れたが、反応はなく、ZBLシステムミノー11Fタイダルに交換。流れのヨレを見極めながらルアーを通すとヒット。サイズは60cm弱といったところだが、ファイト中にフックオフした。

 魚がいることは分かったので、ZBLシステムミノー11Fタイダルの後にサスケSF75デプスレス75Fを投入。ストレートリトリーブ、トウィッチ、流れの中をドリフトさせたりとアレコレやってみたのだが反応はなくギブアップ。バイトはあったが魚の姿を確認できなかった1か所目の水門が気になっていたので移動した。しかし、残念ながら既に水門からの流れは止まっており、明らかに魚はいそうもない。クロスウェイクR90F-SSRZBLシステムミノー9Fタイダルを試して納竿となった。


天気:曇り時々晴れ後雨 水温:19.0℃ pH:不明
釣果:1匹(ボラっ子)

 前日は相良サンビーチで開催された草競馬を観戦して楽しんだ。今回は先日釣り残しておいたマゴチを狙いに出撃。満潮から下げに入っているのだが、水位は高く苦戦する。ラパラF9で少しずつ移動しながらキャストを繰り返すが反応はない。開始1時間経過したところでアタリがあったが、マゴチとは違うような気がした。ウグイスやヒバリ、キジが鳴く穏やかな天気に、のんびりとキャストを繰り返しながら魚を探してエリア一帯を歩く。前回の釣行でマゴチを釣った場所では、スキッターポップSP9エスタ70Sも使って対象魚をマゴチに絞らず広範囲に探ったが全く魚っ気がなかった。

 時間が経つにつれ、下げ潮が効いてくると上流から濁った田植の代掻き水が流れ出した。代掻き水は単に濁っているだけではなく、農薬や化学肥料の成分も含まれているため魚だけでなく水生生物全般に影響を及ぼす。エリア全体で魚っ気がないのは、きっとこの厄介な濁り水に原因があるのだろう。子供の頃、川の中は水草が沢山茂っていたのに、今は泥土や砂礫が広がる貧相な川底ばかり。これは水田に使う除草剤が土壌と一緒に河川に流れ出て、水中の草にも影響を及ぼしているからに違いない。雨による河川の濁りと、田植の代掻き水による濁りとは質が違う。

 また、工場・事業場からの排水は、生態系に悪影響を及ぼす可能性があるが現時点では規制されていない未規制化学物質が含まれている場合もある。環境ホルモンと呼ばれるような化学物質が水生生物に影響を与えている。やはり最後に残るのは、寿命が長く何でも食べてしまう鯉。天敵のいない大きな鯉達が列をなして川底にある水草の若い芽や水生生物を食べつくし、徐々に川底は、生物相が乏しい不毛の地となり、川の中が砂漠化してゆく。

 昼まで竿を振ってギブアップし、魚っ気がある場所を求めて大きく移動。以前から気になっていた場所へ様子を見に行く。車を停められる場所から少し離れているため、そこで竿を振っている人を見たことがないのだが釣り場としてはとても良さげな場所。さて、どんな感じだろうかと竿を振り出すと雨が降ってきた。天気予報は朝の時点で確認してあり、雨が降るような予報は出ていなかったハズ。しかし、雨雲レーダーを見ると、海側から雨雲が急に北上し、時間の経過と共に沿岸地域を広範囲に覆ってくる事が分かった。

 「天候の変わり目は、魚の活性が上がるタイミング」と昔から言われているが、今回はまさにそれが当てはまった。雨が水面を打つようになると広範囲で突然ボイルが始まった。40~60cmのフッコがガバガバやってボラっ子(ハク)に襲い掛かり始めた。濁水と綺麗な水の堺が潮目になっており、この部分でのボイルが激しい。ZBLシステムミノー9FタイダルラパラF9ラパラF7には反応がなく、岸際で見えるベイトのサイズに合わせてルアーを小さくする。ワンダー60ユラメキハンプバックミノーゾエア・ブレードに続いて、ベビーミノーを投入したらガツンとバイト。しかし、フッキングには至らなかった。

 反応があった場所にベビーミノーを投げまくったが後が続かない。ZBLシステムミノー50SからDコンタクトに変えたら即座にバイトしたが、これもフッキングミスした。反応があった2つのミノーはいずれもフックが小さいので、フッキングはさらに難しくなる。目の前に本命魚がガバガバやっているのだが、雨脚が強まってきた。いよいよカッパなしで竿を振り続けるのは辛くなったので、後ろ髪をひかれつつ納竿とした。このエリアの攻略は次の機会に。それにしても、この時期のマイクロベイト攻略はホント難しいな。


天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:2匹(マゴチ)

 今回は、大潮・干潮へ向けての下げのタイミングで釣行。陽気が良くなり釣り場へ足を向ける人も増えて来たので、いつもとは違う場所へ車を停めてポイントへ向かう。大潮では、時合が短いので、行くべき釣り場の選定とタイミングが結構難しい。スタートはラパラF9、色は昔ながらのシャイナー、銀黒カラーだ。9cmで5gしかないフローティングミノーだが、扱い慣れてくると結構飛ぶ。

 いつの間にかルアー釣りの世界は、「遠くに飛ばないルアーはダメ」ってな感じになってしまったが、遠くに飛んでも釣れなければ意味がない。釣りをしていると、ルアーを回収しピックアップする直前で食ってくる場合も多く、フィッシュイーター達は、結構水際近くにいる餌を狙っていたり、水際にベイトを追い込んで食っている。ラパラのフローティングミノーは、フィッシュイーター達が思わず口を使ってしまうアクションをするのだろう。

 岸際を歩きながらキャスト&リトリーブをしていると、狙いどおりに岸際でガツンとヒット。しかし、フッキングには至らなかったので、反応があった場所の周囲をラパラF9で刻むように探っていると再びヒット。狙いどおりの展開に心はウキウキ。力強いファイトを繰り返したのは58cmのマゴチだった。やはりヒットしたのは岸近く。何十メートルもフルキャストしなくても十分釣れる。遠くに投げた分だけ手返しは悪く、短い距離で2~3回投げた方が釣れる確率は高いのかも。

