フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2010年12月


天気:晴れ時々大雨 水温:29.0〜30.3℃ pH:不明
釣果:229匹(バラマンディ、トレバリー、クイーンフィッシュ、マングローブジャックほか)

 真夏のクリスマスを迎える豪州で17回目の遠征釣行、トッププロカイド達と共に釣り三昧。ケアンズ近郊の河川、ヒンチンブルック島で怒涛の8日間連日釣行。出国時、予定していた成田・ケアンズ便が欠航。一旦、ゴールドコーストまで飛び、ケアンズに折り返したり、帰国便が遅れて成田のホテルで一泊するなどトラブル連発。

 "雨男"が渡豪しただけあって、ガイドが嘆くほど、連日の大雨。コンディションは激渋だったが、船上では20種類程の豪州魚を229匹、この内バラマンディを70匹キャッチ。釣行最終日には、豪州在住の静岡県出身ジャックと竿を交えるなど、盛り沢山の遠征になった。(記録的な大洪水発生)


天気:晴れ 水温:13.5〜15.0℃ pH:不明
釣果:0〜3匹(ボラ、ウグイ)

 今日は朝から穏やかな日になった。午前10時過ぎに後輩Nと合流し、河川に残っているかもしれないセイゴとメッキを探す。Dコンタクトユラメキを使って、少しずつ移動しながら魚を探すが全くアタリはない。周囲や水中を眺め回してもベイトの気配すらないため、早めに見切りをつけて次の場所へと移動。ここは先程とは違い、セイゴらしき魚が時々ライズしている。足場が高く、魚が小さいようなので使うルアーが限られる。Dコンタクトユラメキは扱いにくいので、クルクル・イモートリップスライドを試すが不発。ボックスの中をかき回し、片隅に入っていたバンジーキャストメタルスプーンを試すと、フォーリング中にカツンと鋭いアタリ。しかし、フッキングには至らない。

 後輩Nも私と同じように大苦戦。魚がいるのが判っていても、食わせられないのは非常に悔しいのだ。いつしか流れが止まり、セイゴのライズもなくなったので、この場から退散。午後からはフレッシュウォーターエリアでウェーディングすることにした。タックルをシマノのディアルーナS809LST+ツインパワー2000から、ウエダCPS-892FX-Ti+ステラ3000に持ち替える。ここではナバロンからスタート。魚が潜んでいる流れを丹念に探ったが不発。続いてハニートラップ・カルトラのスローリトリーブで反応を見るがこれまた不発。久しぶりにサルディナ127Fを試していると、ガツッと引っ手繰られるようなヒット。しかし、スズキとは明らかに違うファイト。銀色に輝く魚を徐々に引き寄せるとルアーは背鰭付近に掛かっている。魚は45cm程のボラだった。

 これぐらいのボラがいればスズキが入っていそうなものだが、それらしき反応はなくギブアップ。次の場所へと車を走らせる。使う竿をディアルーナS809LSTに戻し、ユラメキをセット。狙うのはセイゴやウグイ。サイズは不問で、とにかく1匹釣りたいという気持ちでウェーディングを開始した。何の反応もないまま30分が経過。相棒Sが参戦し、3人が広範囲に散らばって竿を振る。ワンチャンスもないまま、私はヤボ用のため小一時間ほど戦線離脱した。戻ってからも状況は変わらず、夕マヅメに期待していたベイトの群れが姿を現さない。どうやら、金曜日に天気が大荒れになって以来、川の中から魚がパッと姿を消してしまった様子。

 ワンダースリムを試すと1投目で明確なバイト。しかし、これはフッキングには至らずガックリと首をうなだれる。潮位変化に伴って魚が回って来たようで、指先に神経を集中する。横で竿を振っていた相棒Sがヨレヨレ40cmUPのウグイをキャッチ。私のルアーにバイトしたもの、きっとウグイなのではないか。時を同じくしてヨレヨレを使っていたのだが、こちらにはカスリもしなかったため、ユラメキに戻す。流れのある場所を狙ってキャストを続けていると、明確なバイトが数回あった。しかし、いずれもフッキングには至らず、思わずうめき声が出る。一方、相棒Sはユラメキワンダースリムでウグイを2匹追加。後輩Nは、未だ魚の顔を拝めていない。

 最後の勝負を掛けて後輩Nと釣り場所を移動。常夜灯の明暗部に集まって来るセイゴ狙いに切り替えた。しかし、期待していた流れがなく、魚っ気もない。30分もしない内に見切りをつけて、昼間足を運んだ釣り場へと車を走らせた。小さなベイトがピチャピチャやっているのだが、ルアーに反応する魚はいない。エサ釣りの2人組に様子を聞くと、底ベッタリを狙わないと難しいとのこと。バケツの中を拝見すると、40cm弱のコチとキビレが数匹入っていた。いつもなら表層でセイゴが食ってくるけど、今日は全くアタリがないとのこと。
 
 魚がいないのではなく、私達の魚へのアプローチ方法に課題がありそう。しかし、自分達のスタイルで釣れる魚が必ず何処かにいるハズ。少しずつ移動しながらルアーに反応する魚を探した。レンジバイブブルースコードワンダーなど、当エリアで実績のあるルアーを使い、広範囲に探りを入れたがワンチャンスもなく撃沈。これで2日間、竿を振ってボラのスレ掛かり1匹のみで終了。早く豪州遠征でウハウハ気分を味わいたい気持ちで心の中が一杯になった。


天気:晴れ 水温:14.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 西風が吹き荒れる中、午後から釣行した。前日は急激に発達した低気圧の影響で大荒れ。各地で風雨による被害が出たほどだった。河川は濁流渦巻く激荒状態かと思いきや、それほどでもなかった。魚っ気は見られなかったが、取りあえずDコンタクトからのスタート。少しずつ移動しながらキャストを重ねるが反応はない。御挨拶がてら先行者に様子を聞くと、開始早々に1匹釣っただけで後は全くダメとのこと。クーラーの中の魚を見せてもらってビックリ。巨大なクロダイ(50cm)が入っていた。このポイントでこれほどのサイズのクロダイは未だかつて見たことがなかったので、面食らいつつキャストを再開する。

 50cmものクロダイは、滅多に釣れるシロモノではないだろうが、淡い期待を持って魚信を伺う。ルアーをDコンタクトからユラメキローリングベイトへとローテーションをしてみたが反応はない。粘っても無理っぽかったので次の場所へと車を走らせた。ここでは、夕マヅメのセイゴ狙いでユラメキワンダーを使って魚を探したが不発。魚は何処かに隠れてしまったようなので、更なる場所へと移動する。確実に魚がいるハズの場所に陣取り、アスリート・ピンテールチューンを引き倒したが、これまた不発。前日の雨で、このエリアからもゴッソリと魚がいなくなってしまったようだ。

 最後の望みを掛けて最初の場所へと戻り、蝦夷ミノーをキャストをするがアタリはない。強い風のおかげで徐々にテンションが下がり、帰りたくなってきた。最後の勝負でZBLシステムミノー11Fタイダルを投げまくったがワンチャンスもないまま、ついにはギブアップした。水温はさほど下がっている様子はなく、濁りも酷くないのだが河川から魚が消えてしまった状況。これはちょっと困ったぞ。


「Fishing Report」の目次に戻る。 
トップページに戻る。 
私へのメッセージは こちら へどうぞ。

   
Copyright (C) tamatebako