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擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>2007年11月


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:0〜5匹(スズキ、ヒラメ、コチほか)

 今年で6回目を数える「ぎじたまSEABASSダービー」のスタート。当初の目標は、参加者60名、検量へ持ち込まれる魚は20本、優勝ラインを80cmUP、優秀者への賞品総額は12万円を設定していた。しかし、事前申し込み段階で参加者は76名を数え、当日飛び込み参加を含めると90名近くなることが予想された。

 思い起こせば、当大会の準備開始は3ヶ月以上前の8月上旬から。開催日は近隣でのイベント開催予定を調べた上で日程を調整。豪州遠征帰国後の週末にするか1週間ズラすか迷ったが、準備期間を考慮しつつ大潮周りの今回の日程に決定した。例年同時期開催の狩野川シーバスダービーが、10月下旬に移行したら台風20号の影響で中止に追いやられたこともあり、天候が随分気になっていた。しかし、私の心配をよそに当日は風もなく穏やかに晴れ上がり、イベントを開催するには絶好の日となった。

ジャンボ・ラパラ 5KB 協賛については、近隣の釣具店に足を運んでお願いするとともに、国内釣具メーカーなど40社以上に手紙を送って依頼し、協賛社を新規開拓。これと同時に、磐田市役所福田支所で公園使用の許可申請とテント借用の申し込みを済ませる。今年は、奮発してチラシをコーティングするラミネーター機と折り畳みアルミ机を新たに導入。下準備が整った段階で、作成したチラシの配布や諸先輩が運営する釣り関係ホームページやブログで開催を案内した。

 今年の問題点は電源確保の目処が立たなかったこと。打開策として電池式蛍光燈タイプのランタンを多数購入しての対応となった。参加者からは参加費を徴収していないので、これら経費は全て自分のサイフから持ち出し。我ながら、「よくまぁ、やるなぁ〜」って感心する。開催までに飛び越えた大小様々なハードルを数え上げればキリがない。やっとこの日を向えたって感じだ。

参加者 6KB 身近な釣り友たちの協力を得て、予定時間までに大会本部を無事に設営。今年は静岡、焼津、島田、吉田、牧之原など県中部地区や愛知県の豊橋、名古屋からのエントリーも目立ち、よりワイドな大会となったことが特徴。総参加者数は当日欠席者が3人出て90名に惜しくも届かない87名となった。

 午後6時前、最初の1匹目を検量に持ち込んだのが磐田市在住の寺田さん。この1匹が持ち込まれて事務局としてはホッと一息。しかし、後が続かず参加者皆さんが相当苦戦している様子が伺われた。潮が良く動く大潮とはいえ、満月が晧晧と水面を照らす晴天で無風条件。こんな時は短い時合を確実に捕らえた釣り人のみが、魚をゲットすることが出来るハズ。真夜中までにパタパタと持ち込みがあったが、展示用にラパラ・ジャパン社からお借りしたジャンボ・ラパラ(75cm)を越える魚は残念ながら皆無だった。こんな中、私が注目したのは袋井市の柳沢さん(2位)の動向。明らかに他の参加者と釣法が異なり、9cm程のミノーをトウィッチングして魚を次々に検量へ持ち込んだ。また、2年連続当大会で優勝し、3連覇を淡々と狙っている小川さんも確実に魚を釣っている様子で目が離せなかった。(その時の様子はダービー専用掲示板を参照)

ヒラメ 6KB 当大会は「開催者本人が優勝したいために始めた」という裏話があるが、参加者が増えるにつれて釣りが出来る時間がなくなってストレスが溜まるばかり。途中、数回テントから抜け出して極短時間竿を振ったが、真夜中のド干潮時にリップルポッパーを2度も根掛かりさせて冷や汗をかき、場所を変えて挑んだ場所では、短い時間の時合の時にローリングベイトへの貴重な1バイトをフッキングミスして涙を飲んだ。

 夜がすっきり明けた午前7時頃からは参加者の皆さんが次々と魚を持ち込んできた。1mのスズキを描いた手製の検量台に載せられる魚は大小様々。午前7時半を過ぎた頃には、当初の心配をよそに、ジャンボ・ラパラを越えるサイズが登場。また良型のヒラメやコチも持ち込まれ、本部前はとても賑やかになった。午前8時に検量終了。直ちに集計へと移行したが、電源がないためPCやプリンターが使えず、外道魚を含め40匹を越える魚の測定データのチェックや順位付けに30分も要した点は次年度以降の課題となった。