 岸際にベイトが集まっているので、まだチャンスはあるハズ。2匹目を期待してラパラF9のキャスト&リトリーブを繰り返すと筋書きどおりにヒットした。お遊びなしで一気に足元へ引き寄せた魚は50cmのマゴチだった。今シーズンは釣れるマゴチが小さかったので少し心配していたが、50cmUPの魚が射程距離内に入って来てくれてとても嬉しい。更なる追加を狙ってキャストを続けていると、遠方のお友達からLINEの連絡が入った。急遽、コチラに来ることになったとのこと。お友達とは会える機会も限られているので、本日の釣行は終了。魚は後日の釣行まで残しておこう。


天気:雨後曇り 水温:19.5℃ pH:不明
釣果:1匹(マゴチ)

 天候が愚図ついているが夕方からの釣行。中潮・満潮からの下げに入っているが、まだ水位は高かった。水位が高いと岸際にある葦の中にベイトが入り込んでしまうため、釣果は期待出来ない。水位が下がり、ベイトが葦から出て来た時が時合なので、それまではじっと我慢するしかない。ラパラF7からスタートしクロスウェイクR90F-SSRを投げまくるが案の定反応はない。「もしかしたら、明るい内ならトップに出るかも?」と期待を込めてスキッターポップSP9をブン投げてポッピングしたが、ルアーを追う影すら見えなかった。

 周囲が暗くなり始め、水位が下がってきた頃、ラパラCD9にチェイスあり。足元までルアーを追い掛け、目の前で反転して消えた魚がいた。魚種は確認出来なかったが、ルアーに反応する魚が見られた事は有難い。デプスレス75SSに交換し、沖にある馬の瀬にルアーを投げて引いて来ると狙いどおりにヒット。水中で激しく頭を振る様子が手に伝わって来たので、相手はマゴチだと確信した。足元に引き寄せてキャッチしたのは僅か35cmのマゴチだったが、狙って釣った1匹なので嬉しい。

 真っ暗になる前にもう1匹釣りたかったので、馬の瀬を中心にルアーを投げまくる。午後7時を回ったところで、何の前触れもなくガツンと強いアタリがあった。こんな鋭いアタリはキビレかクロダイだと思うが魚の姿は確認出来なかった。周囲を丁寧にチェックしたがチャンスは訪れず、時間切れで納竿となった。


天気:雨後曇り 水温:18.5℃ pH:不明
釣果:1匹(ナマズ)

 まとまった雨が止んでからの釣行。こんな日は水門周りが楽しいハズ。1か所目はベビーシャッド75Fから。足元までキッチリと引け、幅広い魚種に対応できる良いルアーだが反応ナシ。続いて、流れのある場所でも安定した泳ぎするビーフリーズ。ベイトの姿がチラチラと見えるのでプレデター達がいれば確実に食ってくるハズだが、期待したこのルアーも不発。久しぶりに持参したジャッカルRS225や、シーバスハンターⅢラパラCD9アスリート・クイックレスポンス、オーストラリアの友人 元バラマンディガイドのテリーからもらった中華製シャッドルアーなどアレコレセ投入したが反応がなくギブアップ。

 下流にある水門へと移動。水門からの流れ出しはあるが水量が少なく、ベイトの姿が見られない。ラパラCD9を10分ほど泳がせてみたが、反応がないので見切りをつけた。先程の水門に戻ってみたら、既に別の釣り人が入り、竿を振っていた。誰も考えることは同じなのである。さて何処に行こうか・・・真っ先に思い浮かべたのが、自宅近所の小さなドブ川。わざわざ車で行くような場所ではなく、玄関から竿を握りしめて歩いて行けるような場所だ。

 ここ数年、このエリアで竿を振る人が増え、ナマズの数が減り、魚はルアーに対してスレてきている感じがする。10年前までは、雨後に道端から水面を覗き込めば、ナマズがヌラヌラと泳いでいるのが見えたが、今ではめっきり数が減っている。先ずは飛豚73プロップで様子を伺い、反応がなかったのでピーナッツⅡDRを投入。いきなり大きなコイが引っ掛かりヤバかったが、直ぐにフックが外れて事なきを得た。水門から流れでる濁り水と川の水の堺を丁寧にチェックしているとバイト。フッキングも決まってナマズ(50cm)をキャッチした。

 その後もピーナッツⅡDRで2回バイトを得たがフッキングには至らず。ロンジンランブルビートベビーシャッド75Fを投げてみたが反応は得られず納竿となった。雨後でガバガバ釣れるかと思いきや、今回は大苦戦してしまった。


天気:晴れ 水温:21.0℃ pH:不明
釣果:5匹(キビレ、マゴチ)

 前日の河川は全くダメだったので、今回は場所を変えて夕マヅメ狙いで午後から釣行した。トップバッターはラパラF9、昔からお気に入りのパーチカラー。ラパラのフローティングミノーはとても軽くてキャストが難しいのだが、使いこなせれば無敵のルアー。岸際で少しずつ移動しながらキャストを始めると直ぐに答えが出た。ルアーを引っ手繰るような明確で鋭いアタリがあり、フッキングも決まってキビレ(30cm)をキャッチした。

 魚をリリースした数分後、ラパラF9に再びバイトがあったがフキングミス。直ぐにフォローを入れたが反応ナシ。バルサのボディに歯形が残っていた。続いて、デプスレス75SSの後、エスフォー7を投入。なにやらアタリらしき感じがしたので、再び同じ場所へルアーを通すとビンゴ。50cmのマゴチが躍り出た。マゴチは1匹いれば周囲にもいる。エリア内を刻むようにキャスト&リトリーブをしていると狙いどおりにヒット。魚は45cmでサイズダウン。

 このエリアには魚が溜まっているマゴチハウスの感じがする。ゴヅゴツッとアタリがあった場所を丁寧にチェックしなおすと、またしてもヒット。魚は大きそうだったがフックオフ。ルアーをデプスレス75SSに交換し、根掛かりさせないよう注意深くリトリーブしているとヒット。先程と同じサイズ45cmのマゴチが釣れた。今シーズンのマゴチはやや小さいのが気になるが、続けて3匹釣れたのは嬉しい。

 周囲が暗くなりお腹が空いてきたので、そろそろ帰ろうかと思っていたところで、デプスレス75SSにヒット。ゴミを釣ったかと思える位、引き抵抗が少なくスルスルと寄って来た。釣り上げたマゴチのサイズは35cm。発見したマゴチハウスでは、大きい魚から順番に釣れる傾向がありそうだ。釣るたびに魚がサイズダウンしたが、サイズはともあれ魚が釣れるのは楽しい。

 前日の河川では全く釣れなかったので、今日はその分も挽回した感じ。釣り場と時間帯のチョイスがピッタリと当たり、狙って釣った感があった。天候が崩れる予兆である東風が吹き始めたので、午後6時半で納竿した。


天気:晴れ 水温:22.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 本日はお昼からの釣行。水温は、20℃を越え、いい季節になって来た。スタートはごっつあんミノー89F。シャローエリアで使える固定後方重心のフローティングミノー。釣れるルアーとも聞くが、これまで使ってみても釣果がなく出番が減っている。このままだとボックスの隅に追いやり、いつしか存在を忘れてしまう予感がするルアーだ。周囲をざっくりと探り反応がないので選手交代。蝦夷ミノー80グリフオンMRXポッピーエスタ70Sを試すが反応はない。

 水位が下がって来たので、本命ポイントへ移動する。予定ではボイルが始まるハズなのだが、ベイトの群れは見られずボイルが起きる気配は皆無。ボイルはなくともスズキは潜んでいる可能性が高いので、暫く粘ってみた。デプスレス75SSから始め、クロストリガースライドベイト90ZBLシステムミノー9Fタイダルなどを投入する。対岸では、餌釣りの爺さんが立て続けにキビレらしき魚を釣り上げており、エリア内で魚が全くいなくなった訳ではなさそう。それにしても、私の操るルアーへ魚の反応がないのは何故だろう…答えを見出せない。

 この時期は、子亀が出てくる時期であり、無防備に上流からプカプカと流れてくる。子亀はまだ泳力が弱く、私に気付いて慌てて懸命に逃げようとするが、上手に水中に潜れずいとも簡単に捕まえることが出来る。亀を見つけた後、目撃したのはタヌキ。河川敷をウロウロと歩き餌を探している様子。真昼間に出歩くなくなんて、警戒心が薄いヤツだ。キャストを重ねていると、今度は対岸からこちらへ向かって茶色い小動物が泳いできた。よく見るとイタチ。目で追い掛けていると、私のすぐ横に辿り着きブッシュの中に入って行った。結局本日は、夕方まで粘ってはみたものの、ワンバイトも得られずギブアップ。さて、明日はどうしたものか。


天気:曇り 水温:18.5℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ、コイ)

 朝イチで'11ツインパワーC3000HGの修理依頼でリールカスタム・ラボ☆erengeWorksさんへ郵パクを使い発送し、釣り場へ向かった。暫くは、'18ステラ4000MHGルナミスS809LSTという組み合わせ。「バランス的にどうなのさー?」と思いつつ、竿を振り始めたが全く問題なし。随分久しぶりにスーサンを持参したのでキャストをすると、1投目から根掛かり。やはりこのルアーとは昔から相性が悪い。周囲をざっくりと探ってラパラF5スライドベイト90ヨイチ80等を投げつつ、時合を待つ。

 午前中は、弱い風だが午後になると強い南風が吹く予報。早めにお昼ご飯のおにぎりを食べ、水位が下がりベイトが動き出すのを待つ。午後12時半、水位が丁度良さげになったので、本日のメインポイントまで移動する。予報どおり南風が強まり水面が波立ち始めた頃、ボイルが始まった。前日の功労者クロストリガーには反応がなく、ピーズファクトリーエスタ70Sを投入すると1投目でヒット。

 キャッチしたのは、ベイトをたらふく食っていた元気満点のスズキ(64cm)。可愛らしい表情と表層を独特のアクションでクネクネと泳ぐ姿が大好きなのだが、入手困難でロストが怖いため出番が少ないルアー(笑)。使えば釣れるので、今シーズンは覚悟を決めて出番を増やそう。ルアーを強風下で強いマリブ78に交換。間もなく、もさ~としたアタリの後、ステラのドラグ音が鳴り響くほど一気にラインが引きずり出された。お相手は本命魚ではなく明らかに巨鯉。
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 マイクロベイトに襲い掛かっているスズキ達を蹴散らし、川底の泥を巻き上げながら周囲を走り回る。先日のレンジバイブ45ESのようにライン切れで当たりルアーを失いたくなかったので慎重になる。足元まで魚を寄せて来るのに何分掛ったのだろうか。ぐったりしながら尾に刺さっていたルアーを外し、サイズを測ると90cmだった。

 ポイントが潰れたので、暫く上流へ移動し釣りを再開する。ZBLシステムミノー9Fタイダルに2バイトあったが、いずれもフッキングには至らなかった。いよいよ、爆風で荒れ模様となって来たが、ワンチャンスを期待してスライドベイト90を投げるとまたしてもバイトあり。ヨイチ80に交換するとガップリ食ってきたが、エラ洗いでフックオフ。風を背に受けるポジション取りをしてブルーコードC60蝦夷ミノー65クルーズSペンスーサンローリングベイト77を投げまくったが、空振りに終わり納竿とした。


天気:晴れ 水温:18.0℃ pH:不明
釣果:4匹(スズキ)

 前日の様子で再び同じ場所へと釣行。30分程度、潮の動きが遅れるのでこれを考慮して釣り場に立った。風向きは異なり、今日は南からの風が強く吹き、川の流れに逆らう風なので水面には白波が立ち、ベイトの姿は確認しづらい。トップバッターはハンプバックミノーFからスタート。前夜、その昔、管理釣り場シマゴンで使っていたトラウト用のルアー各種を眺め、幾つかボックスに入れてきた中の1つ。