2007優勝者 6KB 午前8時半から表彰式を開始。優勝した豊橋市の夏目さんには、優勝杯と推定総額21万5千円以上、100個を越えるルアーと数々のグッズを手渡した。2位以下には協賛釣り具店・メーカーから頂いた370点以上の賞品、推定総額68万5千円以上を提供。合計の推定総額は90万円以上となった。因みに、今年の目玉はウォーターランド提供の税込みで1着9千円〜1万円もする20着以上のジャケット(ロングタイプとウェーディング用ショートタイプ 2種類)だ。夜通しの健闘空しく結果を出せなかった人達には、バークレイ社から送っていただいた新商品ファイヤーライン専用ショックリーダーを提供。この商品、雑誌では目にするが近隣釣具店では未だ取扱っていないので注目度が高かった。

 本年も無事に大会を終了することが出来て胸をなで下ろす。来年は磐田市からテントを借りられないので、新たな対応を考えなければ・・・。因みに今年は、「テントの貸し借りは平日のみ」とのお達しがあった。そのため、「木曜日の午前中に仕事を休んで市役所へ出向いてテントを借り、月曜日の午前中に再び仕事を休んでテントを返しに行く」という、まっとうな勤め人にとっては非常に辛いことになった。市町村合併の弊害が年を経る毎に出てきて厳しいものがあるが、今後も参加者皆さんのバックアップを得ながら、釣り人の目線に立った大会を開催しようと思う。(大会当日の実況はダービー専用掲示板を参照、大会結果はこちらを参照。)


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:0匹

 連日40℃を越えていた猛暑の中で釣りをしていた豪州から帰国し、余りの寒さに体が震え上がった。この一週間は体調管理に気を使いつつ仕事をザクザクとこなし、やっとの思いで週末を迎えた。日中は翌週に迫る「第6回ぎじたまSEABASSダービー」の準備で東奔西走。ついでに豪州でお世話になったガイドからオーダーのあったルアーを買いあさると共に、私の不在だった期間中の釣り場情報を収集した。

 聞けば某所では連日80cmクラスが続出。90cmUPも出現したらしい。しかも未だにその傾向は続いているとのこと。釣り方はコノシロの大群を掻き分けながらザブラバイブレンジバイブを引きまくるというコノシロ・パターン。一方、河川内ではポツポツ上がる程度でイマイチの様子。釣り人のほとんどがサーフで等間隔に並んで竿を振り、エサ釣りのおっちゃん達が「竿を出す場所がない」と嘆くほどだ。

 好釣果話で満腹になりつつ晩飯を食べてから出動。なんとなく塩っ気のあるサーフでの釣りが苦手な私は、某所でひっそりと竿を振る。時折、はるか洋上で雷が光るが、頭上はスッキリと晴れ渡り無風状態。静かな水面上をゆっくりと引き波を立たせながらスーパーシャッドラップトリプルインパクトTP-0014を泳がせる。気が付けば開始から2時間が経過。小ボラの大群が押し寄せ水面が賑やかになってきた。「チャンス到来!」と気合を入れてスーパーシャッドラップをブン投げたら、身近にあったマンメイドストラクチャーにルアーをクリーンヒット。慌てて回収すると、ボディがベッコリとえぐれて凹んでおり思わず涙が出そうになる。真夜中近くまで小ボラの群れを追いかけつつ持参したルアーをアレコレ試したが、1チャンスもなくギブアップとなった。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:16〜24匹(バラマンディ、キングサーモン、ブルーサーモン、マッドクラブ)

 片道2日掛けてケアンズの西方800km、巨大バラマンディの聖地Karumbaへ。豪州人2人とともにキャラバンパークへ連泊し、気温40℃以上、4日間もハエ地獄の中でソルトウォーター・バラマンディを狙う。詳細は豪州釣行記をお楽しみに。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:0匹

 午後5時過ぎ、夕マヅメからの釣行。このところ、どっぷり嵌まっている大型ルアーをメインにして表層を探る。このエリアに潜んでいるスズキの餌は、無数にいるボラたち。ベイトのサイズが15〜20cmなので、勿論使うルアーもこのサイズ。先ずは実績のあるスーパーシャッドラップトリプルインパクトTP-0014からスタート。周囲が完全に暗くなると、何処からともなく小ボラの大群が押し寄せてきた。

 突然、近くで捕食音が鳴り響く。狙っている魚は確かにいるようなのでルアーをアレコレ交換しながら様子を伺う。Sフォービリーバーデビルリッパージンガを引きまくるが見向きもされない・・・。攻める水深を下げるため、K-TEN BKF140エンゼルキッズ140グース140FロングA(16A)を繰り出すが、期待したドラマは起こらずギブアップ。無風で水面が穏やかな状況では、さすがにちょっと攻め方を変えないとダメかな。


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