 開始間もなく、岸際でボイルが2連発。50cmUPのフッコの姿を確認した。即座にハンプバックミノーFを撃ち込んだが反応ナシ。反応しないルアーをいつまで使っていても本命魚は釣れない。フェイクベイツ50SラパラCD3パニッシュ55FTDミノーSPパンチライン60を投入、この間も、度々ボイルするのだが見向きもされなかった。残忍ながら40分程で時合は終了したので、下流へと移動する。

 南風がモロに当たる潮回りの良いポイントで竿を振る。クルーズSペンワンダー80に続き投入したクロストリガーにガツンとヒット。ベイトを食い漁っている魚は元気満点、エラ洗いをしまくって暴れた。泥だらけになりながら岸に引き上げると、溶けかかったベイトを大量に吐き出す。完全な形を保っているベイトのサイズを測ると3.0~3.5cm、スズキのサイズは68cmだった。少しして周囲ではボイル連発。まさに時合の到来って感じでガバガバやり始めた。マイクロベイト(ハク)に襲い掛かっているスズキは70cm前後で、大きな捕食が鳴り響く。

 先程釣ったクロストリガーへの反応はなく、カラーをチェンジ。すると、いきなりヒット。明らかにサイズアップした強い引きに驚きつつも慌てずに対処する。キャッチしたのは70cm
水位がどんどん下がっており、ベイトの群れが上流から下って来ている様子。クロストリガーで届かないエリアをマリブ78でチェックしたが魚は反応しない。時合は短いだろうからテンポよく攻めたい。再びクロストリガーに戻すとドカンと出た。フック2本を伸ばした魚は70cmUPの良型だった。

 更なる追加を求めてクロストリガーを投げまくるがスレでしまった様子。そこでZBLシステムミノー9Fタイダルを試しに投入。ルアーを交換して数投目でガツンときた。水面には姿を見せず、水中で激しく頭を振りエラ洗いをしている様子。そして、ストラクチャーに向かって一気に走り出す。「そっちには行かないで~」って感じで、自分も魚に合わせて濁り水を掻き分け、ファイトするポジションを確保する。無事にキャッチした魚は70cm。まさにナナマル祭り状態だったが、魚は他にもいたのでグッドサイズの群れが入っていた。

 残念ながら、時合はこの魚を最後に1時間程で終了。午後2時過ぎに遅い昼食にする。飯も食わずに、ついハクのボイル打ちに熱中してしまった。河川敷に座り、周囲を眺めながらおにぎりを頬張り、午後の部はどうするか考える。水深が浅くなった上流側をあえて攻めてみることに決定。

 15分程度の休息の後、再び竿を握る。ハニートラップ70Sのストレートリトリーブから始め、ローリングベイト77の早巻き、ヨイチ80をブン投げ更に広範囲に探っていると深刻なライントラブルが発生。スプール上部にラインが乗っかっていること気付かず、フルキャストしたらラインが絡まった。ルアーを放置すれば高い確率で川底に根掛かりしてしまう。焦りつつ絡まりをほどく努力をしたがギブアップ。

 相当な長さのラインを手元で切り、両手を使ってラインを手繰り寄せ無事にルアーを回収。不調な'11ツインパワーC3000HGを騙し騙し使い続け、同じような失敗を繰り返さないためにも今回は終了宣言。リールは修理に出そうと心に決めた。多分、夕マヅメのベイトが浮いた頃合いで再び本命魚の活性が上がるハズだが、今回は諦めて釣り場を後にした。


天気:晴れ 水温:18.0℃ pH:不明
釣果:6匹(スズキ、ナマズ)

 朝食をゆっくり食べてからの釣行。釣り場は冷たい西風が吹いている。田植の代掻き水が流れ込んでいるので、水は茶色く濁っている。トップバッターはメガバスコアユ・スライドシンカー。水面直下をドッグウォークさせながら広範囲に探ったが不発。このエリアは魚っ気がないので、泥深い川底に足を取られながらノタノタと進み本日のメインポイントへ移動した。

 クロストリガーを投げていると、予想どおりにボイルが始まった。マイクロベイトに襲い掛かっているのは50~60cmのフッコ達。ここからは、いかに短時間で魚が反応するルアーを見つけられるかが勝負。実績のあるローリングベイト55ラファエルワンダー60を試したが反応はなく、メガバス・スモルトシャッドラップSR5ユラメキレッドペッパーJrもダメ。レンジバイブ55ESの早引きを試したら、1バイトあったがフッキングには至らなかった。

 いつしかボイルがなくなり、時合が過ぎたので諦めムードが漂うなか、マリブ78を投げ始めたらルアーを追尾して岸際で反転する魚影を確認。次の1投に勝負を掛けて指先に神経を集中してリトリーブ。フワッと違和感があり、すかさず巻き合わせ。直後に水面が割れてスズキが派手なエラ洗いをした。慎重に魚を引き寄せてキャッチ。サイズは58cmだった。追加を期待して素早くリリース。キャスト&リトリーブを繰り返していると、今度はナマズがヒット。しかし、引き寄せてくる途中でフックオフ。


 ラパラF9に交換し、ナマズがいた周辺でトウィッチをしていると爆裂バイト。先程バラした魚かどうかは不明だが、ナマズ(60cm)をキャッチ。フックを外す際、激しく暴れられて遊んでいるフックが人差し指にブスッと刺さり、ルアーを介して暴れるナマズと繋がってしまった。運良くフックは外れたが血だらけ。暫くの間、グッと指先を圧迫して止血した。

 指先は痛かったが釣りは続行。しかし、愛用している'11ツインパワーC3000HGの調子が悪くなった。巻取りの際にスプールの上部にラインが被り、ライントラブルが度々発生。これに加え、巻き始めの時だけ異様にハンドルが重くなる症状も出てとても気分が悪い。お昼になったので川岸に座っておにぎりを頬張り、リールの調子を確認するなどして一旦休憩する。どこに不具合があるか分からず、そのまま釣りを再開した。

 強い西風が吹き、水面が波立つ状況下、開始間もなくラパラF9にナマズがヒット。真昼間に腹がパンパンに張った70cmもある魚が出た。この魚を釣った後から再びフッコ達のボイルが始まった。テクニックなど関係なく、兎に角、ルアーをアチコチに投げて交通事故っぽくヒットするのを待つ。クロストリガーローリングベイト55クルーズSペンラパラCD7レンジバイブ45ESなど、持参したルアーを次々に投入してみる。ハンプバックミノーにコツンとあたりあり、再度同じ場所にルアーを通すとヒット。ボイルしているのはスズキなのに、釣れのは何故かナマズ(55cm)だった。

 ラパラF5マッチボウ100Fからマリブ78に交換し、広範囲を探っているとまたしてもナマズ(60cm)がヒット。狙っているのはスズキなので、ちょっとガッカリする。やはり釣りたいのはスズキ。ベイトサイズが極めて小さいのでアスリートS5.5を試す。すると念願のスズキがヒット。ルアーサイズに合わせた小さく華奢なフックを装着してあるので、何度もエラ洗いをするのでハラハラ・ドキドキの連続。ドラグを緩めに設定し無理なファイトはせずに徐々に引き寄せてキャッチ。目がギョロリと大きい68cmに大満足。これが最後になり、周囲は沈黙。気が付けばベイトの姿も消え失せていた。ダメもとでワスプスラローム80Sを投げまくって納竿した。


天気:晴れ後曇り一時雨 水温:14.5℃ pH:不明
釣果:5匹(ボラっ子)

 昨日、70cmUPを2本出したので、今日は少し早めに行こうと考えたのが失敗。丁度、通勤時間帯に重なり、むしろ運転時間は長くなってしまった。おまけに、前夜、突然まとまった雨がどっと降り、予想よりも水位が高く、しかも濁りが強く入っていた。見るからにダメっぽかったのだが、コケないよう慎重にウェーディングしながら移動していると、15m程先でベイトが弾け飛んだ。流れのヨレの中にボラっ子(ハク)の群れが集まっているようで、これに50cm前後のフッコが襲い掛かっていた。

 最初に試したのが、アイマ・ポッキー100。これにドカンと出れば展開は楽なのだが、マイクロベイトを捕食している奴らは一筋縄ではいかない。コモモ85SFカウンターZBLシステムミノー9Fタイダルワスプスラローム80Sに反応がなく、切り札のワンダー60も投入したが不発に終わった。時間の経過と共にベイトの群れが移動し、ボイルがなくなったので私も移動。泥水の中、川底に足を取られないように注意深く進み目的地に到着した。

 竿先にぶら下がっているワンダー60をヒョイと投げリトリーブ。ルアーを回収しピックアップの瞬間、大きなスズキが水面直下で大口を開けたのを目撃。思わず、うわっと声を上げてしまった。やはり昔から言われているように、ポイントに着いてからの1投目は大切に。気を抜いていると、貴重な1匹を逃してしまう。すかさずワンダー60を周囲に隈なく流し、指先に神経を集中したが後の祭り。反応はなかった。

 可愛らしい茶色のイタチが川を泳いで横切るのを目で追いながら、付け替えたラパラCD3をキャストする。今使っているタックルでまともに扱える最小ルアーがコレ。過去には、良型も連発した事があるのでボックスの中に常駐しているルアーだ。ベイトが集まっている場所にルアーを通すと、銀色にキラキラ輝くボラっ子、ハクが引っ掛かってきた。サイズを測ると僅か2cm。マッチザベイトの釣り方では、ちょっと限界がある。

 前日の功労者レンジバイブ45ESにも反応がなく、ラパラF9に交換してハクが2匹スレ掛かり。周囲では時々、ボイルがあるのでチャンスはあるハズ。水面でラパラF9をモジモジと動かしているとバコッと一度出たのだが、それっきりで終わった。ボイルするエリアに投げ込んだポップR(P50)ビートルナッツSラファエルは完全に無視され、フィンバックミノーを投入したらハクが2匹スレ掛かり。

 レンジバイブ45ESに戻し、リアクションバイトを期待して早引きをしていたら90cmUPの巨鯉を引っ掛け大変な事に。エリア内を走り回り、リールからどんどんラインを引きずり出す。挙句の果てにバチッとライン切れ。ファイト途中でトラグを触ったのがマズかったのか…。これで気持ちが折れ、最後にアスリート・ピンテールチューン5.5ラパラCD5を引きまくってギブアップした。


天気:晴れ 水温:13.5℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ)

 前日は丸一日しっかりと雨が降り、水量は多く、水温は一気に5℃近く低下した。少々危険を犯しつつ、水深があるエリアを抜けてポイントへ到着。到着して早々にボイルが予想どおり始まった。ベイトのボラっ子を食い漁っているのは60~70cmのスズキ達。高鳴る気持ちを抑えつつ、ラパラF9を投げたが完全無視。ベイトサイズは3cm程なので、マイクロベイト対策としてルアーサイズを落してみる。ラパラF5ZBLシステムミノー50SからラパラCD3までダウンさせたら出た!!

 極小ルアーを食ったヤツは結構デカイ。最初にエラ洗いをしなかったので巨コイを疑ったが、ファイト中に銀色に光るボディを確認し本命魚であることを確認。フックが小さいので無理は禁物。ドラグを緩めに設定しなおし丁寧に対応して岸にズリ上げた。力強いファイトで楽しませてくれたスズキのサイズは73cm。開始早々の1匹目としては、100点満点だった。まだ、周囲ではボイルが続いているのでチャンスはあるハズ。ラパラCD3を投げまくるが反応はない。

 再びルアーをラパラF9に戻してから、持参した各種ルアーを次々に投入してみる。ラパラCD7エスフオー7フラットラップ8ワンダー60ボラスト75ラファエルZBLシステムミノー50S等を投げたが本命魚からは完全に無視された。西風が強まり平均風速8~9m/s、最大瞬間風速はその1.5~3倍だと考えるとかなり強い。ルアーをDコンタクトに変えて、少し狙う水深を下げたらカツンとバイトがあった。フッキングには至らず、すかさず周囲に乱射したが不発。普段はあまり出番がないレンジバイブ45ESを取り出し、早巻きを試したらビンゴ。一発で食ってきた。猛烈なファイトを繰り返す魚をいなして無事にキャッチ。サイズは先に釣った魚とほぼ同寸の72cmだった。

 時間の経過と共に風向きが南寄りに変わり、寄せる波で岸際が濁ってきた。この濁りが徐々にエリア内に広がるとナマズが動き出した。コモモにナマズが連続バイトしたが、チョッカイは出すもののバックリとは咥えない。ZBLシステムミノー11Fタイダルシャロートプスワスプスラローム80Sを投入したが完全に見切られてしまった。状況が思わしくないので、キビレ狙いに変更して場所を移動。エスフォー7から始め、ラパラCD7に交換したところでキビレがヒット。しかし、ファイト中にフックオフしてションボリ・・・。他にも魚はいるハズなので、丁寧に探ってみたが反応はなく、午後1時半前に納竿とした。


天気:晴れ 水温:18.0℃ pH:不明
釣果:1匹(マゴチ)

 大潮は時合が短いので、タイミングを見計らってピンポイントで出撃した。風がなく、ウグイスが鳴き、まさに春本番って感じの日だが、日中は気温が随分と上がり暑くなるらしい。岸際にはボラっ子が群れ、大きなコイもウロウロしている。プレデター達はシャローエリアで餌を食べるので、ルアーにはさほど飛距離を求めない。スタートは昨日活躍したラパラF9から。トウィッチ、ストップ&ゴーなど、アレコレとアクションを試したが反応ナシ。続いて、フラットラップ8に交換して魚を探すが反応はない。

 そろそろ釣れ出す潮位なんだけど・・・と思いながらラパラF9を使っているとガツンと明確なバイトがあった。しかし、フッキングには至らず、周囲を丁寧に探っていると再びバイト。しかし、フッキングミスして、水面には魚が残した波紋が広がった。ルアーに反応する魚はいるので、捜索範囲を広げてチャンスを伺ったが反応はなかった。

 少し上流へと移動し、ラパラCD7でボトムを探っていたらヒット。ファイトが始まった瞬間、その引き方から相手はマゴチだと判明。水中で激しく頭を振っているのでバラさないように注意しながら岸際に引きずり上げてキャッチ。サイズは46cmだった。

 昼近くなり東風が吹き始めた。ルアーをXクロス95SSR-Fに交換し、ラパラCD7では届かなかった範囲を探査。反応がないので、シャロートプスを投入。Xクロス95SSR-Fでは届かなかったエリアもチェックしたがやはり反応はなかった。気が付けば午後1時近く。潮が切り替わり流れが緩くなってしまった。お腹も空いたので納竿とした。


天気:雨後曇り 水温:18.0℃ pH:不明
釣果:3匹(キビレ)

 今日から大潮。前日と同じパターンで釣りが出来ればと思い、昼までの勝負で出撃した。葦が群生しているシャローエリアからウェーディングをする。ワスプスラローム80Sで広範囲をザックリと探った後、CCプレデターでボトムを探ったが不発。少しずつ移動しつつキャスト&リトリーブを繰り返していると、数m先で突然ボイルが起きた。ルアーをポッピーに変えて、反応を見たが相手にされない。次は何を使おうか・・・とボックス内を見ている時に2連発ボイル。マイクロベイトに襲い掛かっているのは50cm前後のフッコだった。

 目の前にいる本命魚を狙いクロストリガーZBLシステムミノー50Sレンジバイブ45ESゾエア・ブレードラファエルポップR(P50)を立て続けに投入する。どれにも反応せず、思わず天を仰ぐ。今回は、ラパラフローティングミノーF9をボックスの中に入れて来たので試してみるとビンゴ!! ピックアップ寸前のルアーにガツンときた。遊びは一切せず、そのまま岸に抜き上げると、お気に入りカラーのパーチをガッツリ咥えていたのは、何故かキビレ(37cm)だった。

 フッコだろうがキビレだろうが、釣れたのは嬉しい。更なる追加を期待してラパラF9を投げていると、再びガツンと力強いバイトがあった。フッキングには至らなかったため、周囲を探っていると狙いどおりにヒット。またしても釣れたのはキビレ(36cm)だった。ストレートリトリーブよりも、トウィッチングを入れポーズの間を取った方が魚の反応が良い事に気付いた。シャローエリアを少しずつ移動しながら、ラパラF9を使って丁寧に探って歩くと3匹目(34cm)をキャッチ。釣るたびに魚が少しずつ小さくなるのが気になったが、満足度は高い。時計を見ると12時半を過ぎ、お腹も空いたので納竿とした。

 ラパラ・フローティングミノーは、昨今のルアーと比べると飛距離の面で明らかに劣るが、使いこなせれば無敵のルアー。1936年にオリジナルフローティングが作られて以降、世界中で愛されている理由は、いたって簡単。「このルアーは釣れる」の一言。タックルは昔に比べ随分と進化しており、軽いルアーでも飛ばせるので今シーズンは出番が多くなりそうだ。


天気:晴れ 水温:18.0℃ pH:不明
釣果:3匹(コチ、キビレ)

 前日まで足を運んでいた河川は、コンディションが悪そうなので今回は別の河川へ釣行。トップバッターはZBLシステムミノー11Fタイダル。このルアーは、近隣の中小河川で使うにはとても使い勝手が良く、しかも良く釣れる。永らく私の一軍ルアーボックスの中に常駐している。メーカーのカタログには未だに掲載されているが、頁内での扱いは小さく、釣具店店頭で見掛ける機会も減っているのでロストは避けたい。このエリアは根掛かりが多い場所であるため、ガマカツのツインフックを装着し万全を期して挑んだ。

 少しずつ移動しながらスローリトリーブを繰り返していると、モソッとアタリがあった。すかさず巻きアワセをしてフックセット完了。引き寄せると左右に大きく動きながらファイトする。最初にボトムから引きはがす感覚があったので、相手はヒラメかと思いつつ慎重に寄せてくると・・・派手な赤いブラジャーだった。フッキングした場所が絶妙な位置で、左右の大きなカップが水を掴んでいかにも魚っぽく泳いだに違いない。この河川流域では下着や水着を釣ったり、大人のオモチャなどが岸際に落ちているのを散見する。近隣にちょっと危ない心の持ち主が住んでいるのか、隣接市町の住人で通りがかりで橋の上から投げ捨てているのかも知れない。

 ルアーをラパラCD9に交換し、丁寧にボトム付近を探っているとガツンとヒット。先程のブラジャーのアタリとは全く違い、直ぐに力強く首を振ったのでマゴチだと分かった。最初の1匹は逃したくないので慎重に対処してキャッチ。サイズは32cmと小さかったが予想どおりのマゴチだった。更なる追加を期待してラパラCD9を投げまくったが、時間の経過と共に水位が下がり釣り場の雰囲気が変わってきた。

 沖にある馬の瀬までウェーディングし、旧型シャロートプスを投げる。良く飛び、良く釣れ、シャローで引ける根掛かりしにくいルアーなので自信をもって使える。直ぐに魚が反応して53cmのマゴチをキャッチ。マゴチは50cmを越える、結構良い引きをするので楽しませてくれる。続いて、25cmのキビレをキャッチ。立て続けに魚を釣り上げ大満足だ。

 因みにシャロートプスの使い方は、ボトムにルアーがタッチした時に、リトリーブを止めてルアーを浮かせてから再びゆっくりとリトリーブ。アップクロスでもダウンクロスでも良いのだが、この河川ではアップクロスに投げ、川の流れに合わせて引いてくるやり方に実績がある。因みにこのルアーには、同じ名前で旧型と新型があるが、お勧めは倒産する前の旧ザウルスが製造販売した旧型の方だ。

 その後は、ワスプスラローム80Sサーフェスワンダー120を使いながら、広範囲に探ったが反応ナシ。干潮の潮止まりを過ぎて流れが変わり、周囲から魚っ気がなくなった。水位が徐々に上昇してきたので、お昼過ぎに納竿とした。


天気:晴れ 水温:14.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 前日、今季初のキビレが釣れたので、今回は最初からキビレ狙いで釣行。スタートはダブルフックを装着したジャッカルRS225から。ボトムをコツコツと叩きながら探り始めたが、流れのある河川では少し使いづらい印象を受け、程なくラパラCD7に交換。暫く、良さげなポイントをチェックしたが反応がないので月虫SR(浮)に交換する。1時間半程、エリア内を探ったがワンバイトもないのでギブアップ。場所を移動した。

 水位は高かったが、少し無理をしてデイープなウェーディングしながらゆっくりポイントまで歩く。到着したポイントは潮通しが良く魚が集まる場所なのだが、周囲に遮るものがないため爆風が吹き荒れていた。気象予報だと風速6~7m/sらしいが絶対にもっと強いハズ。体がよろける位の風に翻弄されながらマリブ78を投げる。数投目でガツンとヒットしたが、多分、巨コイのスレ掛かり。一気に魚が走ってフックオフした。

 暫く粘ればワンチャンスあるかも知れないが、余りにも風が強くてギブアップ。再びディープウェーデングをして戻る。最初にキビレ狙いで竿を振った場所へと移動し、グリフォンMRX月虫SR(浮)を投げまくったがノーバイト。コイやボラは目にするが、ルアーに反応する魚は皆無。徐々に田んぼの代かき水が流入してきたようで、全域が濁り始めたのでギブアップした。


天気:晴れ 水温:15.0~16.0℃ pH:不明
釣果:1匹(キビレ)

 朝食を食べてから、午前中の干潮狙いで出撃した。今日の釣り場の様子は水位が低く、濁りは少なめ。ベイトも少なくボイルもなくて釣れる気はしない。トップバッターはスティッキー0。水面直下で左右にスライドさせながら広範囲を探ったが不発。続いて、ワスプスラローム80SビートルナッツSローリングベイト88SSSを投入。このあたりから南風が強まり、スマホで気象状況を確認すねると風速4m/sから7m/sになる様子。強風注意報も発令され、ちょっと嫌な感じがしてきた。1時間程、魚を探してみたものの、全く釣れる感じがしないので移動する。

 普段は通り過ぎて竿を出さないエリアでルアーを引いてみた。水位は低くポイントは絞りやすいので、ローリングベイト88SSSから月虫SR(浮)に変えて、ボトムにコツコツとタッチしながら引いているとビンゴ。開始間もなく、今季初のキビレ(34cm)が躍り出た。このエリアで顔を合わせる餌釣り爺さんとチョクチョク話をするのだが、「既にキビレが釣れている」という話は聞いていたので、そろそろルアーでも釣れるかと思っていたところでヒットした。

 更なる追加を期待して月虫SR(浮)を引いているとキビレらしき魚のチェイスあり。バイトまでは持ち込めず、見切られた感があったのでルアーをラパラDC7に交換。魚の反応があった場所を集中的に探ったが、不発に終わった。サスケSF75を試した後、再び月虫SR(浮)に戻し少しずつ移動しながらボトム付近をチェックする。ウグイなのかボラなのかハッキリしなかったが、ルアーに対し横っ飛びでバイトしてきたがフッキングには至らず。その後は全く反応がなく、天気予報どおり南風が猛烈に強まりキャストコントロールが難しくなったので昼過ぎに納竿とした。


天気:雨後晴れ 水温:16.0℃ pH:不明
釣果:1匹(ボラ)

 今日も潮があまり動かない小潮周りなので、釣果は期待せずに昼過ぎから出撃した。水位は低く流れは緩やかで、釣れる気はしない。トップバッターはカクーンSP、水面下で左右にルアーをスライドさせながら広範囲に探るが反応ナシ。ラパラF13フラットラップ8スモルトヨレヨレ等を次々と投げてみる。暫くしてボイルが始まった。しかし散発的で、スズキのサイズはフッコ級。追われているベイトの群れは小さく、少し物足りない感じがした。

 時折、40~50cmのボラが跳ねるので、スズキがボラを追い掛けているのかも知れないと、淡い期待を込めてキャストを繰り返す。マリブ78ラパラF9飛豚73プロップを投げた後、ローリングベイト88SSSを試すとヒット。しかし、エラ洗いせず明らかに本命魚とは違うファイトをする。ナマズとは違い引きに不思議に思いつつ引き寄せるとボラ(43cm)のスレ掛かりだった。その後は、小移動を繰り返し、魚を探す。ZBLシステムミノー9Fタイダルスライドベイト90を投げまくったが反応がなくギブアップした。


天気:晴れ 水温:15.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 スズキがベイトを追い掛けてボイルするであろう場所と時間帯は掴んでいるのだが、どうやって釣れば良いのか答えが出ない。前夜は自宅保管用ルアーBOXの中を眺めながら、アレコレとルアーを選定。携帯ボックスの中に詰め込んで朝食後に出撃した。ポイントに到着した時点では、ボイルしてないので時合待ちで、のんびりとしながらキャストを繰り返す。ザラパピーから始め、ラパラF13ラパラF7メガバス・スモルトレンジバイブ45ES等を試しているとボイルが始まった。

 ティニーポップR(P50)に反応はなく、ラファエルワンダースリム70フラッシュミノーを試すが反応ナシ。南風が徐々に強まる中、期待を込めてDコンタクトを投入。ストレートリトリーブやトウィッチングで誘ってみるがコツリともアタリはない。この間、マイクロベイトに飛び掛かる本命魚を度々目撃しているので悔しくて仕方がない。今日は干満の差が小さい小潮で、河川の流れが弱い。ボイルは前日に比べ物足りず、いつしか沈静化してしまったので納竿とした。例年、この時期はマイクロベイト対策に振り回されるが、「これなら絶対に釣れる」というパターンを見出せないでいる。果たして、答えはあるのだろうか。


天気:曇り時々雨 水温:15.5℃ pH:不明
釣果:2匹(ナマズ)

 前夜から雨が降っていたが、雨雲レーダーを確認しつつ雨雲が切れたタイミングで出撃した。釣り場でタックルを準備している最中、何処からか大きな捕食音が聞こえてきた。今回の雨でエリア内に良型のスズキが入って来ている様子。ワクワクしながら入水しポイントに向かう途中、窪みに足を取られズルッと滑って肩まで濁水に使った。起き上がる際、胸元からウェーダー内部に水がザザッと流れ込み、瞬く間に両足の先まで水が入り込んだ。


 まだ、竿を振ってもいない初っ端のトラブル。気持ちが凹んだが、こんな事でギブアップするのは如何なものかと思い、ウェーダー内に溜まった水はそのままでガボガボと音をさせながらポイントまで歩く。予想していたとおり、目の前でボイルが始まっており、水面では小魚が弾け飛んでいた。トップバッターはラパラF9。軽いルアーなので飛距離は出せないが、使いこなせれば絶大な威力があるルアー。丁寧なキャストを繰り返し、トウィッチ&ポーズを繰り返しているとルアーをピックアップする直前に足元でヒット。しかし、悔しいかなフッキングミスした。目の前だったので魚を確認出来たのだが、40cmUPのバスだった。降雨により塩分濃度が下がっているようで、上流にいるバスが下って来ている様子。

 気を取りなおし、スズキのボイルを狙ってラパラF9を投げていると再びヒット。ルアーをガッチリと咥えたのは、まさかのナマズ。サイズは50cmだった。気を取り直してルアーをラパラF7に交換し、本命魚狙いでキャストを始めると再びチャンス到来。今度こそはと期待したが、魚はエラ洗いをしない。グネグネと泳ぎまわりお相手はナマズであることを確信。ナマズとやり取りをしている最中も、近くではボイルしており気持ちは焦る。キャッチしたナマズのサイズは60cmだった。

 マリブ78ワンダー60には反応がなく、飛豚73プロップコモモ85SFカウンターに1バイトずつあったがフックアップには至らなかった。なんとしても1本出したいと思い、過去に実績のあるラパラCD5CD3スライドベイト90を試したが不発。いつしかボイルは沈静化し、魚っ気がパタリとなくなったので昼12時で納竿となった。


天気:曇り後晴れ 水温:15.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 3月31日付けで39年間勤めた静岡県職を無事に定年退職した。4月1日からは、完全無職のフリーな一般県民となり、飽きるまで釣りが出来る身分となった。本日は、退職後初の釣行。前日まで寒の戻りがあり、小雨が降ったが今日は回復。ワクワクしながら釣り場へと車を走らせた。メインポイントに向かうまでは、リップルポッパーで広範囲を探り、到着してからはピンポイント狙いでTKLPポーRC1で勝負する。時折、60cm前後のフッコがマイクロベイトに襲い掛かるシーンを目撃しテンションが上がる。

 ボイルする場所は決まっているので、飛豚73プロップザラパピーコンバットポッパーを使い集中的に攻めたが無反応。パンチライン60や中華製の小型シャッドも試したが、本命魚からは見向きもされない。ベイトの群れが下流へ移動すると、ボイルする場所も変わってくる。魚がいる場所は分かっているので、ヨレヨレユラメキラパラCD5CD3クロストリガーデッドフロート8コモモ85SFカウンターを投入。絶対に反応するルアーがあるハズだが答えに辿り着けなかった。下流へと移動し、ルアーに反応する魚を探す。マニック95ローリングベイト77コモモ85SFカウンターで様子を伺ったが反応がなくギブアップ。車に乗って別の河川へと移動。ラパラCD7ZBLシステムミノー9Fタイタルラビット90ドシャローで1時間半程、魚を探し回ったがワンチャンスもないまま納竿となった。


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